JPH05328642A - 小型モータおよびその製造方法 - Google Patents
小型モータおよびその製造方法Info
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- JPH05328642A JPH05328642A JP4128366A JP12836692A JPH05328642A JP H05328642 A JPH05328642 A JP H05328642A JP 4128366 A JP4128366 A JP 4128366A JP 12836692 A JP12836692 A JP 12836692A JP H05328642 A JPH05328642 A JP H05328642A
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- JP
- Japan
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- motor case
- armature
- motor
- gap
- concentric
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/02—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
- H02K23/04—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having permanent magnet excitation
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/17—Stator cores with permanent magnets
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49009—Dynamoelectric machine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力トルクの増大ができ、異物の侵入および
機械的ノイズの漏洩を防止できる小型モータおよびその
製造方法を提供する。 【構成】 横断面外形が2個の平行直線と2個の同心円
弧とによって形成され、かつ有底中空筒状に形成された
モータケースと、このモータケースの開口部に嵌着され
たエンドブラケットと、前記モータケースの円筒状内面
に固着されたアークセグメント状の永久磁石と、前記モ
ータケースと前記エンドブラケットとに設けられた軸受
を介して電機子をモータケース内に回転自在に支持して
なる小型モータにおいて、モータケースの平行面内面に
同心円筒面からなる凹部を設け、かつ凹部内面と電機子
との間隙g1 と、永久磁石内面と電機子との間隙g2 と
がg1 ≧g2 となるように形成する。また上記凹部をし
ごき絞り加工で行なう。
機械的ノイズの漏洩を防止できる小型モータおよびその
製造方法を提供する。 【構成】 横断面外形が2個の平行直線と2個の同心円
弧とによって形成され、かつ有底中空筒状に形成された
モータケースと、このモータケースの開口部に嵌着され
たエンドブラケットと、前記モータケースの円筒状内面
に固着されたアークセグメント状の永久磁石と、前記モ
ータケースと前記エンドブラケットとに設けられた軸受
を介して電機子をモータケース内に回転自在に支持して
なる小型モータにおいて、モータケースの平行面内面に
同心円筒面からなる凹部を設け、かつ凹部内面と電機子
との間隙g1 と、永久磁石内面と電機子との間隙g2 と
がg1 ≧g2 となるように形成する。また上記凹部をし
ごき絞り加工で行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば音響機器、映像
機器、自動車用電装機器等に使用される小型モータおよ
びその製造方法に関するものであり、特に横断面外形が
2個の平行直線と2個の同心円弧とによって形成される
モータケースを有する小型モータおよびその製造方法に
関するものである。
機器、自動車用電装機器等に使用される小型モータおよ
びその製造方法に関するものであり、特に横断面外形が
2個の平行直線と2個の同心円弧とによって形成される
モータケースを有する小型モータおよびその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は本発明の対象である小型モータの
例を示す要部斜視図である。図6において、1はモータ
ケースであり、例えば軟鉄のような金属材料によって有
底中空筒状に形成され、平行面を形成するフラット部2
が設けられている。3はエンドブラケットであり、例え
ば樹脂材料によって板状に形成され、モータケース1の
開口部に嵌着される。4は回転軸であり、モータケース
1内に設けられた電機子(図示せず)の軸心に固着さ
れ、かつ軸受9によって回転自在に支持される。なおエ
ンドブラケット3にはブラシ、軸受、入力端子等(何れ
も図示せず)が設けられている。
例を示す要部斜視図である。図6において、1はモータ
ケースであり、例えば軟鉄のような金属材料によって有
底中空筒状に形成され、平行面を形成するフラット部2
が設けられている。3はエンドブラケットであり、例え
ば樹脂材料によって板状に形成され、モータケース1の
開口部に嵌着される。4は回転軸であり、モータケース
1内に設けられた電機子(図示せず)の軸心に固着さ
れ、かつ軸受9によって回転自在に支持される。なおエ
ンドブラケット3にはブラシ、軸受、入力端子等(何れ
も図示せず)が設けられている。
【0003】図7は図6に示す小型モータの要部横断面
図であり、同一部分は図6と同一の参照符号で示す。図
7においてモータケース1は横断面外形が2個の平行直
線と2個の同心円弧とによって形成される。5は永久磁
石であり、例えばハードフエライトのような磁性材料に
よってアークセグメント状に形成され、モータケース1
の円筒状内面に固着される。6は電機子であり、モータ
ケース1内に回転自在に支持される。
図であり、同一部分は図6と同一の参照符号で示す。図
7においてモータケース1は横断面外形が2個の平行直
線と2個の同心円弧とによって形成される。5は永久磁
石であり、例えばハードフエライトのような磁性材料に
よってアークセグメント状に形成され、モータケース1
の円筒状内面に固着される。6は電機子であり、モータ
ケース1内に回転自在に支持される。
【0004】上記の構成により、入力端子からブラシ
(何れも図示せず)を介して電機子6に電流を供給する
ことにより、モータケース1内の円筒状内面に固着され
た1対の永久磁石5によって形成されている磁界中に存
在する電機子6に回転力が付与され、電機子6を回転さ
せることができ、回転軸4を介して外部機器を駆動する
ことができる。
(何れも図示せず)を介して電機子6に電流を供給する
ことにより、モータケース1内の円筒状内面に固着され
た1対の永久磁石5によって形成されている磁界中に存
在する電機子6に回転力が付与され、電機子6を回転さ
せることができ、回転軸4を介して外部機器を駆動する
ことができる。
【0005】なお上記構成の小型モータは、モータケー
ス1にフラット部2を設けてあるので、モータケース1
の外径寸法Dよりもフラット部2、2間の寸法Lを小さ
くすることができ、小型モータの設置スペースが円筒型
のものよりも小さくて済むという利点がある。
ス1にフラット部2を設けてあるので、モータケース1
の外径寸法Dよりもフラット部2、2間の寸法Lを小さ
くすることができ、小型モータの設置スペースが円筒型
のものよりも小さくて済むという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方小型モータを構成
する電機子6の外径寸法は、モータケース1を構成する
材料の肉厚が一定であり、かつフラット部2、2間の寸
法Lが決まれば、モータケース1の内面との接触を避け
得る寸法で決定されることになる。また電機子6の外径
寸法が決定されれば、永久磁石5の磁気特性によって若
干の相違はあるものの、出力トルクも一定の範囲に決定
されることになる。従って図7に示されるような小型モ
ータの構成では、電機子6の外径寸法が規制されること
により、発生する出力トルクが規制されてしまうという
問題点がある。
する電機子6の外径寸法は、モータケース1を構成する
材料の肉厚が一定であり、かつフラット部2、2間の寸
法Lが決まれば、モータケース1の内面との接触を避け
得る寸法で決定されることになる。また電機子6の外径
寸法が決定されれば、永久磁石5の磁気特性によって若
干の相違はあるものの、出力トルクも一定の範囲に決定
されることになる。従って図7に示されるような小型モ
ータの構成では、電機子6の外径寸法が規制されること
により、発生する出力トルクが規制されてしまうという
問題点がある。
【0007】上記問題点を解決するために、例えば図8
に示されるように、モータケース1のフラット部2の一
部に切欠部7を設けた構成のものがある。このような構
成により、電機子6の外径寸法を大にすることができ、
結果として出力トルクを増大させることができるという
利点がある。
に示されるように、モータケース1のフラット部2の一
部に切欠部7を設けた構成のものがある。このような構
成により、電機子6の外径寸法を大にすることができ、
結果として出力トルクを増大させることができるという
利点がある。
【0008】しかしながら図8のような構成の小型モー
タにおいては、切欠部7を設けることによりモータケー
ス1の強度が当然に低下するという問題点がある。また
切欠部7からモータケース1の内部に異物が侵入するこ
ととなり、電機子6の回転をロックさせる危険性があ
る。更にモータケース1の内部で発生した機械的ノイズ
が切欠部7から外部に漏洩することとなり、特に音響機
器駆動用のものにおいては音響特性を著しく損なうとい
う問題点がある。
タにおいては、切欠部7を設けることによりモータケー
ス1の強度が当然に低下するという問題点がある。また
切欠部7からモータケース1の内部に異物が侵入するこ
ととなり、電機子6の回転をロックさせる危険性があ
る。更にモータケース1の内部で発生した機械的ノイズ
が切欠部7から外部に漏洩することとなり、特に音響機
器駆動用のものにおいては音響特性を著しく損なうとい
う問題点がある。
【0009】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
を解決し、異物の侵入および機械的ノイズの外部への漏
洩を防止し、出力トルクの増大が可能である小型モータ
およびその製造方法を提供することを目的とする。
を解決し、異物の侵入および機械的ノイズの外部への漏
洩を防止し、出力トルクの増大が可能である小型モータ
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、まず第1の発明においては、横断面外形が2個の平
行直線と2個の同心円弧とによって形成され、かつ有底
中空筒状に形成されたモータケースと、このモータケー
スの開口部に嵌着されたエンドブラケットと、前記モー
タケースの円筒状内面に固着されたアークセグメント状
の永久磁石と、前記モータケースと前記エンドブラケッ
トとに設けられた軸受を介して電機子をモータケース内
に回転自在に支持してなる小型モータにおいて、モータ
ケースの平行面内面に同心円筒面からなる凹部を設け、
かつ凹部内面と電機子との間隙g1 と、永久磁石内面と
電機子との間隙g2 とをg1 ≧g2 となるように形成す
る、という技術的手段を採用した。
に、まず第1の発明においては、横断面外形が2個の平
行直線と2個の同心円弧とによって形成され、かつ有底
中空筒状に形成されたモータケースと、このモータケー
スの開口部に嵌着されたエンドブラケットと、前記モー
タケースの円筒状内面に固着されたアークセグメント状
の永久磁石と、前記モータケースと前記エンドブラケッ
トとに設けられた軸受を介して電機子をモータケース内
に回転自在に支持してなる小型モータにおいて、モータ
ケースの平行面内面に同心円筒面からなる凹部を設け、
かつ凹部内面と電機子との間隙g1 と、永久磁石内面と
電機子との間隙g2 とをg1 ≧g2 となるように形成す
る、という技術的手段を採用した。
【0011】次に第2の発明においては、上記構成の小
型モータの製造方法において、モータケースを絞り加工
によって形成すると共に、モータケースの平行面内面の
凹部をしごき絞り加工によって同心円筒面に形成する、
という技術的手段を採用した。
型モータの製造方法において、モータケースを絞り加工
によって形成すると共に、モータケースの平行面内面の
凹部をしごき絞り加工によって同心円筒面に形成する、
という技術的手段を採用した。
【0012】
【作用】上記の構成により、電機子の外径寸法をモータ
ケースのフラット部内面間寸法より大に形成することが
でき、出力トルクを増大させることができる。またモー
タケース内面に設けるべき同心円筒面からなる凹部は、
しごき絞り加工により容易かつ高精度に形成することが
できる。
ケースのフラット部内面間寸法より大に形成することが
でき、出力トルクを増大させることができる。またモー
タケース内面に設けるべき同心円筒面からなる凹部は、
しごき絞り加工により容易かつ高精度に形成することが
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す要部横断面図で
あり、同一部分は前記図6ないし図8と同一の参照符号
で示す。図1において8は凹部であり、モータケース1
のフラット部2の内面に同心円筒面状に形成する。そし
て凹部8と電機子6との間隙g1 と、永久磁石5と電機
子6との間隙g2 とがg1 ≧g2 となるように形成す
る。
あり、同一部分は前記図6ないし図8と同一の参照符号
で示す。図1において8は凹部であり、モータケース1
のフラット部2の内面に同心円筒面状に形成する。そし
て凹部8と電機子6との間隙g1 と、永久磁石5と電機
子6との間隙g2 とがg1 ≧g2 となるように形成す
る。
【0014】上記の構成により、電機子6の外径寸法
を、フラット部2の平行内面間寸法L 1 より大に形成す
ることができ、出力トルクを増大させることができる。
なおモータケース1は、前記凹部8を設けることによ
り、フラット部2の肉厚寸法が若干減少するが、モータ
ケース1の横断面形状は依然として連続した閉鎖断面を
形成しているため、強度低下は殆ど懸念する必要はな
い。
を、フラット部2の平行内面間寸法L 1 より大に形成す
ることができ、出力トルクを増大させることができる。
なおモータケース1は、前記凹部8を設けることによ
り、フラット部2の肉厚寸法が若干減少するが、モータ
ケース1の横断面形状は依然として連続した閉鎖断面を
形成しているため、強度低下は殆ど懸念する必要はな
い。
【0015】図2は本発明の実施例におけるモータケー
ス絞り品の例を示す斜視図、図3は図2に示すモータケ
ース絞り品の横断面図であり、同一部分は前記図6ない
し図8と同一の参照符号で示す。図2および図3におい
てモータケース絞り品10は、例えば鉄板から公知の絞
り金型を使用して、有底中空筒状に成形される。11は
絞り加工時のフランジであり、後述するしごき絞り加工
終了後において切除される。
ス絞り品の例を示す斜視図、図3は図2に示すモータケ
ース絞り品の横断面図であり、同一部分は前記図6ない
し図8と同一の参照符号で示す。図2および図3におい
てモータケース絞り品10は、例えば鉄板から公知の絞
り金型を使用して、有底中空筒状に成形される。11は
絞り加工時のフランジであり、後述するしごき絞り加工
終了後において切除される。
【0016】図4は本発明の実施例におけるしごき絞り
用金型の要部横断面図である。図4において12はダイ
であり、例えば工具鋼により形成し、前記図1に示すモ
ータケース1の横断面外形輪郭に対応する横断面内形輪
郭に形成された成形用空間13を設ける。次に14はパ
ンチであり、例えば工具鋼により横断面外形輪郭を、前
記図1に示すモータケース1の横断面内形輪郭に対応さ
せて形成する。15は凸部であり、横断面輪郭を同心円
弧状に形成してある。
用金型の要部横断面図である。図4において12はダイ
であり、例えば工具鋼により形成し、前記図1に示すモ
ータケース1の横断面外形輪郭に対応する横断面内形輪
郭に形成された成形用空間13を設ける。次に14はパ
ンチであり、例えば工具鋼により横断面外形輪郭を、前
記図1に示すモータケース1の横断面内形輪郭に対応さ
せて形成する。15は凸部であり、横断面輪郭を同心円
弧状に形成してある。
【0017】上記構成のしごき絞り用金型の成形用空間
13に、前記図2に示すモータケース絞り品10を装入
し、パンチ14をダイ12内に進入させれば、パンチ1
4を構成する凸部15によってモータケース絞り品10
の一部が塑性変形し、所謂しごき絞り加工により、図5
に示すような凹部8が成形されるのである。なお図4に
おける凸部15の外形寸法は、図1に示すモータケース
1のフラット部2の平行内面間寸法L1 より大に、かつ
フラット部2、2間の寸法Lよりも小に形成する。
13に、前記図2に示すモータケース絞り品10を装入
し、パンチ14をダイ12内に進入させれば、パンチ1
4を構成する凸部15によってモータケース絞り品10
の一部が塑性変形し、所謂しごき絞り加工により、図5
に示すような凹部8が成形されるのである。なお図4に
おける凸部15の外形寸法は、図1に示すモータケース
1のフラット部2の平行内面間寸法L1 より大に、かつ
フラット部2、2間の寸法Lよりも小に形成する。
【0018】本実施例においては、モータケース1の内
部に設ける凹部8を同心円筒面に形成した例を示した
が、横断面形状を円弧以外の曲線に形成してもよく、要
するにモータケース1のフラット部2に強度確保のため
の最小肉厚寸法が得られる限り自由に選定できる。
部に設ける凹部8を同心円筒面に形成した例を示した
が、横断面形状を円弧以外の曲線に形成してもよく、要
するにモータケース1のフラット部2に強度確保のため
の最小肉厚寸法が得られる限り自由に選定できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上記述のような構成および作
用であるから、下記のような効果を奏し得る。
用であるから、下記のような効果を奏し得る。
【0020】(1) モータケース内に凹部を形成したこと
により、電機子外径寸法を従来のものより大にすること
ができ、出力トルクの増大が可能である。 (2) モータケースのフラット部に従来のような切欠部を
設ける必要がなく、従ってモータケースの強度が確保で
きると共に、外部からの異物の侵入および機械的ノイズ
の漏洩を防止できる。
により、電機子外径寸法を従来のものより大にすること
ができ、出力トルクの増大が可能である。 (2) モータケースのフラット部に従来のような切欠部を
設ける必要がなく、従ってモータケースの強度が確保で
きると共に、外部からの異物の侵入および機械的ノイズ
の漏洩を防止できる。
【0021】(3) モータケース内に凹部を形成する手段
はしごき絞り加工によるものであり、局部的塑性変形の
みに留まるため、成形加工が容易であると共に寸法精度
が極めて高い。
はしごき絞り加工によるものであり、局部的塑性変形の
みに留まるため、成形加工が容易であると共に寸法精度
が極めて高い。
【図1】本発明の実施例を示す要部横断面図である。
【図2】本発明の実施例におけるモータケース絞り品の
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図3】図2に示すモータケース絞り品の横断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例におけるしごき絞り用金型の要
部横断面図である。
部横断面図である。
【図5】本発明の実施例におけるしごき絞り加工後の状
態を示す要部横断面図である。
態を示す要部横断面図である。
【図6】本発明の対象である小型モータの例を示す要部
斜視図である。
斜視図である。
【図7】図6に示す小型モータの要部横断面図である。
【図8】従来の小型モータの他の例を示す要部横断面図
である。
である。
1 モータケース 2 フラット部 5 永久磁石 6 電機子 8 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 横断面外形が2個の平行直線と2個の同
心円弧とによって形成され、かつ有底中空筒状に形成さ
れたモータケースと、このモータケースの開口部に嵌着
されたエンドブラケットと、前記モータケースの円筒状
内面に固着されたアークセグメント状の永久磁石と、前
記モータケースと前記エンドブラケットとに設けられた
軸受を介して電機子をモータケース内に回転自在に支持
してなる小型モータにおいて、 モータケースの平行面内面に同心円筒面からなる凹部を
設け、かつ凹部内面と電機子との間隙g1 と、永久磁石
内面と電機子との間隙g2 とがg1 ≧g2 となるように
形成したことを特徴とする小型モータ。 - 【請求項2】 横断面外形が2個の平行直線と2個の同
心円弧とによって形成され、かつ有底中空筒状に形成さ
れたモータケースと、このモータケースの開口部に嵌着
されたエンドブラケットと、前記モータケースの円筒状
内面に固着されたアークセグメント状の永久磁石と、前
記モータケースと前記エンドブラケットとに設けられた
軸受を介して電機子をモータケース内に回転自在に支持
してなる小型モータの製造方法において、 モータケースを絞り加工によって形成すると共に、モー
タケースの平行面内面にしごき絞り加工によって同心円
筒面からなる凹部を形成し、かつ凹部内面と電機子との
間隙g1 と、永久磁石内面と電機子との間隙g2 とがg
1 ≧g2 となるように形成したことを特徴とする小型モ
ータの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128366A JPH05328642A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 小型モータおよびその製造方法 |
US08/061,434 US5412267A (en) | 1992-05-21 | 1993-05-14 | Miniature motor and method of making same |
GB9310212A GB2267181B (en) | 1992-05-21 | 1993-05-18 | Miniature motors |
CN93106082A CN1035708C (zh) | 1992-05-21 | 1993-05-21 | 小型电动机及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128366A JPH05328642A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 小型モータおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328642A true JPH05328642A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14983049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4128366A Pending JPH05328642A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 小型モータおよびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5412267A (ja) |
JP (1) | JPH05328642A (ja) |
CN (1) | CN1035708C (ja) |
GB (1) | GB2267181B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010263689A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Mitsuba Corp | 電動モータ、および減速機付モータ |
KR101018986B1 (ko) * | 2004-09-01 | 2011-03-07 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 전기 모터 수용 장치 |
JP2014036494A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Minebea Co Ltd | ブラシレスモータ |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5762255A (en) * | 1996-02-20 | 1998-06-09 | Richard-Allan Medical Industries, Inc. | Surgical instrument with improvement safety lockout mechanisms |
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