JPH05332286A - 真空ポンプ - Google Patents
真空ポンプInfo
- Publication number
- JPH05332286A JPH05332286A JP13843392A JP13843392A JPH05332286A JP H05332286 A JPH05332286 A JP H05332286A JP 13843392 A JP13843392 A JP 13843392A JP 13843392 A JP13843392 A JP 13843392A JP H05332286 A JPH05332286 A JP H05332286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- rotor
- intake port
- stator
- pump element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D19/00—Axial-flow pumps
- F04D19/02—Multi-stage pumps
- F04D19/04—Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/70—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
ることなく、ボルトやウエハーの破片などの異物がポン
プ要素4側に侵入するのを阻止して、ポンプ要素4の破
損事故を防止できるようにする。 【構成】 ステータ2とロータ3とから成るポンプ要素
4を内装したケーシング1の上面を閉鎖して、ケーシン
グ1の上部一側面に吸気口11を横方向に向けて開設
し、この吸気口11の内方に、該吸気口11に対向する
遮断壁7を設けることにより、異物が吸気口11側に誘
引されてケーシング1内に侵入しても、この異物のポン
プ要素4側への侵入を防止する。
Description
使用される真空ポンプに関する。
平1−80696号公報に記載されている。この従来の
真空ポンプは図3で示したように、ケーシングAの上面
と下部とに、それぞれ吸気口Bと排気口Cとを開設し、
これら吸気口Bと排気口Cとの間で前記ケーシングAの
内部に、ステータDとロータEとから成るポンプ要素F
を配設すると共に、前記ロータEを前記ケーシングA内
に設けたモータGから延びるロータシャフトHに連動連
結させている。そして、前記ケーシングAの吸気口Bを
半導体製造室などに接続し、前記シャフトHの駆動に伴
い前記ロータEを高速回転させて、前記吸気口Bから排
気口Cに向けて排気することにより、前記半導体製造室
などの真空引きを行うようにしている。
ーシングAの上面に前記吸気口Bを開設して、該吸気口
Bを、前記ケーシングAから上方に向かって延びる吸気
配管を介して前記半導体製造室などに接続する構成とす
る場合は、この半導体製造室などに各種部品を組付けた
り前記真空ポンプの保守点検作業を行うようなとき、前
記半導体製造室に脱落した取付ボルトやウエハーの破片
などの異物が前記吸気口Bに誘引されて、該吸気口Bか
ら前記ポンプ要素FのステータDとロータEとの間に侵
入し、該ポンプ要素Fを破損したりすることがある。そ
こで、前述した従来の真空ポンプでは、図3に示すよう
に前記ケーシング上部の吸気口Bに金網Iを張設して、
前記半導体製造室などの室から誘引された異物を前記金
網Iで受止め、前記異物がポンプ要素F側に侵入するの
を阻止するようにしている。
前記ケーシングAの吸気口Bに前記金網Iを張設すると
きには、構造複雑となってコスト高となるばかりか、前
記半導体製造室などの真空引きを行うときに、該半導体
製造室側で生成された反応生成物などが前記金網Iに付
着し、該金網Iが目詰まりを起こして通過抵抗が大とな
り、前記ポンプ要素Fの性能低下を招く問題があった。
もので、その目的は、金網を使用したりすることなく、
取付ボルトやウエハーの破片などの異物がポンプ要素側
に侵入するのを阻止できて、該ポンプ要素の破損事故を
防止できる真空ポンプを提供することにある。
め、本発明では、ステータ2と、該ステータ2に対し回
転可能なロータ3とから成るポンプ要素4を内装するケ
ーシング1の上部に吸気口11を、下部に排気口12を
それぞれ設けて成る真空ポンプにおいて、前記ケーシン
グ1の上面を閉鎖して、前記吸気口11を、前記ケーシ
ング1の上部一側面に、横方向に向けて開設すると共
に、この吸気口11の内方に、該吸気口11に対向する
遮断壁7を設けたものである。
クリュー溝35を設けたねじロータを用い、該ねじロー
タの外径をケーシング1より小径として、このねじロー
タ36の外回りに、該ロータ36の外周面に対向する内
周面をもったステータ25を配設し、該ステータ25の
外周面と前記ケーシング1の内周面との間に吸気チャン
バー13を形成し、この吸気チャンバー13に吸気口1
1を開設するようにしてもよい。
面が閉鎖されて、該ケーシング1の上部一側面に半導体
製造室などに接続される吸気口11が横方向に向けて開
設されているため、前記半導体製造室などの室に脱落し
たボルトやウエハーの破片などの異物が誘引されて横向
きとされた前記吸気口11からケーシング1内に侵入す
ることがあっても、このケーシング1内における前記吸
気口11との対向部位には、前記遮断壁7が設けられて
いるため、該遮断壁7で異物の前記ポンプ要素4側への
侵入を阻止できるのであり、従って、異物の侵入による
前記ポンプ要素4の破損事故を防止できる。また、前記
真空ポンプでは、従来のもののように、金網を使用した
りすることなく、異物のポンプ要素4側への侵入を阻止
する構成としているため、前記金網が反応生成物などで
目詰まりを起こすことによる前記ポンプ要素4の性能低
下を招くことがなく、しかも、構造簡単でコストを低廉
にできるのである。
リュー溝35を設けたねじロータを用い、このねじロー
タ36の外径を前記ケーシング1より小径として、前記
ロータ36の外回りに、該ロータ36の外周面に対向す
る内周面をもったステータ25を配設し、このステータ
25の外周面と前記ケーシング1の内周面との間に吸気
チャンバー13を形成し、該吸気チャンバー13に前記
吸気口11を横向状に開設するときには、前記ねじロー
タ36と対向されるステータ25で、前述した遮断壁7
と同等の作用効果を発揮させ得るのであり、従って、前
記ケーシング1の外径寸法を変更したりすることなく、
異物の前記ポンプ要素4側への侵入を防止できる。
どの真空引きに使用するものであって、その基本的な構
成を概略説明すると、上面1aと下面1bとをもち、内
部を中空としたケーシング1の上部に吸気口11を設
け、かつ、前記ケーシング1の下面外周側に排気口12
を設けると共に、前記ケーシング1内に、該ケーシング
1に固定されるステータ2と、該ステータ2に対し相対
回転されるロータ3とを備えたポンプ要素4を内装する
一方、前記ケーシング1の下面1bに、モ−タ5を内装
したモ−タハウジング10を取付け、前記モータ5から
延びるロータシャフト6を前記ロータ3に連動連結させ
て、前記モータ5に伴うロータシャフト6の回転で、前
記ロータ3を前記ステータ2に対し高速回転させること
により、前記ケーシング1の吸気口11から排気口12
への真空引きを行って、前記吸気口12に接続される前
記半導体製造室内などを真空にするようにしている。
ポンプ要素4としてジグバーン形の高真空段ポンプ要素
4Aとジグバーン形の低真空段ポンプ要素4Bとを備
え、これら各ポンプ要素4A,4Bをそれぞれ上下に配
設したものを示しており、前記高真空段ポンプ要素4A
は、径大な静翼21を備えたステータ22と、前記静翼
21間に介装される径大な動翼31を備えたロータ32
とを設けており、また、前記低真空段ポンプ要素4B
は、径小な複数枚の静翼23を備えたステータ24と、
前記静翼23間に介装される径小な複数枚の動翼33を
備えたロータ34とを設けている。
いて、図1で明らかにしたように、前記ケーシング1の
上面1aを閉鎖し、このケーシング1の上部一側面に前
記吸気口11を横方向に向けて開設すると共に、前記ケ
ーシング1における上面1aと前記ポンプ要素4Aとの
間に、前記吸気口11が開口する吸気チャンバー13を
形成し、該吸気チャンバー13の内部で前記高真空段ポ
ンプ要素4Aにおけるステータ22の外周部上面に、ス
テータ22から上方に向かって延び前記吸気口11に対
向する対向面をもった前記ロータ32より大径の円筒状
の遮断壁7を取付けたのである。また、前記吸気口11
に、径大な取付フランジ11aを垂直状に設けると共
に、この取付フランジ11aの外周複数箇所に取付孔1
1bを設けて、該取付孔11bに挿通する固定ボルト
(図示せず)により、前記吸気口11を半導体製造室に
直接、または吸気配管を介して連通させるようにしてい
る。
シング1の上部一側面に横方向に向けて開設されている
ため、前記半導体製造室などの室に脱落した取付ボルト
とか、ウエハーの破片などの異物が前記吸気口11側に
誘引されて、該吸気口11からケーシング1内に侵入す
ることがあっても、このケーシング1における前記吸気
チャンバー13の内部には、前記吸気口11と対向状に
前記遮断壁7が設けられているため、前記吸気口11か
らケーシング1内に侵入した異物を前記遮断壁7で受止
めて、それ以上内方に侵入するのを阻止できるのであ
り、つまり、遮断壁7で異物の前記ポンプ要素4側への
侵入を阻止できるのであり、従って、異物の侵入による
前記ポンプ要素4の破損事故を防止できる。
ののように、金網を使用したりすることなく、前記異物
の前記ポンプ要素4側への侵入を阻止する構成としてい
るため、前記金網が前記半導体製造室側で生成される反
応生成物などで目詰まりを起こすことによる前記ポンプ
要素4の性能低下を招くことがなく、その上、構造簡単
でコストを低廉にできるのである。
4として、ジグバーン形の高真空段及び低真空段ポンプ
要素4A,4Bを用いたものを示したが、本発明では、
図2で示したように、前記ポンプ要素4として、スクリ
ュー形の高真空段ポンプ要素4Cとジグバーン形の低真
空段ポンプ要素4Dとを備え、これら各ポンプ要素4
C,4Dをそれぞれ上下に配設した複合型のものに適用
することもできる。即ち、前記高真空段ポンプ要素4C
は、外周面にスクリュー溝35をもち、前記ケーシング
1より小径とされたねじロータ36と、このねじロータ
36の外回りに前記スクリュー溝35と対向状に配設さ
れ、内周が面一状とされた円筒状のステータ25とから
構成され、また、前記低真空段ポンプ要素4Dは、前述
した低真空段ポンプ要素4Bと同様に、複数の動翼37
をもつロータ38と、前記動翼37間に介装される複数
の静翼26を備えたステータ27とから構成する。
の高真空段ポンプ要素4Cを構成する前記ステータ25
の外周面と前記ケーシング1の内周面との間に吸気チャ
ンバー13を形成し、この吸気チャンバー13に、図1
で示す実施例と同様に、前記取付フランジ11aをもつ
吸気口11を横方向に向けて開設させ、前記ステータ2
5を前記吸気口11に対向させ、該ステータ25を、前
記遮断壁7とするのである。
時や前記半導体製造室などの室に各種部品を組付けるよ
うな場合に、前記吸気口11が前記吸気チャンバー13
に対し横方向に向けて開設されていることから、前記ボ
ルトやウエハーの破片などの異物が前記吸気口11側に
誘引されて、該吸気口11からケーシング1内の吸気チ
ャンバー13に侵入することがあっても、前記吸気口1
1と対向状に設けた前記スクリュー形ポンプ要素4Cの
ステータ25が前記遮断壁7を兼ねるから、このステー
タ25により、前記異物の前記ポンプ要素4側への侵入
を阻止することができる。従って、前記スクリュー形ポ
ンプ要素4Cの前記ステータ25を利用することによ
り、前記ケーシング1の外径寸法を別途変更したり、特
別の遮断壁を設けたりすることなく、前記ポンプ要素4
の破損事故を防止できるのである。
ータ2と、該ステータ2に対し回転可能なロータ3とか
ら成るポンプ要素4を内装するケーシング1の上部に吸
気口11を、下部に排気口12を設けた真空ポンプにお
いて、前記ケーシング1の上面を閉鎖して、このケーシ
ング1の上部一側面に前記吸気口11を横方向に向けて
開設すると共に、この吸気口11の内方に、該吸気口1
1と対向する遮断壁7を設けたから、前記半導体製造室
などの室に脱落したボルトやウエハーの破片などの異物
が誘引されて前記吸気口11からケーシング1内に侵入
することがあっても、このケーシング1内における前記
吸気口11との対向部位に設けた前記遮断壁7によっ
て、前記異物の前記ポンプ要素4側への侵入を阻止でき
るのであり、従って、異物の侵入による前記ポンプ要素
4の破損事故を防止できる。また、以上の真空ポンプで
は、従来のもののように、金網を使用したりすることな
く、異物のポンプ要素4側への侵入を阻止できることか
ら、前記金網が反応生成物などで目詰まりを起こすこと
による前記ポンプ要素4の性能低下を招くことがなく、
しかも、構造簡単でコストを低廉にできるのである。
リュー溝35を設けたねじロータを用い、このねじロー
タ36の外径を前記ケーシング1より小径として、前記
ロータ36の外回りに、該ロータ36の外周面に対向す
る内周面をもったステータ25を配設し、このステータ
25の外周面と前記ケーシング1の内周面との間に吸気
チャンバー13を形成し、該吸気チャンバー13に前記
吸気口11を横方向に向けて開設するときには、前記ね
じロータ36と対向されるステータ25で、前述した遮
断壁7を兼用させることができるから、前記ケーシング
1の外径寸法を変更したり、特別の遮断壁を設けたりす
ることなく、前記異物の前記ポンプ要素4側への侵入を
防止することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ステータ2と、該ステータ2に対し回転
可能なロータ3とから成るポンプ要素4を内装するケー
シング1の上部に吸気口11を、下部に排気口12をそ
れぞれ設けて成る真空ポンプにおいて、前記ケーシング
1の上面を閉鎖して、前記吸気口11を、前記ケーシン
グ1の上部一側面に、横方向に向けて開設すると共に、
この吸気口11の内方に、該吸気口11に対向する遮断
壁7を設けたことを特徴とする真空ポンプ。 - 【請求項2】 ロータ3は、その外周面にスクリュー溝
35を設けたねじロータから成り、該ねじロータの外径
をケーシング1より小径として、このロータ36の外回
りに、該ロータ36の外周面に対向する内周面をもった
ステータ25を配設し、該ステータ25の外周面と前記
ケーシング1の内周面との間に吸気チャンバー13を形
成し、この吸気チャンバー13に吸気口11を開設して
いる請求項1記載の真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843392A JP3099516B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843392A JP3099516B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 真空ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05332286A true JPH05332286A (ja) | 1993-12-14 |
JP3099516B2 JP3099516B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=15221865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13843392A Expired - Fee Related JP3099516B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099516B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006509951A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-23 | ザ ビーオーシー グループ ピーエルシー | 真空ポンプ排出装置 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JPH07194484A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯ジャー |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13843392A patent/JP3099516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006509951A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-23 | ザ ビーオーシー グループ ピーエルシー | 真空ポンプ排出装置 |
JP4667043B2 (ja) * | 2002-12-17 | 2011-04-06 | エドワーズ リミテッド | 真空ポンプ排出装置 |
US8727751B2 (en) | 2002-12-17 | 2014-05-20 | Edwards Limited | Vacuum pumping arrangement |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3099516B2 (ja) | 2000-10-16 |
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