JPH0533334U - 再生機用トレイの駆動装置 - Google Patents

再生機用トレイの駆動装置

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JPH0533334U
JPH0533334U JP8803891U JP8803891U JPH0533334U JP H0533334 U JPH0533334 U JP H0533334U JP 8803891 U JP8803891 U JP 8803891U JP 8803891 U JP8803891 U JP 8803891U JP H0533334 U JPH0533334 U JP H0533334U
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JP
Japan
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tray
opening
drive
signal
closing operation
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Pending
Application number
JP8803891U
Other languages
English (en)
Inventor
敦 熊谷
Original Assignee
株式会社船井電機研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社船井電機研究所 filed Critical 株式会社船井電機研究所
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉動作がスムーズで、駆動機構への負担が
少なくなり、定格の小さな駆動源でも俊敏な動作が可能
な再生機用トレイの駆動装置を提供する。 【構成】 トレイの開閉動作を指示するキースイッチ2
からの信号を受けてマイコン1はトレイ駆動用モータ5
を駆動しトレイを開閉する。この時、トレイ位置検出手
段6によりトレイの位置を検出し、マイコン1はトレイ
駆動用モータ5によるトレイ駆動速度をトレイ開閉動作
の開始時には緩やかに立ち上げ、動作の終了時には緩や
かに立ち下げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、DAT、CD、カセットテープレコーダ等、トレイを有した録、再 生機におけるトレイの開閉駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の録音、再生機器(以下、再生機とのみいう)において、カ セットを載せるトレイの機器本体に対する開閉(オープン/クローズ)動作をキ ースイッチ等を操作することにより行うものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の装置では、トレイの開閉駆動の際に、特に速度制御を行って いない。このため、開閉動作がスムーズでなく、また動作の開始時には駆動機構 にかかる負担が大きく、定格の小さい駆動モータでは、俊敏な動作を得ることが 困難であった。 本考案は、上述した問題点を解決するもので、開閉動作がスムーズで、駆動機 構への負担が少なくなり、定格の小さな駆動源でも俊敏な動作が可能な再生機用 トレイの駆動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、トレイの開閉動作を指示する操作部と、 この操作部からの信号を受けてトレイを開閉動作する信号を出力する制御手段と 、この制御手段の出力を受けてトレイを開閉駆動する駆動機構を有した再生機用 トレイの駆動装置において、トレイの位置を検出し前記制御手段に検出信号を出 力する検出手段を備え、前記制御手段は、前記検出手段からの信号を参照して、 前記駆動機構によるトレイ駆動速度をトレイ開閉動作の開始時には緩やかに立ち 上げ、動作の終了時には緩やかに立ち下げるように制御するものである。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、トレイの開閉動作を指示する操作部からの信号を受けて 制御手段はトレイを開閉動作する信号を出力し、駆動機構はこれを受けてトレイ を開閉駆動する。この時、検出手段によりトレイの位置を検出し、制御手段は、 この検出信号を受けて駆動機構によるトレイ駆動速度をトレイ開閉動作の開始時 には緩やかに立ち上げ、動作の終了時には緩やかに立ち下げる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例について図面とともに説明する。図1は本駆動装置の回路ブ ロック構成を示す。マイコン1は、トレイの開閉動作を指示する操作部であるキ ースイッチ2からの信号を受けてトレイの開閉動作を制御する制御手段を構成す る。このマイコン1からの方向制御のデータはモータドライバ3へ出力され、ス ピード制御のデータはD/A変換器4を経てトレイ駆動機構を構成するモータド ライバ3へ出力される。このモータドライバ3によりトレイ駆動用モータ5は駆 動される。また、マイコン1には、トレイの位置を検出するトレイ位置検出手段 6からの信号が入力される。 マイコン1は、キースイッチ2とトレイ位置検出手段6からの信号を受けて、 スピード制御データを変え、トレイ駆動用モータ5への印加電圧を制御する。こ れにより、トレイ駆動速度は、トレイ開閉動作の開始時には緩やかに立ち上がり 、動作の終了時には緩やかに立ち下がるように速度制御される。
【0007】 図2はトレイ駆動機構とトレイ位置検出手段6の具体構成例を、図3はトレイ スピードとトレイ位置の関係を示す。図2において、機器本体に対して開閉自在 に案内されたトレイ11の側面にはラックギア14が設けられ、このギア14に 係合する駆動ギヤ13と一体にプーリ14が回動可能に機器本体側に設けられて いる。このプーリ14にはベルト15が架けられ、トレイ駆動用モータ5により 回転駆動力が伝達されるようになっている。駆動ギヤ13の上面には位置検出用 に2段に突出したカム16が設けられ、また、機器本体側に、カム16により開 閉動作し、位置信号を出力するマイクロスイッチSW1,SW2が設けられてい る。マイクロスイッチSW1,SW2の検出信号はマイコン1に出力される。な お、ギヤ13は、トレイ11のオープン−クローズ間動作で約1回転するように 設定されており、スイッチSW1でトレイ11の全開、全閉を検出し、スイッチ SW2で以下に説明するようにスピードの台形制御を行う。
【0008】 すなわち、上記構成にあって、トレイ駆動用モータ5の駆動により、駆動ギヤ 13つまりカム16が回転することにより、マイクロスイッチSW1のOFF、 SW2のONの信号により、モータ5へ漸次増大する電流が供給される。この時 のトレイ位置に対するトレイスピードは図3のの状態になる。次に、スイッチ SW1のOFF、SW2のOFFの信号によりモータ5へは一定の電流が供給さ れ、この時は図3のの状態になる。さらに、スイッチSW1のOFF、スイッ チSW2のONにより、モータ5への電流は漸次減少され、この時は図3のの 状態となる。このような速度制御を行うことにより、動作はスムースであり、か つモータ5に起動時にかかる負荷は小さくなり、小定格のモータであっても全体 として高速の開閉動作が可能となる。
【0009】 なお、トレイが動作途中で障害物に当たって停止してしまったような場合には 、マイコン1は次のように処理する。すなわち、マイコン1は、内蔵する時計に よりスイッチSW1がOFFしてからの時間を計時しておき、予め設定しておい た所定時間、例えば、正常時にトレイ11がオープンしきるまでの時間よりも若 干長い時間経過しても再びスイッチSW1がONしない場合、トラブル発生と判 断してモータ5を停止させ、あるいはトレイ11を閉動作させる。
【0010】 図4はトレイ駆動機構とトレイ位置検出手段の他の実施例構成を示す。この例 では、トレイ11のラックギア14に係合する別のピニオン6aを設け、これを エンコーダ6bに連結してトレイ11の位置情報を常時、マイコン1へ入力して いる。この実施例では、マイコン1によりトレイ11の位置が常時把握されてい るので、トレイ11が途中で停止するとか、急に、スピードが変化するとかのト ラブルか発生した時には、それを即時に検出でき、トレイ11を停止させたり、 閉動作させたりできる。そのためには、図3に示したトレイスピードとトレイ位 置の関係チャートに相当するデータをマイコン1の記憶手段又はROM等に格納 しておき、逐次、それと現在のトレイの動きを比較するようにすればよい。 なお、本考案は上記実施例構成に限られず種々の変形が可能であり、例えば、 トレイ11はキースイッチ2を操作することにより動作するものを示したが、ト レイ11を少し押し込むと、不図示のスイッチがそれを検知して閉動作に移行す るような構成であっても同様に適用できる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、トレイの開閉動作の速度を開始時には緩やかに 立ち上がり、動作終了時には緩やかに立ち下がるように制御しているので、トレ イをスムーズに、かつ、駆動機構にかける負担が少なく、定格の小さな駆動源で も俊敏な動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による再生機用トレイの駆動
装置のブロック構成図である。
【図2】トレイ駆動機構とトレイ位置検出手段の具体構
成例を示す斜視図である。
【図3】トレイスピードとトレイ位置の関係図である。
【図4】トレイ駆動機構とトレイ位置検出手段の他の実
施例構成を示す図である。
【符号の説明】
1 マイコン(制御手段) 2 キースイッチ(操作部) 5 トレイ駆動用モータ(駆動機構) 6 トレイ位置検出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイの開閉動作を指示する操作部と、
    この操作部からの信号を受けてトレイを開閉動作する信
    号を出力する制御手段と、この制御手段の出力を受けて
    トレイを開閉駆動する駆動機構を有した再生機用トレイ
    の駆動装置において、トレイの位置を検出し前記制御手
    段に検出信号を出力する検出手段を備え、前記制御手段
    は、前記検出手段からの信号を参照して、前記駆動機構
    によるトレイ駆動速度をトレイ開閉動作の開始時には緩
    やかに立ち上げ、動作の終了時には緩やかに立ち下げる
    ように制御することを特徴とした再生機用トレイの駆動
    装置。
JP8803891U 1991-09-30 1991-09-30 再生機用トレイの駆動装置 Pending JPH0533334U (ja)

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JP8803891U JPH0533334U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 再生機用トレイの駆動装置

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JPH0533334U true JPH0533334U (ja) 1993-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123625A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスク装置およびディスクローディング方法
WO2006123626A1 (ja) * 2005-05-17 2006-11-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスク装置およびディスク排出方法
JP2009289058A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Mitsubishi Electric Corp 電子カム制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115942B2 (ja) * 1992-05-15 2000-12-11 株式会社竹中工務店 建物の施工方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961119