JPH0533210Y2 - - Google Patents

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JPH0533210Y2
JPH0533210Y2 JP18113485U JP18113485U JPH0533210Y2 JP H0533210 Y2 JPH0533210 Y2 JP H0533210Y2 JP 18113485 U JP18113485 U JP 18113485U JP 18113485 U JP18113485 U JP 18113485U JP H0533210 Y2 JPH0533210 Y2 JP H0533210Y2
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metal strip
endless belt
cutters
sets
restraint device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属条をスリツテイングする金属条
スリツターに関するものである。
(従来技術) 金属条スリツターは、第8図及び第9図に示す
ように、第1、第2のアーバー1,2に第1、第
2のカツター3,4を斜向いに相対応して複数組
取付け、隣接する2組の第1、第2のカツター
3,4で金属条5をスリツテイングする構造であ
つた。
このような金属条スリツターにおいては、 (イ) 切断部近傍において金属条5がカツター3又
は4に巻き込まれることを防ぐ、 (ロ) 切口形状を良好にする、 (ハ) 幅寸法精度を高精度化する、 等の目的で第1、第2のアーバー1,2間で且つ
第1のカツター3の相互間或は第2のカツター4
の相互間に、第10図或は第11図に示すように
拘束装置6A,6Bを配置していた。第10図に
示す拘束装置6Aは当木等のフインガー7を設け
た構造であり、第11図に示す拘束装置6Bは第
1、第2のアーバー1,2の外周にバツクアツプ
リング8を配置し、これらバツクアツプリング8
をリング支え9で支えた構造である。
第10図に示すフインガー・タイプの拘束装置
6Aでは、フインガー7は固定であり、このため
切断される金属条5(例えば、V=200m/分)
との間に相対速度が発生する。このフインガー7
は、金属条5をその長手方向にある長さ(例えば
500mm)にわたつて面状に拘束する。
第11図に示すバツクアツプリング・タイプの
拘束装置6Bでは、バツクアツプリング8は金属
条5の動きと共に同速度で回転するため金属条5
との間に相対速度は発生しない。但し、金属条5
の拘束はその長手方向には線接触であり、面状に
は拘束できない。
このようにしてスリツター加工する場合に要求
される金属条5の品質は、概略下記の3点であ
る。
(a) 幅寸法精度(第12図に示すように上面と下
面の幅が変らないようにすること) (b) 切口形状(第12図に示すように、返りだれ
5Aが生じないようにすること) (c) 条表面の美麗さ (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、フインガー・タイプは金属条5
の幅寸法精度や切口形状に対しては良好な拘束装
置6Aであるが、金、銀、錫メツキ条などの柔か
い金属条の場合にフインガー7と金属条5との間
の相対速度によりこすれ合いが生じ、金属条5の
表面に筋状の外傷が発生する問題点がある。
一方、バツクアツプリング・タイプは相対速度
がなく、金属条5の表面に筋状傷が発生する問題
はない拘束装置6Bではあるが、線状の拘束であ
るため拘束力が弱く、金属条5の幅寸法精度及び
切口形状などが安定しない問題点がある。
本考案の目的は、表面傷の問題と金属条の幅寸
法精度や切口形状の不安定の問題とを併せて解決
することができる金属条スリツターを提供するこ
とにある。
(問題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図乃至第7図を参照して説
明すると、本考案は第1、第2のアーバー1,2
間で隣接する第1のカツター3間或は隣接する第
2のカツター4間に配置されて切断すべき金属条
5を拘束している拘束装置6として、エンドレス
ベルト10と、該エンドレスベルト10がフラツ
ト状をなして回転するように回転自在に支持する
2組の回転ロール11と、前記2組の回転ロール
11を支えるフレーム12とを有するエンドレス
ベルト・タイプとしたことを特徴としている。
(作用) このように拘束装置6をエンドレスベルト・タ
イプとすると、フラツト状をなしているので面状
の拘束が行え、フインガー・タイプのものと同様
に金属条5の幅寸法精度や切口形状に対しては良
好な拘束が行えるようになる。また、このエンド
レスベルト・タイプにすると、エンドレスベルト
10が回転するので、金属条5との間に相対速度
が発生せず、金属条5の表面に筋状傷が発生しな
いようになる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図乃至第5図は本考案に第1実施例
を示したものである。即ち、この実施例では、拘
束装置6としてエンドレスベルト・タイプを用い
ている。即ち、この拘束装置6はエンドレスベル
ト10と、このエンドレスベルト10がフラツト
状をなして回転するように両端で回転自在に支持
する2組の回転ロール11と、これら2組の回転
ロール11が所定の間隔を維持して回転するよう
に且つエンドレスベルト10のロール間の面が互
に接近する方向に逃げないように支持するフレー
ム12とから成つている。エンドレスベルト10
は、皮革や硬質ゴムなどの金属条5に対して外傷
を与えにくく、且つ金属条5との摩擦係数が大き
い材質のものが好ましい。また、回転ロール11
やフレーム12等は、剛性をもたせるためアルミ
合金などの金属材料などで型成する。なお、エン
ドレスベルト10はその幅方向に分割されていて
もよい。各拘束装置6は、例えばフレーム12を
貫通する支持軸13で支持させる。
このような拘束装置6は、金属条5の移動につ
いてエンドレスベルト10が回転しつつ金属条5
を面状に拘束する。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示し
たものである。本実施例では、エンドレスベル
ト・タイプの拘束装置6と、バツクアツプリン
グ・タイプの拘束装置6Bとを組合せて用いた例
を示したものである。
なお、第1、第2のカツター3,4が第7図に
示すように互い違いに取付けられているタイプの
金属条スリツターにも本考案は適用することがで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る金属条スリツ
ターは、拘束装置としてフラツト形のエンドレス
ベルト・タイプのものを用いたので、金属条を面
状に拘束でき、しかも金属条との間に相対速度が
発生せず、従つて金属条の幅寸法精度や切口形状
の不安定の問題と表面傷の問題とを併せて解決で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る金属条スリツ
ターの第1実施例の正面図及び側面図、第3図及
び第4図は本実施例で用いている拘束装置の斜視
図及び横断面図、第5図は本考案の第2実施例の
横断正面図、第6図は第5図のA−A′線断面図、
第7図はカツター配置の他の例を示す正面図、第
8図及び第9図は金属条スリツターの基本的構成
の一例を示す正面図及び側面図、第10図及び第
11図は従来の拘束装置の2種の例を示す側面
図、第12図は金属条の切断された状態の横断面
図である。 1,2……第1、第2のアーバー、3,4……
第1、第2のカツター、5……金属条、6……拘
束装置、10……エンドレスベルト、11……回
転ロール、12……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2のアーバーに第1、第2のカツター
    が斜向いに相対応して複数組取付けられ、前記第
    1、第2のアーバー間で隣接する前記第1のカツ
    ター間或は隣接する前記第2のカツター間に配置
    された拘束装置で切断すべき金属条を拘束しつつ
    隣接する2組の前記第1、第2のカツターで前記
    金属条を所要の幅に切断する金属条スリツターに
    おいて、前記拘束装置はエンドレスベルトと、該
    エンドレスベルトがフラツト状をなして回転する
    ように両端で回転自在に支持する2組の回転ロー
    ルと、前記2組の回転ロールを支えるフレームと
    を有するエンドレスベルト・タイプとしたことを
    特徴とする金属条スリツター。
JP18113485U 1985-11-25 1985-11-25 Expired - Lifetime JPH0533210Y2 (ja)

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JP18113485U JPH0533210Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JP18113485U JPH0533210Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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Publication Number Publication Date
JPS6288523U JPS6288523U (ja) 1987-06-06
JPH0533210Y2 true JPH0533210Y2 (ja) 1993-08-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724166Y2 (ja) * 1987-08-04 1995-06-05 株式会社日本開発コンサルタント スリッター板押え装置
JP2602749B2 (ja) * 1991-11-05 1997-04-23 日鉱金属株式会社 金属条押え送り出し装置

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JPS6288523U (ja) 1987-06-06

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