JPH0533428Y2 - - Google Patents

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JPH0533428Y2
JPH0533428Y2 JP2905787U JP2905787U JPH0533428Y2 JP H0533428 Y2 JPH0533428 Y2 JP H0533428Y2 JP 2905787 U JP2905787 U JP 2905787U JP 2905787 U JP2905787 U JP 2905787U JP H0533428 Y2 JPH0533428 Y2 JP H0533428Y2
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circuit
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seat
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ignition
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車におけるシートベルト装着強
制装置に関する。
(従来の技術と問題点) 昭和61年道路交通法の改正によつて、一般道路
でもシートベルトの装着が義務付けられるように
なつたが、このシートベルトは衝突時における死
亡率を大幅に低下させ得るという意味で極めて有
効なものである。
ところが、シトベルトは着脱操作が面倒である
し、自由を制限されるため装着を怠つたり、うつ
かりして付け忘れがちなものであつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところはシー
トベルトの装着を強制できる装置の提供にあり、
この目的を達成するために本考案では、バツテリ
ーと、イグニツシヨンスイツチと、エンジン点火
装置とを備えている点火回路と、常時はb接点が
閉じられ、a接点が開放された状態にあり、運転
者又は同乗者が座席に着座するとa接点が閉じ、
かつb接点が開放される着座スイツチと、常時は
b接点が閉じられ、a接点が開放された状態にあ
り、シートベルトを装着するとa接点が閉じ、か
つb接点が開放されるベルト装着スイツチとを、
前記両a接点間と両b接点間でそれぞれ接続し、
かつa接点側回路とb接点側回路を並列にして前
記点火回路の接地側と直列に接続し出力側を接地
したスイツチ回路と、前記着座スイツチ及びベル
ト装着スイツチを備えたスイツチ回路と並列にな
るように点火回路の接地側に接続したバイパス回
路と、前記スイツチ回路中に介装され、通電によ
りバイパス回路を閉じると共に断電により設定時
間経過したのちにバイパス回路を開く限時復帰回
路を備えたタイマと、からなる構成とした。
(作用) 本考案の自動車におけるシートベルト装着強制
装置では、上述のように、着座により作動するよ
うに運転席側シート座部に設けられた着座スイツ
チと、シートベルトの装着により作動するように
運転席側ベルト連結部に設けられたベルト装着ス
イツチとを、両a接点端子間及び両b接点端子間
でそれぞれ接続し、かつ、a接点側回路とb接点
側回路を並列にして点火回路中に直列に接続させ
たことで、運転席に着座した状態ではシートベル
トを装着しない限り点火回路が開かれた状態とな
つてエンジンが作動しないため、シートベルトの
装着が強制されることになる。
また、両b接点端子間をも接続し、かつ、a接
点側回路とb接点側回路を並列にして点火回路中
に直列に接続させたことで、b接点側回路でも閉
回路を構成し、従つて、車外から無線操作によつ
てエンジンを始動させる場合の妨げとなることも
ない。
また、点火回路には、着座スイツチ及びベルト
装着スイツチを備えたスイツチ回路をバイパスす
るバイパス回路を設け、かつ、スイツチ回路中に
は、通電によりバイパス回路を閉じると共に断電
により設定時間経過した後にバイパス回路を開く
限時復帰接点を備えたタイマを介装させたこと
で、車体のバウンド等によつて着座スイツチが一
時的に切られた場合であつても、タイマの設定時
間内はバイパス回路で閉回路がされるので、走行
中にエンジンが止つて急停止するといつた不都合
を生ずることもない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1実施例の構成を説明する。
この実施例の自動車におけるシートベルト装着
強制装置Aは、第1図及び第2図に示すように、
点火回路1と、スイツチ回路2と、バイパス回路
3と、タイマ4と、ブザー回路5とを主な構成と
して備えている。
前記点火回路1はエンジンEを作動させるため
の電気回路であつて、バツテリー10と、イグニ
ツシヨンスイツチ11と、エンジン点火装置12
とを備えている。
また、前記スイツチ回路2は、運転席側着座ス
イツチ20と、運転席側ベルト装着スイツチ21
とを備えている。
着座スイツチ20は運転席への着座によるシー
トの沈みによつて作動するように運転席のシート
座部6内に設けられ、ベルト装着スイツチ21は
シートベルト7の装着によるシートベルト側の連
結金具7aの挿入によつて作動するようにベルト
連結部8内に設けられるものであつて、いずれも
a接点20a,21aとb接点20b,21bと
を備えたリミツトスイツチが用いられている。
そして、この着座スイツチ20とベルト装着ス
イツチ21とを、両a接点20a,21aの端子
間及び両b接点20b,21bの端子間でそれぞ
れ接続し、かつ、a接点側回路とb接点側回路を
並列にして前記点火回路1中に直列に接続させて
いる。
また、前記バイパス回路3は、前記点火回路1
におけるスイツチ回路2をバイパスするように、
同スイツチ回路2と並列に接続された回路であ
る。
また、前記タイマ4は、前記スイツチ回路2中
に介装されるものであり、同タイマ4にはスイツ
チ回路2への通電によりバイパス回路3及びブザ
ー回路5を閉じると共に、断電により設定時間経
過した後にバイパス回路3及びブザー回路5を開
く限時復帰接点40,41を備えている。
また、前記ブザー回路5は、シートベルト7の
不装着を知らせる告知手段を構成するものであ
り、前記点火回路1とは並列に設けられている。
このブザー回路5には、前記タイマ4の限時復
帰接点41とブザー50と、リレー51のb接点
51aとがそれぞれ直列に接続されており、前記
リレー51はスイツチ回路5中に介装されてい
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、運転者が運転席に着座した状態では、シ
ート座部6内に設けられた着座スイツチ20がシ
ートの沈みによつて作動し、b接点20b側が開
放されるため、スイツチ回路2及び点火回路1が
開放状態となり、従つて、この状態でキースイツ
チを回してイグニツシヨンスイツチ11をオンに
してもエンジン点火装置12へは通電されず、エ
ンジンEを始動されることはできない。
そこで、運転者が運転席に着座した状態でシー
トベルト7を装着すると、着座スイツチ20及び
シート装着スイツチ21が共に作動してb接点2
0b,21b側が共に開放されるが、a接点20
a,21a側が共に閉じられるので、スイツチ回
路2及び点火回路1が閉じられた状態となり、従
つて、この状態でキーを回してイグニツシヨンス
イツチ11をオンにすることによつてエンジン点
火装置12に通電され、エンジンEを始動させる
ことができるようになる。
また、以上のように点火回路1及びスイツチ回
路2に通電された状態においては、スイツチ回路
2中に介装されたタイマ4及びリレー5が作動す
るので、タイマ4の両限時復帰接点40,41を
閉じると共に、リレー51のb接点51aが開放
状態となつており、従つて、バイパス回路3は閉
じられ、ブザー回路5は開放されている。
次に、走行中に車体のバウンド等によつて着座
スイツチ20が切れると、a接点20a側が開放
されることによつてスイツチ回路2が開放状態と
なつて、タイマー4及びリレー51への通電状態
が解除されるので、リレー51は直ちに復帰して
b接点51aが閉じられるが、タイマ4は設定時
間を経過するまでは復帰せず、両限時復帰接点4
0,41に共に閉じられた状態のままである。従
つて、バイパス回路3によつて点火回路1の閉回
路状態が維持されるのでエンジンEが止まること
はないが、ブザー回路5が閉じられてブザー50
を鳴らして異常を知らせることになる。
尚、走行中にシートベルト7が外れた場合も、
上記の場合と同様にエンジンEの作動がタイマ設
定時間内は維持されると共に、ブザー50で異常
を知らせることになるので、タイマ設定時間内に
シートベルト7を装着すればよい。
次に、エンジンEをかけたまま車を止め、運転
者が一時車外に出た場合であつても、着座スイツ
チ20とシート装着スイツチ21とがb接点20
b,21b側で閉回路を形成し、スイツチ回路2
が閉じられた状態となるので、エンジンEが止ま
ることはない。
以上説明してきたように本実施例の自動車にお
けるシートベルト装着強制装置Aにあつては、上
述のように、着座により作動するように運転席側
シート座部6に設けられた着座スイツチ20と、
シートベルト7の装着により作動するように運転
席側ベルト連結部8に設けらたれベルト装着スイ
ツチ21とを、両a接点20a,21a端子間及
び両b接点20b,21b端子間でそれぞれ接続
し、かつ、a接点側回路とb接点側回路を並列に
して点火回路1中に直列に接続させたことで、運
転席に着座した状態ではシートベルト7を装着し
ない限り点火回路1が開かれた状態となつてエン
ジンEが作動しないため、シートベルト7の装着
が強制されることになる。
また、両b接点20b,21b端子間をも接続
し、かつ、a接点側回路とb接点側回路を並列に
して点火回路1中に直列に接続させたことで、b
接点側回路でも閉回路を構成し、従つて、車外か
ら無線操作によつてエンジンを始動させる場合の
妨げとなることもない。
また、点火回路1には、着座スイツチ20及び
ベルト装着スイツチ21を備えたスイツチ回路2
をバイパスするバイパス回路3を設け、かつ、ス
イツチ回路2中には、通電によりバイパス回路3
を閉じると共に断電により設定時間経過した後に
バイパス回路3を開く限時復帰接点40を備えた
タイマ4を介装させたことで、車体のバウンド等
によつて着座スイツチ20が一時的に切られた場
合であつても、タイマの設定時間内はバイパス回
路3で閉回路が形成されるので、走行中にエンジ
ンEが止つて急停止するといつた不都合を生ずる
こともない。
次に、第2実施例の構成を第3図により説明す
る。
この実施例の自動車におけるシートベルト装着
強制装置Aは、前記第1実施例におけるシートベ
ルト装着強制装置Aに、助手席側着座スイツチ2
00と運転席側ベルト装着スイツチ210を接続
するようにしたものであり、従つて、この実施例
にあつては、助手席側のシートベルトの装着も強
制されることになる。
尚、他の構成は前記第1実施例とほぼ同様であ
るので、同一構成部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例ではタイマやスイツチ類として
機械式のものを用いる場合を示したが、これには
限られず、電子式のものであつてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案の自動車におけ
るシートベルト装着強制装置にあつては、着座に
より作動するように運転席側シート座部に設けら
れた着座スイツチと、シートベルトの装着により
作動するように運転席側ベルト連結部に設けられ
たベルト装着スイツチとを、両a接点端子側間及
び両b接点端子間でそれぞれ接続し、かつ、a接
点側回路とb接点側回路を並列にして点火回路中
に直列に接続させたことで、運転席に着座した状
態ではシートベルトを装着しない限り点火回路が
開かれた状態となつてエンジンが作動しないた
め、シートベルトの装着が強制されることになる
という効果が得られる。
また、両b接点端子間をも接続し、かつ、a接
点側回路とb接点側回路を並列にして点火回路中
に直列に接続させたことで、b接点側回路でも閉
回路を構成し、従つて、車外から無線操作によつ
てエンジンを始動させる場合の妨げとなることも
ない。
また、点火回路には、着座スイツチ及びベルト
装着スイツチを備えたスイツチ回路をバイパスす
るバイパス回路を設け、かつ、スイツチ回路中に
は、通電によりバイパス回路を閉じると共に断電
により設定時間経過した後にバイパス回路を開く
限時復帰接点を備えたタイマを介装させたこと
で、車体のバウンド等によつて着座スイツチが一
時的に切られた場合であつても、タイマの設定時
間内はバイパス回路で閉回路が形成されるので、
走行中にエンジンが止つて急停止するといつた不
都合を生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の自動車におけるシ
ートベルト装着強制装置を示す回路図、第2図は
運転席を示す斜視図、第3図は第2実施例を示す
回路図である。 1……点火回路、2……スイツチ回路、3……
バイパス回路、4……タイマ、6……シート座
部、7……シートベルト、8……ベルト連結部、
20……運転席側着座スイツチ、20a……a接
点、20b……b接点、21……運転席側ベルト
装着スイツチ、21a……a接点、21b……b
接点、40……限時復帰接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリー10と、イグニツシヨンスイツチ1
    1と、エンジン点火装置12とを備えている点火
    回路1と、 常時はb接点20bが閉じられ、a接点20a
    が開放された状態にあり、運転者又は同乗者が座
    席に着座するとa接点20aが閉じ、かつb接点
    20bが開放される着座スイツチ20,200
    と、常時はb接点21bが閉じられ、a接点21
    aが開放された状態にあり、シートベルト7を装
    着するとa接点21aが閉じ、かつb接点21b
    が開放されるベルト装着スイツチ21,210と
    を、前記両a接点20a,21a間と両b接点2
    0b,21b間でそれぞれ接続し、かつa接点側
    回路とb接点側回路を並列にして前記点火回路1
    の接地側と直列に接続し出力側を接地したスイツ
    チ回路2と、 前記着座スイツチ20,200及びベルト装着
    スイツチ21,210を備えたスイツチ回路2と
    並列になるように点火回路1の接地側に接続した
    バイパス回路3と、 前記スイツチ回路2中に介装され、通電により
    バイパス回路3を閉じると共に断電により設定時
    間経過したのちにバイパス回路3を開く限時復帰
    回路40を備えたタイマ4と、 からなることを特徴とする自動車におけるシート
    ベルト装着強制装置。
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JP2017109604A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 フジ電機工業株式会社 車載用表示制御装置

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