JPH05334216A - 通信機能付画面制御装置 - Google Patents

通信機能付画面制御装置

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Publication number
JPH05334216A
JPH05334216A JP4136615A JP13661592A JPH05334216A JP H05334216 A JPH05334216 A JP H05334216A JP 4136615 A JP4136615 A JP 4136615A JP 13661592 A JP13661592 A JP 13661592A JP H05334216 A JPH05334216 A JP H05334216A
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JP
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screen control
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terminal
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Application number
JP4136615A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Mitani
滋之 三谷
Katsumi Kanehara
勝美 金原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある文書処理装置に文書を表示していると
き、通信により接続された他の文書処理装置からその表
示を制御し、ひとつの画面を複数の操作者により表示制
御できる装置を提供する。 【構成】 LANにいくつかの同じ構成からなる文書処
理装置を接続し、通信で接続する。その文書処理装置の
うち端末たる装置Aからホストたる装置Bに対する画面
制御情報をキーボード11から入力すると、入力処理部
13を介して送信処理部18・SIO19から装置Bに
画面制御情報が送信される。装置Bは送信された情報を
受信し、受信処理部12・入力処理部13を介して画面
制御部15に制御情報が入力される。表示制御部16は
入力された画面制御情報したがって表示中の画面に変更
を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば他の端末となる
装置から画像表示を制御する機能を有する画面制御装置
等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画面制御装置では、データ等を表
示している際に、そこに表示されている画面のスクロー
ルやカーソルの移動などの画面制御を行なおうとする場
合には、そのための画面制御信号の入力操作は文書情報
を保持し処理を行なっている端末からに限られているの
が通常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、例えば文書情報を表示してそれを複数人で閲覧
しているような場合には、文書を表示している装置のキ
ーボード等の入力デバイスを操作している一名の者しか
文書画面の制御のための操作を行なえなかった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みて為されたもの
で、表示されたデータの閲覧を複数人で行なう際に、表
示をしている画面制御装置自身によってだけでなく、そ
の装置に接続された他の画面制御装置からの操作によっ
ても、表示画面の画面制御をすることができる画面制御
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画面制御装置は次のような構成からなる。
【0006】通信を行う機能を備えた画面制御装置であ
って、画像を表示する表示手段と、画面表示の状態を制
御するための画面制御情報を入力する入力手段と、前記
入力された画面制御情報を前記通信機能を用いて送信す
る送信手段と、前記通信機能を用いて送信されてくる画
面制御情報を受信する受信手段と、前記表示手段で表示
されている画像を、前記受信手段で受信した画面制御情
報にしたがって制御する画面制御手段とを備える。
【0007】
【作用】上記構成により、本発明の画面制御装置では、
一方の画面制御装置Aから画面制御情報を入力すると、
その制御情報が通信で接続された同じ構成からなる他方
の画面制御装置Bに送信手段により送信され、その画面
制御装置Bでは受信手段により受信して、表示している
画像を受信した画面制御情報にしたがって制御する。
【0008】
【実施例】
[実施例1]以下、図面を参照しながら、本発明の1実
施例を詳細に説明する。
【0009】<構成>図2は本発明の実施例である通信
機能付き文書処置装置を、ローカルエリアネットワーク
(LAN)で接続した図である。図2において、0は本
実施例の文書処理装置であり、通信アダプタ8を介して
LAN9に接続されている。10a〜10cは0と同じ
く実施例の文書処理装置であるが、これらは図では通信
アダプタを省いて描いてある。こうして文書処理装置0
と文書処理装置10a〜10cとは、LANによって接
続されており、例えば文書処理装置10a〜10cを端
末として文書処理装置0と通信することができる。
【0010】図1は、図2の通信機能付きの文書処理装
置のひとつを取り上げてブロック図として示した図であ
る。
【0011】図1において、11はデータやコマンド等
を入力するキーボード(KB)である。また、12は受
信処理部で、通信で接続された他の装置から、シリアル
IO(SIO)19を介して送られてきた文書情報や画
面制御情報を、入力処理部13で処理できる形式で入力
処理部13へ渡す。
【0012】入力処理部13は、KB11から入力され
た文書情報や画面制御情報を一時的にバッファ(キーボ
ードバッファ)131に蓄積し、蓄積した情報を文書処
理部14または後述の画面制御部15または後述の送信
処理部18へと渡す。また、受信処理部12から画面制
御情報を受け取ったら画面制御部15へ送り、その処理
に任せる。
【0013】文書処理部14は、入力処理部13により
処理された文書の入力情報に基づいて、メモリや外部記
憶装置に格納されている文書の作成や編集等の文書処理
を行なう。
【0014】画面制御部15は、入力処理部13から渡
された画面制御情報により、表示部17に表示している
文書画面のスクロールなどの画面表示の制御を行なう。
【0015】送信処理部18は、入力処理部13から送
られた送信すべき画面制御情報を、送信するための形式
に直してSIO19を介して送信する。
【0016】16は画面制御部で、文書処理部14から
入力される文書データと画面制御部15から入力される
画面制御情報とに基づいて、表示すべきデータ等の画像
を表示部17に表示する。
【0017】20は通信管理部であり、通信する相手端
末となる通信機能付文書処理装置の選択や、通信アダプ
タ8によるLAN9のリンクの設定・解放などの通信上
の制御を行なう。
【0018】次に、以上の構成からなる本実施例の動作
の詳細を、図3〜図5のフローチャートを参照して説明
する。
【0019】<フローチャートの説明>図3は、図2の
ようなネットワークに接続された実施例の文書処理装置
が、画面の画面制御の入力が為された時に行う処理のフ
ローチャートである。
【0020】まず、通信を開始するためにSIO19お
よび通信アダプタ8の初期化をステップS31で行な
う。次にステップS32で、操作中の文書処理装置をホ
ストとして、端末となる装置から受信する画面制御情報
あるいはホスト自身のキーボード11から入力される画
面制御情報に従ってホストに格納されている文書を表示
部17に表示するか、それとも端末としてホストの表示
部17上に表示する画面を制御するための入力操作を通
信により行なうかを通信管理部20により選択する。
【0021】ホストとなるように選択した場合には、ス
テップS33で図4として後述するホスト側の処理を行
なう。端末となるように選択した場合には、ステップS
34で図5として後述する端末側の処理を行なう。
【0022】ステップS33またはステップS34いず
れかの処理が終了したなら、本実施例の文書処理装置に
おける画面制御処理は終了となる。
【0023】<ホスト側装置の処理>次に、ホスト側の
処理の動作の詳細を図4のフローチャートにより説明す
る。ホストとして図2の文書処理装置0を選び、端末と
して文書処理装置10aを選んだものとする。ただし、
ここで説明する処理は通信を介して端末から受信した画
面制御に関する処理に限り、ホスト自身のキーボード1
1から入力された画面制御の指示についてはその処理の
説明は省く。しかしながら入力処理部13に至る制御情
報の入力経路が異なるだけで、制御の処理自体は同じも
のであることはもちろんである。
【0024】まず、端末となる相手の文書処理装置をス
テップS41で通信管理部20により選択する。ここで
は例えば文書処理装置10aを選ぶ。端末が選ばれる
と、ステップS42では、選ばれた端末とホストとの間
にリンクを設定して通信が可能な状態になり、この状態
で端末からの信号の受信を待つ。ステップS43で、相
手の端末からの画面制御情報がLAN9・通信アダプタ
8・SIO19を介して入力されると、受信処理部12
から入力処理部13へと受信した画面制御情報が渡さ
れ、入力処理部ではそれを取り込んで一旦格納する。入
力処理部13は、取り込んだ情報を文書処理部14・画
面制御部15・送信処理部18のいずれかに振り分ける
が、情報が画面制御情報であれば画面制御部15にその
情報を入力する。ステップS44では、画面制御部15
により表示部17に表示されている文書画面の制御が行
なわれる。例えば、受信した制御情報が「上方に1行ス
クロールせよ」であれば、表示中の画面を上方に1行分
スクロールして、画面に入らずに表示されていなかった
1行分のデータを表示することになるし、「文頭の表示
に戻せ」ならば、文頭から表示し直すことになる。
【0025】ステップS45では、ホストたる文書処理
装置0と端末たる文書処理装置10aとの間のリンクの
接続をテストする。もし切断されていなければステップ
S43に戻って再び端末からの通信による画面制御の操
作が行なわれる。一方、リンクが切断されれば、ステッ
プS46で画面制御処理を続行するかどうかを決定し、
続行する場合はステップS41に戻って次に入力する端
末を選択する。続行しない場合はアプリケーションを終
了する。このステップS46は、処理の続行をオペレー
タに決定させても良い。また、ステップS45における
テストは端末側からリンクを解放した場合を想定しての
テストだが、ステップS44での画面制御が終了した
後、ホスト側からリンクを解放してしまっても良い。こ
の場合には、当然ステップS45のテスト結果は“YE
S”となる。
【0026】<端末側装置の処理>次に、端末側の処理
の動作の詳細を図5のフローチャートにより説明する。
【0027】まず、ステップS51では、ホストである
文書処理装置0から画面制御のための端末として選択さ
れてリンク設定の要求がくると、それに応答してホスト
との間にリンクを設定する。LAN9を介してホストと
の間にリンクが張られるとホストと通信可能な状態とな
り、ステップS52で端末である文書処理装置10aの
キーボード11より画面制御情報の入力が行なわれる
と、入力処理部13により入力されたデータが入力バッ
ファ131に一旦格納される。次にステップS53で
は、入力処理部13から送信処理部18へ画面制御情報
が渡され、SIO19を介して制御情報がホストである
文書処理装置0へと送信される。ステップS54ではリ
ンクの状態をテストし、リンクが切断されなければステ
ップS52に戻って再びキーボード11からの入力が可
能な状態となる。リンクが切断されれば、ステップS5
5へ進み、端末からの画面制御処理を続行するか否かテ
ストする。もし続行するならばステップS51に戻り、
再びホストから端末として選択されリンクが設定される
のを待つ。一方、続行しないならば処理はそこで終了す
る。なお、ステップS54でリンクの状態をテストする
が、リンクの解放はホスト側からでも端末側からでも可
能であり、端末側から解放する場合にはステップS53
で画面制御情報を送信し終えたならリンク開放要求をホ
ストに発行し、解放してしまう。この場合には、もちろ
んステップS54でのテスト結果は“YES”となる。
【0028】以上の手順により、LANで結ばれた文書
処理装置の間で画面制御を行うことが可能である。
【0029】<プログラムによる実現>次に、以上述べ
た構成・手順をプログラムにより実現する構成を説明す
る。図6は実施例の文書処理装置のブロック図である。
【0030】図6において、1は本装置全体の制御を実
行する処理装置(MPU)である。2はプログラムを展
開したり、相手端末からの文書を一時記憶したりし、演
算や比較の実行エリアでもあるメモリ、3は本文書処理
装置で作成した文書等の記憶媒体であるフレキシブルデ
ィスク(FD)、4はFDと同様に外部記憶媒体である
ハードディスク(HD)である。19は本文書処理装置
で作成した文書を他の端末へ送信したり、他の端末から
の文書を受信したり、または通信アダプタ8の制御信号
を送信したりといった制御をするSIOである。11は
オペレータが文書情報や画面制御情報の入力を行なった
り、操作の指示を行なうためのキーを備えたキーボード
(KB)、7は文書処理装置の動作状態や処理中の文書
等を表示するCRT表示装置である。本実施例の文書処
理装置は以上のように構成されており、図1と同じく通
信アダプタ8を介してLANに接続されている。なお、
CRT7は図1の表示部17に相当するものである。
【0031】図7として、メモリ2に展開された通信機
能付文書処理装置0のプログラムの構成を示す。ここで
は公知の技術による文書の作成・編集・保存・印刷等の
文書処理機能については省略する。
【0032】図7において、72は文書処理プログラム
であり、後記入力処理プログラム73により処理された
文書の入力情報により、文書の作成や編集等の文書処理
を行なう。
【0033】73は入力処理プログラムであり、KB1
1から入力された文書情報や画面制御情報を一時的にワ
ークエリア内のバッファ(キーボードバッファ)に蓄積
し、文書処理プログラム72または後述の送信処理プロ
グラム75または後述の画面制御プログラム71へと渡
す。また、後述の受信処理プログラム74から画面制御
情報を受け取ったら後述の画面制御プログラム71へ送
り、その処理に任せる。
【0034】74は受信処理プログラムであり、SIO
19を介して送られてきた画面制御情報を入力処理プロ
グラム73へ渡す。
【0035】76は通信管理プログラムであり、通信す
る相手端末となる通信機能付文書処理装置の選択と、通
信アダプタ8によるLAN9のリンクの設定、解放など
の通信上の制御を行なう。
【0036】71は画面制御プログラムであり、入力処
理プログラム73から渡された画面制御情報により、C
RT7に表示中の文書画面のスクロールなどの制御を行
なう。
【0037】以上のようなプログラム群は、図1の構成
要素である同名のブロックと対応しており、それぞれ対
応するブロックの機能を果たす。図1の表示制御部に相
当するプログラムは図7では省略されているが、CRT
7での表示を制御するプログラムがメモリ2に展開さ
れ、MPU1で実行されるのはもちろんである。
【0038】こうした図7のようなプログラム群がMP
U1により実行されることで、図3・図4・図5に説明
した処理手順を実現し、通信で接続された文書処理装置
間で画面制御を行うことができる。
【0039】以上のように、ある文書処理装置に表示さ
れた文書を複数人で見る場合、その装置と通信で接続さ
れた他の装置から表示画面を操作することができるた
め、文書を見ている者の前に端末となる文書処理装置を
配置しておけば、単一の文書の閲覧が便利になる。
【0040】
【他の実施例】
[実施例2]実施例1で行われていた「画面制御」を
「カーソル制御」に置き換えてしまっても良い。この場
合にはスクロールやページ繰りなどはできないが、送受
信される制御情報はカーソルに関する情報に限定される
ため、小さなデータで済む。
【0041】<構成>以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施例を詳細に説明する。
【0042】本実施例の文書処理装置がLANに接続さ
れている様子は図2に示したものとまったく同じであ
る。文書処理装置そのものの構成は図8で示すとおりで
ある。
【0043】図8は図1の画面制御部15がカーソル制
御部21に変わっただけで、他の構成要素は全く同一で
ある。カーソル制御部21は、入力処理部13から入力
されるカーソルを制御する情報を元に、画面上のカーソ
ルをどのように表示するか決定し、表示制御部16で決
定したとおりに表示させる。カーソルの制御情報とは、
カーソルの位置や形・明滅等を決定する情報である。
【0044】次に、以上の構成からなる本実施例の動作
の詳細を、図9〜図11のフローチャートを参照して説
明する。これらは図3〜図5とほとんど同一であるが、
カーソルの制御を行うという点において異なっている。
【0045】<フローチャートの説明>図9は、図8の
ような文書処理装置が、画面のカーソル制御の入力が為
された時に行う処理のフローチャートである。
【0046】まず、通信を開始するためにSIO19お
よび通信アダプタ8の初期化をステップS91で行な
う。次にステップS92で、操作中の文書処理装置をホ
ストとして、端末となる装置から受信するカーソル制御
情報あるいはホスト自身のキーボード11から入力され
るカーソル制御情報に従ってホストに格納されている文
書を表示部17に表示するか、それとも端末としてホス
トの表示部17上に表示する画面を制御するための入力
操作を通信により行なうかを通信管理部20により選択
する。
【0047】ホストとなるように選択した場合には、ス
テップS93で図10として後述するホスト側の処理を
行なう。端末となるように選択した場合には、ステップ
S94で図11として後述する端末側の処理を行なう。
【0048】ステップS93またはステップS94いず
れかの処理が終了したなら、本実施例の文書処理装置に
おけるカーソル制御処理は終了となる。
【0049】<ホスト側装置の処理>次に、ホスト側の
処理の動作の詳細を図10のフローチャートにより説明
する。ホストとして図2の文書処理装置0を選び、端末
として文書処理装置10aを選んだものとする。ただ
し、ここで説明する処理は通信を介して端末から受信し
たカーソル制御に関する処理に限り、ホスト自身のキー
ボード11から入力されたカーソル制御の指示について
はその処理の説明は省く。しかしながら、制御情報の入
力経路が異なるだけで、制御の処理自体は同じものであ
ることはもちろんである。
【0050】まず、端末となる相手の文書処理装置をス
テップS101で通信管理部20により選択する。ここ
では文書処理装置を選ぶ。端末が選ばれると、ステップ
S102では、選ばれた端末とホストとの間にリンクを
設定して通信が可能な状態になり、この状態で端末から
の信号の受信を待つ。ステップS103で、相手の端末
からのカーソル位置等のカーソル制御情報がLAN9・
通信アダプタ8・SIO19を介して入力されると、受
信処理部12から入力処理部13へと受信した情報が渡
され、入力処理部ではそれをいったん格納する。入力処
理部13は、取り込んだ情報を文書処理部14・カーソ
ル制御部21・送信処理部18いずれかに振り分ける
が、情報がカーソル制御情報であればカーソル制御部2
1にその情報を入力する。ステップS104では、カー
ソル制御部21により表示部17に表示されている文書
画面の制御が行なわれる。例えば、受信した制御情報が
「1行目の10桁目にカーソルを移動せよ」であれば、
表示中の画面の指定された位置、すなわち(1行目、1
0桁目)にカーソルを移動して表示し直す。
【0051】ステップS105では、文書処理装置0と
文書処理装置10aとの間のリンクの接続をテストす
る。もし切断されていなければステップS103に戻っ
て再び端末からの通信によるカーソル制御の操作が行な
われる。一方、リンクが切断されれば、ステップS10
6でカーソル制御処理を続行するかどうかを決定し、続
行する場合はステップS101に戻って次に入力する端
末を選択する。続行しない場合はアプリケーションを終
了する。このステップS106は、処理の続行をオペレ
ータに決定させても良い。また、ステップS105にお
けるテストは端末側からリンクを解放した場合を想定し
てのテストだが、ステップS104でのカーソル制御が
終了した後、ホスト側からリンクを解放してしまっても
良い。この場合には、当然ステップS105のテスト結
果は“YES”となる。
【0052】<端末側装置の処理>次に、端末側の処理
の動作の詳細を図11のフローチャートにより説明す
る。
【0053】まず、ステップS111では、ホストであ
る文書処理装置0からカーソル制御のための端末として
選択されてリンク設定の要求がくると、それに応答して
ホストとの間にリンクを設定する。LAN9を介してホ
ストとの間にリンクが張られるとホストと通信可能な状
態となり、ステップS112で端末である文書処理装置
10aのキーボード11よりカーソル制御情報の入力が
行なわれると、入力処理部13により入力されたデータ
が入力バッファ131に一旦格納される。次にステップ
S113では、入力処理部13から送信処理部18へカ
ーソル制御情報が渡され、SIO19を介して制御情報
がホストである文書処理装置0へと送信される。ステッ
プS114ではリンクの状態をテストし、リンクが切断
されなければステップS112に戻って再びキーボード
11からの入力が可能な状態となる。リンクが切断され
れば、ステップS115へ進み、端末からのカーソル制
御処理を続行するか否かテストする。もし続行するなら
ばステップS111に戻り、再びホストから端末として
選択されリンクが設定されるのを待つ。一方、続行しな
いならば処理はそこで終了する。なお、ステップS11
4でリンクの状態をテストするが、リンクの解放はホス
ト側からでも端末側からでも可能であり、端末側から解
放する場合にはステップS113でカーソル制御情報を
送信し終えたならリンク開放要求をホストに発行し、解
放してしまう。この場合には、もちろんステップS11
4でのテスト結果は“YES”となる。
【0054】以上の手順により、LANで結ばれた文書
処理装置の間でカーソル制御を行うことが可能である。
【0055】<プログラムによる実現>次に、以上述べ
た構成・手順をプログラムにより実現する構成を説明す
る。図6は実施例1と同じく本実施例のの文書処理装置
のブロック図である。
【0056】図12として、メモリ2に展開された通信
機能付文書処理装置0のプログラムの構成を示す。ここ
では公知の技術による文書の作成・編集・保存・印刷等
の文書処理機能については省略する。
【0057】図12において、カーソル制御プログラム
121以外は図7で説明したものと同じであり、説明は
省く。121はカーソル制御プログラムであり、カーソ
ルの位置や形等、カーソルに関する制御を行わせるため
のプログラムである。
【0058】以上のようなプログラム群は、図8の構成
要素である同名のブロックと対応しており、それぞれ対
応するブロックの機能を果たす。図8の表示制御部に相
当するプログラムは図12では省略されているが、CR
T7での表示を制御するプログラムがメモリ2に展開さ
れ、MPU1で実行されるのはもちろんである。
【0059】こうした図12のようなプログラム群がM
PU1により実行されることで、図9・図10・図11
に説明した処理手順を実現し、通信で接続された文書処
理装置間でカーソル制御を行うことができる。
【0060】以上説明したように、文書の閲覧を複数の
人間で行う際に、文書を表示している装置だけではな
く、その装置と通信で接続された他の装置からも表示さ
れているカーソルを制御することができ、閲覧が便利に
なる。また、表示されている文書を見ながら打ち合わせ
や会議を行う際には、カーソルをポインタの代わりにし
て、文書処理装置を黒板代わりに使用することもでき
る。
【0061】[実施例3]上記の例では、複数の通信機
能付文書処理装置をLANおよび専用の通信アダプタで
接続したが、LANに限らず、接続する装置の台数を少
数(2〜3台)に限定すれば、公衆電話回線網でもIS
DN網でも接続できる。その場合は上記実施例で用いた
LAN用の通信アダプタの代わりに、公衆電話回線網で
あればNCU付変復調装置が、ISDN網ならばTA
(ターミナルアダプタ)が必要となる。また、LANや
公衆回線を介さずに直接接続されていても構わないこと
はもちろんである。
【0062】また、実施例1・2では文書処理装置を例
として説明したが、文書処理装置に限らず、表示機能と
通信機能を備えた装置であれば例えば画像処理装置等で
あっても、本発明を適用することができる。
【0063】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る通信機
能付画面制御装置は、表示されたデータの閲覧を複数人
で行なう際に、表示をしている画面制御装置自身によっ
てだけでなく、その装置に接続された他の画面制御装置
からの操作によっても、表示画面の画面制御をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である文書処理装置のブ
ロック図である。
【図2】第1の実施例の装置をLANで接続した図であ
る。
【図3】第1の実施例の装置における処理のフローチャ
ートである。
【図4】第1の実施例のホスト側装置における処理のフ
ローチャートである。
【図5】第1の実施例の端末側装置における処理のフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例である文書処理装置のブ
ロック図である。
【図7】本発明の第1の実施例である文書処理装置のプ
ログラムの構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例である文書処理装置のブ
ロック図である。
【図9】第2の実施例の装置における処理のフローチャ
ートである。
【図10】第2の実施例のホスト側装置における処理の
フローチャートである。
【図11】第2の実施例の端末側装置における処理のフ
ローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例である文書処理装置の
プログラムの構成図である。
【符号の説明】
0…通信機能付文書処理装置、 1…処理装置(MPU)、 2…メモリ、 3…フレキシブルディスク、 4…ハードディスク、 7…ディスプレイ装置、 8…通信アダプタ、 9…LAN、 10a〜10c…通信機能付文書処理装置および通信ア
ダプタ、 11…キーボード、 12…受信処理部、 13…入力処理部、 14…文書処理部、 15…画面処理部、 16…表示制御部、 17…表示部、 18…送信処理部、 19…シリアルIO、 20…通信管理部である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信を行う機能を備えた画面制御装置で
    あって、 画像を表示する表示手段と、 画面表示の状態を制御するための画面制御情報を入力す
    る入力手段と、 前記入力された画面制御情報を前記通信機能を用いて送
    信する送信手段と、 前記通信機能を用いて送信されてくる画面制御情報を受
    信する受信手段と、 前記表示手段で表示されている画像を、前記受信手段で
    受信した画面制御情報にしたがって制御する画面制御手
    段と、 を備えることを特徴とする通信機能付画面処理装置。
  2. 【請求項2】 文書を編集する文書編集手段を更に備
    え、前記表示手段により表示される画像は該文書編集手
    段で編集された文書であることを特徴とする請求項1項
    の通信機能付画面処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画面制御情報は画面に表示されるカ
    ーソルを制御する情報であることを特徴とする請求項1
    項の通信機能付画面処理装置。
JP4136615A 1992-05-28 1992-05-28 通信機能付画面制御装置 Withdrawn JPH05334216A (ja)

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