JP3150436B2 - α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミンとα−(p−ニトロフェニル)アルキルアミンの分離方法、およびこれを用いたα−(m−アミノフェニル)アルキルアミンおよびα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン類の製造方法 - Google Patents

α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミンとα−(p−ニトロフェニル)アルキルアミンの分離方法、およびこれを用いたα−(m−アミノフェニル)アルキルアミンおよびα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン類の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−フェニルアルキル
アミン類をニトロ化して得られるα−(ニトロフェニ
ル)アルキルアミンの少なくともm−体とp−体を含む
混合物から、両者を硫酸塩としてそれぞれ分離する方法
に関する。さらに、分離して得られたm−体またはp−
体を接触還元して、α−(m−アミノフェニル)アルキ
ルアミンおよびα−(p−アミノフェニル)アルキルア
ミン類を製造する方法に関する。
【0002】α−(ニトロフェニル)アルキルアミン
は、ジアミン類の前駆体として有用な中間体であるばか
りでなく、これを接触還元して得られたジアミン類は、
例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、
ビスマレイミド、ジイソシアネートまたはエポキシ樹脂
硬化剤等の出発原料として有用な化合物である。
【0003】
【従来の技術】近年、高機能性高分子材料の開発研究は
ますます活発になり、それに伴い反応性の高い官能基を
有する中間体の合成が求められている。特に、高機能性
高分子材料の中で、ポリイミド、ポリアミド等は耐熱
性、寸法安定性に優れており、広い分野に広く用いられ
ることが期待されている。
【0004】本発明者らは、先に提案した特開昭61−
10539号公報に、アミノベンジルアミン類の製造方
法を報告している。この方法は、ベンジルアミンをニト
ロ化して得られる異性体を含むニトロベンジルアミン混
合物の鉱酸塩を用いたアミノベンジルアミン混合物の製
造方法である。また、特開平3−200748号公報で
は、アルキルジアミン類の製造方法を提案している。こ
の方法も、DL−α−フェニルアルキルアミン類をニト
ロ化して得られる、異性体を含むDL−α−ニトロフェ
ニルアルキルアミン類又はその鉱酸塩を用いた製造方法
である。このように公知技術の製造方法は、ニトロ化で
生成するオルソ−、メタ−、パラ−異性体混合物を用い
てジアミン類を得ている。さらに、上記のような異性体
(m:p=1:1)を含む混合物中より、任意のニトロ
化物を単離することは、非常に困難であった。
【0005】一方、ベンジルアミンを直接ニトロ化して
m−ニトロベンジルアミンを製造する方法(ジャーナ
ル,ケミカル,ソサイティー,1811(1925))
も知られている。この方法は、95%硝酸中にベンジル
アミンを−10℃下で2時間要して挿入した後、同温度
でさらに1時間反応させた後氷水に排出し、析出する結
晶を暫く放置したのち濾過することによって、m−ニト
ロベンジルアミン硝酸塩を得ている(収率記載なし)。
さらに、濾液中に含まれるm−ニトロベンジルアミンを
除去したのち、p−体は一度アセチル化等を行っての
み、目的物を得ている。このように、従来α−フェニル
アルキルアミン類を直接ニトロ化して異性体を含む混合
物中より、m−体、p−体とを効率良く分離する方法は
知られていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記課
題を解決するため、鋭意検討した結果、α−フェニルア
ルキルアミン類をニトロ化して得られる、α−(ニトロ
フェニル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp−
体を含む混合物の硫酸濃度を70〜30%に調整するこ
とによって、m−ニトロ体の硫酸塩とp−ニトロ体の硫
酸塩との溶解度の差により、p−ニトロ体がm−ニトロ
体に比べ難溶な塩として優先的に晶析することを利用
し、α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミンとα−
(p−ニトロフェニル)アルキルアミン類を分離できる
ことがわかった。さらに、それらの硫酸塩を塩のまま、
又は塩を中和した後、それぞれ接触還元することによ
り、容易にα−(m−アミノフェニル)アルキルアミン
とα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン類が得ら
れることを見出し、本発明を完成させるに到った。
【0007】すなわち、本発明は、 一般式(1)(化4)
【0008】
【化4】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜5の低級アルキ
ル基を表し、フェニル基のニトロ基は、m−位、または
p−位に位置することを表す。)で表されるα−(ニト
ロフェニル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp
−体を含む混合物から、該m−体とp−体を分離する方
法において、両者を硫酸塩とした後、p−体を優先的に
晶析させて分離するp−体とm−体の分離方法、 p−体を分離して得られたm−体を主として含有する
母液から、さらにm−体を硫酸塩として晶析させて分離
する方法、 上記の混合物の硫酸濃度、またはの母液の硫酸濃
度を70〜30wt%に調整して分離するp−体とm−
体の分離方法、 上記の方法で、α−(ニトロフェニル)アルキルア
ミン類の少なくともm−体とp−体を含む混合物が、下
記一般式(2)(化5)で表されるα−フェニルアルキ
ルアミン類をニトロ化して得られたものである方法、
【0009】
【化5】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜5の低級アルキ
ル基を表す。) 上記〜の方法で分離して得られたα−(m−ニト
ロフェニル)アルキルアミンまたはα−(p−ニトロフ
ェニル)アルキルアミン類またはそれらの硫酸塩を、格
別に接触還元することを特徴とする一般式(3)(化
6)で表されるα−(m−アミノフェニル)アルキルア
ミンまたはα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン
類の製造方法に関するものである。
【0010】
【化6】 (式中、Rは一般式(1)と同じ意味を表し、フェニル
基のアミノ基は、m−位、またはp−位に位置すること
を表す。)本発明のα−(ニトロフェニル)アルキルア
ミン類の少なくともm−体とp−体を含む混合物の分離
方法において、該混合物の硫酸濃度を70〜30wt%
に調整して、p−体とm−体の硫酸塩の溶解性の差によ
り、p−体を優先的に晶析させてp−体とm−体を分離
する。硫酸濃度の調整については、該混合物はα−フェ
ニルアルキルアミン類をニトロ化して得られたやや粘稠
な溶液となっており、これに水を加えて調整するか、又
は、これを水に排出して調整する。ここで、硫酸濃度が
70%以上では、p−体の分離収率が低下し、また、3
0%以下では、容積効率が低下するばかりでなく、無機
塩の添加量も増加し経済的に好ましくない。硫酸濃度を
調整した溶液を、さらに40℃以下の温度で冷却すると
共に、数時間撹拌することにより、p−ニトロ体の硫酸
塩とm−ニトロ体の硫酸塩では、その溶解性の差によ
り、p−ニトロ体がm−ニトロ体に比べ難溶な塩として
優先的に晶析する。
【0011】本発明の分離方法において、硫酸濃度の調
整の際に無機塩を添加し、塩析することによって硫酸塩
の回収率を向上させることができる。添加する無機塩と
しては、例えば、食塩、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸マグネシウム等が用いら
れる。また、これらの無機塩の使用量は、混合物の硫酸
濃度を調整する際に使用する水に対して10〜25重量
部使用すればよい。本発明の方法は、上記の無機塩を添
加する代わりに、用いた硫酸の一部をアルカリで中和
し、生成する無機塩で晶析させることもできる。この場
合、用いた硫酸の20〜40重量%を中和すれば良い。
40重量%を越えても単離に問題はないが、無機塩の混
入量が増加してくる。
【0012】上記の如く晶析したp−体を濾過して分離
した後、濾液(母液)を一部中和ないし、塩析すること
によってm−体を硫酸塩として晶析させ、m−体を分離
することができる。
【0013】本発明の方法において、α−(ニトロフェ
ニル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp−体を
含む混合物は、一般式(2)で表されるα−フェニルア
ルキルアミン類をニトロ化して得られるが、該α−フェ
ニルアルキルアミン類のうちベンジルアミンは、例え
ば、ベンズアルデヒドをアルコール中、アンモニア存在
下にラネーニッケルで接触還元する方法により収率良く
製造される(実験化学講座,Vol,20,460.ジ
ャーナル,アメリカン,ケミカル、ソサイティー(J,
Am,Chem,Soc)61,3566(193
9))。また、α−フェニルアルキルアミン類として
は、α−フェニルエチルアミン、α−フェニルプロピル
アミン、α−フェニルブチルアミン、α−フェニルペン
チルアミン、α−フェニルヘキシルアミン等が挙げられ
る。これらは、例えば、アルキルフェニルケトン類のカ
ルボニル基を、アンモニアの存在下に還元アミノ化する
ことによって製造することができる(特願昭53−95
63号、ケミカル,アンド,ファルマセティカル,ブル
テン(Chem,Pharm,BULL,Vol,11
3,277(1963))。
【0014】本発明のニトロ化において用いられる硫酸
の使用量は、原料のα−フェニルアルキルアミンに対し
て、1〜8倍量使用される。使用量が8倍量を越えても
反応には問題ないが、容積効率が低下するばかりでな
く、廃酸処理費等の点で経済的に好ましくない。好まし
くは2〜4倍量の範囲である。また、本発明のニトロ化
において用いられる硝酸量は、α−フェニルアルキルア
ミン1当量に対して、0.95〜1.2当量の範囲で使
用される。1.2当量を越えても反応に問題はないが、
廃酸処理費等の点で好ましくない。この際に用いられる
硝酸の濃度は60〜98%の範囲のものが使用できる。
【0015】本発明のニトロ化反応に際しては、不活性
な有機溶媒も併用することができる。有機溶媒を併用す
ることによって、硫酸量を低減することができる。例え
ば、塩化エチレンを用いた場合、当初α−フェニルアル
キルアミン類は有機溶媒に溶解するが、硫酸と接触して
α−フェニルアルキルアミン類は硫酸塩を形成し硫酸層
に移行する。反応後は二層になっているため、静置後、
下層の硫酸層を氷水に排出しれば良い。また、上層の塩
化エチレンはそのまま回収、循環使用することができ
る。
【0016】併用可能な有機溶媒としては、具体的に
は、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、1,1−ジクロロエタン、塩化エチレン、1,1,
1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタ
ン、1,1,1,2−テトラクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類が用いられる。上記のような有機溶媒を併
用する場合、原料のα−フェニルアルキルアミンに対し
て1〜9倍量の範囲で使用される。
【0017】本発明において、ニトロ化の反応温度は−
20〜25℃の範囲で行い、好ましくは、−10〜15
℃の範囲で実施される。−20℃以下では反応に問題は
ないものの、冷却設備等の効率の良い装置が必要にな
る。また、25℃以上の温度ではニトロ化物の酸化に伴
い副生物が増加する傾向がある。反応時間は、硫酸量お
よび硫酸濃度によって左右されるが、1〜8時間程度の
範囲であり、概ね2〜5時間程度あれば充分である。
【0018】本発明のニトロ化反応の一般的な実施態様
としては、例えば、α−フェニルアルキルアミン類を冷
却した後、混酸を装入するか、あるいは、硫酸にα−フ
ェニルアルキルアミン類を装入した後、25℃以下で混
酸または硝酸を滴下する等のいずれの方法を用いても良
い。
【0019】上記ニトロ化反応で得られたα−(ニトロ
フェニル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp−
体を含む混合物から、本発明の方法によりm−体とp−
体を硫酸塩として分離したものを、格別に、還元または
塩を中和した後還元する方法により、一般式(3)で表
されるα−(m−アミノフェニル)アルキルアミンまた
はα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン類を製造
することができる。還元方法は特に制限はなく、通常、
ニトロ基をアミノ基に還元する方法を適用できるが、工
業的には接触還元が好ましい。
【0020】接触還元の場合、使用される還元触媒とし
ては、一般に接触還元に用いられている金属触媒、例え
ば、ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウ
ム、コバルト、銅などを使用することができる。工業的
にはパラジウム触媒を使用するのが好ましい。これらの
触媒は、金属の状態でも使用されるが、通常はカーボ
ン、硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトな
どの単体表面に担持させて用いたり、また、ニッケル、
コバルト、銅などのラネー触媒としても用いられる。
【0021】本発明の方法で用いられる触媒の使用量
は、特に制限はないが、原料のα−(ニトロフェニル)
アルキルアミン類のm−体またはp−体に対して、金属
として0.01〜10重量%の範囲であり、通常、金属
の状態で使用する場合は2〜8重量%、担体に担持させ
た場合では、0.1〜5重量%の範囲である。また、反
応溶媒としては、反応に不活性なものであれば特に制限
されるものでなく、例えば、水あるいは有機溶媒、具体
的にはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル等のアルコール類、エチレングリコール、プロピレン
グリコール等のグリコール類、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、メチルセロソルブ等のエーテル類さらにはヘ
キサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等のエステル類、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、テ
トラクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類およびN,
N−ジメチルホルムアミド等も使用できる。反応溶媒と
して有機溶媒を用いた場合は、溶媒を回収した後に減圧
蒸留して目的物が得られる。また水を用いた場合は、不
活性な有機溶媒で目的物を抽出した後、溶媒を回収すれ
ば良い。これらの溶媒の使用量は、原料を懸濁させる
か、あるいは完全に溶解させるに足りる量で充分であ
り、特に限定されないが、通常、原料に対して0.5〜
10重量倍で実施される。
【0022】反応温度は特に制限はないが、一般的には
5〜100℃の範囲で、好ましくは20〜100℃の範
囲で実施される。
【0023】本発明の分離方法は、従来ニトロ化で生成
するオルソ−、メタ−、パラ−異性体混合物中の塩が、
特定の硫酸濃度に対して溶解度に差があることを見出
し、ジアミン類の前駆体として有用な中間体を単離で
き、工業的に極めて有利であり幅広い用途に期待され
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。尚、分析はガスクロマトグラフィーにより実施
した。 実施例1 〔α−(m−ニトロフェニル)エチルアミンおよびα−
(p−ニトロフェニル)エチルアミン硫酸塩の単離〕攪
拌装置を備えた容器に、98%硫酸363.6g(3倍
量/α−フェニルエチルアミン)を装入し、0℃まで冷
却した後、同温度でα−フェニルエチルアミン121.
8g(1.0モル)を2時間要して装入した。次に−5
℃まで冷却した後、同温度で98%硫酸121.8gと
98%硝酸67.5g(1.05モル)から成る混酸1
89.3gを6時間要して装入した。同温度で2時間反
応させた後、該反応液をガスクロマトグラフィーで分析
した結果、o−体:m−体:p−体=7.6 :36.9:55.5
(面積比)であり、原料は検出されなかった。この反応
液を氷水446gと食塩66.9g(硫酸濃度50%に
調整)を有する容器に0〜30℃で排出した。10〜1
5℃まで冷却した後、同温度で2時間攪拌した後、淡黄
色結晶を濾過した。濾塊は飽和食塩水122ml×2回
で洗浄して白色のα−(p−ニトロフェニル)エチルア
ミンの 1/2硫酸塩の湿体139.1gを得た。純度4
7.8% 収量66.5g(フリー) 収率40.0%/α−フェ
ニルエチルアミン ここで得られた湿体を水で再結晶した。融点266.2
℃〜(分解) 濾液 700gを10〜15℃の温度で45%水酸化ナトリ
ウム88.9g(1.0モル)を2時間要して装入し
た。同温度で2時間攪拌した後、淡黄色の結晶を濾過し
た。濾塊は飽和食塩水122ml×2回で洗浄して淡黄
色のα−(m−ニトロフェニル)エチルアミンの 1/2硫
酸塩の湿体132.1gを得た。 純度44.1% 収量58.3g(フリー) 収率35.1%/α−フェニルエチルアミン ここで得られた湿体を水で再結晶した。融点220.6
〜222.4℃
【0025】実施例2 〔α−(p−ニトロフェニル)エチルアミンの単離およ
びα−(p−アミノフェニル)エチルアミンの合成〕攪
拌装置を備えた容器に、実施例1で得られたα−(p−
ニトロフェニル)エチルアミン硫酸塩の湿体69.5g
(0.2モル)と水104.3gおよびトルエン99.
7gを装入した後、25℃以下で28%アンモニア水3
0.4g(0.5モル)を2時間要して中和した(pH9.
0)。上層のトルエン層を分液した後、さらに水層はト
ルエン33g×3回抽出を行った。得られたトルエン抽
出液(200g)は飽和食塩水33g×3回で洗浄し
た。その後、トルエン抽出液を50℃以下で濃縮しトル
エンを回収した。濃縮液33gを2等分した。 濃縮液16.5gは、101℃/2〜1mmHg下に
減圧蒸留してα−(p−ニトロフェニル)エチルアミン
を得た。 収量15.3g 収率92.2%/α−(p−ニトロフェニル)エチルア
ミン 1/2硫酸塩 100ml用の接触水素化マーゲンに濃縮液16.5
gとトルエン49.5gを装入した後、窒素気流下に5
%Pd−C(50wt%)0.33gを装入し、系内を
水素で置換した。25〜30℃、7時間を要して水素
6.7リットルを吸収させた。反応後、系内を窒素で置
換した後、触媒を濾別した。濾液70.0gは50℃以
下でトルエンを回収した後、102℃/1〜2mmHg
下で減圧蒸留して、α−(p−アミノフェニル)エチル
アミンを得た。 収量15.4g 収率92.7%/α−(p−ニトロフェニル)エチルア
ミン
【0026】実施例3 〔α−(m−ニトロフェニル)エチルアミンの単離およ
びα−(m−アミノフェニル)エチルアミンの合成〕攪
拌装置を備えた容器に、実施例1で得られたα−(m−
ニトロフェニル)エチルアミン硫酸塩の湿体75.4g
(0.2モル)と水113.1gおよびトルエン99.
7gを装入した後、25℃以下で28%アンモニア水3
0.4g(0.5モル)を2時間要して中和した(pH9.
0)。上層のトルエン層を分液した後、さらに水層はト
ルエン33g×3回抽出を行った。得られたトルエン抽
出液(201g)は飽和食塩水33g×3回で洗浄し
た。その後、トルエン抽出液を50℃以下で濃縮しトル
エンを回収した。濃縮液34gを2等分した。 濃縮液17.0gは、106℃/1〜2mmHg下に
減圧蒸留してα−(m−ニトロフェニル)エチルアミン
を得た。 収量15.2g 収率91.5%/α−(m−ニトロフェニル)エチルア
ミン 1/2硫酸塩 ここで得られたα−(m−ニトロフェニル)エチルアミ
ンの元素分析結果は下記の通りであった。 100ml用の接触水素化マーゲンに濃縮液17.0
gとトルエン51.0gを装入した後、窒素気流下に5
%Pd−C(50wt%)0.34gを装入し、系内を
水素で置換した。25〜30℃、7時間要して水素6.
7リットルを吸収させた。反応後、系内を窒素で置換し
た後、触媒を濾別した。濾液75.8gは50℃以下で
トルエンを回収した後、101℃/1〜2mmHg下で
減圧蒸留して、α−(m−アミノフェニル)エチルアミ
ンを得た。 収量15.6g 収率94.0%/α−(m−ニトロフェニル)エチルア
ミン 1/2硫酸塩 ここで得られたα−(m−アミノフェニル)エチルアミ
ンの元素分析結果は下記の通りであった。
【0027】実施例4 〔m−ニトロベンジルアミンおよびp−ニトロベンジル
アミン硫酸塩の単離〕攪拌装置を備えた容器に、98%
硫酸321.0g(3倍量/ベンジルアミン)を装入
し、0℃まで冷却した後、同温度でベンジルアミン10
7.2g(1.0モル)を3時間要して装入した。次に−
5℃まで冷却した後、同温度で98%硫酸107.2g
と98%硝酸67.5g(1.05モル)から成る混酸
174.7gを6時間要して装入した。同温度で2時間反
応させた。この反応液をガスクロマトグラフィーで分析
した結果、o−体:m−体:p−体=2.0:45.
0:53.0(面積比)であり、原料は検出されなかっ
た。この反応液を氷水984g(硫酸濃度30%に調
整)に0〜30℃で排出した。20〜25℃まで冷却し
た後、同温度で2時間攪拌した後、淡黄色結晶を濾過し
た。濾塊は飽和食塩水107ml×2回で洗浄して淡黄
色のp−ニトロベンジルアミンの硫酸塩の湿体119.
1gを得た。ここで得られた湿体中の遊離のp−ニトロ
ベンジルアミンの純度は47.4%であった。また、m
−ニトロべンジルアミンは検出されなかった。 収量56.5g(フリー) 収率37.1%/ベンジル
アミン 濾液1400gを10〜15℃に冷却した後、同温度で
2時間攪拌した後、析出する結晶を濾過した。濾塊は飽
和食塩水107ml×2回で洗浄して淡黄色のm−ニト
ロベンジルアミンの硫酸塩の湿体125.5gを得た。
ここで得られた湿体中の遊離のp−ニトロベンジルアミ
ン純度は44.1%であった。また、p−ニトロべンジ
ルアミンは検出されなかった。 純度42.5% 収量53.3g(フリー) 収率35.1%/ベンジル
アミン
【0028】実施例5 〔α−(m−ニトロフェニル)プロピルアミンおよびα
−(p−ニトロフェニル)プロピルアミン硫酸塩の単
離〕攪拌装置を備えた容器に、98%硫酸405.6g
(3倍量/α−フェニルプロピルアミン)を装入し、0
℃まで冷却した後、同温度でα−フェニルプロピルアミ
ン135.2g(1.0モル)を3時間要して装入し
た。次に−5℃まで冷却した後、同温度で98%硫酸1
35.2gと98%硝酸67.5g(1.05モル)か
ら成る混酸202.7gを6時間要して装入した。同温
度で2時間反応させた。この反応液をガスクロマトグラ
フィーで分析した結果、o−体:m−体:p−体=7.
6:41.9:50.5(面積比)であり、原料は検出
されなかった。この反応液を氷水450gと食塩90.
0g(硫酸濃度50%に調整)に0〜30℃で排出した。
10〜15℃まで冷却した後、同温度で2時間攪拌した
後、淡黄色結晶を濾過した。濾塊は飽和食塩水135m
l×2回で洗浄して白色のα−(p−ニトロフェニル)
プロピルアミンの硫酸塩の湿体143.3gを得た。 純度50.3% 収量72.1g(フリー) 収率40.0%/α−フェニルプロピルアミン 濾液1100gを10〜15℃の温度で45%水酸化ナトリ
ウム88.9g(1.0モル)を2時間要して装入し
た。同温度で2時間攪拌した後、淡黄色の結晶を濾過し
た。濾塊は飽和食塩水135ml×2回で洗浄して淡黄
色のα−(m−ニトロフェニル)プロピルアミンの硫酸
塩の湿体136.2gを得た。 純度43.7% 収量59.5g(フリー) 収率33.0%/α−フェニルプロピルアミン
【0029】実施例6 〔α−(m−アミノフェニル)エチルアミンの合成〕5
00ml用の接触水素化マーゲンにα−(m−ニトロフ
ェニル)エチルアミン硫酸塩の湿体75.4g(フリー
33.2g、0.2モル)と水226gを装入した後、
窒素気流下に5%Pd−C(50wt%)0.66gを
装入し、系内を水素で置換した。25〜30℃、7時間
要して水素13.5リットルを吸収させた。反応後、系
内を窒素で置換した後、触媒を濾別した。この反応液
(315g)にトルエン66.4gを装入した後、15
〜20℃で45%水酸化ナトリウム17.8gを用いて中
和した。トルエン層を分液した後、さらにトルエン3
3.2gを用いて水層より抽出した。この抽出液(10
0g)のトルエンを回収した後、101℃/1〜2mm
Hg下で減圧蒸留して、α−(m−アミノフェニル)エ
チルアミンを得た。 収量25.9g 収率95.1%/α−(m−ニトロフェニル)エチルア
ミン
【0030】実施例7 〔α−(p−アミノフェニル)エチルアミンの合成〕5
00ml用の接触水素化マーゲンにα−(p−ニトロフ
ェニル)エチルアミン硫酸塩の湿体69.5g(フリー
33.2g、0.2モル)と水209gを装入した後、
窒素気流下に5%Pd−C(50wt%)0.66gを
装入し、系内を水素で置換した。25〜30℃、7時間
要して水素13.5リットルを吸収させた。反応後、系
内を窒素で置換した後、触媒を濾別した。この反応液
(279g)にトルエン66.4gを装入した後、15
〜20℃で45%水酸化ナトリウム17.8gを用いて中
和した。トルエン層を分液した後、さらにトルエン3
3.2gを用いて水層より抽出した。この抽出液( 100
g)からトルエンを回収した後、101℃/1〜2mm
Hg下で減圧蒸留して、α−(p−アミノフェニル)エ
チルアミンを得た。 収量26.2g 収率96.2%/α−(p−ニトロフェニル)エチルア
ミン
【0031】実施例8 〔α−(m−ニトロフェニル)エチルアミンおよびα−
(p−ニトロフ ェニル)エチルアミン硫酸塩の単離〕
攪拌装置を備えた容器に、塩化エチレン609.0(5
倍量/α−フェニルエチルアミン)を装入し、0℃まで
冷却した後、同温度でα−フェニルエチルアミン12
1.8g(1.0モル)を1時間要して装入した。次に
−5℃まで冷却した後、同温度で98%硫酸242.0
gと98%硝酸67.5g(1.05モル)から成る混
酸309.5gを6時間要して装入した。同温度で2時
間反応させた。反応後、20〜25℃で2時間静置した
後、下層の硫酸を氷水213gと食塩32.0g(硫酸
濃度50%に調整)に0〜30℃で排出した。10〜1
5℃まで冷却した後、同温度で2時間攪拌した後、淡黄
色結晶を濾過した。濾塊は飽和食塩水122ml×2回
で洗浄して白色のα−(p−ニトロフェニル)エチルア
ミンの硫酸塩の湿体159.1gを得た。 純度47.0% 収量74.8g(フリー) 収率45.0%/α−フェニルエチルアミン 濾液650gを10〜15℃の温度で45%水酸化ナト
リウム88.9g(1.0モル)を2時間要して装入し
た。同温度で2時間攪拌した後、淡黄色の結晶を濾過し
た。濾塊は飽和食塩水122ml×2回で洗浄して淡黄
色のα−(m−ニトロフェニル)エチルアミンの硫酸塩
の湿体155.6gを得た。 純度45.0% 収量70.0g(フリー) 収率42.1%/α−フェニルエチルアミン
【0032】実施例9 〔α−(m−ニトロフェニル)エチルアミンおよびα−
(p−ニトロフ ェニル)エチルアミン硫酸塩の単離〕
攪拌装置を備えた容器に、98%硫酸363.6g(3
倍量/α−フェニルエチルアミン)を装入し、0℃まで
冷却した後、0〜10℃でα−フェニルエチルアミン1
21.8g(1.0モル)を2時間要して装入した。同
温度で70%硝酸99.0g(1.10モル)を6時間
要して装入した。同温度で2時間反応させた。この反応
液をガスクロマトグラフィーで分析した結果、o−体:
m−体:p−体=5.6:43.4:51.0(面積
比)であり、原料は検出されなかった。この反応液を氷
水301gと食塩46.5g(硫酸濃度50%に調整)
に0〜30℃で排出した。10〜15℃まで冷却した
後、同温度で2時間攪拌した後、淡黄色結晶を濾過し
た。濾塊は飽和食塩水122ml×2回で洗浄して白色
のα−(p−ニトロフェニル)エチルアミンの硫酸塩の
湿体146.2gを得た。 純度48.9% 収量71.5g(フリー) 収率43.0%/α−フェニルエチルアミン 濾液を10〜15℃の温度で45%水酸化ナトリウム8
8.9g(1.0モル)を2時間要して装入した。同温
度で2時間攪拌した後、淡黄色の結晶を濾過した。濾塊
は飽和食塩水122ml×2回で洗浄して淡黄色のα−
(m−ニトロフェニル)エチルアミンの硫酸塩の湿体1
42.0gを得た。 純度45.7% 収量64.9g(フリー) 収率39.0%/α−フェニルエチルアミン
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、α−フェニルアルキル
アミン類をニトロ化して得られる、α−(ニトロフェニ
ル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp−体を含
む混合物の硫酸濃度を調整することにより、m−ニトロ
体の硫酸塩とp−ニトロ体の硫酸塩の溶解性の差を利用
して、α−(m−ニトロフェニル)エチルアミンとα−
(p−ニトロフェニル)エチルアミン類とを効率良く分
離できる方法を提供するものである。さらに得られたニ
トロ体を、硫酸塩のまま、または塩を中和した後、格別
に接触還元することによって収率良くジアミン類を得る
ことができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−200748(JP,A) 特開 昭61−10539(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 211/49 C07C 209/36 C07C 209/76 C07C 209/86 C07C 211/29 CA(STN) REGISTRY(STN) (54)【発明の名称】 α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミンとα−(p−ニトロフェニル)アルキルアミンの分 離方法、およびこれを用いたα−(m−アミノフェニル)アルキルアミンおよびα−(p−アミ ノフェニル)アルキルアミン類の製造方法

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基を表し、フェニル基のニトロ基は、m−位、または
    p−位に位置することを表す。)で表されるα−(ニト
    ロフェニル)アルキルアミン類の少なくともm−体とp
    −体を含む混合物から、該m−体とp−体を分離する方
    法において、両者を硫酸塩とした後、p−体を優先的に
    晶析させて分離するp−体とm−体の分離方法。
  2. 【請求項2】 請求項1でp−体を分離して得られたm
    −体を主として含有する母液から、さらにm−体を硫酸
    塩として晶析させて分離する方法。
  3. 【請求項3】 混合物の硫酸濃度を70〜30wt%に
    調整して分離する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 母液の硫酸濃度を70〜30wt%に調
    整して分離する請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のα−(ニトロフェニル)
    アルキルアミン類の少なくともm−体とp−体を含む混
    合物が、下記一般式(2)(化2)で表されるα−フェ
    ニルアルキルアミン類をニトロ化して得られたものであ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 【化2】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基を表す。)
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの方法で分離し
    て得られた、α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミ
    ンまたはα−(p−ニトロフェニル)アルキルアミン類
    またはそれらの硫酸塩を、格別に接触還元することを特
    徴とする下記一般式(3)(化3)で表されるα−(m
    −アミノフェニル)アルキルアミンまたはα−(p−ア
    ミノフェニル)アルキルアミン類の製造方法。 【化3】 (式中、Rは一般式(1)と同じ意味を表し、フェニル
    基のアミノ基は、m−位、またはp−位に位置すること
    を表す。)
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