JPH05327776A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH05327776A
JPH05327776A JP4125270A JP12527092A JPH05327776A JP H05327776 A JPH05327776 A JP H05327776A JP 4125270 A JP4125270 A JP 4125270A JP 12527092 A JP12527092 A JP 12527092A JP H05327776 A JPH05327776 A JP H05327776A
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JP
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signal
data transfer
reception buffer
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JP4125270A
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Inventor
Kazuhiko Ito
和彦 伊東
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】端末と特定のサービスを提供するサーバとの間
等におけるデータ転送方式に関し、少ない遅延時間でデ
ータ廃棄を防止可能にすることを目的とする。 【構成】交換手段が、コネクションオリエンテッドな通
信形態をとる複数の送信側のラインからの伝送データ
を、衝突を回避しながら、コネクションレスな通信形態
をとる受信側のラインに転送するシステムにおいて、受
信側のライン回路に、自受信バッファステータス監視手
段20を設けて、受信バッファ18のデータ蓄積状態を
示す受信バッファステータス信号を発生し、送信側のラ
イン回路に、他受信バッファステータス監視・制御手段
14を設けて、受信バッファステータス信号が受信バッ
ファ18における受信不能状態を示すとき転送中止信号
を発生し、送信制御手段13を設けて、送信バッファ1
2からのデータ転送を起動するとともに、転送中止信号
によってデータ転送起動を中止することで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末と特定のサービス
を提供するサーバとの間等におけるデータ転送方式に関
し、特に少ない遅延時間でデータ廃棄を防止することが
できるようにしたデータ転送方式に関するものである。
【0002】音声通信に代表されるコネクションオリエ
ンテッドな通信形態と、ファイル転送等に代表されるコ
ネクションレスな通信形態とを統合するデータ転送方式
がある。
【0003】このようなデータ転送方式においては、受
信バッファビジーに基づく再送時における、データ廃棄
の発生を防止できるようにすることが要望される。
【0004】
【従来の技術】図9は、複数の端末(クライアント)
と、特定のサービスを提供する端末(サーバ)とを接続
する通信系を例示したものであって、11 〜1n は複数
のクライアント側の端末、21 〜2n は端末11 〜1n
を収容するライン回路(LC)、3はサーバ側の端末、
4はサーバ3を収容するライン回路(LC)、5はこれ
ら端末間における情報の交換処理を行う交換手段であ
る。
【0005】端末11 〜1n は、端末との間に専用のパ
スを形成する、PBX回線等のコネクションオリエンテ
ッドな通信形態をとるラインを介して、それぞれ交換手
段5に接続される。これに対してサーバ3は、端末間に
専用のパスを形成することなく、情報自体に付したアド
レスによって通信を行う、LAN等のコネクションレス
な通信形態をとるラインによって交換手段5に接続され
る。サーバ3は例えばプリンタを有し、複数の端末11
〜1n から転送されたデータによって、プリントアウト
等のサービスを実行する。ライン回路21 〜2n とライ
ン回路4との間のデータ転送は、ブロードキャスト形式
によって行われる。
【0006】この際、交換手段5にアービタの機能を設
けて、複数の端末11 〜1n からのデータ転送要求を統
制して、衝突を回避するようにする必要がある。またこ
の場合、PBXの通信パスは、交換機内のソフトウエア
によって設定されるため応答遅延が大きいので、LAN
系の通信アプリケーションが動作できなくなる恐れがあ
る。
【0007】そこで、交換手段5において、端末11
n からのデータ転送要求を蓄積して、受付順に各端末
に対してデータ転送を許容する機能を、ハードウエアに
よって設ける。
【0008】交換手段5において、51 はデータ転送要
求受付手段、52 はデータ転送要求蓄積手段、53 はデ
ータ転送要求取出返送手段であって、これらは上述のア
ービタの機能を行うものである。
【0009】データ転送要求受付手段51 は、複数のラ
イン回路21 〜2n からのデータの転送要求信号を受け
付ける。データ転送要求蓄積手段52 は、受け付けられ
たデータ転送要求を先入れ先出しで蓄積し、データ転送
要求取出返送手段53 は、データを転送したライン回路
から転送終了信号が発生したとき、データ転送要求蓄積
手段52 から次のデータ転送要求を取り出す。そしてそ
のデータ転送要求を発生したライン回路に対して応答信
号を返送することによって、データ転送を許可する。
【0010】従って、図9の通信系においては、コネク
ションオリエンテッドな通信形態をとるラインにおい
て、コネクションレスな通信形態をとるデータを、衝突
を回避しながら小さい遅延時間で、交換することができ
る。
【0011】図10は、図9に示された通信系における
データ転送のシーケンスを示したものである。最初、ク
ライアントのいずれかの端末と、対応する送信側のライ
ン回路との間で、転送要求reqと応答gntの送受が
行われたのち、データ転送が行われて、一旦、送信側の
ライン回路に転送データが蓄積される。
【0012】次に送信側のライン回路と交換手段5のア
ービタとの間で、要求キューを介して転送要求reqと
応答gntの送受が行われたのち、送信側のライン回路
と受信側のライン回路4との間で、ブロードキャスト形
式でデータ転送が行われて、サーバの端末3がデータを
受信する。
【0013】データ転送終了によって、アービタと送信
側のライン回路との間で転送終了endと応答gntの
送受が行われて、転送終了endがオフになったとき、
アービタが、要求キューから次の転送要求を取り出し
て、応答gntを別の送信側ライン回路へ送ることによ
って、次の転送動作が開始される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図9に示された通信系
においては、サーバに対して複数のクライアントが通信
を行うため、サーバを収容するライン回路の受信バッフ
ァに多くのデータが集中する。
【0015】図11は、従来のデータ転送方式における
データの流れを示したものであって、図9におけると同
じものを同じ番号で示し、クライアントの端末11 〜1
n からサーバの端末3に対するデータ転送時のみを示し
ている。61 〜6n は送信側のライン回路21 〜2n
おける送信バッファ、7は受信側のライン回路4におけ
る受信バッファである。
【0016】図11において、送信側の各ライン回路2
1 〜2n からの転送データ(1) 〜(n) は、受信側のライ
ン回路4の受信バッファ7にシリアルに蓄積される。そ
のため受信バッファ7の容量が不十分な場合には、転送
データ(1) 〜(n-1) は蓄積されるが、転送データ(n) は
廃棄される。
【0017】従来は、受信バッファにおいて複数面の領
域を持つことによって、ある程度のデータ集中に耐えら
れるようにしていたが、データ集中の度合いは、基本的
に通信トラフィックに依存するものであって、データが
受信バッファから溢れる場合が生じることを避けられな
い。
【0018】そのため、図9に示されたような、コネク
ションオリエンテッドな通信形態と、コネクションレス
な通信形態とを統合する、従来の通信系においては、デ
ータが廃棄されることを防止できないという問題があっ
た。
【0019】この場合、送信側に対して受信バッファビ
ジーを通知することによって、データを再送してデータ
の廃棄を防止することも考えられるが、この場合も再送
回数の設定は統計的手法によることとなるため、設定値
を超える場合は、リトライアウトとなってやはりデータ
の廃棄が生じることを避けられない。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、コネクションオリエンテ
ッドな通信形態とコネクションレスな通信形態とを統合
する通信系において、データ廃棄の発生を防止すること
を目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換手段が送
信側のデータ転送要求を先入れ先出しで蓄積して、デー
タ転送終了ごとに次のデータの転送許可を与えることに
よって、コネクションオリエンテッドな通信形態をとる
複数の送信側のラインのライン回路から伝送されるデー
タを、衝突を回避しながら、コネクションレスな通信形
態をとる受信側のラインのライン回路に転送するシステ
ムにおいて、受信側のライン回路に、転送データを受信
すべきか否かを判断する受信データ監視手段19と、受
信バッファ18のデータ蓄積状態を示す受信バッファス
テータス信号を発生する自受信バッファステータス監視
手段20を設けるとともに、送信側のライン回路に、受
信バッファステータス信号が受信バッファ18における
受信不能状態を示すとき転送中止信号を発生する他受信
バッファステータス監視・制御手段14と、転送データ
を蓄積する送信バッファ12からのデータ転送を起動し
転送中止信号によってデータ転送起動を中止する送信制
御手段13とを設けたものである。
【0022】また本発明は、この場合に、他受信バッフ
ァステータス監視・制御手段14が、受信バッファステ
ータス信号が受信バッファ18における受信可能状態を
示すとき転送許可信号を発生し、送信制御手段13が、
転送中止信号によってデータの再送を要求するリトライ
起動信号を発生するとともに、送信側のライン回路に、
このリトライ起動信号によって交換手段にデータ転送を
要求して転送許可を示す応答信号を受けたとき送信制御
手段13にデータ転送を許可するとともに、リトライ回
数を計数して規定値を超えたときリトライ最終信号を発
生する再送手段16と、リトライ最終信号によって送信
制御手段13からのデータ転送起動を中止し、転送許可
信号によってデータ転送起動を再開させる送信待ち手段
15とを設けたものである。
【0023】
【作用】図1は、本発明の原理的構成を示したものであ
って、11は送信側のライン回路における送信部を示
し、12は送信バッファ、13は送信制御手段、14は
他受信バッファステータス監視・制御手段、15は送信
待ち手段、16は再送手段である。また、17は受信側
のライン回路における受信部を示し、18は受信バッフ
ァ、19は受信データ監視手段、20は自受信バッファ
ステータス監視手段である。図中においては、サーバ側
のライン回路が受信し、クライアント側のライン回路が
送信する場合について、それぞれ該当する部分の機能の
みを示しているが、実際には、各ライン回路ごとに送信
部と受信部とを合わせ持っている。
【0024】送信側のライン回路において、送信部11
が送信制御手段13によって送信を開始すると、受信側
のライン回路における受信部17では、受信データ監視
手段19によって受信すべきデータであるか否かを判断
して、受信すべきデータのみを受信バッファ18に蓄積
する。受信データ監視手段19は、受信バッファ18に
おいて、受信する必要のないデータによって、受信バッ
ファビジー状態を発生しないように機能する。自受信バ
ッファステータス監視手段20は、受信バッファ18の
状態をモニタして、規定容量を超えた場合に、送信側の
ライン回路に対して受信バッファステータス信号を送信
する。
【0025】送信部11では、他受信バッファステータ
ス監視・制御手段14は、受信バッファステータス信号
をモニタして、受信バッファビジーが通知されると、デ
ータ転送を中止する信号を送信制御手段13に通知す
る。これによって、送信制御手段13はデータ転送を中
断して、再送手段16に対してリトライ起動によって再
送要求を行う。再送手段16は、図示されないアービタ
に対してデータの転送要求を発生し、アービタからデー
タ転送許可を示す返送が返ってきたとき、送信制御手段
13に対して送信可を通知する。送信制御手段13は、
これを受け付けて再度データを転送する。この際、再送
手段16は、再送回数を更新保持する。再送回数が規定
値以内のときは、送信待ち手段15は停止状態であっ
て、従って、送信制御手段13によって、直ちにデータ
転送が行われる。これによって、再送による無駄時間が
排除される。
【0026】規定再送回数以内にデータ転送が終了しな
い場合には、再送手段16から送信待ち手段15に対し
てリトライ最終信号が出力される。この信号によって送
信待ち手段15が活性化され、送信待ち手段15は、他
受信バッファステータス監視・制御手段14から転送許
可信号を受信するまで、送信制御手段13の送信起動信
号を遅延させる。
【0027】受信部17において、受信バッファ18が
受信可能になったことを示す受信バッファステータス信
号が発生したとき、送信部11において他受信バッファ
ステータス監視・制御手段14は送信待ち手段15に対
して転送許可信号を発生するので、送信待ち手段15
は、送信バッファ12からデータを送信させる。従っ
て、送信バッファ12における送信データは、確実に
受信バッファ18において蓄積され、データの廃棄が防
止される。
【0028】
【実施例】図2は、本発明の一実施例における受信部の
構成を示し、図1におけると同じものを同じ番号で示
し、21はi+1ビット遅延部、22はシフトレジスタ
(SFR)、23は比較部、24はレジスタ(RE
G)、25はフリップフロップ(FF)である。
【0029】また図3〜図5は、受信部の動作タイムチ
ャート(1) 〜(3) を示したものであって、図3は受信バ
ッファにデータが蓄積され、受信バッファビジー信号と
受信拒否信号とが出力される過程を示している。
【0030】受信監視手段19において、i+1ビット
遅延部21は、転送データすなわち送信バッファ12か
らの書き込みデータWDATAをi+1ビット遅延させ
て、受信バッファ18に書き込む。書き込みデータWD
ATAは、受信ラインを示す受ラインNo.とデータとか
らなっている。
【0031】受信監視手段19において、SFR22
は、転送データの先頭部にある受ラインNo.を抽出する
作用を行う。比較部23は、REG24に予め設定され
ているラインNo.(Q0 〜Qi )と、SFR22に蓄積
された受ラインNo.(Q0 〜Q i )とを比較して、一致
したときアンドゲートAND3を経て出力を発生し、こ
れによってアンドゲートAND1で論理をとって、一致
したときのみ受信バッファ18に書き込みクロックWC
を印加する。
【0032】図3において、で示す受ラインNo.=5
のデータ(データA)は、比較の結果一致しないため、
受信バッファ18に書き込まれない。で示す受ライン
No.=1のデータ(データB)は、比較の結果一致した
ので、受信すべきデータであり、受信バッファ18に蓄
積される。
【0033】受信バッファ18のフル(FUL)は、受
信バッファの使用状態を示す信号であって、例えば、F
iFoのフルフラグ等に相当する。簡単のため、受信バ
ッファ18の深さを1とすると、データBは受信バッフ
ァの容量の1つ分を使用して蓄積される。深さが1であ
るため、データBが読み出されない限り、FUL信号が
受信バッファビジー信号として出力される。なお一般的
には、深さnの場合、n−m(m=0,1,…:インプ
リメント依存のパラメータ)個のデータ蓄積後にFUL
信号が出力される。
【0034】図3においては、データBが読み出される
前に、データCの書き込みが行われた場合を示してい
る。既にFUL信号がオンしているため、受信バッファ
18は書き込みができない状態になっている。そのた
め、で示す受ラインNo.=1のデータ(データC)
は、受信バッファに蓄積されない。
【0035】そこで自受信バッファステータス監視手段
20は、受信拒否信号を出力することによって再送を促
す。この際、FF25は、受信バッファ18からのFU
L信号を、アンドゲートAND3からの比較出力によっ
て同期を取って受信拒否信号を出力する。出力タイミン
グは、ラインNo. 比較直後であるため、伝送データのデ
ータ部分を出力せずにすみ、転送時の無駄を省くことが
できる。
【0036】また図4は図3の状態から、データBが読
み出され、その後にデータCの再送が発生した場合の過
程を示している。データBが読み出されると、受信バッ
ファ18のFUL信号がオフとなって、受信バッファビ
ジー信号が停止するので、再送されたデータCは、受信
バッファ18に蓄積可能となる。図4において、受信拒
否により再送されたで示すデータCは、受信バッファ
18に蓄積される。
【0037】図5は、図4の状態から、データの読み出
しがなくデータCが繰り返し再送された場合の過程を示
している。この場合は、受信バッファビジー状態が継続
するため、データCが受信すべきデータであっても、自
バッファステータス監視手段20から受信拒否信号が出
力される。
【0038】オアゲートOR1は、FF25をリセット
する信号Rを発生するゲートであって、受信バッファビ
ジー状態が解除された場合と、受信バッファがビジー状
態であっても、転送されたデータが受信すべきデータで
ない場合に、受信拒否信号を出力しないように動作し、
他のライン回路の受信動作を妨げないようにする作用を
行う。
【0039】初期状態において、REG24に対する設
定データが未設定の場合には、該当ライン回路に接続さ
れた端末が、どのラインNo. のデータを受信すべきか不
明であるため、すべてのデータを受信して端末に送信し
て、端末において受信すべきデータを選択させるように
する必要がある。
【0040】この場合には、本来受信する必要のないデ
ータでも受信する必要がある。REG24の出力Qi+1
は、設定データが有効か無効かを示すフラグであって、
REG24にデータが未設定の場合に、インバータIN
V2,オアゲートOR2を介してアンドゲートAND3
から一致を示す比較出力を発生することによって、受信
バッファ18にデータを蓄積する。
【0041】すべてのデータを蓄積すると、受信バッフ
ァ18の深さは有限であるため、直ちに受信バッファビ
ジー状態となる。これによって、本来、受信しなくても
よいデータの受信による受信拒否信号,受信バッファビ
ジー信号を出力することによって、他のライン回路の受
信動作を妨げることになる。この際、アンドゲートAN
D4,AND5は、REG24にデータの設定が行われ
るまで、受信拒否信号および受信バッファビジー信号か
らなる受信バッファステータス信号の出力を禁止する。
【0042】図6は、本発明の一実施例における送信部
の構成を示したものであって、図1におけると同じもの
を同じ番号で示し、31はフリップフロップ(FF)、
32はシフトレジスタ(SFR)、33はプロセッサ、
34はレジスタ(REG)、35はカウンタ(CN
T)、36は比較部、37はレジスタ(REG)、38
はフリップフロップ(FF)、39はスキャンレジスタ
(REG)、40はレジスタ(REG)、41はスキャ
ンレジスタ(REG)、42はプロセッサバスである。
【0043】また図7,図8は、送信部の動作タイムチ
ャート(1),(2) を示したものであって、図7は送信時の
タイムチャートを示し、図8は再送のシーケンスを示し
ている。
【0044】図6において、FF31,オアゲートOR
1,アンドゲートAND1,SFR32,インバータI
NV1,INV2は、送信バッファ12にデータがある
場合に、プロセッサ33からの起動信号に基づいてRE
G34にセットされた送信起動信号をトリガとして、送
信タイミングクロックWCKおよび受信部に対する書き
込みデータWDATAを作成する。
【0045】CNT35は、受信部からの受信バッファ
ステータス信号における受信拒否信号に基づいて再送回
数をカウントし、比較部36は、CNT35のカウント
値とREG37に設定された再送回数の最大値とを比較
して、一致したときナンドゲートNAND,アンドゲー
トAND2を介して、REG34からの送信起動信号に
待ちを挿入する。
【0046】FF38,スキャンREG39,REG3
4,REG40,スキャンREG41は、プロセッサ3
3の入出力用レジスタであって、それぞれにセットされ
た信号のスキャンに基づいて、所要の制御を行う。
【0047】データの転送は、図7に示すようなシーケ
ンスによって行われる。まず、プロセッサ33は、スキ
ャンREG39をリードして、送信バッファ12にデー
タがあるか否かを判断する。送信バッファ12にデータ
がある場合には、REG40に転送要求を設定して、返
送信号が返ってくるのを待つ。返送信号が返ってくる
と、REG34に起動信号を設定する。図7において
は、データBは、受信バッファ18に正常に蓄積された
が、データCは、受信バッファビジーによって、受信拒
否された場合を示している。この場合は受信拒否によっ
て、,に示すように、以後の送信は中断される。
【0048】受信拒否されると、カウンタ35が更新さ
れ、またFF38によってプロセッサ33に通知され
る。プロセッサ33は、再送のために転送要求を出力
し、返送信号が返ってくると、再び起動信号をREG3
4に設定する。
【0049】図8は、リトライ最大回数を3とした場合
の再送シーケンスを示したものである。3回再送する
と、比較部36における比較結果が一致して、送信待ち
手段15におけるナンドゲートNANDが送信待ちを示
す出力を発生する。プロセッサ33の設定に基づいてR
EG34から起動信号が出力されても、アンドゲートA
ND2でマスクされて、データは送出されない。この状
態は、受信バッファ18において、受信バッファビジー
信号がオフにされるまで継続される。
【0050】受信バッファビジー信号が解除されると、
ナンドゲートNANDの出力によって、アンドゲートA
ND2における待ち挿入状態が解除されるので、この時
点で、データの転送が開始され、受信バッファ18に確
実に蓄積される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ネクションオリエンテッドな通信形態とコネクションレ
スな通信形態とを統合する通信系において、受信バッフ
ァがビジーのとき、送信バッファに対して受信拒否を通
知して送信側に再送を行わせ、リトライアウトになった
ときは、受信バッファビジー解除まで送信を待たせるよ
うにしたので、受信バッファにおいてデータ廃棄の発生
を防止することができ、従って、通信品質の低下が防止
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における受信部の構成を示す
図である。
【図3】受信部の動作タイムチャート(1) を示す図であ
る。
【図4】受信部の動作タイムチャート(2) を示す図であ
る。
【図5】受信部の動作タイムチャート(3) を示す図であ
る。
【図6】本発明の一実施例における送信部の構成を示す
図である。
【図7】送信部の動作タイムチャート(1) を示す図であ
る。
【図8】送信部の動作タイムチャート(2) を示す図であ
る。
【図9】複数の端末(クライアント)と、特定のサービ
スを提供する端末(サーバ)とを接続する通信系を例示
する図である。
【図10】図9に示された通信系におけるデータ転送の
シーケンスを示す図である。
【図11】従来のデータ転送方式におけるデータの流れ
を示す図である。
【符号の説明】
12 送信バッファ 13 送信制御手段 14 他受信バッファステータス監視・制御手段 15 送信待ち手段 16 再送手段 18 受信バッファ 20 自受信バッファステータス監視手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 1/30 C 9076−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換手段が送信側のデータ転送要求を先
    入れ先出しで蓄積して、データ転送終了ごとに次のデー
    タの転送許可を与えることによって、コネクションオリ
    エンテッドな通信形態をとる複数の送信側のラインのラ
    イン回路から伝送されるデータを、衝突を回避しなが
    ら、コネクションレスな通信形態をとる受信側のライン
    のライン回路に転送するシステムにおいて、 前記受信側のライン回路に、転送データを受信すべきか
    否かを判断する受信データ監視手段(19)と、受信バ
    ッファ(18)のデータ蓄積状態を示す受信バッファス
    テータス信号を発生する自受信バッファステータス監視
    手段(20)を設けるとともに、 前記送信側のライン回路に、前記受信バッファステータ
    ス信号が該受信バッファ(18)における受信不能状態
    を示すとき転送中止信号を発生する他受信バッファステ
    ータス監視・制御手段(14)と、 転送データを蓄積する送信バッファ(12)からのデー
    タ転送を起動し前記転送中止信号によって該データ転送
    起動を中止する送信制御手段(13)とを設けたことを
    特徴とするデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ転送方式におい
    て、前記他受信バッファステータス監視・制御手段(1
    4)が、前記受信バッファステータス信号が受信バッフ
    ァ(18)における受信可能状態を示すとき転送許可信
    号を発生し、前記送信制御手段(13)が、前記転送中
    止信号によってデータの再送を要求するリトライ起動信
    号を発生するとともに、 前記送信側のライン回路に、該リトライ起動信号によっ
    て前記交換手段にデータ転送を要求して転送許可を示す
    応答信号を受けたとき前記送信制御手段(13)にデー
    タ転送を許可するとともに、リトライ回数を計数して規
    定値を超えたときリトライ最終信号を発生する再送手段
    (16)と、 該リトライ最終信号によって前記送信制御手段(13)
    からのデータ転送起動を中止し、前記転送許可信号によ
    ってデータ転送起動を再開させる送信待ち手段(15)
    とを設けたことを特徴とするデータ転送方式。
JP4125270A 1992-05-19 1992-05-19 データ転送方式 Withdrawn JPH05327776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125270A JPH05327776A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 データ転送方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000259534A (ja) * 1999-03-04 2000-09-22 Toshiba Corp 送信装置、送信方法及び送信用ソフトウェアを記録した記録媒体並びに通信システム
JP2002537722A (ja) * 1999-02-19 2002-11-05 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 無線通信システムにおけるフレキシブル・リンク適応を可能にする制御信号伝達のための方法及びシステム
KR100437168B1 (ko) * 2002-02-04 2004-06-25 삼성전자주식회사 엠펙-4 시스템 기반의 통신방법

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