JPH0533431Y2 - - Google Patents

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JPH0533431Y2
JPH0533431Y2 JP7971888U JP7971888U JPH0533431Y2 JP H0533431 Y2 JPH0533431 Y2 JP H0533431Y2 JP 7971888 U JP7971888 U JP 7971888U JP 7971888 U JP7971888 U JP 7971888U JP H0533431 Y2 JPH0533431 Y2 JP H0533431Y2
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JP
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adapter
brake fluid
reserve tank
mounting device
flexible ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はブレーキフルード交換用アダプタを
自動車等のブレーキフルード用リザーブタンクに
取付けための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、実公昭61−5324号公報には、リザーブタ
ンクのフランジ部とアダプタのフランジ接合部と
を係止する係止壁を備えた一対の半円状の係止部
材を、案内部材に対してボルトによりアダプタの
直径方向に移動調節可能に支持した取付装置が開
示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来装置においては、係止壁が
係止部材と同心の一定の円弧に沿つて形成されて
いるため、リザーブタンクの直径が変わつた場合
に、係止壁がフランジ部の外周面にぴたりと接合
せず、その結果、リザーブタンクに対するアダプ
タの取付けが弱くなるという問題点があつた。ま
た、リザーブタンクの直径が変わつた場合には、
ボルトを緩めて係止部材の位置を調節したのち、
その位置でボルトを締め付けて係止部材を固定す
るという面倒な調節操作が必要であつた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その主要な目的は、至つて簡単
な操作により直径が異なる複数種のリザーブタン
クに対してアダプタを強固に取付けることができ
るブレーキフルード交換用アダプタの取付装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案の取付装置
においては、一部に開放部を備えその開放部を開
いてリザーブタンクの外周に着脱される可撓性リ
ングに、リザーブタンクのフランジ部およびブレ
ーキフルード交換用アダプタのフランジ接合部を
挟着する複数の挟着部が設けられるとともに、前
記開放部の端部に相対向する支持部と係合部とが
形成され、その支持部には、一端を支持部に支持
されかつ他端側の複数の選択位置にて係合部に係
脱される締結部材が設けられている。
〔作用〕
上記解決手段を備えたこの考案の取付装置を使
用する場合には、まず、リザーブタンクの直径に
応じた開き量で開放部を開いて可撓性リングをリ
ザーブタンクに装着すれば、挟着部がフランジ部
とフランジ接合部とに嵌合され、次に、開放部の
開き量に対応する位置にて締結部材の他端側を係
合部に係止すれば、締結部材の締結力により可撓
性リングが内側に若干変形されて、挟着部がフラ
ンジ部およびフランジ接合部に密嵌した状態に保
持される。また、以上の操作を逆順に行えば、取
付装置がリザーブタンクから容易に取り外され
る。
なお、前記した以外の本考案の目的、解決手段
および作用は以上に述べる各実施例において明示
される。
〔実施例〕
この考案を具体化した一実施例を第1〜3図に
基づいて説明する。
1は自動車用ブレーキフルードのリザーブタン
クであり、その上端には開口部2とフランジ部3
とが形成されている。4はリザーブタンク1内の
ブレーキフルードを交換するためのアダプタであ
り、前記開口部2に嵌合される嵌合部5と、周縁
にフランジ接合部6を有する蓋板7と、その蓋板
7および嵌合部5を貫通するブレーキフルード供
給部8とから構成されている。
9はリザーブタンク1にアダプタ4を取付ける
ための取付装置の全体を示す。10はステンレス
鋼板または鉄鋼板等の可撓性および弾性を有する
材料よりなる可撓性リングであり、その一部に設
けた開放部11を開いてリザーブタンク1の外周
に着脱されるようになつている。前記開放部11
の端部には相対向するように支持部12と係合部
13とが外方に折曲形成されている。
可撓性リング10の内周面には、リザーブタン
ク1のフランジ部3およびアダプタ4のフランジ
接合部6を挟着する複数の挟着部14がビス15
により固定されている。各挟着部14はアルミニ
ウム等により上片14aが長くかつ下片14bが
短い断面略コ字形に形成されている。なお、この
実施例においては、4個の挟着部14が90度の角
度をおいて設けられている。
可撓性リング10の前記支持部12には、リザ
ーブタンク1に可撓性リング10を装着保持する
ための弾性ベルト16が設けられている。この弾
性ベルト16は上下2列のコイルスプリング17
と、それらの両端および中間の2個所を間隔保持
カラー18を介してボルト19とナツト20とに
より相互に連結する合計4個の掛止部21とから
構成されている。そして、一端の掛止部21は前
記支持部12に支持され、かつ他端側の3個の掛
止部21が前記係合部13に選択的に係脱される
ようになつている。
さて、以上のように構成した取付装置9を使用
する場合には、まず、リザーブタンク1の直径に
応じた開き量で開放部11を開いて可撓性リング
10をリザーブタンク1の上端に装着すれば、可
撓性リング10の弾性復元力により挟着部14が
フランジ部3とフランジ接合部6とに嵌合され
る。この装着状態において、次に、弾性ベル16
の3個の掛止部21のうちから開放部11の開き
量に対応する位置の掛止部21を選択してそれを
係合部13に掛止すれば、弾性ベルト16のコイ
ルスプリング17の作用により可撓性リング10
が内側に締め付けられ、挟着部14がフランジ部
3とフランジ接合部6とに密嵌した状態に保持さ
れる。また、以上の操作を逆順に行えば、取付装
置9がリザーブタンク1から容易に取り外され
る。
従つて、至つて簡単な操作によりアダプタ4を
直径が異なる複数種のリザーブタンク1に対して
安定状態で強固に取付けることができ、交換また
は補充時のブレーキフルードの圧力によるアダプ
タ4の離脱が確実に防止される。また、この実施
例の弾性ベルト16の構成によれば、上下2列の
コイルスプリング17により強力な締結力を可撓
性リング10に作用させることができる。なお、
このコイルスプリング17の代わりにそれと同程
度の弾力を有するゴムを使用して弾性ベルト16
を構成することも可能である。
〔別の実施例〕
次に、この考案の別の実施例を第4〜6図に基
づいて説明するが、前記実施例と共通する部材に
ついては各図面に同一番号を付してその説明を省
略する。
(1) 第4図に示す実施例においては、可撓性リン
グ10に締結力を作用させるための締結部材が
多数の掛止環23aを連続的に備える単一のコ
イルスプリング23により構成されている。コ
イルスプリング23の一端は支持部12の切欠
部24に取り外し可能に支持されるとともに、
その他端側は可撓性リング10の装着時におけ
る開放部11の開き量に対応して選択された位
置の掛止環23aにて係合部13の切欠き部2
5に係脱される。
従つて、この実施例においては、コイルスプ
リング23の掛け外し操作により取付装置9を
直径が異なる複数種のリザーブタンク1に容易
に装着および取り外すことができるとともに、
そのリザーブタンク1にアダプタ4をコイルス
プリング23の弾力を介して強固に取付けるこ
とができ、しかも、単一の部品により取付装置
9を簡単に構成することができる。
(2) 第5図に示す実施例においては、前記締結部
材がレバー部27と締結ベルト28とを備えた
クランプ29により構成されている。レバー部
27は可撓性リング10に固着した支持部12
に軸30により回動操作可能に支持されてい
る。締結ベルト28は金属棒により四角環状に
形成され、その基端がレバー部27の長さ方向
中間部に回動可能に連結されるとともに、先端
側には係合部13に選択的に係脱される3個の
掛止部31が形成されている。
従つて、この実施例においても、レバー部2
7の簡単な回動操作により、直径が異なる複数
種のリザーブタンク1にアダプタ4をレバー部
27の強力なてこ作用を介して確実に取付ける
ことができる。
(3) 第6図は、前述した実施例および上記(1),(2)
の別の実施例において、挟着部14を可撓性リ
ング10の内周面に等角度をおいて5個設けた
実施例を示すもので、この場合、各挟着部14
のうちの一つを開放部11の反対側に配置すれ
ば、小径のリザーブタンク1の場合におけるア
ダプタ4の装着性をより向上することができ
る。また、同図に鎖線で示すように、各挟着部
14の上片14aを可撓性リング10の中央部
に向かつて長く形成すれば、ブレーキブルード
の圧力による前記蓋板7の外側への膨出をより
確実に防止することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によれば、一部
に開放部を備えその開放部を開いてリザーブタン
クの外周に着脱される可撓性リングに、リザーブ
タンクのフランジ部およびブレーキフルード交換
用アダプタのフランジ接合部を挟着する複数の挟
着部を設けるとともに、前記開放部の端部に相対
向する支持部と係合部とを形成し、その支持部に
は一端を支持部に支持されかつ他端側の複数の選
択一にて係合部に係脱される締結部材を設けたの
で、至つて簡単な操作により直径が異なる複数種
のリザーブタンクにアダプタを強固に取付けるこ
とができ、又、リザーブタンクの外周から外部に
突出する部分がないので狭い取付空間でも容易に
装着可能であるという優れた効果を奏する。
この場合、締結部材を2列の弾性部材と複数の
掛止部とを備えた弾性ベルトにより構成すれば、
弾性部材の強力な締結力を可撓性リングに作用さ
せることができる。
また、締結部材をコイルスプリングにより構成
すれば、単一の部品により取付装置を簡単に構成
することができる。
さらに、締結部材をレバー部と締結ベルトを備
えるクランプにより構成すれば、レバー部の強力
なてこ作用を介してアダプタをリザーブタンクに
確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案を具体化した一実施例を
示すもので、第1図はブレーキフルード交換用ア
ダプタの取付装置を示す斜視図、第2図は取付装
置の装着状態を示す断面図、第3図は第2図の平
面図である。第4〜6図はこの考案の別の実施例
を示すもので、第4図は締結部材としてコイルス
プリングを使用した取付装置の斜視図、第5図は
締結部材としてクランプを使用した取付装置の斜
視図、第6図は挟着部の変更例を示す取付装置の
一部省略平面図である。 リザーブタンク……1、開口部……2、フラン
ジ部……3、アダプタ……4、フランジ接合部…
…6、取付装置……9、可撓性リング……10、
開放部……11、支持部……12、係合部……1
3、挟着部……14、弾性ベルト……16、コイ
ルスプリング……23、クランプ……29。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一部に開放部11を備えその開放部11を開
    いてリザーブタンク1の外周に着脱される可撓
    性リング10に、リザーブタンク1のフランジ
    部3およびブレーキフルード交換用アダプタ4
    のフランジ接合部6を挟着する複数の挟着部1
    4を設けるとともに、前記開放部11の端部に
    相対向する支持部12と係止部13とを形成
    し、その支持部には一端を支持部12に支持さ
    れかつ他端側の複数の選択位置にて係合部13
    に係脱される締結部材16,23,29を設け
    たことを特徴とするブレーキフルード交換用ア
    ダプタの取付装置。 2 前記連結部材は、2列の弾性部材17と、そ
    れらを相互に連結しかつ前記係合部13に選択
    的に係脱される複数の掛止部21とを備えた弾
    性ベルト16により構成される請求項1記載の
    ブレーキフルード交換用アダプタの取付装置。 3 前記締結部材は、前記係合部13に選択的に
    係脱される多数の掛止環23aを連続的に備え
    たコイルスプリング23により構成される請求
    項1記載のブレーキフルード交換用アダプタの
    取付装置。 4 前記締結部材は、前記支持部12に回動操作
    可能に支持されたレバー部27と、一端がレバ
    ー部27の長さ方向中間部に回動可能に連結さ
    れかつ他端側に前記係合部13に選択的に係脱
    される複数の掛止部31が形成された締結ベル
    ト28とを備えるクランプ29により構成され
    る請求項1記載のブレーキフルード交換用アダ
    プタの取付装置。
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