JPH045263Y2 - - Google Patents

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JPH045263Y2
JPH045263Y2 JP1986060719U JP6071986U JPH045263Y2 JP H045263 Y2 JPH045263 Y2 JP H045263Y2 JP 1986060719 U JP1986060719 U JP 1986060719U JP 6071986 U JP6071986 U JP 6071986U JP H045263 Y2 JPH045263 Y2 JP H045263Y2
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JP
Japan
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gasket
flanges
flange
center
pressing
Prior art date
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JP1986060719U
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English (en)
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JPS62172567U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、配管等を連結する際にフランジ間
にガスケツトを取付けるための治具に関し、フラ
ンジ中心とガスケツト中心の芯合わせを容易にし
たものである。
〔従来の技術〕
プラント等において配管どうしを連結する場
合、フランジ中心にガスケツト中心を芯合わせす
る必要がある。特にLNG等の苛酷な条件で使用
される配管等のように連結の際に締付トルクの管
理をしているものにおいては、フランジ中心とガ
スケツト中心が正確に合つていないと、ガスケツ
トが片当りして、配管の内部流体が漏れ出すおそ
れがある。
従来においては、この芯合せのための治具は特
になく、作業者の勘にたよつていたため、正確に
合わせるためには熟練を必要としていた。あるい
は、第5図に示すように、ガスケツト10の外径
をフランジ12,14のボルト孔12a,14a
の位置に合わせて構成し、配管11,13を連結
する場合、フランジ12,14の下部のボルト孔
12a,14aに2,3箇所ボルト16を差し込
んで、これをストツパとしてその上にガスケツト
10を当接支持したとき、ちようどフランジ1
2,14の中心とガスケツト10の中心が合うよ
うにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 第5図のように、ボルト16に当接して芯合せ
するものにおいては、ガスケツト10の外径がボ
ルト孔12a,14aの位置に対応した大きさだ
け必要であり、外径が大きくなつてコスト高にな
る欠点がある。例えば、第5図に示すガスケツト
は、うず巻ガスケツト(ボルテツクスガスケツ
ト)と呼ばれ、断面V字状のステンレス帯18の
間にアスベストやグラフオイルのフイラー20を
入れてうず巻状に巻き、外周に外輪と呼ばれる金
属製のリング22をはめ込んで構成したものであ
るが、外輪22の径が大きくなる欠点があつた。
この考案は、前記従来の技術における問題点を
解決して、フランジ中心とガスケツト中心の芯合
せが容易でガスケツトの外径を小さくすることが
できるフランジガスケツトの取付治具を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、スプリングで互いに対向する方向
に付勢された複数の押圧具を保持し、連結される
両フランジをその外側から前記押圧具間に挟み込
んで、前記スプリングの付勢力による当該押圧具
の押圧力により当該フランジ間に着脱自在に取り
付けられるフランジ装着部と、前記フランジ間の
空間においてフランジ径方向に伸出して、適宜の
位置で固定可能に前記フランジ装着部に支持され
て、フランジ間に介挿されるガスケツトの外周を
当接支持する当接支持部とを具備してなるもので
ある。
〔作用〕
この考案の前記解決手段によれば、フランジ装
着部をフランジ間に渡して取り付け、フランジと
ガスケツトの径に応じて当接支持部を適宜の伸出
位置に固定することにより、フランジの中心とガ
スケツトの中心を正確かつ容易に合わせることが
できる。これにより、ガスケツトの径を小さくす
ることができ、コストダウンを図ることができ
る。
また、この考案によれば、フランジ装着部をス
プリングで付勢された押圧具の押圧力により両フ
ランジの外側に取り付けるようにしたので、フラ
ンジ装着部をフランジにボルト止め等で取り付け
る場合に比べて着脱が容易であり、しかもフラン
ジ幅が様々異なる場合にも適応でき、さらには両
側のスプリングの付勢力がバランスした状態で装
着されるので、フランジ間の空間幅が変化しても
当接支持部を所定位置(例えばフランジ間の空間
の中央位置)に保持することができ、フランジガ
スケツトの支持を確実に行なうことができる。
〔実施例〕
この考案の実施例を第1図に示す。
第1図のガスケツト取付治具1において、フラ
ンジ装着部24は鋼製で略コ字状に形成されてい
る。フランジ装着部24の両側片24a,24b
間には連結される左右両フランジが挟み込まれる
ので、様々な寸法のフランジ幅に対応できるよう
に、両側片24a,24b間の幅Wを広めにとつ
ておく。両側片24a,24bには押圧具26,
28が取り付けられている。押圧具28は、側片
24bに開設された孔30にロツド32が軸方向
にスライド自在に通され、ロツド32の先端に当
接部34が取り付けられ、後端部に係止部36が
取り付けられている。そして、当接部34と側片
24bとの間においてロツド32にスプリング3
8が掛けられている。したがつて、フランジに装
着してないときは、スプリング38によつて二点
鎖線で示すように係止部36が側片24bに当接
した状態となつている。押圧具26は押圧具28
と同様に構成されている。
フランジ装着部24の中央部には孔25が開け
られて、そこに当接支持部40が伸出自在に通さ
れている。当接支持部40は平板状に形成され、
ガスケツトを当接支持する先端部40aは円弧状
に形成されている。当接支持部40はフランジ間
に挿入されてガスケツトを支持するので、フラン
ジ間に挿入できるようにフランジのクラス、寸法
によつてその幅dを定める。当接支持部40の側
面にはフランジのクラス・寸法に対応して何本か
の溝42が構成されている。フランジ装着部24
の裏面には、スプリング44が取付けられてい
る。このスプリング44を溝42に落とし込むこ
とにより、当接支持部40の伸出位置が固定され
る。当接支持部40を手で押しあるいは引いてス
プリング44が落とし込まれる溝42の位置を変
えることにより、当接支持部40の伸出位置を変
更できる。
第1図のガスケツト取付治具1を用いてガスケ
ツト10を取付ける状態を第3図に示す。ガスケ
ツト10をフランジ12,14間に取り付ける場
合は、複数本の溝42のうちフランジ12,14
のクラスや寸法に合つたものにスプリング44を
落とし込むように当接支持部40の伸出位置をあ
らかじめ手で調整しておく。そして、押圧具2
6,28を手で引つ張つて、当接部34,35の
間を広げた状態でその間にフランジ12,14を
挿入する。押圧具26,28から手を離せば、ス
プリング39,38によつて当接部35,34が
フランジ12,14の側面に押圧当接し、ガスケ
ツト取付治具1はフランジ12,14に装着され
る。このとき、スプリング38,39の弾性力が
等しければ、当接支持部40はフランジ12,1
4のちようど中間に位置する。そして、このガス
ケツト取付治具1を、第4図に示すように、フラ
ンジ12,14の下部外周位置に2,3箇所装着
する。この状態でフランジ12,14の間にガス
ケツト10を入れて、各ガスケツト取付治具1の
当接支持部40の先端で支持する。すると、フラ
ンジ12,14のクラス・寸法およびガスケツト
10の寸法に応じてフランジ12,14の中心と
ガスケツト10の中心が合う位置で当接支持部4
0の先端部がガスケツト10の外周部に当接する
ように当接支持部40の伸出位置が調整されてい
るので、フランジ12,14の中心とガスケツト
の中心が合つた状態に位置決めされる。したがつ
て、この状態でボルト孔12a,14aにボルト
を通してナツトで締め付けるようにすれば正確に
取付を行なうことができる。このようにすれば、
従来第5図のようにボルト16をストツパとして
芯合せしていたものに比べて、外輪22の径を小
さくすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、フラ
ンジ装着部をフランジ間に渡して取り付け、フラ
ンジとガスケツトの径に応じて当接支持部を適宜
の伸出位置に固定することにより、フランジの中
心とガスケツトの中心を正確かつ容易に合わせる
ことできる。これにより、ガスケツトの径を小さ
くすることができ、コストダウンを図ることがで
きる。また、この考案によれば、フランジ装着部
をスプリングで付勢された押圧具の押圧力により
両フランジの外側に取り付けるようにしたので、
フランジ装着部をフランジにボルト止め等で取り
付ける場合に比べて着脱が容易であり、しかもフ
ランジ幅が様々異なる場合にも適応でき、さらに
は両側のスプリングの付勢力がバランスした状態
で装着されるので、フランジ間の空間幅が変化し
ても当接支持部を所定位置(例えばフランジ間の
空間の中央位置)に保持することができ、フラン
ジガスケツトの支持を確実に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図で
ある。第2図は、第1図における押圧具28の詳
細図である。第3図は、第1図のガスケツト取付
治具をフランジに装着した状態を示す断面図であ
る。第4図は、第3図のA−A矢視図である。第
5図は、従来におけるガスケツト取付方法を示す
断面図である。 1……ガスケツト取付治具、10……ガスケツ
ト、24……フランジ装着部、26,28……押
圧具、40……当接支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スプリングで互いに対向する方向に付勢された
    複数の押圧具を保持し、連結される両フランジを
    その外側から前記押圧具間に挟み込んで、前記ス
    プリングの付勢力による当該押圧具の押圧力によ
    り当該フランジ間に着脱自在に取り付けられるフ
    ランジ装着部と、 前記フランジ間の空間においてフランジ径方向
    に伸出して、適宜の位置で固定可能に前記フラン
    ジ装着部に支持されて、フランジ間に介挿される
    ガスケツトの外周を当接支持する当接支持部と を具備してなるフランジガスケツト取付治具。
JP1986060719U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH045263Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986060719U JPH045263Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986060719U JPH045263Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62172567U JPS62172567U (ja) 1987-11-02
JPH045263Y2 true JPH045263Y2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=30893383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986060719U Expired JPH045263Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH045263Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571680A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Tokyo Shibaura Electric Co Fixing jig

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571680A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Tokyo Shibaura Electric Co Fixing jig

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62172567U (ja) 1987-11-02

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