JPH0533243Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0533243Y2 JPH0533243Y2 JP19314587U JP19314587U JPH0533243Y2 JP H0533243 Y2 JPH0533243 Y2 JP H0533243Y2 JP 19314587 U JP19314587 U JP 19314587U JP 19314587 U JP19314587 U JP 19314587U JP H0533243 Y2 JPH0533243 Y2 JP H0533243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- workpiece
- reference surface
- positioning body
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はワークの位置決め精度を維持する位置
決め装置、特に半導体ペレツト、磁気ヘツド等の
位置決め精度が問題となる様なワークの位置決め
に好適な位置決め装置に関する。
決め装置、特に半導体ペレツト、磁気ヘツド等の
位置決め精度が問題となる様なワークの位置決め
に好適な位置決め装置に関する。
従来の技術
従来の位置決め装置の一例を第7図を参照しな
がら説明する。図において1は平面形状が略L形
で内角側を基準面とする位置決め体で基準面は研
磨されている。2は位置決め体の内角と同一の角
度をなす基準面をもつワーク、3はワークの基準
面の一面を位置決め体に押しつける第1押圧体、
4は3と直交して配置されワークの基準面のもう
一方を位置決め体に押しつける第2押圧体であ
る。
がら説明する。図において1は平面形状が略L形
で内角側を基準面とする位置決め体で基準面は研
磨されている。2は位置決め体の内角と同一の角
度をなす基準面をもつワーク、3はワークの基準
面の一面を位置決め体に押しつける第1押圧体、
4は3と直交して配置されワークの基準面のもう
一方を位置決め体に押しつける第2押圧体であ
る。
この装置の動作を以下の説明する。
位置決め体1の内角側にワーク2をセツトす
る。次に第1押圧体3と第2押圧体4によりワー
ク2を位置決め体1に押しつけることによりワー
ク3の2面を位置決め体1の基準面に倣わせて位
置決めするものである。
る。次に第1押圧体3と第2押圧体4によりワー
ク2を位置決め体1に押しつけることによりワー
ク3の2面を位置決め体1の基準面に倣わせて位
置決めするものである。
本考案が解決しようとする問題点
上記装置は異物5が位置決め体1とワーク2の
間にはさまつた場合逃げ場がなく、異物5の大き
さ以下の位置決め精度を維持できないという問題
があつた。また位置決め体1についた大型異物は
あらかじめ位置決め体1をエアブローすることに
より除去されるが、微小異物はエアブロー時に生
じる静電気によつて却つて付着力が増し、ワーク
2に付着した異物は除去できず、数10ミクロン程
度の位置ずれは許容しなければならないという問
題があつた。
間にはさまつた場合逃げ場がなく、異物5の大き
さ以下の位置決め精度を維持できないという問題
があつた。また位置決め体1についた大型異物は
あらかじめ位置決め体1をエアブローすることに
より除去されるが、微小異物はエアブロー時に生
じる静電気によつて却つて付着力が増し、ワーク
2に付着した異物は除去できず、数10ミクロン程
度の位置ずれは許容しなければならないという問
題があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記問題点を解決するために、平面形
状が略L形で内角側を基準面とする位置決め体に
おいて、基準面に穴を設け、かつ前記穴を通して
吸引することにより、位置決め体とワークの間に
はさまつた異物を除去し、位置決め精度を維持す
るものである。
状が略L形で内角側を基準面とする位置決め体に
おいて、基準面に穴を設け、かつ前記穴を通して
吸引することにより、位置決め体とワークの間に
はさまつた異物を除去し、位置決め精度を維持す
るものである。
作 用
位置決め体とワークの間の異物を吸引除去す
る。
る。
実施例
以下に本考案の具体的実施例を第1図〜第6図
から説明する。
から説明する。
図において第7図と同一符号は同一物を示し、
説明を省略する。図中、第7図と相異するものに
ついて説明する。
説明を省略する。図中、第7図と相異するものに
ついて説明する。
1′は平面形状が略L形で内角側を基準面とす
る位置決め体で、その基準面に穴7を設け、かつ
前記穴7を通して吸引するための負圧源接続用穴
8が設けられている。6は位置決め体1′の一部
をなすふたで、前記穴7を通して吸引可能にす
る。また2−Aはワークの第1基準面、2−Bは
ワークの第2基準面である。
る位置決め体で、その基準面に穴7を設け、かつ
前記穴7を通して吸引するための負圧源接続用穴
8が設けられている。6は位置決め体1′の一部
をなすふたで、前記穴7を通して吸引可能にす
る。また2−Aはワークの第1基準面、2−Bは
ワークの第2基準面である。
以下この動作を説明する。
まず第1図に示す様に位置決め体1′の内角側
にワーク2をセツトする。次に第3図に示す様に
第1押圧体、3によりワークの第1基準面2−A
を位置決め体1′に押しつける。さらに第4図に
示す様に第2押圧体4によりワークの第2基準面
2−Bを位置決め体1′に押しつけた状態で第1
の押圧体3でワーク2を押す。このときワークの
第1基準面2−Aの異物5は位置決め体1′の穴
7,7間に当たつているため、ワーク2の移動に
より穴7内に追いこまれ、完全に除去される。こ
こで一旦第1押圧体3、第2押圧体4を開放し、
第1図に示す様に位置決め体1′の内角側にワー
ク2をセツトされた初期状態にもどし、今度は第
5図に示す様に第2押圧体4によりワークの第2
基準面2−Bを位置決め体1′に押しつける。さ
らに第6図に示す様に第1押圧体3によりワーク
の第1基準面を位置決め体1′に押しつける。こ
のきワークの基準面側の異物5は同様に完全に除
去され、位置決め体1′とワーク2を完全に密着
させることができ、異物5に影響されることなく
位置決め精度が維持される。
にワーク2をセツトする。次に第3図に示す様に
第1押圧体、3によりワークの第1基準面2−A
を位置決め体1′に押しつける。さらに第4図に
示す様に第2押圧体4によりワークの第2基準面
2−Bを位置決め体1′に押しつけた状態で第1
の押圧体3でワーク2を押す。このときワークの
第1基準面2−Aの異物5は位置決め体1′の穴
7,7間に当たつているため、ワーク2の移動に
より穴7内に追いこまれ、完全に除去される。こ
こで一旦第1押圧体3、第2押圧体4を開放し、
第1図に示す様に位置決め体1′の内角側にワー
ク2をセツトされた初期状態にもどし、今度は第
5図に示す様に第2押圧体4によりワークの第2
基準面2−Bを位置決め体1′に押しつける。さ
らに第6図に示す様に第1押圧体3によりワーク
の第1基準面を位置決め体1′に押しつける。こ
のきワークの基準面側の異物5は同様に完全に除
去され、位置決め体1′とワーク2を完全に密着
させることができ、異物5に影響されることなく
位置決め精度が維持される。
考案の効果
本考案によれば次の様な効果が得られる。
(1) 位置決め時にワークと位置決め板の間の異物
を完全除去できるので高精度の位置決めが可能
である。
を完全除去できるので高精度の位置決めが可能
である。
(2) 従来必要さとれたエアブローなどの清掃作業
が不要となる。
が不要となる。
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は要部平面図、第2図は第1図におけるA−A
断面図、第3図〜第6図は本考案説明図である。
第7図は従来方法の説明図を示す。 1′……位置決め体、2……ワーク、7……穴。
図は要部平面図、第2図は第1図におけるA−A
断面図、第3図〜第6図は本考案説明図である。
第7図は従来方法の説明図を示す。 1′……位置決め体、2……ワーク、7……穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ワークを基準面に押しつけて位置決めする位置
決め装置において、略L字形で内角面を第1と第
2の基準面とする位置決め体と、 上記位置決め体の第1と第2の基準面に設けら
れた吸引穴と第1の基準面にワークを摺動させる
押圧体と第2の基準面にワークを摺動させる押圧
体とからなることを特徴とする位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19314587U JPH0533243Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19314587U JPH0533243Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197846U JPH0197846U (ja) | 1989-06-29 |
JPH0533243Y2 true JPH0533243Y2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=31483960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19314587U Expired - Lifetime JPH0533243Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036968A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Disco Abrasive Syst Ltd | 位置決め機構および研削装置 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP19314587U patent/JPH0533243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0197846U (ja) | 1989-06-29 |
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