JPH05330A - 金属板曲げ加工機の作業装置 - Google Patents
金属板曲げ加工機の作業装置Info
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- JPH05330A JPH05330A JP3015392A JP1539291A JPH05330A JP H05330 A JPH05330 A JP H05330A JP 3015392 A JP3015392 A JP 3015392A JP 1539291 A JP1539291 A JP 1539291A JP H05330 A JPH05330 A JP H05330A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 title claims abstract description 54
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/04—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
- B21D5/047—Length adjustment of the clamping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/04—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
- B21D5/045—With a wiping movement of the bending blade
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】曲げの全長にわたり、一定の角度を有する曲げ
形成が可能な金型の提供。 【構成】固定の控え刃２と、この控え刃２を押圧して金
属板１２の１縁部を押える押え部材３と、金属板１２に
関し押え部材３と同一側に配され、控え刃２と押え部材
３に関し並進運動を行って、控え刃２と押え部材３によ
る押えの行われない金属板１２の縁部分を、金属板１２
の面外へ変位させることの可能な刃１とを有する曲げ加
工作業装置 (ベンディングユニット) である。控え刃２
及び刃１は、それぞれ、金属板１２の面と平行な方向に
隣接状に並設した複数の分割部分６，４から構成されて
おり、また押え部材３は、控え刃２のたわみに従ってた
わみ得る可撓性を有している。
形成が可能な金型の提供。 【構成】固定の控え刃２と、この控え刃２を押圧して金
属板１２の１縁部を押える押え部材３と、金属板１２に
関し押え部材３と同一側に配され、控え刃２と押え部材
３に関し並進運動を行って、控え刃２と押え部材３によ
る押えの行われない金属板１２の縁部分を、金属板１２
の面外へ変位させることの可能な刃１とを有する曲げ加
工作業装置 (ベンディングユニット) である。控え刃２
及び刃１は、それぞれ、金属板１２の面と平行な方向に
隣接状に並設した複数の分割部分６，４から構成されて
おり、また押え部材３は、控え刃２のたわみに従ってた
わみ得る可撓性を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板 (シート) 曲げ
加工機の作業装置 (ベンディングユニット)に関するも
のである。
加工機の作業装置 (ベンディングユニット)に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】板 (シート) 状物を、一平面状のものか
ら二平面状のものへと永久的に変形させるために曲げ加
工機を利用することは公知である。曲げ加工が申し分な
く行われた場合、その結果得られる二平面状の製品は、
相互に関し所望の量だけ傾斜した平面状の面を有する形
状となる。即ち、角部 (コーナー) は直線をなし、また
角部に垂直な全ての横断面の角度は所望角度に等しいも
のとなる。
ら二平面状のものへと永久的に変形させるために曲げ加
工機を利用することは公知である。曲げ加工が申し分な
く行われた場合、その結果得られる二平面状の製品は、
相互に関し所望の量だけ傾斜した平面状の面を有する形
状となる。即ち、角部 (コーナー) は直線をなし、また
角部に垂直な全ての横断面の角度は所望角度に等しいも
のとなる。
【０００３】従来技術による曲げ加工機の作業装置 (ベ
ンディングユニット) 類のうち、ここに第１例としてあ
げる装置は、２個の部材から成る。即ち、控え刃と (作
業)刃とから成り、控え刃は、少なくも、形成すべき曲
げの長さに等しい長さを有する平行六面体の棒 (バー)
状物から成り、その１面にＶ字状の溝が形成されてお
り、他方 (作業) 刃もまた少なくも形成すべき曲げの長
さに等しい長さを有する平行六面体の棒(バー) 状物か
ら成るが、その１面は逆さＶ字状となっている。刃と控
え刃とは、一方が凸で他方が凹の、ふたつのＶ字状の角
部を平行に配して、１台の曲げ加工機に取付けられ、こ
れらの刃と控え刃の間に工作物金属板を配さない場合に
はふたつのＶ字状の角部が当接するように、適宜の力に
より、直線方向に相互に接近駆動されるようになってい
る。従って、凹凸ふたつのＶ字状角部の縁同志の間に配
された金属板 (シート) の部分に、逆さＶ字状の角部の
頂縁に沿って最大となる曲げモーメントを発生させるこ
とが出来、これにより逆さＶ字状の角部の頂点に相当す
る点で金属板の永久変形加工及び (作業) 刃の控え刃に
対する進入深度が大きい程鋭くなる二平面状の形状の形
成加工が出来るようになっている。
ンディングユニット) 類のうち、ここに第１例としてあ
げる装置は、２個の部材から成る。即ち、控え刃と (作
業)刃とから成り、控え刃は、少なくも、形成すべき曲
げの長さに等しい長さを有する平行六面体の棒 (バー)
状物から成り、その１面にＶ字状の溝が形成されてお
り、他方 (作業) 刃もまた少なくも形成すべき曲げの長
さに等しい長さを有する平行六面体の棒(バー) 状物か
ら成るが、その１面は逆さＶ字状となっている。刃と控
え刃とは、一方が凸で他方が凹の、ふたつのＶ字状の角
部を平行に配して、１台の曲げ加工機に取付けられ、こ
れらの刃と控え刃の間に工作物金属板を配さない場合に
はふたつのＶ字状の角部が当接するように、適宜の力に
より、直線方向に相互に接近駆動されるようになってい
る。従って、凹凸ふたつのＶ字状角部の縁同志の間に配
された金属板 (シート) の部分に、逆さＶ字状の角部の
頂縁に沿って最大となる曲げモーメントを発生させるこ
とが出来、これにより逆さＶ字状の角部の頂点に相当す
る点で金属板の永久変形加工及び (作業) 刃の控え刃に
対する進入深度が大きい程鋭くなる二平面状の形状の形
成加工が出来るようになっている。
【０００４】曲げ加工機の公知作業装置 (ベンディング
ユニット) の第２例及び第３例のものは共に３個の部材
から成るが、それらのうちの２個の部材、即ち、控え刃
と金属板の押え部材 (ホルダ) は、相互に関し押圧され
て、それらの間で、形成すべき曲げ角度の近傍の、金属
板の縁部分を保持し、金属板の他の縁部を自由状態に保
持する。残りの部材、即ち (作業) 刃は、他の２部材に
関し運動を行いまた自由端部となっている金属板の縁部
に干渉して、金属板を変形させる機能を有している。
ユニット) の第２例及び第３例のものは共に３個の部材
から成るが、それらのうちの２個の部材、即ち、控え刃
と金属板の押え部材 (ホルダ) は、相互に関し押圧され
て、それらの間で、形成すべき曲げ角度の近傍の、金属
板の縁部分を保持し、金属板の他の縁部を自由状態に保
持する。残りの部材、即ち (作業) 刃は、他の２部材に
関し運動を行いまた自由端部となっている金属板の縁部
に干渉して、金属板を変形させる機能を有している。
【０００５】上記公知作業装置の第２例及び第３例は、
控え刃と金属板の押え部材とに関する (作業) 刃の運動
の性質又は種類に関し相異なるものである。第２例装置
においては、 (作業) 刃は、曲げ加工を行うべき金属板
の縁部の面と実質的に一致する平面状の (作業) 面を有
しており、曲げ加工を実行するためには、この刃が、最
終的に形成される曲げの角部 (コーナー) に実質的に一
致する直線の周囲に適宜トルクで回転するように構成さ
れている。第３例装置においては、 (作業) 刃は、その
円筒面で、曲げの角部 (コーナー) に平行な直線に沿っ
て曲げ加工を行うべき縁部に接触し、曲げ加工を実行す
るには、この刃が、曲げの角部に直交する面内にある曲
線軌道、特には直線軌道に沿い適宜の力により並進運動
を行うようになっている。
控え刃と金属板の押え部材とに関する (作業) 刃の運動
の性質又は種類に関し相異なるものである。第２例装置
においては、 (作業) 刃は、曲げ加工を行うべき金属板
の縁部の面と実質的に一致する平面状の (作業) 面を有
しており、曲げ加工を実行するためには、この刃が、最
終的に形成される曲げの角部 (コーナー) に実質的に一
致する直線の周囲に適宜トルクで回転するように構成さ
れている。第３例装置においては、 (作業) 刃は、その
円筒面で、曲げの角部 (コーナー) に平行な直線に沿っ
て曲げ加工を行うべき縁部に接触し、曲げ加工を実行す
るには、この刃が、曲げの角部に直交する面内にある曲
線軌道、特には直線軌道に沿い適宜の力により並進運動
を行うようになっている。
【０００６】上記第１例ないし第３例の公知作業装置例
においては、 (作業) 刃の運動が理想的なものであった
場合でさえも、金属板 (シート) の厚み及び長さのいか
んにかかわりなく、曲げの全長にわたり角部(コーナー)
が直線状でかつ角度が一定の曲げを確実に形成するこ
とが常に可能であるとはいえなかった。事実、作業装置
(ベンディングユニット) の各部材には、それが金属板
に係合する面積部分では種々に異なる力が加えられ、ま
たその他の部分では全く力が加わることがないのであ
る。力の加えられない部分の部材材料は、この部分から
比較的に離れた位置にある、応力の加えられた部材の剛
性に対してよりも、この部位の近傍にあって応力の加え
られた部材の剛性に対し一層大きな影響を及ぼす。そこ
で、部材が比較的に大きな剛性を有する部位では曲げが
比較的に閉じたものとなり、逆に部材が比較的に大きな
可撓性を有する部位では曲げが比較的に開いたものとな
るのである。
においては、 (作業) 刃の運動が理想的なものであった
場合でさえも、金属板 (シート) の厚み及び長さのいか
んにかかわりなく、曲げの全長にわたり角部(コーナー)
が直線状でかつ角度が一定の曲げを確実に形成するこ
とが常に可能であるとはいえなかった。事実、作業装置
(ベンディングユニット) の各部材には、それが金属板
に係合する面積部分では種々に異なる力が加えられ、ま
たその他の部分では全く力が加わることがないのであ
る。力の加えられない部分の部材材料は、この部分から
比較的に離れた位置にある、応力の加えられた部材の剛
性に対してよりも、この部位の近傍にあって応力の加え
られた部材の剛性に対し一層大きな影響を及ぼす。そこ
で、部材が比較的に大きな剛性を有する部位では曲げが
比較的に閉じたものとなり、逆に部材が比較的に大きな
可撓性を有する部位では曲げが比較的に開いたものとな
るのである。
【０００７】同一の曲げ加工機により同一の金属板に平
行な複数の曲げを形成し得るようにするためには、それ
らの曲げの間の間隔が非常に狭い場合であっても、作業
装置の３個の部材が、曲げ作業により生じる力の影響で
疲労破壊を起こさないために充分な最小寸法を有するよ
うに構成することが必要である。現実に、作業装置の３
個の部材の、曲げの角部に直交する横断面の寸法を、充
分な抵抗力のある最小値に制限しようとするならば、曲
げの中央の部分における部材の変形と、曲げの外方の部
材部分による支持の効果を受けている周縁部分における
部材の変形との間の差が非常に大きなものとなり、曲げ
の角部の長さ方向において、曲げの角度に受け容れ難い
程の変化又はバラつきが生じてしまうのである。
行な複数の曲げを形成し得るようにするためには、それ
らの曲げの間の間隔が非常に狭い場合であっても、作業
装置の３個の部材が、曲げ作業により生じる力の影響で
疲労破壊を起こさないために充分な最小寸法を有するよ
うに構成することが必要である。現実に、作業装置の３
個の部材の、曲げの角部に直交する横断面の寸法を、充
分な抵抗力のある最小値に制限しようとするならば、曲
げの中央の部分における部材の変形と、曲げの外方の部
材部分による支持の効果を受けている周縁部分における
部材の変形との間の差が非常に大きなものとなり、曲げ
の角部の長さ方向において、曲げの角度に受け容れ難い
程の変化又はバラつきが生じてしまうのである。
【０００８】実際には、今日までのところ、曲げ加工の
行われた板 (シート) 製品の用途により異なりはする
が、同一の板 (シート) 材に小間隔で多数の曲げ形成を
行うことを断念することと、曲げの角度を一定のもの或
いはバラつきのないものとすることを断念することの間
で妥協をはからざるを得なかったのである。
行われた板 (シート) 製品の用途により異なりはする
が、同一の板 (シート) 材に小間隔で多数の曲げ形成を
行うことを断念することと、曲げの角度を一定のもの或
いはバラつきのないものとすることを断念することの間
で妥協をはからざるを得なかったのである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、 (作
業) 刃、控え刃及び金属板 (シート) の押え部材 (ホル
ダ) を備えた種類の装置であって、工作物又は被加工金
属板の厚み及び長さのいかんにかかわりなく、形成され
る曲げの全長にわたり一定の角度を有する曲げを形成す
ることが可能な、曲げ加工機の作業装置 (ベンディング
ユニット) を実現することである。
業) 刃、控え刃及び金属板 (シート) の押え部材 (ホル
ダ) を備えた種類の装置であって、工作物又は被加工金
属板の厚み及び長さのいかんにかかわりなく、形成され
る曲げの全長にわたり一定の角度を有する曲げを形成す
ることが可能な、曲げ加工機の作業装置 (ベンディング
ユニット) を実現することである。
【００１０】本発明の他の目的は、上記種類の装置であ
って、控え刃、押え部材及び (作業) 刃の横断面が破壊
限度にまで抑制されており、従って外郭形状 (プロファ
イル) を、工具の種類により異なるが、理論上の性能の
限界にまで抑制することが出来、しかも使用される金属
板 (シート) 材の種類により、曲げの角度の長さ方向に
おける曲げ角度のバラつきを最小限とすることの可能
な、曲げ加工機の作業装置を実現することである。
って、控え刃、押え部材及び (作業) 刃の横断面が破壊
限度にまで抑制されており、従って外郭形状 (プロファ
イル) を、工具の種類により異なるが、理論上の性能の
限界にまで抑制することが出来、しかも使用される金属
板 (シート) 材の種類により、曲げの角度の長さ方向に
おける曲げ角度のバラつきを最小限とすることの可能
な、曲げ加工機の作業装置を実現することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明に
よれば、上記目的は、固定の控え刃と、金属板の１縁部
を押えるため控え刃に圧接させ得る金属板の押え部材
と、金属板に関し押え部材と同一側に配され、控え刃と
押え部材に関し並進運動を行って、控え刃と押え部材と
による押えの行われない金属板の縁部分を、金属板の面
外に変位させることの可能な (作業) 刃とを有する装置
であって、刃と控え刃のそれぞれが、金属板の面と平行
な方向に隣接状に並設した複数の分割部分 (セグメン
ツ) から構成されていること及び金属板の押え部材が、
控え刃のたわみに従ってたわみ得る可撓性を有すること
を特徴とする金属板曲げ加工機の作業装置 (ベンディン
グユニット) を提供することにより、達成される。
よれば、上記目的は、固定の控え刃と、金属板の１縁部
を押えるため控え刃に圧接させ得る金属板の押え部材
と、金属板に関し押え部材と同一側に配され、控え刃と
押え部材に関し並進運動を行って、控え刃と押え部材と
による押えの行われない金属板の縁部分を、金属板の面
外に変位させることの可能な (作業) 刃とを有する装置
であって、刃と控え刃のそれぞれが、金属板の面と平行
な方向に隣接状に並設した複数の分割部分 (セグメン
ツ) から構成されていること及び金属板の押え部材が、
控え刃のたわみに従ってたわみ得る可撓性を有すること
を特徴とする金属板曲げ加工機の作業装置 (ベンディン
グユニット) を提供することにより、達成される。
【００１２】好ましくは、分割部分 (セグメント) が、
工作物金属板の最大厚みと同程度の値の厚みを有する構
成とする。上記の構成によれば、(作業) 刃及び控え刃
はスラブ状に分割又は分断されるが、この分割又は分断
は、曲げ力を加えられ、従って変形を起しがちな部分と
金属板に影響されず、従って変形を起こすことのない部
分との間で行われる。従って、最大の変形の起るのは、
異なった時点で被加工物金属板との係合が行われる控え
刃の部位及び (作業) 刃の部位のみに限られることにな
る。
工作物金属板の最大厚みと同程度の値の厚みを有する構
成とする。上記の構成によれば、(作業) 刃及び控え刃
はスラブ状に分割又は分断されるが、この分割又は分断
は、曲げ力を加えられ、従って変形を起しがちな部分と
金属板に影響されず、従って変形を起こすことのない部
分との間で行われる。従って、最大の変形の起るのは、
異なった時点で被加工物金属板との係合が行われる控え
刃の部位及び (作業) 刃の部位のみに限られることにな
る。
【００１３】更に留意されるべき点は、刃及び控え刃を
分割部分に分割形成することにより、被加工物金属板の
長さ寸法に関し何ら制限の加えられることはないという
ことである。一連の分割部分の各端部の分割部分に、分
割部分の厚さの倍数とは等しくない金属板の長さ部分
が、分割部分の厚さの半分以上の量だけ係合する場合、
各端部の分割部分は、それに隣接する完全又は充分に力
の作用を受けた分割部分に比較し限られた変形を起すこ
とになるが、分割部分の厚さは金属板のそれに比べて大
きくはないのであるから、これにより曲げの端部で曲げ
角度が大きく異なることになるということはない。
分割部分に分割形成することにより、被加工物金属板の
長さ寸法に関し何ら制限の加えられることはないという
ことである。一連の分割部分の各端部の分割部分に、分
割部分の厚さの倍数とは等しくない金属板の長さ部分
が、分割部分の厚さの半分以上の量だけ係合する場合、
各端部の分割部分は、それに隣接する完全又は充分に力
の作用を受けた分割部分に比較し限られた変形を起すこ
とになるが、分割部分の厚さは金属板のそれに比べて大
きくはないのであるから、これにより曲げの端部で曲げ
角度が大きく異なることになるということはない。
【００１４】この点に関し、各端部の分割部分の、それ
らの厚さの半分以上の部分に力が加えられるようにする
ことが常に可能であるということを断っておく。或る瞬
間、このことが起らなかった場合には、金属板を厚さの
半分量だけ移動させ、曲げ作業に用いられている一連の
分割部分を１単位分だけ減らし、それにより端部の２個
の分割部分に、それらの厚さの半分以上の量の金属板が
係合するようにすれば充分である。
らの厚さの半分以上の部分に力が加えられるようにする
ことが常に可能であるということを断っておく。或る瞬
間、このことが起らなかった場合には、金属板を厚さの
半分量だけ移動させ、曲げ作業に用いられている一連の
分割部分を１単位分だけ減らし、それにより端部の２個
の分割部分に、それらの厚さの半分以上の量の金属板が
係合するようにすれば充分である。
【００１５】控え刃及び (作業) 刃を数個の分割部分に
分割する構成は一見構成を複雑化するものとおもわれる
かも知れないが、そのおそれは、控え刃及び (作業) 刃
のそれぞれが１体構成のものである場合には、それらを
鍛造品をフライス削りにより製造せねばならないのに対
し、分割部分に分割構成する場合には、単にストリップ
(片状) 材を精密切断することのみにより一層高度な生
産性で製造し得るという事実により解消される。このた
め、本発明は、前述の目的を達成するという効果に加え
て、曲げ加工工具の製造原価を下げるという効果も達成
するものである。
分割する構成は一見構成を複雑化するものとおもわれる
かも知れないが、そのおそれは、控え刃及び (作業) 刃
のそれぞれが１体構成のものである場合には、それらを
鍛造品をフライス削りにより製造せねばならないのに対
し、分割部分に分割構成する場合には、単にストリップ
(片状) 材を精密切断することのみにより一層高度な生
産性で製造し得るという事実により解消される。このた
め、本発明は、前述の目的を達成するという効果に加え
て、曲げ加工工具の製造原価を下げるという効果も達成
するものである。
【００１６】本発明の構成特徴及び作用効果は、本発明
の範囲を限定するものではない例示のため添付図面に図
示されている実施例につき以下に行う詳細な説明から一
層明らかとなるであろう。
の範囲を限定するものではない例示のため添付図面に図
示されている実施例につき以下に行う詳細な説明から一
層明らかとなるであろう。
【００１７】
【実施例】図１及び図３には、 (作業) 刃１、控え刃２
及び金属板 (シート) の押え部材(ホルダ) ３を有す
る、曲げ加工機の作業装置 (ベンディングユニット) が
示されている。図１及び図２に示されるように、刃１
は、隣接状に配設され、公知方法により支持部材 (キャ
リジ) ５のありみぞ内に保持された或る数の分割部分
(セグメンツ) ４から構成され、また作業縁又は端部１
０を有している。分割部分４の厚みは、工作物又は被加
工金属板の最大厚みと実質的に同程度の値のものであ
る。
及び金属板 (シート) の押え部材(ホルダ) ３を有す
る、曲げ加工機の作業装置 (ベンディングユニット) が
示されている。図１及び図２に示されるように、刃１
は、隣接状に配設され、公知方法により支持部材 (キャ
リジ) ５のありみぞ内に保持された或る数の分割部分
(セグメンツ) ４から構成され、また作業縁又は端部１
０を有している。分割部分４の厚みは、工作物又は被加
工金属板の最大厚みと実質的に同程度の値のものであ
る。
【００１８】上記と同様に、控え刃２も、隣接状に並設
され、公知方法により、曲げ加工機の基部７の１部のあ
りみぞ内に保持された、分割部分４と同一の厚みを有す
る或る数の分割部分 (セグメンツ) ６により構成されて
いる。分割部分６，６の自由端部は面１１を形成してお
り、この面１１上に金属板１２を載置するようになって
いる。
され、公知方法により、曲げ加工機の基部７の１部のあ
りみぞ内に保持された、分割部分４と同一の厚みを有す
る或る数の分割部分 (セグメンツ) ６により構成されて
いる。分割部分６，６の自由端部は面１１を形成してお
り、この面１１上に金属板１２を載置するようになって
いる。
【００１９】金属板１２の押え部材３は、図１及び図３
において１個のみが図示されている、水圧シリンダ９内
で滑動運動を行う一連の小型のピストン１３，１３によ
り支持部材５の当接面８に支承されたＩ字形横断面を有
する単品部材の形で構成されている。上記構成を有する
作業装置の曲げ (加工) 作業は以下のように行われる。
において１個のみが図示されている、水圧シリンダ９内
で滑動運動を行う一連の小型のピストン１３，１３によ
り支持部材５の当接面８に支承されたＩ字形横断面を有
する単品部材の形で構成されている。上記構成を有する
作業装置の曲げ (加工) 作業は以下のように行われる。
【００２０】先ず、支持部材５が、小さな力により高速
で、面１１に対し直交接近運動を行い、刃１と押え部材
３を面１１上に載置した金属板１２に接近させる。これ
と同時に、支持部材５は面１１に平行な方向の運動も行
い、工作物又は被加工金属板１２の厚さ、形成すべき曲
げの角度及び曲げの半径に関し計算された、刃１と押え
部材３の、控え刃２に関する初期位置決めを行う。
で、面１１に対し直交接近運動を行い、刃１と押え部材
３を面１１上に載置した金属板１２に接近させる。これ
と同時に、支持部材５は面１１に平行な方向の運動も行
い、工作物又は被加工金属板１２の厚さ、形成すべき曲
げの角度及び曲げの半径に関し計算された、刃１と押え
部材３の、控え刃２に関する初期位置決めを行う。
【００２１】実際の曲げ作業は、面１１に直交する方向
に支持部材５が更に運動し、場合によっては面１１に平
行又はほぼ平行にこの部材５が更に運動する結果、行わ
れる。支持部材の上記の２種の運動は、利用可能な動力
のいかんにより、また被加工金属板１２の品質、その厚
み及び長さ並びに形成すべき曲げの角度及び半径に関連
して、大きな力により低速で行われる。
に支持部材５が更に運動し、場合によっては面１１に平
行又はほぼ平行にこの部材５が更に運動する結果、行わ
れる。支持部材の上記の２種の運動は、利用可能な動力
のいかんにより、また被加工金属板１２の品質、その厚
み及び長さ並びに形成すべき曲げの角度及び半径に関連
して、大きな力により低速で行われる。
【００２２】面１１に直交する方向の支持部材５の曲げ
行程の効果により、控え刃２に支承された金属板１２に
係止係合した押え部材３が、水力シリンダ９の小型のピ
ストン１３を復帰運動させるのであるが、これらのピス
トンのうち金属板に完全に係合した状態にあるもののみ
に圧力が加わり、係合した状態にないものには圧力が加
えられない。また、部分的な係合状態にあるものには、
金属板が係合したその面積部分に比例した圧力が加えら
れることになる。これらの圧力の調節は、公知方法によ
り行われる。
行程の効果により、控え刃２に支承された金属板１２に
係止係合した押え部材３が、水力シリンダ９の小型のピ
ストン１３を復帰運動させるのであるが、これらのピス
トンのうち金属板に完全に係合した状態にあるもののみ
に圧力が加わり、係合した状態にないものには圧力が加
えられない。また、部分的な係合状態にあるものには、
金属板が係合したその面積部分に比例した圧力が加えら
れることになる。これらの圧力の調節は、公知方法によ
り行われる。
【００２３】上記の作動の後、支持部材５は、小さな力
で高速に、面１１に平行な方向と直交する方向に、控え
刃２から離反する並進運動を行い、これにより曲げ加工
の行われた金属板１２の取除きが可能となる。図３に
は、曲げ作業の終了時における、金属板１２に係合し
た、押え部材３、刃１及び控え刃２の分割部分４及び６
の変形状態が、拡大図により、実線で示されている。他
方、破線により、金属板１２に係合せず、従って変形を
起していない分割部分４，６も示されている。金属板の
押え部材３は、分割部分に分割されてはいないので、金
属板１２に接触する部分の全体において均一な変形を起
すのであるが、これは、シリンダ９の発生する力が、金
属板１２及び控え刃２に関し押え部材が滑りを起すこと
のないような摩擦を発生させるからであり、押え部材の
たわみ及びねじれに対する抵抗力が低く設定されている
ためであり、また金属板に係合しない押え部材の面積部
分が、これもそれらのたわみ及びねじれに対する抵抗力
が低いために、金属板に係合した面積部分の剛性に影響
をおよぼすことはあまりないからである。
で高速に、面１１に平行な方向と直交する方向に、控え
刃２から離反する並進運動を行い、これにより曲げ加工
の行われた金属板１２の取除きが可能となる。図３に
は、曲げ作業の終了時における、金属板１２に係合し
た、押え部材３、刃１及び控え刃２の分割部分４及び６
の変形状態が、拡大図により、実線で示されている。他
方、破線により、金属板１２に係合せず、従って変形を
起していない分割部分４，６も示されている。金属板の
押え部材３は、分割部分に分割されてはいないので、金
属板１２に接触する部分の全体において均一な変形を起
すのであるが、これは、シリンダ９の発生する力が、金
属板１２及び控え刃２に関し押え部材が滑りを起すこと
のないような摩擦を発生させるからであり、押え部材の
たわみ及びねじれに対する抵抗力が低く設定されている
ためであり、また金属板に係合しない押え部材の面積部
分が、これもそれらのたわみ及びねじれに対する抵抗力
が低いために、金属板に係合した面積部分の剛性に影響
をおよぼすことはあまりないからである。
【図１】刃が曲げ (加工) 作業を開始する位置又は姿勢
の状態時における、本発明による作業装置を示す断面図
である。
の状態時における、本発明による作業装置を示す断面図
である。
【図２】図１の矢印Ａ方向に見た部分側面図である。
【図３】金属板の曲げ加工工程時における刃及び控え刃
の位置又は姿勢を実線にて示す、作業装置の断面図であ
る。
の位置又は姿勢を実線にて示す、作業装置の断面図であ
る。
１ (作業) 刃 ２ 控え刃
３ (金属板の) 押え部材 ４ (刃の) 分割部分
(セグメント) ６ (控え刃の) 分割部分 (セグメント) ９ 水力シリンダ １２ (工作物又は被加
工) 金属板 １３ (小型の) ピストン
(セグメント) ６ (控え刃の) 分割部分 (セグメント) ９ 水力シリンダ １２ (工作物又は被加
工) 金属板 １３ (小型の) ピストン
Claims (3)
- 【請求項１】 固定の控え刃と、金属板の１縁部を押え
るため控え刃に圧接させ得る金属板の押え部材と、金属
板に関し押え部材と同一側に配され、控え刃と押え部材
に関し並進運動を行って、控え刃と押え部材とによる押
えの行われない金属板の縁部分を、金属板の面外へ変位
させることの可能な刃とを有する装置であって、刃と控
え刃のそれぞれが、金属板の面と平行な方向に隣接状に
並設した複数の分割部分から構成されていること及び金
属板の押え部材が控え刃のたわみに従ってたわみ得る可
撓性を有することを特徴とする金属板曲げ加工機の作業
装置。 - 【請求項２】 分割部分が、工作物金属板の最大厚みと
同程度の値の厚みを有することを特徴とする請求項１の
金属板曲げ加工機の作業装置。 - 【請求項３】 金属板の押え部材が、単品部材として構
成されており、この押え部材の長さ方向に配設した水圧
シリンダ内に滑動運動を行う一連の小型ピストンにより
控え刃に押圧されてたわみ得るようになっていることを
特徴とする請求項１の金属板曲げ加工機の作業装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT19330A90 | 1990-02-09 | ||
| IT01933090A IT1238060B (it) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | Gruppo di piegatura per macchina piegatrice di fogli di lamiera |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05330A true JPH05330A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2808365B2 JP2808365B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=11156794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3015392A Expired - Lifetime JP2808365B2 (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-06 | 金属板曲げ加工機の作業装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5123270A (ja) |
| EP (1) | EP0441436B1 (ja) |
| JP (1) | JP2808365B2 (ja) |
| AT (1) | ATE110993T1 (ja) |
| DE (1) | DE69103782T2 (ja) |
| ES (1) | ES2064032T3 (ja) |
| IT (1) | IT1238060B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5718142A (en) * | 1995-07-20 | 1998-02-17 | Ferraro; Ronald M. | Metal stitcher |
| CZ300617B6 (cs) * | 2007-07-13 | 2009-07-01 | Reinhard@Franze | Ohýbacka plechu a zpusob ohýbání plechu na této ohýbacce |
| WO2012044181A1 (en) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | Scott Technology Limited | Bending apparatuses, systems and methods |
| KR101414471B1 (ko) * | 2012-06-12 | 2014-08-06 | 곽성훈 | 절곡장치용 절곡금형 |
| DE102016118175B4 (de) * | 2016-09-26 | 2018-08-23 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh & Co. Kg | Werkzeugmaschine und Verfahren zum Bearbeiten von plattenförmigen Werkstücken |
| IT201900009657A1 (it) * | 2019-06-20 | 2020-12-20 | Dallan Spa | Macchina piegatrice per lamiere e metodo di piegatura di lamiere |
| DE102019119848A1 (de) * | 2019-07-23 | 2021-01-28 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Werkzeug und Verfahren zum Bearbeiten von plattenförmigen Werkstücken, insbesondere Blechen |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US929818A (en) * | 1909-03-29 | 1909-08-03 | Victor Benedek | Sheet-metal brake. |
| US2132569A (en) * | 1937-03-22 | 1938-10-11 | Thomas J Kelleher | Bending brake |
| US2178926A (en) * | 1937-04-24 | 1939-11-07 | American Steel & Wire Co | Bending machine |
| US3074461A (en) * | 1960-05-23 | 1963-01-22 | Westinghouse Electric Corp | Roll forming systems |
| FR1312422A (fr) * | 1961-02-03 | 1962-12-21 | Promecam | Perfectionnements aux presses plieuses et analogues |
| US3350912A (en) * | 1965-05-21 | 1967-11-07 | Jr Raymond E Smith | Bending machine |
| AT304996B (de) * | 1971-01-19 | 1973-02-12 | Haemmerle Ag Maschf | Biegebearbeitungseinrichtung |
| US3948074A (en) * | 1974-12-09 | 1976-04-06 | Lion Services, Inc. | Combination cleat bender and bar folder apparatus |
| US3994152A (en) * | 1976-02-19 | 1976-11-30 | Wolters Oswald H | Machine for bending cleat edges |
| FR2523483B1 (fr) * | 1982-03-19 | 1985-09-27 | Pauzin Alexis | Outil de pliage a plat |
| EP0310145B1 (en) * | 1984-12-29 | 1993-05-05 | Maru Kikai Kogyo Co., Ltd. | Bending machine |
-
1990
- 1990-02-09 IT IT01933090A patent/IT1238060B/it active IP Right Grant
-
1991
- 1991-02-02 EP EP91200214A patent/EP0441436B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-02 DE DE69103782T patent/DE69103782T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-02 AT AT91200214T patent/ATE110993T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-02-02 ES ES91200214T patent/ES2064032T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-06 JP JP3015392A patent/JP2808365B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-06 US US07/651,642 patent/US5123270A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1238060B (it) | 1993-06-26 |
| EP0441436A3 (en) | 1992-01-02 |
| EP0441436A2 (en) | 1991-08-14 |
| EP0441436B1 (en) | 1994-09-07 |
| DE69103782T2 (de) | 1995-05-04 |
| JP2808365B2 (ja) | 1998-10-08 |
| US5123270A (en) | 1992-06-23 |
| IT9019330A0 (it) | 1990-02-09 |
| ES2064032T3 (es) | 1995-01-16 |
| ATE110993T1 (de) | 1994-09-15 |
| DE69103782D1 (de) | 1994-10-13 |
| IT9019330A1 (it) | 1991-08-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |