JPH05332560A - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH05332560A
JPH05332560A JP13956492A JP13956492A JPH05332560A JP H05332560 A JPH05332560 A JP H05332560A JP 13956492 A JP13956492 A JP 13956492A JP 13956492 A JP13956492 A JP 13956492A JP H05332560 A JPH05332560 A JP H05332560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
temperature
heating chamber
temperature sensor
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP13956492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takizaki
健 瀧崎
Takahiko Yamazaki
孝彦 山崎
Susumu Murakami
進 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13956492A priority Critical patent/JPH05332560A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度制御幅が少なくかつ周期の短い温度制御
を実現し、制御温度の補正が容易な調理性能の優れた調
理器を提供することを目的としている。 【構成】 加熱室1に設けられる第一の排気孔3および
第二の排気口6と、加熱された加熱室の空気や調理物か
ら出る煙や水蒸気を第一の排気口10および第二の排気
口11から装置外に導く第一の排気ガイド4および第二
の排気ガイド7を備え、温度センサー5を第一の排気ガ
イド4に設置する。この構成により、温度センサー5を
加熱室1の空気の排気経路途中に設置したために加熱室
1内の温度変化に対する応答性が良くなる。又第一の排
気孔3と第二の排気孔6の面積比を変えることにより温
度センサー5に流入する空気量を変えることができ温度
補正が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度センサーを備えヒ
ーター加熱調理を行う調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調理器は、図5のような
構造になっていた。すなわち加熱室1内において、温度
センサー5は、加熱室1の側壁に角穴を設け、角穴から
センサー素子を加熱室1内に突き出すように固定されて
いた。又、センサー素子を保護するために加熱室1内に
温度センサー保護板12が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では以下の問題を有していた。
【0004】すなわち図6に示すように第一に加熱室1
内の動きの少ない空気の温度を検知するためヒーター8
のON・OFFによる加熱室の温度制御の最高温度と最
低温度の差が大きくなり調理性能が悪くなっていた。第
二に加熱室1内の動きの少ない空気の温度を検知するた
めヒーター8のON・OFFの1サイクルの時間が長く
なり調理性能が悪くなっていた。第三にセンサー素子を
保護する温度センサー保護板12が加熱室1内に突出し
ており見栄えが悪く、又調理皿や調理物が温度センサー
保護板12に当たりやすいので使い勝手が悪かった。第
四に加熱室1内の温度制御が何等かの理由で狂った場合
補正の方法がなかった。
【0005】本発明は、上記の従来の問題点を解消する
もので、調理性能の優れた調理器を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の調理器は下記構成とした。
【0007】すなわち、被調理物を載置する加熱室と、
被調理物を加熱するヒーターと、ヒーターの出力を制御
する制御装置と、前記加熱室の空気や調理物から出る煙
や水蒸気を排出する第1の排気孔および第2の排気孔
と、前記第1の排気孔および第2の排気孔よりの排気を
装置外に導く排気口可変装置を有する第1の排気ガイド
および第2の排気ガイドと前記第1の排気ガイドまたは
前記第2の排気ガイドのいづれかに設置された温度を検
知する温度センサーよりなり、前記温度センサーは前記
調理物により前記排気口を可変し前記排気ガイドに流れ
る排気量を調節された状態で測温し、この温度センサー
からの信号にもとづき前記制御装置は前記ヒーターへの
通電を制御する構成とした。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成により、温度センサーを
第一の排気ガイド内に設置したため温度センサーは加熱
室内の空気の排気経路中にあることになる。加熱された
加熱室内の空気はすばやく温度センサーに達することが
でき、従って温度センサーは加熱室内の温度変化に敏感
に反応し反応速度が早くなる。よって加熱室内の温度制
御は最高温度と最低温度の差が少なくなる。又ONとO
FFの1サイクルの時間が短くなり、調理性能が大幅に
改善される。さらに加熱室内には温度センサー保護板等
の突出物がなくなるので見栄えがよく又調理物や皿が当
たったりせず使い勝手がよくなる。
【0009】また、第二の排気孔と第二の排気ガイドに
より第二の排気経路を構成したため第一の排気孔の面積
と第二の排気孔の面積比によって第一の排気孔から排気
される加熱室内の空気量を調節でき温度センサーの雰囲
気温度を微妙に変えることができる、従って加熱室内の
温度コントロールが何等かの理由で狂った場合でも第一
の排気孔の面積と第二の排気孔の面積比を変えることに
よって加熱室内の温度コントロールを補正することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0011】図1は本発明の1実施例の1部切り欠き正
面図である。1はケーキ等の食品を載置し加熱調理する
加熱室、2は加熱室1の前面に取りつけられ調理物の出
し入れを行う扉、3は加熱室1に設けられた第一の排気
孔、4は加熱された加熱室1の空気や調理物から出る煙
や水蒸気を第一の排気孔3から装置外に導く第一の排気
ガイド、5は第一の排気ガイド4に設置され加熱室1の
温度を検知する温度センサー、6は加熱室1に設けられ
る第二の排気孔、7は加熱された加熱室1の空気や調理
物から出る煙や水蒸気を第二の排気孔6から装置外に導
く第二の排気ガイド、8は調理物を加熱するヒーター、
9は温度センサー5からの信号によりヒーター8への通
電をコントロールする制御装置である。
【0012】図2は本発明の1実施例の裏面から見た1
部切り欠き詳細図である。加熱室1の裏面上部に第一の
排気孔3が設けられており、これと装置の外郭に設けら
れた排気口可変装置としてルーバーからなる第一の排気
口10の間に第一の排気ガイド4が設置されている。第
一の排気ガイド4の上部には温度センサー5がその感熱
部を第一の排気ガイド4の中に突出するように設置され
ている。また加熱室1の裏面上部に第二の排気孔6も設
けられており、これと装置の外郭に設けられた排気口可
変装置としてのルーバーからなる第2の排気口11の間
に第二の排気ガイド7が設置されている。加熱室1の上
部にはヒーター8が設置されている、このヒーターはマ
イカに発熱線を巻きつけた面状ヒーターである。
【0013】ケース等の調理物の加熱調理は次のように
行われる。加熱室1にケーキが載置され、扉2が閉めら
れスタートボタンが押されると、制御装置9はヒーター
8に通電を行い加熱室1は加熱される。加熱室1の温度
が上がると加熱室1内の排気通路にある温度センサー5
も温度が上がりその温度に応じた信号を制御装置9に伝
達する、制御装置9はケーキの調理の最適温度に対応し
た温度センサーの信号レベルを記憶しており、その信号
レベルまでヒーターの通電を続ける。制御装置9は最適
温度信号レベルを越えるとヒーターの通電を止め、加熱
室が冷えてきて最適温度信号レベルを下回るとヒーター
への通電を再開する動きをくり返す。従って加熱室1内
の温度はケーキ調理の最適温度に一定の幅をもって保た
れる事になる(図3参照)。図3は加熱室1の温度と調
理時間の関係を示した図である、加熱室の温度は最適温
度を中心に最高温度と最低温度の間を一定の周期で上が
り下がりする。本発明の実施例ではケーキの最適温度は
150℃・温度幅10℃(最高温度は155℃・最低温
度は145℃)・周期は6分である。一方図6は従来例
の加熱室の温度と調理時間の関係を示した図である。従
来例においては最適温度150℃・温度幅20℃(最高
温度160℃・最低温度140℃)・周期6分となって
いる。本発明の実施例と従来例を比較すると温度幅にお
いて10℃少なくなり周期において2分短くなってい
る。調理性能は一般に温度幅は少なく周期は短いほうが
良いとされており、事実本発明の実施例は従来例に比べ
て格段に調理性能の良い調理器となっている。
【0014】本発明の実施例が従来例に比べて、改善さ
れる理由は次のように考えられる。図5の従来例を見る
と、温度センサー5は加熱室1の右側面に設置されてい
る。一方第1の排気口10は加熱室1の裏面に設置され
ており、ヒーター8で加熱された加熱室1内の空気や調
理物から出た水蒸気は第1の排気口10のほうへ流れて
行く。従って温度センサー5の回りの空気の動きは少な
くヒーター8からの熱が温度センサー5に伝わるのに時
間がかかることになる。このため加熱室1の中央の温度
と温度センサー5の回りの温度とに差ができ、温度制御
の温度幅が大きくなり周期は長くなる。
【0015】一方本発明の実施例では、温度センサー5
は第一の排気孔3のすぐ後ろで排気ガイド4に設置され
ている(図2参照)。ヒーター8により加熱された加熱
室1の空気は第一の排気孔3と第二の排気孔6の2つに
排気経路に分かれて装置外に排出される。温度センサー
5が加熱室1内の空気の排気通路中にあるのでヒーター
8により加熱された空気はすばやく温度センサー5に到
達する、このため加熱室1の中央の温度と温度センサー
5の回りの温度差は少なくなり、温度制御の温度幅は従
来に比べて少なくなり又周期も短くなる。又、本発明の
最大の特長は本発明では第一の排気孔3と第二の排気孔
6の2つの排気通路を設けたため、第一の排気口10の
面積と第二の排気口11の面積の比により制御温度を変
えることができる。面積の比を変えることにより温度セ
ンサー5に到達する加熱室1の空気量を調節できるため
であり、温度制御が微妙に狂った場合第一の排気口10
と第二の排気口11の面積比を変えることによって補正
できるのである。図4に第一の排気口10と第二の排気
口11の面積比を変えた場合の加熱室1内の温度の違い
を示す。第一の排気口10と第二の排気口11の面積比
がAは1対3の場合,Bは2対3の場合とすると、Aの
加熱室1の温度は150℃でBは155℃となった。従
来においては制御温度を補正することは難しいものであ
ったが本発明では比較的簡単に補正することが可能であ
る。
【0016】又、従来例(図5)では温度センサー5は
加熱室1内に飛び出しており、温度センサー5の保護の
ために温度センサー保護板12が必要であった。本発明
の実施例では温度センサー5は加熱室1内に飛び出して
おらず、調理物の出し入れ時に皿や調理物が当たること
は無く使い勝手の良いものになっている。温度センサー
保護板も不要でコスト的にも有利である。
【0017】なお、排気量を調節するためには第1の排
気孔3および第2の排気孔6の面積を可変となるように
シャッター等を設けてもよい。
【0018】また、排気口または排気孔の面積は排気ガ
イドのいづれかの一方でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように請求項1の調理器において
は、以下の効果が得られる。
【0020】(1)温度センサーを第一の排気ガイド内
に設置したため温度センサーは加熱室内の空気の排気経
路中にあることになる、加熱された加熱室内の空気はす
ばやく温度センサーに達することができ、従って温度セ
ンサーは加熱室内の温度変化に敏感に反応し反応速度が
早くなる。よって加熱室内の温度制御は最高温度と最低
温度の差が少なくなる。又ONとOFFの1サイクルの
時間が短くなり、調理性能が大幅に改善される。
【0021】(2)加熱室内には温度センサー保護板等
の突出物がなくなるので見栄えがよく又調理物や皿が当
たったりせず使い勝手がよくなる。又コスト的に有利で
ある。
【0022】(3)第一の排気口と第一の排気ガイドに
よる第一の排気経路と第二の排気口と第二の排気ガイド
による第二の排気経路の二つの排気経路を構成している
ため、第一の排気口の面積と第二の排気口の面積比によ
って第一の排気口から排気される加熱室内の空気量を調
節でき第一の排気ガイドに設置された温度センサーの雰
囲気温度を微妙に変えることができる、従って加熱室内
の温度コントロールが何等かの理由で狂った場合でも第
一の排気口の面積と第二の排気口の面積比を変えること
によって加熱室内の温度コントロールを補正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における調理器の一部切り欠
き正面図
【図2】本発明の一実施例における一部切り欠き詳細図
【図3】本発明の一実施例における加熱室内中央の温度
変化を示す図
【図4】本発明の一実施例における加熱室内中央温度の
排気孔の面積比による変化を示す図
【図5】従来の調理器の一部切り欠き正面図
【図6】従来の調理器における加熱室内中央の温度変化
を示す図
【符号の説明】
1 加熱室 3 第一の排気孔 4 第一の排気ガイド 5 温度センサー 6 第二の排気孔 7 第二の排気ガイド 8 ヒーター 9 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被調理物を載置する加熱室と、被調理物を
    加熱するヒーターと、このヒーターの出力を制御する制
    御装置と、前記加熱室の空気や調理物から出る煙や水蒸
    気を排出する第1の排気孔および第2の排気孔と、前記
    第1の排気孔および第2の排気孔よりの排気を装置外に
    導く排気口可変装置を有する第1の排気ガイドおよび第
    2の排気ガイドと前記第1の排気ガイドまたは前記第2
    の排気ガイドのいづれかに設置された温度を検知する温
    度センサーよりなり、前記温度センサーは前記調理物に
    より前記排気口を可変し前記排気ガイドに流れる排気量
    を調節された状態で測温し、この温度センサーからの信
    号にもとづき前記制御装置は前記ヒーターへの通電を制
    御する構成の調理器。
JP13956492A 1992-06-01 1992-06-01 調理器 Pending JPH05332560A (ja)

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JP13956492A JPH05332560A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 調理器

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JP13956492A JPH05332560A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 調理器

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13956492A Pending JPH05332560A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 調理器

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JP (1) JPH05332560A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468120B1 (ko) * 2001-12-07 2005-01-26 삼성전자주식회사 습도센서를 갖춘 전자렌지

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468120B1 (ko) * 2001-12-07 2005-01-26 삼성전자주식회사 습도센서를 갖춘 전자렌지

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