JPH05334024A - データ・ストリーム言語を自動的に判定するプリンタ - Google Patents

データ・ストリーム言語を自動的に判定するプリンタ

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JPH05334024A
JPH05334024A JP4353023A JP35302392A JPH05334024A JP H05334024 A JPH05334024 A JP H05334024A JP 4353023 A JP4353023 A JP 4353023A JP 35302392 A JP35302392 A JP 35302392A JP H05334024 A JPH05334024 A JP H05334024A
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スティーヴン・レイ・トロイヤー
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    • G—PHYSICS
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    • G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K2215/0002—Handling the output data
    • G06K2215/0005—Accepting output data; Preparing data for the controlling system
    • G06K2215/0011—Accepting output data; Preparing data for the controlling system characterised by a particular command or data flow, e.g. Page Description Language, configuration commands

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの介入や言語を定義する特別のコ
ーディングの必要性なしに、プリンタ制御言語の自動的
な認識設定を可能とする。 【構成】 プリンタ（１）は現在解釈されている制御言
語に対して、その言語の種類に応じてページの終了およ
びジョブの終了の命令コードのモニタを行う。そのよう
な命令が見いだされると、バッファメモリ（１９）の５
００バイトまでについて、特定の言語の特有な特徴とな
っている命令コードの観察を行う。アスキー言語は、多
くの場合ＥＳＣを含んでいる多くの命令コードの中のい
ずれかが見いだされたときにこの言語であるとの認識が
なされる。ポストスクリプト言語はパーセント記号のア
スキー列を含むいくつかの命令のなかのいずれかが見い
だされたとき、この言語であるとの認識がなされる。ま
た、ＰＣＬ４またはＰＣＬ５およびペン移動グラフィッ
クス言語についての認識もなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷の内容と形とを決
定する内部データ・ストリーム処理機能を有するプリン
タに関するものである。本発明による該プリンタは、１
組以上の意味を有するバイナリ・データ・プリンタ制御
言語を受け取ることができる。本発明では受け取ったデ
ータに対してバイナリ・データ処理を行って、受け取っ
たデータの言語をプリンタが認識することがきるように
自動的に設定を行う。従って、どの言語を用いるのか
を、マニュアル入力したり、あるいは言語を認識させる
ための予備的命令をデータに含ませておくような必要を
なくすことができる。
【０００２】
【従来の技術】プリンタ・データ・ストリーム言語とし
て一般に広く使われているものにはアスキー（ＰＰＤＳ
や拡張アスキーを含む）、ポストスクリプト、ヒューレ
ット・パッカード（ＨＰ）あるいはＩＢＭ社のグラフィ
ックス（ここでの目的においては、この２つは同等なも
のである）、ヒュレーット・パッカードのプリンタに用
いられている通常ＰＣＬとして知られているプリンタ命
令言語（さらに具体的にはＰＣＬ４およびＰＣＬ５とが
ある。ＰＣＬ５はＰＣＬ４が拡張されたものである）な
どがある。これらの言語はすべて、１と０との２進列か
らなっている。
【０００３】アスキー・プリンタ言語は、機器が読み取
ることが可能な形の広く使われているアスキー・コード
を用いて、それらのアスキーの意味を表す。例えば、１
６進表示の４３（ｈｅｘ４３）に相当する１と０との
列、０，１，０，０，０，０，１，１はアスキーの意味
としては、文字Ｃとして解釈される。通常のアスキーの
機能制御命令定義に対して、さらに多くのプリンタ機能
命令がつけ加えられている。これらの多くは、ＥＳＣ
（エスケープと呼ばれる）のためのアスキーコードであ
るｈｅｘ１Ｂの直後に他のコードを続けることによって
表される。
【０００４】ポストスクリプト・プリンタ言語は、ポス
トスクリプト・インタープリタが必要とするような形で
書かれたコードであり、アドブ・システム社の商標製品
である。この言語では、文書内容よりむしろ印刷される
最終的な形を、例えば文字の大きさや、その他スタイル
に関する一般的なことがらを、いろいろに指定すること
ができる。ポストスクリプト言語はしばしばページ記述
言語と呼ばれている。このポストスクリプト言語では、
ＥＳＣコードは用いない。
【０００５】ＩＢＭ（またはＨＰ）グラフィックス言語
は、もともとは、形状を描くためにペンなどを移動させ
るための目的から発したものである。この描くべき形状
はアルファベット文字であってもよいが、それはあくま
でも付随的なことであって、本来の用途はいろいろな
形、姿、明暗、配置を、基本的には画家が絵を描くのと
同じように表現することを目指したものである。この言
語ではＥＳＣコードが用いられる。
【０００６】ＰＣＬ４およびＰＣＬ５プリンタ言語は文
字を表す個々のコードとともに、かなりのページ記述情
報とを有している。これらの言語には、一部にＥＳＣコ
ードを使用するものが含まれている。
【０００７】プリンタユーザはしばしば、もともとがい
ろいろな異なったプリンタ制御言語で書かれたいろいろ
なデータを使う。従って、今日では１種類以上のいろい
ろな言語に対応できる機能をプリンタに備えさせるのが
一般的となっている。そのようなプリンタにおいて、送
られてくる言語が何であるかをプリンタに認識させるに
は、マニュアルによってプリンタの制御パネルから入力
するのが普通の方法である。現在行われている他の方法
は、新しいデータを送る前に、あらかじめそのデータと
は別に、これからどの言語が送られてこようとしている
のかをプリンタに認識させるためのバイナリ・メッセー
ジを送る方法である。これらのいずれの方法でも、プリ
ンタを新たに別の言語に設定を変えるためには、何らか
の形の準備あるいは人手による介入が必要である。
【０００８】本発明によれば、何ら予備的な作業の必要
なしに言語の変更を自動的にプリンタ自身に認識させる
ことができる。言語を自動的に認識できると主張してい
る少なくとも１つのプリンタが存在するが、しかしなが
らこのプリンタでは、言語が変更されたことをはっきり
と示すメッセージが得られるまでには長時間がかかるも
のと信じられている。これは遅く不正確なものである。
さらに、ＰＰＤＳ言語とＰＣＬ言語とが切り替わると
き、これを自動的に判断するための方法はこれまで知ら
れてはいなかった。言語の切り替わりに対応しているよ
うに見える他のプリンタも実際には上記のような特殊な
メッセージを用いて機能させているものと信じられる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】用いようとしているプ
リンタ制御言語に対してプリンタが対応できるように設
定するには、人手によって入力を行うか、特別なメッセ
ージを送る必要があり、自動的な設定ができなかった。
本発明の目的は、何ら予備的な作業の必要なしに言語の
変更を自動的にプリンタ自身に認識させることにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明では、現在ある言
語が使われているとき、その言語のジョブが終了する際
の特徴的な条件をあらかじめ選択しておき、これをモニ
タする。この選択された特徴的な条件が認識されると、
言語判定ルーチンが呼び出され、続けて送られくるコー
ドのモニタを行い、いろいろな言語に対応する特徴がな
いかどうかを調べる。そのような特徴が見いだされる
と、別のルーチンが呼び出されて、そのような特徴を有
する言語の解釈をプリンタが行えるように使用言語の設
定をする。ポストスクリプトなどのある種の言語では、
ジョブの終了に独特の特徴があるコードを使用してお
り、もし現在の言語がポストスクリプトであるときに
は、このコードをモニタし、これが認識されると言語判
定ルーチンが呼び出される。他の言語ではそのようなコ
ードを有していないが、すべての言語はページ送りを行
う条件を有しているので、この条件をモニタし、これが
認識されると言語判定ルーチンが呼び出される。これら
の言語においては、ページ送りはジョブ終了時に行われ
るので、言語の変更に対する検査はジョブの終了時に必
ず行われることになる。しかしながら、言語判定ルーチ
ンは、そうしばしば実行されるわけではないので、コー
ドの検査が印刷をかなり遅らせてしまったり、あるいは
データ処理能力を下げてしまうということはない。電源
投入、リセットなどは、新たな印刷ジョブが開始される
ことを示す特徴的なことがらであるから、これらの際に
も言語判定ルーチンが実行される。
【００１１】
【実施例】添付の図は本発明による自動言語判定機能を
有するプリンタを説明するためのものである。
【００１２】プリンタ１はページ情報を通信ケーブル３
を介して通常の方法で受け取る。プリンタ１は適当なも
のであればどのよなものでもよい。説明のため、プリン
タ１は、ドラム７に作用する光学系５を備えているよう
な電子写真式プリンタであるものとする。ドラム７は、
光学系５によって作られた像を転移部９において紙１１
に転移させる。転移された像は定着部１３において、通
常は熱を用いて定着され、印刷が完了した紙は出力受け
１５に送られる。
【００１３】プリンタ１のデータプロセッサ１７は、受
け取ったデータのモニタを行い、またデータプロセッサ
に設定された制御言語に基づいてデータの解釈を行う。
ケーブル３を介して受け取った情報は他の情報とともに
メモリ１９に電気的に記憶する。
【００１４】本発明の好適な実施例においては、プリン
タ１は５００バイト（１バイト当たり８ビット）のバッ
ファとして機能するメモリ１９を有しており、印刷のた
めに受け取ったデータはまずここに入れられてから次の
処理がなされる。あるいは、プリンタが直ちに実行する
ことが不可能なデータの保持がこのメモリによってなさ
れる。自動言語判定のためのデータ検査は、データプロ
セッサ１７によって為される通常のカウント法での５０
０バイトに限られる。ただし、ジョブとジョブとの間に
しばしば送られてくる空白命令（ｈｅｘ ００、「何も
しない」と解釈される）は無視される。
【００１５】今、プリンタのデータプロセッサ１７がＰ
ＰＤＳ言語を認識するように設定されているものとす
る。通常は、受け取ったデータのどこかある所に連続ビ
ット列コード ０，０，０，０，１，１，０，０ （ｈ
ｅｘ ０Ｃ）が含まれており、これはＰＰＤＳにおいて
はページ送りを意味する。この条件が生じると、ページ
送り作業が開始され、これに応じてプリンタ１のデータ
プロセッサ１７は、空白以外の次の５００バイトまで
の、バッファに記憶されている受け取ったデータに対し
て、あらかじめ決められた独特な制御言語の特徴につい
て検査する。
【００１６】本発明では、プリンタが従来から持ってい
るページ終了モニタ機能を用いている。従来のプリンタ
では、ページ送りを実行するためのシステム呼び出し信
号を発生させ、次のページの情報開始点を示す位置情報
を記憶する。この好適な実施例においては、従来のプリ
ンタが基本的な部分として必ず持っているページ終了判
定論理が呼び出す位置に言語判定ルーチンを置いてお
く。そして、言語判定ルーチンはその終了時に、ページ
送りルーチンを呼び出す。次のページの開始位置情報
は、言語判定を行うために５００バイトのデータを送る
ときにどこから送るべきかを示すバッファ中の開始点と
して使用される。
【００１７】もし、５００バイト中に言語特徴が見いだ
されなかったときには、データプロセッサ１７は自動的
にデフォルト値を、例えば直前の言語がＰＰＤＳである
ときにはＰＰＤＳをそのまま維持するようになされてい
る。同様にして、直前の言語がＰＣＬ４またはＰＣＬ５
であるときに５００バイト中に言語特徴が認識されなか
ったときには、デフォルト値がデータプロセッサ１７に
返されて直前のＰＣＬ４またはＰＣＬ５がそのまま設定
される。直前の言語がポストスクリプトまたはグラフィ
ックスであったときに、言語特徴の認識に失敗したとす
ると、このような場合は大抵は新しいデータはポストス
クリプトでもグラフィックスでもなかったことを意味し
ており、このような場合のデフォルトしてＰＰＤＳがデ
ータプロセッサ１７に設定される。いずれの場合におい
ても、これらはもしオペレータがプリンタ１のプリンタ
制御パネル（図示せず）からの入力を行った場合には無
視される。また、ある長い期間にわたって何のデータも
受け取らないような場合には、設定はこのパラグラフに
記載した言語特徴が見いだされなかった場合と同様にな
される。
【００１８】この好適な実施例においては、以下に示す
４つの言語を認識する。すなわち、アスキー（実際には
ＰＰＤＳであるが、ここでの目的に対してはどちらも同
じである）、ＩＢＭグラフィックス、ＰＣＬ４（また、
ＰＣＬ５も、ここでの目的に対しては同じである）、ポ
ストスクリプトの４つである。以下に記す命令コード
は、他の言語にはない、それぞれのその言語だけの独特
な特徴的命令コードとして本発明において判定されるも
のであり、５００バイト中にこれらの命令のいずれかが
見いだされると、プリンタのデータ処理装置はその見い
出された特徴に対応する言語を解釈できるように設定さ
れる。
【００１９】なお、命令の略記は、特に記した場合を除
いて１６進表示である。
【００２０】アスキー言語の特徴的命令： １Ｂ５Ｂ
（ＥＳＣ，左かっこ）、ｘをｈｅｘ４５を除いたｈｅｘ
４１からｈｅｘ５８までの間の任意の数とするときの１
Ｂｘ（アンダーライン、１０ピッチ選択、ボールド、９
ピン・グラフィッック命令が含まれる。なお、１Ｂ４５
はＰＣＬ４で使用されている）、１Ｂ３０＋任意の２バ
イト数＋３１ｚ、ただしｚは１０以下（ダウンロードの
サイズを指定する任意の数と、文字やヘッダー情報など
のダウンロードの型を示すｚとを伴ったダウンロード命
令、ここで＋はその前後が連続していることを示すため
のものであり、＋自身はコードではない）。これらの命
令はＰＰＤＳ言語の総計７１の命令の中の３７の命令で
ある。
【００２１】ＰＣＬ４言語の特徴的命令： １Ｂ２６
（用紙処理）、１Ｂ２Ａ（フォント、およびリグ、マク
ロ命令）、１Ｂ２８（フォント選択）、１Ｂ２９（フォ
ント選択）。これらの命令はＰＣＬ４の総計７５の命令
の中の６０の命令である。
【００２２】ＩＢＭグラフィックス言語の特徴的命令：
１Ｂ２Ｅ（ハードウェア初期化）、ＩＮ；（アスキー
ですべて大文字使用）（初期化）、ＤＦ；（アスキーで
すべて大文字使用）（デフォルト）、ＰＤ＋任意の数
＋；（アスキーですべて大文字使用）（ペンの降下）、
ＳＰ；およびＳＰ＋任意の数＋；（アスキーですべて大
文字使用）（ペン選択）、ＰＧ＋任意の数＋；（アスキ
ーですべて大文字）（ページ送り）。これらはこの言語
の中のごく一部であるが、ほとんどのページ記述に初期
の段階で頻繁に使用されるものとしてここに選択され
た。
【００２３】ポストスクリプト言語の特徴的命令： ％
！または％％（アスキーで、コメント）、｝ｄｅｆ（ア
スキーで）（論理まとまりの一部）、｝ ｄｅｆ（アス
キーで）（論理まとまりの一部）、ｂｉｎｄ ｄｅｆ
（アスキーで）（論理まとまりの一部）、ｄｉｃｔ ｂ
ｅｇｉｎ（アスキーで）（ライブラリ生成命令の一
部）、ｆｉｎｄｆｏｎｔ（アスキーで）（フォント選択
命令）、０４（ジョブの終了）。これらはこの言語の中
のごく一部であるが、ほとんどのページ記述に初期の段
階で頻繁に使用されるものとしてここに選択された。
【００２４】１６進表示の０４文字は言語判定ルーチン
中においてと、またポストスクリプト言語を解釈使用す
るように設定されていときに言語判定ルーチンを呼び出
すためにモニタされる命令との両方に使用されている。
ホスト・コンピュータから受け取ったデータを言語判定
ルーチンが検査しているときに、空白を除いた最初の５
００バイト中に０４文字が存在すると、ポストスクリプ
ト言語が選択される。このことは妥当なことである、と
いうのは、ポストスクリプト以外の０４文字を含み得る
いかなるデータストリームも、０４文字の前に命令列が
存在していており、それによってＰＰＤＳあるいはＰＣ
Ｌがすでに選択されいるはずだからである。
【００２５】ポストスクリプト言語によって解釈がされ
ているジョブがあり、その実行中に０４文字が現れたと
すると、これはそのジョブの終わりを意味する。このと
き、従来のプリンタではジョブを終了させるルーチンを
呼び出すようになされていた。しかし、本発明において
は、このルーチン呼び出し位置に言語判定ルーチンを置
き、言語判定ルーチンの最後にジョブ終了ルーチンを呼
び出すようになされている。
【００２６】アスキー言語とＰＣＬ言語のどちらも１６
進０Ｃを用紙送り文字として用いている。言語解釈中に
おいてこの文字が現れると、前に議論したように、これ
はジョブの終了可能性を示しており、実際には言語判定
ルーチンを呼び出すことになる用紙送りルーチンへの呼
び出しが起こる。言語判定ルーチン中においてこの文字
が現れたとき、それに先だってＰＰＤＳあるいはＰＣＬ
のいずれか１つにおいてしか現れないようなコードが存
在していたとしても、このことは矛盾することではな
い。何故ならば、０ＣはＰＰＤＳあるいはＰＣＬ以外の
言語では使用されないからである。言語判定ルーチンに
おいて０Ｃがが現れると、１つの例外を除いてそれ以外
のときはすべて直ちにＰＰＤＳが選択される。この例外
は、直前のモードがＰＣＬであった場合であり、このと
きにはＰＣＬが選択される。この好適な実施例において
は、ＰＰＤＳを選択することの方が望ましい。というの
は２つの言語の中でＰＰＤＳの方がより広く一般的に使
用されているからである。
【００２７】ＩＢＭグラフィックス言語はアスキー表示
のＰＧ；（大文字）をページ送りに用いている。この文
字がＩＢＭグラフィックスを解釈中に現れたときには、
この好適な実施例のシステムは次の空白でない５００バ
イトの検査を行い、言語が新しくなったかどうかを判定
するようになされている。すでに述べた他の言語におけ
るのと同様に、実際には言語判定ルーチンを呼び出すた
すことになった紙送りルーチンが呼び出される。
【００２８】言語解釈中において、ポストスクリプトの
場合にはジョブの終了コード、また他の言語においては
ページ送りコードが現れたときのみに言語判定ルーチン
の呼び出しが起こるから、これはすでに述べたように限
られた回数しか起こらない。従って、システムの速度や
必要なデータ処理に対して重荷になるようなことはな
い。前述のように５００バイトのデータを調べる際に、
言語判定ルーチンがそのデータを消失させるようなこと
はないので、このデータは選択された言語が必要に応じ
て印字を行うのに用いる。
【００２９】しかしながら、言語判定ルーチンの呼び出
しは、以上によらずに異なる言語に対して異なる要因に
基づくようにすることもできる。必ずしもページピック
呼び出しでなくとも、他の要因を言語判定呼び出しのた
めに用いることもできる。
【００３０】現在一般に広く用いられている汎用マイク
ロプロセッサなどの任意の標準的なデータ処理装置を用
いて、上記の判定を行わせることができることは明かで
あろう。実際のところ、今日販売されている典型的なプ
リンタでは、本発明を実施するには、単にその内部制御
コードを変更するだけでよい。従って、本発明を実施す
るのに必要なプリンタやデータ処理装置の能力について
さらに詳細にここに述べる必要はないであろう。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
は現在解釈使用されている制御言語に対して、その言語
の種類に応じてページの終了およびジョブの終了の命令
コードのモニタを行う。そのような命令が見いだされる
と、バッファメモリの５００バイトまでについて、特定
の言語の特有な特徴となっている命令コードがないかど
うかを調べ、認識された特徴を有する言語に設定を行
う。言語が自動的に設定されるので、オペレータの介入
や言語を定義する特別のコーディングの必要性が全くな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図は本発明による自動言語判定機能を有するプ
リンタを説明するためのものである。
【符号の説明】
１ 自動判定機能を有するプリンタ ３ 通信ケーブル ５ 光学系 ７ ドラム ９ 転移部 １１ 用紙 １３ 定着部 １５ 出力受け １７ データプロセッサ １９ バッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ・ドワイト・ルイス アメリカ合衆国 40511 ケンタッキー、 レキシントン、ダネルワル・ドライブ 1639 (72)発明者 マーク・レーン・メイベリー アメリカ合衆国 40356 ケンタッキー、 ニコラスヴィル、レイク・カントリー・ロ ード 120 (72)発明者 スティーヴン・レイ・トロイヤー アメリカ合衆国 40511 ケンタッキー、 レキシントン、ラーチ・レーン 260 (72)発明者 ジェームズ・フランシス・ウェブ アメリカ合衆国 40514 ケンタッキー、 レキシントン、ハイムボー・レーン 3808

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のバイナリ・プリンタ制御言語を解
    釈するためのデータ処理装置と、前記言語の中から選択
    された１つの言語の認識を行うように前記解釈用データ
    処理装置を設定する手段とを備えたプリンタにおいて、 前記解釈用データ処理装置は、前記言語の中の１つを解
    釈するように設定されているとき、その設定された言語
    の印刷の終了であり得ることを特徴とする少なくとも１
    つの命令コードを受け取ると第１の応答条件を生成する
    ようになされており、 前記プリンタはさらに、 前記第１の応答条件に応答して前記プリンタが受け取っ
    た連続するデータの中のあらかじめ定められた長さのデ
    ータに対して前記のそれぞれの言語に特有の特徴となっ
    ている命令コードの中の少なくとも１つずつの命令コー
    ドをモニタして応答条件の集合の中の１つを生成するデ
    ータ処理装置において前記集合のそれぞれは異なった言
    語ごとにその言語に特有な独特なものとなされているデ
    ータ処理装置と、 前記集合の中の前記の１つに対して応答し前記解釈用デ
    ータ処理装置を前記集合の中の前記の１つがその言語に
    対して特有な独特のものとなっているその言語に設定す
    る手段と、を備えていることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項２】 前記言語がポストスクリプトを含み、ポ
    ストスクリプト言語の独特の特徴としての前記命令コー
    ドが１６進表示０４を含むことを特徴とする請求項１に
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項３】 前記言語がアスキーおよびＰＣＬを含
    み、アスキー言語およびＰＣＬ言語の独特な特徴として
    の前記命令コードがそれぞれ１６進表示０Ｃを含み、前
    記集合の中の前記の１つの集合に対して応答する前記手
    段が前記０Ｃに対して応答しすぐ直前の設定がＰＣＬで
    あったときにはＰＣＬに設定し前記のすぐ直前の設定が
    その他の言語であったときにはアスキーに設定すること
    を特徴とする請求項１に記載のプリンタ。
  4. 【請求項４】 前記言語がアスキーおよびポストスクリ
    プトを含み、アスキーに対する印刷の終了であり得るこ
    とを特徴とする前記命令コードとして用紙送り命令コー
    ドのみが含まれ、ポストスクリプトに対する印刷の終了
    であり得ることを特徴とする前記命令コードとしてジョ
    ブの終了命令コードのみが含まれることを特徴とする請
    求項１に記載のプリンタ。
  5. 【請求項５】 アスキー言語に特有の特徴としての前記
    命令コードがＥＳＣを有する命令を含み、ポストスクリ
    プト言語に特有の特徴としての前記命令コードが％を含
    むことを特徴とする請求項４に記載のプリンタ。
  6. 【請求項６】 前記言語がさらにＰＣＬ４またはＰＣＬ
    ５を含み、ＰＣＬ４又はＰＣＬ５に対する印刷の終了で
    あり得ることを特徴とする前記命令コードが用紙送り命
    令コードのみであることを特徴とする請求項５に記載の
    プリンタ。
  7. 【請求項７】 前記言語がさらにペン移動を指示するグ
    ラフィックス言語を含み、前記ペン移動を指示するグラ
    フィックス言語に対する印刷の終了であり得ることを特
    徴とする前記命令コードが用紙送り命令コードのみであ
    ることを特徴とする請求項６に記載のプリンタ。
  8. 【請求項８】 前記グラフィックス言語に特有の特徴と
    しての前記命令コードがハードウェア初期化、初期化、
    デフォルト、ペン降下、ペン選択のうちの任意の１つを
    含むことを特徴とする請求項７に記載のプリンタ。
  9. 【請求項９】 前記ポストスクリプト言語に特有の特徴
    としての前記命令コードが１６進表示０４を含むことを
    特徴とする請求項８に記載のプリンタ。
  10. 【請求項１０】 アスキー言語およびＰＣＬ言語の独特
    な特徴としての前記命令コードがそれぞれ１６進表示０
    Ｃを含み、前記集合の中の前記の１つの集合に対して応
    答する前記手段が前記０Ｃに対して応答しすぐ直前の設
    定がＰＣＬであったときにはＰＣＬに設定し前記のすぐ
    直前の設定がその他の言語であったときにはアスキーに
    設定することを特徴とする請求項８に記載のプリンタ。
  11. 【請求項１１】 少なくとも４ビットバイトで６００バ
    イト分の受信したバイナリ・プリンタ制御データを記憶
    するためのバッファメモリと、 前記バッファメモリから受け取った異なるプリンタ制御
    言語のデータを認識するための異なる解釈ルーチンを有
    するデータ処理装置において前記解釈ルーチンの中の１
    つのルーチンが前記言語の中の１つの言語を認識するよ
    うになされ前記の各解釈ルーチンは認識を行っている言
    語の印刷の終了となり得ることを特徴とする少なくとも
    １つの命令コードを受け取ると第１の呼び出し条件を生
    成するようになされたデータ処理装置と、 前記バッファメモリからの少なくとも前記バイトのすべ
    てのデータに対して前記言語のそれぞれの言語に特有な
    特徴となっている少なくとも１つの命令コードのモニタ
    を行い呼び出し条件の集合の１つを生成するための前記
    第１の呼び出し条件によって始動させられるルーチンを
    有するデータ処理装置において前記集合の各１つは前記
    集合の前記各１つが特有な特徴となっている言語を解釈
    する前記解釈ルーチンを始動させるようになされている
    データ処理装置と、を備えたことを特徴とするプリン
    タ。
  12. 【請求項１２】 前記言語がポストスクリプトを含み、
    ポストスクリプト言語の独特の特徴としての前記命令コ
    ードが１６進表示０４を含むことを特徴とする請求項１
    １に記載のプリンタ。
  13. 【請求項１３】 前記言語がアスキーおよびＰＣＬを含
    み、アスキー言語およびＰＣＬ言語の独特な特徴として
    の前記命令コードがそれぞれ１６進表示０Ｃを含み、前
    記集合の中の前記の１つの集合に対して応答する前記手
    段が前記０Ｃに対して応答しすぐ直前の設定がＰＣＬで
    あったときにはＰＣＬに設定し前記のすぐ直前の設定が
    その他の言語であったときにはアスキーに設定すること
    を特徴とする請求項１１に記載のプリンタ。
  14. 【請求項１４】 前記言語がアスキーおよびポストスク
    リプトを含み、アスキーに対する印刷の終了であり得る
    ことを特徴とする前記命令コードとして用紙送り命令コ
    ードのみが含まれ、ポストスクリプトに対する印刷の終
    了であり得ることを特徴とする前記命令コードとしてジ
    ョブの終了命令コードのみが含まれることを特徴とする
    請求項１１に記載のプリンタ。
  15. 【請求項１５】 アスキー言語に特有の特徴としての前
    記命令コードがＥＳＣを有する命令を含み、ポストスク
    リプト言語に特有の特徴としての前記命令コードが％を
    含むことを特徴とする請求項１４に記載のプリンタ。
  16. 【請求項１６】 前記言語がさらにＰＣＬ４またはＰＣ
    Ｌ５を含み、ＰＣＬ４またはＰＣＬ５に対する印刷の終
    了であり得ることを特徴とする前記命令コードが用紙送
    り命令コードのみであることを特徴とする請求項１５に
    記載のプリンタ。
  17. 【請求項１７】 前記言語がさらにペン移動を指示する
    グラフィックス言語を含み、前記ペン移動を指示するグ
    ラフィックス言語に対する印刷の終了であり得ることを
    特徴とする前記命令コードが用紙送り命令コードのみで
    あることを特徴とする請求項１６に記載のプリンタ。
  18. 【請求項１８】 前記グラフィックス言語に特有の特徴
    としての前記命令コードがハードウェア初期化、初期
    化、デフォルト、ペン降下、ペン選択のうちの任意の１
    つを含むことを特徴とする請求項１７に記載のプリン
    タ。
  19. 【請求項１９】 前記ポストスクリプト言語に特有の特
    徴としての前記命令コードが１６進表示０４を含むこと
    を特徴とする請求項１８に記載のプリンタ。
  20. 【請求項２０】 アスキー言語およびＰＣＬ言語の独特
    な特徴としての前記命令コードがそれぞれ１６進表示０
    Ｃを含み、前記集合の中の前記の１つの集合に対して応
    答する前記手段が前記０Ｃに対して応答しすぐ直前の設
    定がＰＣＬであったときにはＰＣＬに設定し前記のすぐ
    直前の設定がその他の言語であったときにはアスキーに
    設定することを特徴とする請求項１８に記載のプリン
    タ。
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