JPH0533060U - 金属探針 - Google Patents

金属探針

Info

Publication number
JPH0533060U
JPH0533060U JP8897591U JP8897591U JPH0533060U JP H0533060 U JPH0533060 U JP H0533060U JP 8897591 U JP8897591 U JP 8897591U JP 8897591 U JP8897591 U JP 8897591U JP H0533060 U JPH0533060 U JP H0533060U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
tip
aluminum wire
probe
metal tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8897591U
Other languages
English (en)
Inventor
朋一 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8897591U priority Critical patent/JPH0533060U/ja
Publication of JPH0533060U publication Critical patent/JPH0533060U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 探針の半導体チップとの接触部が汚染や変形
を受けたときに簡単に補修できるようにする。 【構成】 アルミ線1を金属筒2の案内孔3内に通し、
その先端を金属筒から少し出してねじ6により固定す
る。アルミ線1の先端部が汚れた場合、アルミ線を引き
出して適当な長さで切断するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属探針に関し、特に、半導体チップの電気的特性を測定するため にチップ上のパッドに直接接触させる金属探針に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種従来の金属探針としては、図5に示されるような、パッドと接触する先 端部と、これを固定する機構へ取り付けられる軸部分とが一体となった金属針8 が用いられてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の金属針では、多数個のチップの特性をチェックすることによっ て針の先端部分が汚れたり、変形したりするため、パッドとの電気的接触を良好 に保つために、先端部分を研磨したり新しい針を交換したりする必要が生じる。
【0004】 而して、新しい針と交換する場合や先端部分を研磨するために針を固定する機 構から取りはずす場合は、再取り付け時に精度よく位置決めをするためには多大 の手間を必要とする。また、固定する機構から取りはずさないで研磨する場合も 研磨のために探針の位置をずらさなければならない場合が多く、結局研磨後再度 位置決めをしなければならないので先の場合と同様に多大の手間を必要とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の金属探針は、金属細線と、この金属細線をその先端部に案内する案内 孔を有する金属筒と、金属細線を金属筒の案内孔内に保持する保持機構と、を有 するものである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の第1の実施例を示す断面図である。同図に示されるように、 約20μmφのアルミ線1が、金属筒2の中央に形成された約25μmφの案内 孔3を通って一端が金属筒2の先端部から突出している。アルミ線1の他端は、 金属筒2に取り付けられたリール4に巻きとられている。また、金属筒2にはね じ穴5が設けられており、アルミ線1は、このねじ孔に螺合されるねじ6によっ て金属筒2に固定されている。
【0007】 このように構成された金属探針では、パッドと接触するアルミ線1の先端部が 汚染されたり変形したりしても、金属筒2を支持機構から取りはずす必要はなく 、アルミ線を引き出し適当な箇所で切断すれば済むので、補修作業は著しく簡易 化される。
【0008】 図2は、本考案の第2の実施例を示す断面図である。本実施例では、金属筒2 の案内孔3の中にこの孔に対して斜めに取り付けられた板ばね7によってアルミ 線1が金属筒2に固定されている。第2の実施例では、第1の実施例に比べて固 定状態は若干不安定となるが、アルミ線の先端を引き出すだけで固定位置が容易 に変更できるという利点がある。
【0009】 図3は、本考案の第3の実施例を示す断面図である。本実施例では、板ばね7 として環状に加工されたものが用いられている。本実施例は、板ばねが金属筒2 の案内孔3に嵌着されるものであるので、板ばね7の金属筒2への取り付けが容 易化される。
【0010】 図4は、本考案の第4の実施例を示す断面図である。本実施例では、アルミ線 1は、金属筒2の側面から斜めに明けられた案内孔を通った後に先端部に導かれ ている。
【0011】 以上好ましい実施例について説明したが、本考案はこれら実施例に限定される ものではない。例えば、金属細線としてはアルミ線に代えて金線、燐青銅線等他 の材料のものを用いることができ、またリールは、金属筒に支持されるのではな く、金属筒の支持体に支持されるようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の金属探針は、半導体チップとの接触部となる金 属細線を金属筒の案内孔内に通し、保持部材によって金属筒に着脱自在に保持し たものであり、金属細線の保持箇所を容易に変更できるようになされたものであ る。そのため、本考案によれば、チップ上のパッドと接触する先端部分が汚れた り、変形したりした場合、金属細線を金属筒部分から引き出し適当な長さで切断 することによって、簡単に補修を行うことができる。従って、探針の接触部が変 形や汚染を受けても探針全体を固定している機構を動かす必要がなくなり、探針 の補修時に位置決めのために多大な手間を必要とした不都合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図。
【図2】本考案の第2の実施例を示す断面図。
【図3】本考案の第3の実施例を示す断面図。
【図4】本考案の第4の実施例を示す断面図。
【図5】従来例の断面図。
【符号の説明】
1 アルミ線 2 金属筒 3 案内孔 4 リール 5 ねじ孔 6 ねじ 7 板ばね 8 金属針

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属細線と、前記金属細線を先端部へ案
    内する案内孔が形成されている金属筒と、前記金属細線
    を前記金属筒の前記案内孔内に保持する保持機構と、を
    具備する金属探針。
JP8897591U 1991-10-04 1991-10-04 金属探針 Pending JPH0533060U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8897591U JPH0533060U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 金属探針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8897591U JPH0533060U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 金属探針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533060U true JPH0533060U (ja) 1993-04-30

Family

ID=13957807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8897591U Pending JPH0533060U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 金属探針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533060U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126363A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Enplas Corp 電気接触子及び電気部品用ソケット
CN113885237A (zh) * 2021-10-22 2022-01-04 江苏瑞恒中显光电科技有限公司 一种lcm显示屏加工工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126363A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Enplas Corp 電気接触子及び電気部品用ソケット
CN113885237A (zh) * 2021-10-22 2022-01-04 江苏瑞恒中显光电科技有限公司 一种lcm显示屏加工工艺
CN113885237B (zh) * 2021-10-22 2024-04-16 江苏瑞恒中显光电科技有限公司 一种lcm显示屏加工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4819337A (en) Chalk line marking device
EP0246332A1 (en) Wire guide for electric discharge wire cutting
JPH0533060U (ja) 金属探針
DK0571294T3 (da) Skrueslangebinder.
US20020100719A1 (en) Carrier for a chromatographic column
US6442860B1 (en) Tape measure with marking device holder
JPH0251001A (ja) バリ高さ測定法及び測定具
JPH0144528Y2 (ja)
US2194085A (en) Rule clamp
JP3265422B2 (ja) クランプ装置
JPH01401A (ja) Stm用微動素子着脱機構
JPH0755446Y2 (ja) 走査型トンネル顕微鏡の探針
JPH08214507A (ja) ブラシ装置
JPH0593786U (ja) 産業用ロボットのエンドエフェクタ固定装置
JPS6329589Y2 (ja)
KR840002232Y1 (ko) 권척의 마킹장치
JPS5936751Y2 (ja) ばね掛金具
KR860001835Y1 (ko) 콤파스 겸용 줄자
JP3862963B2 (ja) プローブ装置
JPH0763785A (ja) 先端半球付きプローブ・ピン
JPH11326368A (ja) コンタクトプローブ
JPH0680161U (ja) 引張り試験機におけるチャックの締付け構造
JPH08183293A (ja) 非定心式の円弧描き器
JPS5952407U (ja) プランジヤ−形測長器のための芯出し治具
JPH1036002A (ja) ミシン用の糸巻きとボビンの色合わせ固定具