JPH0532939U - Vav装置 - Google Patents

Vav装置

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Publication number
JPH0532939U
JPH0532939U JP080482U JP8048291U JPH0532939U JP H0532939 U JPH0532939 U JP H0532939U JP 080482 U JP080482 U JP 080482U JP 8048291 U JP8048291 U JP 8048291U JP H0532939 U JPH0532939 U JP H0532939U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air volume
air
volume
setting switch
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP080482U
Other languages
English (en)
Inventor
静一 塚田
Original Assignee
松下精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP080482U priority Critical patent/JPH0532939U/ja
Publication of JPH0532939U publication Critical patent/JPH0532939U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各ダクトの通風量を設定できるようにコント
ローラに設定スイッチを設けて、必要に応じて制御する
風量の最大風量を任意の風量に設定できるようにしたV
AV装置を提供することを目的とする。 【構成】 コントローラ本体1に設けられた風量設定ス
イッチ5を押すことにより、制御する風量の最大風量を
任意の風量に設定することができ、設定する風量が液晶
表示部6に表示される。これにより、VAVダンパーを
制御して、各室の設定温度10と室温変化11との差よ
り、設定した風量が上限になるように自動的に調整でき
ることとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にダクト式換気空調ユニット等に使用されるVAV装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、建物の天井裏等に据え付けられる換気と空調を行う換気空調ユニットが 多く使用されるようになってきており、いわゆる風量を可変する装置であるVA Vに関しては多く提案されている。
【0003】 従来、この種の換気空調ユニットは、ユニットの本体よりダクトを介して各室 へ空調された空気を送り込む構成となっており、各室への送風制御をVAVダン パーにて行うものが多くなってきている。
【0004】 以下その構成について図3、図4および図5を参照にしながら説明をする。 図3に示すごとく、換気空調ユニットの本体101の内部には媒体を通す熱交 換器102と、この熱交換器102に対応した送風機103と、また前記本体1 01の前方には各部屋に応じた複数の本体吹出しダクト104、105を介して 室内吹出口106、107が接続されており、各部屋112、113に空調され た空気を送っている。さらに前記各部屋112、113には、それぞれの部屋の 室温に応じた制御を行うための、コントローラ本体110、111が設置されて いる。さらに前記本体吹出しダクト104、105の各ダクトへの連通口には前 記本体吹出しダクト104、105に対応して送風を制御するダンパー108、 109が設けられている。図4においては、各部屋112、113に設置される コントローラ本体110、111の詳細を示す。コントローラ本体111に、運 転・停止スイッチ116、温度設定スイッチ117、その他各種運転に必要なス イッチ(図示せず)と、室温感知用サーミスタ118および液晶表示部119が 設けられている。
【0005】 以上のように構成されるダクト式換気空調システムについて、以下その動作に ついて説明する。まず各室のコントローラ110と111により運転を開始され た換気空調ユニットの本体101において、送風機103が運転開始するととも に、ダンパー108および109が開となり、熱交換器102で空調された空気 がそれぞれのダクト104、105を通り、室内吹出口106、107を通り、 各部屋112、113に吹出され、空調を行なうものである。各部屋112、1 13への送風量制御は一般的に温度設定スイッチ117で設定された設定温度お よび室温感知用サーミスタ118にて感知した室温との差により、前記ダンパー 108、109の開度および前記送風機103の回転数を制御するようにしてい るのである。図5は設定温度120と、ある室温変化121および吹出口風量1 22との関係を示している。この図5において、室温変化121と設定温度12 0との差が、△t1以内であれば送風機停止、△t1〜△t2であれば吹出口風 量は微風、△t2〜△t3であれば吹出口風量は弱風、△t3以上であれば強風 となる。以上のようにして各部屋112、113の空調を行なうものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のVAV装置の構成では、設定温度120と室温変化121と の温度関係により、強風、弱風、微風と自動的に吹出口風量が変化するから、一 般的な状態では問題はないが、仮に、吹出口直下に人がいる場合とか、就寝中に △tが大きいために強風で運転される場合、送風量が多すぎるとか、そのために 音が大きくなりすぎるという課題があった。
【0007】 本考案は上記課題を解決するもので、制御する風量の最大値を低風量に設定で きるようにして、より快適な空調を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、各部屋に設けられるコントローラ本体に 運転に必要な各種スイッチ以外に、ダンパーの開度調節機能を遠隔操作すること により各ダクトを通る風量を設定できるスイッチと、前期スイッチにより設定し た風量を表示する表示装置を備えたVAV装置としたものである。
【0009】
【作用】
本考案は上記した構成により、各部屋のコントローラの風量設定スイッチによ り、制御する風量の最大風量を低風量に設定することができるため、就寝時に△ tが大きいために強風で運転される場合、コントローラで制御する風量の最大風 量を低風量に設定することにより騒音及び、吹出口直下における大風量による不 快感をなくし、快適な空調を提供することができるものである。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図1および図2を参照しながら説明する。な お換気空調ユニットの本体、ダンパー、ダクト、吹出口等の構成については、従 来例と同一であるため図および説明は省略する。
【0011】 すなわちコントローラ本体1に、運転・停止スイッチ2、設定温度スイッチ3 、室温感知サーミスタ4および液晶表示部6、および各種運転に必要な各種スイ ッチ(図示せず)と、スイッチを操作することにより設定する風量が前記液晶表 示部6に表示される風量設定スイッチ5とより構成されている。
【0012】 上記構成において、構成されるVAV装置について以下その動作について説明 する。
【0013】 運転スイッチ2を押すことにより運転が開始され、温度設定スイッチ3によっ て設定された設定温度10および、室温感知用サーミスタ4にて感知された室温 変化11との差により、ダンパー108、109(従来例に示す)の開度および 送風機103(従来例に示す)の回転数制御を行なうが、ここで風量設定スイッ チ5を押すことにより、制御する風量の最大風量を低風量に設定することができ る。たとえば、風量設定スイッチ5で微風の設定をした場合、室温変化11と設 定温度10との差が、△t1以内であれば送風機停止、△t1〜△t2であれば 吹出口風量は微風、△t2〜△t3であれば吹出口風量は微風、△t3以上であ れば微風となる。またこれは同様に風量設定スイッチ5で弱風の設定をした場合 、室温変化11と設定温度10との差が、△t1以内であれば送風機停止、△t 1〜△t2であれば吹出口風量は微風、△t2〜△t3であれば吹出口風量は弱 風、△t3以上であれば弱風となる。そして、これらの表示を液晶表示部6に表 示される。
【0014】 このように本考案の実施例によれば、風量設定スイッチで制御する風量の最大 風量を任意の風量に設定することができるのである。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば、制御する風量の最大風量 を任意の風量に設定することができるため、必要に応じて強風〜微風まで設定を 変化させることができる。これにより、就寝時における騒音の低減とか、強風に よる気流の乱れ等を排除することが可能であり、より快適な空調を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のコントローラの平面図
【図2】同一実施例の室温変化と設定温度との差と風量
変化の関係を示した図
【図3】同一実施例の換気空調ユニットと各部屋及び各
部屋へ至るダクト経路を含めたシステム図
【図4】従来例のコントローラ平面図
【図5】同従来の室温変化と設定温度との差と風量変化
の関係を示した図
【符号の説明】
1 コントローラ本体 2 運転・停止スイッチ 3 温度設定スイッチ 4 室温サーミスタ 5 風量設定スイッチ 6 液晶表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各居室に設けられるコントローラ本体
    と、このコントローラ本体に、ダンパーの開度調節機能
    を遠隔操作することにより、各ダクトを通る風量を設定
    できる風量設定スイッチと、この風量設定スイッチによ
    り設定した風量を表示する表示部とを備えたVAV装
    置。
JP080482U 1991-10-03 1991-10-03 Vav装置 Pending JPH0532939U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP080482U JPH0532939U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 Vav装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP080482U JPH0532939U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 Vav装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532939U true JPH0532939U (ja) 1993-04-30

Family

ID=13719501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP080482U Pending JPH0532939U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 Vav装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108800504A (zh) * 2018-08-03 2018-11-13 耀邦暖通设备(嘉兴)有限公司 多功能风口结构及空调系统
CN112443918A (zh) * 2019-09-02 2021-03-05 中洁环境科技(西安)集团有限公司 静压分风箱及其控制方法、以及新风机和新风空调一体机

Cited By (3)

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CN108800504B (zh) * 2018-08-03 2024-04-12 耀邦暖通设备(嘉兴)有限公司 多功能风口结构及空调系统
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