JPH05334012A - 大容量化ディスク制御装置 - Google Patents
大容量化ディスク制御装置Info
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- JPH05334012A JPH05334012A JP13546692A JP13546692A JPH05334012A JP H05334012 A JPH05334012 A JP H05334012A JP 13546692 A JP13546692 A JP 13546692A JP 13546692 A JP13546692 A JP 13546692A JP H05334012 A JPH05334012 A JP H05334012A
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- disk
- access
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- disk devices
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク制御装置に関し、同時に平行して処
理することが可能なスタートI/O命令を選択して処理
することを目的とする。 【構成】 複数のディスク装置5〜7を一つの論理ディ
スク装置として管理し、チャネルコマンド語が指定する
アクセス範囲に基づきデータ転送を行わせるディスク制
御装置2であって、同時に発行された複数のスタートI
/O命令のチャネルコマンド語によって指定されたアク
セス範囲の中、論理ディスク装置に対して同時に無競合
でアクセスし得るスタートI/O命令を選択する排他制
御手段3と、排他制御手段3が選択したスタートI/O
命令のチャネルコマンド語が指定するアクセス範囲をデ
ィスク装置5〜7毎に配分する配分手段4を設け、上位
装置1が同時に送出した複数のスタートI/O命令の
中、配分手段4がディスク装置5〜7に対して夫々配分
したスタートI/O命令を同時に平行して実行させるよ
うに構成する。
理することが可能なスタートI/O命令を選択して処理
することを目的とする。 【構成】 複数のディスク装置5〜7を一つの論理ディ
スク装置として管理し、チャネルコマンド語が指定する
アクセス範囲に基づきデータ転送を行わせるディスク制
御装置2であって、同時に発行された複数のスタートI
/O命令のチャネルコマンド語によって指定されたアク
セス範囲の中、論理ディスク装置に対して同時に無競合
でアクセスし得るスタートI/O命令を選択する排他制
御手段3と、排他制御手段3が選択したスタートI/O
命令のチャネルコマンド語が指定するアクセス範囲をデ
ィスク装置5〜7毎に配分する配分手段4を設け、上位
装置1が同時に送出した複数のスタートI/O命令の
中、配分手段4がディスク装置5〜7に対して夫々配分
したスタートI/O命令を同時に平行して実行させるよ
うに構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型化された複数のディ
スク装置を制御するディスク制御装置に係り、特に同時
に発行された複数のスタートI/O命令の中、平行して
処理することが可能なスタートI/O命令を選択して処
理する大容量化ディスク制御装置に関する。
スク装置を制御するディスク制御装置に係り、特に同時
に発行された複数のスタートI/O命令の中、平行して
処理することが可能なスタートI/O命令を選択して処
理する大容量化ディスク制御装置に関する。
【0002】磁気ディスク装置は、ヘッドを位置決めす
るシーク時間の短縮と、ディスク媒体の回転数の増大に
伴うデータ転送速度の向上のために、ディスク媒体を小
径化する方向で開発が進んでいる。
るシーク時間の短縮と、ディスク媒体の回転数の増大に
伴うデータ転送速度の向上のために、ディスク媒体を小
径化する方向で開発が進んでいる。
【0003】ところで、ディスク媒体の小径化は、大型
磁気ディスク装置と同程度の容量を実現することを困難
にしているが、大型の計算機システムでは、外部記憶装
置としての磁気ディスク装置は、ある程度の大容量の磁
気ディスク装置を想定して設計されているため、小型化
された磁気ディスク装置を複数使用して、一つの大容量
磁気ディスク装置として動作させ得ることが必要であ
る。
磁気ディスク装置と同程度の容量を実現することを困難
にしているが、大型の計算機システムでは、外部記憶装
置としての磁気ディスク装置は、ある程度の大容量の磁
気ディスク装置を想定して設計されているため、小型化
された磁気ディスク装置を複数使用して、一つの大容量
磁気ディスク装置として動作させ得ることが必要であ
る。
【0004】
【従来の技術】大型の計算機システムのオペレーティン
グシステム(OS)は、システム記憶装置として、磁気
ディスク装置がある程度の大容量を持つことを前提とし
て設計されている。
グシステム(OS)は、システム記憶装置として、磁気
ディスク装置がある程度の大容量を持つことを前提とし
て設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の大
型計算機システムでは、OSが大容量磁気ディスク装置
を使用することを前提として設計されているため、ディ
スク媒体を小径化した磁気ディスク装置は、従来の大容
量磁気ディスク装置に比し記憶容量が小さいため使用出
来ない。
型計算機システムでは、OSが大容量磁気ディスク装置
を使用することを前提として設計されているため、ディ
スク媒体を小径化した磁気ディスク装置は、従来の大容
量磁気ディスク装置に比し記憶容量が小さいため使用出
来ない。
【0006】又、ディスクアレイ装置のように、バイト
単位又はビット単位で複数の小型磁気ディスク装置にデ
ータを振り分け、データの書込み又は読出しの際のデー
タ転送速度を向上させると共に、大容量化したものがあ
る。
単位又はビット単位で複数の小型磁気ディスク装置にデ
ータを振り分け、データの書込み又は読出しの際のデー
タ転送速度を向上させると共に、大容量化したものがあ
る。
【0007】しかし、実際の運用上では、磁気ディスク
装置へのアクセスは、1トラック分程度のアクセスが一
般的であり、磁気ディスク装置の高速化の妨げとなって
いるのは、シーク動作時間やディスク媒体の回転待ち等
の機械的動作に基づく待ち時間である。
装置へのアクセスは、1トラック分程度のアクセスが一
般的であり、磁気ディスク装置の高速化の妨げとなって
いるのは、シーク動作時間やディスク媒体の回転待ち等
の機械的動作に基づく待ち時間である。
【0008】ディスクアレイ装置に対し、1トラック分
程度のアクセスを行った場合、この機械的動作による待
ち時間が大きく、その特徴が生かされないため、このデ
ィスクアレイ装置は、大量のデータを転送する場合等の
限られた目的での使用に止まっている。
程度のアクセスを行った場合、この機械的動作による待
ち時間が大きく、その特徴が生かされないため、このデ
ィスクアレイ装置は、大量のデータを転送する場合等の
限られた目的での使用に止まっている。
【0009】従って、大型の計算機システムでは、シー
ク時間が短縮され、データ転送速度も向上したディスク
媒体を小径化した磁気ディスク装置が使用出来ないとい
う問題がある。
ク時間が短縮され、データ転送速度も向上したディスク
媒体を小径化した磁気ディスク装置が使用出来ないとい
う問題がある。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑み、ディス
ク媒体を小径化した磁気ディスク装置を複数用いること
で、記憶容量不足の問題を解決すると共に、実効的に高
速なアクセスを可能として、大型の計算機システムに使
用し得るようにすることを目的としている。
ク媒体を小径化した磁気ディスク装置を複数用いること
で、記憶容量不足の問題を解決すると共に、実効的に高
速なアクセスを可能として、大型の計算機システムに使
用し得るようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。ディスク制御装置2は、複数
のディスク装置5〜7を接続して一つの論理ディスク装
置として管理し、チャネルコマンド語が指定するアクセ
ス範囲に基づき、前記複数のディスク装置5〜7を制御
してデータ転送を行わせる。
明するブロック図である。ディスク制御装置2は、複数
のディスク装置5〜7を接続して一つの論理ディスク装
置として管理し、チャネルコマンド語が指定するアクセ
ス範囲に基づき、前記複数のディスク装置5〜7を制御
してデータ転送を行わせる。
【0012】そして、同時に発行された複数のスタート
I/O命令の夫々のチャネルコマンド語によって指定さ
れたアクセス範囲の中、前記一つの論理ディスク装置に
対して同時に競合するアクセス範囲を指示するスタート
I/O命令を排他制御して、同時に無競合でアクセスし
得るスタートI/O命令を選択する排他制御手段3と、
この排他制御手段3が選択した同時に無競合でアクセス
し得るスタートI/O命令の夫々のチャネルコマンド語
によって指定されたアクセス範囲を、前記ディスク装置
5〜7毎に配分する配分手段4とを設けている。
I/O命令の夫々のチャネルコマンド語によって指定さ
れたアクセス範囲の中、前記一つの論理ディスク装置に
対して同時に競合するアクセス範囲を指示するスタート
I/O命令を排他制御して、同時に無競合でアクセスし
得るスタートI/O命令を選択する排他制御手段3と、
この排他制御手段3が選択した同時に無競合でアクセス
し得るスタートI/O命令の夫々のチャネルコマンド語
によって指定されたアクセス範囲を、前記ディスク装置
5〜7毎に配分する配分手段4とを設けている。
【0013】そして、上位装置1が同時に送出した複数
のスタートI/O命令の中、前記配分手段4が前記複数
のディスク装置5〜7に対して夫々配分したスタートI
/O命令を同時に平行して実行させる。
のスタートI/O命令の中、前記配分手段4が前記複数
のディスク装置5〜7に対して夫々配分したスタートI
/O命令を同時に平行して実行させる。
【0014】
【作用】上記の如く構成することにより、ディスク媒体
を小径化した磁気ディスク装置を複数用いて、一つの大
容量の論理ディスク装置を形成するため、大型の計算機
システムにおけるOSを改造又は修正することなく、そ
のまま使用することが出来る。
を小径化した磁気ディスク装置を複数用いて、一つの大
容量の論理ディスク装置を形成するため、大型の計算機
システムにおけるOSを改造又は修正することなく、そ
のまま使用することが出来る。
【0015】又、同時に複数のスタートI/O命令を発
行した場合、各ディスク装置5〜7毎に無競合でアクセ
スし得るスタートI/O命令を平行して同時に実行させ
ることが可能となるため、シーク動作時間やディスク媒
体の回転待ち等の機械的動作に基づく待ち時間が平行処
理されることにより、データ転送処理効率を高めること
が出来る。
行した場合、各ディスク装置5〜7毎に無競合でアクセ
スし得るスタートI/O命令を平行して同時に実行させ
ることが可能となるため、シーク動作時間やディスク媒
体の回転待ち等の機械的動作に基づく待ち時間が平行処
理されることにより、データ転送処理効率を高めること
が出来る。
【0016】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図で、図3は各機能単位の詳細ブロック図である。
ク図で、図3は各機能単位の詳細ブロック図である。
【0017】ディスク制御装置2は、複数の機能単位で
構成されており、チャネルアダプタ15〜24は、図3
(A) に示す如き構成で、プロセッサ39は制御記憶40
に格納されたプログラムを読出して動作し、インタフェ
ース回路37を経て、上位装置1からのスタートI/O
命令の受領と、上位装置1との間のデータ転送を行うと
共に、共通バス制御回路38を制御して、共通バス36
を経て他の機能単位との間のデータ転送を行う。
構成されており、チャネルアダプタ15〜24は、図3
(A) に示す如き構成で、プロセッサ39は制御記憶40
に格納されたプログラムを読出して動作し、インタフェ
ース回路37を経て、上位装置1からのスタートI/O
命令の受領と、上位装置1との間のデータ転送を行うと
共に、共通バス制御回路38を制御して、共通バス36
を経て他の機能単位との間のデータ転送を行う。
【0018】デバイスアダプタ25〜34は、図3(A)
に示す如き構成で、プロセッサ39は制御記憶40に格
納されたプログラムを読出して動作し、インタフェース
回路37を経て、ディスク装置5〜14に夫々命令を送
出し、ディスク装置5〜14との間のデータ転送を行う
と共に、共通バス制御回路38を制御して、共通バス3
6を経て他の機能単位との間のデータ転送を行う。
に示す如き構成で、プロセッサ39は制御記憶40に格
納されたプログラムを読出して動作し、インタフェース
回路37を経て、ディスク装置5〜14に夫々命令を送
出し、ディスク装置5〜14との間のデータ転送を行う
と共に、共通バス制御回路38を制御して、共通バス3
6を経て他の機能単位との間のデータ転送を行う。
【0019】リソースマネージャ35は、図3(B) に示
す如き構成で、プロセッサ42は制御記憶41に格納さ
れているプログラムを読出して動作し、共通バス制御回
路43を制御して共通バス36を経由し、上位装置1か
らの総てのスタートI/O命令をチャネルアダプタ15
〜24から受領してRAM44に格納し、このスタート
I/O命令を集中管理すると共に、各スタートI/O命
令毎に、チャネルアダプタ15〜24と、デバイスアダ
プタ25〜34にデータ転送処理の指示を行う。
す如き構成で、プロセッサ42は制御記憶41に格納さ
れているプログラムを読出して動作し、共通バス制御回
路43を制御して共通バス36を経由し、上位装置1か
らの総てのスタートI/O命令をチャネルアダプタ15
〜24から受領してRAM44に格納し、このスタート
I/O命令を集中管理すると共に、各スタートI/O命
令毎に、チャネルアダプタ15〜24と、デバイスアダ
プタ25〜34にデータ転送処理の指示を行う。
【0020】又、受領した全スタートI/O命令毎の制
御情報や、チャネル経路毎の制御情報、ディスク装置5
〜14の制御情報をRAM44に格納し、他の機能単位
がRAMアクセス制御回路45を経て、このRAM44
をアクセスし、上記情報を読出すことを可能として、こ
の情報を集中管理する。
御情報や、チャネル経路毎の制御情報、ディスク装置5
〜14の制御情報をRAM44に格納し、他の機能単位
がRAMアクセス制御回路45を経て、このRAM44
をアクセスし、上記情報を読出すことを可能として、こ
の情報を集中管理する。
【0021】ディスク装置5〜14は、例えば夫々0〜
99の100シリンダからなるディスク媒体を備えてお
り、本実施例では、これを10台あわせて一つのビック
ディスクとし、論理アドレスを一つ与える。
99の100シリンダからなるディスク媒体を備えてお
り、本実施例では、これを10台あわせて一つのビック
ディスクとし、論理アドレスを一つ与える。
【0022】そして、1台目のディスク装置、例えばデ
ィスク装置5の論理シリンダ番号を00〜99とし、2
台目のディスク装置、例えばディスク装置6の論理シリ
ンダ番号を100〜199とし、3台目のディスク装
置、例えばディスク装置7の論理シリンダ番号を200
〜299とし、10台目のディスク装置、例えばディス
ク装置14の論理シリンダ番号を900〜999とす
る。
ィスク装置5の論理シリンダ番号を00〜99とし、2
台目のディスク装置、例えばディスク装置6の論理シリ
ンダ番号を100〜199とし、3台目のディスク装
置、例えばディスク装置7の論理シリンダ番号を200
〜299とし、10台目のディスク装置、例えばディス
ク装置14の論理シリンダ番号を900〜999とす
る。
【0023】このため、上位装置1からのアクセスで
は、この一つのビックディスクに対してスタートI/O
命令が送出される。そして、このビックディスクに複数
の仮想アドレスを与えるマルチエクスポージャ定義(一
般に入出力制御装置で実現されている機能で、物理的に
動作可能な数だけスタートI/O命令を上位装置から発
行してもらうため、入出力装置に論理的に複数のアドレ
スを与える。これにより、OSにとっては論理的に複数
装置に見えるため、一つの入出力装置上での複数のスタ
ートI/O命令の発行が可能となる)が適用されている
ため、上位装置1は複数のスタートI/O命令をチャネ
ルアダプタ15〜24の中の複数のチャネルアダプタを
経てほぼ同時に送出する。
は、この一つのビックディスクに対してスタートI/O
命令が送出される。そして、このビックディスクに複数
の仮想アドレスを与えるマルチエクスポージャ定義(一
般に入出力制御装置で実現されている機能で、物理的に
動作可能な数だけスタートI/O命令を上位装置から発
行してもらうため、入出力装置に論理的に複数のアドレ
スを与える。これにより、OSにとっては論理的に複数
装置に見えるため、一つの入出力装置上での複数のスタ
ートI/O命令の発行が可能となる)が適用されている
ため、上位装置1は複数のスタートI/O命令をチャネ
ルアダプタ15〜24の中の複数のチャネルアダプタを
経てほぼ同時に送出する。
【0024】そして、チャネルコマンド語(CCW)の
DEFINE EXTENTでアクセスするシリンダと
トラックの範囲を指定する。リソースマネージャ35
は、複数のスタートI/O命令の各DEFINE EX
TENTで指定されたシリンダとトラックの範囲をチャ
ネルアダプタ15〜24の中の複数のチャネルアダプタ
から受領すると、ディスク装置5〜14の中で、同時に
処理し得るスタートI/O命令を選択する。
DEFINE EXTENTでアクセスするシリンダと
トラックの範囲を指定する。リソースマネージャ35
は、複数のスタートI/O命令の各DEFINE EX
TENTで指定されたシリンダとトラックの範囲をチャ
ネルアダプタ15〜24の中の複数のチャネルアダプタ
から受領すると、ディスク装置5〜14の中で、同時に
処理し得るスタートI/O命令を選択する。
【0025】そして、例えば、ディスク装置5〜7で同
時に処理出来る場合は、夫々対応するデバイスアダプタ
25〜27を経て、ディスク装置5〜7の指定されたシ
リンダにヘッドを位置付けさせると、チャネルアダプタ
15とデバイスアダプタ25とを結合させ、チャネルア
ダプタ16とデバイスアダプタ26とを結合させ、チャ
ネルアダプタ17とデバイスアダプタ27とを結合さ
せ、上位装置1が送出するデータを指定されたトラック
から順次書込み、指定されたトラックから順次読出した
データを上位装置1に送出する動作を平行して実行させ
る。
時に処理出来る場合は、夫々対応するデバイスアダプタ
25〜27を経て、ディスク装置5〜7の指定されたシ
リンダにヘッドを位置付けさせると、チャネルアダプタ
15とデバイスアダプタ25とを結合させ、チャネルア
ダプタ16とデバイスアダプタ26とを結合させ、チャ
ネルアダプタ17とデバイスアダプタ27とを結合さ
せ、上位装置1が送出するデータを指定されたトラック
から順次書込み、指定されたトラックから順次読出した
データを上位装置1に送出する動作を平行して実行させ
る。
【0026】又、ディスク装置14で処理される場合
は、デバイスアダプタ34を経て指定されたシリンダに
ヘッドを位置付けさせると、チャネルアダプタ24とデ
バイスアダプタ34を結合させ、上位装置1が送出する
データを指定されたトラックから順次書込み、指定され
たトラックから順次読出したデータを上位装置1に送出
する動作を平行して実行させる。
は、デバイスアダプタ34を経て指定されたシリンダに
ヘッドを位置付けさせると、チャネルアダプタ24とデ
バイスアダプタ34を結合させ、上位装置1が送出する
データを指定されたトラックから順次書込み、指定され
たトラックから順次読出したデータを上位装置1に送出
する動作を平行して実行させる。
【0027】例えば、スタートI/O命令〜がほぼ
同時に発行され、スタートI/O命令では、論理シリ
ンダ番号が100〜350であり、スタートI/O命令
では、論理シリンダ番号が400〜550であり、ス
タートI/O命令では、論理シリンダ番号が200〜
250であるとすると、リソースマネージャ35は、ス
タートI/O命令とは同時に処理出来るが、スター
トI/O命令は、スタートI/O命令と論理シリン
ダ番号の範囲が重なるため、処理不能と判定する。
同時に発行され、スタートI/O命令では、論理シリ
ンダ番号が100〜350であり、スタートI/O命令
では、論理シリンダ番号が400〜550であり、ス
タートI/O命令では、論理シリンダ番号が200〜
250であるとすると、リソースマネージャ35は、ス
タートI/O命令とは同時に処理出来るが、スター
トI/O命令は、スタートI/O命令と論理シリン
ダ番号の範囲が重なるため、処理不能と判定する。
【0028】そして、リソースマネージャ35は、スタ
ートI/O命令を処理するために、2台目のディスク
装置6と3台目のディスク装置7と4台目の図示省略し
たディスク装置8とを使用し、論理シリンダ番号100
〜199を2台目のディスク装置6に、論理シリンダ番
号200〜299を3台目のディスク装置7に、論理シ
リンダ番号300〜350を4台目のディスク装置8に
夫々分配し、デバイスアダプタ26を経てディスク装置
6を制御させ、デバイスアダプタ27を経てディスク装
置7を制御させ、図示省略したデバイスアダプタ28を
経てディスク装置8を制御させ、指定されたトラックか
ら平行してデータの書込み又は読出しを行わせる。
ートI/O命令を処理するために、2台目のディスク
装置6と3台目のディスク装置7と4台目の図示省略し
たディスク装置8とを使用し、論理シリンダ番号100
〜199を2台目のディスク装置6に、論理シリンダ番
号200〜299を3台目のディスク装置7に、論理シ
リンダ番号300〜350を4台目のディスク装置8に
夫々分配し、デバイスアダプタ26を経てディスク装置
6を制御させ、デバイスアダプタ27を経てディスク装
置7を制御させ、図示省略したデバイスアダプタ28を
経てディスク装置8を制御させ、指定されたトラックか
ら平行してデータの書込み又は読出しを行わせる。
【0029】そして、リソースマネージャ35は、スタ
ートI/O命令を処理するため、5台目と6台目の図
示省略したディスク装置9及び10を使用し、論理シリ
ンダ番号400〜499を5台目のディスク装置9に、
論理シリンダ番号500〜550を6台目のディスク装
置10に夫々分配し、図示省略したデバイスアダプタ2
9を経てディスク装置9を制御させ、デバイスアダプタ
30を経てディスク装置10を制御させ、指定されたト
ラックから平行してデータの書込み又は読出しを行わせ
る。
ートI/O命令を処理するため、5台目と6台目の図
示省略したディスク装置9及び10を使用し、論理シリ
ンダ番号400〜499を5台目のディスク装置9に、
論理シリンダ番号500〜550を6台目のディスク装
置10に夫々分配し、図示省略したデバイスアダプタ2
9を経てディスク装置9を制御させ、デバイスアダプタ
30を経てディスク装置10を制御させ、指定されたト
ラックから平行してデータの書込み又は読出しを行わせ
る。
【0030】しかし、スタートI/O命令の実行は、
3台目のディスク装置7がスタートI/O命令の使用
と重なるため、スタートI/O命令の実行が完了する
まで待たせる。
3台目のディスク装置7がスタートI/O命令の使用
と重なるため、スタートI/O命令の実行が完了する
まで待たせる。
【0031】図4は図2の動作を説明する図である。リ
ソースマネージャ35は、RAM44に図4(A) のTC
B待ち行列に示す如く、スタートI/O命令に基づく
タスク制御ブロックTCBを作成し、スタートI/O
命令に基づくタスク制御ブロックTCBを作成し、
スタートI/O命令に基づくタスク制御ブロックTC
Bを作成する。
ソースマネージャ35は、RAM44に図4(A) のTC
B待ち行列に示す如く、スタートI/O命令に基づく
タスク制御ブロックTCBを作成し、スタートI/O
命令に基づくタスク制御ブロックTCBを作成し、
スタートI/O命令に基づくタスク制御ブロックTC
Bを作成する。
【0032】TCB〜の内容は、図4(B) のTCB
フォーマットに示すように、ビックディスクの論理アド
レスであるI/Oアドレスと、CCWのLOCATE
RECORDによって指定されるアクセスするシリンダ
とトラック及びCCWのDEFINE EXTENTに
よって宣言されるアクセス範囲であるエクステント始ま
りとエクステント終わりとが記録されている。
フォーマットに示すように、ビックディスクの論理アド
レスであるI/Oアドレスと、CCWのLOCATE
RECORDによって指定されるアクセスするシリンダ
とトラック及びCCWのDEFINE EXTENTに
よって宣言されるアクセス範囲であるエクステント始ま
りとエクステント終わりとが記録されている。
【0033】ここでリソースマネージャ35は、作成し
たTCB待ち行列の先頭からエクステント範囲の重なり
を調べる。即ち、TCB〜のエクステント始まりと
エクステント終わりから、エクステント範囲の重なりを
調べ、重なっていないTCBとには、実行可のフラ
グをたて、TCBと重なっているTCBには待ちの
フラグをたてる。
たTCB待ち行列の先頭からエクステント範囲の重なり
を調べる。即ち、TCB〜のエクステント始まりと
エクステント終わりから、エクステント範囲の重なりを
調べ、重なっていないTCBとには、実行可のフラ
グをたて、TCBと重なっているTCBには待ちの
フラグをたてる。
【0034】そして、予めRAM44に作成されている
図4(C) に示す如き論理アドレスー物理アドレス変換テ
ーブルを参照し、実行可のフラグのたっているTCB
とのシリンダ番号をディスク装置に配分する。
図4(C) に示す如き論理アドレスー物理アドレス変換テ
ーブルを参照し、実行可のフラグのたっているTCB
とのシリンダ番号をディスク装置に配分する。
【0035】前記の如く、スタートI/O命令の指定
する論理アドレスのシリンダ番号は、100〜350で
あり、これはデバイスアドレス(1) 〜(3) に変換され、
スタートI/O命令の指定する論理アドレスのシリン
ダ番号は、400〜550であるため、デバイスアドレ
ス(4) 〜(5) に変換される。
する論理アドレスのシリンダ番号は、100〜350で
あり、これはデバイスアドレス(1) 〜(3) に変換され、
スタートI/O命令の指定する論理アドレスのシリン
ダ番号は、400〜550であるため、デバイスアドレ
ス(4) 〜(5) に変換される。
【0036】デバイスアドレス(0) 〜(9) は夫々ディス
ク装置5〜14に対応しているため、デバイスアドレス
(1) 〜(3) はディスク装置6〜8となり、デバイスアド
レス(4) 〜(5) はディスク装置9と10になる。
ク装置5〜14に対応しているため、デバイスアドレス
(1) 〜(3) はディスク装置6〜8となり、デバイスアド
レス(4) 〜(5) はディスク装置9と10になる。
【0037】従って、図4(A) に示す如く、TCBを
実行するために、ディスク装置6〜8が選択され、TC
Bを実行するために、ディスク装置9及び10が選択
される。そして、待ち状態のTCBが実行可能となる
と、ディスク装置7が選択される。
実行するために、ディスク装置6〜8が選択され、TC
Bを実行するために、ディスク装置9及び10が選択
される。そして、待ち状態のTCBが実行可能となる
と、ディスク装置7が選択される。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は小径化した
ディスク装置を複数用いて、大型計算機システムのOS
を改造又は修正することなく、従来と同様に大容量ディ
スク装置として使用することが出来る。
ディスク装置を複数用いて、大型計算機システムのOS
を改造又は修正することなく、従来と同様に大容量ディ
スク装置として使用することが出来る。
【0039】又、単一ホスト環境でも、ビックディスク
に仮想アドレスを複数与えるマルチエクスポージャの概
念を適用することにより、幾つかのスタートI/O命令
を非同期に発行することが出来ると共に、従来はOSで
実現していた排他及び待ち合わせ処理がディスク制御装
置によって実現されるため、ホストの負担が軽減され
る。
に仮想アドレスを複数与えるマルチエクスポージャの概
念を適用することにより、幾つかのスタートI/O命令
を非同期に発行することが出来ると共に、従来はOSで
実現していた排他及び待ち合わせ処理がディスク制御装
置によって実現されるため、ホストの負担が軽減され
る。
【0040】又更に、複数のディスク装置に渡って処理
されるスタートI/O命令では、シーク時間と回転待ち
時間が平行して実行されるため、実効的な処理効率の向
上が可能となる。
されるスタートI/O命令では、シーク時間と回転待ち
時間が平行して実行されるため、実効的な処理効率の向
上が可能となる。
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3】 各機能単位の詳細ブロック図
【図4】 図2の動作を説明する図
1 上位装置 2 ディスク制御装置 3 排他制御手段 4 配分手段 5〜14 ディスク装置 15〜24 チャネルアダプタ 25〜34 デバイスアダプタ 35 リソースマネージャ 36 共通バス 37 インタフェース回路 38、43 共通バス制御回路 39、42 プロセッサ 40、41 制御記憶 44 RAM 45 RAMアクセス制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のディスク装置(5) 〜(7) を接続し
て一つの論理ディスク装置として管理し、チャネルコマ
ンド語が指定するアクセス範囲に基づき、該複数のディ
スク装置(5) 〜(7) を制御してデータ転送を行わせるデ
ィスク制御装置(2) であって、 同時に発行された複数のスタートI/O命令の夫々のチ
ャネルコマンド語によって指定されたアクセス範囲の
中、前記一つの論理ディスク装置に対して同時に競合す
るアクセス範囲を指示するスタートI/O命令を排他制
御して、同時に無競合でアクセスし得るスタートI/O
命令を選択する排他制御手段(3) と、 該排他制御手段(3) が選択した同時に無競合でアクセス
し得るスタートI/O命令の夫々のチャネルコマンド語
によって指定されたアクセス範囲を、前記ディスク装置
(5) 〜(7) 毎に配分する配分手段(4) と、 を設け、上位装置(1) が同時に送出した複数のスタート
I/O命令の中、該配分手段(4) が前記複数のディスク
装置(5) 〜(7) に対して夫々配分したスタートI/O命
令を同時に平行して実行させることを特徴とする大容量
化ディスク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13546692A JPH05334012A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 大容量化ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13546692A JPH05334012A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 大容量化ディスク制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05334012A true JPH05334012A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15152376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13546692A Withdrawn JPH05334012A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 大容量化ディスク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05334012A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08241218A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-09-17 | Ncr Internatl Inc | コンピュータシステムおよび並列コンピュータシステムにおいて実行される複数のスレッド間を通信する方法 |
US6671767B2 (en) * | 2000-10-31 | 2003-12-30 | Hitachi, Ltd. | Storage subsystem, information processing system and method of controlling I/O interface |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP13546692A patent/JPH05334012A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08241218A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-09-17 | Ncr Internatl Inc | コンピュータシステムおよび並列コンピュータシステムにおいて実行される複数のスレッド間を通信する方法 |
US6671767B2 (en) * | 2000-10-31 | 2003-12-30 | Hitachi, Ltd. | Storage subsystem, information processing system and method of controlling I/O interface |
US6944707B2 (en) | 2000-10-31 | 2005-09-13 | Hitachi, Ltd. | Storage subsystem, information processing system and method of controlling I/O interface |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |