JPH05331471A - ロールコンパクター - Google Patents
ロールコンパクターInfo
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- JPH05331471A JPH05331471A JP14125592A JP14125592A JPH05331471A JP H05331471 A JPH05331471 A JP H05331471A JP 14125592 A JP14125592 A JP 14125592A JP 14125592 A JP14125592 A JP 14125592A JP H05331471 A JPH05331471 A JP H05331471A
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Abstract
なく脱気することにより、長期に安定して塊成炭の製造
を行うものである。 【構成】 乾燥微粉原料を供給するホッパーと、該ホッ
パーの下端に外周面を近接して配置した2本の成形ロー
ルと、上記ホッパー内の乾燥微粉原料を前記ロール間に
押し込むスクリューフィーダーとを有するロールコンパ
クターにおいて、前記ホッパーの下部側壁を貫通し、且
つ、ホッパー内側開口の上端部の高さ位置を該ホッパー
外側開口の下端部の高さ位置と同等又はそれより低くし
た脱気路を複数設け、該各脱気路のホッパー外側開口部
を覆った吸引ボックスを前記ホッパー下部外側に設け、
該吸引ボックスに集塵機を連通接続したものである。
Description
ロール間で加圧成形するロールコンパクターに関するも
のである。
ト低減対策として、コークス炉装入炭の一部を劣質炭で
製造した成型炭に置き換える成型炭配合法が多くのコー
クス炉で用いられている。
粉原料炭をロールコンパクター(表面に多数の半円形の
凹部を有するロールを対向して水平に配置すると共に、
該ロールのバイト部の直上にホッパーを設置し、該ホッ
パーに貯留した微粉原料を前記対向する2つのロール間
に逐次導入する構造)において加圧成形するものであ
る。しかし、近年、この成型炭に変わって、前記微粉原
料炭を加熱乾燥(水分:2〜4.5%)した後、前記バ
インダーを添加することなくフラット状ロールを有する
ロールコンパクターで加圧成型した塊成炭を使用するこ
とが試みられている。
た微粉原料炭を生産性良く行うために、ロール周速を上
げると微粉原料炭に伴ってホッパー内に流入したガス体
の排気、所謂脱気が不十分となり、ホッパーの内圧が上
昇し、微粉原料炭と共にガス体を噛み込むため塊成炭の
強度が低下して、所定品質の塊成炭が得られなかった
り、著しい場合には塊成そのものが全く不可能になるこ
とがあった。
−21969号公報に提案のものがある。これは、前記
ホッパー下部の側周面の一部を切取って、その部分に濾
布を張り、更に、濾布の外側を覆う吸気ボックスを前記
ホッパー下部の外側に設けることにより、ホッパー内下
部のガス体を前記濾布を通して排出した後、吸気ボック
スより外部に排出してホッパー内の脱気を行うことで、
ホッパー内下部におけるガス圧力の上昇を防止し、乾燥
微粉原料炭のロール間への正常な噛み込みを維持するも
のである。
9号公報に提案のものは、ホッパー内を降下する多量の
乾燥微粉原料炭と前記濾布が接触して磨耗することによ
り、該濾布の寿命が短いものであり、更に、ホッパー内
の乾燥微粉原料炭の一部が濾布に目詰りして短期間にし
て脱気が不十分となることから、頻繁に逆洗して目詰り
した乾燥微粉原料炭を除去する必要がある。このため、
頻繁に操業を停止し、濾布の取替、逆洗等のメンテナン
スをしなければならない。更に、濾布のメンテナンスを
したとしても、ホッパー内圧変動は免れないことから塊
成炭の品質が周期的に変動する等の問題を有するもので
あった。
命で、しかも、目詰り等が発生することなく脱気するこ
とにより、長期に安定した操業を行うロールコンパクタ
ーを提供するものである。
を供給するホッパーと、該ホッパーの下端に外周面を近
接して配置した2本の成形ロールと、上記ホッパー内の
乾燥微粉原料を前記ロール間に押し込むスクリューフィ
ーダーとを有するロールコンパクターにおいて、前記ホ
ッパーの下部側壁を貫通し、且つ、ホッパー内側開口の
上端部の高さ位置を該ホッパー外側開口の下端部の高さ
位置と同等又はそれより低くした脱気路を複数設け、該
各脱気路のホッパー外側開口部を覆った吸引ボックスを
前記ホッパー下部外側に設け、該吸引ボックスに集塵機
を連通接続したロールコンパクターである。更に、本発
明においては脱気路の断面積を前記乾燥微粉原料の平均
粒度の10倍以上としたものである。
る。
ッパー側壁に直接脱気路(以下脱気孔と称す)を設けて
脱気する方法について種々検討した結果、乾燥微粉原料
Sの流れ方は液体に比して極めて直進性が強く、しか
も、前記スクリューフィーダー3により下方に押し込ま
れているため、水平方向より下向である。このことから
ホッパー4内においては、乾燥微粉原料Sが上方へ流れ
ようとする作用力は殆ど働いていない。これに対し、乾
燥微粉原料S中のガス体は圧力がかかると、圧力の小さ
い何れの方向にも流れることの知見を得た。
通し、且つ、ホッパー内側開口4aの上端部の高さ位置
が、該ホッパー外側開口4bの下端部の高さ位置より低
い脱気孔4cを設けることにより、該脱気孔4cからホ
ッパー4内を降下する乾燥微粉原料Sを殆ど流出させる
ことなく、前記ガス体を外部に容易に排出することが可
能となるものである。つまり、前記ホッパー4内側壁近
傍の乾燥微粉原料Sは斜め下方向(矢印Z方向)に直進
して流れ、ホッパー4側壁に当たり、その流れは下向き
になる。このため、乾燥微粉原料Sは前記脱気孔4cの
ホッパー内側開口4aより流入したとしても、該開口4
aより高い位置にあるホッパー外側開口4bより流出す
ることはない。一方、ガス体は前記ホッパー内側開口4
aより流入して斜め上方に上昇(矢印Y方向)して、脱
気孔4cを通して圧力のより低いホッパー4外部へ流出
する。更に、各脱気孔4cの各ホッパー外側開口4bを
少なくとも覆った吸引ボックス5を、前記ホッパー4下
部外側に設けて、前記脱気孔4cを通して脱気したガス
体を、該ガス体に伴って流出した少量の乾燥微粉原料と
共に回収し、前記吸引ボックス5に連接した集塵機とし
てのサイクロン7に導入して、ガス体と乾燥微粉原料に
分離するものである。
り本図の場合にはホッパー内側開口4a位置の開口断面
積を乾燥微粉原料Sの平均粒径の10倍以上にすること
が、図3に示すように該乾燥微粉原料Sの目詰りを長期
に渡って防止することができるので、安定した操業の継
続が可能となることから好ましい。しかし、あまり、大
きくすると機械的強度が弱くなると共に、この脱気孔4
cより流出する乾燥微粉原料Sが多くなることから、そ
の上限は乾燥微粉原料Sの平均粒径の100倍以下とす
ることが好ましい。
する。
形ロール2a,2b、スクリューフィーダー3、ホッパ
ー4より構成している。
すように半円出窓形式の脱気孔4cを形成している。つ
まり、ホッパー4下部側壁を10mm程度横一文字に切
り、この切った部分を下端にして半円(直径10mm)形
にホッパー4内側に5mm程度打ち出すことにより、ホッ
パー4内側に下向きの開口4aと、ホッパー4外側に横
向きの開口4bを有する脱気孔4cを形成したものであ
る。
ス、6は吸引ボックス5内に挿入したエアーパージ管、
7はサイクロン、バグフィルター等の集塵機、8は吸引
型のブロワーである。
mm以下、水分2〜4.5%の乾燥微粉原料炭Sはスクリ
ューフィーダー3により成形ロール2a,2bのバイト
部2cに強制的に押し込まれる。このホッパー4に供給
された乾燥微粉原料炭Sは多量(50%程度)のガス体
を含有しており、この乾燥微粉原料炭Sがスクリューフ
ィーダー3でバイト部2cに送り込まれる際、そのスク
リューフィーダー3の押し込み圧力及び成形ロールでの
成形圧力で、乾燥微粉原料炭Sに含有されていたガス体
が、前記ホッパー4の下部側壁に設けた脱気孔4cを通
って流出し、吸引ボックス5内に流入する。
ら流出する際に、このガス体に伴って乾燥微粉原料炭S
が多少同時に排出される。この排出された乾燥微粉原料
炭が、吸引ボックス5の下部の成形ロール2a,2bに
堆積するのを防止するため、エアーパージ管6の下端よ
り空気を噴出している。そして、前記脱気孔4cから流
出したガス体と乾燥微粉原料炭及びエアーパージ管6よ
り噴出したガス体を集塵機7に導入し、ここで、ガス体
と乾燥微粉原料を分離して、該乾燥微粉原料はホッパー
4に戻し、ガス体はブロワー8を介して外部に排出する
ものである。
側開口4bの最下部と内側開口4aの最上部とを同一レ
ベルに設けたが、該脱気路4cの外側開口4bの最下部
位置を内側開口4aの最上部位置より高くすればするほ
ど、脱気孔4cを通してホッパー4内の乾燥微粉原料S
が、ホッパー4外へ流出する量が少なくなり好ましくな
る。
り、上記半円出窓形式の脱気孔4cに変えて、ルーバー
形式の脱気孔40cとしたものである。これは、ホッパ
ー4の下部側壁に開口部30を設け、この開口部30に
所定間隔をもってルーバー40を複数段配置し、この各
ルーバー40の両端をホッパー4の外周壁に配設した縦
リブ41aで固定支持することで、脱気孔40cを形成
したものである。この際、前記同様にホッパー内側開口
40aの上端部の位置はホッパー外側開口40bの下端
部の位置と同一高さ位置、又は、それより低い高さ位置
にするルーバー40の取付け角度としている。
布を設けることなく、ホッパー内のガス体をホッパー外
に排出することが可能となり、濾布の磨耗対策が不必要
となると共に、乾燥微粉原料が流通可能な脱気孔で脱気
するために、該脱気孔への目詰り発生が殆どないことか
ら、塊成炭の品質が安定すると共に濾布の取替及び逆洗
の必要がなく、且つ、構造が簡単で、長期に安定した操
業を行うことが可能となる等の多大な効果を奏するもの
である。
図である。
関係を示す図表である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 乾燥微粉原料を供給するホッパーと、該
ホッパーの下端に外周面を近接して配置した2本の成形
ロールと、上記ホッパー内の乾燥微粉原料を前記ロール
間に押し込むスクリューフィーダーとを有するロールコ
ンパクターにおいて、前記ホッパーの下部側壁を貫通
し、且つ、ホッパー内側開口の上端部の高さ位置を該ホ
ッパー外側開口の下端部の高さ位置と同等又はそれより
低くした脱気路を複数設け、該各脱気路のホッパー外側
開口部を覆った吸引ボックスを前記ホッパー下部外側に
設け、該吸引ボックスに集塵機を連通接続したことを特
徴とするロールコンパクター。 - 【請求項2】 脱気路の断面積を乾燥微粉原料の平均粒
度の10倍以上としたことを特徴とする請求項1記載の
ロールコンパクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4141255A JP2543648B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | ロ―ルコンパクタ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4141255A JP2543648B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | ロ―ルコンパクタ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331471A true JPH05331471A (ja) | 1993-12-14 |
JP2543648B2 JP2543648B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=15287667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4141255A Expired - Fee Related JP2543648B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | ロ―ルコンパクタ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543648B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014019746A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Kobe Steel Ltd | 副生炭成形物の製造方法 |
CN105861090A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-17 | 神华集团有限责任公司 | 一种煤粉成型装置及成型方法 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4141255A patent/JP2543648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014019746A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Kobe Steel Ltd | 副生炭成形物の製造方法 |
CN105861090A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-17 | 神华集团有限责任公司 | 一种煤粉成型装置及成型方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2543648B2 (ja) | 1996-10-16 |
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