JPH0533300Y2 - - Google Patents

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JPH0533300Y2
JPH0533300Y2 JP2743190U JP2743190U JPH0533300Y2 JP H0533300 Y2 JPH0533300 Y2 JP H0533300Y2 JP 2743190 U JP2743190 U JP 2743190U JP 2743190 U JP2743190 U JP 2743190U JP H0533300 Y2 JPH0533300 Y2 JP H0533300Y2
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ridge
ridge block
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、田畑の畦を構築する畦畔ブロツクを
製造するために使用される型枠に関するものであ
る。
(従来の技術) 第3図に示す畦畔ブロツクCは、田畑の畦を構
築するためのものであり、複数個の畦畔ブロツク
Cを連結しながら田畑の境界線上に埋設すること
により、畦を構築するようにされている。尚、第
3図中14は、隣接する畦畔ブロツクCを連結す
るためにモルタルを注入する切欠部である。
従来、上記のような畦畔ブロツクCを製造する
に際しては、第4図に示すような型枠Bが使用さ
れている。すなわち、この型枠Bは、畦畔ブロツ
クCと同じ形状を有するコ字状の型枠本体15
と、該型枠本体15の両端を連結する連結板16
とにより構成されている。
このように構成された従来の型枠Bを使用して
畦畔ブロツクCを製造する工程を説明すると、以
下のようになる。まず、型枠本体15と連結板1
6とを組合わせた型枠Bをベニヤ板等の上に載置
する。次いで、この型枠B内にコンクリートを充
填し、その上面をコテによつて均らす。そして、
しばらく放置しておくと、型枠B内のコンクリー
トが固化する。コンクリートが固化したら、まず
連結板16を外し、型枠本体15の両端を外方に
広げることにより(第4図矢印イ,ロ)、固化し
たコンクリート(すなわち、畦畔ブロツクC)か
ら型枠Bを取り外す。以上のようにして、一個の
畦畔ブロツクCが出来上がる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の型枠Bは、寝かせた状態(第
4図)で使用するようにされている。このため、
一日当たり数百個もの畦畔ブロツクCを製造する
には、広大な敷地を要するという問題点がある。
また、従来においては、畦畔ブロツクCの側面に
あたる広い箇所をコテによつて均らすようにされ
ているため、その作業に多数の作業者を必要と
し、その結果、人件費が嵩むので、製造コストが
高くなるという問題点がある。さらに、固化した
コンクリートから型枠Bを取外すに際し、型枠本
体15の両端を外方へ広げるようにしているの
で、使用回数が増すにつれて型枠Bに歪みが生ず
ることになり、その結果、製品としての畦畔ブロ
ツクC自体にも歪みが生じ、品質が低下する恐れ
がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、従来技術の上記のような問題点を解
決することを目的とするものであり、その手段と
して、畦畔ブロツク用型枠を、長方形状の底板
と、該底板上に所定間隔を置いて立設される複数
の仕切り体と、複数の当板を連結して設けられ、
前記複数の仕切り体の一側方から取付けられる第
1の当接体と、同じく複数の当板を連結して設け
られ、前記複数の仕切り体の他側方から取付けら
れる第2の当接体とから構成し、これらを組立て
た状態において、隣接する前記仕切り体と相対向
する前記当板とにより複数のコンクリート充填部
が形成されるようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る畦畔ブロツク用型枠を示
す分解斜視図、第2図はその使用状態を示す斜視
図である。
第1図に示すように、畦畔ブロツクを製造する
ための型枠Aは、長方形状の底板1と、該底板1
上に所定間隔を置いて立設される複数の仕切り体
2と、該複数の仕切り体2を両側方から挟み込む
形で取付けられる第1及び第2の当接体3,4
と、前記底板1の両端部に位置して取付けられる
2枚の端板5,6とにより構成されている。
前記底板1の中央線上には、一定の間隔を置い
て複数の突板7が設けられており、該突板7に、
前記仕切り体2の底部2aに設けられた嵌合孔
(図示せず)を嵌合させることにより、仕切り体
2を底板1上に立設するようにされている。尚、
底板1は多少傾いた状態にされている。
前記仕切り体2は、クサビ状をしており、その
底部2aは多少斜に形成されている。これによ
り、前記底板1上に仕切り体2を立設した状態に
おいては、仕切り体2の上辺2bは水平となる。
前記第1の当接体3は、断面く字状に曲折され
た複数の当板3aを連結して構成したものであ
る。ここで、各当板3aは、下方に向かつて徐々
に細くなるように形成されており、これにより底
板1上に立設された複数の仕切り体2の一側方か
ら第1の当接体3を取付けると、各当板3aが隣
接する仕切り体2,2の間に隙間なく嵌まり込む
ようにされている。
前記第2の当接体4も同様に、断面く字状の複
数の当板4aを連結して構成したものである。こ
こで、各当板4aは、下方に向かつて徐々に細く
なるように形成されており、これにより底板1上
に立設された複数の仕切り体2の他側方から第2
の当接体4を取付けると、各当板4aが隣接する
仕切り体2,2の間に隙間なく嵌まり込むように
されている。尚、各当板4aの中心線上には、そ
の上部に突条体8が固着されており、これにより
畦畔ブロツクCの切欠部14(第3図参照)を形
成することができるようにされている。
次に、型枠Aの組立方法、及びこの型枠Aを使
用した畦畔ブロツクの製造方法について説明す
る。
第1図,第2図に示すように、まず、底板1上
に複数の仕切り体2を立設する。次いで、前記複
数の仕切り体2をその両側方から挟む形で、第1
及び第2の当接体3,4を取付け、該第1及び第
2の当接体3,4の下端部を留め金具9で固定す
る。次いで、両端部に端板5,6を取付け、該端
板5,6を押え板10,11で押えた後、留め金
具9で固定すると、型枠Aの組立が完了する。こ
のとき、型枠Aには、隣接する仕切り体2,2と
相対向する当板3a,4aとにより、畦畔ブロツ
クCを立てた状態と同じ形状を有する複数のコン
クリート充填部12が枠組みされている。これに
より、畦畔ブロツクCを立てた状態で製造するこ
とができるので、従来のように広大な敷地を使わ
なくても多数の畦畔ブロツクCを製造することが
できる。
以上のようにして型枠Aの組立が完了したら、
前記複数のコンクリート充填部12にコンクリー
ト13を充填し、その上面を軽く均らす。この場
合、畦畔ブロツクC(第3図)の上面にあたる箇
所だけを軽く均らすだけでよいので、その作業に
は多くの作業者を必要とせず、その結果、人件費
を大幅に削減することができるので、製造コスト
を下げることができる。このようにしてコンクリ
ート13を充填した後、しばらく放置しておく
と、コンクリート13が固化する。コンクリート
13が固化したら、まず押え板10,11を外
し、次いで第1及び第2の当接体3,4を外す。
そして、仕切り体2を端から順番に外しながら、
固化したコンクリート13(すなわち、畦畔ブロ
ツクC)を外していく。このように、畦畔ブロツ
クCから型枠Aを取外すに際して、型枠Aの各部
材には何ら無理な力がかかることはないので、型
枠Aに歪みが生ずることはなく、この型枠Aを何
回使用しても、製品としての畦畔ブロツクC自体
に歪みが生じて品質が低下する恐れはない。
(考案の効果) 本考案では、以上のようにして畦畔ブロツク用
型枠を構成したことにより、畦畔ブロツクを立て
た状態で製造することができるので、従来のよう
に広大な敷地を使わなくとも、多数の畦畔ブロツ
クを製造することができるというすぐれた効果が
ある。また、コンクリートを型枠内に充填した
際、畦畔ブロツクの上面にあたる狭い箇所だけを
軽く均らすだけでよいので、その作業には多くの
作業者を必要とせず、その結果、人件費を大幅に
減少することができるので、製造コストを下げる
ことができるというすぐれた効果がある。さら
に、固化したコンクリート(すなわち、畦畔ブロ
ツク)から型枠を取外すに際しても、型枠に歪み
が生ずることはなく、使用回数が増えても製品と
しての畦畔ブロツク自体に歪みが生ずることはな
いので、品質を一定に保つことができるというす
ぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る畦畔ブロツク用型枠を示
す分解斜視図、第2図はその使用状態を示す斜視
図、第3図は畦畔ブロツクを示す斜視図、第4図
は従来技術を示す斜視図である。 A……型枠、1……底板、2……仕切り体、3
……第1の当接体、3a,4a……当板、4……
第2の当接体、5,6……端板、12……コンク
リート充填部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形状の底板と、該底板上に所定間隔を置い
    て立設される複数の仕切り体と、複数の当板を連
    結して設けられ、前記複数の仕切り体の一側方か
    ら取付けられる第1の当接体と、同じく複数の当
    板を連結して設けられ、前記複数の仕切り体の他
    側方から取付けられる第2の当接体とからなり、
    これらを組立てた状態において、隣接する前記仕
    切り体と相対向する前記当板とにより複数のコン
    クリート充填部が形成されるようにしたことを特
    徴とする畦畔ブロツク用型枠。
JP2743190U 1990-03-17 1990-03-17 Expired - Lifetime JPH0533300Y2 (ja)

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JP2743190U JPH0533300Y2 (ja) 1990-03-17 1990-03-17

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JP2743190U JPH0533300Y2 (ja) 1990-03-17 1990-03-17

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JPH03118605U JPH03118605U (ja) 1991-12-06
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