JPH05328303A - ビデオ機器用相加平均装置 - Google Patents

ビデオ機器用相加平均装置

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JPH05328303A
JPH05328303A JP4132765A JP13276592A JPH05328303A JP H05328303 A JPH05328303 A JP H05328303A JP 4132765 A JP4132765 A JP 4132765A JP 13276592 A JP13276592 A JP 13276592A JP H05328303 A JPH05328303 A JP H05328303A
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data
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Mitsuhiro Yamamoto
光博 山本
Junichi Matsuo
淳一 松尾
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Toshiba TEC Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、飛越し走査での第2回目のフ
ィールド走査において、その走査開始直後と走査終了直
前での不定状態の再生をなくして、再生されるフィール
ド画の画質を向上できるビデオ機器用相加平均装置を得
ることにある。 【構成】RAM11に書き込まれたA(ODD)フィー
ルドかB(EVEN)フィールドに係る映像データを読
み出して、飛越し走査によりフィールド画再生をする
際、その第2回目のフィールド走査が相加算平均処理で
得た疑似フィールドデータを走査するものであって、疑
似フィールドデータの最初と最後に含まれる不定データ
を、相加算平均処理を受けないで第1回目にフィールド
走査された映像データのうち、テレビ画面において前記
不定データに隣り合う位置の映像データに置き換えたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1フレーム分の映像デ
ータが書き込まれたRAMから読み出される映像データ
をフィールド画として静止画再生する機能を有した電子
スチルビデオ再生器等に用いられるビデオ機器用相加平
均装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラ等を用いて静止画情報
を記録するフロッピーディスクの記録トラック数は50で
あり、1トラックで1フィールド分の映像データを記録
できる。したがって、フィールド画記録の場合には50フ
ィールドに相当する映像データを記録でき、フレーム画
記録の場合には25フレームに相当する映像データを記録
できる。そして、前記フロッピーディスクに書き込まれ
た(記録された)映像データを再生する電子スチルビデ
オ再生器には、その静止画の再生においてフィールド再
生モードと、フレーム再生モードとを選択できるものが
ある。
【0003】電子スチルビデオ再生器でフィールド画の
静止画再生を行う場合には相加平均装置が使用される。
この装置は、フロッピーディスクに書き込まれたAフィ
ールド[ODD(奇数)フィールド)]またはBフィー
ルド[EVEN(偶数)フィールド]の映像データを読
み出し、それを飛越し走査で静止画再生するもので、そ
の例が図14に示されている。
【0004】図14中符号1は1フレーム分の映像デー
タa(Aフィールドに係る映像データおよびBフィール
ドに係る映像データ)が記録されるとともに、これらの
データがRAM制御信号gにより読み出されるRAM、
2は1Hラインメモリ、3は相加平均回路、4はマルチ
プレクサであり、これらにより従来の相加平均装置が形
成され、また、図14中符号5は選択信号発生回路であ
る。
【0005】1Hラインメモリ2は、RAM1から所定
のタイミングで読み出された映像データbを1H(一つ
の走査線の初めから次の走査線の初めまでの時間または
期間)遅らせて相加平均回路3に出力する。相加平均回
路3は、RAM1から入力される映像データbと1Hラ
インメモリ2から入力される遅延映像データcとを相加
平均して、疑似フィールド(入力される映像データがA
フィールドに係る映像データの場合にはBフィールドに
相当する疑似フィールド、また、入力される映像データ
がBフィールドに係る映像データの場合にはAフィール
ドに相当する疑似フィールド)に相当する疑似フィール
ドデータdを形成する。
【0006】マルチプレクサ4の入力端子XにはRAM
1から読み出された映像データaが直接入力され、入力
端子Yには相加平均回路3で相加平均から出力された疑
似フィールドデータdが入力される。マルチプレクサ4
は、これに与えられる選択信号発生回路5からの選択信
号eと垂直ブランキング信号fとにより制御されて、フ
ィールド画再生の場合には疑似フィールドデータdを最
終疑似フィールドデータd′として出力し、フレーム画
再生の場合には映像データaを通過させる。
【0007】次に、図14に示された相加平均装置によ
るAフィールドトラックのフィールド画再生を説明す
る。まず、RAM制御信号gによりRAM1から順次読
み出されてマルチプレクサ4の入力端子Xに入力されて
いるAフィールドに係る映像データaは、垂直ブランキ
ング信号fがロー(L)電位にある時において、L電位
の選択信号eにより選択されマルチプレクサ4を通過す
る。それに基づき、このAフィールドに係る映像データ
aが、飛越し走査における第1回目のフィールド走査で
再生される。このフィールド走査は、図15および図1
6に実線で描かれるようにテレビ画面の左上の隅から始
点として順々に走査され、テレビ画面の下端における幅
方向中央(終点)に達して終了する。
【0008】次に、L電位の選択信号eは図17に示さ
れるようにVーSYNCの立ち下がりエッジで切り換え
られてハイ(H)電位にとなり、このH電位の選択信号
eにより垂直ブランキング信号fがロー(L)電位にあ
る時において、マルチプレクサ4の入力端子Yに入力さ
れているAフィールドに係る疑似フィールドデータdが
選択される。疑似フィールドデータdは、図17に示さ
れるようにRAM制御信号gにより前記映像データaの
読み出しタイミングよりも1/2H早めて読み出された
Aフィールドに係る映像データbを、1Hラインメモリ
2で1H遅延させた後に、相加平均回路3で相加平均す
ることで形成される。
【0009】ここに相加平均とは、映像データb,cを
足算した値を2で割算する処理であって、前記第1回目
のフィールド走査の各走査線に係る映像データ(輝度デ
ータ)が図15〜図18中A,B,C…Zで模擬的に示
されるとした場合、相加平均は隣り合う走査線に係る映
像データを用いてなされる。すなわち、映像データA,
B間の関係で代表して説明すれば、(A+B)/2の処
理が相加平均処理であって、この処理で得られたデータ
が疑似フィールドデータdである。
【0010】選択されたAフィールドに係る疑似フィー
ルドデータdによる第2回目のフィールド走査は、図1
5,図16中破線で示すようにテレビ画面の上端におけ
る幅方向中央を始点として始められ、前記第1回目の走
査線…の隣り合う走査線の中間に位置して走査される。
そして、この第2回目のフィールド走査はテレビ画面の
右下(終点)に達して終了し、それにより1画面分のフ
ィールド走査が終わるものである。
【0011】なお、図17および図18に示されるよう
に垂直ブランキング信号fは、規格の規定通りにVーS
YNCの前3H(つまり等価パルス期間)の始まりから
20HにわたりH電位となる。それによって、マルチプ
レクサ4は、その入力に関係なく、出力データをL電
位、つまりベデスタルレベルに保持して、映像データの
出力がないように制御される。
【0012】また、相加平均装置でBフィールドトラッ
クのフィールド画再生の場合も、前記Aフィールドトラ
ックのフィールド画再生と同様にして実施され、そのタ
イムチャートは図21および図22に示されている。こ
の場合、第1回目のフィールド走査(Bフィールドに係
る映像データaについて走査)は、図19の破線に示さ
れるようにテレビ画面の上端における幅方向中央を始点
として始められ、図20の破線に示されるようにテレビ
画面の右下(終点)に達して終了する。そして、同Bフ
ィールドに係る映像データaについての第2回目のフィ
ールド走査は、図19および図20の実線で示されるよ
うに前記第1回目の走査線の隣り合う走査線の中間に位
置して走査され、かつ、テレビ画面の左上の隅を始点と
して順々に走査され、テレビ画面の下端における幅方向
中央(終点)に達して終了する。
【0013】なお、フレーム画再生を行う場合には、選
択信号eがL電位に固定されてマルチプレクサ4の入力
端子Xに入力されている映像データのみが選択されるの
で、RAM1からAフィールドに係る映像データとBフ
ィールドに係る映像データとが、RAM制御信gにより
交互に読み出され、これらのデータaがテレビ画面に飛
越し走査されて1フレーム再生が行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように規格によ
り指定された垂直ブランキング信号fによる垂直ブラン
キング期間の間は、映像信号が出力されることはなく、
また、1/2Hだけタイミングを早めてRAM1からの
読み出された映像データbが1Hラインメモリ2で1H
分遅らされて相加平均回路3に遅延映像データcとして
入力される。そのため、相加平均回路3による相加平均
において、Aフィールドトラックのフィールド再生でも
Bフィールドトラックの再生でも、第2回目のフィール
ド走査に係る最終疑似フィールドデータd′の走査開始
直後および走査終了直前には不定状態が発生する。
【0015】すなわち、Aフィールドトラックの第2回
目のフィールド再生では、図17中の遅延映像データc
に示されるように最初の映像データAの前には何等の映
像データがないから、このデータがない状態(以下不定
データ?と称する。)を含んで相加算平均回路3による
相加算平均処理がなされる。この処理は、図17中の疑
似フィールドデータdに示すように不定データ?を含む
(?+A)/2を内容とする。そして、この疑似フィー
ルドデータdは前記垂直ブランキング期間によりさらに
半分にされて最終疑似フィールドデータd′として出力
される。また、同様の理由により、図18中の映像デー
タdに示されるようにAフィールドトラックのフィール
ド再生における最後の映像データZに係る相加算平均
は、(Y+Z)/2,(Y+?)/2,(Z+?)/2
を内容とし、そのうち垂直ブランキング期間により(Z
+?)/2に係る映像データは出力されない。そのた
め、図18に示されるように不定データ?を含む映像デ
ータ(Y+?)/2を最終疑似フィールドデータd′と
して走査が行われる。このようにして(?+A)/2を
内容とする最初の最終疑似フィールドデータd′と、
(Z+?)/2を内容とする最後の最終疑似フィールド
データd′とによる不定状態が発生する。
【0016】また、同様の理由により、Bフィールドト
ラックの第2回目のフィールド再生では、図21に示さ
れるように(?+B)/2を内容とする最終疑似フィー
ルドデータd′による第2回目の走査開始直後の不定状
態と、図22に示されるように(Z+?)/2を内容と
する最終疑似フィールドデータd′による第2回目の走
査終了直前での不定状態とが発生する。
【0017】以上のようにして発生する不定状態は、図
15,図16,図19,図20に示される(なお、これ
らの図中Lは夫々不定領域を示している。)ようにフル
スケールでAフィールド再生を行うテレビ画面の右上お
よび右下(Bフィールド再生では左上および左下)に表
われる。そして、この不定状態に係る映像データA,
B,C…Zは輝度データであるために、これらに隣合う
他の走査線との輝度が大幅に異なって、不定状態が大き
く目立ってしまい見苦しいという問題がある。また、こ
のことはフルスケールでのプリントアウトをするビデオ
プリンタにおいても同様である。
【0018】本発明の目的は、飛越し走査での第2回目
のフィールド走査において、その走査開始直後と走査終
了直前での不定状態の再生をなくして、再生されるフィ
ールド画の画質を向上できるビデオ機器用相加平均装置
を得ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のビデオ機器用相加平均装置は、1フレーム
分の映像データが書き込まれるRAMと、このRAMか
ら読み出されるAフィールドまたはBフィールドに係る
映像データを1H遅延させる1Hラインメモリと、前記
RAMから入力される映像データと前記1Hラインメモ
リから入力される遅延映像データとを相加平均して疑似
フィールドデータを作る相加平均回路と、前記RAMか
ら読み出された映像データが入力されるとともに、前記
相加平均回路から疑似フィールドデータが入力される第
1マルチプレクサと、飛越し走査の第1回目のフィール
ド走査の際に相加平均されることなく前記RAMから入
力された映像データを前記第1マルチプレクサに通過さ
せ、かつ、前記飛越し走査の第2回目のフィールド走査
の際に前記疑似フィールドデータを前記第1マルチプレ
クサに通過させるとともに、Aフィールド再生の際前記
第2回目のフィールド走査の最初の走査線についての前
記疑似フィールドデータを、前記第1回目のフィールド
走査の最初の走査線に係る映像データと置き換えさせる
選択信号、または、Bフィールド再生の際前記第2回目
のフィールド走査の最初の走査線についての前記疑似フ
ィールドデータを、前記第1回目のフィールド走査の最
初から2本目の走査線に係る映像データと置き換えさせ
る選択信号の少なくとも一方を、前記第1マルチプレク
サに入力させる選択信号発生回路と、前記第1マルチプ
レクサからの出力されるデータが入力されるとともに、
前記1Hラインメモリから遅延映像データが入力される
第2マルチプレクサと、前記第1回目のフィールド走査
の際に相加平均されることなく前記第1マルチプレクサ
から入力された映像データを前記第2マルチプレクサに
通過させ、かつ、前記第2回目のフィールド走査の際に
前記疑似フィールドデータを前記第2マルチプレクサに
通過させるとともに、Aフィールド再生の際前記第2回
目のフィールド走査の最後の走査線についての前記疑似
フィールドデータを、前記第1回目のフィールド走査の
最後から2本目の走査線に係る映像データと置き換えさ
せる補正信号、または、Bフィールド再生の際前記第2
回目のフィールド走査の最後の走査線についての前記疑
似フィールドデータを、前記第1回目のフィールド走査
の最後の走査線に係る映像データと置き換えさせる補正
信号の少なくとも一方を、前記第2マルチプレクサに入
力させる補正信号発生回路とを備えたものである。
【0020】
【作用】上記の構成によれば、Aフィールド再生または
Bフィールド再生のいずれか一方フィールド再生がなさ
れる。そして、Aフィールド再生においては、相加平均
回路により形成された疑似フィールドデータを走査する
第2回目のフィールド走査の最初の走査線に係る映像デ
ータを、選択信号発生回路から第1マルチプレクサに入
力される選択信号により、相加平均処理を受けない映像
データを走査する第1回目のフィールド走査の最初の走
査線に係る映像データと置き換える。かつ、補正回路か
ら第2マルチプレクサに入力される補正信号により、前
記第2回目のフィールド走査の最後の走査線に係る映像
データを、前記第1回目のフィールド走査の最後から2
本目の走査線に係る映像データと置き換える。そのた
め、疑似フィールドデータを走査する第2回目のフィー
ルド走査の最初と最後に生じる不定データの影響をなく
すことができる。
【0021】同様に、Bフィールド再生においては、相
加平均処理により形成された疑似フィールドデータを走
査する第2回目のフィールド走査の最初の走査線に係る
映像データを、選択信号発生回路から第1マルチプレク
サに入力される選択信号により、相加平均処理を受けな
い映像データを走査する第1回目のフィールド走査の最
初から2本目の走査線に係る映像データと置き換える。
かつ、補正回路から第2マルチプレクサに入力される補
正信号により、前記第2回目のフィールド走査の最後の
走査線について前記第1回目のフィールド走査の最後の
1本目の走査線に係る映像データと置き換える。そのた
め、疑似フィールドデータを走査する第2回目のフィー
ルド走査の最初と最後に生じる不定データの影響をなく
すことができる。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図13を参照して本発明の一実
施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係るビデオ
機器用の相加平均装置の構成を示すブロック図である。
この相加平均装置は、RAM11、1Hラインメモリ1
2、相加平均回路13、第1マルチプレクサ14,第2
マルチプレクサ15、選択信号発生回路16、および補
正信号発生回路17を備えて形成されている。
【0023】RAM11は、1フレーム(1画面)分に
相当するデジタル映像データa(Aフィールドに係る映
像データおよびBフィールドに係る映像データ)を記録
する大きな記憶容量を有したフレームメモリである。こ
のRAM11には静止画再生の際に所定のタイミングで
RAM制御信号gが入力される。この信号gに応じてR
AM11に書き込まれた映像データaが順次読み出され
る。
【0024】フィールド画再生モードにおいてRAM制
御信号gは、第1回目の飛越し走査のタイミングに比較
して第2回目の飛越し走査のタイミングを1/2H早め
てRAM11に与えられる。また、フレーム画再生モー
ドの際においてRAM制御信号gは、第1回目の飛越し
走査と同じタイミングで第2回目の飛越し走査の際にR
AM11に与えられる。RAM11に書き込まれた映像
データaの読み出しはRAM制御信号gがH電位の時に
行われ、RAM11がL電位の時にはRAM11からの
映像データaの読み出しは中止される1Hラインメモリ
12にはRAM11から読み出されたフィールド画再生
に係る映像データbが入力される。この1Hラインメモ
リ12は、入力される映像データbを1H(一つの走査
線の初めから次の走査線の初めまでの時間または期間)
に相当する分記録し、かつ、1H後に出力する。したが
って、RAM11からみた場合にはこれから出力された
映像データbが1H遅れて相加平均回路13に出力され
る。
【0025】相加平均回路13は、RAM11から入力
されるフィールド画再生に係る映像データbと1Hライ
ンメモリ12から入力される遅延映像データcとを相加
平均して、疑似フィールド(入力される映像データがA
フィールドに係る映像データの場合にはBフィールドに
相当する疑似フィールド、また、入力される映像データ
がBフィールドに係る映像データの場合にはAフィール
ドに相当する疑似フィールド)に相当する疑似フィール
ドデータdを形成する。
【0026】第1マルチプレクサ14の入力端子Xには
RAM11から読み出されかつ相加平均されない映像デ
ータaが直接入力され、入力端子Yには相加平均回路1
3から出力された疑似フィールドデータdが入力され
る。さらに、このマルチプレクサ14には、選択信号発
生回路16からの選択信号eと垂直ブランキング信号f
が夫々入力される。
【0027】これらの信号e,fにより、第1マルチプ
レクサ14は制御されて、フィールド画再生の場合には
疑似フィールドデータdを疑似フィールドデータd′と
して出力し、フレーム画再生の場合には映像データaを
出力させる。垂直ブランキング信号fがH電位の時(V
ーSYNCの前3H、つまり等価パルス期間の始まりか
ら20Hにわたる垂直ブランキング期間)は、第1マル
チプレクサ14から映像データが出力されることが禁止
され、L電位の時には両マルチプレクサ14,15から
の出力が可能である。
【0028】第2マルチプレクサ15の入力端子Xに
は、第1マルチプレクサ14から出力される映像データ
aおよび疑似フィールドデータd′が入力され、入力端
子Yには前記1Hラインメモリ12から出力された遅延
映像データcが入力される。さらに、このマルチプレク
サ15には、補正信号発生回路17からの補正信号hと
前記垂直ブランキング信号fとが夫々入力される。そし
て、これらの信号h,fにより第2マルチプレクサ15
は制御されて、フィールド画再生の場合には疑似フィー
ルドデータd′および遅延映像データcを出力し、フレ
ーム画再生の場合には映像データaを出力するものであ
る。
【0029】選択信号補正回路16は図2に示されてい
る。この回路16のインバータゲート21には垂直同期
信号VーSYNCが入力され、このゲート21で反転さ
れたVーSYNCは相加平均フィールド信号が入力され
るアンドゲート22に出力される。相加平均フィールド
信号は、相加平均をする場合つまりフィールド画再生の
場合にH電位となり、フレーム画再生をする場合にL電
位となる。そのため、アンドゲート22はH電位の相加
平均フィールド信号と反転されたVーSYNCとが入力
した時に出力を出す。アンドゲート22の出力はAフィ
ールド用の第1パルス発生器23とBフィールド用の第
2パルス発生器24とに入力される。
【0030】第1,第2のパルス発生器23,24はい
ずれもカウンタ回路で形成される。第1パルス発生器2
3はアンドゲート22からの出力を17.5Hに相当する数
カウントした時に出力をアンドゲート25に入力させ
る。同様に、第2パルス発生器24はアンドゲート22
からの出力を18Hに相当する数カウントした時に出力を
アンドゲート26に入力させるものである。アンドゲー
ト25にはフィールド信号が入力されるとともに、この
信号はインバータゲート27を介してアンドゲート26
にも入力される。フィールド信号は、Aフィールドの時
にH電位となり、Bフィールドの時にL電位となる。そ
のため、アンドゲート25はこれにH電位のフィールド
信号と第1パルス発生器23の出力とが入力された時に
出力を出し、アンドゲート26はこれにL電位のフィー
ルド信号がインバータゲート27で反転された信号と第
2パルス発生器24の出力とが入力された時に出力を出
す。
【0031】両アンドゲート25,26の出力は夫々オ
アゲート28に入力される。そのため、オアゲード28
はいずれか一方のアンドゲート25または26から出力
を受けるたびに出力を出す。この出力はインバータゲー
ト29を介してアンドゲート30に入力される。アンド
ゲート30には選択信号eが入力される。
【0032】選択信号eは、L電位の時に前記第1マル
チプレクサ14の入力端子Xに供給された映像データa
を選択させ、H電位の時に第1マルチプレクサ14の入
力端子Yに供給された疑似フィールドデータdを選択さ
せる。この選択信号eは、インバータゲート29で反転
されたオアゲート28からの出力がアンドゲート30に
入力されるたびに、アンドゲート30を通過する。
【0033】したがって、図2の選択信号発生回路16
は、図4に示されるようにAフィールドトラックのフィ
ールド再生の際において、相加平均をしない映像データ
aの第1回目のフィールド走査(スルーフィールド側)
の場合には、VーSYNCの立ち下がりエッジと同期し
て、選択信号eをH電位からL電位に切換える。また、
選択信号発生回路16は、相加平均により作られた疑似
フィールドデータdに基づく第2回目のフィールド走査
(相加平均フィールド側)の場合には、VーSYNCの
立ち下がりエッジから17.5Hの期間経過と同時に、選択
信号eをL電位からH電位に切換えるものである。すな
わち、図4中に2点鎖線で示す従来の選択信号e′に比
較して、第2回目のフィールド走査の最初の走査線につ
いてのみ選択信号eの切換えポイントを17.5H遅らせる
ものである。なお、第2回目のフィールド走査における
その他の時期での選択信号eの切換えポイントは前記選
択信号e′と同じである。
【0034】また、同様に図2の選択信号発生回路16
は、図9に示されるようにBフィールドトラックのフィ
ールド再生の際において、相加平均をしない映像データ
aの第1回目のフィールド走査の場合には、VーSYN
Cの立ち下がりエッジと同期して、選択信号eをH電位
からL電位に切換えるが、相加平均により作られた疑似
フィールドデータdに基づく第2回目のフィールド走査
(相加平均フィールド側)の場合には、VーSYNCの
立ち下がりエッジから18Hの期間経過と同時に、選択信
号eをL電位からH電位に切換える。それにより、図4
中に2点鎖線で示す従来の選択信号e′に比較して、第
2回目のフィールド走査の最初の走査線についてのみ選
択信号eの切換えポイントを18H遅らせるものである。
なお、第2回目のフィールド走査におけるその他の時期
での選択信号eの切換えポイントは前記選択信号e′と
同じである。
【0035】前記補正信号発生回路17は図3に示され
ている。この回路17のAフィールド用の第1カウンタ
31とBフィールド用の第2カウンタ32とには、夫々
垂直同期信号VーSYNCが入力される。第1カウンタ
31は 258.5Hに相当する数のVーSYNCが入力され
た際に出力を出し、同様に第2カウンタ32は 259Hに
相当する数のVーSYNCが入力された際に出力を出す
ものである。
【0036】第1カウンタ31の出力はAフィールド用
の第1パルス発生器33に入力され、第2カウンタ32
の出力はBフィールド用の第2パルス発生器34に入力
される。第1,第2のパルス発生器33,34はいずれ
もカウンタ回路で形成される。第1パルス発生器33は
第1カウンタ31からの出力を1Hに相当する数カウン
トした時に出力をアンドゲート35に出し、同様に、第
2パルス発生器34は第2カウンタ32からの出力を
0.5Hに相当する数カウントした時に出力をアンドゲー
ト36に出すものである。
【0037】アンドゲート35には前記フィールド信号
が入力され、この信号はインバータゲート37を介して
アンドゲート36にも入力される。そのため、アンドゲ
ート35はこれにH電位のフィールド信号と第1パルス
発生器33の出力とが入力された時に出力を出し、アン
ドゲート36はこれにL電位のフィールド信号がインバ
ータゲート37で反転された信号と第2パルス発生器3
4の出力とが入力された時に出力を出す。
【0038】両アンドゲート35,36の出力は夫々オ
アゲート38に入力される。そのため、オアゲード38
はいずれか一方のアンドゲート35または36から出力
を受けるたびに出力を出す。この出力はアンドゲート3
9に入力される。アンドゲート39には前記相加平均フ
ィールド信号が入力される。アンドゲート39は、これ
にオアゲート38からの出力が入力されるたびに、相加
平均フィールド信号を補正信号hとして前記第2マルチ
プレクサ15に出力する。補正信号hは、H電位の時に
第2マルチプレクサ15の入力端子Yに供給された遅延
映像データcを選択させ、L電位の時にマルチプレクサ
15の入力端子Xに供給されたデータを選択させるもの
である。
【0039】したがって、補正信号発生回路17は、図
4に示されるようにAフィールドトラックのフィールド
再生の際において、相加平均フィールド側のVーSYN
Cの立ち下がりエッジから 258.5Hの期間経過と同時
に、補正信号hを1Hの期間にわたりL電位からH電位
に切換える。また、補正信号発生回路17は、図9に示
されるようにBフィールドトラックのフィールド再生の
際において、相加平均フィールド側のVーSYNCの立
ち下がりエッジから 259Hの期間経過と同時に、補正信
号hを 0.5Hの期間にわたりL電位からH電位に切換え
るものである。
【0040】次に、図1に示された相加平均装置による
Aフィールドトラックのフィールド画の再生を説明す
る。なお、飛越し走査に係るRAM11からの映像デー
タa,bの読み出し、および1Hラインメモリ12での
1H期間の遅延、並びに相加平均回路13での相加平均
処理は従来と同じであるので、それらの説明は省略す
る。
【0041】第1マルチプレクサ14の入力端子Xに入
力されているAフィールドに係る映像データaは、垂直
ブランキング信号fがロー(L)電位にある時において
L電位の選択信号eにより選択されて第1マルチプレク
サ14を通過して、第2マルチプレクサ15の入力端子
Xに入力された後、L電位の補正信号hにより選択され
て第2マルチプレクサ15を通過する。それに基づき、
このAフィールドに係る映像データaが走査されて第1
回目のフィールド走査が行われる。このフィールド走査
は、図5および図6に実線で描かれたようにテレビ画面
の左上の隅から始点として順々に走査され、テレビ画面
の下端における幅方向中央(終点)に達して終了する。
【0042】次に、前記第1回目の走査線の隣り合う走
査線の中間に位置して走査するAフィールドに係る疑似
フィールドデータdの走査(第2回目のフィールド走
査)は、図5,図6中破線で示すようにテレビ画面の上
端における幅方向中央を始点として始められ、最後にテ
レビ画面の右下(終点)に達して終了する。
【0043】この第2回目のフィールド走査において、
第1マルチプレクサ14に入力される選択信号eは、図
7に示されるように相加平均フィールド側のVーSYN
Cの立ち下がりエッジから17.5Hの位置で切り換えられ
てハイ(H)電位になる。そうすると、不定データ?を
含む最初の疑似フィールドデータd[(?+A)/2]
が、映像データAに置き換えられる。映像データAは、
相加平均を受けない前記第1回目のフィールド走査に係
るものであって、前記最初の疑似フィールドデータd
[(?+A)/2]に隣合った映像データである。そし
て、図5の右上に示されるように第1回目のフィールド
走査の最初の走査線に係る映像データと第2回目のフィ
ールド走査の最初の走査線に係る映像データが同じ(映
像データA)であるから、これらの間での輝度変化がな
い。そのため、テレビ画面右上での疑似フィールドデー
タd′を目立たなくできる。なお、この後は、選択信号
eの切換えポイントがVーSYNCの立ち下がりエッジ
に一致され、第2回目のフィールド走査における2本目
以降の走査線の走査が行われる。
【0044】さらに、図8に示されるように第2回目の
フィールド走査の終了間際には、第2マルチプレクサ1
5に対してH電位の補正信号hが、VーSYNCの前4
Hから1Hの期間にわたり入力される。この入力によ
り、1Hラインメモリ12を通って1H遅延された遅延
映像データcが選択されるから、相加平均回路13から
第1マルチプレクサ14を通った疑似フィールドデータ
dの最後の映像データ[(Y+Z)/2と(Y+?)/
2との合成データ]が、1回目のフィールド走査の最後
から2本目の走査線に係る映像データYに置き換えられ
る。
【0045】この映像データYは、相加平均を受けない
前記第1回目のフィールド走査に係るものであって、前
記最後の映像データ[(Y+Z)/2と(Y+?)/
2]に隣合った映像データである。そのため、図6の右
下に示されるように第2回目のフィールド走査の最後の
走査線に係る映像データと第1回目のフィールド走査の
最後から2本目に走査線に係る映像データが同じ(映像
データY)であるから、これらの間での輝度変化がな
い。そのため、画面右下での疑似フィールドデータd′
を目立たなくができる。
【0046】なお、前記のように正常な映像データ(Y
+Z)/2とともに不定データ?を含む映像データ(Y
+?)/2を隣合った正常な映像データYに置き換えた
ことにより、第2回目のフィールド走査の終りの1Hに
おいて映像データが(Y+Z)/2から映像データYに
切換わることがないとともに、それにより切換えに基づ
くスイッチングノイズの発生を防止できる。
【0047】また、相加平均装置でBフィールドトラッ
クのフィールド画再生の場合に、第1回目のフィールド
走査(Bフィールドに係る映像データaについて走査)
は、図10の破線に示されるようにテレビ画面の上端に
おける幅方向中央を始点として始められて、図11の破
線に示されるようにテレビ画面の右下(終点)に達して
終了し、かつ、同Bフィールドに係る映像データaにつ
いての第2回目のフィールド走査は、図10および図1
1の実線で示されるように前記第1回目の走査線の隣り
合う走査線の中間に位置して走査され、かつ、テレビ画
面の左上の隅から始点として順々に走査され、テレビ画
面の下端における幅方向中央(終点)に達して終了す
る。そして、第2回目のフィールド走査の初めと終りに
おいても、前記Aフィールドトラックのフィールド画再
生の場合と同様に、不定データ?を含む映像データが正
常な映像データに置き換えられる。
【0048】すなわち、図12に示されるように第1マ
ルチプレクサ14に入力される選択信号eの切換えポイ
ントが、相加平均フィールド側のVーSYNCの立ち下
がりエッジから18Hのところになっているから、相加平
均回路13から第1マルチプレクサ14を通った疑似フ
ィールドデータdの最初の映像データ[(?+B)/2
と(A+B)/2との合成データ]が、映像データBに
置き換えられる。この映像データBは、相加平均を受け
ない前記第1回目のフィールド走査に係るものであっ
て、前記最初の映像データ[(?+B)/2と(A+
B)/2との合成データ]に隣合った映像データであ
る。そのため、図10の左上に示されるように第1回目
のフィールド走査の最初から2本目の走査線に係る映像
データと第2回目のフィールド走査の1本目の走査線に
係る映像データが同じ(映像データB)であるから、こ
れらの間での輝度変化がない。そのため、画面左上での
疑似フィールドデータd′を目立たなくできる。
【0049】そして、この場合にも、正常な映像データ
(A+B)/2とともに不定データ?を含む映像データ
(?+B)/2を隣合った正常な映像データBに置き換
えたことにより、第2回目のフィールド走査の最初の走
査線において映像データが途中で異質なものに切換わる
ことがないとともに、それにより切換えに基づくスイッ
チングノイズの発生を防止できる。
【0050】さらに、図13に示されるように第2マル
ププレクサ15に、VーSYNCの手前側 3.5Hから
0.5Hの期間にわたり補正信号hが入力されるから、こ
の期間の間だけ1Hラインメモリ12を通って1H遅延
された遅延映像データcが選択されて、相加平均回路1
3から第1マルチプレクサ14を通った疑似フィールド
データdの最後の映像データ(Z+?)/2が映像デー
タZに置き換えられる。この映像データZは、相加平均
を受けない前記第1回目のフィールド走査に係るもので
あって、前記最後の映像データ(Y+Z)/2に隣合っ
た映像データである。そのため、図11の左下に示され
るように第1回目のフィールド走査の最後の走査線に係
る映像データと第2回目のフィールド走査の最後の走査
線に係る映像データが同じ(映像データZ)であるか
ら、これらの間での輝度変化がない。そのため、画面左
下での疑似フィールドデータd′を目立たなくできる。
【0051】すなわち、以上のように本実施例の相加平
均装置は、Aフィールドトラックのフィールド再生の場
合にも、Bフィールドトラックのフィールド再生の場合
にも、飛越し走査での第2回目のフィールド走査におい
て、その走査開始直後と走査終了直前での不定状態の発
生をなくすことができる。したがって、フルスケールで
テレビまたはビデオプリンターで再生されるフィールド
再生に係る静止画の画質を向上できる。
【0052】なお、本発明は前記一実施例に制約されな
い。例えば、Aフィールドトラックのフィールド再生を
行うにあたり、選択信号発生回路16のAフィールド用
第1パルス発生器23を、選択信号eの切換えポイント
が相加算平均フィールド信号d′側のVーSYNCの立
ち下がりエッジから[16.5+nH(なお、nは正の整
数)]のところとなるように構成してもよい。また、補
正信号発生回路17のAフィールド用第1カウンタ31
を、その補正信号hのパルス立ち上がりエッジが相加算
平均フィールド信号d′側のVーSYNCの立ち下がり
エッジから[ 259.5ーnH(なお、nは正の整数)]の
ところとなるように構成してもよい。
【0053】同様に、Bフィールドトラックのフィール
ド再生を行うにあたり、選択信号発生回路16のBフィ
ールド用第1パルス発生器24を、選択信号eの切換え
ポイントが相加算平均フィールド信号d′側のVーSY
NCの立ち下がりエッジから[17+nH(なお、nは正
の整数)]のところとなるように構成してもよい。ま
た、補正信号発生回路17のBフィールド用第1カウン
タ32を、その補正信号hのパルス立ち上がりエッジが
相加算平均フィールド信号d′側のVーSYNCの立ち
下がりエッジから[ 260ーnH(なお、nは正の整
数)]のところとなるように構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の相加平均装
置によれば、相加平均により作られた疑似フィールドデ
ータの不定データを含む最初のデータ部分を、飛越し走
査において相加平均されることなく第1回目にフィール
ド走査されて前記最初のデータ部分に隣接する位置の映
像データに置き換えるとともに、相加平均により作られ
た疑似フィールドデータの不定データを含む最後のデー
タ部分を、飛越し走査において第1回目に相加平均され
ることなくフィールド走査されて前記最後のデータ部分
に隣接する位置の映像データに置き換える構成であるか
ら、飛越し走査での第2回目のフィールド走査におい
て、その走査開始直後と走査終了直前での不定状態の再
生をなくすことができるとともに、これら隣接する走査
線の輝度が等しくなって再生されるフィールド画の画質
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る相加平均装置の構成を
示すブロック図。
【図2】図1に示された相加平均装置の選択信号発生回
路の構成を示す図。
【図3】図1に示された相加平均装置の補正信号発生回
路の構成を示す図。
【図4】図1に示された相加平均装置がAフィールドト
ラックをフィールド再生する際の動作を示すフローチャ
ート。
【図5】図1に示された相加平均装置がAフィールドト
ラックをフィールド再生した際に飛越し走査されたテレ
ビ画面の上部を示す図。
【図6】図1に示された相加平均装置がAフィールドト
ラックをフィールド再生した際に飛越し走査されたテレ
ビ画面の下部を示す図。
【図7】図1に示された相加平均装置がAフィールドト
ラックをフィールド再生した際の再生初期における各種
映像データと選択信号および垂直ブランキング信号との
関係を示す図。
【図8】図1に示された相加平均装置がAフィールドト
ラックをフィールド再生した際の再生末期における各種
映像データと選択信号および垂直ブランキング信号との
関係を示す図。
【図9】図1に示された相加平均装置がBフィールドト
ラックをフィールド再生する際の動作を示すフローチャ
ート。
【図10】図1に示された相加平均装置がBフィールド
トラックをフィールド再生した際に飛越し走査されたテ
レビ画面の上部を示す図。
【図11】図1に示された相加平均装置がBフィールド
トラックをフィールド再生した際に飛越し走査されたテ
レビ画面の下部を示す図。
【図12】図1に示された相加平均装置がBフィールド
トラックをフィールド再生した際の再生初期における各
種映像データと選択信号および垂直ブランキング信号と
の関係を示す図。
【図13】図1に示された相加平均装置がBフィールド
トラックをフィールド再生した際の再生末期における各
種映像データと選択信号および垂直ブランキング信号と
の関係を示す図。
【図14】従来例に係る相加平均装置の構成を示すブロ
ック図。
【図15】図14に示された従来の相加平均装置がAフ
ィールドトラックをフィールド再生した際に飛越し走査
されたテレビ画面の上部を示す図。
【図16】図14に示された従来の相加平均装置がAフ
ィールドトラックをフィールド再生した際に飛越し走査
されたテレビ画面の下部を示す図。
【図17】図14に示された従来の相加平均装置がAフ
ィールドトラックをフィールド再生した際の再生初期に
おける各種映像データと選択信号および垂直ブランキン
グ信号との関係を示す図。
【図18】図14に示された従来の相加平均装置がAフ
ィールドトラックをフィールド再生した際の再生末期に
おける各種映像データと選択信号および垂直ブランキン
グ信号との関係を示す図。
【図19】図14に示された従来の相加平均装置がBフ
ィールドトラックをフィールド再生した際に飛越し走査
されたテレビ画面の上部を示す図。
【図20】図14に示された従来の相加平均装置がBフ
ィールドトラックをフィールド再生した際に飛越し走査
されたテレビ画面の下部を示す図。
【図21】図14に示された従来の相加平均装置がBフ
ィールドトラックをフィールド再生した際の再生初期に
おける各種映像データと選択信号および垂直ブランキン
グ信号との関係を示す図。
【図22】図14に示された従来の相加平均装置がBフ
ィールドトラックをフィールド再生した際の再生末期に
おける各種映像データと選択信号および垂直ブランキン
グ信号との関係を示す図。
【符号の説明】
11…RAM、12…1Hラインメモリ、13…相加平
均回路、14…第1マルチプレクサ、15…第2マルチ
プレクサ、16…選択信号発生回路、17…補正信号発
生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム分の映像データが書き込まれ
    るRAMと、 このRAMから読み出されるAフィールドまたはBフィ
    ールドに係る映像データを1H遅延させる1Hラインメ
    モリと、 前記RAMから入力される映像データと前記1Hライン
    メモリから入力される遅延映像データとを相加平均して
    疑似フィールドデータを作る相加平均回路と、 前記RAMから読み出された映像データが入力されると
    ともに、前記相加平均回路から疑似フィールドデータが
    入力される第1マルチプレクサと、 飛越し走査の第1回目のフィールド走査の際に相加平均
    されることなく前記RAMから入力された映像データを
    前記第1マルチプレクサに通過させ、かつ、前記飛越し
    走査の第2回目のフィールド走査の際に前記疑似フィー
    ルドデータを前記第1マルチプレクサに通過させるとと
    もに、Aフィールド再生の際前記第2回目のフィールド
    走査の最初の走査線についての前記疑似フィールドデー
    タを、前記第1回目のフィールド走査の最初の走査線に
    係る映像データと置き換えさせる選択信号、または、B
    フィールド再生の際前記第2回目のフィールド走査の最
    初の走査線についての前記疑似フィールドデータを、前
    記第1回目のフィールド走査の最初から2本目の走査線
    に係る映像データと置き換えさせる選択信号の少なくと
    も一方を、前記第1マルチプレクサに入力させる選択信
    号発生回路と、 前記第1マルチプレクサからの出力されるデータが入力
    されるとともに、前記1Hラインメモリから遅延映像デ
    ータが入力される第2マルチプレクサと、 前記第1回目のフィールド走査の際に相加平均されるこ
    となく前記第1マルチプレクサから入力された映像デー
    タを前記第2マルチプレクサに通過させ、かつ、前記第
    2回目のフィールド走査の際に前記疑似フィールドデー
    タを前記第2マルチプレクサに通過させるとともに、A
    フィールド再生の際前記第2回目のフィールド走査の最
    後の走査線についての前記疑似フィールドデータを、前
    記第1回目のフィールド走査の最後から2本目の走査線
    に係る映像データと置き換えさせる補正信号、または、
    Bフィールド再生の際前記第2回目のフィールド走査の
    最後の走査線についての前記疑似フィールドデータを、
    前記第1回目のフィールド走査の最後の走査線に係る映
    像データと置き換えさせる補正信号の少なくとも一方
    を、前記第2マルチプレクサに入力させる補正信号発生
    回路とを備えたビデオ機器用相加平均装置。
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