JPH05328796A - ステッピングモータ制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置

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Publication number
JPH05328796A
JPH05328796A JP4133693A JP13369392A JPH05328796A JP H05328796 A JPH05328796 A JP H05328796A JP 4133693 A JP4133693 A JP 4133693A JP 13369392 A JP13369392 A JP 13369392A JP H05328796 A JPH05328796 A JP H05328796A
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JP
Japan
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motor
stepping motor
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paper feed
stopped
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Application number
JP4133693A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Machino
斉 町野
Masanori Ishizu
雅則 石津
Tomohiro Nakamori
知宏 中森
Takeya Endou
壮哉 遠藤
Hiroshi Hashimoto
宏 橋本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH05328796A publication Critical patent/JPH05328796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 停止後次にモータを駆動させる場合、モータ
の動きを安定化させる高精度なステッピングモータ制御
装置を提供する。 【構成】 所定の信号によりステッピングモータ203
の微細ステップ毎の駆動と停止との切換を行うステッピ
ングモータ駆動装置306において、モータ停止要求時
に直ちにモータ203を停止し、停止状態において停止
処理直前の励磁状態でモータ203をホールドし、次に
スタートするときはCPU304に格納されたデータに
より上記励磁状態からスタート処理を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ等の紙送りに適
したステッピングモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータ制御におい
て、モータ停止要求が発生すると、直ちにステッピング
モータをホールドオフしていた。そして、次にステッピ
ングモータをスタートさせるときは、停止直前と同じ励
磁信号を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のステッピングモータにおいてはホールドオフ
時に磁極同士が向い合った安定した角度で止まっている
という性質がある。よって、例えば1−2相励磁のハー
フステップ駆動の場合、最後に1相励磁を行なったあと
ホールドオフすれば、正方向または逆方向に1ハーフス
テップずれた角度で止ることになるので、次にモータを
スタートさせる際にモータの挙動が不安定になってしま
う。すなわち、騒音・振動・脱調などの危険が生ずる。
また、モータストップ時においても、逆回転が予想され
る。
【0004】さらに、モータはフルステップ駆動よりも
高い精度の位置制御は困難であった。
【0005】本発明の目的は上記欠点を解決しようとす
るもので、次にモータを駆動させる際に、モータの動き
を安定化させて、高精度なステッピングモータ制御装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は所定の信号によりステッピングモータの
微細ステップ毎の駆動と停止との切換を行うステッピン
グモータ制御装置において、モータ停止要求時に直ちに
モータを停止し、停止状態において停止処理直前の励磁
状態でモータをホールドし、次にスタートするときは上
記励磁状態からスタート処理を行うものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明のステッピングモータ駆動装
置を用いたプリンタの給紙機構の一実施例を示す側面図
である。
【0009】本実施例の給紙機構は、プリント用紙が格
納されるオプションカセット101と本体カセット11
1を備えているとともに、手差しによる給紙を行なうた
めの用紙リフタ115が設けられている。
【0010】オプションカセット101に格納されたプ
リント用紙は給紙ローラー102によって取出され、ガ
イド103、104に沿って、搬送駆動ローラー107
と搬送ローラー108との間に搬送される。搬送駆動ロ
ーラー107と搬送ローラー108との間を通ったプリ
ント用紙は、さらに、ガイド105、106に沿って、
該プリント用紙の有無を検知するためのレジスト前セン
サフラグ109に接触しながら、画像とプリント用紙の
垂直方向の同期をとるレジストローラー対110間に搬
送される。
【0011】上述の、オプションカセット101、給紙
ローラー102、ガイド103、104、105、10
6、搬送駆動ローラー107および搬送ローラー108
は、オプションカセット101内のプリント用紙を搬送
するためのオプション給紙機構であり、プリンタ本体に
対して着脱可能である。
【0012】前記レジスト前センサフラグ109は、前
記プリント用紙が接触することで、不図示の発光手段と
受光手段との間の光路を遮る構成となっており、前記受
光手段の光の受光状態によってプリント用紙の有無が検
知される。
【0013】本体カセット111内に格納されたプリン
ト用紙は、給紙ローラー112によって取出されて、ガ
イド113、114に沿って、同様に前記レジスト前セ
ンサフラグ109に接触しながら前記レジストローラー
対110間に搬送される。
【0014】また、手差し給紙用の用紙リフタ115
は、給紙ローラー116に対して、プリント動作中のみ
矢示X方向に加圧されている。手差し操作にてプリント
用紙を供給する場合は、前記用紙リフタ115が下降制
御(反X方向へ移動)されている時、該用紙リフタ11
5と前記給紙ローラー116との間に前記プリント用紙
を配し、その後、前記用紙リフタ115が上昇制御され
て前記プリント用紙を給紙ローラー116に圧接するこ
とで、前記プリント用紙は、該給紙ローラー116によ
り、ガイド117に沿って、同様に、レジスト前センサ
フラグ109に接触しながらレジストローラー対110
間に搬送される。
【0015】ここで、本実施例における電気的な接続に
ついて図2を参照して説明する。
【0016】図2は本実施例の電気的な構成を示すブロ
ック図である。
【0017】本実施例では、4つの用紙検知センサ20
1、206、209、213と、2つのサイズ検知スイ
ッチ202、207と、オプションカセット給紙モータ
203と、3つの給紙クラッチ204、208、212
と、レディ信号源205と、リフタソレノイド210
と、圧力センサ211と、レジストローラークラッチ2
14と、メインモータ215とを備えており、それらは
プリンタ本体の印字制御部200に接続されている。
【0018】用紙検知センサ201およびサイズ検知ス
イッチ202は、それぞれ、オプションカセット101
内のプリント用紙の有無およびそのサイズを検知する。
【0019】オプションカセット給紙モータ203は、
2相のステッピングモータからなるもので、給紙ローラ
ー102および搬送駆動ローラー107の駆動源であ
る。給紙ローラー102の場合はオプションカセット給
紙モータ203の動作中に、オプションカセット給紙ロ
ーラークラッチ204を接続することで、前記オプショ
ンカセット給紙モータ203に連結される。
【0020】レディ信号源205は、プリンタ装置本体
に前述のオプション給紙機構が装着されているか否かを
検知するためのものであり、本実施例では信号線301
(図3参照)を介して接地端子に接続されている。
【0021】用紙検知センサ206およびサイズ検知ス
イッチ207は、それぞれ、本体カセット111内に格
納されているプリント用紙の有無およびそのサイズを検
知する。
【0022】給紙クラッチ208は、給紙ローラー11
2とメインモータ215との接、断を行なうものであ
り、前記メインモータ215の動作中に、該給紙クラッ
チ208を接続することで、前記給紙ローラー112と
メインモータ215とが連結されて、本体カセット11
1からのプリント用紙の取出しが可能となる。
【0023】用紙検知センサ209は、前述した手差し
給紙機構内のプリント用紙の有無を検知する。
【0024】リフタソレノイド210は、前記手差し給
紙機構から給紙する場合に、前記用紙リフタ115を昇
降させるために駆動される。
【0025】圧力センサ211は、給紙ローラー116
にプリント用紙が圧接されているか否かを検知するため
のものである。
【0026】給紙クラッチ212は、前記手差し給紙機
構の給紙ローラー116と前記メインモータ215との
接、断を行なうものであり、該メインモータ215の動
作中に該給紙クラッチ212を接続することで、前記手
差し給紙機構からの給紙が可能となる。
【0027】用紙検知センサ213は、前述したレジス
ト前センサフラグ109に関る光遮蔽方式のセンサであ
る。
【0028】レジストローラークラッチ214は、前記
レジストローラー対110と前記メインモータ215と
の接、断を行なうものであり、該メインモータ215の
動作中に、該レジストローラークラッチ214を接続す
ることで、レジストローラー対110がメインモータ2
15と連結されて駆動される。
【0029】前記オプションカセット給紙モータ203
は、モータドライバ305およびCPU304を備えた
モータ制御装置306(図3参照)とモータ駆動信号線
302を介して前記印字制御部200に接続される。
【0030】前記オプションカセット給紙ローラークラ
ッチ204はクラッチ駆動信号線303を介して前記印
字制御部200に接続されている。
【0031】レディ信号線301については、前述した
ようにオプション給紙機構の着脱を検知するために、レ
ディ信号源205(接地端子)に接続されており、前記
オプション給紙機構がプリンタ本体に装着された状態で
その旨を示すレディ信号(接地信号)が前記印字制御部
200に送出される。
【0032】ここで、前記モータ制御装置306につい
て図3を参照して説明する。
【0033】上述したように、本実施例のモータ駆動装
置306は、CPU304とモータドライバ305とを
備えたものである。
【0034】CPU304は、ROM304aとRAM
304bを内蔵している。
【0035】ROM304aには、ステッピングモータ
であるオプションカセット給紙モータ203を駆動する
ためのステッピングモータ励磁プログラムとともに、該
ステッピングモータ励磁プログラムにてモータドライバ
305に入力する、予め定めた励磁信号パターンを示す
励磁信号テーブルが格納されている。
【0036】前記CPU304はROM304aに格納
されているステッピングモータ励磁プログラムに沿って
動作する。
【0037】励磁信号テーブルの一例を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】本実施例においては、励磁信号パターンと
してNo.0〜No.7の8パターンが設定されてお
り、該パターンに応じたデータ(A、A*、B、B*)
をモータドライバ305に入力することで、駆動信号が
オプションカセット給紙モータ203に印加される。本
実施例では、前記印字制御部200から供給されるOM
OTON*信号が所定時間以上継続して入力された際、
CPU304にて前記信号が確定したものと認識され、
前記ステッピングモータ励磁プログラムに沿って前記駆
動信号パターンについて、No.0からインクリメント
し、No.7まで順にモータドライバ305に入力する
ことで、前記オプションカセット給紙モータ203を所
定方向に回転させる。
【0040】表1において、“L”および“H”は、モ
ータドライバ305に印加される励磁信号を示すデータ
である。なお、表1には記載されていないが、オプショ
ンカセット給紙モータ203をホールドオフ、すなわち
停止させる場合は、前記励磁信号(A、A*、B、B
*)は全て“H”となる。
【0041】また、前記RAM304bは、図4に示す
ように、「EXCSGN」401と「F CRV」40
2との2つの領域を備えている。
【0042】領域「EXCSGN」401には、前記オ
プションカセット給紙モータ203の駆動時に、次のス
テップのためにモータドライバ305に印加する励磁信
号パターンの番号(No.0〜No.7)が格納され
る。さらに、この領域「EXCSGN」401に格納さ
れている励磁信号パターンの番号が奇数であれば2相励
磁を示す。
【0043】領域「F CRV」402には、同様にオ
プションカセット給紙モータ203の、「停止」、「加
速」あるいは「等速」の速度制御の種類を示す速度制御
フラグが格納される。
【0044】次に、本実施例のモータ駆動装置306の
CPU304の動作について、図5に沿って説明する。
【0045】図5はステッピングモータ励磁プログラム
の一例を示すフローチャートである。
【0046】前記ステッピングモータ励磁プログラム
は、前記モータ駆動装置306のCPU304において
割り込みにより起動される。この割り込みを初めて許可
する条件は、プリンタ本体の印字制御部200から供給
されるモータ駆動信号であるOMOTON*信号が10
ms継続して有効(True)となった場合である。
【0047】このステッピングモータ励磁プログラムが
スタートすると、まず、モータ駆動装置306のRAM
304bの領域「EXCSGN」401に記憶されてい
る励磁信号No.に対応する励磁信号(A、A*、B、
B*)によりステッピングモータであるオプションカセ
ット給紙モータ203を励磁する(ステップS50
1)。
【0048】次に、領域「EXCSGN」401の内容
をインクリメントする(ステップS502)。つづい
て、領域「F CRV」402の速度制御フラグをチェ
ックする。割り込みの許可が初めてである場合は、領域
「F CRV」402の内容は「加速」を示す速度制御
フラグが記録されており、この場合ステップS504へ
分岐する(ステップS503)。
【0049】ステップS504では加速駆動するため、
この処理を行なうたびに割り込み周期を切換える。これ
は周知の方法である。次に、加速駆動が終了し、割り込
み周期が等速制御のものになったか否かをチェックし
(ステップS505)、等速制御のものなら領域「F
CRV」402に「等速」を示す速度制御フラグを書き
込む(ステップS506)。
【0050】上述のステップS503での速度制御フラ
グのチェックにおいて、領域「F_CRV」402の内
容が「等速」を示す速度制御フラグであればステップS
507へ分岐する。
【0051】ステップS507においては、モータ停止
要求の有無をチェックする。停止要求は、OMOTON
*信号が10ms継続して無効(False)となった
ときに、発生する。要求有りなら、ステップS509へ
分岐する。
【0052】ステップS509では領域「F CRV」
402の内容を「停止」に書き換え、また、領域「EX
CSGN」401の内容をデクリメントする(ステップ
S510)。
【0053】さらに、上述のステップS503での速度
制御フラグのチェックにおいて、領域「F CRV」4
02の内容が「停止」であれば、オプションカセット給
紙モータ203を停止し、領域「EXCSGN」401
の内容をデクリメントする(ステップS512)。すな
わちモータ励磁ルーチンの起動を禁止する。
【0054】一方、ステップS503の速度制御フラグ
のチェックにおいて、「加速」と判断されたのち、加速
駆動が終了していないか、または、加速駆動が終了して
いて速度制御フラグを「等速」に書き換えた場合は、つ
づいて、上述のステップS507のモータ停止要求の有
無のチェックを行なう。
【0055】前述のステップS507の停止要求の有無
のチェックで停止要求が無い場合とステップS510に
おける領域「EXCSGN」401の内容をデクリメン
トした場合とは、その後、ステップS501の励磁信号
の出力以降を繰返すことになる。
【0056】ここで、モータ駆動装置306における、
CPU304からモータドライバ305への励磁信号の
印加のタイミングを図6に示す。
【0057】図6を参照して説明する。
【0058】OMOTON*信号が時刻T0 の後、10
ms継続してTrue(“L”レベル)となった時刻T
1 において、初めて図5のプログラムが起動される。そ
して、時間の経過とともに励磁信号の切換え、すなわち
割り込み周期が短かくなる加速制御が行なわれ、時刻T
2 で、一定の周期で励磁信号が切換わる等速制御に移行
する。
【0059】また、OMOTON*が10ms継続して
FalseとなったタイミングT3の後に割り込みが発
生し、前出励磁プログラムがスタートすると、その次の
割り込み発生により、F CRVが「停止」に書き換え
られ、T4でモータを停止する。なお、モータを停止さ
せる直前に使用した励磁信号は、図示のように保存さ
れ、次にモータをスタートさせる時に使用される。
【0060】次に本発明の他の実施例を説明する。図7
は、前述の実施例において、図3のCPU304からス
テッピングモータ203までの構成をマイクロステップ
駆動のものに換えた電気回路ブロック図を示すものであ
る。305はCPUであり、ROM304a、RAM3
04bを含む。311、321、331、341はラッ
チであり、CPU304からデータバスを介して入力さ
れたデータをラッチし、その出力を次段のラッチ31
2、322、332、342に入力するためのものであ
る。ラッチ312、322、332、342に入力され
たデータは、これもラッチ信号により出力され、DIA
コンバータ313、323、333、343に入力す
る。DIAコンバータ313はアナログ出力をモータド
ライバ305のVA、VAN、VB、VBN端子に入力し、こ
のレベルがステッピングモータ203の各相に相当す
る。
【0061】表2はCPU304のROM内容の一部を
示すものである。No.は励磁信号を示す。このNo.
に対応してVA、VAN、VB、VBNの列にあるもの
は、それぞれ表3の励磁レベルデータテーブル(同じく
ROM内容の一部)のアドレスのオフセットである。表
3に示されるデータは、アドレスオフセットが0,1.
2.・・・,14,15,0,1,・・・と巡回するに
従って略サインカーブを描くようにそれぞれ数値がセッ
トされており、最小00Hから最大FFHまでの8bi
tで表されている。CPU5のRAM内容の一部は図4
の如くであり、“EXCSGN”には、上記励磁信号
“No”が格納され、“F CRV”には前述の実施例
と同じく、ステッピングモータ速度制御の種類のパラメ
ータ、「停止」、「加速」または「等速」が格納され
る。
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】また、本実施例におけるステッピングモー
タ励磁プログラムは前述の実施例に示されているものと
図8のフローチャートを除き、同じ構造を持つ。図8の
フローチャートにおいて、まず現在のEXCSGNの内
容(表2のNo)に対応するVA用のデータが、CPU
304から前出データバスに出力され、この後ラッチ3
11にラッチ信号を入力する(S1,S2)。これと同様
の処理をVAN,VB,VBNに対しても行う(S3
8)。そして最後に312、322、332、342
にラッチ信号を入力する(S9)。
【0065】図9は以上の構成による制御例を示すタイ
ムチャートである。T1においてモータ回転がスタート
し、T2において等速制御に移行、T3でモータ停止要求
が発生し、T4でモータを停止させている様子がわか
る。また、本実施例においても励磁信号No.及び励磁
レベルは保存され、次にモータをスタートさせる時に使
用されることは、前述の実施例と同様である。
【0066】なお、以上の実施例において、励磁電流が
強い場合は、モータ停止時において、モータコイルの昇
温や断線を防ぐために、電流を弱める必要がある。この
場合、例えば他の実施例においては、励磁レベルを低く
するため、表3の励磁レベルデータを2bit右シフト
したものを、モータ停止時に出力すればよい。
【0067】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によればステ
ッピングモータを停止させている時、停止処理実行時の
励磁状態及び励磁信号のフェーズ(表1、表2のNo)
を保存したことによりモータストップ及びスタートの際
の挙動を安定させることができ、逆回転、騒音、振動、
脱調などを防ぐことができる。更に、モータ停止時の電
流を低く制御すれば、モータ停止時のモータコイルに流
れる電流による昇温や劣化、断線を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータ駆動装置を備えた
プリンタ給紙部の一実施例を示す図である。
【図2】図1に示したプリンタの電気的な構成の一例を
示すブロック図である。
【図3】図1に示したプリンタの、オプションカセット
給紙モータおよびその駆動装置と、オプションカセット
給紙ローラークラッチとレディ信号源の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】図3に示したモータ駆動装置のRAMの記憶領
域の一例を示す図である。
【図5】図1、図2に示すステッピングモータ駆動装置
のフローチャートである。
【図6】図1、図2に示すステッピングモータ駆動装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を示すステッピングモータ
駆動装置の電気回路図である。
【図8】図7に示すステッピングモータ駆動装置のフロ
ーチャートである。
【図9】図7に示すステッピングモータ駆動装置のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
101 オプションカセット 102、112、116 給紙ローラー 103、104、105、106、113、114、1
17 ガイド 107 搬送駆動ローラー 108 搬送ローラー 109 レジスト前センサフラグ 110 レジストローラー対 111 本体カセット 112、116 給紙ローラー 115 用紙リフタ 201、206、209、213 用紙検知センサ
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 壮哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 橋本 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号によりステッピングモータの
    微細ステップ毎の駆動と停止との切換を行うステッピン
    グモータ制御装置において、モータ停止要求時に直ちに
    モータを停止し、停止状態において停止処理直前の励磁
    状態でモータをホールドし、次にスタートするときは上
    記励磁状態からスタート処理を行うことを特徴とするス
    テッピングモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記ステッピングモータの微細ステップ
    毎の駆動はハーフステップ駆動であることを特徴とする
    請求項1に記載のステッピングモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 上記ステッピングモータの微細ステップ
    毎の駆動はマイクロステップ駆動であることを特徴とす
    る請求項1に記載のステッピングモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記ステッピングモータの電流を制御す
    る手段を有し、この電流制御手段により上記停止状態に
    おける電流を駆動状態に比して小さく制御することを特
    徴とする請求項1に記載のステッピングモータ制御装
    置。
JP4133693A 1992-05-26 1992-05-26 ステッピングモータ制御装置 Pending JPH05328796A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7560892B2 (en) 2006-04-03 2009-07-14 Seiko Epson Corporation Method of controlling stepping motor, apparatus for controlling stepping motor, and printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7560892B2 (en) 2006-04-03 2009-07-14 Seiko Epson Corporation Method of controlling stepping motor, apparatus for controlling stepping motor, and printer

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