JPH0533024U - 車両用反射型表示装置 - Google Patents
車両用反射型表示装置Info
- Publication number
- JPH0533024U JPH0533024U JP8211491U JP8211491U JPH0533024U JP H0533024 U JPH0533024 U JP H0533024U JP 8211491 U JP8211491 U JP 8211491U JP 8211491 U JP8211491 U JP 8211491U JP H0533024 U JPH0533024 U JP H0533024U
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- JP
- Japan
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- lamp
- indicator
- display
- indicator lamp
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- Granted
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- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 薄型に構成されているフード内に収納しうる
ように薄型でまた表示灯の発熱により表示板が熱変形を
起すことのない耐熱構造の反射型表示装置を提供する。 【構成】 薄型のフード1の内部に収納できる薄型構造
とした反射型表示装置11はアルミニウム等の金属材料
で形成されたケース12を有し、ケース12には、夫々
の表示灯13を倒置状態で収容するように、表示灯13
の外径と僅かに大きい奥行の表示灯収容室14が形成さ
れている。各表示灯収容室14の前面開口部には、表示
灯13の点灯により透過照明される樹脂シート材料から
なる表示板15が被着されている。表示板15の内側面
には、可視光線の透過率が大きく、かつ熱線反射率が大
きい熱線反射シート16が重ね合せられている。
ように薄型でまた表示灯の発熱により表示板が熱変形を
起すことのない耐熱構造の反射型表示装置を提供する。 【構成】 薄型のフード1の内部に収納できる薄型構造
とした反射型表示装置11はアルミニウム等の金属材料
で形成されたケース12を有し、ケース12には、夫々
の表示灯13を倒置状態で収容するように、表示灯13
の外径と僅かに大きい奥行の表示灯収容室14が形成さ
れている。各表示灯収容室14の前面開口部には、表示
灯13の点灯により透過照明される樹脂シート材料から
なる表示板15が被着されている。表示板15の内側面
には、可視光線の透過率が大きく、かつ熱線反射率が大
きい熱線反射シート16が重ね合せられている。
Description
【0001】
本考案は、自動車の運転席前方に設けられる反射型表示装置であって、特に自 動車のメータフード内に組込まれる表示器の小型化を可能ならしめた車両用反射 型表示装置に関するものである。
【0002】
従来のこの種の車両用反射型表示装置の従来例としては、図1及び図2に示す 如き構造のものである。先ずその構造について述べると、1は自動車車室内の運 転席前方に形成されたメータフードであって、このメータフード1内には表示器 2が組込まれている。この表示器2構造は図2に示すように、横一列に複数個の ランプ室3を形成したケース4と、各ランプ室3内に個別に収納される夫々の表 示灯5と、各ランプ室3の前面開口部に被着される樹脂製の半透過表示板6とを 有し、その表示器2は取付ねじ7によって、メータフード1に取付けられている ものである この表示器2の下側には、その表示器2による表示を運転者のアイポイント8 へ反射せしめるための反射板9が配置されており、この反射板9によって、表示 器2における表示灯の点灯による表示が、反射板9の奥行方向に虚像Aとなって 現われ、これにより表示器2による表示が遠方表示となって、運転者により目視 される構造となっている。
【0003】
しかしながら、このような従来の反射型表示装置にあっては、ケース4の各ラ ンプ室3内に配置されている表示灯5の頭部が、表示板6に向って突設されてい ることから、その表示灯5からの発熱が表示板6によって受けやすく、これがた め、樹脂製表示板6にあっては、表示灯5による発熱で変形しやすいものであっ た。従ってこの変形を抑制するため、図2で示すように、表示灯5の頭部と、表 示板6との間隔を広めて、樹脂製表示板6に表示灯からの発熱が直接作用され難 いように構成しているが、このような構造では、表示灯5と、表示板6との間隔 を広めていることで、ケース4の厚みLが大きくなり、その表示器2が大型化さ れ、これが原因で薄型に構成されているフード1の下面より、ケース4の一部が 突設されてしまい、見栄が悪くしかも高級感に欠けてしまうという不具合があっ た。
【0004】
本考案は、かかる従来の不具合に着目してなされたもので、その第1の目的は 、薄型に構成されているフード内に収納し得る薄型の反射型表示装置を構成する ことにある。第2の目的は、薄型にしても表示灯の発熱により樹脂製表示板の熱 変形を起すことのない耐熱構造の反射型表示装置を提供することにある。
【0005】
以下に本考案を図3及び図4に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 11は薄型であるフード1の内部に収納し得る薄型構造となした反射型表示装 置であって、この反射型表示装置11は、アルミニウム等の金属材料で形成され たケース12を有し、このケース12には、夫々の表示灯13を倒置状態で収容 するように、その表示灯13の外径と僅かに大きい奥行の表示灯収容室14が形 成されている。この各表示灯収容室14の前面開口部には、上記表示灯13の点 灯によって透過照明される例えばポリカボネート等の樹脂シート材料からなる表 示板15が被着されているが、この表示板15の内側面には、可視光線の透過率 が大きく、かつ熱線反射率が大である(例えば帝人の商品であるレフテル)熱線 反射シート16が重ね合せられている。17はケース12をフード1に取付ける 取付ねじ、18はケース12に表示板15、熱線反射シート16を被着固定する ための取付ねじを示す。
【0007】 以上が本実施例の構成であって、その作用について述べると、ケース12に形 成する表示灯収容室14の奥行は、表示灯13の外径に近い寸法に設定してその 表示灯13を倒置状態ですなわち、表示灯13の軸線が表示板15と平行するよ うに配置収容する構造としたものであるから、そのケース12の奥行幅L´を薄 型に形成することができ、これによって既に薄型に形成されているフード1の内 部に、そのケース12の全体を埋込むことができるので、ケースの一部が、フー ド1の面から突設されて見栄が損なわれるといった従来の不具合を解消すること ができる。
【0008】 またこの実施例にあっては、表示灯13が表示板15に接近されるので、その 表示板15が、表示灯13の発熱を受けやすいが、その表示板15と表示灯13 との間に、可視光透過率が大である熱線反射シート16を介在せしめていること で、表示灯からの熱線が遮えぎられ表示板15の熱変形が未然に防止でき、該表 示板の耐久性が向上されると共に透過照明される光の強さも変化が少ない。
【0009】
以上のように本考案は一乃至複数のランプ収容室14を形成し、これらランプ 収容室14の前面開口部に、このランプ収容室14内に収容されている表示灯1 3の点灯によって透過表示される表示板15を被着するケース12を有し、さら にこのケースを運転席前方に形成されたメータフード1内に取付ける反射型表示 装置において、上記ランプ収容室14の奥行幅を、表示灯13の外径と僅かに大 なる寸法となして、表示灯13の軸線が表示板15と平行となるようにして、各 表示灯13をランプ収容室14内に配置し、さらにその表示灯13と前記表示板 15との間に可視光透過率が大である熱線反射シート16を介在せしめた車両用 反射型表示装置であるから、これによれば、そのケース12の奥行幅を薄型とす ることができるので、既に薄型に形成されているフード1の内部に、そのケース 12の全体を埋込むことができるので、ケースの一部が、フード1の面から突設 されて見栄が損なわれるといった従来の不具合を解消することができる。
【0010】 さらに本考案にあっては、その表示板15と表示灯13との間に、熱線反射シ ート16を介在せしめていることで、表示灯からの熱線が遮えぎられ表示板15 の熱変形が未然に防止でき、該表示板の耐久性が向上されるという効果が得られ る。
【図1】従来例の構造説明図。
【図2】従来例の構造説明図。
【図3】本考案実施例の構造を示した断面説明図。
【図4】本考案実施例の平面説明図。
11…反射型表示装置 12…ケース 13…表示灯 14…表示灯収容室 15…表示板 16…熱線反射シート 17…取付ねじ 18…取付ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 一乃至複数のランプ収容室(14)を形
成し、これらランプ収容室(14)の前面開口部に、こ
のランプ収容室(14)内に収容されている表示灯(1
3)の点灯によって透過表示される表示板(15)を被
着するケース(12)を有し、さらにこのケースを運転
席前方に形成されたメータフード(1)内に取付け、前
記表示板(15)の表示内容が反射表示される反射板
(9)を備えた車両用反射型表示装置において、上記ラ
ンプ収容室(14)の奥行幅を、表示灯(13)の外径
と僅かに大なる寸法となして、表示灯(13)の軸線が
表示板(15)と平行となるようにして配置し、さらに
その表示灯(13)と前記表示板(15)との間に可視
光透過率が大である熱線反射シート(16)を介在せし
めたことを特徴とする車両用反射型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082114U JP2557953Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用反射型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082114U JP2557953Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用反射型表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533024U true JPH0533024U (ja) | 1993-04-30 |
JP2557953Y2 JP2557953Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13765382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991082114U Expired - Lifetime JP2557953Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用反射型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557953Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064219U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車のメ−タ用透明基板 |
JPS60152544U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用表示装置 |
JP3068016U (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-21 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユア エレクトリツシエ グリユーランペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 折り箱 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP1991082114U patent/JP2557953Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064219U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車のメ−タ用透明基板 |
JPS60152544U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用表示装置 |
JP3068016U (ja) * | 1998-10-09 | 2000-04-21 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユア エレクトリツシエ グリユーランペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 折り箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557953Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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