JPH05333901A - フィードバック制御装置 - Google Patents
フィードバック制御装置Info
- Publication number
- JPH05333901A JPH05333901A JP14226792A JP14226792A JPH05333901A JP H05333901 A JPH05333901 A JP H05333901A JP 14226792 A JP14226792 A JP 14226792A JP 14226792 A JP14226792 A JP 14226792A JP H05333901 A JPH05333901 A JP H05333901A
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- Japan
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- Pending
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- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はフィードバック用変換器を介し比較
器に至る帰還回路が開路して、フィードバック信号が無
くなってもサーボモータが暴走しないフィードバック制
御装置を提供することを目的とする。 【構成】 フィードバック信号に基準値の極性を反転さ
せた信号をバッファー抵抗を介して加える。これによ
り、帰還回路が開路してフィードバック信号が無くなっ
ても、比較器へ基準値の極性を反転させた信号が加わる
ので、偏差信号が零となりサーボモータは暴走しない。
器に至る帰還回路が開路して、フィードバック信号が無
くなってもサーボモータが暴走しないフィードバック制
御装置を提供することを目的とする。 【構成】 フィードバック信号に基準値の極性を反転さ
せた信号をバッファー抵抗を介して加える。これによ
り、帰還回路が開路してフィードバック信号が無くなっ
ても、比較器へ基準値の極性を反転させた信号が加わる
ので、偏差信号が零となりサーボモータは暴走しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフィードバック制御装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来のフィードバック制御装置の
ブロック線図を示す。入力用変換器１で入力指令をサー
ボ機構の入力に適合するように変換する、比較器２で入
力用変換器１とフィードバック用変換器５の信号を比較
し、その偏差に応じて制御信号を出力する。増幅器３で
比較器２の偏差信号（制御信号）を増幅しサーボモータ
４を駆動する。例えば、サーボモータが弁の開閉機構に
連結されて、操作信号となる。
ブロック線図を示す。入力用変換器１で入力指令をサー
ボ機構の入力に適合するように変換する、比較器２で入
力用変換器１とフィードバック用変換器５の信号を比較
し、その偏差に応じて制御信号を出力する。増幅器３で
比較器２の偏差信号（制御信号）を増幅しサーボモータ
４を駆動する。例えば、サーボモータが弁の開閉機構に
連結されて、操作信号となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フィードバック制御は
図２に示すように、フィードバック信号ｂと入力信号ａ
と比較して操作を加える点に特徴がある。入力と出力の
偏差が誤差となるが、フィードバック制御では、この誤
差を最小にするように出力を自動的に調整していく。従
って増幅器は、どんな小さな誤差に対してもサーボモー
タを制御するだけの十分なゲインを持たせている。
図２に示すように、フィードバック信号ｂと入力信号ａ
と比較して操作を加える点に特徴がある。入力と出力の
偏差が誤差となるが、フィードバック制御では、この誤
差を最小にするように出力を自動的に調整していく。従
って増幅器は、どんな小さな誤差に対してもサーボモー
タを制御するだけの十分なゲインを持たせている。
【０００４】このため、例えばフィードバック用変換器
５と比較器２とを結ぶ回路６が開路するとフィードバッ
ク信号ｂが無くなり、入力信号がそのまま増幅器３で増
幅されるため、サーボモータ４が暴走し操作信号が異常
となる欠点があった。
５と比較器２とを結ぶ回路６が開路するとフィードバッ
ク信号ｂが無くなり、入力信号がそのまま増幅器３で増
幅されるため、サーボモータ４が暴走し操作信号が異常
となる欠点があった。
【０００５】そこで、本発明はフィードバック用変換器
５を介し比較器２に至る帰還回路が開路して、フィード
バック信号が無くなってもサーボモータ４が暴走しない
フィードバック制御装置を提供することを目的とする。
５を介し比較器２に至る帰還回路が開路して、フィード
バック信号が無くなってもサーボモータ４が暴走しない
フィードバック制御装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準値とフィ
ードバック量とを比較演算する制御回路を備えた自動制
御装置であって、前記比較器へ基準値の極性を反転させ
た信号をバッファー抵抗を介して加えたものである。
ードバック量とを比較演算する制御回路を備えた自動制
御装置であって、前記比較器へ基準値の極性を反転させ
た信号をバッファー抵抗を介して加えたものである。
【０００７】
【作用】帰還回路が開路しても、基準値を極性を反転さ
せた信号がバッファー抵抗を介して比較器へ加えられて
いるため、この信号と入力信号との差が増幅器で増幅さ
れ操作信号が出力（サーボモータを駆動）される。
せた信号がバッファー抵抗を介して比較器へ加えられて
いるため、この信号と入力信号との差が増幅器で増幅さ
れ操作信号が出力（サーボモータを駆動）される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明のフィードバック制御装置の一
実施例を図１について説明する。
実施例を図１について説明する。
【０００９】この図１におけるフィードバック制御装置
は基本的には図２で説明した従来のフィードバック制御
装置とほぼ同様であるので同一部分は同一符号を付し詳
細な説明は省略する。
は基本的には図２で説明した従来のフィードバック制御
装置とほぼ同様であるので同一部分は同一符号を付し詳
細な説明は省略する。
【００１０】入力変換器１の出力を極性反転増幅器７で
極性を反転させ、フィードバック用変換器５の出力抵抗
に比べて十分大きな抵抗値を持ったバッファー抵抗８を
介して、フィードバック用変換器５と比較器２とを結ぶ
回路６へ接続する。
極性を反転させ、フィードバック用変換器５の出力抵抗
に比べて十分大きな抵抗値を持ったバッファー抵抗８を
介して、フィードバック用変換器５と比較器２とを結ぶ
回路６へ接続する。
【００１１】通常時において、極性反転増幅器７の出力
はバッファー抵抗８によりフィードバック信号にはほと
んど影響しないため、このようにしたフィードバック制
御装置ではフィードバック信号はフィードバック用変換
器５の出力信号で決まり、図２の従来のフィードバック
制御装置と同様な働きをする。
はバッファー抵抗８によりフィードバック信号にはほと
んど影響しないため、このようにしたフィードバック制
御装置ではフィードバック信号はフィードバック用変換
器５の出力信号で決まり、図２の従来のフィードバック
制御装置と同様な働きをする。
【００１２】さらに、フィードバック用変換器５と比較
器２とを結ぶ回路６のＦ点で開路した場合はフィードバ
ック用変換器５の出力がなくなるが、入力変換器１の出
力が極性反転増幅路７で極性反転されバッファー抵抗８
を介して、フィードバック信号の代わりに比較器２へ加
えられる。従って、比較器２の出力は零となり増幅器３
出力も零となりサーボモータ４は停止し、操作信号が異
常となることはない。
器２とを結ぶ回路６のＦ点で開路した場合はフィードバ
ック用変換器５の出力がなくなるが、入力変換器１の出
力が極性反転増幅路７で極性反転されバッファー抵抗８
を介して、フィードバック信号の代わりに比較器２へ加
えられる。従って、比較器２の出力は零となり増幅器３
出力も零となりサーボモータ４は停止し、操作信号が異
常となることはない。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、帰還回路の断線でフィ
ードバック量が無くなった場合にも、操作信号が異常と
なることがないフィードバック制御装置を得ることがで
きる。
ードバック量が無くなった場合にも、操作信号が異常と
なることがないフィードバック制御装置を得ることがで
きる。
【図１】本発明のフィードバック制御装置のブロック
図。
図。
【図２】従来のフィードバック制御装置のブロック図を
示す説明図。
示す説明図。
１…入力用変換器、２…比較器、３…増幅器、４…サー
ボモータ、５…フィードバック用変換器、６…帰還回
路、７…極性反転増幅器、８…バッファ抵抗器。
ボモータ、５…フィードバック用変換器、６…帰還回
路、７…極性反転増幅器、８…バッファ抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項１】 基準値とフィードバック量とを比較演算
する制御回路を備えた自動制御装置において、前記フィ
ードバック量へ前記基準値の極性を反転させた信号を帰
還回路の出力抵抗に比べて十分大きな抵抗値を持った抵
抗を介して加えることを特徴としたフィードバック制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14226792A JPH05333901A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | フィードバック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14226792A JPH05333901A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | フィードバック制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05333901A true JPH05333901A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15311379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14226792A Pending JPH05333901A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | フィードバック制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05333901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5856732A (en) * | 1996-04-09 | 1999-01-05 | U.S. Philips Corporation | Servosystem |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14226792A patent/JPH05333901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5856732A (en) * | 1996-04-09 | 1999-01-05 | U.S. Philips Corporation | Servosystem |
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