JPH05331112A - α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 - Google Patents
α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法Info
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- JPH05331112A JPH05331112A JP4136806A JP13680692A JPH05331112A JP H05331112 A JPH05331112 A JP H05331112A JP 4136806 A JP4136806 A JP 4136806A JP 13680692 A JP13680692 A JP 13680692A JP H05331112 A JPH05331112 A JP H05331112A
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- Japan
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- aminophenyl
- ethylamine
- nitroacetophenone
- catalyst
- acid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 高純度のα−(アミノフェニル)エチルアミ
ンを高収率で得る方法を提供する。 【構成】 一般式Iのニトロアセトフェノンオキシムを
有機酸の存在下に、接触還元することを特徴とする一般
式IIのα−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方
法。 (ニトロ基はo−位、m−位またはp−位である)
ンを高収率で得る方法を提供する。 【構成】 一般式Iのニトロアセトフェノンオキシムを
有機酸の存在下に、接触還元することを特徴とする一般
式IIのα−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方
法。 (ニトロ基はo−位、m−位またはp−位である)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−(アミノフェニ
ル)エチルアミンの製造方法に関し、特に、工業的に実
施するうえで極めて有利な方法を提供するものである。
ル)エチルアミンの製造方法に関し、特に、工業的に実
施するうえで極めて有利な方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】α−(アミノフェニル)エチルアミン
は、エポキシ樹脂の硬化剤、ポリウレタン樹脂またはポ
リウレア樹脂の硬化剤として特徴ある性能が期待され
る。また、ポリアミド、ポリイミドの原料およびこれを
ホスゲン化することにより、アミノ基がイソシアナート
基に変換したジイソシアナートを提供することができ
る。そのうえ、α−(アミノフェニル)エチルアミンの
有する二個のアミノ基は、一つはベンゼン環に直結し、
他はメチル基でヒンダートされた形で二級炭素について
いるため、両者が異なる性質を示し、それにより、この
化合物およびこれから誘導されるジイソシアナートが特
徴ある性能を持つことが期待される。
は、エポキシ樹脂の硬化剤、ポリウレタン樹脂またはポ
リウレア樹脂の硬化剤として特徴ある性能が期待され
る。また、ポリアミド、ポリイミドの原料およびこれを
ホスゲン化することにより、アミノ基がイソシアナート
基に変換したジイソシアナートを提供することができ
る。そのうえ、α−(アミノフェニル)エチルアミンの
有する二個のアミノ基は、一つはベンゼン環に直結し、
他はメチル基でヒンダートされた形で二級炭素について
いるため、両者が異なる性質を示し、それにより、この
化合物およびこれから誘導されるジイソシアナートが特
徴ある性能を持つことが期待される。
【0003】α−(アミノフェニル)エチルアミンを製
造する方法としては、m−ニトロアセトフェノンを出発
物質として、触媒およびアンモニアの存在下で接触水素
化反応を行うことにより、一段階でジアミンを得る方法
がある(特開平2−145548号公報)。しかしなが
ら、この方法は、一段階反応である点では有利である
が、アンモニアや触媒の使用量が多いうえに、下記式
(III)(化3)で表されるα−(アミノフェニル)エチ
ルアルコールが多く副生するという欠点があった。
造する方法としては、m−ニトロアセトフェノンを出発
物質として、触媒およびアンモニアの存在下で接触水素
化反応を行うことにより、一段階でジアミンを得る方法
がある(特開平2−145548号公報)。しかしなが
ら、この方法は、一段階反応である点では有利である
が、アンモニアや触媒の使用量が多いうえに、下記式
(III)(化3)で表されるα−(アミノフェニル)エチ
ルアルコールが多く副生するという欠点があった。
【化3】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明者らは、m−ニトロアセトフェノンを出発物
質として、パラジウム、ロジウム、白金等の貴金属触媒
の存在下に接触水素化反応を行い、m−アミノアセトフ
ェノンとした後、反応液からこれらの触媒を取り除い
て、ラネーニッケル、ラネーコバルト、ニッケル−ケイ
ソウ土等の触媒、弱酸または弱酸のアンモニウム塩等の
アルコール化抑制剤及びアンモニアの存在下で、還元ア
ミノ化反応を行って、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンを製造する方法を先に提案した(特開平3−937
49号公報)。しかしながら、この方法では、α−(ア
ミノフェニル)エチルアルコールの副生は抑制されるも
のの、オートクレーブ中で高圧接触還元を行うため、装
置が高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
る)本発明者らは、m−ニトロアセトフェノンを出発物
質として、パラジウム、ロジウム、白金等の貴金属触媒
の存在下に接触水素化反応を行い、m−アミノアセトフ
ェノンとした後、反応液からこれらの触媒を取り除い
て、ラネーニッケル、ラネーコバルト、ニッケル−ケイ
ソウ土等の触媒、弱酸または弱酸のアンモニウム塩等の
アルコール化抑制剤及びアンモニアの存在下で、還元ア
ミノ化反応を行って、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンを製造する方法を先に提案した(特開平3−937
49号公報)。しかしながら、この方法では、α−(ア
ミノフェニル)エチルアルコールの副生は抑制されるも
のの、オートクレーブ中で高圧接触還元を行うため、装
置が高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
【0004】また、ニトロアセトフェノンからオキシム
を合成し、これをラネーニッケル触媒およびアンモニア
の存在下、接触水素化反応を行いα−(アミノフェニ
ル)エチルアミンを製造する方法が出願されている(Ge
r.(East)83573)。しかし、この方法では、130Kg/cm
2と非常に高い圧力で反応を行っており、しかも装置が
高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
を合成し、これをラネーニッケル触媒およびアンモニア
の存在下、接触水素化反応を行いα−(アミノフェニ
ル)エチルアミンを製造する方法が出願されている(Ge
r.(East)83573)。しかし、この方法では、130Kg/cm
2と非常に高い圧力で反応を行っており、しかも装置が
高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような欠点を克服し、高収率で、しかも高純度のα−
(アミノフェニル)エチルアミンを得る製造方法を提供
することである。
のような欠点を克服し、高収率で、しかも高純度のα−
(アミノフェニル)エチルアミンを得る製造方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく、鋭意検討した結果、ニトロアセトフェ
ノンから容易に製造できる、ニトロアセトフェノンオキ
シムを原料とし、これを比較的安価な有機酸の存在下、
還元触媒を用いて接触還元することにより、高収率で、
高純度のα−(アミノフェニル)エチルアミンを製造す
ることができることを見い出し、本発明を完成するに到
った。すなわち、本発明は、一般式(I)(化4)
的を達成すべく、鋭意検討した結果、ニトロアセトフェ
ノンから容易に製造できる、ニトロアセトフェノンオキ
シムを原料とし、これを比較的安価な有機酸の存在下、
還元触媒を用いて接触還元することにより、高収率で、
高純度のα−(アミノフェニル)エチルアミンを製造す
ることができることを見い出し、本発明を完成するに到
った。すなわち、本発明は、一般式(I)(化4)
【0007】
【化4】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを有機酸
の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化5)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法に関するものである。
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを有機酸
の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化5)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法に関するものである。
【0008】
【化5】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、有機酸の存在
下、接触還元を行い、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンの有機酸塩として安定な形で生成物を得ることがで
きる。本発明では、還元時に生成するアミン、イミン類
等の各種中間体を有機酸塩として安定化させることによ
り、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基のア
ミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基への
還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノフェ
ニル)エチルアミンが高収率で製造できる。
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、有機酸の存在
下、接触還元を行い、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンの有機酸塩として安定な形で生成物を得ることがで
きる。本発明では、還元時に生成するアミン、イミン類
等の各種中間体を有機酸塩として安定化させることによ
り、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基のア
ミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基への
還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノフェ
ニル)エチルアミンが高収率で製造できる。
【0009】本発明において使用される一般式(I)で
表されるニトロアセトフェノンオキシムは、o−ニトロ
アセトフェノンオキシム、m−ニトロアセトフェノンオ
キシム、p−ニトロアセトフェノンオキシムであり、こ
れらは単独又は、二種類以上混合して用いても良い。ニ
トロアセトフェノンオキシムは、対応するニトロアセト
フェノンを工業的に安価なヒドロキシアミンと反応させ
ることにより容易に製造することができる。
表されるニトロアセトフェノンオキシムは、o−ニトロ
アセトフェノンオキシム、m−ニトロアセトフェノンオ
キシム、p−ニトロアセトフェノンオキシムであり、こ
れらは単独又は、二種類以上混合して用いても良い。ニ
トロアセトフェノンオキシムは、対応するニトロアセト
フェノンを工業的に安価なヒドロキシアミンと反応させ
ることにより容易に製造することができる。
【0010】次に本発明で使用する有機酸としては、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、マレイン酸等の脂肪族モノ・ジカルボン酸類、安息
香酸、フタル酸等の芳香族カルボン酸類、p−トルエン
スルホン酸、ベンゼンスルフィン酸等のスルホン酸およ
びスルフィン酸類が挙げられる。工業的には酢酸が好ま
しく用いられる。これらは、単独で用いても、また二種
類以上併用しても何ら差し支えない。また、上記にあげ
た有機酸のうち、カルボン酸類の一部は無水物としても
使用される。これらの有機酸の使用量は、原料のニトロ
アセトフェノンに対して0.2当量以上用い、好ましく
は1〜3当量の範囲で使用するのが適当である。有機酸
は原料とともに溶剤に溶解、もしくは懸濁させた状態で
使用されるのが好ましい。
酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、マレイン酸等の脂肪族モノ・ジカルボン酸類、安息
香酸、フタル酸等の芳香族カルボン酸類、p−トルエン
スルホン酸、ベンゼンスルフィン酸等のスルホン酸およ
びスルフィン酸類が挙げられる。工業的には酢酸が好ま
しく用いられる。これらは、単独で用いても、また二種
類以上併用しても何ら差し支えない。また、上記にあげ
た有機酸のうち、カルボン酸類の一部は無水物としても
使用される。これらの有機酸の使用量は、原料のニトロ
アセトフェノンに対して0.2当量以上用い、好ましく
は1〜3当量の範囲で使用するのが適当である。有機酸
は原料とともに溶剤に溶解、もしくは懸濁させた状態で
使用されるのが好ましい。
【0011】本発明で使用される有機溶媒としては、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジグライム、テトラグライム、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のアルコール類、グ
リコール類、エーテル類が好ましいが、場合によって
は、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ジクロロメタン、クロロホル
ム、1,1,2−トリクロロエタン等の脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、エステル類、ハロゲン化炭化水
素類も使用することができる。これらの有機溶媒は単独
で用いても、二種類以上混合して用いてもよく、また、
含水溶剤を使用してもよい。溶剤の使用量は、特に限定
されないが、通常、原料に対して1〜15重量倍で十分
である。
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジグライム、テトラグライム、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のアルコール類、グ
リコール類、エーテル類が好ましいが、場合によって
は、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ジクロロメタン、クロロホル
ム、1,1,2−トリクロロエタン等の脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、エステル類、ハロゲン化炭化水
素類も使用することができる。これらの有機溶媒は単独
で用いても、二種類以上混合して用いてもよく、また、
含水溶剤を使用してもよい。溶剤の使用量は、特に限定
されないが、通常、原料に対して1〜15重量倍で十分
である。
【0012】本発明において使用される還元触媒として
は、一般に使用されている還元触媒、例えば、ニッケ
ル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバル
ト、銅等が挙げられる。工業的には、ラネーニッケル触
媒およびパラジウム触媒を使用するのが好ましい。これ
らの触媒は、金属の状態でも使用することができるが、
通常はカーボン、硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ
等の単体表面に付着させて用いられる。さらに、ニッケ
ル、コバルト、銅等はラネー触媒としても用いられる。
触媒の使用量は、原料のニトロアセトフェノンオキシム
に対して、金属として0.01〜30重量%の範囲であり、
通常、ラネー触媒として用いる場合は2〜20重量%、
単体に付着させる場合では0.05〜5重量%の範囲であ
る。また、本発明の方法においては、触媒は回収後、繰
り返し使用が可能であり、経済的にも極めて有利であ
る。
は、一般に使用されている還元触媒、例えば、ニッケ
ル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバル
ト、銅等が挙げられる。工業的には、ラネーニッケル触
媒およびパラジウム触媒を使用するのが好ましい。これ
らの触媒は、金属の状態でも使用することができるが、
通常はカーボン、硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ
等の単体表面に付着させて用いられる。さらに、ニッケ
ル、コバルト、銅等はラネー触媒としても用いられる。
触媒の使用量は、原料のニトロアセトフェノンオキシム
に対して、金属として0.01〜30重量%の範囲であり、
通常、ラネー触媒として用いる場合は2〜20重量%、
単体に付着させる場合では0.05〜5重量%の範囲であ
る。また、本発明の方法においては、触媒は回収後、繰
り返し使用が可能であり、経済的にも極めて有利であ
る。
【0013】本発明の接触還元の一般的な実施態様とし
ては、原料および鉱酸を溶剤に溶解もしくは懸濁させた
状態下に触媒を加え、所定の温度で水素を圧入等の方法
で導入して、吸収が停止するまで反応させる。反応温度
は特に制限はなく、一般的には、0〜150℃の範囲、
特に、10〜80℃が望ましい。また、反応圧力は通
常、常圧〜50Kg/cm2・G でよい。反応終了後、反応生
成物が、溶解状態にある場合は、濾過して触媒を除き、
苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア、トリエチルアミン
等で中和処理した後、減圧下に蒸留精製して高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。また、反応生成物が、析出状態にある場合は、濾過
して鉱酸塩として単離精製した後中和して、高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。
ては、原料および鉱酸を溶剤に溶解もしくは懸濁させた
状態下に触媒を加え、所定の温度で水素を圧入等の方法
で導入して、吸収が停止するまで反応させる。反応温度
は特に制限はなく、一般的には、0〜150℃の範囲、
特に、10〜80℃が望ましい。また、反応圧力は通
常、常圧〜50Kg/cm2・G でよい。反応終了後、反応生
成物が、溶解状態にある場合は、濾過して触媒を除き、
苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア、トリエチルアミン
等で中和処理した後、減圧下に蒸留精製して高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。また、反応生成物が、析出状態にある場合は、濾過
して鉱酸塩として単離精製した後中和して、高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。 実施例1 50℃の温水5リットルに、m−ニトロアセトフェノン
495.5g(3モル)を加え、次に、撹伴しながら5
0%ヒドロキシアミン水溶液(日進化工社品)218g
(3.3モル)を滴下した。同温度で3時間撹伴した
後、室温まで冷却して濾過し、水洗、乾燥によりm−ニ
トロアセトフェノンオキシム530gを得た(収率9
8.1%)。融点129〜130℃。このm−ニトロア
セトフェノンオキシム18.0g(0.1モル)とプロ
ピオン酸7.4g(0.1モル)、ラネーニッケル触媒
1gおよびメタノール50mlをオートクレーブに装入
し、激しく撹伴しながら温度20〜25℃、水素圧20
〜30Kg/cm2・G に保って5時間反応させた。反応終了
後、冷却して濾過して触媒を除いた後、苛性ソーダ4g
(0.1モル)を加え蒸留したところ、ガスクロマトグ
ラフィーによる純度が99%のα−(3−アミノフェニ
ル)エチルアミン11.2g(82.2%)を得た。
説明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。 実施例1 50℃の温水5リットルに、m−ニトロアセトフェノン
495.5g(3モル)を加え、次に、撹伴しながら5
0%ヒドロキシアミン水溶液(日進化工社品)218g
(3.3モル)を滴下した。同温度で3時間撹伴した
後、室温まで冷却して濾過し、水洗、乾燥によりm−ニ
トロアセトフェノンオキシム530gを得た(収率9
8.1%)。融点129〜130℃。このm−ニトロア
セトフェノンオキシム18.0g(0.1モル)とプロ
ピオン酸7.4g(0.1モル)、ラネーニッケル触媒
1gおよびメタノール50mlをオートクレーブに装入
し、激しく撹伴しながら温度20〜25℃、水素圧20
〜30Kg/cm2・G に保って5時間反応させた。反応終了
後、冷却して濾過して触媒を除いた後、苛性ソーダ4g
(0.1モル)を加え蒸留したところ、ガスクロマトグ
ラフィーによる純度が99%のα−(3−アミノフェニ
ル)エチルアミン11.2g(82.2%)を得た。
【0015】実施例2 実施例1で得られたm−ニトロアセトフェノンオキシム
18.0g(0.1モル)、氷酢酸7.2g(0.12
モル)、酢酸エチル50mlおよび5%Pd−C触媒
0.5gをガラス製密閉容器に装入し、水素を導入しな
がら激しく撹伴し、温度30℃で15時間反応させた。
反応終了後、濾過して触媒を除き、濃アンモニア水9.
1g(0.15モル)を加え、十分撹伴して静置すると
二層に分離した。下層を抜き取り、上層を蒸留するとガ
スクロマトグラフィーによる純度が99%のα−(3−
アミノフェニル)エチルアミン10.9gが得られた。
(収率80%)。
18.0g(0.1モル)、氷酢酸7.2g(0.12
モル)、酢酸エチル50mlおよび5%Pd−C触媒
0.5gをガラス製密閉容器に装入し、水素を導入しな
がら激しく撹伴し、温度30℃で15時間反応させた。
反応終了後、濾過して触媒を除き、濃アンモニア水9.
1g(0.15モル)を加え、十分撹伴して静置すると
二層に分離した。下層を抜き取り、上層を蒸留するとガ
スクロマトグラフィーによる純度が99%のα−(3−
アミノフェニル)エチルアミン10.9gが得られた。
(収率80%)。
【0016】実施例3 溶媒にイソプロパノールを用いた以外は実施例2と同様
の操作で反応を行った。反応終了後、濾過して触媒を除
いた後、減圧濃縮して大部分のイソプロパノールを留去
させたところ黄色粘調な液体が得られた。これを放置す
ると結晶化したので濾過し、イソプロパノールで洗浄
後、乾燥して白色針状晶のα−(3−アミノフェニル)
エチルアミン酢酸塩17.2g(収率67.1%)を得
た。 実施例4 実施例1で得たm−ニトロアセトフェノンオキシム1
8.0g(0.1モル)、p−トルエンスルホン酸9.
5g(0.05モル)、10%Pt−C触媒0.5gおよ
びジオキサン75mlをガラス製密閉容器に装入し、水
素を導入しながら激しく撹伴した。温度30〜40℃で
9時間反応させた。ついで、濾過して触媒を除き35%
苛性ソーダ水溶液35g(0.3モル)を加えた。撹伴
後、静置すると二層に分離したので、下層を抜き取り、
上層を蒸留するとガスクロマトグラフィーによる純度が
99%のα−(3−アミノフェニル)エチルアミン9.
3g(収率68.3%)を得た。
の操作で反応を行った。反応終了後、濾過して触媒を除
いた後、減圧濃縮して大部分のイソプロパノールを留去
させたところ黄色粘調な液体が得られた。これを放置す
ると結晶化したので濾過し、イソプロパノールで洗浄
後、乾燥して白色針状晶のα−(3−アミノフェニル)
エチルアミン酢酸塩17.2g(収率67.1%)を得
た。 実施例4 実施例1で得たm−ニトロアセトフェノンオキシム1
8.0g(0.1モル)、p−トルエンスルホン酸9.
5g(0.05モル)、10%Pt−C触媒0.5gおよ
びジオキサン75mlをガラス製密閉容器に装入し、水
素を導入しながら激しく撹伴した。温度30〜40℃で
9時間反応させた。ついで、濾過して触媒を除き35%
苛性ソーダ水溶液35g(0.3モル)を加えた。撹伴
後、静置すると二層に分離したので、下層を抜き取り、
上層を蒸留するとガスクロマトグラフィーによる純度が
99%のα−(3−アミノフェニル)エチルアミン9.
3g(収率68.3%)を得た。
【0017】実施例5 有機酸としてシュウ酸を用いた以外は実施例1と全く同
様に還元反応を行って、α−(3−アミノフェニル)エ
チルアミンを収率84%で得た。 実施例6 メタノール1350mlにp−ニトロアセトフェノン4
95.5g(3モル)を溶解させる。つぎに、反応温度
を30℃に保ちながら、塩酸ヒドロキシアミン241g
(3.3モル)と水300ml水溶液を30分かけて滴
下した。ひきつづき、同温度で2時間撹伴した後、水2
000mlで希釈した。析出した白色結晶を濾過、水洗
して乾燥したところ514gのp−ニトロアセトフェノ
ンオキシムを得た(収率95.1%)。このp−ニトロ
アセトフェノンオキシム18.0g(0.1 モル)、安息
香酸14.7g(0.12モル)、5%Pd−C触媒0.2
gおよびメタノール150mlをガラス製密封容器に装
入し、激しく撹伴しながら、水素を導入した。反応温度
を30〜40℃に保ちながら12時間つづけた。次に、
この反応液を濾過して触媒を除いた後、減圧濃縮してメ
タノールを留去させたところ黄色粘調な液体が得られ
た。これに25%苛性ソーダ水溶液32g(0.2モ
ル)を加え、中和すると溶液は2層に分離した。下層の
無色透明な安息香酸ナトリウム水溶液を抜き取ると褐色
油状の粗α−(4−アミノフェニル)エチルアミンが得
られた。この褐色油状の粗α−(4−アミノフェニル)
エチルアミンを真空蒸留して留分11.3gを得た(収
率83%)。ガスクロマトグラフィーによる純度は99
%であった。
様に還元反応を行って、α−(3−アミノフェニル)エ
チルアミンを収率84%で得た。 実施例6 メタノール1350mlにp−ニトロアセトフェノン4
95.5g(3モル)を溶解させる。つぎに、反応温度
を30℃に保ちながら、塩酸ヒドロキシアミン241g
(3.3モル)と水300ml水溶液を30分かけて滴
下した。ひきつづき、同温度で2時間撹伴した後、水2
000mlで希釈した。析出した白色結晶を濾過、水洗
して乾燥したところ514gのp−ニトロアセトフェノ
ンオキシムを得た(収率95.1%)。このp−ニトロ
アセトフェノンオキシム18.0g(0.1 モル)、安息
香酸14.7g(0.12モル)、5%Pd−C触媒0.2
gおよびメタノール150mlをガラス製密封容器に装
入し、激しく撹伴しながら、水素を導入した。反応温度
を30〜40℃に保ちながら12時間つづけた。次に、
この反応液を濾過して触媒を除いた後、減圧濃縮してメ
タノールを留去させたところ黄色粘調な液体が得られ
た。これに25%苛性ソーダ水溶液32g(0.2モ
ル)を加え、中和すると溶液は2層に分離した。下層の
無色透明な安息香酸ナトリウム水溶液を抜き取ると褐色
油状の粗α−(4−アミノフェニル)エチルアミンが得
られた。この褐色油状の粗α−(4−アミノフェニル)
エチルアミンを真空蒸留して留分11.3gを得た(収
率83%)。ガスクロマトグラフィーによる純度は99
%であった。
【0018】実施例7 安息香酸の代わりに、コハク酸7.1g(0.06モル)に
代えた以外は実施例6と同様の操作で反応を行いα−
(4−アミノフェニル)エチルアミン11.7gを得た
(収率86%)。 実施例8 メタノール150mlにo−ニトロアセトフェノン5
7.8g(0.35モル)を溶解させ、次に、温度を3
0℃に保ちながら塩酸ヒドロキシアミン27.8g
(0.38モル)と水35mlの水溶液を30分かけて
適下した。ひきつづき同温度で2時間撹伴した後、水3
00mlで希釈した。析出した白色結晶を濾過、水洗し
て乾燥したところ56.8gのo−ニトロアセトフェノ
ンオキシム(収率90%)得た。このo−ニトロアセト
フェノンオキシム18.0g(0.1モル)を5%Pd
−C触媒0.83g、氷酢酸12g(0.2モル)およ
びテトラヒドロフラン100mlとともにガラス製密閉容
器に装入した。次に、激しく撹伴しながら水素を導入し
て、温度25〜35℃で8時間反応を行った。反応終了
後、内容物を濾過して触媒を除き、これに苛性ソーダ8
g(0.2モル)を加え蒸留したところガスクロマトグ
ラフィーによる純度99%のα−(2−アミノフェニ
ル)エチルアミン10.8gを得た。収率79%、沸点
90〜92℃/1mmHg。
代えた以外は実施例6と同様の操作で反応を行いα−
(4−アミノフェニル)エチルアミン11.7gを得た
(収率86%)。 実施例8 メタノール150mlにo−ニトロアセトフェノン5
7.8g(0.35モル)を溶解させ、次に、温度を3
0℃に保ちながら塩酸ヒドロキシアミン27.8g
(0.38モル)と水35mlの水溶液を30分かけて
適下した。ひきつづき同温度で2時間撹伴した後、水3
00mlで希釈した。析出した白色結晶を濾過、水洗し
て乾燥したところ56.8gのo−ニトロアセトフェノ
ンオキシム(収率90%)得た。このo−ニトロアセト
フェノンオキシム18.0g(0.1モル)を5%Pd
−C触媒0.83g、氷酢酸12g(0.2モル)およ
びテトラヒドロフラン100mlとともにガラス製密閉容
器に装入した。次に、激しく撹伴しながら水素を導入し
て、温度25〜35℃で8時間反応を行った。反応終了
後、内容物を濾過して触媒を除き、これに苛性ソーダ8
g(0.2モル)を加え蒸留したところガスクロマトグ
ラフィーによる純度99%のα−(2−アミノフェニ
ル)エチルアミン10.8gを得た。収率79%、沸点
90〜92℃/1mmHg。
【0019】比較例1 プロピオン酸を使用しない以外は、実施例1と同様の操
作で反応を行いα−(3−アミノフェニル)エチルアミ
ンを収率38.3%で得た。
作で反応を行いα−(3−アミノフェニル)エチルアミ
ンを収率38.3%で得た。
【0020】
【発明の効果】本発明の製造方法は、ニトロアセトフェ
ノンから容易に製造できるニトロアセトフェノンオキシ
ムを原料とし、これを比較的安価な有機酸の存在下、還
元触媒を用いて接触還元し、目的物を有機酸塩として安
定な形で得、しかも容易に単離でき、高収率、高純度で
製造できる、極めて簡便で有用なα−(アミノフェニ
ル)エチルアミンの製造方法である。
ノンから容易に製造できるニトロアセトフェノンオキシ
ムを原料とし、これを比較的安価な有機酸の存在下、還
元触媒を用いて接触還元し、目的物を有機酸塩として安
定な形で得、しかも容易に単離でき、高収率、高純度で
製造できる、極めて簡便で有用なα−(アミノフェニ
ル)エチルアミンの製造方法である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを有機酸
の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化2)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法。
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを有機酸
の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化2)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法。
【化2】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)
る)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【化5】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、有機酸の存在
下、接触還元を行い、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンの有機酸塩として安定な形で生成物を得ることがで
きる。本発明では、還元時に生成するアミン、イミン類
等の各種中間体を有機酸塩として安定化させることによ
り、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基のア
ミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基への
還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノフェ
ニル)エチルアミンが高収率で製造できる。
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、有機酸の存在
下、接触還元を行い、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンの有機酸塩として安定な形で生成物を得ることがで
きる。本発明では、還元時に生成するアミン、イミン類
等の各種中間体を有機酸塩として安定化させることによ
り、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基のア
ミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基への
還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノフェ
ニル)エチルアミンが高収率で製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷山 龍二 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I)(化1) 【化1】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを有機酸
の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化2)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法。 【化2】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4136806A JPH05331112A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4136806A JPH05331112A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331112A true JPH05331112A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15183951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4136806A Pending JPH05331112A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331112A (ja) |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4136806A patent/JPH05331112A/ja active Pending
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