JPH0364327B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0364327B2 JPH0364327B2 JP1946984A JP1946984A JPH0364327B2 JP H0364327 B2 JPH0364327 B2 JP H0364327B2 JP 1946984 A JP1946984 A JP 1946984A JP 1946984 A JP1946984 A JP 1946984A JP H0364327 B2 JPH0364327 B2 JP H0364327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- signal
- stored
- signal proportional
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 7
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、車両の走行速度をある設定した値
に自動的に制御するのに使用される車速自動制御
装置に関するものである。
に自動的に制御するのに使用される車速自動制御
装置に関するものである。
(従来技術)
従来の車速自動制御装置としては、例えば第1
図に示す構成のものがある。
図に示す構成のものがある。
第1図において、1は実車速に比例した信号を
発生する車速センサ、2はクルーズ指令信号を発
生するコマンドスイツチであり、このコマンドス
イツチ2には、セツトスイツチ、リジユームスイ
ツチ、アクセルスイツチが含まれる。そして、前
記車速センサ1およびコマンドスイツチ2からの
出力は各々コントローラ3内のインターフエイス
4および5を経て同じくコントローラ3内のマイ
クロコンピユータ6に入力される。このマイクロ
コンピユータ6内にはコマンドスイツチ2を操作
したときの車速に比例した信号を記憶する図示し
ない車速記憶部を内蔵している。
発生する車速センサ、2はクルーズ指令信号を発
生するコマンドスイツチであり、このコマンドス
イツチ2には、セツトスイツチ、リジユームスイ
ツチ、アクセルスイツチが含まれる。そして、前
記車速センサ1およびコマンドスイツチ2からの
出力は各々コントローラ3内のインターフエイス
4および5を経て同じくコントローラ3内のマイ
クロコンピユータ6に入力される。このマイクロ
コンピユータ6内にはコマンドスイツチ2を操作
したときの車速に比例した信号を記憶する図示し
ない車速記憶部を内蔵している。
また、10はアクチユエータであり、このアク
チユエータ10は、第2図にも示すように、ベン
トバルブ11と、セーフテイバルブ12と、バキ
ユームバルブ13とを備え、ベントバルブ11と
セーフテイバルブ12の一端は大気開放となつて
いると共に、バキユームバルブ13の一端はイン
テークマニホールド(負圧源)に接続してある。
また、各バルブ11,12,13の他端は、ケー
シング15とダイヤフラム16の片面側(第2図
右面側)とにより形成された負圧室17と連通し
ており、ダイヤフラム16の他面側(第2図左面
側)にはコントロールワイヤ18の一端側が接続
してあると共に、コントロールワイヤ18の他端
側はスロツトバルブ軸19に連結してある。
チユエータ10は、第2図にも示すように、ベン
トバルブ11と、セーフテイバルブ12と、バキ
ユームバルブ13とを備え、ベントバルブ11と
セーフテイバルブ12の一端は大気開放となつて
いると共に、バキユームバルブ13の一端はイン
テークマニホールド(負圧源)に接続してある。
また、各バルブ11,12,13の他端は、ケー
シング15とダイヤフラム16の片面側(第2図
右面側)とにより形成された負圧室17と連通し
ており、ダイヤフラム16の他面側(第2図左面
側)にはコントロールワイヤ18の一端側が接続
してあると共に、コントロールワイヤ18の他端
側はスロツトバルブ軸19に連結してある。
さらに、21はコントローラ3内にあつてマイ
クロコンピユータ6からの出力に応じてベントバ
ルブ11をオン・オフ制御するベントバルブ用ス
イツチング部、22は同じくコントローラ3内に
あつてマイクロコンピユータ6からの出力に応じ
てバキユームバルブ13をオン・オフ制御するバ
キユームバルブ用スイツチング部、23は同じく
コントローラ3内にあつてマイクロコンピユータ
6からの出力に応じてアクチユエータ10に対す
る電力供給をオン・オフするアクチユエータ用ス
イツチング部であり、この際の電力供給のオン・
オフはリレーコイル25aおよびリレースイツチ
25bからなるリレー25を介してなされる。
クロコンピユータ6からの出力に応じてベントバ
ルブ11をオン・オフ制御するベントバルブ用ス
イツチング部、22は同じくコントローラ3内に
あつてマイクロコンピユータ6からの出力に応じ
てバキユームバルブ13をオン・オフ制御するバ
キユームバルブ用スイツチング部、23は同じく
コントローラ3内にあつてマイクロコンピユータ
6からの出力に応じてアクチユエータ10に対す
る電力供給をオン・オフするアクチユエータ用ス
イツチング部であり、この際の電力供給のオン・
オフはリレーコイル25aおよびリレースイツチ
25bからなるリレー25を介してなされる。
また、27はブレーキスイツチ、28はブレー
キランプであつて、ブレーキ操作した際にシステ
ムをキヤンセルするための信号がコントローラ3
内のインターフエイス29を経てマイクロコンピ
ユータ6に入力される。
キランプであつて、ブレーキ操作した際にシステ
ムをキヤンセルするための信号がコントローラ3
内のインターフエイス29を経てマイクロコンピ
ユータ6に入力される。
さらに、31は定電圧回路、32はリセツト回
路、33は電源、34は制御装置用のメインスイ
ツチである。
路、33は電源、34は制御装置用のメインスイ
ツチである。
次に、このような構成になる車速自動制御装置
の動作について第3図を含めて説明すると、ま
ず、車速センサ1は実車速に比例したパルスを発
生し、このパルス信号をコントローラ3のマイク
ロコンピユータ6内に入力して一定の期間内でサ
ンプリングし、車速に比例したパルス数を常時マ
イクロコンピユータ6に認識させておく。この状
態において、コマンドスイツチ2より例えばセツ
ト信号が時間t1において送り込まれると、マイク
ロコンピユータ6はそのときの車速に応じたパル
ス数を車速記憶部に記憶させ、これ以後におい
て、検出された実車速に応じたパルス数(すなわ
ち、実車速に比例した信号)が、上記記憶された
パルス数(すなわち、記憶車速の信号)と等しく
なるようにアクチユエータ10に対して指令を送
り、ベントバルブ用スイツチング部21およびバ
キユームバルブ用スイツチング部22を介してそ
れぞれベントバルブ11およびバキユームバルブ
13をオン・オフ制御することによつてアクチユ
エータ10の負圧室17内の負圧状態を制御し、
例えば実車速が記憶車速よりも大きくなつた時間
t2においては、マイクロコンピユータ6によつて
制御されるベントバルブ用スイツチング部22の
作動によりベントバルブ11をオフにして負圧室
17内に大気を導入し、これによりスロツトルバ
ルブ軸19をバルブ閉方向に若干回動させて車速
を低下させる。一方、実車速が記憶車速よりも小
さくなつた時間t3においては、マイクロコンピユ
ータ6によつて制御されるバキユームバルブ用ス
イツチング部22の作動によりバキユームバルブ
13をオンにして負圧室17内に負圧を導入し、
これによりスロツトバルブ軸19をバルブ開方向
に若干回動させて車速を増大させる。そして、こ
のような動作をくりかえすことによつて車速を一
定に制御する。このとき、アクチユエータ10に
対する電力供給は、リレー25を介してなされて
いる。
の動作について第3図を含めて説明すると、ま
ず、車速センサ1は実車速に比例したパルスを発
生し、このパルス信号をコントローラ3のマイク
ロコンピユータ6内に入力して一定の期間内でサ
ンプリングし、車速に比例したパルス数を常時マ
イクロコンピユータ6に認識させておく。この状
態において、コマンドスイツチ2より例えばセツ
ト信号が時間t1において送り込まれると、マイク
ロコンピユータ6はそのときの車速に応じたパル
ス数を車速記憶部に記憶させ、これ以後におい
て、検出された実車速に応じたパルス数(すなわ
ち、実車速に比例した信号)が、上記記憶された
パルス数(すなわち、記憶車速の信号)と等しく
なるようにアクチユエータ10に対して指令を送
り、ベントバルブ用スイツチング部21およびバ
キユームバルブ用スイツチング部22を介してそ
れぞれベントバルブ11およびバキユームバルブ
13をオン・オフ制御することによつてアクチユ
エータ10の負圧室17内の負圧状態を制御し、
例えば実車速が記憶車速よりも大きくなつた時間
t2においては、マイクロコンピユータ6によつて
制御されるベントバルブ用スイツチング部22の
作動によりベントバルブ11をオフにして負圧室
17内に大気を導入し、これによりスロツトルバ
ルブ軸19をバルブ閉方向に若干回動させて車速
を低下させる。一方、実車速が記憶車速よりも小
さくなつた時間t3においては、マイクロコンピユ
ータ6によつて制御されるバキユームバルブ用ス
イツチング部22の作動によりバキユームバルブ
13をオンにして負圧室17内に負圧を導入し、
これによりスロツトバルブ軸19をバルブ開方向
に若干回動させて車速を増大させる。そして、こ
のような動作をくりかえすことによつて車速を一
定に制御する。このとき、アクチユエータ10に
対する電力供給は、リレー25を介してなされて
いる。
しかしながら、このような従来の車速自動制御
装置においては、実車速に比例した信号を車速記
憶部で記憶させたときにおいて、記憶車速の信号
は常に適切であるものとみなしていたが、記憶車
速の信号が必らずしも正確にならないこともある
かも知れないことをあらかじめ考慮しておくのが
より望ましく、とくに実車速に比例した信号を記
憶させたときに記憶車速の信号が実車速に比例し
た信号よりも何んらかの原因で高くなつてしまつ
た場合には自動走行時の車速が希望設定速度以上
になつてしまう可能性もないとはいえず、安全性
の面で好ましくないことにもなりかねないのでこ
れを未然に防止しておくことが望まれる (発明の目的) この発明は、上述したような従来の要望に着目
してなされたもので、何んらかの原因で記憶車速
の信号が実車速に比例した信号よりも高くなつて
しまつたときでも、上記高くなつた記憶車速の信
号で走行することがないようにし、走行の安全性
をより一層高めることができるようにすることを
目的としている。
装置においては、実車速に比例した信号を車速記
憶部で記憶させたときにおいて、記憶車速の信号
は常に適切であるものとみなしていたが、記憶車
速の信号が必らずしも正確にならないこともある
かも知れないことをあらかじめ考慮しておくのが
より望ましく、とくに実車速に比例した信号を記
憶させたときに記憶車速の信号が実車速に比例し
た信号よりも何んらかの原因で高くなつてしまつ
た場合には自動走行時の車速が希望設定速度以上
になつてしまう可能性もないとはいえず、安全性
の面で好ましくないことにもなりかねないのでこ
れを未然に防止しておくことが望まれる (発明の目的) この発明は、上述したような従来の要望に着目
してなされたもので、何んらかの原因で記憶車速
の信号が実車速に比例した信号よりも高くなつて
しまつたときでも、上記高くなつた記憶車速の信
号で走行することがないようにし、走行の安全性
をより一層高めることができるようにすることを
目的としている。
(発明の構成)
この発明は、実車速に比例した信号を発生する
車速センサと、クルーズ指令信号を発生するコマ
ンドスイツチと、前記コマンドスイツチ操作時間
の実車速に比例した信号を記憶する車速記憶部
と、スロツトルバルブを駆動するアクチユエータ
と、車速自動制御走行時に実車速に比例した信号
と前記車速記憶部で記憶された記憶車速の信号と
を比較する第一の比較手段を有していて両者の差
に対応して前記アクチユエータに指令を送るコン
トローラと、を備えた車速自動制御装置におい
て、前記コマンドスイツチ操作により実車速に比
例した信号が記憶車速の信号として記憶された時
点での記憶車速の異常を検出するべく記憶直後の
記憶車速の信号と実車速に比例した信号とを比較
する第二の比較手段と、前記第二の比較手段で比
較された2つの信号の差が所定値以上であるとき
にシステムをキヤンセル動作して車速自動制御走
行への移行を阻止するフエイルセーフ手段を設け
た構成としたことを特徴としている。
車速センサと、クルーズ指令信号を発生するコマ
ンドスイツチと、前記コマンドスイツチ操作時間
の実車速に比例した信号を記憶する車速記憶部
と、スロツトルバルブを駆動するアクチユエータ
と、車速自動制御走行時に実車速に比例した信号
と前記車速記憶部で記憶された記憶車速の信号と
を比較する第一の比較手段を有していて両者の差
に対応して前記アクチユエータに指令を送るコン
トローラと、を備えた車速自動制御装置におい
て、前記コマンドスイツチ操作により実車速に比
例した信号が記憶車速の信号として記憶された時
点での記憶車速の異常を検出するべく記憶直後の
記憶車速の信号と実車速に比例した信号とを比較
する第二の比較手段と、前記第二の比較手段で比
較された2つの信号の差が所定値以上であるとき
にシステムをキヤンセル動作して車速自動制御走
行への移行を阻止するフエイルセーフ手段を設け
た構成としたことを特徴としている。
(実施例)
第4図はこの発明の実施例における車速自動制
御装置にフエイルセーフ手段を設けた一例を示す
図であつて、前記第1図および第2図に示す構成
の車速自動制御装置において、車速センサ1よ
り、実車速に比例したパルス信号をインターフエ
イス4を介してマイクロコンピユータ6内に入力
し、このパルス信号をマイクロコンピユータ6に
おいて一定の期間内でサンプリングし、実車速に
比例したパルス数の信号を常時マイクロコンピユ
ータ6に認識させておく。この状態において、コ
マンドスイツチ2より例えばセツト信号が送られ
たときには第4図のステツプ101においてマイク
ロコンピユータ6に内蔵された車速記憶部に前記
コマンドスイツチ2の操作時における実車速に応
じたパルス数の信号を記憶させ、ステツプ102に
おいて実車速に比例した信号が記憶車速の信号と
して記憶された時点での記憶車速の異常を検出す
るべく前記記憶直後の記憶車速の信号と実車速に
比例した信号とを第二の比較手段で比較させる。
そして、記憶直後の記憶車速の信号が実車速度に
比例した信号に比べて絶対値において所定値(例
えば、XKm/hr相当分)よりも小さいときには記
憶車速に異常がないとしてそのままシステムを続
行させて車速自動制御走行に移行する。なお、こ
のとき、記憶車速の信号と実車速の信号とが一致
していれば、記憶車速に異常がないとしたいとこ
ろであるが、実車速は変動するものであるため、
幅をもたせて所定値を基準とすることにしてい
る。
御装置にフエイルセーフ手段を設けた一例を示す
図であつて、前記第1図および第2図に示す構成
の車速自動制御装置において、車速センサ1よ
り、実車速に比例したパルス信号をインターフエ
イス4を介してマイクロコンピユータ6内に入力
し、このパルス信号をマイクロコンピユータ6に
おいて一定の期間内でサンプリングし、実車速に
比例したパルス数の信号を常時マイクロコンピユ
ータ6に認識させておく。この状態において、コ
マンドスイツチ2より例えばセツト信号が送られ
たときには第4図のステツプ101においてマイク
ロコンピユータ6に内蔵された車速記憶部に前記
コマンドスイツチ2の操作時における実車速に応
じたパルス数の信号を記憶させ、ステツプ102に
おいて実車速に比例した信号が記憶車速の信号と
して記憶された時点での記憶車速の異常を検出す
るべく前記記憶直後の記憶車速の信号と実車速に
比例した信号とを第二の比較手段で比較させる。
そして、記憶直後の記憶車速の信号が実車速度に
比例した信号に比べて絶対値において所定値(例
えば、XKm/hr相当分)よりも小さいときには記
憶車速に異常がないとしてそのままシステムを続
行させて車速自動制御走行に移行する。なお、こ
のとき、記憶車速の信号と実車速の信号とが一致
していれば、記憶車速に異常がないとしたいとこ
ろであるが、実車速は変動するものであるため、
幅をもたせて所定値を基準とすることにしてい
る。
一方、記憶直後の記憶車速の信号と実車速に比
例した信号との差の絶対値が所定値XKm/hr以上
であるとき、例えば、車速記憶時において記憶車
速の信号が実車速に比例した信号よりもXKm/hr
以上大きいときには、記憶車速に異常があるとし
てフエイルセーフ手段によりシステムをキヤンセ
ルして車速自動制御走行への移行を阻止する。
例した信号との差の絶対値が所定値XKm/hr以上
であるとき、例えば、車速記憶時において記憶車
速の信号が実車速に比例した信号よりもXKm/hr
以上大きいときには、記憶車速に異常があるとし
てフエイルセーフ手段によりシステムをキヤンセ
ルして車速自動制御走行への移行を阻止する。
すなわち、具体的には、システムをキヤンセル
動作するときには、マイクロコンピユータ6から
の出力によりアクチユエータ用スイツチング部2
3を作動させてリレー25のスイツチ25bを開
放させて、アクチユエータ10に対する電力供給
をオフにする。また、所定値まで減速動作の後キ
ヤンセル動作させるときには、マイクロコンピユ
ータ6からの出力によりベントバルブ用スイツチ
ング部21を作動させてベントバルブ11をオフ
にし、アクチユエータ10内の負圧室17に大気
を導入し、所定値まで実車速が減速された後、前
述のようにマイクロコンピユータ6からの出力に
よりアクチユエータ用スイツチング部23を作動
させてリレー25のスイツチ25bを開放させ
て、アクチユエータ10に対する電力供給をオフ
にする。
動作するときには、マイクロコンピユータ6から
の出力によりアクチユエータ用スイツチング部2
3を作動させてリレー25のスイツチ25bを開
放させて、アクチユエータ10に対する電力供給
をオフにする。また、所定値まで減速動作の後キ
ヤンセル動作させるときには、マイクロコンピユ
ータ6からの出力によりベントバルブ用スイツチ
ング部21を作動させてベントバルブ11をオフ
にし、アクチユエータ10内の負圧室17に大気
を導入し、所定値まで実車速が減速された後、前
述のようにマイクロコンピユータ6からの出力に
よりアクチユエータ用スイツチング部23を作動
させてリレー25のスイツチ25bを開放させ
て、アクチユエータ10に対する電力供給をオフ
にする。
(発明の効果)
以上説明してきたように、この発明によれば、
実車速を比例した信号を発生する車速センサと、
クルーズ指令信号を発生するコマンドスイツチ
と、前記コマンドスイツチ操作時の実車速に比例
した信号を記憶する車速記憶部と、スロツトルバ
ルブを駆動するアクチユエータと、車速自動制御
走行時に実車速に比例した信号と前記車速記憶部
で記憶された記憶車速の信号とを比較する第一の
比較手段を有していて両者の差に対応して前記ア
クチユエータに指令を送るコントローラと、を備
えた車速自動制御装置において、前記コマンドス
イツチ操作により実車速に比例した信号が記憶車
速の信号として記憶された時点での記憶車速の異
常を検出するべく記憶直後の記憶車速の信号と実
車速に比例した信号とを比較する第二の比較手段
と、前記第二の比較手段で比較された2つの信号
の差が所定値以上であるときにシステムをキヤン
セル動作して車速自動制御走行への移行を阻止す
るフエイルセーフ手段を設けた構成としたから、
何んらかの原因で記憶車速の信号が実車速に比例
した信号よりも高くなつてしまつたときでも、上
記高くなつた記憶車速の信号で走行することがな
くなり、走行の安全性をより一層高めることがで
きるという非常にすぐれた効果をもたらす。
実車速を比例した信号を発生する車速センサと、
クルーズ指令信号を発生するコマンドスイツチ
と、前記コマンドスイツチ操作時の実車速に比例
した信号を記憶する車速記憶部と、スロツトルバ
ルブを駆動するアクチユエータと、車速自動制御
走行時に実車速に比例した信号と前記車速記憶部
で記憶された記憶車速の信号とを比較する第一の
比較手段を有していて両者の差に対応して前記ア
クチユエータに指令を送るコントローラと、を備
えた車速自動制御装置において、前記コマンドス
イツチ操作により実車速に比例した信号が記憶車
速の信号として記憶された時点での記憶車速の異
常を検出するべく記憶直後の記憶車速の信号と実
車速に比例した信号とを比較する第二の比較手段
と、前記第二の比較手段で比較された2つの信号
の差が所定値以上であるときにシステムをキヤン
セル動作して車速自動制御走行への移行を阻止す
るフエイルセーフ手段を設けた構成としたから、
何んらかの原因で記憶車速の信号が実車速に比例
した信号よりも高くなつてしまつたときでも、上
記高くなつた記憶車速の信号で走行することがな
くなり、走行の安全性をより一層高めることがで
きるという非常にすぐれた効果をもたらす。
第1図は車速自動制御装置の構成例を示すブロ
ツク説明図、第2図は第1図のアクチユエータの
構造例を示す断面説明図、第3図は車速自動制御
装置の動作状態を示す時間経過説明図、第4図は
この発明の一実施例での車速自動制御装置に設け
た第二の比較手段およびフエイルセーフ手段であ
る。 1……車速センサ、2……コマンドスイツチ、
3……コントローラ、6……マイクロコンピユー
タ、10……アクチユエータ、11……ベントバ
ルブ、12……セーフテイバルブ、13……バキ
ユームバルブ、17……負圧室、19……スロツ
トルバルブ軸、21……ベントバルブ用スイツチ
ング部、22……バキユームバルブ用スイツチン
グ部、23……アクチユエータ用スイツチング
部、25……リレー、33……電源、x……所定
値。
ツク説明図、第2図は第1図のアクチユエータの
構造例を示す断面説明図、第3図は車速自動制御
装置の動作状態を示す時間経過説明図、第4図は
この発明の一実施例での車速自動制御装置に設け
た第二の比較手段およびフエイルセーフ手段であ
る。 1……車速センサ、2……コマンドスイツチ、
3……コントローラ、6……マイクロコンピユー
タ、10……アクチユエータ、11……ベントバ
ルブ、12……セーフテイバルブ、13……バキ
ユームバルブ、17……負圧室、19……スロツ
トルバルブ軸、21……ベントバルブ用スイツチ
ング部、22……バキユームバルブ用スイツチン
グ部、23……アクチユエータ用スイツチング
部、25……リレー、33……電源、x……所定
値。
Claims (1)
- 1 実車速に比例した信号を発生する車速センサ
と、クルーズ指令信号を発生するコマンドスイツ
チと、前記コマンドスイツチ操作時の実車速に比
例した信号を記憶する車速記憶部と、スロツトル
バルブを駆動するアクチユエータと、車速自動制
御走行時に実車速に比例した信号と前記車速記憶
部で記憶された記憶車速の信号とを比較する第一
の比較手段を有していて両者の差に対応して前記
アクチユエータに指令を送るコントローラと、を
備えた車速自動制御装置において、前記コマンド
スイツチ操作により実車速に比例した信号が記憶
車速の信号として記憶された時点での記憶車速の
異常を検出するべく記憶直後の記憶車速の信号と
実車速に比例した信号とを比較する第二の比較手
段と、前記第二の比較手段で比較された2つの信
号の差が所定値以上であるときにシステムをキヤ
ンセル動作して車速自動制御走行への移行を阻止
するフエイルセーフ手段を設けたことを特徴とす
る車速自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1946984A JPS60163735A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 車速自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1946984A JPS60163735A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 車速自動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163735A JPS60163735A (ja) | 1985-08-26 |
JPH0364327B2 true JPH0364327B2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=12000174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1946984A Granted JPS60163735A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 車速自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163735A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07108622B2 (ja) * | 1986-08-28 | 1995-11-22 | 日産自動車株式会社 | 車両用定速走行装置 |
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-
1984
- 1984-02-07 JP JP1946984A patent/JPS60163735A/ja active Granted
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