JPH0912207A - シート・ディスペンサ - Google Patents

シート・ディスペンサ

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Publication number
JPH0912207A
JPH0912207A JP18641595A JP18641595A JPH0912207A JP H0912207 A JPH0912207 A JP H0912207A JP 18641595 A JP18641595 A JP 18641595A JP 18641595 A JP18641595 A JP 18641595A JP H0912207 A JPH0912207 A JP H0912207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cutting
dispenser
blade
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP18641595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Matsuyama
茂樹 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0912207A publication Critical patent/JPH0912207A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で、しかも作業性の高いシート・ディス
ペンサを提供することである。 【構成】 本シート・ディスペンサ10は、アルミニム
箔シートを繰り出して切断するものであって、基台12
と、保持部16と、切断部20とから構成されている。
シートSを切断するために設けられた切断部は、支持柱
22と、回動部32と、受け板34とを備えている。回
動部は、直角三角形の断面を有する部材であって、回動
軸36の回りに自在に回動するように支持柱に取り付け
られている。回動部には、切断刃24が板状刃部28を
外方を向けるようにして取り付けられ、回動軸は回動軸
とコイルスプリング38とを一体的に形成したバネ付き
蝶番40の一部として形成されている。受け板は、回動
部を回動させた際に板状刃部を面接触させる受け面44
とシートを掛止する長い切り込み孔46とを有してい
る。コイルスプリングは、切断刃の刃部が受け面に面接
触するように、回動部を付勢して回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺シートを巻回して
収納したシート・ドラムからシートを繰り出して切断す
るシート・ディスペンサに関し、更に詳細には安全性を
向上させたシート・ディスペンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート・ディスペンサは、長尺シートを
巻回して収納したシート・ドラムからシートを繰り出し
て切断するための機器であって、広く使用されている。
従来のシート・ディスペンサ30は、図3に示すよう
に、基台12と、基台12の一方の端部14上に設けら
れた保持部16と、基台12の他方の端部18に設けら
れた切断部20とから構成されている。尚、本シート・
ディスペンサ30は、長尺帯状のアルミニム箔を巻回し
てロール状にしたアルミニム箔シートを繰り出して切断
するためのものである。
【0003】保持部16は、回転自在にシート・ドラム
Dを保持して、シート・ドラムDからシートSを自在に
繰り出すために設けてあり、シート・ドラムDを保持軸
22に貫通させて保持している。切断部20は、シート
・ドラムDから繰り出されたシートSを切断するために
設けてあって、基台の端部18から上方に伸びる支持柱
22と、支持柱22に取り付けられた切断刃本体24、
及びシートSを切断する時にシートSを支持する受け台
26とを備えている。切断刃本体24は、シートSを切
断する板状刃部28を上方に向けて取り付けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のシート・ディスペンサ30には、以下に挙げる問題点
があった。第1には、シート・ディスペンサを使用して
いない時でも、板状刃部が上方を向いて露出しているこ
とである。このため、人に傷害を与える危険性が高いこ
とである。仮に、板状刃部にカバーを懸けるようにして
も、使用後に都度カバーを懸けるのは面倒でつい刃部は
剥き出しになり勝ちである。第2には、シートを切断す
ると、シートが受け台から逸脱して離れ、次の切断作業
がやり難いことである。
【0005】そのため、人に怪我をさせない、かつシー
トがバラケナないシート・ディスペンサの実現が望まれ
ていた。そこで、本発明の目的は、安全で、しかも作業
性の高いシート・ディスペンサを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシート・ディスペンサは、長尺シート
を巻回して収納したシート・ドラムからシートを繰り出
して切断するために、基台と、基台の一方の端部上に設
けられ、回転自在にシート・ドラムを保持してシートを
自在に繰り出すようにした保持部と、基台の他方の端部
に設けられた、シートを切断するための切断部とを備え
たシート・ディスペンサにおいて、切断部が、基台から
上方に伸びる支持柱と、保持部に設けられているシート
・ドラムの保持軸と平行に支持柱に設けられた回動軸の
回りに自在に回動するように支持柱に取り付けられた回
動部と、刃部が回動軸に平行な方向に沿って外方を向く
ように回動部に取り付けられた切断刃と、回動部を回動
させた際に刃部を接触させる受け面を有する受け台とを
備え、切断刃の刃部が、常時、受け台に接触するよう
に、回動部を付勢して回動させる弾性体が回動部と支持
柱との間に設けられていることを特徴としている。
【0007】本発明で使用する弾性体は、板バネ、コイ
ルバネ等の既知の弾性体である。また、刃部は、安全剃
刀のような薄板状のものでも、また鋸歯状のものでも良
い。本発明では、回動部と支持柱との間に設けられた弾
性体が、常時、回動部を付勢して回動させ、切断刃の刃
部を受け台に接触させているので、刃部による傷害事故
を防止できる。本発明に係るシート・ディスペンサは、
シート・ドラムに巻回した長尺シートである限り、特に
長尺シートの種類に関係なく使用でき、特にアルミニム
箔長尺シート等の非粘着性シートを巻回したものに好適
に適用できる。
【0008】本発明の好適な実施態様は、回動軸と弾性
体とが、一体的に形成されたコイルスプリング付き蝶番
で構成されていることを特徴としている。これにより、
簡単な機構で安全なシート・ディスペンサを実現でき
る。本発明の別の好適な実施態様は、シートが受け台の
受け面上に位置するようにシートを掛止するシート掛止
部が保持部と切断部との間に設けられていることを特徴
としている。シート掛止部は、シートを挟む対のローラ
でも良く、また後述するように切り込み孔でも良い。よ
って、本発明の更に好適な実施態様は、シート掛止部
は、シートが受け面を貫通するように受け面を貫通して
回動軸に平行に設けられた切り込み孔で構成されている
ことを特徴としている。本発明の更に好適な実施態様
は、回動部の切断刃取り付け位置とは反対側にシートに
対して摩擦性を有する材料で形成された滑り止め部が設
けてあることを特徴としている。これにより、シートを
切断する際、シートが滑り難くなるので、安全にかつ容
易に切断できる。また、受け面の板状刃部との接触位置
にマークを付けることにより、シートを切断する際のシ
ート長さ測定が容易にある。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照し、実施例に基づいて
本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係るシー
ト・ディスペンサの一実施例の構成を示す斜視図及び図
2は図1のシート・ディスペンサの切断部の要部の構成
を示す分解斜視図である。図1及び図2の部品、部位の
うち、図4の部品、部位の同じものには同じ符号が付さ
れている。本実施例のシート・ディスペンサ10は、図
1に示すように、裏面に平面状の支持面を有する基台1
2と、基台12の一方の端部14上に設けられた保持部
16と、基台12の他方の端部18に設けられた切断部
20とから構成されている。尚、本シート・ディスペン
サ10は、長尺帯状のアルミニム箔を巻回してロール状
にしたアルミニム箔シートを繰り出して切断するための
ものである。
【0010】保持部16は、アルミニム箔長尺シートを
巻回してロール状に収納したシート・ドラムDを回転自
在に保持して、アルミニム箔長尺シートS(以下、簡単
にシートSと言う)をシート・ドラムDから自在に繰り
出すために設けてあり、シート・ドラムDを保持軸22
に貫通させて保持している。切断部20は、シート・ド
ラムDから繰り出されたシートSを切断するために設け
てあって、基台の端部18から上方に伸びる支持柱22
と、回動部32と、受け板34とを備えている。
【0011】図2に示すように、回動部32は、直角三
角形の断面を有する部材であって、直角でない角を有す
る柱の一辺に沿って保持軸22と平行に支持柱22に設
けられた回動軸36の回りに自在に回動するように支持
柱22に取り付けられている。回動部32には、刃部2
8が回動軸36に平行な方向に沿って外方を向くように
切断刃24が直角角部側の縁部36bに取り付けられて
いる。本実施例では、回動軸36は、回動軸36と後述
するコイルスプリング38とを一体的に形成したバネ付
き蝶番40の一部として形成されている。本実施例で
は、切断刃24の刃部28は、図2に示すように、鋸歯
状の刃部で形成されている。縁部36bの反対側に、シ
ートSの滑り止めとしてシリコーン製のブロック42が
取り付けてある。
【0012】また、切断部20に設けられた受け板34
は、回動部32を回動させた際に刃部28を面接触させ
る受け面44とシートを掛止するための長い切り込み孔
46とを有している。受け面44は、基台12の裏面の
支持面にほぼ平行な面に形成されている。受け板34の
切り込み孔46より先の先端部48は、上方に向かって
多少傾斜しており、切り込み孔46を貫通するシートS
の邪魔にならないようになっている。コイルスプリング
38は、切断刃24の刃部28が、常時、受け面44に
面接触するように、回動部32を矢印方向に付勢して回
動させるために回動部32と支持柱22との間に設けら
れている。
【0013】回動部32を組み立てるには、先ず、蝶番
40の一方の取り付け板40aがネジ(図示せず)によ
り回動部32の外側面32aに取り付けられ、蝶番40
の他方の取り付け板40bがネジ(図示せず)で以て一
点鎖線で示す位置で受け板34の垂直部34aを介して
支持柱22に固定されている。切断刃24は、回動部3
2の受け板34側の縁部32bに沿って刃部28を外方
に向け、縁部32bの面に面接触させる形態で取り付け
てある。また、滑り止めブロック42は、縁部32bと
は反対側の縁部32cに沿って取り付けてある。尚、取
り付けた後では、切断刃24、回動部32の中央凸部3
2d及び滑り止めブロック42の各上面はほぼ面一にな
るようになっている。また、切断刃24の基部に相当す
る受け面44にマーク48を付けておくと、所望の長さ
にシートSを引き出す時に基準線として使用できるの
で、便利である。
【0014】以上の構成により、回動部32は、コイル
スプリング38により常時付勢されており、その結果、
切断刃24の刃部28は、常に、図3(a)に示すよう
に、受け板34の受け面44に面接触している。これに
より、人が刃部28により傷を負うことが防止される。
【0015】以下にシート・ディスペンサ10の使用方
法を説明する。先ず、所望の長さになるように、切り込
み孔44に掛止されているシートSを引き出す。その
際、マーク48の位置でシートSが切断されるので、マ
ーク48を基準にしてシートSの切断長さを測定する。
次いで、図3(a)に示すように、滑り止めブロック4
2に対してシートSを指で押圧しつつ、回動軸36の回
りに回動部32を矢印の方向に回す。図3(b)に示す
ように、回動部32を或る角度θだけ回すと、切断刃2
4の刃部28がシートSに食い込み、切断することがで
きる。
【0016】本実施例では、シートSの掛止部として切
り込み孔44及びシートSの滑り止めとして滑り止めブ
ロック42を備えているが、切り込み孔44及び滑り止
めブロック42を省略して切断刃24のみを備えた回動
部32を設けた場合であっても、人が刃部28により傷
を負うことが防止される。
【0017】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、回動部
と支持柱との間に設けられている弾性体が回動部を付勢
して回動させ、切断刃の刃部が常時受け台に接触してい
るので、人が切断刃により傷を受けるような事故が防止
される。請求項3の発明によれば、シート・ディスペン
サが使用されていない時でも、シート掛止部がシートを
一時的に保持するので、従来のシート・ディスペンサの
ようにシートがバラケルようなことがない。また、シー
トを巻き出し過ぎて、シートをシート・ドラムに巻き戻
すような煩わしさを無くすことができる。よって、本発
明は、安全で、しかも作業性の高いシート・ディスペン
サを実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート・ディスペンサの斜視図で
ある。
【図2】図1のシート・ディスペンサの要部の分解斜視
図である。
【図3】図3(a)及び(b)は、それぞれ、シート・
ディスペンサの使い方を説明する図である。
【図4】従来のシート・ディスペンサの斜視図である。
【符号の説明】
10 本発明に係るシート・ディスペンサの実施例 12 基台 14 基台の一方の端部 16 保持部 18 基台の他方の端部 20 切断部 22 保持軸 24 切断刃 26 受け台 28 刃部 30 従来のシート・ディスペンサ 32 回動部 34 受け板 36 回動軸 38 コイルスプリング 40 バネ付き蝶番 42 滑り止めブロック 44 受け面 46 長い切り込み孔 48 先端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺シートを巻回して収納したシート・
    ドラムからシートを繰り出して切断するために、基台
    と、基台の一方の端部上に設けられ、回転自在にシート
    ・ドラムを保持してシートを自在に繰り出すようにした
    保持部と、基台の他方の端部に設けられた、シートを切
    断するための切断部とを備えたシート・ディスペンサに
    おいて、 切断部が、 基台から上方に伸びる支持柱と、 保持部に設けられているシート・ドラムの保持軸と平行
    に支持柱に設けられた回動軸の回りに自在に回動するよ
    うに支持柱に取り付けられた回動部と、 刃部が回動軸に平行な方向に沿って外方を向くように回
    動部に取り付けられた切断刃と、 回動部を回動させた際に刃部を接触させる受け面を有す
    る受け台とを備え、 切断刃の刃部が、常時、受け台に接触するように、回動
    部を付勢して回動させる弾性体が回動部と支持柱との間
    に設けられていることを特徴とするシート・ディスペン
    サ。
  2. 【請求項2】 回動軸と弾性体とが、一体的に形成され
    たコイルスプリング付き蝶番で構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシート・ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 シートが受け台の受け面上に位置するよ
    うにシートを掛止するシート掛止部が保持部と切断部と
    の間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のシート・ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 シート掛止部は、シートが受け面を貫通
    するように受け面を貫通して回動軸に平行に設けられた
    切り込み孔で構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載のシート・ディスペンサ。
  5. 【請求項5】 受け面の板状刃部との接触位置にマーク
    が付してあることを特徴とする請求項1に記載のシート
    ・ディスペンサ。
  6. 【請求項6】 回動部の切断刃取り付け位置とは反対側
    にシートに対して摩擦性を有する材料で形成された滑り
    止め部が設けてあることを特徴とする請求項1に記載の
    シート・ディスペンサ。
JP18641595A 1995-06-29 1995-06-29 シート・ディスペンサ Pending JPH0912207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18641595A JPH0912207A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 シート・ディスペンサ

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JP18641595A JPH0912207A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 シート・ディスペンサ

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Publication Number Publication Date
JPH0912207A true JPH0912207A (ja) 1997-01-14

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ID=16188029

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18641595A Pending JPH0912207A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 シート・ディスペンサ

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JP (1) JPH0912207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499936B1 (ko) * 2003-12-08 2005-07-11 전용범 알루미늄 호일용 엠보싱가공 및 자동 절단 공급장치

Cited By (1)

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