JPH05331915A - 棒状体取付け具 - Google Patents
棒状体取付け具Info
- Publication number
- JPH05331915A JPH05331915A JP4166980A JP16698092A JPH05331915A JP H05331915 A JPH05331915 A JP H05331915A JP 4166980 A JP4166980 A JP 4166980A JP 16698092 A JP16698092 A JP 16698092A JP H05331915 A JPH05331915 A JP H05331915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shaped body
- shaped
- cylindrical part
- adhesive agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】棒状体を目的物に極めて簡単に取り付け得るよ
うにする。 【構成】頭部11及び筒状部12を有する本体1と、その内
部に収容される接着材成分包装体2、3とよりなってい
る。
うにする。 【構成】頭部11及び筒状部12を有する本体1と、その内
部に収容される接着材成分包装体2、3とよりなってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目的物に棒状体を取
り付けるための取付け具、例えば、ビルの天井の骨組み
材を吊るすための吊りボルトを天井構造物に取付ける天
井インサート等に関するものである。
り付けるための取付け具、例えば、ビルの天井の骨組み
材を吊るすための吊りボルトを天井構造物に取付ける天
井インサート等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天井インサートは、天井構造物中に埋設
して使用するものであり、ベニヤ板に釘で打ちつけてか
らコンクリートを打って埋め込むRC用天井インサート
及び鉄の波板の穴に差し込んでからコンクリートを打っ
て埋め込むデッキ用天井インサートが知られている。そ
の何れも、金属製の本体の一端に雌ねじを切った筒状部
を有するものである。
して使用するものであり、ベニヤ板に釘で打ちつけてか
らコンクリートを打って埋め込むRC用天井インサート
及び鉄の波板の穴に差し込んでからコンクリートを打っ
て埋め込むデッキ用天井インサートが知られている。そ
の何れも、金属製の本体の一端に雌ねじを切った筒状部
を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの天井インサー
トへの吊りボルトの取り付けは、吊りボルトの先端を天
井インサートの筒状部にあてがい、手で軸回りに回して
その筒状部の雌ねじにねじ込むことによってなされてい
た。ところが、この天井インサートは、900mm間隔
で縦横に天井構造物に埋設されているので、その数は非
常に多く、従って、天井構造物への吊りボルトの取付け
作業は莫大なものである。
トへの吊りボルトの取り付けは、吊りボルトの先端を天
井インサートの筒状部にあてがい、手で軸回りに回して
その筒状部の雌ねじにねじ込むことによってなされてい
た。ところが、この天井インサートは、900mm間隔
で縦横に天井構造物に埋設されているので、その数は非
常に多く、従って、天井構造物への吊りボルトの取付け
作業は莫大なものである。
【0004】この発明は、棒状体を目的物に極めて簡単
に取り付けることができる棒状体取付け具を提供するこ
とを目的としている。
に取り付けることができる棒状体取付け具を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の棒状体取付け具は、頭部及び筒状部を有
する本体と、その内部に収容される接着材成分包装体と
よりなるものである。
に、この発明の棒状体取付け具は、頭部及び筒状部を有
する本体と、その内部に収容される接着材成分包装体と
よりなるものである。
【0006】
【作 用】上記のように構成された棒状体取付け具にお
いては、本体筒部内に棒状体が差し込まれる際に、接着
材成分包装体が破壊されて接着材成分が露出し、反応が
起きて本体と棒状体とが接着される。その後、棒状体に
引抜き力が加わっても、本体筒部から抜けなくなる。
いては、本体筒部内に棒状体が差し込まれる際に、接着
材成分包装体が破壊されて接着材成分が露出し、反応が
起きて本体と棒状体とが接着される。その後、棒状体に
引抜き力が加わっても、本体筒部から抜けなくなる。
【0007】
【実施例】図1及び図2を参照し、この発明の棒状体取
付け具の実施例について説明する。
付け具の実施例について説明する。
【0008】この棒状体取付け具は、鉄製の本体1と、
その内部に挿入される第1接着材成分包装体2と、同じ
く第2接着材成分包装体3とより構成されている。
その内部に挿入される第1接着材成分包装体2と、同じ
く第2接着材成分包装体3とより構成されている。
【0009】本体1は、円形、ナット状等適宜の外形を
した頭部11と、そこから下方に突出し、第1接着材成
分包装体2及び第2接着材成分包装体3が収容される円
筒状の空間13を有する筒部12とより構成されてい
る。図1に示すものにおいては、筒部12の一部の内壁
が奥側に拡張するテーパー状内壁14となっている。
した頭部11と、そこから下方に突出し、第1接着材成
分包装体2及び第2接着材成分包装体3が収容される円
筒状の空間13を有する筒部12とより構成されてい
る。図1に示すものにおいては、筒部12の一部の内壁
が奥側に拡張するテーパー状内壁14となっている。
【0010】第1接着材成分包装体2及び第2接着材成
分包装体3は、通常は互いに混ざり合わないように、各
接着材成分が簡単に破壊し得る薄膜体に包装されたもの
である。この場合の各接着材成分は、二液型接着剤の各
成分であり、混合することによって両者の重合が起こ
り、固まって接着作用をなすものである。これは、一方
の成分がエポキシ化合物であるので、エポキシ系接着剤
とよばれている。このエポキシ系接着剤各成分の包装体
2、3の代わりに、シアノアクリルエステルの単量体の
包装体を1つだけ収容するようにしてもよい。これは、
瞬間接着材とよばれ、包装体が破壊されて空気中の水分
が触媒として作用し、短時間で極めて強い接着効果を示
すものである。
分包装体3は、通常は互いに混ざり合わないように、各
接着材成分が簡単に破壊し得る薄膜体に包装されたもの
である。この場合の各接着材成分は、二液型接着剤の各
成分であり、混合することによって両者の重合が起こ
り、固まって接着作用をなすものである。これは、一方
の成分がエポキシ化合物であるので、エポキシ系接着剤
とよばれている。このエポキシ系接着剤各成分の包装体
2、3の代わりに、シアノアクリルエステルの単量体の
包装体を1つだけ収容するようにしてもよい。これは、
瞬間接着材とよばれ、包装体が破壊されて空気中の水分
が触媒として作用し、短時間で極めて強い接着効果を示
すものである。
【0011】このように構成された棒状体取付け具を天
井インサートとして使用するには、先ず、適宜のスペー
サーを介して接着材成分包装体2、3の収容されている
本体1を天井構造物に取付け、そこへコンクリートが打
たれて埋め込まれる。このようにして埋め込まれた天井
インサートに吊りボルト4が差し込まれるのであるが、
そのとき接着材成分包装体2、3が破壊されて各接着材
成分が露出し、反応が起きて本体1と吊りボルト4とが
接着される。その後、吊りボルトに引抜き力が加わって
も、通常考えられる程度の外力では、決して外れること
はない。また、吊りボルトが単なる丸棒であっても同様
である。また、天井インサートとしての使用例は、単な
る一例に過ぎず、この棒状体取付け具は、筒状体と棒状
体を連結するあらゆる分野に応用することができる。
井インサートとして使用するには、先ず、適宜のスペー
サーを介して接着材成分包装体2、3の収容されている
本体1を天井構造物に取付け、そこへコンクリートが打
たれて埋め込まれる。このようにして埋め込まれた天井
インサートに吊りボルト4が差し込まれるのであるが、
そのとき接着材成分包装体2、3が破壊されて各接着材
成分が露出し、反応が起きて本体1と吊りボルト4とが
接着される。その後、吊りボルトに引抜き力が加わって
も、通常考えられる程度の外力では、決して外れること
はない。また、吊りボルトが単なる丸棒であっても同様
である。また、天井インサートとしての使用例は、単な
る一例に過ぎず、この棒状体取付け具は、筒状体と棒状
体を連結するあらゆる分野に応用することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0013】即ち、棒状体が単なる丸棒であっても、そ
れを単に差し込むだけで、目的物に極めて簡単に取り付
けることができる。また取付け後は、通常考えられる程
度の外力では、決して外れることはない。従って、棒状
体にボルトネジを切る必要もないので、それだけ棒状体
の価格が安価になる。
れを単に差し込むだけで、目的物に極めて簡単に取り付
けることができる。また取付け後は、通常考えられる程
度の外力では、決して外れることはない。従って、棒状
体にボルトネジを切る必要もないので、それだけ棒状体
の価格が安価になる。
【図1】この発明の棒状体取付け具の第1実施例の縦断
面図である。
面図である。
【図2】この発明の棒状体取付け具の第2実施例の縦断
面図である。
面図である。
1 本体 11 本体頭部 12 本体筒部 2 第1接着材成分包装体 3 第2接着材成分包装体 4 棒状体
Claims (1)
- 【請求項1】頭部及び筒状部を有する本体と、その内部
に収容される接着材成分包装体とよりなる棒状体取付け
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166980A JPH05331915A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棒状体取付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166980A JPH05331915A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棒状体取付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331915A true JPH05331915A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15841176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4166980A Pending JPH05331915A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棒状体取付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3330548A1 (de) * | 2016-11-30 | 2018-06-06 | Newfrey LLC | Befestigungselement und verfahren zu dessen herstellung |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4166980A patent/JPH05331915A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3330548A1 (de) * | 2016-11-30 | 2018-06-06 | Newfrey LLC | Befestigungselement und verfahren zu dessen herstellung |
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