JPH0533021Y2 - - Google Patents

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JPH0533021Y2
JPH0533021Y2 JP1986139840U JP13984086U JPH0533021Y2 JP H0533021 Y2 JPH0533021 Y2 JP H0533021Y2 JP 1986139840 U JP1986139840 U JP 1986139840U JP 13984086 U JP13984086 U JP 13984086U JP H0533021 Y2 JPH0533021 Y2 JP H0533021Y2
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cell panel
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は太陽電池パネルに係り、詳しくは太陽
電池素子を透明な素材で保護し、その受光面にガ
ラス板を、また対向する背面に背当材を積層して
なる太陽電池パネルにおいて、特に背当材を改善
してなる太陽電池パネルに関するものである。
(従来の技術) 太陽電池素子を透明な素材で被覆した太陽電池
モージユルを複数個枠状の架台に嵌め込み、その
表面の受光面に透明な素材、例えばガラス板をそ
の裏面に背当材を夫々積層した太陽電池パネルが
一般に使用されている。この背当材として入射光
のうち光発電に寄与しない光を裏面側へ透過させ
て蓄熱を避け太陽電池モジユールの温度上昇を防
止することを目的として、透明な材料、例えばガ
ラス材料、プラスチツク材料が主に用いられてい
た。(特公昭57−4109号公報参照) (考案が解決しようとする問題点) ところが、このような透明な材料である背当材
は、比較的薄い材料であるため耐衝撃性に欠け、
またプラスチツクのみで構成されている場合には
熱収縮によつて太陽電池素子と背当材との間に剥
離が生じ、雨天の場合には水分の侵入によつて太
陽電池素子の超電力の機能をおかし、また水分が
侵入すれば太陽電池素子を保護している透明な樹
脂であるエチレンビニルアセテートあるいはポリ
ビニルブチラート等の酸化反応が促進され、該樹
脂が黄色に変色して光の透過度が悪くなつて太陽
電池素子の超電力が低下する欠点があつた。
本考案は、このような問題点を改善するもので
耐候性、耐透湿性に優れる背当材を用い太陽電池
素子を保護している透明な樹脂の変色を阻止し、
太陽電池素子の起電力を長時間保持して成る太陽
電池パネルを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴とするところは、複数個配列した
太陽電池素子を透明な樹脂の接着剤で保護し、受
光面に透明部材を、そして背面に背当材に夫々積
層したものを架台に取付けた太陽電池パネルにお
いて、上記背当材としてブチルゴムを主成分とす
る白色の基材の少なくとも両面をエチレン・プロ
プレン、ターポリマーを主成分とする白色の保護
材で被覆した加硫ゴムシートを用いた点にある。
(作用) 本考案の太陽電池パネルによれば、耐透湿性を
有するブチルゴムを主成分とする白色シートを、
耐オゾン性を有するエチレン・プロピレン、ター
ポリマーを主成分とする白色ゴムシートで被覆し
た背当材を使用しているために、背当材は水分と
反応して変色しやすい太陽電池素子の接着剤を保
護する機能を有し、またこの機能を長時間維持す
ることができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を添付図面に従つて詳細に
説明する。第1図は本考案に係る太陽電池パネル
の一実施例を示す縦断面図である。太陽電池素子
1は結線を施した状態で平面上に均一に配列させ
その表面と裏面には透明なエチレンビニルアセテ
ート樹脂フイルムあるいはポリビニルブチラート
である接着剤2によつて保護され、かかる太陽電
池素子1の受光面にはガラス板3を、そして背面
には背当材4を設けることによつて太陽電池パネ
ル5を構成している。
尚、図中6はアルミニウム製の架台であり、上
記太陽電池パネル5を固定している。
上記背当材4は、第2図にその断面構造が示さ
れるように、耐透湿性に優れるブチルゴムを主成
分とする白色ゴムシートからなる基材7とその両
面にはエチレン・プロピレン・ターポリマー
(EPDM)を主とする白色シートの保護材8,8
により積層、被覆された加硫ゴムシートの積層体
である。勿論、この場合上記基材7を保護材8に
より完全に被覆してもよい。
背当材4の保護材8は前述のとおりEPDMを
主成分とする白色シートであるが、入射光を背当
材4の表面で反射して入射光の吸収を避けて太陽
電池素子1を保護するために酸化チタンを添加し
て白色度を上げている。酸化チタンの量は加硫物
性が変化しない程度のものでゴム100重量部に対
して3〜80重量部、好ましくは20〜40重量部であ
る。
更に、背当材4の保護材8は主として背当材4
自身の耐透性を長期にわたつて維持し、また基材
7を保護するために使用される。もし、保護材8
が使用されなければ、ブチルゴムを主成分とする
基材7のみで耐透性は充分でない。例えば、10年
以上の屋外使用の場合には、EPDMが60%以上
必要とされており、これ以下のブレンド配合をも
つ素材であれば防湿性能が低下する。そのため、
保護材8はEPDMを60%以上有するゴム配合物
であつて、EPDMの他のブチルゴム等がブレン
ドされる。 上記背当材の保護材8の厚みは、
0.1〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.5mm程度である。
上記太陽電池素子2は常に乾燥状態に置かれそ
の超電力を充分発揮させる必要があるところか
ら、背当材4は耐透湿性が要求される。そのた
め、背当材4の基材7は主として耐透湿性を有す
るブチルゴムを主原料とした白色シートである
が、ブチルゴム以外にも、例えばEPDMあるい
は接着機能を有するエチレンビニルアセテート樹
脂をブレンドしてもよく、ブレンドされるゴムは
ブチルゴム100重量部に対して多くて20重量部で
あり、エチレンビニルアセテート樹脂はブチルゴ
ム100重量部に対して20重量部までであり、これ
を超えるとブチルゴムの寸法変化は大きくなる。
また、耐透湿性を発揮させるためには基材7の
厚さも無視出来ない要件であり、本考案では0.1
〜2mm、好ましくは0.6〜1.2mm程度である。
実施例 複数個配列した太陽電池素子を透明なエチレン
ビニルアセテートの接着剤で保護し、受光面にガ
ラス板を設置し、背面に厚さ0.6mmの基材を厚さ
0.3mmの保護材でサンドイツチした3層構造の背
当材及び厚さ0.6mmの基材と厚さ0.3mmの保護材を
積層した2層構造で基材を接着材に接触させたも
のを架台に取付けた太陽電池パネルを試作し、こ
れを温度80℃、湿度95%の恒湿槽に2000時間放置
した後、上記太陽電池素子を保護している接着材
の色を観察した。
その結果、3艘構造の背当材を用いた太陽電池
パネルはほとんど変色せず、他方2層構造の背当
材を用いた太陽電池パネルの接着材は黄色に変色
していた。
尚、上記基材の配合はブチルゴム100重量部、
エチレンビニルアセテート15重量部、アルキルフ
エノール樹脂2重量部、炭酸カルシウム100重量
部、プロセスオイル20重量部、ZnO2重量部、酸
化チタン20重量部であり、他方、保護材の配合は
EPDM70重量部、ブチルゴム30重量部、イオウ
0.6重量部、促進剤2.4重量部、炭酸カルシウム25
重量部、酸化チタン20重量部からなる。
(考案の効果) このように本考案によれば、太陽電池素子パネ
ルは透明な接着剤で保護した太陽電池素子の受光
面に透明部材を、背面にブチルゴムを主成分とす
る白色にゴムシート基材の少なくとも両面を
EPDMを主成分とする保護材で被覆した背当材
を積層した構成からなり、かかる背当材が加硫ゴ
ムシートであるために太陽電池パネルは裏面側の
耐衝撃性が向上して太陽電池素子を充分に保護す
ることが出来、また夏期においても白色の背当材
によつて温度上昇防止することが可能となつて太
陽電池素子を保護し、更には、背当材は基材によ
つて耐透湿性を有し、一方保護材によつて耐候性
を有するため、太陽電池素子を保護している接着
材の水分による変色を防止してその超電力を充分
発揮させることが可能となり、また背面材を長期
にわたつて使用することが出来るなどの種々の効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる太陽電池パネルの一実
施例を示す断面図、第2図は本考案の太陽電池パ
ネルに使用する背当材の断面図である。 1……太陽電池素子、2……接着材、3……ガ
ラス板、4……背当材、7……基材、8……保護
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個配列した太陽電池素子を透明な樹脂の接
    着材で保護し、受光面に透明部材を、そして背面
    に背当材を夫々積層したものを架台に取付けた太
    陽電池パネルにおいて、上記背当材としてブチル
    ゴムを主成分とする白色の基材の少なくとも両面
    をエチレン、プロピレン、ターポリマーを主成分
    とする白色の保護材で被覆した加硫ゴムシートを
    用いたことを特徴とする太陽電池パネル。
JP1986139840U 1986-09-10 1986-09-10 Expired - Lifetime JPH0533021Y2 (ja)

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JPS6346859U JPS6346859U (ja) 1988-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60148175A (ja) * 1984-01-13 1985-08-05 Toppan Printing Co Ltd 太陽電池モジユ−ル用裏面保護シ−ト

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