JPH05332603A - 積層フィルム - Google Patents
積層フィルムInfo
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- JPH05332603A JPH05332603A JP14427792A JP14427792A JPH05332603A JP H05332603 A JPH05332603 A JP H05332603A JP 14427792 A JP14427792 A JP 14427792A JP 14427792 A JP14427792 A JP 14427792A JP H05332603 A JPH05332603 A JP H05332603A
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- cloth
- laminated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 布状物を可撓性フィルムでサンドイッチする
とともに可撓性フィルムの表面に樹脂層を設け、耐引裂
力の向上、摺動抵抗の低減化および擦れ音の防止を達成
する。 【構成】 空気が通過する開口部(外気導入口、内気導
入口)に対し移動することにより開口部を開閉して空気
の通過を許容・規制する積層フィルムAを、布状物1の
両面に接着剤層3を介して可撓性フィルム2を積層する
とともに両可撓性フィルム2に樹脂薄膜4を積層して構
成する。
とともに可撓性フィルムの表面に樹脂層を設け、耐引裂
力の向上、摺動抵抗の低減化および擦れ音の防止を達成
する。 【構成】 空気が通過する開口部(外気導入口、内気導
入口)に対し移動することにより開口部を開閉して空気
の通過を許容・規制する積層フィルムAを、布状物1の
両面に接着剤層3を介して可撓性フィルム2を積層する
とともに両可撓性フィルム2に樹脂薄膜4を積層して構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層フィルムに関し、
特に空気の流れ方向を変えたり空気の流れを規制したり
するためにダンパとして車両用空気調和装置等に用いら
れる積層フィルムに関するものである。
特に空気の流れ方向を変えたり空気の流れを規制したり
するためにダンパとして車両用空気調和装置等に用いら
れる積層フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用空気調和装置等
には、空気が流通するケース開口部に対応して板状ダン
パを設け、該板状ダンパを回動させることにより上記ケ
ース開口部を開閉して空気の通過を許容・規制するよう
になされている。
には、空気が流通するケース開口部に対応して板状ダン
パを設け、該板状ダンパを回動させることにより上記ケ
ース開口部を開閉して空気の通過を許容・規制するよう
になされている。
【0003】ところが、この板状ダンパではケース開口
部の開閉に伴う回動動作が大きいため装置の小形化およ
び軽量化が図ることができない。また、開閉時に板状ダ
ンパが開口部周りに当たるため開閉音が発生したり、あ
るいは板状ダンパが空気流の影響を受けるため板状ダン
パを均一な力でスムーズに回動操作できなくなる。
部の開閉に伴う回動動作が大きいため装置の小形化およ
び軽量化が図ることができない。また、開閉時に板状ダ
ンパが開口部周りに当たるため開閉音が発生したり、あ
るいは板状ダンパが空気流の影響を受けるため板状ダン
パを均一な力でスムーズに回動操作できなくなる。
【0004】そこで、この問題点を解決するために、ダ
ンパを開口部を有する可撓性フィルムで構成し、ケース
に形成された開口部に対し上記フィルムを移動させるこ
とによりフィルム開口部をケース開口部に対応させてケ
ース内外に空気を通過させる一方、フィルム開口部をケ
ース開口部から位置ずれさせることによりケース開口部
をフィルムで覆って空気の通過を規制するようにしたも
のが提案されている。そして、このようなダンパ用フィ
ルムとしては、ポリエチレン系樹脂からなる一層物
(例えば特開昭63―166618号公報参照)、ウ
レタンフォームからなる気泡性弾性樹脂部材とポリエチ
レン系樹脂フィルムとの積層物(例えば特開昭63―1
80512号公報、特開平1―85809号公報参
照)、ポリエチレン系樹脂フィルムの表面に長さ1〜
5mm程度の繊維を植毛したもの(例えば特開昭63―1
80512号公報、特開平1―85809号公報参
照)、ポリエチレン系樹脂フィルムの両面に布状物を
積層した積層物(例えば特開平1―141116号公
報、特開平1―186415号公報参照)等が開発され
ている。
ンパを開口部を有する可撓性フィルムで構成し、ケース
に形成された開口部に対し上記フィルムを移動させるこ
とによりフィルム開口部をケース開口部に対応させてケ
ース内外に空気を通過させる一方、フィルム開口部をケ
ース開口部から位置ずれさせることによりケース開口部
をフィルムで覆って空気の通過を規制するようにしたも
のが提案されている。そして、このようなダンパ用フィ
ルムとしては、ポリエチレン系樹脂からなる一層物
(例えば特開昭63―166618号公報参照)、ウ
レタンフォームからなる気泡性弾性樹脂部材とポリエチ
レン系樹脂フィルムとの積層物(例えば特開昭63―1
80512号公報、特開平1―85809号公報参
照)、ポリエチレン系樹脂フィルムの表面に長さ1〜
5mm程度の繊維を植毛したもの(例えば特開昭63―1
80512号公報、特開平1―85809号公報参
照)、ポリエチレン系樹脂フィルムの両面に布状物を
積層した積層物(例えば特開平1―141116号公
報、特開平1―186415号公報参照)等が開発され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記〜
のフィルムでは耐引裂力が不足することから、小さな傷
があるとそこから切断し易くなる。また、上記のフィ
ルムでは布状物により耐引裂力の向上と摺動抵抗の低減
化を図ることができるものの、フィルム表面に布状物の
凹凸があるためフィルムを支持する支持フレームとの擦
れ音が発生する。
のフィルムでは耐引裂力が不足することから、小さな傷
があるとそこから切断し易くなる。また、上記のフィ
ルムでは布状物により耐引裂力の向上と摺動抵抗の低減
化を図ることができるものの、フィルム表面に布状物の
凹凸があるためフィルムを支持する支持フレームとの擦
れ音が発生する。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、布状物を可撓性フィル
ムでサンドイッチするとともに該可撓性フィルムの表面
に樹脂層を設けることにより、耐引裂力の向上、摺動抵
抗の低減化および擦れ音の防止を達成せんとすることに
ある。
あり、その目的とするところは、布状物を可撓性フィル
ムでサンドイッチするとともに該可撓性フィルムの表面
に樹脂層を設けることにより、耐引裂力の向上、摺動抵
抗の低減化および擦れ音の防止を達成せんとすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の解決手段は、空気が通過する開口部
に対し移動することにより該開口部を開閉して空気の通
過を許容・規制する積層フィルムを、布状物と、該布状
物の両面に接着剤層を介して積層された可撓性フィルム
と、該両可撓性フィルムに積層された樹脂薄膜とで構成
する。
め、本発明の第1の解決手段は、空気が通過する開口部
に対し移動することにより該開口部を開閉して空気の通
過を許容・規制する積層フィルムを、布状物と、該布状
物の両面に接着剤層を介して積層された可撓性フィルム
と、該両可撓性フィルムに積層された樹脂薄膜とで構成
する。
【0008】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、布状物をガラス繊維にて構成したことであ
る。
段において、布状物をガラス繊維にて構成したことであ
る。
【0009】本発明の第3の解決手段は、第1の解決手
段において、布状物をポリエチレンテレフタレート繊維
およびポリアミド繊維のうち少なくとも1種類の繊維に
て構成したことである。
段において、布状物をポリエチレンテレフタレート繊維
およびポリアミド繊維のうち少なくとも1種類の繊維に
て構成したことである。
【0010】本発明の第4の解決手段は、第1の解決手
段において、可撓性フィルムをポリエチレンテレフタレ
ートにて構成したことである。
段において、可撓性フィルムをポリエチレンテレフタレ
ートにて構成したことである。
【0011】本発明の第5の解決手段は、第1の解決手
段において、可撓性フィルムをポリエチレンナフタレー
トにて構成したことである。
段において、可撓性フィルムをポリエチレンナフタレー
トにて構成したことである。
【0012】本発明の第6の解決手段は、第1の解決手
段において、樹脂薄膜をシリコーン樹脂にて構成したこ
とである。
段において、樹脂薄膜をシリコーン樹脂にて構成したこ
とである。
【0013】
【作用】上記の構成により、本発明の第1〜6の解決手
段では、可撓性フィルムでサンドイッチされた布状物に
より耐引裂力が向上して切断し難くなる。また、最外層
である樹脂薄層により摺動抵抗が低減するとともに支持
フレームとの擦れ音が防止される。
段では、可撓性フィルムでサンドイッチされた布状物に
より耐引裂力が向上して切断し難くなる。また、最外層
である樹脂薄層により摺動抵抗が低減するとともに支持
フレームとの擦れ音が防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の実施例に係る積層フィルム
Aを示す。該積層シートAは布状物1を備えてなり、該
布状物1の両面には2枚の可撓性フィルム2,2が接着
剤層3,3を介して積層されている。また、該両可撓性
フィルム2,2の表面には樹脂薄膜4,4が積層されて
いる。
Aを示す。該積層シートAは布状物1を備えてなり、該
布状物1の両面には2枚の可撓性フィルム2,2が接着
剤層3,3を介して積層されている。また、該両可撓性
フィルム2,2の表面には樹脂薄膜4,4が積層されて
いる。
【0016】上記布状物1は、例えばガラス繊維等から
なる無機繊維や、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)繊維、ポリアミド(PA)繊維、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)繊維およびアラミド繊維等からなる
有機繊維の1種類もしくは複数種類を厚さ100μm以
下に織成(編成)して構成され、繊維の種類や組合せは
積層シートAの使用環境や必要強度に応じて適宜選定す
ればよい。また、布状物1の表面にシランカップリング
剤による処理のような接着処理や臭素化エポキシ樹脂の
ような難燃性エポキシ樹脂を用いて難燃化処理を行って
もよい。
なる無機繊維や、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)繊維、ポリアミド(PA)繊維、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)繊維およびアラミド繊維等からなる
有機繊維の1種類もしくは複数種類を厚さ100μm以
下に織成(編成)して構成され、繊維の種類や組合せは
積層シートAの使用環境や必要強度に応じて適宜選定す
ればよい。また、布状物1の表面にシランカップリング
剤による処理のような接着処理や臭素化エポキシ樹脂の
ような難燃性エポキシ樹脂を用いて難燃化処理を行って
もよい。
【0017】可撓性フィルム2は、例えばポリエチレン
テレフタレート(PET)フィルムやポリエチレンナフ
タレート(PEN)フィルムのような引張弾性率の大き
なフィルムを用いる。この可撓性フィルム2は等方性、
異方性は問わないが、積層シートAの巻き付け(引張
り)方向に強度があることが望ましい。この可撓性フィ
ルム2の厚みは積層シートAの使用状況にもよるが50
μm以下が良く、好ましくは20μm以下が良い。この
ように薄くするためには引張弾性率が4000MPa以
上のフィルムが望ましく、このようにすることにより積
層シートAの操作性の向上を図ることができる。上記の
フィルム以外にポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルサ
ルファイド(PES)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリイミド(PI)およびアラミド等の
フィルムを積層シートAの使用環境等により単独で用い
たり、あるいは併用してもよい。なお、可撓性フィルム
2の選定においては成形収縮率が布状物1と近いものを
選ぶことが好ましい。
テレフタレート(PET)フィルムやポリエチレンナフ
タレート(PEN)フィルムのような引張弾性率の大き
なフィルムを用いる。この可撓性フィルム2は等方性、
異方性は問わないが、積層シートAの巻き付け(引張
り)方向に強度があることが望ましい。この可撓性フィ
ルム2の厚みは積層シートAの使用状況にもよるが50
μm以下が良く、好ましくは20μm以下が良い。この
ように薄くするためには引張弾性率が4000MPa以
上のフィルムが望ましく、このようにすることにより積
層シートAの操作性の向上を図ることができる。上記の
フィルム以外にポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルサ
ルファイド(PES)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリイミド(PI)およびアラミド等の
フィルムを積層シートAの使用環境等により単独で用い
たり、あるいは併用してもよい。なお、可撓性フィルム
2の選定においては成形収縮率が布状物1と近いものを
選ぶことが好ましい。
【0018】接着剤層3は、例えばポリウレタン系エラ
ストマー、ポリエステル系エラストマーおよびシリコー
ン系エラストマー等であり、布状物1と可撓性フィルム
2との接着を行い得る接着剤であれば他の接着剤であっ
てもよい。また、ポリマーとして難燃性のものを用いた
り、難燃付与剤を添加したポリマー等を用いて難燃性を
付与してもよい。
ストマー、ポリエステル系エラストマーおよびシリコー
ン系エラストマー等であり、布状物1と可撓性フィルム
2との接着を行い得る接着剤であれば他の接着剤であっ
てもよい。また、ポリマーとして難燃性のものを用いた
り、難燃付与剤を添加したポリマー等を用いて難燃性を
付与してもよい。
【0019】樹脂薄膜4は、例えばシリコーン樹脂、フ
ッ素樹脂、熱硬化型樹脂および紫外線硬化型樹脂等から
なる厚み10μm以下、好ましくは3μm以下のコーテ
ィング層である。この樹脂薄膜4は摩擦係数が低くかつ
表面が平滑に形成されている。
ッ素樹脂、熱硬化型樹脂および紫外線硬化型樹脂等から
なる厚み10μm以下、好ましくは3μm以下のコーテ
ィング層である。この樹脂薄膜4は摩擦係数が低くかつ
表面が平滑に形成されている。
【0020】このように構成された積層シートAは、図
2および図3に示すように、矩形のフィルム開口部5,
5,…が形成され、図示しない支持フレームに支持され
て空気調和装置のケース6内に配置された一対の駆動ロ
ーラ7,7およびガイドローラ8,8に巻き掛けられ、
上記ケース6に形成された空気通過用の開口部としての
外気導入口9および内気導入口10,10に対し移動す
ることにより該外気導入口9および内気導入口10,1
0を開閉して空気の通過を許容・規制するようになされ
ている。つまり、積層シートAを駆動ローラ7,7の駆
動により移動させて各フィルム開口部5を外気導入口9
および内気導入口10,10に対応させてケース6に形
成された送風機連通口11から送られる空気をケース6
内外に通過させる一方、各フィルム開口部5を外気導入
口9および内気導入口10,10から位置ずれさせるこ
とにより該外気導入口9および内気導入口10,10を
積層シートAで覆って空気の通過を規制するようになさ
れている。
2および図3に示すように、矩形のフィルム開口部5,
5,…が形成され、図示しない支持フレームに支持され
て空気調和装置のケース6内に配置された一対の駆動ロ
ーラ7,7およびガイドローラ8,8に巻き掛けられ、
上記ケース6に形成された空気通過用の開口部としての
外気導入口9および内気導入口10,10に対し移動す
ることにより該外気導入口9および内気導入口10,1
0を開閉して空気の通過を許容・規制するようになされ
ている。つまり、積層シートAを駆動ローラ7,7の駆
動により移動させて各フィルム開口部5を外気導入口9
および内気導入口10,10に対応させてケース6に形
成された送風機連通口11から送られる空気をケース6
内外に通過させる一方、各フィルム開口部5を外気導入
口9および内気導入口10,10から位置ずれさせるこ
とにより該外気導入口9および内気導入口10,10を
積層シートAで覆って空気の通過を規制するようになさ
れている。
【0021】このように、本実施例では、可撓性フィル
ム2,2の間に布状物1を介装していることから、該布
状物1の特性によって耐引裂力を増大させることができ
て切断し難くすることができる。また、最外層に樹脂薄
膜4,4を積層したことから、該樹脂薄層4によって摺
動抵抗を低減できるとともに積層シートAを支持する支
持フレームとの擦れ音を防止することができる。
ム2,2の間に布状物1を介装していることから、該布
状物1の特性によって耐引裂力を増大させることができ
て切断し難くすることができる。また、最外層に樹脂薄
膜4,4を積層したことから、該樹脂薄層4によって摺
動抵抗を低減できるとともに積層シートAを支持する支
持フレームとの擦れ音を防止することができる。
【0022】次に、本発明をさらに具体的に説明する。
【0023】(本発明例1)布状物1として鐘紡(株)
のガラスクロスKS−2900を用いた。可撓性フィル
ム2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン処
理を施したものを用いた。接着剤層3として東芝シリコ
ン(株)のシリコーン系エラストマー TSE−333
1を用い、これをガラスクロスにコーティングした後、
上記PETフィルムとラミネートした。その後、180
℃で3分間、加熱硬化させることにより厚み140μm
の積層シートAを得た。
のガラスクロスKS−2900を用いた。可撓性フィル
ム2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン処
理を施したものを用いた。接着剤層3として東芝シリコ
ン(株)のシリコーン系エラストマー TSE−333
1を用い、これをガラスクロスにコーティングした後、
上記PETフィルムとラミネートした。その後、180
℃で3分間、加熱硬化させることにより厚み140μm
の積層シートAを得た。
【0024】なお、上記シリコーン処理は次の要領にて
行った。まず、信越化学工業(株)のKS774と触媒
PL−3とを100:0.5の割合でトルエンで希釈し
た溶液を作成する。次いで、この溶剤を可撓性フィルム
2の表面にコーティングし、150℃で1分間、乾燥硬
化させることにより厚み2μmの樹脂薄膜4を得る。こ
のシリコーン処理は以下の本発明例において同じであ
る。
行った。まず、信越化学工業(株)のKS774と触媒
PL−3とを100:0.5の割合でトルエンで希釈し
た溶液を作成する。次いで、この溶剤を可撓性フィルム
2の表面にコーティングし、150℃で1分間、乾燥硬
化させることにより厚み2μmの樹脂薄膜4を得る。こ
のシリコーン処理は以下の本発明例において同じであ
る。
【0025】(本発明例2)布状物1として帝人(株)
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。このPET
クロスに東洋紡績(株)のポリエステル系エラストマー
バイロン20SSをメチルエチルケトンで希釈した溶
液のコーティングを行い、120℃で1分間、加熱硬化
させた。可撓性フィルム2として帝人(株)の厚み16
μmのPETフィルム(商品名 テイジンテトロンフィ
ルム)にシリコーン処理を施したものを用いた。接着剤
層3として東芝シリコン(株)のシリコーン系エラスト
マーTSE−3331を用い、これを上記PETクロス
にコーティングした後、PETフィルムとラミネートし
た。その後、180℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み140μmの積層シートAを得た。
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。このPET
クロスに東洋紡績(株)のポリエステル系エラストマー
バイロン20SSをメチルエチルケトンで希釈した溶
液のコーティングを行い、120℃で1分間、加熱硬化
させた。可撓性フィルム2として帝人(株)の厚み16
μmのPETフィルム(商品名 テイジンテトロンフィ
ルム)にシリコーン処理を施したものを用いた。接着剤
層3として東芝シリコン(株)のシリコーン系エラスト
マーTSE−3331を用い、これを上記PETクロス
にコーティングした後、PETフィルムとラミネートし
た。その後、180℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み140μmの積層シートAを得た。
【0026】(本発明例3)布状物1として帝人(株)
のPAクロス(厚み100μm)を用いた。このPAク
ロスに東洋紡績(株)のポリエステル系エラストマー
バイロン20SSをメチルエチルケトンで希釈した溶液
のコーティングを行い、120℃で1分間、加熱硬化さ
せた。可撓性フィルム2として帝人(株)の厚み16μ
mのPETフィルム(商品名 テイジンテトロンフィル
ム)にシリコーン処理を施したものを用いた。接着剤層
3として東芝シリコン(株)のシリコーン系エラストマ
ー TSE−3331を用い、これを上記PAクロスに
コーティングした後、PETフィルムとラミネートし
た。その後、180℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み145μmの積層シートAを得た。
のPAクロス(厚み100μm)を用いた。このPAク
ロスに東洋紡績(株)のポリエステル系エラストマー
バイロン20SSをメチルエチルケトンで希釈した溶液
のコーティングを行い、120℃で1分間、加熱硬化さ
せた。可撓性フィルム2として帝人(株)の厚み16μ
mのPETフィルム(商品名 テイジンテトロンフィル
ム)にシリコーン処理を施したものを用いた。接着剤層
3として東芝シリコン(株)のシリコーン系エラストマ
ー TSE−3331を用い、これを上記PAクロスに
コーティングした後、PETフィルムとラミネートし
た。その後、180℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み145μmの積層シートAを得た。
【0027】(本発明例4)布状物1として帝人(株)
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。可撓性フィ
ルム2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィル
ム(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン
処理を施したものを用いた。接着剤層3として大日精化
工業(株)のウレタン系ポリマー AD−527とAD
9L−1とを100:6の割合で、酢酸エチルを50の
割合で混合した溶液を用いた。これを上記PETフィル
ムにコーティングした後、PETクロスとラミネートし
た。その後、150℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み135μmの積層シートAを得た。
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。可撓性フィ
ルム2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィル
ム(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン
処理を施したものを用いた。接着剤層3として大日精化
工業(株)のウレタン系ポリマー AD−527とAD
9L−1とを100:6の割合で、酢酸エチルを50の
割合で混合した溶液を用いた。これを上記PETフィル
ムにコーティングした後、PETクロスとラミネートし
た。その後、150℃で3分間、加熱硬化させることに
より厚み135μmの積層シートAを得た。
【0028】(本発明例5)布状物1として帝人(株)
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。可撓性フィ
ルム2として帝人(株)の厚み16μmのPENフィル
ム(商品名 テオネックス)にシリコーン処理を施した
ものを用いた。接着剤層3として大日精化工業(株)の
ウレタン系ポリマー AD−527とAD9L−1とを
100:6の割合で、酢酸エチルを50の割合で混合し
た溶液を用いた。これを上記PENフィルムにコーティ
ングした後、PETクロスとラミネートした。その後、
150℃で3分間、加熱硬化させることにより厚み13
5μmの積層シートAを得た。
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。可撓性フィ
ルム2として帝人(株)の厚み16μmのPENフィル
ム(商品名 テオネックス)にシリコーン処理を施した
ものを用いた。接着剤層3として大日精化工業(株)の
ウレタン系ポリマー AD−527とAD9L−1とを
100:6の割合で、酢酸エチルを50の割合で混合し
た溶液を用いた。これを上記PENフィルムにコーティ
ングした後、PETクロスとラミネートした。その後、
150℃で3分間、加熱硬化させることにより厚み13
5μmの積層シートAを得た。
【0029】(本発明例6)布状物1として帝人(株)
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。このPET
クロスに油化シェルエポキシ(株)の臭素化エポキシ樹
脂 エピコート5050と味の素(株)のエポキシ樹脂
硬化剤 エポメートS002を固形分で1:1の割合で
混ぜ、メチルエチルケトンで希釈した溶液を含浸させた
後、150℃で3分間、加熱硬化した。可撓性フィルム
2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン処
理を施したものを用いた。接着剤層3として大日精化工
業(株)のウレタン系ポリマーAD−527とAD9L
−1とを100:6の割合で、酢酸エチルを50の割合
で混合した溶液を用いた。これを上記PETフィルムに
コーティングした後、PETクロスとラミネートした。
その後、150℃で3分間、加熱硬化させることにより
厚み135μmの積層シートAを得た。
のPETクロス(厚み90μm)を用いた。このPET
クロスに油化シェルエポキシ(株)の臭素化エポキシ樹
脂 エピコート5050と味の素(株)のエポキシ樹脂
硬化剤 エポメートS002を固形分で1:1の割合で
混ぜ、メチルエチルケトンで希釈した溶液を含浸させた
後、150℃で3分間、加熱硬化した。可撓性フィルム
2として帝人(株)の厚み16μmのPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)にシリコーン処
理を施したものを用いた。接着剤層3として大日精化工
業(株)のウレタン系ポリマーAD−527とAD9L
−1とを100:6の割合で、酢酸エチルを50の割合
で混合した溶液を用いた。これを上記PETフィルムに
コーティングした後、PETクロスとラミネートした。
その後、150℃で3分間、加熱硬化させることにより
厚み135μmの積層シートAを得た。
【0030】(比較例1)東レ(株)のポリフェニレン
サルファイド(PPS)フィルム(商品名 トレリナ)
で厚み75μmのフィルムを用いた。
サルファイド(PPS)フィルム(商品名 トレリナ)
で厚み75μmのフィルムを用いた。
【0031】(比較例2)帝人(株)のPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)で厚み100μ
mのフィルムを用いた。
(商品名 テイジンテトロンフィルム)で厚み100μ
mのフィルムを用いた。
【0032】(比較例3)帝人(株)のPETフィルム
(商品名 テイジンテトロンフィルム)で厚み75μm
のフィルムを用いた。このPETフィルムの両面に接着
剤層として大日精化工業(株)のウレタン系ポリマー
AD−527とAD9L−1とを100:6の割合で、
酢酸エチルを50の割合で混合した溶液をコーティング
した後、PETクロスとラミネートした。その後、15
0℃で3分間、加熱硬化させることにより積層シートを
得た。
(商品名 テイジンテトロンフィルム)で厚み75μm
のフィルムを用いた。このPETフィルムの両面に接着
剤層として大日精化工業(株)のウレタン系ポリマー
AD−527とAD9L−1とを100:6の割合で、
酢酸エチルを50の割合で混合した溶液をコーティング
した後、PETクロスとラミネートした。その後、15
0℃で3分間、加熱硬化させることにより積層シートを
得た。
【0033】その結果、比較例1,2ではフィルム単独
でもパタパタとフィルム音が発生し、また、小さな傷で
も直ぐにフィルムが切断した。一方、本発明例1〜6お
よび比較例3ではパタパタとしたフィルム音はほとんど
なく、耐引裂力も強いため直ぐに切断するようなことは
なかった。このように比較例1,2では空気調和装置の
ダンパ用フィルムとして用いた際に大きな音が発生し、
静粛性および強度面で不適である。
でもパタパタとフィルム音が発生し、また、小さな傷で
も直ぐにフィルムが切断した。一方、本発明例1〜6お
よび比較例3ではパタパタとしたフィルム音はほとんど
なく、耐引裂力も強いため直ぐに切断するようなことは
なかった。このように比較例1,2では空気調和装置の
ダンパ用フィルムとして用いた際に大きな音が発生し、
静粛性および強度面で不適である。
【0034】また、これらのフィルムを支持フレームで
あるタルク20重量%入りポリプロピレン(PP)の樹
脂板と擦ると、比較例3ではザラザラという擦れ音が発
生するが、本発明例1〜6ではほとんどこのような擦れ
音は発生しなかった。これは比較例3のフィルム表面は
本発明例1〜6のフィルム表面に比べてクロス面の凹凸
が出ているために擦れ音が発生した。このように比較例
3では擦れ音が発生するため、空気調和装置のダンパ用
フィルムとしては不適であるが、本発明例1〜6ではこ
のような問題はない。
あるタルク20重量%入りポリプロピレン(PP)の樹
脂板と擦ると、比較例3ではザラザラという擦れ音が発
生するが、本発明例1〜6ではほとんどこのような擦れ
音は発生しなかった。これは比較例3のフィルム表面は
本発明例1〜6のフィルム表面に比べてクロス面の凹凸
が出ているために擦れ音が発生した。このように比較例
3では擦れ音が発生するため、空気調和装置のダンパ用
フィルムとしては不適であるが、本発明例1〜6ではこ
のような問題はない。
【0035】よって、本発明例1〜6では、耐引裂力が
強く、かつ擦れ音が発生しないダンパ用フィルムを提供
することができる。
強く、かつ擦れ音が発生しないダンパ用フィルムを提供
することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜6に係
る本発明によれば、空気が通過する開口部に対し移動す
ることにより該開口部を開閉して空気の通過を許容・規
制する積層フィルムを、布状物の両面に可撓性フィルム
を接着剤層を介して積層するとともに該両可撓性フィル
ムに樹脂薄膜を積層して構成したので、上記布状物によ
り耐引裂力を向上できて切断し難くすることができる。
また、樹脂薄層により摺動抵抗を低減できるとともに擦
れ音を防止することができる。
る本発明によれば、空気が通過する開口部に対し移動す
ることにより該開口部を開閉して空気の通過を許容・規
制する積層フィルムを、布状物の両面に可撓性フィルム
を接着剤層を介して積層するとともに該両可撓性フィル
ムに樹脂薄膜を積層して構成したので、上記布状物によ
り耐引裂力を向上できて切断し難くすることができる。
また、樹脂薄層により摺動抵抗を低減できるとともに擦
れ音を防止することができる。
【図1】積層フィルムの縦断面図である。
【図2】積層フィルムをダンパ用フィルムとして適用し
た空気調和装置の概略構成図である。
た空気調和装置の概略構成図である。
【図3】図2においてローラに巻き掛けられた積層フィ
ルムの斜視図である。
ルムの斜視図である。
1 布状物 2 可撓性フィルム 3 接着剤層 4 樹脂薄膜 9 外気導入口(開口部) 10 内気導入口(開口部) A 積層フィルム
Claims (6)
- 【請求項1】 空気が通過する開口部に対し移動するこ
とにより該開口部を開閉して空気の通過を許容・規制す
る積層フィルムであって、布状物と、該布状物の両面に
接着剤層を介して積層された可撓性フィルムと、該両可
撓性フィルムに積層された樹脂薄膜とからなることを特
徴とする積層フィルム。 - 【請求項2】 布状物は、ガラス繊維にて構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の積層フィルム。 - 【請求項3】 布状物は、ポリエチレンテレフタレート
繊維およびポリアミド繊維のうち少なくとも1種類の繊
維にて構成されていることを特徴とする請求項1記載の
積層フィルム。 - 【請求項4】 可撓性フィルムは、ポリエチレンテレフ
タレートにて構成されていることを特徴とする請求項1
記載の積層フィルム。 - 【請求項5】 可撓性フィルムは、ポリエチレンナフタ
レートにて構成されていることを特徴とする請求項1記
載の積層フィルム。 - 【請求項6】 樹脂薄膜は、シリコーン樹脂にて構成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の積層フィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14427792A JPH05332603A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14427792A JPH05332603A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 積層フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05332603A true JPH05332603A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15358346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14427792A Withdrawn JPH05332603A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 積層フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05332603A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100521394B1 (ko) * | 1998-11-14 | 2005-12-28 | 한라공조주식회사 | 차량공조기의필름도어구동장치 |
KR100628810B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2006-09-27 | 한라공조주식회사 | 자동차 공조장치의 송풍모드 전환용 도어조립체 |
JP2008285108A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Inoac Corp | シャットバルブ用軟質ポリウレタン発泡体及びその製造方法 |
JP2015098228A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 積水フィルム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
WO2015118193A1 (es) * | 2014-02-07 | 2015-08-13 | Universidad De Cádiz | Elemento accesorio de distribución y redirección de caudal de aire acondicionado para unidades interiores tipo estándar, split y mural |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14427792A patent/JPH05332603A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100521394B1 (ko) * | 1998-11-14 | 2005-12-28 | 한라공조주식회사 | 차량공조기의필름도어구동장치 |
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ES2545033A1 (es) * | 2014-02-07 | 2015-09-07 | Universidad De Cádiz | Elemento accesorio de distribución y redirección de caudal de aire acondicionado para unidades interiores tipo estándar, split y mural |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |