JPH05335057A - シムソケット用金属ラッチ - Google Patents

シムソケット用金属ラッチ

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JPH05335057A
JPH05335057A JP3201332A JP20133291A JPH05335057A JP H05335057 A JPH05335057 A JP H05335057A JP 3201332 A JP3201332 A JP 3201332A JP 20133291 A JP20133291 A JP 20133291A JP H05335057 A JPH05335057 A JP H05335057A
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    • H01R12/7029Snap means not integral with the coupling device

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】シムを保持するための金属ラッチを伴なうシム
ソケットが提供される。 【構成】ソケットはシム受け入れスロット及び接触ビー
ムがスロット内に伸張する複数のターミナル30を有す
るハウジング12を含有する。シムは、最小限の挿入力
で第1の角度のある配列でスロット28内に挿入され、
それぞれのターミナルの接触ビームとの高質電気接続を
達成するための第2配列に回転される。シムをソケット
内で望ましい角度の配列に解放可能に保持するために、
金属ラッチが具備される。ラッチは金属素材の統一片よ
りスタンピング成型され、ハウジングの組み付けポスト
の回りに組み付けられるハウジングかみ合わせ部分及び
偏向可能なシムかみ合わせ部分を含有する。ハウジング
はシムかみ合わせ部分について許容される偏向のタイ
プ、及びレンジを制御するための壁を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシム(SIMM)ソケッ
ト用金属ラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通りテレコミュニケーション装
置、コンピューター及びその他の電気装置は、互いに接
続される回路板の配列より成る。回路板は、各々複数の
ICチップ或いは、電子記憶手段を配置した堅固で平坦
な材質より成る。回路板の上のこのアクテイブな回路
は、別の回路板に組み付けられるソケットとのかみ合わ
せを可能とするために、平坦な材質の一方のヘリに沿っ
て電気的に接続される。この関係において、ソケットが
組み付けられる回路板は、一般には母板と呼ばれる。他
方ソケットにかみ合わされる板は、娘板と呼ばれる。例
えばエッジカード、シップ(Single in−li
ne package)、回路モジュール、付加メモリ
ーモジュール、或いはシム(Single in−li
ne memory module)などである。明細
書の整合性の上から、ソケットにかみ合い可能な板は、
ここではシム(SIMM)と称し、それに対して、対応
するソケットはシム(SIMM)ソケットと称すること
にする。
【0003】この用語は、そうしたエッジコネクター及
びこれとかみ合い可能な板を全て包括するように意図さ
れている。
【0004】先行技術のシムソケットは、複数の電気伝
導性ターミナルを収容する。各々のターミナルは、板上
の回路に半田付けされるか、別の方法で接続されるボー
ド組み付け部分及びシム上の特定の伝導性エッジ地域と
電気的に接触するための対となる部分を含有する。シム
はこれが配備される電気装置により実行可能な機能を変
更するためにしばしば除去され交換される。加えて、シ
ムは、その上の多数の回路のうちのいずれかが故障した
場合、或いは電気装置の他の場所のトラブルシューライ
ングを行なう場合に除去できる。
【0005】先行技術のシムソケットは、これをソケッ
トに、或いはこれより一般的に線型に押し込み引き抜く
ことにのみ依存していた。より具体的にはシムのヘリの
ソケット内への移動により、ソケットのターミナルの接
触ビームが抵抗的に偏向し、その結果としてシムのヘリ
に沿う伝導性地域に抗する接触力をかけてしまうことに
なる。
【0006】シムの先行技術ソケットへの挿入中、その
挿入力により脆弱なターミナルに傷がつく可能性があ
る。その結果として挿入力を除去、或いは低減するため
にシムソケット、及び他のエッジコネクターが開発され
てきた。
【0007】極めて望ましく効果的なシムソケットの場
合、これが最小限の挿入力で第1の角度において挿入で
き、又結果的にターミナルの抵抗性接触ビームとの高品
質電気接続を達成するため、回転して第2の角度に入れ
られる。これ等のより新しい先行技術のシムソケット
は、ソケット内のターミナルとの高品質電気接続に対応
する配列に、シムをロック式ではあるが解放可能的に保
持するためのラッチ手段を含有する。この一般的タイプ
の望ましいシムソケットは1986年3月11日ワルス
等に付与された米国特許4,575,172、及び19
87年12月15日レグニア等に付与された米国特許
4,713,013に示されている。上記の特許は双方
共、本出願人に譲受されている。
【0008】上記記載の特許の各々では、シムソケット
がその中に組み込まれたターミナルを有するプラスティ
ックハウジングにより定義される。ハウジングはシムソ
ケットをこれにロック式に保持するため、回路板の組み
付けアパーチャーに受け入れ可能であるプラスティック
の組み付け合くぎと一体的に鋳造される。典型的な合く
ぎは回路板のホールを通しての挿入時に初期的に偏向
し、その後にソケットを板上に保持するために、非偏向
条件に抵抗的に復帰する対となる偏向可能脚部を定義す
るために配備される。
【0009】上記記載の特許に示されるシムソケット
は、シムが回転してその完全な位置配列にもたらされる
時にシムによりかみ合わされる勾配のつけられた前方面
を有する偏向可能なプラスティックラッチを含有するよ
うに一体的に鋳造される。シム及び各々のラッチの前方
面の間に発生する傾斜力により、ラッチは相互より遊離
するように強制され、シムの継続回転が可能となる。シ
ムが完全に座すと、プラスティックラッチはシムをソケ
ット内に保持するために抵抗的に非偏向配列に復帰す
る。先行技術のシムソケットのプラスティックラッチの
場合は、シムの除去を可能とするためには、手動で回転
させて相互より遊離させなければならなかった。
【0010】上記説明のシムソケットは、コンピュータ
ー、改良テレコミュニケーション装置、及び記憶回路を
必要とする他の電気装置の普及という観点より、例外的
な商業上の成功を享受してきた。しかしシムソケットが
より広く使用されるにつれて、ソケットの意図される作
動にあまり慣れていない人達により使用されるようにな
ってきたということが判明した。特に技術者、コンピュ
ーターの使用者等々の人達は、シムを除去するためにシ
ムソケットラッチを、全く過剰偏向させて、ラッチをそ
の根元でパチンとはずしてしまうことが判った。この問
題に答えて、実質的に全てのシムソケットメーカーは、
シムソケットラッチが相互より回転して遊離できる間隔
を制限するために、個別の過剰ストレス防止壁を組み込
んだ。過剰ストレス防止壁は、例えば1989年5月2
3日ブラウンに付与された米国特許4,832,61
7、1989年7月25日ワルカップ等に付与された米
国特許4,850,891、1989年5月2日ガント
ウエイトに付与された米国特許4,826,446に示
されている。
【0011】シムソケットの偏向可能プラスティックラ
ッチ、及び過剰ストレス壁の組み合わせでも、シムソケ
ットの使用に係わる問題は除去されなかった。特にユー
ザー達は、シムをただラッチに抗して回転させること
で、これを除去しようとし、その際にシム及びラッチの
双方にどちらの構造もが、意図されていなかった力をか
けてしまうということが判っている。これ等の回転力は
シムの回路に損傷を与え、又ラッチをパチンと折ってし
まう可能性がある。別のユーザー達はラッチを手で相互
より遊離させるのとは反対の方向に回してしまう。ラッ
チにかけられるこれ等の手動の力は、シムに損傷は与え
ないがラッチを壊してしまうことがある。更に別のユー
ザー達は、スクリュードライバーを使用して、より以上
に高いレベルの不適正な力をかけてしまう。破壊を避け
るプラスティックのシムラッチを考案しようとの試みが
行なわれたが、その結果は複雑すぎて偏向ができないラ
ッチ、シムをソケットに適正に保持できないラッチ或い
は、ほんのわずかな回数の挿入及び除去を繰り返しただ
けで故障してしまうようなラッチのいずれかであった。
【0012】ラッチの破壊に関連する問題に加えて、シ
ムソケットはソケットを回路板に固定するためのプラス
ティック組み付け手段の破壊をも経験した。特に組み付
け合わせくぎは回路板への組み付け中に容易に偏向する
程十分に弾力的でなければならない。一方でソケットを
定位置に保持するのに十分に強力でなければならない。
回路板に相対するシムソケットの運動はいずれもソケッ
ト内のターミナル、及び回路板上の伝導性地域の間の半
田付けされた電気的接続部の故障を引き起こす可能性が
ある。
【0013】プラスティックの組み付け合わせくぎは、
輸送或いは初期の組み立て作業中に壊れることが判って
いる。結果として、ソケットは拒絶されるか、ソケット
を板に適正に保持できない壊れた組み付け合わせくぎで
組み付けられるかのどちらかである。
【0014】そして、シムはいくつかの異なる厚さのう
ちのいずれかを引き受けられ、又異なる強度特性を有す
る素材より製造できる。シム特性におけるこれ等の変動
により、シムソケットについて異なるラッチ仕様が必要
となることがある。特にシムソケットの後部壁、及びラ
ッチのロック面の間の相対的距離はシムの厚さに従って
変動しなければならない。加えて、ラッチの弾性もシム
の相対的強度特性に従って変動しなければならないかも
しれない。プラスティックシムソケットは全て、これ等
各種のデザイン面の要求事項を達成するために再整備で
きる。しかし、このタイプの再整備は費用が高く、時間
も喰う。
【0015】ラッチがソケット内のシム受け入れスロッ
トに実質的に直交して伸張する平行軸の回りで偏向する
ように、ラッチの偏向をより積極的に制御することが望
ましいと考えられている。シム受け入れスロットに平行
して伸張する軸の回りでのラッチの偏向の積極的な防止
は避けるべきである。同様に各々のラッチのねじれも防
止されるべきである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記を考慮した上で実
質的に破壊を防ぐラッチ手段を有するシムソケットを提
供することが本発明の目的である。
【0017】本発明の別の目的は容易に偏向可能であ
り、積極的ロッキングを供し、破壊を避けるシムソケッ
トラッチを提供することである。
【0018】本発明の付加的な目的はソケットを完全に
再整備することなく、異なる寸法、及び強度特性の板を
収容できるシムソケットラッチ手段を提供することであ
る。
【0019】本発明の更に別の目的は、それに不適正に
かけられる力よりの損傷力に積極的に抵抗するラッチ手
段を有するシムソケットを提供することである。
【0020】更に本発明はこれのモメントアームに合わ
せた変動を容易に許容するシムソケットラッチを提供す
ることをも目的とする。
【0021】更に偏向を達成するために必要な力を実質
的に増加することなく、その長さに沿ってのねじれに抵
抗するシムソケットラッチを提供することも目的とす
る。
【0022】そして、単一軸の回りの偏向に積極的に制
限されるシムソケットラッチを提供することも目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明はソケット用の金
属ラッチ、及びこれに確実に組み付けられたそうしたラ
ッチを有するソケットに向けられている。本発明のソケ
ットは対極する長手方向の端部、端部間に伸張する長手
方向に配列される前部、及び後部壁、長手方向に配列さ
れる板かみ合い面、及び対極して長手方向に配列される
対となる面を有する、延長された非伝導性ハウジングを
含有する。対となる面はシムのヘリを受け入れるための
長手方向に伸張するスロット、或いはヘリに沿って伝導
性地域を有する他の回路板を定義する。
【0024】本発明のシムソケットは、更に複数の電気
伝導性ターミナルより成る。各々のターミナルはシムソ
ケットハウジング内のスロットのそれぞれ対極側面に配
備される一対の接触ビームを含有することが望ましい。
接触ビームは最小限の挿入力で第1の配列においてシム
のヘリを受け入れ、又ソケットの接触ビームがシムの分
離した伝導性エッジ地域と電気的に接触する第2配列に
シムが回転して入れるようにする形態となっている。各
々のターミナルは、更にターミナルをハウジング内にロ
ック式に保持するための手段、及び回路板上にプリント
された、或いは他の方法で配備された分離回路手段への
電気接続のための、回路板内の対応するホールを通して
伸張するように配備されるソールダーテールといったよ
うな接続手段を含有する。シムソケット用の特に効果的
なターミナルは上記記載の米国特許4,575,172
に示されている。
【0025】本シムソケットは、更にこれをその完全に
挿入された配列に正確に位置させ、又選択的に保持する
ための、これの各々の対極する端部における手段より成
る。シムソケットの各々の端部における保持手段はシム
及びソケットのターミナル間の最適の接触のための配列
に相応するシムの回転に対する制限を定義するための堅
固な後部壁より成ることが望ましい。後部壁は回路板の
平面に実質的に直角であってもよい。
【0026】代替的には偏平なシムソケットの場合は回
路板の平面に対して、約20度〜25度というような鋭
角で配置される後部壁を含有しても良い。シムソケット
の各々の後部壁は更にシム内の相応した寸法のアパーチ
ャーとかみ合うための、前方向に伸張する突出部を含有
しても良い。後部壁の突出部はターミナルのシムのヘリ
に沿う関連接触地域との正確な整列を確保するために、
シムソケットのスロット内に長手方向に配置する機能を
果たす。突出部は同様にシムがソケットのスロットより
不適正に引き抜かれることを妨いだり、意図せずに振動
してスロットから抜けてしまうことを妨ぐ機能をも果た
す。
【0027】シムソケットは、更にシムをソケットの後
部壁に隣接してその完全に挿入された配列に保持するた
めの金属ラッチより成る。各々のシムソケットはシムソ
ケットハウジングの端部に近接してそれぞれ組み付けら
れる一対のラッチより成ることが望ましい。各々のラッ
チは抵抗性金属素材の一体片よりスタンピング成型して
作っても良い。ラッチはこれをハウジング上の相応する
構造にロック式に保持するためのハウジングかみ合わせ
手段より成っても良い。特にシムソケットハウジングの
各々の端部はこれと一体であり、ラッチのロック式かみ
合いのための構造となっているラッチ組み付け手段を含
有しても良い。
【0028】各々のラッチは更にシムを完全挿入に相応
する配列に確実に、しかし解放可能にかみ合わせるため
の選択的に偏向可能なシムかみ合わせ手段を含有しても
良い。
【0029】シムかみ合わせ手段は後方向に面するロッ
キング表面:挿入中シムによりかけられる力に応答し
て、これの自動的偏向を促進するための前方向に面した
傾斜表面:及びシムをソケットより除去するためのラッ
チの偏向を許容するための横方向に面する起動表面を有
する選択的に偏向可能なラッチアームを定義しても良
い。ラッチは前方向に面する傾斜表面に対するシムの挿
入力に応答するラッチアームの正確な運動を確保するた
め、シムソケットの1つ或いは複数の表面との摺動接触
で配置されても良い。以下により詳細に説明するよう
に、ある望ましい実施例ではラッチはシムソケット上の
対応する表面との摺動関係で配置される一対の間隔をお
かれて分離した表面を具備することもできる。シムソケ
ット、及びラッチのこれ等の摺動的にかみ合い可能な表
面は、ラッチの偏向の望みの軸に直交して配列しても良
い。このように望みの軸の回りでのラッチの偏向はラッ
チのシムソケット上の相応する表面との摺動可能なかみ
合いにより確保される。
【0030】ラッチのその長さに沿うねじれは、ラッチ
の巾を増加することにより妨ぐことができる。しかしな
がらラッチの巾が広くなると偏向がより困難になること
もあり、その際にシムの、シムソケットへの挿入中ラッ
チの傾斜面に対してシムによりかけられる力をより大き
くする必要もあり、そしてこれは潜在的に損傷を起こす
力が増すということである。ラッチを偏向させるために
必要な力はラッチアーム内の長手方向に伸張するスロッ
トを定義することにより、受け入れ可能な低レベルに維
持することができる。このようにラッチアームの巾が広
くなれば、ねじれは妨げる、しかしスロットはラッチア
ーム内の金属の量を低減しそれにより偏向を促進する。
この点ではラッチアームはラッチのハウジングかみ合わ
せ手段より、これのシムかみ合わせ手段へ伸張する2本
の平行アームにより効果的に定義されている。
【0031】ラッチアームはこれがハウジングに対して
事前負荷されるように、ラッチのシムソケットハウジン
グへの組み付け中に抵抗的に偏向されることが望まし
い。ラッチアームの事前負荷の条件によりラッチアーム
の正確な位置ずけ、及びシムの挿入、或いは除去のいず
れかの間にこれにかけられる力に応答する予測可能な運
動を確保するための助けとなる。
【0032】シムソケットのハウジングは金属ラッチを
永久的に変形しかねないラッチの過剰偏向を防止する手
段より成っても良い。過剰偏向を防止する手段は金属ラ
ッチについて許容される偏向の量に対する制限を定義す
るために、シムソケットの実質的に長手方向の極端部に
配備される壁を定義しても良い。シムソケットの過剰偏
向防止壁は、ラッチそれ自体の一部により補強されても
良い。より具体的にはラッチのハウジングかみ合わせ手
段は過剰ストレス防止壁を補強するために、過剰ストレ
ス防止壁とかみ合わせることができる。
【0033】本発明のラッチ、及び関連シムソケットは
いくつかの重大な利点を提供する。特に、ラッチは実質
的に壊れないものであるが、それでもシムの挿入、及び
除去双方を促進するための望ましい偏向特性を提供す
る。ラッチの運動可能範囲も同様にシムソケットハウジ
ングと一体的に鋳造されるガイド壁構造により、積極的
に制御できる。本ラッチの金属は又ラッチの明確な視覚
的表示を提供するので、それによりユーザーがまずラッ
チを起動させずにシムを不適正に強制してソケットより
出そうとする可能性が低減される。
【0034】個別の金属ラッチが供されているので、採
用されるシムの寸法、及び特性に応じて通常のシムソケ
ットハウジングを異なったラッチ構造と組み合わせると
いう選択もできる。
【0035】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を詳述す
る。シムソケットは一般的に図1〜図4の番号10によ
り識別される。シムソケット10は延長された一般的に
四方形の形態の一体的鋳造プラスティックハウジング1
2を含有する。ハウジング12は対極する長手方向の端
部14及び16、前方面18、対極する後方面20、底
部22及び上端部24を含有する。底部22は、回路板
に隣接して組み付けられるシムソケットハウジング12
の部分を定義する。底部22は半田付け、フラックスの
洗浄、或いは絶縁保護コーテイングの応用を促進するた
めのスタンドオフ26により特徴ずけられる。シムソケ
ットのハウジング12の上端部24はシムのヘリが挿入
できる、長手方向に伸張するスロット28を含有する。
ここで使用される上端部、及び底部という用語は参考の
ためだけであって、必要とされるシムソケット10の引
力面の方向を示唆するものでないことは理解できるであ
ろう。
【0036】シムソケット10は更にこれの長さに沿っ
て、実質的に等間隔の位置で、ハウジング内に配置され
る複数のターミナル30を含有する。図4により明確に
示されるように各々のターミナル30は、これをハウジ
ング12内に確実に保持するための組み付け手段34を
有するベース32を含有する。ターミナル30は、更に
実質的にハウジング12内のシム受け入れスロット28
の対極側面に配置される接触ビーム38及び40を定義
する一般的にC字型の接触構造36を含有する。接触ビ
ーム38及び40は最小限の挿入力で、第1の配列にお
いてシムの挿入を促進し、更に接触ビーム38及び40
がシムのヘリに沿って分離した伝導性地域に対して、高
い通常の接触力をかける第2の配列へのシムの後続する
回転進入を許容するために、それぞれ異なった長さのも
のである。ターミナル30は、更にC字型接触構造36
に対極するベース32の側面より伸張するソルダーテー
ル42を含有する。ソルダーテール42はシムソケット
ハウジング12、底部22より伸張し、更に回路板のホ
ール(図示してはない)を通って伸張する。図4の関連
では隣接ターミナル30aのソルダーテール42aは、
それを通るホールの単一線形配列の結果として生じる回
路板の過度の弱化を避けるために段差状にされる、或い
はジグザグにされている。シムソケットターミナルのよ
り詳細な検討は米国特許4,575,172に行なわれ
ている。
【0037】シムソケットハウジング12は、更にハウ
ジング12の対極する長手方向の端部14及び16に隣
接してそれぞれ配置される後部壁44及び46を含有す
る。図1〜4に表わされるシムソケット12の後部壁4
4及び46はシムソケット10が組み付けられる回路板
(図示してはいない)より実質的に直角に伸張するよう
に配列される。しかしながら、他の実施例においては偏
平シムソケットが回路板に対して鋭角で配列される後部
壁を具備することもある。図4に最も明確に示されるよ
うに後部壁44,46は回路板により近い位置におい
て、大きな寸法が広がり、シムソケット10内に強制さ
れる時にかけられる力に応答して、後部壁44,46を
実質的に堅固、及び非弾力性に変える。後部壁44,4
6は更にそれに対してシムが、その完全に挿入された配
列で座位できる対となる面48,50を含有する。加え
て後部壁44及び46は、更にシムをターミナル30に
対して相対的に正確に位置ずけると同様にシムの不適正
な、或いは意図されない引き抜きを防ぐためにシム内の
相応した寸法のアパーチャーとそれぞれかみ合うための
前方向に伸張する突出部51及び52により特徴ずけら
れる。
【0038】シムソケット10は、更に対極する端部1
4及び16にそれぞれ隣接する金属ラッチ54及び56
を含有する。各々のラッチ54,56は金属素材の一体
片よりスタンピング成型して作られる。金属ラッチ56
は図6〜9により詳細に示されている。より具体的には
ラッチ56は一対の対極する一般的にU字型のアーム6
0及び62、及びロッキング舌部64により定義される
ハウジングかみ合い部分58を含有する。アーム60及
び62は、これの端部16に隣接するハウジング12と
一体的に鋳造されるテーパー状になった支持ポスト66
の上方ではめ込まれるような寸法となっている。支持ポ
スト66のテーパー形状により、ラッチ56のハウジン
グ12への組み付けが促進される。舌部64はラッチ5
6がハウジング12より滑って出てしまうことを防ぐた
めにこれの端部16に隣接するハウジング12の対極す
る表面とかみ合う寸法になっている。
【0039】このように金属ラッチ56は舌部64がラ
ッチ56のハウジング12への余剰のロッキング保持を
供する状態で、これのアーム60及び62により、摩擦
的に保持され、又積極的に位置ずけられる。
【0040】金属ラッチ56は、更に板かみ合わせ手段
を供するが、これはこの実施例では、ハウジング12内
のアパーチャー70を通過する一対の抵抗的に偏向可能
な板かみ合わせアーム67及び68を定義する。アーム
67及び68はこれ等が回路板上の適正に寸法ずけられ
た組み付けアパーチャー内に強制される時にかけられる
力に応答して、アーム67及び68の内方向へのたたみ
込み状態を作り出す、それぞれの下方の勾配のつけられ
た表面69及び71を含有する。アーム67及び68
は、更にその上にハウジング12が配置されるこれの表
面に対極する回路板の表面とそれぞれかみ合うためのロ
ッキング表面72及び74を含有する。各々のアーム6
7及び68の長さは、回路板の厚さにより決定される。
この構造で金属ラッチ56のハウジングかみ合わせ部分
58は、ラッチをハウジング12に確実にかみ合わせる
ために作動可能である一方で、板かみ合わせアーム67
及び68は、ラッチ56及びハウジング全体12の双方
を回路板に堅固に保持するために作動可能であり、又、
板及びかみ合わせアーム67及び68の間に半田を適用
することで、根回路に、より永久的な電気接続を形成す
ることもできよう。この余剰の組み付け構造により、シ
ムに対するラッチ56の望ましい配列がより積極的に確
保される。更に上記説明のように金属板かみ合わせアー
ム67及び68はプラスティックの組み付け手段に全面
的に依存する先行技術の回路の場合に起ったような、輸
送、処理、或いは回路板への組み付け中の破壊の危険を
受けない。
【0041】金属ラッチ56は、更にハウジングかみ合
わせ部分58より上方に片持ちにされる抵抗的に偏向可
能なシムかみ合わせラッチアーム76より成る。シムか
み合わせラッチアーム76、及びハウジングかみ合わせ
部分58の中間面のノッチ77はアーム76についての
望ましい抵抗性に従って選択される深さを定義する。ラ
ッチアーム76はシムかみ合わせラッチアーム76のシ
ム方向への運動の範囲を制限、及び積極的に定義するた
めに、ハウジング12と一体的に鋳造される相応する停
止壁80とかみ合うための停止壁78により定義され
る。このようにシムかみ合わせラッチアーム76は意図
されない力を、シムの側面ヘリにかけることはない。ラ
ッチアーム76は、更にハウジング12の後部壁46に
対極するシムの平坦な表面をかみ合わせるためのシムか
み合わせロッキング壁82を含有する。ラッチアーム7
6のシムかみ合わせ壁82、及び停止壁78は相互に実
質的に直交的に配列される。加えて、シムかみ合わせ壁
82はソケット10に組み込まれるシムに実質的に平行
で面と向かう関係で配列される。
【0042】ラッチアーム76は、更にシムかみ合わせ
壁82に、約45度のa角度で配列される傾斜のつけら
れたカム運動壁84により特徴ずけられる。シムが回転
してその挿入された配列に進入するにつれ、シムの後方
向はシムが完全に挿入できるようにビーム76を図6の
矢印bにより示されるように外方向に強制するための傾
斜力を生成するためにラッチアーム76のカム表面84
とかみ合う。矢印bにより示される方向へのシムの運動
は、ハウジング12上の停止壁80の前方向86に沿う
シムかみ合わせ壁82の摺動運動により誘導される。
【0043】シムかみ合わせラッチアーム76は、一般
的にラッチアーム76の停止壁78に平行して伸張する
アクチュエーター88のところで終結する。アクチュエ
ーター88は、シムのソケット10よりの意図的な解
放、及び除去を促進するため、矢印bにより示される方
向にシムかみ合わせラッチアーム76を強制するよう
に、ユーザーの親指、或いは人指し指によるかみ合わせ
を促進するような寸法となっている。図7〜9に示され
るような金属ラッチ56は、ラッチアーム76を事前負
荷し、それにより金属ラッチ56の停止壁78、及びハ
ウジング12の対応する停止壁80の間で、通常の負荷
力を達成するために、ハウジング12内への組み込み中
に初期的バイアスを必要とするように形成されている。
この負荷は、金属ラッチ56の繰り返しの使用後、シム
かみ合わせ壁82の適正な位置ずけを確保するためのシ
ムかみ合わせラッチアーム76の約20度を通しての動
きにより達成される。
【0044】シムかみ合わせラッチアーム76の矢印b
により示される以外の方向への運動は、ハウジング12
上の停止壁80の前方向86、及び位置ずけ壁90の双
方により妨げられる。より具体的には位置ずけ壁90
は、堅固な支持ポスト66の一部として一体的に形成さ
れ、アクチュエーター88の下方で、及びシムかみ合わ
せラッチアーム76の前方にある。位置ずけ壁90は、
不適正にかけられた力に応答して発生し得るシムかみ合
わせラッチアーム76の前方向回転を妨げる。
【0045】シムかみ合わせラッチアーム76のb方向
への過剰偏向を防ぐために、ハウジング12は、更にハ
ウジング12の端部14,16において堅固に配置され
る過剰偏向防止壁92を具備する。過剰偏向防止壁92
はシムの挿入、或いは除去を許容するのに十分なシムか
み合わせラッチアーム76の偏向を許容するが、これの
過度の、及び潜在的に損傷を与える回転を妨げるため
に、シムかみ合わせラッチアーム76と接触するような
配置、及び配列となっている。
【0046】金属ラッチ56は板かみ合わせアーム67
及び68を、ハウジング12内のアパーチャー70を通
して強制し、同時にU字型アーム60及び62をハウジ
ング12のテーパー状の支持ポスト66の上方に強制す
るだけでハウジング12に組み付けられる。支持ポスト
66のテーパー状の形態よりすれば、ラッチ56が下方
向にハウジング上に強制されるにつれ、U字型アーム6
0及び62、及び支持ポスト60の間の摩擦力は徐々に
増加する。ラッチ56のハウジング12への付加的な積
極的ロッキングかみ合いは、舌部64により達成され
る。図3及び4に最も明確に示されるように、この完全
に座位した位置で偏向可能な板かみ合わせアーム67及
び68はハウジング12の底部面22より伸張する。そ
れから、ソケット10全体は板かみ合わせアーム67及
び68を回路板内の対応的に寸法ずけられた組み付けア
パーチャーに強制するだけで、回路板に組み付けられ
る。シムかみ合わせビーム76の運動はハウジング12
の端部14及び16における一体的に鋳造されたプラス
ティック構造により正確に制御される。特にシムかみ合
わせラッチアーム76のソケット10の対極端部への内
方向の運動は停止壁80により防止される。シムかみ合
わせラッチアーム76の後方向への運動はラッチアーム
76のシムかみ合わせ壁82、及び停止壁80の前方面
86の間の直接接触によって防止される。シムかみ合わ
せラッチアーム76の前方向偏向は支持ポスト66の位
置ずけ壁90により防止される。最後にシムかみ合わせ
ビーム76のb方向への必要な偏向は、過剰偏向防止壁
92により慎重に制御される。
【0047】金属ラッチの代替的実施例は、図10〜1
3の番号96により、一般的に識別される。金属ラッチ
96は、同様に金属素材の統一片よりスタンピング成型
され、ハウジングかみ合わせ部分98、板かみ合わせ部
分100、及び偏向可能ラッチアームを定義するシムか
み合わせ部分102より成る。金属ラッチ96のハウジ
ングかみ合わせ部分98は、シムソケットハウジング1
10内のアパーチャーに摩擦的に保持される一対のU字
型アーム104及び106より成る。
【0048】ラッチ96のシムかみ合わせラッチアーム
102は、ハウジングかみ合わせ部分98の下方根部分
112及び113より対極するU字型アーム104及び
106により定義される一般的に四方形の構造を通して
上方向に伸張する二またに分かれたベースを有する。根
部112,113より遠隔したシムかみ合わせラッチア
ーム102の部分は、本シムソケットのユーザーの親
指、或いは人指し指により起動されるように寸法ずけら
れているアクチュエーター114を定義するために形成
される。アクチュエータ114のアーチ形形状により、
シムがその完全に座位する位置に回転侵入される時にア
クチュエーターにかけられる力に応答してのシムかみ合
わせラッチアーム102のc方向への偏向が生成され
る。加えて、アクチュエーター114はシムソケットの
ユーザーの親指、或いは人指し指による起動を促進する
ような寸法となっている。ヘリ116はラッチアーム1
02のシムかみ合わせ部分を定義し、その完全に座位し
た配列のシムをハウジング110の後部壁118に抗し
て確実に保持する。
【0049】金属ラッチ96の板かみ合わせ部分100
は、他の場合であればシムかみ合わせラッチアーム10
2内に配置されるであろう金属素材の一部より伸張する
ようにスタンピングされる。前の実施例と対照的に板か
み合わせ部分100は、ハウジング110が組み付けら
れる板との確実なロックかみ合いに偏向、或いは半田付
けできる単一の板かみ合わせ尾部を定義するのみであ
る。金属ラッチ96は前の実施例で示し、説明した金属
ラッチ56と実質的に同じ方法でハウジング110に組
み付けられる。加えて、これは実質的に同じ作動をす
る。特に、金属ラッチ96は板、及びハウジング110
の双方への組み付けを可能とする。シムかみ合わせラッ
チアーム76の意図されぬ方向への偏向は前の実施例と
の関連で説明したハウジング構造により防止される。代
替的にはシムかみ合わせラッチアーム102の前方向、
及び後方向への偏向は、それよりシムかみ合わせビーム
102が伸張する二またに分かれたベース112,11
3により実質的に防止される。ビームのシム方向への過
度の偏向は後部壁118により防止できる。シムかみ合
わせラッチアーム102の抵抗性はスタンピング板かみ
合わせ部分100の巾を変更し、又それにより二またに
分かれた根部112、及び113の間のノッチの巾を変
更することにより容易に制御できる。同様に、金属ラッ
チ96は、板かみ合わせ部分100の長さを変更するこ
とにより、どのような回路板の厚さをも収容できるよう
に形成できるし、又アクチュエーター114の形態を変
更することにより、どのようなシムの厚さをも受領でき
る。
【0050】金属ラッチの第3の実施例は一般的に図1
4〜16の番号120により識別される。
【0051】前の実施例と同様に金属ラッチ120は、
抵抗性金属の一体片よりスタンピング成型される。ラッ
チ120はラッチ120の1つの長手方向の端部を定義
するハウジングかみ合わせ部分122より成るようにス
タンピング成型される。ハウジングかみ合わせ部分12
2はそれより前方、及び後方の一般的にU字型のアーム
124、及び126が伸張する平坦な中心根部123よ
り成る。この脈絡においては、前方、及び後方という用
語は以下に説明するような、ハウジングと対となるため
の、後方向へのシムの回転に関する。根部123に対極
するラッチアーム124及び126の部分は、以下に更
に説明するように、その間でハウジングの一部を受領す
るように相互より間隔を空けられる。
【0052】前に説明した実施例とは異なって、ラッチ
120はハウジングとかみ合うためのスタンピング成型
舌部を具備しない。そうではなくて、U字型アーム12
4、及び126は以下に更に説明するようにシムハウジ
ング上に形成されるショールダーとロック式にかみ合う
上端ヘリ127及び128を定義するようにスタンピン
グされる。ラッチ120が前の実施例で説明したラッチ
と異なり、個別の板組み付け手段を含有しないことに気
ずかれるだろう。そうではなくラッチ120のヘリ12
7及び128はハウジングに堅固に、及びロック式にか
み合わされ、ハウジングはプリント回路板に独立してロ
ック式に組み付けられる。
【0053】金属ラッチ120は、更にハウジングかみ
合わせ部分122の根部123より片持ちにされる、c
の巾の抵抗的に偏向可能なシムかみ合わせラッチアーム
130より成る。dの巾の長手方向に伸張するスロット
132はラッチアーム130の実質的に長さ全体に渡っ
て伸張する。このようにラッチアーム130は各々が根
部123より片持ちにされる第1、及び第2の間隔を空
けられた、一般的に平行なビーム134及び136をそ
れぞれ効果的に定義する。スロット132のdの巾はラ
ッチアーム130についての特定される、及び/或いは
望まれる偏向力に従って選択される。特に、より広い寸
法dのスロット132を有するラッチアーム130は極
めて狭いスロット132を有するラッチアーム130、
或いはスロット132を持たないラッチアーム130よ
りも偏向し易い。このようにスロット132のdの巾寸
法はラッチ120が形成される金属のタイプ、金属の厚
さ、ラッチアーム130の長さ、及びその寸法、及び強
度を含めた、シムに関連する各種のパラメータに応じて
選択される。ラッチアーム130より成る2つの一般的
に平行して間隔を空けられた偏向可能なビーム134及
び136はラッチアーム130の長手方向のねじれに抗
し、又ラッチアーム120がスタンピング成型される金
属の平面に直交して伸張する軸の回りでのラッチアーム
130の回転を防止するのに効果的である。結果的にシ
ムの確実な回転は、過度の高い偏向力を必要とすること
なく達成できる。更には、ねじれ、及びその他の望まし
くない曲がりに対する抵抗力により、ラッチ120の寿
命の長期化が確保される。
【0054】図15に関して言えば、ラッチアーム13
0がハウジングかみ合わせ部分122の根部123と非
平坦的配列になるように形成されることに気ずかれるだ
ろう。更にラッチアーム130はU字型アーム124及
び126の形成形態より、対極する平坦な根部方向の一
側面に伸張する。以下に更に説明するようにラッチ12
0のこの特別の形態により、ラッチ120のハウジング
かみ合わせ部分122がハウジングの過剰ストレス防止
壁上の補強機能を行なえるようにでき、又ラッチアーム
130がハウジングに対して事前負荷できるようにな
る。
【0055】ハウジングかみ合わせ部分122より遠隔
するラッチ120の端部は、一般的に番号140により
識別されるシムかみ合わせ部分を定義する。シムかみ合
わせ部分140はラッチアーム130より単独で伸張
し、それより横断的に一般的に前方向へ伸張する一般的
に平坦なラッチ支持壁142を含有する。アクチュエー
ター壁144はラッチ支持壁より単独で伸張し、ラッチ
支持壁142に実質的に面と向った隣接関係で位置する
ように形成される。アクチュエーター壁144はシムを
除去するため、ラッチアーム130を偏向させるよう
に、親指、或いは人指し指により容易にかみ合わせられ
る寸法となっている。カム運動壁146はアクチュエー
ター壁144より単独で伸張し、鋭角でこれに整列され
る。カム運動壁146は前記第1の実施例で説明したカ
ム運動壁84に類似の機能を果たす。カム運動壁146
上のシムの力はラッチアーム130、及びこれより伸張
するシムかみ合わせ部分140の偏向を生成する。
【0056】シムかみ合わせ壁148はカム運動壁14
6より、単独で直角にラッチ支持壁142方向に伸張し
て戻る。シムかみ合わせ壁148はシムの完全な回転時
に、これをハウジング内の完全に座位した配列にかみ合
わせるような配置、及び寸法となっている。停止壁15
0はシムかみ合わせ壁148より単独で伸張し、一般的
にこれに直角である。より具体的には停止壁150はラ
ッチ支持壁142と実質的に面と向かったかみ合いで配
置される。停止壁150は、一般的に第1の実施例の停
止壁78に匹敵するもので、以下に更に説明するように
ハウジング上の対応する停止壁に対して事前負荷され
る。ロッキングタブ152は停止壁150の一部より単
独で伸張し、ラッチ支持壁142の後部ヘリ154とか
み合う。後部ヘリ154はラッチ支持壁142、及びア
クチュエーター壁144の間の接合に対極するラッチ支
持壁142の部分を定義する。ロッキングタブ152は
完全に座位したシムにかけられる力に応答して、シムか
み合わせ壁148、及びカム運動壁146についての支
持を確実にする。より具体的にはシムをシムかみ合わせ
壁148に抗して回転させることにより、シムを除去し
ようとする不適正な試みは、ロッキングタブにより抵抗
を受け、その際にシムかみ合わせ壁148、及びカム運
動壁146が、そうした力に応答して変形しないことを
確実にする。ガイド壁156も同様に停止壁150より
単独で伸張するが、ロッキングタブ152に対極する方
向へである。ガイド壁156はシムかみ合わせ壁148
に平行でラッチ120のねじれ或いは意図されない変形
を防止するために、以下に更に説明するように、シムハ
ウジング上の対応するガイド壁と摺動可能にかみ合うよ
うに配置され寸法ずけられている。
【0057】図17〜図19に目を向けると、ラッチ1
20はシムハウジング160に組み付け可能である。よ
り具体的にはハウジング160は上記に説明され示され
るようなハウジング10に類似した延長された構造であ
る。しかしながら、ハウジング160は偏平の構造でこ
れに組み込まれるシムが、ハウジング160が組み付け
られるプリント回路板に鋭角で配列されるような形態で
ある。特に、ハウジング160は回路板への組み付けの
ための底部面162、その中で伸張するシム受け入れス
ロット156と対となる対極する上端面164を含有す
る。前方面168、及び後方面170はそれぞれ底部、
及び上端面162及び164の間で伸張する。後部面1
70は、その方向にシムがハウジング160のスロット
166において対となる間に回転されるシムハウジング
160の部分を定義する。
【0058】シムハウジング160は、更に一対の対極
する長手方向の端部を含有するが、そのうちの第1の方
は、図17〜19に示され、一般的には番号172によ
り識別される。組み付けポスト174は一般的に第1の
端部172に隣接し、上端面164より、一般的には後
部面170の方向に角度をつけられて伸張する。組み付
けポスト174はハウジング160の第1の端部172
を定義するこれの側面上の整列ブロック176により特
徴ずけられる。整列ブロック176はU字型アーム12
4及び126の間隔を空けられたヘリの間に適合するよ
うな寸法となっている。整列ブロック176はその上の
ラッチ120の適正な極性及び配列を確保し、ラッチ1
20が逆の配列で完全に座位することを防止する。組み
付けポスト174は更に整列ブロック176の対極する
それぞれの側面上のアンダーカット部分178及び18
0により特徴ずけられる。アンダーカット部分178及
び180はラッチ120の組み付けポスト174上への
完全な座位時に、U字型アーム124及び126の上端
ヘリ127及び128とそれぞれかみ合うためのショー
ルダー182及び184を定義する。
【0059】ラッチ120のハウジング160上への完
全な座位位置においては、組み付けポスト174はハウ
ジング160の端部172、及びラッチアーム130の
中間に配備される。このように組み付けポスト174は
同様に、ラッチアーム130のハウジング160の端部
172方向への偏向を制限することにより、過剰ストレ
ス防止壁としての機能をも果たす。組み付けポスト17
4の過剰ストレスを防止する能力はラッチ120のため
の組み付け手段を提供するのに加えて、組み付けポスト
174を補強するラッチ120のU字型アーム124及
び126により高められる。
【0060】ハウジング160は、更に組み付けポスト
174に一般的に平行して間隔を空けられた関係の負荷
ポスト186より成る。組み付けポスト174、及び負
荷ポスト186の間の間隔はラッチアーム130が、そ
の間に滑り込めるように選択される。加えてラッチアー
ム130の相対的配列、及び組み付けポスト174、及
び負荷ポスト186の配置はラッチアーム130が、負
荷ポスト186により偏向され、又、これに抗して事前
負荷されるように選択される。更に、組み付けポスト1
74、及び負荷ポスト186の間の距離はシムのハウジ
ング160の対となるスロット166への適正な配列へ
の回転侵入が可能となるように、ラッチアーム130の
負荷ポスト186より組み付けポスト174方向への十
分な偏向ができるように選択される。上記説明のように
組み付けポスト174はラッチアーム130の過剰偏向
を防止する。
【0061】負荷ポスト186は、更に前方のU字型ア
ーム124の上端ヘリ127とロック式にかみ合うよう
に配置されるアンダーカット188、及びショルダー1
90により特徴ずけられる。このようにラッチ120は
ハウジング160のショールダー182及び190の双
方との上端ヘリ127のかみ合い、及び上端ヘリ128
のショールダー184とのかみ合いにより、ハウジング
160上に余剰的にロックされる。
【0062】図18に最も明確に示されるようにラッチ
120のシムかみ合わせ壁148は、ハウジング160
の第1端部122より、負荷ポスト186を越えて伸張
する。しかしながら、シムかみ合わせ壁は、負荷ポスト
186の前方向、及び上方向に面する表面との摺動的か
み合いになるように配置される。更に図18に関して言
えば、ラッチ120のガイド壁156は負荷ポスト18
6の下方向、及び後方向に面する表面との摺動的かみ合
いになるように配置される。
【0063】この構造により、負荷ポスト186より遊
離してのラッチアーム130の偏向はラッチアーム13
0の平坦部に配置され、一般的にこれの長さに直角であ
る軸の回りでの回転に積極的に制限される。この関連で
は負荷ポスト186の前方面192とのシムかみ合わせ
壁148の摺動的かみ合いにより、ラッチアームがシム
により、カム運動壁146上にかけられる力に応答して
下方向、或いは後方向に偏向するのが防止される。同様
にガイド壁156の負荷ポスト186の下方向の後部表
面194に抗する摺動的かみ合いにより、ラッチアーム
130が最初に、ラッチアーム130を組み付けポスト
174方向に偏向させずにシムを除去しようとする試み
によりかけられる力に応答して、上方向に及び前方向に
偏向するのが防止される。加えて、シムかみ合わせ壁1
48の負荷ポスト186の表面192との摺動的かみ合
い、及びガイド壁156の負荷ポスト186、表面19
4との摺動的かみ合いにより、ラッチアーム130のね
じれが防止される。ねじれは更にラッチアーム130の
上記記載のスロット構築によっても防止される。
【0064】本発明について特定の望ましい実施例に関
して説明してきたが、付随の請求項に定義される本発明
の範囲より逸脱することなく、各種の変更を行なうこと
が可能であることは明白である。例えばスロット付与の
ラッチアーム構造、補強されたラッチ、ラッチのハウジ
ングに抗する摺動運動、及び過剰ストレス防止ポストの
補強といったものは全て相互より独立して、又金属ラッ
チが回路板に組み付けられる実施例とは独立して具備す
ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明によれば容
易に偏向可能であり、積極的ロッキングを供し、破壊を
避けるシムソケットラッチを提供できる。更にソケット
を完全に再整備することなく、異なる寸法、及び強度特
性の板を収容できるシムソケットラッチ手段を提供でき
る。加えて不適正にかけられる力よりの損傷力に積極的
に抵抗するラッチ手段を有するシムソケットを提供でき
る。更にこれのモメントアームに合わせた変動を容易に
許容するシムソケットラッチを提供できる。更に偏向を
達成するために必要な力を実質的に増加することなく、
その長さに沿ってのねじれに抵抗するシムソケットラッ
チを提供できる。そして、単一軸の回りの偏向に積極的
に制限されるシムソケットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うシムソケットの上端平面図であ
る。
【図2】本発明に従うシムソケットの正面拡大図であ
る。
【図3】図2の右側より取った端部拡大図である。
【図4】図2のライン4−4に沿って取った断面図であ
る。
【図5】その中にラッチを組み付ける前のシムソケット
ハウジングの一部の上端平面図である。
【図6】シムソケットハウジングに組み付けられたラッ
チを示す一部部分的な透視図である。
【図7】図6に示されるシムソケットラッチの側面拡大
図である。
【図8】図7に示されるラッチの前面拡大図である。
【図9】図7及び8に示されるラッチの上端平面図であ
る。
【図10】別の例のシムソケットラッチ及びハウジング
の透視図である。
【図11】図10に示される別の例のラッチの側面拡大
図である。
【図12】図11に示されるラッチの前面拡大図であ
る。
【図13】図11及び12に示されるラッチの上端平面
図である。
【図14】シムソケットラッチの第3の実施例の側面拡
大図である。
【図15】図14に示されるラッチの後部拡大図であ
る。
【図16】図14及び15に示されるラッチの上端平面
図である。
【図17】図14〜16のラッチを採用するシムソケッ
トの一部の上端平面図である。
【図18】図17に示されるシムソケットの後部拡大図
である。
【図19】図17及び18に示されるシムソケットの端
部拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケント イー レグニア アメリカ合衆国 イリノイ州 ロムバード サウスグレイス541 (72)発明者 山田 正治 東京都足立区小台1−22−2 (72)発明者 八木 正典 神奈川県相模原市上鶴間3308 かさぐらん で201号 (72)発明者 アレン ワレス アメリカ合衆国 イリノイ州 ラグランジ エ サンセットアベニア445

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングがスロット166の端部に隣
    接する少なくとも1つの組み付けポスト174より成
    り、金属ラッチ120がハウジング160の組み付けポ
    スト174の回りに堅固に組み付けられるハウジングか
    み合わせ部分122を有するものに於いて;平坦な回路
    モジュールの端部を受け入れるためその中に形成される
    延長スロット166と一体的に鋳造された非伝導性ハウ
    ジング160と、モジュールが最小限の挿入力で、第1
    の配列におけるスロットに挿入できると共に、ハウジン
    グ内のターミナルとの接触のため、回転して第2配列に
    入れることができるように、スロット166に近接して
    ハウジング160に組み込まれた複数の電気伝導性ター
    ミナル30と、上記ハウジングがソケット内のモジュー
    ルの回転に対する限定を定義するための少なくとも1つ
    の後部壁170及びラッチのハウジングかみ合わせ部分
    122において当該ハウジング160に組み付けられ、
    ハウジングかみ合わせ部分より片持ちにされた偏向可能
    ラッチアーム130並びにハウジングかみ合わせ部分1
    22より遠隔するラッチアーム130の端部より一体的
    に伸張するラッチ部分140であって、このラッチ部分
    140が、ハウジング内の第2配列における回路モジュ
    ールと、ロック式にかみ合う形状となっているものより
    成る金属ラッチ120とより成ることを特徴とするシム
    ソケット。
  2. 【請求項2】 ハウジングが、組み付けポスト174に
    間隔を空けられた関係にある負荷ポスト186より成
    り、金属ラッチ120が、組み付けポスト174及び、
    負荷ポスト186の間に位置し、更に金属ラッチ120
    のラッチ部分140が、ラッチアーム130の偏向を制
    御し、これの長手方向のねじれを防ぐため、負荷ポスト
    186との摺動関係に配置される一対の対極平行表面1
    48,156より成る請求項1に記載のシムソケット。
  3. 【請求項3】 組み付けポスト174が、スロット16
    6に対極する側面上で、整列ブロック176を含有し、
    金属ラッチ120のハウジングかみ合わせ部分122
    が、金属ラッチの組み付けポスト上での適正な配列を確
    保するために、組み付けポスト174の整列ブロック1
    76とかみ合う形態となっている請求項1に記載のシム
    ソケット。
  4. 【請求項4】 組み付けポスト174が、ロッキングシ
    ョールダーを定義する少なくとも1つのアンダーカット
    部分182,184より成り、金属ラッチ120のハウ
    ジングかみ合わせ部分122が、金属ラッチをハウジン
    グに確実にロックするため、組み付けポストのロッキン
    グショールダーとロック式にかみ合うように配置される
    よう寸法ずけられている少なくとも1つのヘリ127,
    128より成る請求項1に記載のシムソケット。
  5. 【請求項5】 ハウジングかみ合わせ部分122がハウ
    ジングの組み付けポスト174を確実にかみ合わせるた
    めに寸法ずけられる一対の対極するU字型アーム12
    4,126より成る請求項1に記載のシムソケット。
  6. 【請求項6】 ラッチアーム130が、一対の空間を空
    けられて分離した平行ビーム134,136より成り、
    そのビームの寸法、及びその間の空間がラッチアームの
    ねじれを防ぎ、ラッチアームを偏向するために必要な力
    を制御するために選択される請求項1に記載のシムソケ
    ット。
  7. 【請求項7】 U字型アーム124,126が、当該組
    み付けポスト174の回りで圧力ばめできるような寸法
    となっている請求項5に記載のシムソケット。
  8. 【請求項8】 組み付けポスト174がスロット166
    に対極する側面において整列ブロック176を含有し、
    金属ラッチ120のハウジングかみ合わせ部分122
    が、金属ラッチの組み付けポスト上の適正な配列を確保
    するため、組み付けポスト174の整列ブロック176
    とかみ合う形態となっている請求項5に記載のシムソケ
    ット。
  9. 【請求項9】 組み付けポスト174が、ロッキングシ
    ョールダーを定義する少なくとも1つのアンダーカット
    部分182,184より成り、金属ラッチのハウジング
    かみ合わせ部分122が、金属ラッチをハウジングに確
    実にロックするため、組み付けポストのロッキングショ
    ールダーとロック式にかみ合うように配置され寸法ずけ
    られる、少なくとも1つのヘリ177,128より成る
    請求項5に記載のシムソケット。
  10. 【請求項10】 ハウジング160が、スロット166
    の端部に隣接する少なくとも1つの負荷ポスト186、
    及び負荷ポストに対して間隔を空けられた関係の少なく
    とも1つの組み付けポスト174で、当該組み付けポス
    トが過剰ストレス防止壁より成るものより成り、更に金
    属ラッチ120が組み付けポストの回りに確実に組み付
    けられるハウジングかみ合わせ部分122を有し、而も
    ラッチ部分が停止壁150に直交して伸張し、負荷ポス
    ト186と摺動関係にあり、それにより負荷ポストに対
    する停止壁150の配置と負荷ポストとのモジュールか
    み合わせ壁の摺動可能な配置が、ラッチ部分の回路モジ
    ュールに相対する正確な整列、及び位置ずけを確実にす
    ることを特徴とすると共に、平坦な回路モジュールのヘ
    リを受け入れるため、その中に形成される延長スロット
    166と一体的に鋳造される非伝導的ハウジング160
    と、モジュールが最小限の挿入力で、第1の配列におけ
    るスロット内に挿入でき、ハウジング内のターミナルと
    の接触のため、回転して第2配列に入れられるように、
    スロット166に近接してハウジング160に組み込ま
    れる複数の電気伝導性ターミナル30と、ハウジングが
    ソケット内のモジュールの回転に対する限定を定義する
    ための少なくとも1つの後部壁170及び当該ラッチの
    ハウジングかみ合わせ部分122において当該ハウジン
    グに組み付けられ、ハウジングかみ合わせ部分122よ
    り偏向可能に片持ちにされるラッチアーム130並びに
    ハウジングかみ合わせ部分より遠隔するラッチアーム1
    30の端部上のラッチ部分140より成る金属ラッチ1
    20より成るシムソケット。
  11. 【請求項11】 金属ラッチ120が、モジュールかみ
    合わせ壁148に対して間隔を空けられ、平行関係で配
    置されるガイド壁156より成り、ガイド壁が負荷ポス
    ト186の表面と摺動関係に配置され、それによりガイ
    ド壁156、及び負荷ポスト186とのモジュールかみ
    合わせ壁148の摺動可能配置が実質的にラッチアーム
    のねじれを防ぎ、これの偏向を制御する請求項10に記
    載のシムソケット。
  12. 【請求項12】 ハウジングかみ合わせ部分122がハ
    ウジングの組み付けポスト174を確実にかみ合わせる
    ために寸法ずけられる一対の対極するU字型アーム12
    4,126より成る請求項10に記載のシムソケット。
  13. 【請求項13】 組み付けポスト174がスロット16
    6に対極する側面上で、整列ブロック176を含有し、
    金属ラッチ120のハウジングかみ合わせ部分122が
    金属ラッチの組み付けポスト上での適正な配列を確保す
    るため、組み付けポストの整列ブロック176とかみ合
    うような形態となっている請求項12に記載のシムソケ
    ット。
  14. 【請求項14】 組み付けポスト174がロッキングシ
    ョールダーを定義する少なくとも1つのアンダーカット
    部分182,184より成り、金属ラッチのハウジング
    かみ合わせ部分122が、金属ラッチをハウジングにロ
    ック式にロックするように配置され寸法ずけられている
    請求項12に記載のシムソケット。
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