JPH05333140A - レーダビデオ信号再生回路 - Google Patents

レーダビデオ信号再生回路

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JPH05333140A
JPH05333140A JP14135592A JP14135592A JPH05333140A JP H05333140 A JPH05333140 A JP H05333140A JP 14135592 A JP14135592 A JP 14135592A JP 14135592 A JP14135592 A JP 14135592A JP H05333140 A JPH05333140 A JP H05333140A
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JP
Japan
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signal
circuit
video signal
data
video
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14135592A
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English (en)
Inventor
Yasushi Chayama
恭史 茶山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05333140A publication Critical patent/JPH05333140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レータビデオ信号、同期トリガ信号、及びア
ンテナ方位角信号を複合化したコンポジット・ビデオ信
号をアナログ伝送回線により伝送した時のレーダビデオ
信号再生回路に関し、ディジタル信号処理技術を用いる
ことを目的とする。 【構成】 コンポジット・ビデオ信号をディジタルデー
タに変換することによりオフセット補正データと振幅補
正データとを生成し、これらの補正データにより直流成
分及び利得を補正して送信信号と同じレーダビデオ信号
をディジタル処理技術により再生するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーダビデオ信号再生回
路に関し、特にレータビデオ信号、同期トリガ信号、及
びアンテナ方位角信号を複合化したコンポジット・ビデ
オ信号をアナログ伝送回線により伝送した時のレーダビ
デオ信号再生回路に関するものである。
【0002】レーダビデオ信号は、図4(a)に示すよ
うに同期トリガ信号及びアンテナ方位角信号と共に複合
化されてコンポジット・ビデオ信号として無線伝送回線
或いは光伝送回線又はそれらの複合した伝送回線を用い
て伝送されるが、このようなコンポジット・ビデオ信号
を受信側において高忠実に再生することは不可欠の事項
である。
【0003】一方、近年においてはディジタル伝送方式
を取り入れることにより伝送回線における品質劣化は防
止できるようになったが、アナログ伝送方式に比べ専有
帯域幅が広くなるため、帯域圧縮処理等により信号成分
を失うことがシステムとして許容されない場合、アナロ
グ伝送方式を用いる必要がある。
【0004】
【従来の技術】アナログ伝送方式を用いてコンポジット
・ビデオ信号を伝送する場合、図2(a) に示すように送
信信号の直流成分が0Vで振幅が1Vp−p(ピーク−
ピーク)とした時、伝送回線により直流成分がbV変化
すると共に利得が(c−a)倍に変化したとすると、同
図(b) に示す受信信号は図4(a) にも示す如く直流成分
は±bV(図示の例では−bV)で振幅が(c−a)V
p−pとなる。
【0005】従って、図2(c) に示すように何らかの形
で補正を行い直流成分を0Vとすると共に振幅を1Vp
−pの状態に戻す必要がある。
【0006】このような伝送回線による直流成分と利得
(振幅)の補正については従来より次のように行われて
いた。
【0007】まず直流成分を補正する方法としては、基
準となるレベルの信号(図2及び図4に示すb)のタイ
ミングが予め分かっている場合はその基準信号をサンプ
リングして基準となる信号レベルbを抽出し、この信号
レベルbが0になるように追従させていた。
【0008】又、利得(信号振幅)の補正についは、無
線機として着信レベルに対して出力信号を一定にするA
GC(自動利得調整)回路或いは予め送信信号に加えた
一定振幅のパイロット信号を利用したAGC回路を用い
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のレー
ダビデオ信号再生回路においては直流成分の補正及び利
得の補正をアナログ回路により行っていたため、精度の
安定性に欠けると共に集積化を阻む要因となっていた。
【0010】従って本発明は、コンポジット・ビデオ信
号からレーダビデオ信号を再生する際に、ディジタル信
号処理技術を用いることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るレーダビデオ信号再生回路は、図1に
原理的に示すように、レーダビデオ信号、同期トリガ信
号、及びアンテナ方位角信号を複合化したコンポジット
・ビデオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器
1と、該ディジタル信号を記憶するメモリ回路2と、該
ディジタル信号を該メモリ回路2から読み出して該コン
ポジット・ビデオ信号の直流成分及び利得変動をそれぞ
れ補正するためのオフセット補正データ及び振幅補正デ
ータを生成する補正データ抽出回路3と、該ディジタル
信号を該メモリ回路2から読み出して該オフセット補正
データにより補正する第1のビデオ補正回路4と、該第
1のビデオ補正回路4の出力データを該振幅補正データ
により補正する第2のビデオ補正回路5と、該第2のビ
デオ補正回路5からの出力データをレーダビデオ信号に
変換するD/A変換器6と、該第2のビデオ補正回路5
からの出力データから同期トリガ信号及びアンテナ方位
角信号を検出する回路7と、を備えている。
【0012】
【作用】図1に示した本発明に係るレーダビデオ信号再
生回路の動作を図2を参照して説明すると、アナログ伝
送回線を経由して受信されたコンポジット・ビデオ信号
はA/D変換器1でディジタル信号に変換され、メモリ
回路2に一旦記憶される。
【0013】このメモリ回路2に記憶されたディジタル
信号は補正データ抽出回路3及び第1のビデオ補正回路
4に読み込まれ、補正データ抽出回路3においては直流
成分を補正するためのオフセット補正データbと利得変
動を補正するための振幅補正データ(c−a)を抽出す
る。
【0014】一方、第1のビデオ補正回路4はメモリ回
路2のディジタル信号Eを補正データ抽出回路3からの
オフセット補正データbにより補正してE±bのデータ
を出力して第2のビデオ補正回路5に与えると、この第
2のビデオ補正回路5は更に補正データ抽出回路3から
の振幅補正データ(c−a)により利得変動を補正した
データ(E±b)/(c−a)を算出して出力する。
【0015】従って、D/A変換器6ではその入力デー
タをアナログ信号であるレータビデオ信号に変換すると
共に検出回路7では同期トリガ信号及びアンテナ方位角
信号を検出して出力することとなる。
【0016】このようにして、図2(a) に示された送信
信号が伝送回線により直流成分及び振幅が同図(b) に示
すような受信信号となっても、第1及び第2のビデオ補
正回路4及び5によりそれぞれ補正されるので、同図
(c) に示すように送信信号と同じ直流成分(例えば0
V)で振幅(例えば1Vp−p)の補正された受信信号
が得られる。
【0017】このようにして本発明ではレーダビデオ信
号の再生をディジタル信号処理により行っており、その
動作が安定することとなり高集積化も容易になる。
【0018】
【実施例】図3は本発明に係るレーダビデオ信号再生回
路の実施例を示したもので、この実施例においては、図
1に示した補正データ抽出回路3が、メモリ回路2のデ
ィジタルデータEをヒストグラム分析する分析部31
と、このヒストグラム分析部31によって分析した結果
得られる最大レベルcと最小レベルaとを入力して減算
値(c−a)を出力する減算器32と、この減算器32
の出力を平均化する平均化部33と、ヒストグラム分析
部31で分析されて得られる基準レベルbを入力し平均
化する平均化部34とで構成され、平均化部33の出力
は振幅補正データ(c−a)となって第2のビデオ補正
回路5に与えられ、平均化部34の出力データはオフセ
ット補正データbとして第1のビデオ補正回路4に与え
られることとなる。
【0019】又、第1のビデオ補正回路4はメモリ回路
2のディジタルデータEと平均化部34からのオフセッ
ト補正データbとを加算してE±bなるデータを出力す
る加算器であり、第2のビデオ補正回路5は加算器4か
らの出力データE±bに対して平均化部33からの振幅
補正データ(c−a)で割り算する係数器が用いられて
いる。その他の構成は図1と同様である。
【0020】この実施例においては、アナログ回線から
受信されたコンポジット・ビデオ信号はA/D変換器1
でディジタルデータEに変換されメモリ回路2に一旦記
憶されるが、このディジタルデータEは図4(a) に示す
ような信号波形に基づくものであるとすると、補正デー
タ抽出回路3のヒストグラム分析部31では同図(b)に
示すような横軸が頻度を示し縦軸が電圧を示すヒストグ
ラムを生成し、このヒストグラムから同図(a) における
最大レベルがcであり、最小レベルがaであり、更に基
準レベルがbであることを分析してそれぞれのデータを
出力する。
【0021】このヒストグラム分析部31からの最大レ
ベルcと最小レベルaとを減算器32で減算し平均化部
33で平均化して係数器5に与え、同じくヒストグラム
分析部31からの基準レベルbを平均化部34で平均化
して加算器4に与えることにより、メモリ回路2のデー
タEはこれらの加算器4及び係数器5を経由することに
より図示の如く(E±b)/(c−a)なる直流成分と
利得が補正されたデータとして得られるので、このデー
タをD/A変換器6でビデオ信号に変換すると共に検出
回路7で同期トリガ信号及びアンテナ方位角信号を検出
することにより、ディジタル処理でレータビデオ信号が
再生されたことになる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーダ
ビデオ信号再生回路によれば、コンポジット・ビデオ信
号をディジタルデータに変換することによりオフセット
補正データと振幅補正データとを生成し、これらの補正
データにより直流成分及び利得を補正して送信信号と同
じレーダビデオ信号をディジタル処理技術により再生す
るように構成したので、ディジタル回路により動作精度
が向上すると共により大きな集積化が図られることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダビデオ信号再生回路を原理
的に示したブロック図である。
【図2】本発明及び従来例に係るレーダビデオ信号再生
回路の作用説明図である。
【図3】本発明に係るレーダビデオ信号再生回路の実施
例を示したブロック図である。
【図4】コンポジット・ビデオ信号を時間軸で表した信
号波形及びその振幅によるヒストグラムで表した信号波
形を示した図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 メモリ回路 3 補正データ抽出回路 4 第1のビデオ補正回路 5 第2のビデオ補正回路 6 D/A変換器 7 検出回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダビデオ信号、同期トリガ信号、及
    びアンテナ方位角信号を複合化したコンポジット・ビデ
    オ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(1)
    と、 該ディジタル信号を記憶するメモリ回路(2) と、 該ディジタル信号を該メモリ回路(2) から読み出して該
    コンポジット・ビデオ信号の直流成分及び利得変動をそ
    れぞれ補正するためのオフセット補正データ及び振幅補
    正データを生成する補正データ抽出回路(3) と、 該ディジタル信号を該メモリ回路(2) から読み出して該
    オフセット補正データにより補正する第1のビデオ補正
    回路(4) と、 該第1のビデオ補正回路(4) の出力データを該振幅補正
    データにより補正する第2のビデオ補正回路(5) と、 該第2のビデオ補正回路(5) からの出力データをレーダ
    ビデオ信号に変換するD/A変換器(6) と、 該第2のビデオ補正回路(5) からの出力データから同期
    トリガ信号及びアンテナ方位角信号を検出する回路(7)
    と、 を備えたことを特徴とするレーダビデオ信号再生回路。
JP14135592A 1992-06-02 1992-06-02 レーダビデオ信号再生回路 Withdrawn JPH05333140A (ja)

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JPH05333140A true JPH05333140A (ja) 1993-12-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002012915A1 (en) * 2000-08-09 2002-02-14 Fujitsu Limited Radar video transmission system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19990803