JPH0532745Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0532745Y2 JPH0532745Y2 JP8439189U JP8439189U JPH0532745Y2 JP H0532745 Y2 JPH0532745 Y2 JP H0532745Y2 JP 8439189 U JP8439189 U JP 8439189U JP 8439189 U JP8439189 U JP 8439189U JP H0532745 Y2 JPH0532745 Y2 JP H0532745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subframe
- jig
- vibrator
- workpiece
- guide rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、耐振試験等を行う加振機のワーク
取付用治具を、ワーク脱着に際して固定するため
の治具固定装置に関する。
取付用治具を、ワーク脱着に際して固定するため
の治具固定装置に関する。
従来の技術
例えば自動車用部品等の耐振試験を行うため
に、第3図に示すような加振機1が従来から用い
られている。この加振機1は、脚部2によつて支
持された本体3内部に電磁石4を備え、この電磁
石4によつて中央の加振軸5を上下に振動させる
ように構成したものであつて、加振軸5上端にワ
ーク取付用治具6が固定されており、この治具6
に各種センサ等のワーク7を螺着するようになつ
ている。また、上記加振軸5は、板ばね8によつ
て弾性的に支持されている。
に、第3図に示すような加振機1が従来から用い
られている。この加振機1は、脚部2によつて支
持された本体3内部に電磁石4を備え、この電磁
石4によつて中央の加振軸5を上下に振動させる
ように構成したものであつて、加振軸5上端にワ
ーク取付用治具6が固定されており、この治具6
に各種センサ等のワーク7を螺着するようになつ
ている。また、上記加振軸5は、板ばね8によつ
て弾性的に支持されている。
考案が解決しようとする課題
上記の加振機1において、ワーク7を脱着する
際にワーク7をそのまま回転操作すると、加振軸
5がねじられてしまい、板ばね8が損傷する虞れ
がある。
際にワーク7をそのまま回転操作すると、加振軸
5がねじられてしまい、板ばね8が損傷する虞れ
がある。
そのため、従来は、一方の手に持つたスパナで
ワーク取付用治具6を回転しないように固定しつ
つ他方の手に持つたスパナでワーク7を回転操作
する、という作業が必要であり、作業者にとつて
非常に大きな力が要求されるとともに、スパナの
取り置きのために作業能率が悪い、という欠点が
あつた。
ワーク取付用治具6を回転しないように固定しつ
つ他方の手に持つたスパナでワーク7を回転操作
する、という作業が必要であり、作業者にとつて
非常に大きな力が要求されるとともに、スパナの
取り置きのために作業能率が悪い、という欠点が
あつた。
課題を解決するための手段
そこで、この考案は、簡単にワーク取付用治具
を固定できる治具固定装置を提供しようとするも
のである。すなわち、この考案に係る加振機の治
具固定装置は、加振機の本体に固定されるメイン
フレームと、このメインフレームに回動可能に連
結されたサブフレームと、このサブフレームを貫
通して中間部が回転可能に保持され、かつ両端部
にねじが対称に刻設されるとともに、回転操作用
のハンドルを備えたねじ部材と、このねじ部材と
平行に上記サブフレームに取り付けられたガイド
ロツドと、このガイドロツドに摺動可能に嵌合す
るとともに、上記ねじ部材に螺合し、かつ先端部
が加振機の治具を挟持する一対のクランプアーム
とを備えて構成されている。
を固定できる治具固定装置を提供しようとするも
のである。すなわち、この考案に係る加振機の治
具固定装置は、加振機の本体に固定されるメイン
フレームと、このメインフレームに回動可能に連
結されたサブフレームと、このサブフレームを貫
通して中間部が回転可能に保持され、かつ両端部
にねじが対称に刻設されるとともに、回転操作用
のハンドルを備えたねじ部材と、このねじ部材と
平行に上記サブフレームに取り付けられたガイド
ロツドと、このガイドロツドに摺動可能に嵌合す
るとともに、上記ねじ部材に螺合し、かつ先端部
が加振機の治具を挟持する一対のクランプアーム
とを備えて構成されている。
作 用
上記ねじ部材をハンドルによつて一方に回転操
作すると、一対のクランプアームが互いに接近
し、治具を挟持固定できる。従つて、この状態で
ワークの脱着を行えば良い。また加振機を作動さ
せる際には、クランプアームを緩め、かつサブフ
レームとともに上方に回動させて治具から離すこ
とができる。
作すると、一対のクランプアームが互いに接近
し、治具を挟持固定できる。従つて、この状態で
ワークの脱着を行えば良い。また加振機を作動さ
せる際には、クランプアームを緩め、かつサブフ
レームとともに上方に回動させて治具から離すこ
とができる。
実施例
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図および第2図は、この考案に係る治具固
定装置を示すもので、加振機1の本体3詳しくは
脚部2の側面にメインフレーム11がボルト21
にて固定されている。このメインフレーム11
は、上端部が略L字形に折曲されており、その先
端の二股状ヒンジ部11aに、サブフレーム12
が回動軸13を介して上下方向に回動可能に連結
されている。
定装置を示すもので、加振機1の本体3詳しくは
脚部2の側面にメインフレーム11がボルト21
にて固定されている。このメインフレーム11
は、上端部が略L字形に折曲されており、その先
端の二股状ヒンジ部11aに、サブフレーム12
が回動軸13を介して上下方向に回動可能に連結
されている。
上記サブフレーム12の中間部には、上記回動
軸13と平行にガイドロツド14が貫通して固定
されている。またサブフレーム12の先端部に、
ねじ部材15が貫通している。このねじ部材15
は、上記ガイドロツド14と平行に配置されたも
ので、中間部が上記サブフレーム12に回転可能
に嵌合保持されており、かつ両端部に、左ねじ1
6と右ねじ17とが対称に刻設されている。ま
た、上記ねじ部材15の一端に、該ねじ部材15
を回転操作するためのハンドル18が設けられて
いる。
軸13と平行にガイドロツド14が貫通して固定
されている。またサブフレーム12の先端部に、
ねじ部材15が貫通している。このねじ部材15
は、上記ガイドロツド14と平行に配置されたも
ので、中間部が上記サブフレーム12に回転可能
に嵌合保持されており、かつ両端部に、左ねじ1
6と右ねじ17とが対称に刻設されている。ま
た、上記ねじ部材15の一端に、該ねじ部材15
を回転操作するためのハンドル18が設けられて
いる。
そして、上記サブフレーム12を両側から挟む
ように一対のクランプアーム19,20が配設さ
れている。このクランプアーム19,20は、中
央部にねじ孔を有するとともに、基端部にガイド
孔を有しており、そのねじ孔がねじ部材15の左
ねじ16および右ねじ17にそれぞれ螺合してい
るとともに、各ガイド孔がガイドロツド14両端
部にそれぞれ摺動可能に嵌合している。
ように一対のクランプアーム19,20が配設さ
れている。このクランプアーム19,20は、中
央部にねじ孔を有するとともに、基端部にガイド
孔を有しており、そのねじ孔がねじ部材15の左
ねじ16および右ねじ17にそれぞれ螺合してい
るとともに、各ガイド孔がガイドロツド14両端
部にそれぞれ摺動可能に嵌合している。
従つて、ハンドル18によつてねじ部材15を
回転操作すると、ガイドロツド14に案内される
一対のクランプアーム19,20が、互いに接近
し、あるいは離間する。これによつて、加振機1
のワーク取付用治具6を容易に固定することがで
きる。
回転操作すると、ガイドロツド14に案内される
一対のクランプアーム19,20が、互いに接近
し、あるいは離間する。これによつて、加振機1
のワーク取付用治具6を容易に固定することがで
きる。
すなわち、ワーク7を脱着する際には、サブフ
レーム12を加振機1のワーク取付用治具6側に
倒し、ハンドル18の操作によつてクランプアー
ム19,20を締め付ける。これにより、ワーク
取付用治具6が堅固に挟持固定されるので、その
状態でスパナを用いてワーク7の脱着、交換を行
えば良い。
レーム12を加振機1のワーク取付用治具6側に
倒し、ハンドル18の操作によつてクランプアー
ム19,20を締め付ける。これにより、ワーク
取付用治具6が堅固に挟持固定されるので、その
状態でスパナを用いてワーク7の脱着、交換を行
えば良い。
ワーク7の脱着、交換が完了したら、ハンドル
18の操作によつてクランプアーム19,20を
緩め、サブフレーム12を上方つまり加振機1の
外側へ倒す。これにより、治具固定装置が何ら邪
魔にならずにワーク7の加振試験を行うことがで
きる。
18の操作によつてクランプアーム19,20を
緩め、サブフレーム12を上方つまり加振機1の
外側へ倒す。これにより、治具固定装置が何ら邪
魔にならずにワーク7の加振試験を行うことがで
きる。
考案の効果
以上の説明で明らかなように、この考案に係る
加振機の治具固定装置によれば、単にハンドルの
回転操作によつてワーク取付用治具を堅固に固定
しておくことができ、非力な作業者であつてもワ
ークの脱着作業を容易に行うことができる。また
ワークの脱着の度に治具固定のためにスパナを取
る必要がなくなるので、その作業能率の向上が図
れる。
加振機の治具固定装置によれば、単にハンドルの
回転操作によつてワーク取付用治具を堅固に固定
しておくことができ、非力な作業者であつてもワ
ークの脱着作業を容易に行うことができる。また
ワークの脱着の度に治具固定のためにスパナを取
る必要がなくなるので、その作業能率の向上が図
れる。
第1図はこの考案に係る治具固定装置の一実施
例を示す平面図、第2図はこの治具固定装置を備
えた加振機の側面図、第3図は従来における加振
機の断面図である。 6……ワーク取付用治具、11……メインフレ
ーム、12……サブフレーム、14……ガイドロ
ツド、15……ねじ部材、19,20……クラン
プアーム。
例を示す平面図、第2図はこの治具固定装置を備
えた加振機の側面図、第3図は従来における加振
機の断面図である。 6……ワーク取付用治具、11……メインフレ
ーム、12……サブフレーム、14……ガイドロ
ツド、15……ねじ部材、19,20……クラン
プアーム。
Claims (1)
- 加振機の本体に固定されるメインフレームと、
このメインフレームに回動可能に連結されたサブ
フレームと、このサブフレームを貫通して中間部
が回転可能に保持され、かつ両端部にねじが対称
に刻設されるとともに、回転操作用のハンドルを
備えたねじ部材と、このねじ部材と平行に上記サ
ブフレームに取り付けられたガイドロツドと、こ
のガイドロツドに摺動可能に嵌合するとともに、
上記ねじ部材に螺合し、かつ先端部が加振機の治
具を挟持する一対のクランプアームとを備えてな
る加振機の治具固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8439189U JPH0532745Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8439189U JPH0532745Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323336U JPH0323336U (ja) | 1991-03-11 |
JPH0532745Y2 true JPH0532745Y2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=31632839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8439189U Expired - Lifetime JPH0532745Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532745Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP8439189U patent/JPH0532745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0323336U (ja) | 1991-03-11 |
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