JPH05334009A - 不揮発性メモリの情報記録方法 - Google Patents
不揮発性メモリの情報記録方法Info
- Publication number
- JPH05334009A JPH05334009A JP13870992A JP13870992A JPH05334009A JP H05334009 A JPH05334009 A JP H05334009A JP 13870992 A JP13870992 A JP 13870992A JP 13870992 A JP13870992 A JP 13870992A JP H05334009 A JPH05334009 A JP H05334009A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- memory
- information
- volatile memory
- recorded
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は不揮発性メモリに対してフォーマット
済か否かの判別をつけることのできる情報記録方法を提
供することを目的とするものである。 【構成】多数の分割された情報記録領域を有する不揮発
性メモリにおいて、前記情報記録領域の内予め定めた領
域に読み出しあるいは更新時の指標となるフォーマット
要否判定用の情報を書き込むものである。
済か否かの判別をつけることのできる情報記録方法を提
供することを目的とするものである。 【構成】多数の分割された情報記録領域を有する不揮発
性メモリにおいて、前記情報記録領域の内予め定めた領
域に読み出しあるいは更新時の指標となるフォーマット
要否判定用の情報を書き込むものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAV機器等の自動運転に
必要なプログラムを随時読み出しあるいは更新可能にす
るための情報記録方法に係り、特に不揮発性メモリを用
いた情報記録方法に関する。
必要なプログラムを随時読み出しあるいは更新可能にす
るための情報記録方法に係り、特に不揮発性メモリを用
いた情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば番組予約の可能なVTRの場合、
予約情報を記憶する手段としてメモリを持っているが、
このメモリとしては揮発性のものを用いており、バック
アップ電源を持たない機種では、電源オフ時にせっかく
予約した情報が消失するという問題点がある。またバッ
クアップ電源を持つ機種においても該電源の容量がなく
なると同じ問題が起きる。
予約情報を記憶する手段としてメモリを持っているが、
このメモリとしては揮発性のものを用いており、バック
アップ電源を持たない機種では、電源オフ時にせっかく
予約した情報が消失するという問題点がある。またバッ
クアップ電源を持つ機種においても該電源の容量がなく
なると同じ問題が起きる。
【0003】またパソコン等のコンピュータにおいては
記憶手段としてハードディスクあるいはフレキシブルデ
ィスク等の書き換え可能な記憶媒体を利用したものが多
い。この場合はシステムにディスクを読み書きするため
のドライバー等のハードウェアが必要となり、システム
の大型化を招く恐れがある。ところで近年普及しつつあ
る公共用のハイビジョンシアターでは、システムの低価
格化、及びシステム構成の小型のために前述のディスク
を記憶手段として使うことは望ましくなく、且つ揮発性
のメモリを使うのは情報の保存上の問題が生じ、やはり
望ましくない。
記憶手段としてハードディスクあるいはフレキシブルデ
ィスク等の書き換え可能な記憶媒体を利用したものが多
い。この場合はシステムにディスクを読み書きするため
のドライバー等のハードウェアが必要となり、システム
の大型化を招く恐れがある。ところで近年普及しつつあ
る公共用のハイビジョンシアターでは、システムの低価
格化、及びシステム構成の小型のために前述のディスク
を記憶手段として使うことは望ましくなく、且つ揮発性
のメモリを使うのは情報の保存上の問題が生じ、やはり
望ましくない。
【0004】そこで最近ノート型パソコン等で普及しつ
つある不揮発性メモリを用いた情報記録手段が係るシア
ターには好適な手段となってくる。ところでこの不揮発
性メモリは前記ディスクの場合と違って、物理的に領域
を分けて情報を書き込むことができないので、読み出し
時にもかかるメモリがフォーマット済なのか否かの判断
がつかない。
つある不揮発性メモリを用いた情報記録手段が係るシア
ターには好適な手段となってくる。ところでこの不揮発
性メモリは前記ディスクの場合と違って、物理的に領域
を分けて情報を書き込むことができないので、読み出し
時にもかかるメモリがフォーマット済なのか否かの判断
がつかない。
【0005】もしフォーマット済でないメモリを読み出
した場合、一般にはプログラムの実行は不可能であり、
場合によってはプログラムが暴走してしまうという問題
点が予想される。
した場合、一般にはプログラムの実行は不可能であり、
場合によってはプログラムが暴走してしまうという問題
点が予想される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明はかかる
従来技術の問題点に鑑み、不揮発性メモリに対してフォ
ーマット済か否かの判別をつけることのできる情報記録
方法を提供することを目的とするものである。
従来技術の問題点に鑑み、不揮発性メモリに対してフォ
ーマット済か否かの判別をつけることのできる情報記録
方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の分割さ
れた情報記録領域を有する不揮発性メモリにおいて、前
記情報記録領域の内予め定めた領域に読み出しあるいは
更新時の指標となるフォーマット要否判定用の情報を書
き込むものである。
れた情報記録領域を有する不揮発性メモリにおいて、前
記情報記録領域の内予め定めた領域に読み出しあるいは
更新時の指標となるフォーマット要否判定用の情報を書
き込むものである。
【0008】
【作用】未使用の不揮発性メモリのある特定の領域に予
め用意したフォーマット要否判定用の情報を書き込む。
上記のようにフォーマット要否判定用の情報が書き込ま
れた不揮発性メモリを読み取る際には係る判定用の情報
が正規のものであればフォーマット済であり、それ以外
のときは未フォーマットと見做す。
め用意したフォーマット要否判定用の情報を書き込む。
上記のようにフォーマット要否判定用の情報が書き込ま
れた不揮発性メモリを読み取る際には係る判定用の情報
が正規のものであればフォーマット済であり、それ以外
のときは未フォーマットと見做す。
【0009】
【実施例】以下本発明の不揮発性メモリの情報記録方法
をその一実施例について図面に基づいて詳細に説明す
る。一般にメモリ内に情報を記録する際に、情報は複数
個あり、即ちファイルが複数個あり、その大きさもまち
まちであるから、例えばMS−DOSファイルの管理手
法のようにディレクトリやファイルアロケーションテー
ブル(以下FATという)を作り、情報をセクタ及びク
ラスタ単位で管理するのが普通である。本発明でもこの
手法によって情報の記録を行うことにする。
をその一実施例について図面に基づいて詳細に説明す
る。一般にメモリ内に情報を記録する際に、情報は複数
個あり、即ちファイルが複数個あり、その大きさもまち
まちであるから、例えばMS−DOSファイルの管理手
法のようにディレクトリやファイルアロケーションテー
ブル(以下FATという)を作り、情報をセクタ及びク
ラスタ単位で管理するのが普通である。本発明でもこの
手法によって情報の記録を行うことにする。
【0010】図1は不揮発性メモリの情報記録領域を模
式的に表した図である。同図において当該メモリは0〜
8181番地のアドレス、即ち記録領域を有する819
2バイト(8Kバイト)のメモリ容量を持つ不揮発性メ
モリである。前記アドレスのうち0〜19番地までの2
0バイトは判定用情報の書き込み領域として割り当てら
れた領域1である。
式的に表した図である。同図において当該メモリは0〜
8181番地のアドレス、即ち記録領域を有する819
2バイト(8Kバイト)のメモリ容量を持つ不揮発性メ
モリである。前記アドレスのうち0〜19番地までの2
0バイトは判定用情報の書き込み領域として割り当てら
れた領域1である。
【0011】また20〜451番地までの432バイト
は各情報ファイルの書誌的事項を記録したディレクトリ
領域2、452〜511番地までの60バイトは各ファ
イル間の相互の関係及び実行順序等を記録したFAT領
域3、512〜8191番地までの7680バイトはフ
ァイルの内容即ちいわゆるシーケンスプログラムを記録
した情報記録領域4に割り当てられる。
は各情報ファイルの書誌的事項を記録したディレクトリ
領域2、452〜511番地までの60バイトは各ファ
イル間の相互の関係及び実行順序等を記録したFAT領
域3、512〜8191番地までの7680バイトはフ
ァイルの内容即ちいわゆるシーケンスプログラムを記録
した情報記録領域4に割り当てられる。
【0012】以上の構成を有する不揮発性メモリにおい
て、フォーマット時には前記領域1に対して先頭アドレ
ス、即ち0番地から順に19番地まで0,1,2,・・
・,19を記録し、これを該領域1における正規の記録
情報とする。プログラムの実行あるいは変更等の必要が
生じ、メモリの内容を読み出すときには前記領域1から
読み出しを行う。その結果各アドレスに対して0〜19
の情報がきちんと記録されていればこのメモリはフォー
マット済と判断し、次に続く各領域2〜4の読み出しを
随時行う。
て、フォーマット時には前記領域1に対して先頭アドレ
ス、即ち0番地から順に19番地まで0,1,2,・・
・,19を記録し、これを該領域1における正規の記録
情報とする。プログラムの実行あるいは変更等の必要が
生じ、メモリの内容を読み出すときには前記領域1から
読み出しを行う。その結果各アドレスに対して0〜19
の情報がきちんと記録されていればこのメモリはフォー
マット済と判断し、次に続く各領域2〜4の読み出しを
随時行う。
【0013】もし正規にフォーマットされていないとき
には、前記領域1の読み出しの際に前記アドレスに順番
に0〜19の値が記録されていないから直に未フォーマ
ットと判定できる。
には、前記領域1の読み出しの際に前記アドレスに順番
に0〜19の値が記録されていないから直に未フォーマ
ットと判定できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の説明のごとくシーケンス
プログラム等を不揮発性メモリに格納するため、システ
ムの実行の度にいちいちパソコンのハードディスク等の
主記憶装置からの読み出しを実行せずとも末端の操作ス
イッチパネル等に組み込まれた不揮発性メモリから直接
読み出すことができて、これだけでシーケンスを実行で
き、しかも該メモリはフォーマット済か否かを読み出し
時に判定できて誤動作等を防止すことができる効果が期
待できる。
プログラム等を不揮発性メモリに格納するため、システ
ムの実行の度にいちいちパソコンのハードディスク等の
主記憶装置からの読み出しを実行せずとも末端の操作ス
イッチパネル等に組み込まれた不揮発性メモリから直接
読み出すことができて、これだけでシーケンスを実行で
き、しかも該メモリはフォーマット済か否かを読み出し
時に判定できて誤動作等を防止すことができる効果が期
待できる。
【図1】本発明不揮発性メモリの情報記録方法を実現す
るための該メモリの記録領域を示す概念図である。
るための該メモリの記録領域を示す概念図である。
1 フォーマット要否判定用情報書き込み領域 2 ディレクトリ領域 3 FAT領域 4 情報記録領域
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の分割された情報記録領域を有する
不揮発性メモリにおいて、前記情報記録領域の内予め定
めた領域に読み出しあるいは更新時の指標となるフォー
マット要否判定用の情報を書き込むことを特徴とする不
揮発性メモリの情報記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13870992A JPH05334009A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 不揮発性メモリの情報記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13870992A JPH05334009A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 不揮発性メモリの情報記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05334009A true JPH05334009A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15228296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13870992A Pending JPH05334009A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 不揮発性メモリの情報記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05334009A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0344871A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-26 | Hitachi Ltd | フロッピーディスク制御方式 |
JPH0359713A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13870992A patent/JPH05334009A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0344871A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-26 | Hitachi Ltd | フロッピーディスク制御方式 |
JPH0359713A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置 |
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