JPH05332934A - 分光装置 - Google Patents

分光装置

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JPH05332934A
JPH05332934A JP16670892A JP16670892A JPH05332934A JP H05332934 A JPH05332934 A JP H05332934A JP 16670892 A JP16670892 A JP 16670892A JP 16670892 A JP16670892 A JP 16670892A JP H05332934 A JPH05332934 A JP H05332934A
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JP
Japan
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light
sample
optical system
half mirror
focusing
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JP16670892A
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English (en)
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Kanji Fujiwara
幹治 藤原
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Jasco Corp
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Jasco Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集光させたレーザー光のほぼ焦点上に試料を
配置することができ、測定精度の向上を図ることのでき
る分光装置を提供すること。 【構成】 ラマン分析を行うためのレーザー光2と、焦
点合わせを行うための参照光とを共通化している。その
ため、レーザー光の光路上には、第1,第2のハーフミ
ラー3,4を傾斜配置している。そして、第1のハーフ
ミラーの下方には、集光レンズ15,画像検出装置16
が配置している。また、第2のハーフミラーの下方に
は、対物レンズ5を介して試料6が配置され、この試料
6はZステージ8により上下移動する。これにより、レ
ーザー光は集光されて試料に照射し、発生したラマン散
乱光の一部は第2,第1のハーフミラーを介して画像検
出装置に入射する。そして、その画像データを制御装置
17に送り、受光したビーム径が最小になるように制御
信号を発し、対物レンズ,Zステージを上下動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分光装置に関するもの
で、より具体的にはラマン分光装置や赤外分光装置等の
分光装置におけるレーザー光によって照射された試料か
らのラマン光等を適切に分光器に導入するための改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】分光装置(ラマン分光装置)は、レーザ
ー光を試料に照射し、その試料から発生するラマン散乱
光を分光器で分析することにより、試料の表面状態(例
えばウエハーやIC上での微小部分での歪み等の欠損状
態)の検出や、物質の同定等が行うことができるように
なっている。そして、上記レーザー光を試料に照射する
際には、係るレーザー光をレンズ(集光光学系)にて集
光した後、照射するようにしている。従って、理想的に
はレンズの焦点位置上に試料を位置させることで、係る
位置関係を保つことにより綺麗に結象され、正確な測定
が行えるようになる。
【0003】また、実際の測定にあたっては、試料のあ
る1点のみに対して行うのでは無く、所定の平面エリア
内に対して順次レーザー光を照射していきながら、発生
するラマン散乱光を逐次測定していくようになってい
る。そして、その平面移動は、例えば試料をXYステー
ジ上に載置し、そのXYステージを所定方向に移動する
ことにより行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したごとく、試
料、より具体的にはレーザー光の照射位置をレンズの焦
点位置に配置するのが望ましいが、実際には、試料自身
の傾きや、ステージの傾きから、レーザー光が試料上で
焦点を結ばなくなり、結象されずにぼやけてしまう。従
って、試料からのラマン光は分光器スリット上に結象出
来なくなりラマン光はみかけ上弱くなる。よって、同一
試料で平坦(歪み等がない)な表面上であっても、レー
ザー光を照射した位置により照射エネルギーに強弱が生
じ、発生するラマン光にも強弱が生じて正確な測定がで
なくなり、さらには、発生するラマン光の強度が弱くな
り過ぎ検知不能となるおそれもある。
【0005】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、集光させたレーザー
光のほぼ焦点上に試料を配置することができ、測定精度
の向上を図ることのできる分光装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る分光装置では、レーザー光を所定
の集光光学系を介して集光させて試料に照射させ、その
照射に基づいてその試料から発生する戻り光を分光器に
入射することにより分析処理を行う分光装置において、
前記集光光学系と前記試料との距離を変更する駆動手段
と、前記集光光学系を介して前記試料に参照光を照射す
る手段と、前記参照光の前記試料からの戻り光を受ける
画像検出手段と、その画像検出手段の出力を受け、所定
の画像処理をするとともにその処理結果に基づいて前記
集光光学系の焦点を合わすべく前記駆動手段の駆動を制
御する制御手段とを備えた。
【0007】
【作用】測定対象の試料に対して集光光学系を介して参
照光を照射させ、その戻り光を画像検出装置で受け取
る。そして、その受け取った画像データに対して所定の
画像処理を行うことにより、参照光を用いて集光光学系
の焦点が合っているか否か、すなわち、焦点上に試料が
位置しているか否かの判断を行う。そして、一致してい
ない時には、駆動手段を適宜作動させて焦点が一致する
ように試料と参照光を集光する光学系とを相対移動させ
て両者の距離を自動調整することができる。これによ
り、実際に分析処理を行うべくレーザー光を出射させる
と、集光光学系を通ったレーザー光は試料表面で最も集
光され、測定精度が向上する。
【0008】
【実施例】以下本発明に係る分光装置について添付図面
を参照にして詳述する。図1は、本発明に係るラマン分
光装置の第1実施例を示している。同図に示すように、
まず光源1から出射されたレーザー光2の光路上に、4
5度傾斜状態で第1のハーフミラー3を配置している。
この第1のハーフミラー3は、例えば1:1程度のもの
を用い、出射されたレーザー光2の50%がそのまま透
過するようになっている。
【0009】また、この透過したレーザー光2の光路上
には、45度傾斜状態(上記第1のハーフミラー3とは
逆向き)で第2のハーフミラー4が配置されている。こ
の第2のハーフミラー4は、例えば1:9程度のものを
用い、上記レーザー光の10%程度を反射させ、その進
路を90度変換して下方に向けるようになっている。そ
して、その第2のハーフミラー4の下方所定位置には、
集光光学系たる対物レンズ5が上下移動可能に配置され
ており、この対物レンズ5により、レーザー光2が集光
され、所定位置で焦点を結ぶようになっている。そし
て、その焦点位置近傍に試料6を載置するためのXYス
テージ7が配置され、試料6を水平平面内の所定方向に
移動できるようになっている。
【0010】さらに、本発明では、そのXYステージ7
の下方にZステージ8を配置し、このZステージ8を上
下移動することにより、XYステージ7ひいては試料6
を上下移動できるようになっている。そして、そのZス
テージ8並びに対物レンズ5を適宜移動させることによ
り、焦点を合わせることができるようになっている。す
なわち、本例では駆動手段が対物レンズ5並びにZステ
ージ8の両方に設置したが、本発明では少なくとも一方
に設けてあれば良い。
【0011】一方、第2のハーフミラー4の上方所定位
置には、反射鏡9が、第2のハーフミラー4と平行に配
置されている。そして、この反射鏡9では、レーザー光
2を照射することにより試料6にて発生するラマン散乱
光10の光路を45度変換して水平方向に向けるように
なっている。そしてその水平方向を進むラマン散乱光1
0の前方には、所定のレンズ11並びにスリット12を
介して分光器13が配置され、その分光器13の出力が
コンピュータ14に接続されている。
【0012】ここで本発明では、上記第1のハーフミラ
ー3を所定位置に配置したことを特徴とするとともに、
その第1のハーフミラー3の下方所定位置に集光レンズ
15並びにCCD等の画像検出装置16を配置したこと
を特徴としている。そして、この画像検出装置16に
て、試料6から発生したラマン散乱光の一部を受けと
り、所定の画像解析を行うようになっている。さらに、
この画像検出装置16の出力が制御装置17に入力さ
れ、その制御装置17からの制御信号が上記対物レンズ
5及びZステージ8に入力され、その上下移動が制御さ
れるようになっている。なお、上記画像検出装置16の
受光面は、集光レンズ15の焦点位置に配置している。
また、本例では、上記レーザー光2が焦点合わせ用の参
照光を兼ねている。
【0013】次に、上記した実施例の作用について説明
する。まず、分光器13によるラマン分析に先立ち、焦
点合わせを行う。すなわち、光源1から参照光としての
レーザー光2を出射させると、上述したごとく第1,第
2のハーフミラー3,4並びらに対物レンズ5を介し
て、出射されたレーザー光2の大部分が絞り込まれた状
態で試料6の所定位置に照射される。そして、その照射
にともないラマン散乱光10が発生し、そのラマン散乱
光10は、対物レンズ5を通過することにより平行光束
になり、第2のハーフミラー4に至る。すると、そのラ
マン散乱光の大部分はそのまま第2のハーフミラー4を
透過するが、その一部がそこにおいて反射され、その進
路が90度変換されて水平方向、すなわち、元きた経路
をそのまま戻ることになる。そして、その反射されたラ
マン散乱光は、第1のハーフミラー3に至り、そこにお
いて再度反射されて進路が90度変換され、下方に移動
する。そして、その下方に進むラマン散乱光10は、集
光レンズ15にて集光され、画像検出装置16に入射さ
れる。
【0014】この時、画像検出装置16は、集光レンズ
15の焦点位置に配置されていることから、その画像検
出装置16に入射された光は、試料6から発生した時の
ラマン散乱光の状態、すなわち、試料6へのレーザー光
2の照射状態と等価であり、画像検出装置16へ入射さ
れた光の像(スポット径)の大小は、そのまま対物レン
ズ5の焦点位置上に試料6が位置しているか否かに対応
し、その像が小さいほど焦点があっているといえる。
【0015】そこで、画像検出装置16に入射された画
像データは、制御部17内の画像処理部17aに送ら
れ、そこにおいて微分或いは積分その他の画像処理を行
い、スポット(光の明るい部分(受光部分))の面積を
求め、その算出結果を次段のバッファ17bならびに判
定部17cに送り、判定部17cでは、バッファ17b
に格納された1つ前の算出結果と今回の算出結果とか
ら、焦点が合う方向にあるか、ずれていく方向にあるか
を判断し、その判断結果に基づいて駆動制御手段18を
介して上記対物レンズ5及びまたはZステージ8を所定
量上下移動させる。そして、上記面積が最小(前回と今
回の算出結果の差の極性が反転した時)になる位置でそ
の移動を停止する。そして、この停止した時が焦点が最
もあった位置関係にある。これによりオートフォーカス
処理が完了する。また、この時判定部17cは、処理完
了信号をコンピュータ14に送る。
【0016】次いで、この状態のまま分光器13に入射
するラマン散乱光10に対し、コンピュータ14を用い
てラマン分析処理を行い、試料の同定や表面状態の検知
などの通常の所定の処理を行う。すなわち、上記処理完
了信号発生後のレーザー光2は、通常の分析処理におけ
る光となる。
【0017】以上のようにて、本例では、焦点合わせを
行うための参照光の光源とラマン分析を行うための光源
とを共通化するとともに、実際に分析を行う箇所にレー
ザー光を照射して焦点合わせを行い、その焦点合わせを
行った後も機械的な切替処理等がないため、極めて正確
に焦点合わせを行うことができ、その後の分析処理の精
度が向上する。
【0018】図2は本発明に係る分析装置の第2実施例
を示している。本例では、上記した実施例と相違して、
第1実施例における第1のハーフミラーをなくすととも
に、第1実施例における反射鏡の替りに第3のハーフミ
ラー20を配置している。また、第3のハーフミラー2
0の上方には、第1実施例における集光レンズ15a並
びに画像検出装置16aとを配置している。
【0019】そして、上記第3のハーフミラー20は、
基本的には第1のハーフミラーと同様で1:99程度の
ものを用い、第2のハーフミラー4を透過してきたラマ
ン散乱光の大部分を反射させて分光器13へ入射させる
とともに、ラマン散乱光の一部をそのまま透過させるよ
うになっている。そして、その透過したラマン散乱光を
上記集光レンズ15aを介して画像検出装置16aに取
り込み、上記第1実施例と同様に制御装置17を用いて
画像処理をしつつ焦点合わせを行うようになっている。
【0020】本例では、上記した第1実施例に比し、使
用する部品点数の削減を図ることができる。なお、その
他の構成ならびに作用は上記した第1実施例と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0021】図3は、本発明に係る分光装置の第3実施
例を示している。同図に示すように、本例では、上記各
実施例と相違して、焦点合わせ用の参照光を発生するた
めの光源を別途配置している。すなわち、参照光用の光
源22としては、例えばタングステンランプなどが用い
られ、その光源22から水平方向に向けて出射された参
照光がレンズ23にて平行光束にされるようになってい
る。そして、その平行光束は、試料6等の上方所定位置
に配置された第4のハーフミラー24に入射され、そこ
においてその進路が90度変換され、下方に向けて進む
ようになっている。
【0022】さらに、本例では、第4のハーフミラー2
4の下方、すなわち、上記第2実施例における第3のハ
ーフミラーの設置位置に、切替鏡25を配設している。
この切替鏡25は、通常のラマン分析時には、図示の状
態に位置し発生するラマン散乱光を分光器13に入射さ
せるようにし、焦点合わせ時には、所定方向に移動し
て、その光路から外れるようになっている。これによ
り、光源22から出射し、第4のハーフミラー24で方
向変換された参照光は、切替鏡25にてその進路を遮ら
れることなく進み、第2のハーフミラー4並びに対物レ
ンズ5を介して試料6に照射されるようになっている。
【0023】また、係る参照光が試料6に照射されて反
射された戻り光(反射光)は、上記と逆の経路を通って
戻り第4のハーフミラー24に至り、ここにおいて透過
し、その上方に配置された画像検出装置26に入射する
ようになっている。
【0024】次に、本例の作用について説明すると、ま
ず切替鏡25を移動させて光路から外した状態で光源2
2から焦点合わせ用の参照光を出射し、対物レンズ5を
介して試料6に照射させる。そして、試料からの反射光
を画像検出装置26で受け、制御装置17′にて所定の
画像処理を行う。
【0025】この時、本例では、上記した各実施例と相
違して、受けとった画像データのコントラストを検出す
るようにしている。すなわち、焦点があっているほど反
射光の強度が強いため、参照光の照射された部分のその
周囲との明暗の差が大きくなるので、上記コントラスト
が最大になるようにXYステージ7及びまたは対物レン
ズ5を移動するようにしている。そして、コントラスト
が最大の時に焦点があったと判断し、制御装置がコンピ
ュータに完了信号を送るとともに切替鏡25に対してラ
マン分析位置に移動するように制御信号を発する。
【0026】これにより、切替鏡25は所定位置(試料
6の上方)に移動する。そして、光源1から出射された
ラマン光2が試料6に照射されることにより生じるラマ
ン散乱光10が、切替鏡25で反射されて分光器13へ
入射され、そこにおいてラマン分析処理がされる。
【0027】なお、上記した各実施例では、いずれもラ
マン分析処理をする都度、その前処理として焦点合わせ
を行うようにしたが、例えば、一度焦点合わせをしたな
ら、その周辺において急に相対的な高さ位置、すなわ
ち、対物レンズ5と試料6との距離が変動することも少
ないため、実際の使用に際してはラマン分析処理を所定
回数行う毎に焦点合わせをするようにしても良い。
【0028】また、例えば別途記憶装置を設け、XYス
テージ7を作動させて、複数箇所で焦点合わせを行い、
その処理を行った位置座標と焦点位置とをペアにして上
記記憶装置に格納し、実際のラマン分析にあたっては、
その記憶装置に格納したデータに基づいて焦点合わせを
行いつつ分析処理を行うようにしても良い。
【0029】さらにまた、上記した各実施例では、いず
れも顕微鏡を用いたミクロ測定方式のラマン分光装置に
適用した例について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えばマクロ測定方式のラマン分光装置に適用して
もよい。そして、マクロ方式の場合、上記したように対
物レンズがないため、例えば図4に示すようにレーザー
光2を集光光学系たる集光レンズ30を介して集光させ
て、試料6に照射させ、その試料6から発生するラマン
散乱光をカメラレンズ31を介して平行光束にするとと
もに、所定の光学系を介して分光器32に入射させるよ
うになる。すなわち、上記した対物レンズが、集光レン
ズ30とカメラレンズ31との分離した状態となる。そ
して、例えばカメラレンズ31の上方にハーフミラー3
3を介して画像検出装置34等を設置し、ラマン散乱光
のビーム径を最小にするように制御することである。な
お、この例では第2実施例に対応したものを示したが、
その他の実施例に対応させても同様のものを構成するこ
とができる。
【0030】なお、上記した実施例及び変形例では、い
ずれもラマン分光装置に適用した例について説明した
が、本発明はこれに限ることなく、例えば赤外分光器そ
の他の種々のタイプの分光装置に適用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る分光装置で
は、測定対象の試料に対して参照光を照射させ、その戻
り光を画像検出装置で受けるとともに所定の画像処理を
行うことにより、焦点が一致しているか否かの判断を行
い、一致していない時には、一致するように試料とレー
ザー光を集光する光学系とを相対移動させて両者の距離
を自動調整することができる。これにより、分析処理時
における集光させたレーザー光のほぼ焦点上に試料を配
置することができ、測定精度の向上を図ることができ
る。
【0032】そして、分光測定用のレーザーを焦点合わ
せ用の参照光として利用した場合には、そのまま分光測
定に移ることができ、測定精度がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分光装置の第1実施例を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る分光装置の第2実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明に係る分光装置の第3実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明に係る分光装置の変形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 光源 2 レーザー光 5 対物レンズ 6 試料 8 Zステージ 13 分光器 16,16a,26,34 画像検出装置 17,17a 制御装置 22 光源 30 集光レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を所定の集光光学系を介して
    集光させて試料に照射させ、その照射に基づいてその試
    料から発生する戻り光を分光器に入射することにより分
    析処理を行う分光装置において、 前記集光光学系と前記試料との距離を変更する駆動手段
    と、 前記集光光学系を介して前記試料に参照光を照射する手
    段と、 前記参照光の前記試料からの戻り光を受ける画像検出手
    段と、 その画像検出手段の出力を受け、所定の画像処理をする
    とともにその処理結果に基づいて前記集光光学系の焦点
    を合わすべく前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と
    を備えた分光装置。
  2. 【請求項2】 前記参照光が、分光処理を行うための前
    記レーザー光を用いてなる請求項1に記載の分光装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理が、前記戻り光の面積を算
    出するもので、かつ前記制御手段が前記算出した面積を
    最小にするように駆動手段を駆動し、前記距離を調整す
    るようにした請求項1または2に記載の分光装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理が、前記戻り光とその周囲
    との輝度の差を算出するもので、かつ前記制御手段が前
    記算出した輝度の差を最大にするように駆動手段を駆動
    し、前記距離を調整するようにした請求項1または2に
    記載の分光装置。
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