JPH05334344A - 英日機械翻訳装置 - Google Patents

英日機械翻訳装置

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JPH05334344A
JPH05334344A JP4144060A JP14406092A JPH05334344A JP H05334344 A JPH05334344 A JP H05334344A JP 4144060 A JP4144060 A JP 4144060A JP 14406092 A JP14406092 A JP 14406092A JP H05334344 A JPH05334344 A JP H05334344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phrase
sentence
expression
japanese
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4144060A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Numata
泰之 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4144060A priority Critical patent/JPH05334344A/ja
Publication of JPH05334344A publication Critical patent/JPH05334344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 英日機械翻訳における後編集の際、原文の英
文中の前置詞句の係り先の認定誤り等から生じる翻訳さ
れた日本文の文節の連体修飾表現と連用修飾表現に関す
る誤りを、効率良く修正できる英日機械翻訳装置の提
供。 【構成】 従来の英日機械翻訳装置に加え、翻訳結果の
日本文の任意の文節を指定する文節指定手段7を有し、
文節指定手段7により指定された文節の表現を連体修飾
表現から連用修飾表現へ、あるいは連用修飾表現から連
体修飾表現へ、自動的に変更する文節表現変更手段6を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英日機械翻訳装置に関
するものであり、特に、英文中における前置詞句の係り
先の認定誤りから生じる誤訳の修正処理の効率化を図っ
た英日機械翻訳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、機械翻訳装置はある言語を他の言
語に翻訳するための装置として広く用いられている。ま
た、自動翻訳にこだわる事なく「翻訳支援装置」として
の位置づけが標準化しつつある。その際、翻訳結果の品
質をより高めるために、翻訳の前処理や後処理が行なわ
れることになる。
【0003】英日翻訳において、前置詞句の係り先の決
定は、大きな課題の一つとされている。現在の技術レベ
ルでは、前置詞句の係り先を正しく認定することはほと
んど不可能である。まず、この「前置詞句の係り先の問
題」について述べる。
【0004】英日翻訳を実現するためには、翻訳対象英
文の文法的な構造が正しく認識できなければならない。
ところが、前置詞句は統語構造上に曖味さを生じさせる
最大の要因の一つである。現在、英日機械翻訳において
最も一般的な解析方法である句構造解析では、前置詞句
の正しい係り先を決定することはできない。
【0005】たとえば、次のような構造を持つ英文を考
えてみる。 名詞句1+他動詞+名詞句2+前置詞句 ここでは、構造的に、前置詞句が他動詞に係るのか、名
詞句2に係るのか、曖味である。いずれに係ったとして
も、文法的な誤りは存在しない。次の文は前記の構造を
持つ英文の典型である。I saw the girl in the park.
前置詞句の係り先によって、統語構造に曖味さが生じ
る。前置詞句の係り先の異なりを表現した訳は、次のよ
うになる。 (A)私は公園にいる少女を見た。 (B)私は公園で少女を見た。 (A)の訳は前置詞句「in the park」が名
詞句「the girl」に係ると解釈したもので、
(B)の訳は動詞句「saw」に係ると解釈したもので
ある。この文のみを考えると、どちらの訳も誤りではな
い。しかし、この文の前に、「私は、マンションのベラ
ンダでパンツを干していた。その時である。」といった
文脈(コンテキスト)が存在していたとすれば、もはや
(B)の解釈は成り立たず、(A)の解釈が正当性を帯
びてくる。人間はこのように文脈によって、あるいは常
識といった知識によってこれらの曖味さを適切に解決し
ている。
【0006】しかし、現在の機械翻訳装置は人間が所有
するほどの知識を持っていない。また、仮に持てたとし
てもそれらの知識を有効に活用するメカニズムが存在し
ない。その結果、多くの場合上記のような英文の翻訳に
おいては、係り先に関する誤訳が発生することになる。
以下に示すのは、前置詞句の係り先の問題で誤訳を生じ
る可能性のある英文の例である。 Chapter 2 lists sizes for other machines. 2章は他の機械のためのサイズを列挙する。 2章は他の機械のためにサイズを列挙する。 Appendix describes implementation differences on t
he major systems. 付録は主要なシステムに関するインプリメンテーション
の相違を示す。 付録は主要なシステムの上でインプリメンテーションの
相違を示す。 It is included by functions in the library. それはあのライブラリにある関数によって包含される。 それはあのライブラリにおいて関数によって包含され
る。 I run this program on my system. 私は私のシステムの上でこのプログラムを実行する。 私は私のシステムの上のこのプログラムを実行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の機
械翻訳装置では、前置詞句の係り先の曖味さによって発
生する翻訳に対して、次の2つの方法で対処していた。 方法1:前編集において、名詞句などを特殊な記号で囲
む。たとえば、先の例文の場合、「公園にいる少女」と
いう解釈を優先させたければ、 I saw << the girl in the park >>. といった名詞句の指定を行なう。しかし、この方法は、
英文に親しんでいるユーザにしか有効でない。英日機械
翻訳のユーザの多くが日本人である事を考えると、実用
性が高いとはいえない。 方法2:後編集において、テキストエディタを用いて訳
文の日本文を修正する。テキストエディタを使えるユー
ザしか、修正できないという欠点がある。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、従来の
これらの問題点を解消し、翻訳された日本文の文節の連
体修飾表現と連用修飾表現を文節の指定のみで自動的に
変更でき、誤訳の訂正を容易にできるという英日機械翻
訳装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、従来の機械翻訳装置に加え、翻訳された
日本文の表現を変える文節の指定を行う文節指定手段
と、連体修飾から連用修飾へ、あるいは連用修飾から連
体修飾へ、自動的に変更できる文節表現変更手段を備え
た。
【0010】
【作用】原文の英文は入力手段により入力され、翻訳実
行手段で日本文に機械翻訳される。その後ユーザは翻訳
結果の日本文の表現を変更したい文節を文節指定手段に
よって指示する。変更する文節が指定されると、文節表
現変更手段が作動して指定された文節の表現を連体修飾
から連用修飾へ又は連用修飾から連体修飾へ自動的に変
更され、表示手段によって変更後の日本文が表示され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例における機械翻訳装
置について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における機械翻訳
装置の機能ブロック図である。図中、1は原文の入力お
よび後編集のために訳文の変更を指示する入力手段、2
は入力手段1で入力された原文の翻訳を行なう翻訳実行
手段、3は入力手段1より入力された原文と翻訳実行手
段2により翻訳された翻訳結果を対応づけて記憶する原
文・訳文記憶手段、4は原文・訳文記憶手段3に記憶さ
れた原文と訳文を対応づけた表示を行なう表示手段、5
は翻訳実行手段2による翻訳の過程で得られたポストエ
ディットのための情報を記憶するポストエディット情報
記憶手段、6はユーザに任意の文を指定させるための文
節指定手段、7はポストエディット情報記憶手段5に記
憶された情報に基づいて文節指定手段6により指示され
た文節の付属語表現を変更する文節表現変更手段であ
る。
【0013】図2は本実施例の機械翻訳装置の回路ブロ
ック図であり、8はマウス等をその一部とするキーボー
ド、9は中央処理装置(以下CPUと略称する)、10
は陰極線管ディスプレイ(以下CRTと略称する)、1
1はランダムアクセスメモリ(以下RAMと略称す
る)、12はリードオンリーメモリー(以下ROMと略
称する)である。
【0014】図1に示した入力手段1と文節指定手段6
はキーボード8により、原文・訳文記憶手段3とポスト
エディット情報記憶手段5はRAM11により、表示手
段4はCRT10により、翻訳実行手段2と文節表現変
更手段7はCPU9がRAM11及びROM12とデー
タのやりとりを行ないながらROM12に記憶されたプ
ログラムを実行することにより、実現されている。
【0015】図3は本発明の一実施例における処理の流
れを表わすフローチャートである。以下、フローチャー
トに従い、本発明の一実施例における処理の流れを説明
する。
【0016】まずステップAで、入力手段1により原文
が入力される。入力された原文は原文・訳文記憶手段3
に記憶される。表示手段4には図4のように表示され
る。
【0017】次にステップBで、入力された原文が翻訳
実行手段2により翻訳される。表示手段4には図5のよ
うに表示される。この際、ポストエディット情報記憶手
段5にはポストエディット情報として、図8に示す内容
が得られている。
【0018】次にステップCで、ユーザが得られた訳文
の各文節に対して付属語表現変更の必要性を判定し、必
要であれば文節指定手段6を用いてその文節を指示す
る。図5の例では、「公園で」という連用修飾表現は、
「公園にいる」という連体修飾でなければならないとす
る。そこで、キーボード8、あるいは、マウス等の文節
指定手段6により、訳文中の「公園で」という文節を指
示する。この操作により、図8のポストエディット情報
のBが指定されることになる。図6はそのときの表示手
段4のCRT10に表われる表示を示す。
【0019】希望する文節が指示できたら、入力手段1
のマウスボタンをダブルクリックする等によって、文節
表現を変更する。ポストエディット情報は、「公園で」
から「公園にいる」に図9に示すように変化する。表現
は、ダブルクリックを行なうたびに、連体修飾から連用
修飾へ、あるいは連用修飾から連体修飾へ変更される。
図7は付属語表現変更処理後の訳文表示を示す。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成により、英日翻訳において
頻繁に現われる前置詞句の係り先の認定ミスによる誤訳
を、テキストエディタを用いる事なく、容易に修正可能
となる。そのため、機械翻訳を利用した効率的な翻訳作
業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における機械翻訳装置の機能
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における機械翻訳装置の回路
ブロック図
【図3】本発明の一実施例における機械翻訳装置のフロ
ーチャート
【図4】表示手段による原文の表示を示す説明図
【図5】表示手段による翻訳結果の表示を示す説明図
【図6】表示手段による後編集のため訳文中の文節を指
示した結果の表示を示す説明図
【図7】 文節表現変更手段により文節の表現が変更さ
れた結果の表示手段の表示を示す説明図
【図8】文節表現変更手段により文節の表現が変更され
る前のポストエディット情報の内容を示す説明図
【図9】文節表現変更手段により文節の表現が変更され
た後のポストエディット情報の内容を示す説明図
【符号の説明】
1 入力手段 2 翻訳実行手段 3 原文・訳文記憶手段 4 表示手段 5 ポストエディット情報記憶手段 6 文節指定手段 7 文節表現変更手段 8 キーボード 9 CPU 10 CRT 11 RAM 12 ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】英文の入力・変更の指定等を行う入力手段
    と、英文の翻訳を実行する翻訳実行手段と、入力された
    英文・翻訳された日本文等を表示する表示手段と、英文
    ・日本文を記憶する原文・訳文記憶手段とを有し、更に
    翻訳された日本文内の任意の文節を指定する文節指定手
    段と、同文節指定手段で指定された文節の表現を連体修
    飾表現から連用修飾表現へ、あるいは連用修飾表現から
    連体修飾表現へ相互に変換する文節表現変更手段とを備
    えたことを特徴とする英日機械翻訳装置。
JP4144060A 1992-06-04 1992-06-04 英日機械翻訳装置 Pending JPH05334344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144060A JPH05334344A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 英日機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144060A JPH05334344A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 英日機械翻訳装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05334344A true JPH05334344A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15353379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4144060A Pending JPH05334344A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 英日機械翻訳装置

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