JPH05329621A - 溶融金属容器内張り耐火物の補修方法 - Google Patents
溶融金属容器内張り耐火物の補修方法Info
- Publication number
- JPH05329621A JPH05329621A JP4161815A JP16181592A JPH05329621A JP H05329621 A JPH05329621 A JP H05329621A JP 4161815 A JP4161815 A JP 4161815A JP 16181592 A JP16181592 A JP 16181592A JP H05329621 A JPH05329621 A JP H05329621A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融金属容器において、耐用性の優れた補修
方法を提供する。 【構成】 不定形耐火物で内張りされた溶融金属容器に
おいて、使用後の内張り耐火物の内周部に、該耐火物よ
りも残存膨張率の大きい流し込み耐火物を施工すること
を特徴とした溶融金属容器内張り耐火物の補修方法。 【効果】 継ぎ足し施工した補修材の残存膨張率が内張
り耐火物のそれよりも大きくすることで、冷却時でも補
修材は密着性を保ち、内張り耐火物との間に空隙を発生
しない。そのため補修材と内張り耐火物との間への溶融
金属、スラグの侵入もなく、補修材の剥離が防止され、
耐用性の向上が図れる。
方法を提供する。 【構成】 不定形耐火物で内張りされた溶融金属容器に
おいて、使用後の内張り耐火物の内周部に、該耐火物よ
りも残存膨張率の大きい流し込み耐火物を施工すること
を特徴とした溶融金属容器内張り耐火物の補修方法。 【効果】 継ぎ足し施工した補修材の残存膨張率が内張
り耐火物のそれよりも大きくすることで、冷却時でも補
修材は密着性を保ち、内張り耐火物との間に空隙を発生
しない。そのため補修材と内張り耐火物との間への溶融
金属、スラグの侵入もなく、補修材の剥離が防止され、
耐用性の向上が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属容器内張り耐
火物の補修方法に関する。
火物の補修方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、溶銑、溶鋼などの溶融金属容
器の内張り材として、アルミナ質、アルミナ−スピネル
質などの不定形耐火物が使用されている。これらの不定
形耐火物は使用中に溶損あるいは剥離によって損耗す
る。この場合、内張り全体を取り替えることは多大の労
力、費用がかかるため、損耗の大きい部位のみを吹き付
け（特開昭６２−１５８９８７号公報）や流し込み耐火
物による継ぎ足し施工で（特開昭５２−１４９２０４号
公報）補修することが行われている。
器の内張り材として、アルミナ質、アルミナ−スピネル
質などの不定形耐火物が使用されている。これらの不定
形耐火物は使用中に溶損あるいは剥離によって損耗す
る。この場合、内張り全体を取り替えることは多大の労
力、費用がかかるため、損耗の大きい部位のみを吹き付
け（特開昭６２−１５８９８７号公報）や流し込み耐火
物による継ぎ足し施工で（特開昭５２−１４９２０４号
公報）補修することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吹き付けは、
施工時の跳ね返り損失が大きく、また補修組織が多孔質
なために耐食性に劣る。流し込み耐火物は、溶損よりも
剥離による損耗が著しく、安定した寿命が得られていな
い。不定形耐火物による内張りは、従来のレンガ積みと
違って目地のない一体施工であり、損傷面が滑らかなこ
とも、補修材の剥離が著しい原因と思われる。
施工時の跳ね返り損失が大きく、また補修組織が多孔質
なために耐食性に劣る。流し込み耐火物は、溶損よりも
剥離による損耗が著しく、安定した寿命が得られていな
い。不定形耐火物による内張りは、従来のレンガ積みと
違って目地のない一体施工であり、損傷面が滑らかなこ
とも、補修材の剥離が著しい原因と思われる。
【０００４】本発明は、流し込み耐火物による継ぎ足し
施工による補修において、内張り材との密着性の向上に
よって補修材の剥離を防止し、溶融金属容器内張り耐火
物の補修をより効果的なものにすることを目的としてい
る。
施工による補修において、内張り材との密着性の向上に
よって補修材の剥離を防止し、溶融金属容器内張り耐火
物の補修をより効果的なものにすることを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】流し込み材による継ぎ足
しにおいて、補修材が剥離する原因について検討を行っ
た結果、加熱・冷却を繰り返す間に補修材と内張り耐火
物との間に空隙が生じるために、補修材に亀裂が発生す
ると補修材背面にスラグ・溶融金属が容易に侵入し、剥
離が促進されることがわかった。したがって、加熱冷却
を受けても補修材が内張り耐火物との間に空隙を発生さ
せないことが、剥離防止に効果的であると考えられる。
本発明はこの見地に基づいてなされたものである。
しにおいて、補修材が剥離する原因について検討を行っ
た結果、加熱・冷却を繰り返す間に補修材と内張り耐火
物との間に空隙が生じるために、補修材に亀裂が発生す
ると補修材背面にスラグ・溶融金属が容易に侵入し、剥
離が促進されることがわかった。したがって、加熱冷却
を受けても補修材が内張り耐火物との間に空隙を発生さ
せないことが、剥離防止に効果的であると考えられる。
本発明はこの見地に基づいてなされたものである。
【０００６】本発明を図１の溶融金属容器の側壁断面の
略図に基づいて説明すると、不定形耐火物で内張りされ
た溶融金属容器１において、使用後の内張り耐火物２の
内周部に、該耐火物２よりも残存膨張率の大きい流し込
み耐火物３を施工することを特徴とした溶融金属容器内
張り耐火物の補修方法である。
略図に基づいて説明すると、不定形耐火物で内張りされ
た溶融金属容器１において、使用後の内張り耐火物２の
内周部に、該耐火物２よりも残存膨張率の大きい流し込
み耐火物３を施工することを特徴とした溶融金属容器内
張り耐火物の補修方法である。
【０００７】
【作用】本発明による補修方法は、継ぎ足し施工した補
修材の残存膨張率が内張り耐火物よりも大きいことで、
冷却時に補修材は密着性を保ち、内張り耐火物との間に
空隙が発生しない。また、残存膨張率の大きい補修材は
一般に熱間の膨張率も大きく、溶融金属容器の受銑・受
鋼時の高温下でも内張り耐火物に密着する。このよう
に、冷却時および加熱時を問わず使用中は常に密着して
いるため、補修材と内張り耐火物との間への溶融金属・
スラグの侵入もなく、補修材の剥離が防止される。
修材の残存膨張率が内張り耐火物よりも大きいことで、
冷却時に補修材は密着性を保ち、内張り耐火物との間に
空隙が発生しない。また、残存膨張率の大きい補修材は
一般に熱間の膨張率も大きく、溶融金属容器の受銑・受
鋼時の高温下でも内張り耐火物に密着する。このよう
に、冷却時および加熱時を問わず使用中は常に密着して
いるため、補修材と内張り耐火物との間への溶融金属・
スラグの侵入もなく、補修材の剥離が防止される。
【０００８】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明で使用する内張り耐火物および補修材の材質は、両
者に残存膨張率の差を与える以外は、従来材質と特に変
わりない。耐火物の配合組成は、例えば電融アルミナ、
焼結アルミナ等のアルミナ質、ボーキサイト、ばん土け
つ岩、シャモット等のアルミナ−シリカ質、溶融シリカ
等のシリカ質、電融マグネシア、焼結マグネシア、天然
マグネシア等のマグネシア質、焼結スピネル、電融スピ
ネル等のマグネシア−アルミナ系スピネル質、ドロマイ
ト質、カルシア質、クロム鉄鉱、クロミア質、炭化珪
素、炭化硼素等の炭化物、窒化珪素等の窒化物、黒鉛、
炭素質などから選ばれる一種または二種以上を主材とす
る。
発明で使用する内張り耐火物および補修材の材質は、両
者に残存膨張率の差を与える以外は、従来材質と特に変
わりない。耐火物の配合組成は、例えば電融アルミナ、
焼結アルミナ等のアルミナ質、ボーキサイト、ばん土け
つ岩、シャモット等のアルミナ−シリカ質、溶融シリカ
等のシリカ質、電融マグネシア、焼結マグネシア、天然
マグネシア等のマグネシア質、焼結スピネル、電融スピ
ネル等のマグネシア−アルミナ系スピネル質、ドロマイ
ト質、カルシア質、クロム鉄鉱、クロミア質、炭化珪
素、炭化硼素等の炭化物、窒化珪素等の窒化物、黒鉛、
炭素質などから選ばれる一種または二種以上を主材とす
る。
【０００９】結合剤としては、例えば粘土、アルミナセ
メント、リン酸塩類、ケイ酸塩類、フェノール樹脂など
から選ばれる一種または二種以上を使用する。施工時の
流動性を向上させるために、解膠剤として、例えばヘキ
サメタリン酸ソーダ、トリポリリン酸ソーダ、ウルトラ
ポリリン酸ソーダ、酸性ヘキサメタリン酸ソーダ、ホウ
酸ソーダ、炭酸ソーダ、ピロリン酸ソーダなどの無機塩
類、クエン酸ソーダ、酒石酸ソーダ、ポリアクリル酸ソ
ーダ、スルホン酸ソーダなどの有機塩類などから選ばれ
る一種または二種以上を添加することが好ましい。
メント、リン酸塩類、ケイ酸塩類、フェノール樹脂など
から選ばれる一種または二種以上を使用する。施工時の
流動性を向上させるために、解膠剤として、例えばヘキ
サメタリン酸ソーダ、トリポリリン酸ソーダ、ウルトラ
ポリリン酸ソーダ、酸性ヘキサメタリン酸ソーダ、ホウ
酸ソーダ、炭酸ソーダ、ピロリン酸ソーダなどの無機塩
類、クエン酸ソーダ、酒石酸ソーダ、ポリアクリル酸ソ
ーダ、スルホン酸ソーダなどの有機塩類などから選ばれ
る一種または二種以上を添加することが好ましい。
【００１０】この他、本発明の効果を阻害しない範囲で
繊維類、金属粉、シリカ超微粉など、耐火物の添加物と
して従来知られている材料を添加してもよい。
繊維類、金属粉、シリカ超微粉など、耐火物の添加物と
して従来知られている材料を添加してもよい。
【００１１】耐火物を残存膨張性の大きい材質にするに
は、例えば、炉稼働中の高温で転移または反応によって
膨張する原料を、配合組成物の一部または全部に使用す
る。例えば、珪石、ろう石、カイアナイト、アンダルサ
イト、シリマナイトなど、結晶転位により残存膨張性を
示す原料を使用する。マグネシア、アルミナの併用によ
り、高温下でのＭｇＯ・Ａｌ2Ｏ3質スピネルの生成に伴
う膨張を利用する。酸化によって体積膨張するアルミニ
ウム、ＳｉＣなどの金属あるいは炭化物、窒化物、硼化
物などを添加する。また、単に熱膨張率の大きい材料の
添加でもよい。
は、例えば、炉稼働中の高温で転移または反応によって
膨張する原料を、配合組成物の一部または全部に使用す
る。例えば、珪石、ろう石、カイアナイト、アンダルサ
イト、シリマナイトなど、結晶転位により残存膨張性を
示す原料を使用する。マグネシア、アルミナの併用によ
り、高温下でのＭｇＯ・Ａｌ2Ｏ3質スピネルの生成に伴
う膨張を利用する。酸化によって体積膨張するアルミニ
ウム、ＳｉＣなどの金属あるいは炭化物、窒化物、硼化
物などを添加する。また、単に熱膨張率の大きい材料の
添加でもよい。
【００１２】本発明で使用する炭化物の残存膨張率は特
に限定するものではないが、好ましくは６％以下とし、
この範囲内で内張り耐火物より補修材の残存膨張率を大
きくする。６％を超えると補修材組織内での迫り合い、
補修組織のぜい弱化によって耐食性が低下する。
に限定するものではないが、好ましくは６％以下とし、
この範囲内で内張り耐火物より補修材の残存膨張率を大
きくする。６％を超えると補修材組織内での迫り合い、
補修組織のぜい弱化によって耐食性が低下する。
【００１３】補修材が損傷してさらにその内周に補修材
を継ぎ足し施工する場合は、先の補修材よりさらに残存
膨張率の大きい補修材を使用することが好ましい。
を継ぎ足し施工する場合は、先の補修材よりさらに残存
膨張率の大きい補修材を使用することが好ましい。
【００１４】
【実施例】実施例とその比較例について説明する。表
１、表２は、各例に使用した耐火物の配合組成と、その
試験結果を示す。物性の試験は、鋳込み成形で試験片を
作成し、測定した。
１、表２は、各例に使用した耐火物の配合組成と、その
試験結果を示す。物性の試験は、鋳込み成形で試験片を
作成し、測定した。
【００１５】物性の試験において、耐食性の試験は、高
周波誘導炉の内張り侵食試験で１４００℃で２時間行っ
た。スラグはＣａＯ／ＳｉＯ2 ＝２．３の溶銑鍋スラグ
を使用した。最大溶損部の寸法を測定し、初期内張り材
の溶損寸法を１００とした溶損指数で表した。
周波誘導炉の内張り侵食試験で１４００℃で２時間行っ
た。スラグはＣａＯ／ＳｉＯ2 ＝２．３の溶銑鍋スラグ
を使用した。最大溶損部の寸法を測定し、初期内張り材
の溶損寸法を１００とした溶損指数で表した。
【００１６】溶銑は溶鋼より融点が低く、粘性が小さい
ので、補修材と内張り耐火物との空隙に侵入しやすい。
したがって、補修材の剥離は溶銑処理容器の補修におい
て顕著にみられる。実機試験は、この溶銑を受湯する３
００ｔ溶銑鍋の内張り耐火物の補修を行った。
ので、補修材と内張り耐火物との空隙に侵入しやすい。
したがって、補修材の剥離は溶銑処理容器の補修におい
て顕著にみられる。実機試験は、この溶銑を受湯する３
００ｔ溶銑鍋の内張り耐火物の補修を行った。
【００１７】溶銑鍋の内張りは、流し込み施工された厚
さ１５０ｍｍの不定形耐火物である。溶銑鍋を３００チ
ャージ使用後、損傷された内張り耐火物の内周部の全面
にわたって約６０〜８０ｍｍの厚さに流し込みによる継
ぎ足し施工で補修を行った。
さ１５０ｍｍの不定形耐火物である。溶銑鍋を３００チ
ャージ使用後、損傷された内張り耐火物の内周部の全面
にわたって約６０〜８０ｍｍの厚さに流し込みによる継
ぎ足し施工で補修を行った。
【００１８】この実機試験で、耐用性は、補修材の損傷
で内張り耐火物が露出した時点を寿命とし、その耐用チ
ャージ数を求めた。
で内張り耐火物が露出した時点を寿命とし、その耐用チ
ャージ数を求めた。
【００１９】実施例１〜２は、ろう石の添加量を多くす
ることによって内張り耐火物より残存膨張率を大きくし
たものである。実施例３〜４はアルミナとマグネシアを
併用し、両者の反応によるスピネル生成を利用して内張
り耐火物より残存膨張率を大きくしたものである。
ることによって内張り耐火物より残存膨張率を大きくし
たものである。実施例３〜４はアルミナとマグネシアを
併用し、両者の反応によるスピネル生成を利用して内張
り耐火物より残存膨張率を大きくしたものである。
【００２０】実施例での補修材は残存膨張による多孔質
化のためか、加熱後の物性試験では耐食性に劣るが、実
機試験では内張り耐火物との組合せによって補修による
耐用性が優れている。使用後の断面を観察した結果、補
修材の残存膨張性が内張り耐火物との密着性を高くし、
溶銑・スラグの侵入を防止していることが確認された。
化のためか、加熱後の物性試験では耐食性に劣るが、実
機試験では内張り耐火物との組合せによって補修による
耐用性が優れている。使用後の断面を観察した結果、補
修材の残存膨張性が内張り耐火物との密着性を高くし、
溶銑・スラグの侵入を防止していることが確認された。
【００２１】比較例１は内張り耐火物と同じ材質の補修
材をもって補修した。比較例２はろう石原料の配合量を
内張り耐火物より少なくした補修材をもって補修した。
比較例３は内張り耐火物と同じ材質の補修材をもって補
修した。比較例４はマグネシア原料の配合量を内張り耐
火物より少なくした補修材をもって補修した。
材をもって補修した。比較例２はろう石原料の配合量を
内張り耐火物より少なくした補修材をもって補修した。
比較例３は内張り耐火物と同じ材質の補修材をもって補
修した。比較例４はマグネシア原料の配合量を内張り耐
火物より少なくした補修材をもって補修した。
【００２２】比較例２、４において、補修材は物性試験
の耐食性に優れているが、残存膨張率が小さいために、
実機試験での補修耐用性に劣る。比較例１〜４の実機試
験後の断面を観察したところ、いずれも補修材と内張り
耐火物との間に溶銑・スラグの侵入が認められた。
の耐食性に優れているが、残存膨張率が小さいために、
実機試験での補修耐用性に劣る。比較例１〜４の実機試
験後の断面を観察したところ、いずれも補修材と内張り
耐火物との間に溶銑・スラグの侵入が認められた。
【００２３】
【表１】
【００２４】
【表２】
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、補修材の残存膨張率の
調査によって内張り耐火物と補修材の密着性が向上し、
補修層への溶融金属・スラグの侵入を防止したことによ
り、表１の試験結果が示すようにきわめて優れた補修効
果を得ることができる。溶銑は溶鋼に比べて融点が低く
粘性が小さいために補修層へ侵入がしやすい性質をも
つ。このため、本発明の補修方法は、溶銑鍋などの溶銑
予備処理容器の内張りにおいて特に効果的である。
調査によって内張り耐火物と補修材の密着性が向上し、
補修層への溶融金属・スラグの侵入を防止したことによ
り、表１の試験結果が示すようにきわめて優れた補修効
果を得ることができる。溶銑は溶鋼に比べて融点が低く
粘性が小さいために補修層へ侵入がしやすい性質をも
つ。このため、本発明の補修方法は、溶銑鍋などの溶銑
予備処理容器の内張りにおいて特に効果的である。
【図１】本発明の補修方法を説明するための、溶融金属
容器の側壁断面を示す略図である。
容器の側壁断面を示す略図である。
１ 溶融金属容器 ２ 使用後の内張り耐火物 ３ 残存膨張率の大きい流し込み耐火物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保木井 利之 兵庫県高砂市荒井町新浜１−３−１ ハリ マセラミック株式会社内 (72)発明者 塩盛 真宏 兵庫県高砂市荒井町新浜１−３−１ ハリ マセラミック株式会社内 (72)発明者 森重 一生 兵庫県高砂市荒井町新浜１−３−１ ハリ マセラミック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 不定形耐火物で内張りされた溶融金属容
器において、使用後の内張り耐火物の補修部に、該耐火
物よりも残存膨張率の大きい流し込み耐火物を施工する
ことを特徴とした溶融金属容器内張り耐火物の補修方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161815A JPH05329621A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 溶融金属容器内張り耐火物の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161815A JPH05329621A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 溶融金属容器内張り耐火物の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329621A true JPH05329621A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15742440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161815A Withdrawn JPH05329621A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 溶融金属容器内張り耐火物の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329621A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0933173A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Tokyo Yogyo Co Ltd | Ｅｂｔ耐火物 |
| JPH0933174A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Tokyo Yogyo Co Ltd | Ｅｂｔ耐火物 |
| JP2006219330A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Plibrico Japan Co Ltd | 吹付け補修用不定形耐火材及び補修方法 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4161815A patent/JPH05329621A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0933173A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Tokyo Yogyo Co Ltd | Ｅｂｔ耐火物 |
| JPH0933174A (ja) * | 1995-07-20 | 1997-02-07 | Tokyo Yogyo Co Ltd | Ｅｂｔ耐火物 |
| JP2006219330A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Plibrico Japan Co Ltd | 吹付け補修用不定形耐火材及び補修方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |