JPH0532883Y2 - - Google Patents

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JPH0532883Y2
JPH0532883Y2 JP1989064811U JP6481189U JPH0532883Y2 JP H0532883 Y2 JPH0532883 Y2 JP H0532883Y2 JP 1989064811 U JP1989064811 U JP 1989064811U JP 6481189 U JP6481189 U JP 6481189U JP H0532883 Y2 JPH0532883 Y2 JP H0532883Y2
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JP
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cylindrical case
cylindrical
candle
cylinder
tube
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JP1989064811U
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JPH034601U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、キヤンプ等のアウトドアライフにお
いて主として照明用として使用される、ローソク
を使用する携帯用ランタンに関するものである。
【従来の技術】
従来、ローソクを使用する携帯用ランタンに関
する考案としては種々の提案がなされている。本
出願人の考案になる実公昭63−20004号公報には、
ローソクを上方に付勢勝手に収容したローソク保
持体を底筒に着脱自在に係合し、その底筒に着脱
自在に筒状ケースを係合させて上記ローソク保持
体の外側に配設し、その筒状ケースの内側に、開
閉自在な上蓋を有する上筒を取付けた透明筒体を
摩擦係合手段を介して伸縮自在に収納し、その上
蓋は外周近傍に換気孔を有すると共に中心部には
上記透明筒体を該筒状ケースに収納したときにロ
ーソクの着火部に近接して消火し得る遮炎面を形
成した構成とすることで、使用終了時にはワンタ
ツチ操作でたため同時に消火されるようにした考
案について開示されている。
【考案が解決しようとする課題】
携帯用ランタンをより一層安価に提供するに
は、できるだけ部品点数を低減し、金属製ではな
く合成樹脂成形品で構成する工夫が必要とされ
る。しかるに上記した構成から成るランタンで
は、上蓋と上筒を必要とし、しかもロウソクの炎
で熱くなるから燃えるおそれのない金属製とする
必要があつた。 そこで、本考案は、上記した上蓋や上筒を廃止
し、透明筒体を取付ける部材はロウソクの炎で熱
くならないようにして合成樹脂成形品を使用でき
るようにすることを、その目的としてなされたも
のである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案にあつて
は、筒状ケースの下部に着脱自在に係合する底筒
にローソク保持筒を着脱自在に係合し、携帯時は
筒状ケース内に収納され使用時には筒状ケース外
に顕出される風防ガラス筒を保持筒に保持させた
携帯用ランタンにおいて、上記の筒状ケースには
通気口と内側にL形の係止溝を形成し、また上記
保持筒は、その外周面に形成した鍔の上方に、上
記筒状ケースの係止溝と協働して筒状ケースに保
持筒を固定する凸部を形成すると共に、筒状ケー
スの通気口と協働して空気供給路を形成する複数
のスリツトを穿設し且つローソク保持筒を嵌入で
きる大きさの上方筒部並びに筒状ケースの内孔に
嵌入できる大きさの下方筒部とを段状に形成し、
また鍔の下方には筒状ケースの内孔に嵌入できる
大きさの係止片取付脚を対向して形成し、各係止
片取付脚には風防ガラス筒止着用の金属製係止片
を鋲によつて止着し、該鋲の頭部は筒状ケースの
通気口の縁に弾性的に係合係止可能としてなるも
のである。
【作用】
携帯時には、割れ易い風防ガラス筒は筒状ケー
ス内にあつて保護され、筒状ケース上には保持筒
の鍔と上方筒部並びに下方筒部が突出する。この
状態で風防ガラス筒用の金属製係止片を止着する
鋲の頭部が筒ケースの通気口の縁に弾性的に係合
係止するから止まりはよい。 使用時には、筒状ケースから保持筒を抜き、逆
さにして、保持筒の凸部を筒状ケースの係止溝に
嵌めてから捩じつて固定するが、そのときローソ
クの燃焼個所と保持筒とは金属製係止片を介して
離されることになり、保持筒は余り熱くならな
い。ローソクの燃焼個所に供給される新鮮空気の
供給路は、筒状ケースの通気口および下方筒部の
スリツトにより形成されることになる。 このランタンにローソクを装着するには、筒状
ケースの下部に着脱自在に係合する底筒と、その
底筒に着脱自在に係合するローソク保持筒を夫々
外してローソクを取付けたのち、上記の順番とは
逆に組み付ければよい。
【実施例】
図面に示した本考案になる携帯用ランタンの実
施例において、筒状ケース1の下部に着脱自在に
係合する底筒2にはローソク保持筒3が着脱自在
に係合し、そのローソク保持筒3内に収納したロ
ーソク4はバネ5によつて上方に付勢されている
こと、ローソク4の炎を囲む風防ガラス筒6は、
携帯時は第1図Aに示すように筒状ケース1内に
収納され、使用時には第1図Bに示すように筒状
ケース1外に顕出させるように保持筒7によつて
保持される点では上記した従来例とほぼ同じであ
る。 しかし、この筒状ケース1および風防ガラス筒
6の保持筒7は次のような構成としている点で従
来例とは相違しているのである。すなわち筒状ケ
ース1には、第2図に示すように、通気口14
と、内側にL形の係止溝13を形成している。ま
た、保持筒7は、その外周面に筒状ケース1の上
端面と当接する鍔8を有し、鍔8の上方はローソ
ク保持筒3を嵌入できる大きさの上方筒部9と、
筒状ケース1の内孔に嵌入できる大きさの下方筒
部10とを段状に形成して、下方筒部10の外周
面には凸部11(第3図A参照)を形成し、下方
筒部10の外周部には複数のスリツト12(第3
図A参照)を穿設している。この凸部11は、筒
状ケース1の上記した係止溝13と協働して、風
防ガラス筒6を直立させた保持筒7を筒状ケース
1にしつかりと固定する。またスリツト12は筒
状ケース1の上記通気口14と協働して新鮮空気
を風防ガラス筒6内部のローソク4上部に供給可
能とする。 鍔8の下方には筒状ケース1の内孔に嵌入でき
る大きさの係止片取付脚15,15が対向して形
成され、各係止片取付脚15,15には上端と下
端を内側に折曲して風防ガラス筒6を係止した金
属製係止片16,16が鋲17,17によつて止
着されている。保持筒7の鍔8の下面が筒状ケー
ス1の上端面と当接するように嵌合した第1図A
の携帯時には、同図に明示したように、この鋲1
7の頭部は筒状ケース1に穿設した通気口14の
縁に弾性的に係合係止してた易くは外れないよう
にする役目を果たす。 図中、18は筒状ケース1の長手方向に移動可
能とした吊手、19は吊手18に取付けた吊針
金、20は丸い円盤の中心に吊針金19の引掛部
に嵌まることができるようにした切込溝を設け
て、への字状に曲げた熱反射板、21は吊下げ用
のチエンである。 つぎに使用方法について述べると、携帯時は第
3図Aに示したように、破損しやすい風防ガラス
筒6を筒状ケース1内に収容する。つまり風防ガ
ラス筒6の保持筒7の鍔8下面を筒状ケース1の
上端面と当接するように嵌合する。筒状ケース1
内には係止片取付脚15,15、その内側に風防
ガラス筒6がそれぞれ位置することになる。その
とき、第1図Aに明示したように、鋲17の頭部
は筒状ケース1に穿設した通気口14の縁に弾性
的に係合係止して簡単には外れないようにする。 上記した鋲頭の弾性的係止に抗して風防ガラス
筒6の保持筒7を抜き取ると、ローソク4の芯が
現れる。芯に火を灯したならば、保持筒7の上方
筒部9および下方筒部10を筒状ケース1の内孔
に嵌入して、下方筒部10の凸部11を筒状ケー
ス1のL形の係止溝13に係合させ、そして捩じ
ることで、保持筒7を筒状ケース1に固定し、風
防ガラス筒6を直立させる。この状態で、筒状ケ
ース1に穿設した通気口14から保持筒7の下方
筒部10に設けたスリツト12を経て風防ガラス
筒6の下縁側に至る空気供給路が形成され、燃焼
に必要な空気を充分供給できるから、ローソク4
は完全燃焼することになる。 上記したランタンは地面等に置いて吊らずに使
用する第3図Bの他に、テントの天井近くに吊つ
て使用する第3Cの使用態様がある。この場合に
は、吊手18を引つ張り出し、吊針金19の引掛
部に熱反射板20の切込溝を嵌めてから、吊針金
19の引掛部に吊下げ用のチエン21を引掛け
て、熱反射板20を抜けないように取付けて使用
する。適切なチエン21の長さと熱反射板20に
よつて、ローソウ4の炎でテントを焼いたりしな
い安全性を確保できる。
【考案の効果】
以上のように本考案の携帯用ランタンは、携帯
時には筒状ケース上に保持筒の鍔と上方筒部並び
に下方筒部が突出するが、その高さは邪魔になら
ない程度にできるし、風防ガラス筒用の金属製係
止片を止着する鋲の頭部が筒状ケースの通気口の
縁に弾性的に係合係止することによつて止まりを
よくすることができる。また使用時には筒状ケー
スから抜いた保持筒を逆さにして嵌め合わせ、保
持筒の凸部を筒状ケースの係止溝に嵌め合わせて
捩じる操作を加えることで簡単に着脱自在な固定
ができ、そのように固定した状態では、ローソク
の燃焼個所と保持筒とは金属製係止片を介して離
れているので、保持筒を合成樹脂製としても一向
支障のないようにできる。またローソクの燃焼個
所に供給される新鮮空気の供給路は、筒状ケース
の通気口から下方筒部のスリツトを経て風防ガラ
ス筒の下縁をくぐる経路であるから、風が強くて
も確実な風防効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図AとBは本考案になる携帯用ランタンの
携帯時と使用時の断面図、第2図は筒状ケースの
内側に形成された係止溝を示す筒状ケースの斜視
図、第3図Aから第3図Cはその携帯時と使用時
における状態を示す斜視図である。 1……筒状ケース、2……底筒、3……ローソ
ク保持筒、6……風防ガラス筒、7……保持筒、
8……鍔、9……上方筒部、10……下方筒部、
11……凸部、12……スリツト、13……係止
溝、14……通気口、15……係止片取付脚、1
6……金属製係止片、17……鋲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状ケース1の下部に着脱自在に係合する底筒
    2にローソク保持筒3を着脱自在に係合し、携帯
    時は筒状ケース1内に収納され使用時には筒状ケ
    ース1外に顕出される風防ガラス筒6を保持筒7
    に保持した携帯用ランタンにおいて、上記の筒状
    ケース1には通気口14と内側にL形の係止溝1
    3を形成し、また上記保持筒7は、その外周面に
    形成した鍔8の上方に、上記筒状ケース1の係止
    溝13と協働して筒状ケース1に保持筒7を固定
    する凸部11を形成すると共に、筒状ケース1の
    通気口14と協働して空気供給路を形成する複数
    のスリツト12を穿設し且つローソク保持筒3を
    嵌入できる大きさの上方筒部9並びに筒状ケース
    1の内孔に嵌入できる大きさの下方筒部10とを
    段状に形成し、また鍔8の下方には筒状ケース1
    の内孔に嵌入できる大きさの係止片取付脚15,
    15を対向して形成し、各係止片取付脚15,1
    5には風防ガラス筒6止着用の金属製係止片1
    6,16を鋲17,17によつて止着し、該鋲1
    7の頭部は筒状ケース1の通気口14の縁に弾性
    的に係合係止可能としたことを特徴とする携帯用
    ランタン。
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