JPH05327197A - 集積回路のランドパターン - Google Patents
集積回路のランドパターンInfo
- Publication number
- JPH05327197A JPH05327197A JP4158712A JP15871292A JPH05327197A JP H05327197 A JPH05327197 A JP H05327197A JP 4158712 A JP4158712 A JP 4158712A JP 15871292 A JP15871292 A JP 15871292A JP H05327197 A JPH05327197 A JP H05327197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- land pattern
- integrated circuit
- solder
- lead
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/181—Encapsulation
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集積回路をプリント基板に対して電気的にも
また強度的ににも確実に実装し得る半田付けのオープン
不良が生じない高品質の集積回路のランドパターンを提
供する。 【構成】 プリント基板7に集積回路10を実装させる
ランドパターン8において、集積回路10のリード部分
が固着されるランドパターン8の中央部に、上記リード
11の方向と交差する方向に沿ったスリット9が形成さ
れている構造を有する。半田12は、スリット9で流動
が分断されてランドパターン8とリード11の間に十分
な量で残存して両者を強固に固着した構成にしている。
また強度的ににも確実に実装し得る半田付けのオープン
不良が生じない高品質の集積回路のランドパターンを提
供する。 【構成】 プリント基板7に集積回路10を実装させる
ランドパターン8において、集積回路10のリード部分
が固着されるランドパターン8の中央部に、上記リード
11の方向と交差する方向に沿ったスリット9が形成さ
れている構造を有する。半田12は、スリット9で流動
が分断されてランドパターン8とリード11の間に十分
な量で残存して両者を強固に固着した構成にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター等の各
種電子機器に用いられる集積回路(所謂IC)をプリン
ト基板に確実に実装させるための集積回路のランドパタ
ーンに関するものである。
種電子機器に用いられる集積回路(所謂IC)をプリン
ト基板に確実に実装させるための集積回路のランドパタ
ーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピューター等の各種電子機器
に集積回路を実装させるには、例えば図3,図4に示す
ように、ガラスエポキシ樹脂等で形成したプリント基板
1の上に所望の配置パターンで形成された導電性の高い
銅箔よりなるランドパターン2を設けておき、ランドパ
ターン2の一部をエポキシ樹脂からなるソルダーレジス
トコート6で被覆させるとともに、露出させたランドパ
ターン2の上に集積回路3のリード4を半田5で固着し
た構成にしており、半田付けを正確な位置に確実に行う
ために、クリーム半田をメタル版のスクリーン印刷機に
よってランドパターン2の所定の位置に一定量だけ塗布
しておき、このクリーム半田の上に集積回路3のリード
4を載置させたのち、この状態で熱風循環や遠赤外線の
リフロー炉を通すことにより、クリーム半田を溶融させ
てリード4の下面とランドパターン2の表面との間に半
田5を層状に形成させて両者を一体化することによって
集積回路3を実装させていた。
に集積回路を実装させるには、例えば図3,図4に示す
ように、ガラスエポキシ樹脂等で形成したプリント基板
1の上に所望の配置パターンで形成された導電性の高い
銅箔よりなるランドパターン2を設けておき、ランドパ
ターン2の一部をエポキシ樹脂からなるソルダーレジス
トコート6で被覆させるとともに、露出させたランドパ
ターン2の上に集積回路3のリード4を半田5で固着し
た構成にしており、半田付けを正確な位置に確実に行う
ために、クリーム半田をメタル版のスクリーン印刷機に
よってランドパターン2の所定の位置に一定量だけ塗布
しておき、このクリーム半田の上に集積回路3のリード
4を載置させたのち、この状態で熱風循環や遠赤外線の
リフロー炉を通すことにより、クリーム半田を溶融させ
てリード4の下面とランドパターン2の表面との間に半
田5を層状に形成させて両者を一体化することによって
集積回路3を実装させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のランドパターン2によれば、クリーム半田が
溶融した際には、ランドパターン2が半田5に対する濡
れ性が比較的良いために、ランドパターン2上で溶融半
田が流れ易くなり、集積回路3のリード4に沿って半田
が濡れ広がってリード4の立ち上り部壁面に沿った吸い
上がり現象が生じるようになり、リード4の下面とラン
ドパターン2の表面との間に十分な半田層が残らなくな
って所謂オープン不良になってしまうことがあった。
うな従来のランドパターン2によれば、クリーム半田が
溶融した際には、ランドパターン2が半田5に対する濡
れ性が比較的良いために、ランドパターン2上で溶融半
田が流れ易くなり、集積回路3のリード4に沿って半田
が濡れ広がってリード4の立ち上り部壁面に沿った吸い
上がり現象が生じるようになり、リード4の下面とラン
ドパターン2の表面との間に十分な半田層が残らなくな
って所謂オープン不良になってしまうことがあった。
【0004】従って、集積回路3がプリント基板1に対
して電気的にもまた強度的ににも確実に実装されている
かどうかの品質チェックを厳密に行う必要があり、オー
プン不良によって製品歩留りが低下してしまうという問
題点がある。本発明はこのようなオープン不良の問題点
を全面的に解消し得る高品質の集積回路のランドパター
ンの提供を目的とするものである。
して電気的にもまた強度的ににも確実に実装されている
かどうかの品質チェックを厳密に行う必要があり、オー
プン不良によって製品歩留りが低下してしまうという問
題点がある。本発明はこのようなオープン不良の問題点
を全面的に解消し得る高品質の集積回路のランドパター
ンの提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の集積回路のランドパターンは、プリント基
板に集積回路を実装させるランドパターンにおいて、集
積回路のリード部分が固着されるランドパターンの任意
の位置に、上記リードの方向と交差する方向に沿ったス
リットが形成されている構造を有するものである。
に、本発明の集積回路のランドパターンは、プリント基
板に集積回路を実装させるランドパターンにおいて、集
積回路のリード部分が固着されるランドパターンの任意
の位置に、上記リードの方向と交差する方向に沿ったス
リットが形成されている構造を有するものである。
【0006】
【作用】プリント基板に集積回路を実装させる際におい
てクリーム半田をランドパターンに塗布する場合には、
ランドパターンのスリット部分にはクリーム半田が塗ら
れないために、クリーム半田が上記スリット部分で分断
されて集積回路のリード下面とランドパターン表面との
間に不連続な状態で介在するようになる。
てクリーム半田をランドパターンに塗布する場合には、
ランドパターンのスリット部分にはクリーム半田が塗ら
れないために、クリーム半田が上記スリット部分で分断
されて集積回路のリード下面とランドパターン表面との
間に不連続な状態で介在するようになる。
【0007】また、半田が溶融状態にある場合には、ラ
ンドパターンのスリット部分が半田で濡れないために、
溶融半田の濡れ広がりが上記スリットで分断されるよう
になり、リードの立ち上り部壁面での吸い上がり現象が
抑えられて、集積回路のリード下面とランドパターン表
面との間に十分な量の半田が残存するものである。
ンドパターンのスリット部分が半田で濡れないために、
溶融半田の濡れ広がりが上記スリットで分断されるよう
になり、リードの立ち上り部壁面での吸い上がり現象が
抑えられて、集積回路のリード下面とランドパターン表
面との間に十分な量の半田が残存するものである。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1及び図2において、7はガラスエポキシ樹脂等
で形成したプリント基板で、該プリント基板7上に所定
の配置パターンで形成された銅箔よりなるランドパター
ン8が設けられており、該ランドパターン8のうち集積
回路のリードを載置させる楕円形状の接合パターン部分
の中央部には後述する集積回路のリードの方向(図2に
おける矢印Xの方向)と直角に交差する方向に沿った約
100μの幅のギャップよりなるスリット9が設けられ
ている。
る。図1及び図2において、7はガラスエポキシ樹脂等
で形成したプリント基板で、該プリント基板7上に所定
の配置パターンで形成された銅箔よりなるランドパター
ン8が設けられており、該ランドパターン8のうち集積
回路のリードを載置させる楕円形状の接合パターン部分
の中央部には後述する集積回路のリードの方向(図2に
おける矢印Xの方向)と直角に交差する方向に沿った約
100μの幅のギャップよりなるスリット9が設けられ
ている。
【0009】ランドパターン8およびスリット9は、プ
リント基板7上にランドパターン8を形成する時に銅箔
にエッチングを施すことによって同時に形成されてお
り、スリット9の両側に位置するランドパターン8a,
8bの表面高さは平面的に同一高さにして形成されてい
る。
リント基板7上にランドパターン8を形成する時に銅箔
にエッチングを施すことによって同時に形成されてお
り、スリット9の両側に位置するランドパターン8a,
8bの表面高さは平面的に同一高さにして形成されてい
る。
【0010】10は上記ランドパターン8の上に実装さ
せた集積回路であり、Z形に屈曲させたリード11をラ
ンドパターン8のスリット9を跨ぐようにして載置され
ており、該リード11の下面とランドパターン8の上面
との間に半田12を介在させて一体的に固着してある。
せた集積回路であり、Z形に屈曲させたリード11をラ
ンドパターン8のスリット9を跨ぐようにして載置され
ており、該リード11の下面とランドパターン8の上面
との間に半田12を介在させて一体的に固着してある。
【0011】プリント基板7の上面およびランドパター
ン8の上面には、エポキシ樹脂よりなるソルダーレジス
トコート13が設けられており、ランドパターン8の配
線パターン部分やプリント基板7の表面に余分な半田が
付着しないように被覆させてある。
ン8の上面には、エポキシ樹脂よりなるソルダーレジス
トコート13が設けられており、ランドパターン8の配
線パターン部分やプリント基板7の表面に余分な半田が
付着しないように被覆させてある。
【0012】つぎに、集積回路10をプリント基板7の
ランドパターン8に実装させる手順について説明する。
まず、プリント基板7の表面に上記ランドパターン8お
よびスリット9を形成するとともにソルダーレジストコ
ート13を設けたのち、ランドパターン8の上面にクリ
ーム半田をメタル版を用いたスクリーン印刷機によっ一
定量だけ塗布する。このクリーム半田は、ランドパター
ン8のスリット9には塗布されないでスリット9でクリ
ーム半田が分断されて付着される。
ランドパターン8に実装させる手順について説明する。
まず、プリント基板7の表面に上記ランドパターン8お
よびスリット9を形成するとともにソルダーレジストコ
ート13を設けたのち、ランドパターン8の上面にクリ
ーム半田をメタル版を用いたスクリーン印刷機によっ一
定量だけ塗布する。このクリーム半田は、ランドパター
ン8のスリット9には塗布されないでスリット9でクリ
ーム半田が分断されて付着される。
【0013】つぎに、上記ランドパターン8の上に前述
のクリーム半田を介して集積回路10のリード11をラ
ンドパターン8のスリット9を跨ぐようにして載置させ
たのち、この状態で熱風循環や遠赤外線のリフロー炉を
通すことにより、クリーム半田の加熱溶融を行い、ラン
ドパターン8a,8bの表面との間に半田12の層を形
成させて冷却固化させて両者を一体化する。
のクリーム半田を介して集積回路10のリード11をラ
ンドパターン8のスリット9を跨ぐようにして載置させ
たのち、この状態で熱風循環や遠赤外線のリフロー炉を
通すことにより、クリーム半田の加熱溶融を行い、ラン
ドパターン8a,8bの表面との間に半田12の層を形
成させて冷却固化させて両者を一体化する。
【0014】このクリーム半田の溶融時には、溶融半田
の一部が集積回路10の重量の負荷が上側から加わるこ
ともあってランドパターン8の表面で濡れ広がりながら
リード11の下面から集積回路10側寄りの立ち上がり
部壁面に沿って吸い上げられようとするが、該ランドパ
ターン8の中央部にリード11の方向(矢印Xの方向)
と直角に交差する方向に沿ったスリット9を設けてある
ので、該スリット9において銅箔が分離されて溶融半田
の流動が分断される為、溶融半田が濡れ広がる範囲が規
制される。すなわち、溶融半田がスリット9で分断され
た範囲内でしか流動しないので、半田全体の流動を少な
くしてリード11の立ち上がり部壁面側への吸い上げ現
象を防止し、ランドパターン8の表面に溶融半田を多く
残存させることができるものである。
の一部が集積回路10の重量の負荷が上側から加わるこ
ともあってランドパターン8の表面で濡れ広がりながら
リード11の下面から集積回路10側寄りの立ち上がり
部壁面に沿って吸い上げられようとするが、該ランドパ
ターン8の中央部にリード11の方向(矢印Xの方向)
と直角に交差する方向に沿ったスリット9を設けてある
ので、該スリット9において銅箔が分離されて溶融半田
の流動が分断される為、溶融半田が濡れ広がる範囲が規
制される。すなわち、溶融半田がスリット9で分断され
た範囲内でしか流動しないので、半田全体の流動を少な
くしてリード11の立ち上がり部壁面側への吸い上げ現
象を防止し、ランドパターン8の表面に溶融半田を多く
残存させることができるものである。
【0015】従って、リード11の下面とランドパター
ン8の表面との間から溶融半田が流出してしまうことが
なくなり、リード11とランドパターン8とが溶融半田
の冷却固化によって確実かつ強固に固着されて、集積回
路10の電気的接続不良や固着力不足を生じることがな
くなるものである。なお、半田12がランドパターン8
のスリット9で部分的に途切れることになるが、リード
11がスリット9を跨いでランドパターン8に十分な量
の半田12で接続されているので電気的な接続不良の原
因となることがない。
ン8の表面との間から溶融半田が流出してしまうことが
なくなり、リード11とランドパターン8とが溶融半田
の冷却固化によって確実かつ強固に固着されて、集積回
路10の電気的接続不良や固着力不足を生じることがな
くなるものである。なお、半田12がランドパターン8
のスリット9で部分的に途切れることになるが、リード
11がスリット9を跨いでランドパターン8に十分な量
の半田12で接続されているので電気的な接続不良の原
因となることがない。
【0016】このように、ランドパターン8にリード1
1の方向と交差する方向に沿ったスリット9を設けてお
くことで、プリント基板7に集積回路10を実装させる
際の溶融半田の流動を抑制してオープン不良のない高品
質の回路構造を構成することが出来るものである。
1の方向と交差する方向に沿ったスリット9を設けてお
くことで、プリント基板7に集積回路10を実装させる
際の溶融半田の流動を抑制してオープン不良のない高品
質の回路構造を構成することが出来るものである。
【0017】なお上記実施例では、ランドパターン8の
スリット9を集積回路10のリード11の方向に対して
直角な方向に沿わせて形成した場合で説明したが、上記
スリット9の方向はリード11の方向と交差する方向に
しておけばランドパターン8の上面での溶融半田の流動
を分断させることが可能であるので、必ずしもリード1
1の方向と直角の関係で形成しなくてもよく、少なくと
もリード11の方向に対して交差する方向に沿って形成
しておけばよい。
スリット9を集積回路10のリード11の方向に対して
直角な方向に沿わせて形成した場合で説明したが、上記
スリット9の方向はリード11の方向と交差する方向に
しておけばランドパターン8の上面での溶融半田の流動
を分断させることが可能であるので、必ずしもリード1
1の方向と直角の関係で形成しなくてもよく、少なくと
もリード11の方向に対して交差する方向に沿って形成
しておけばよい。
【0018】又、本実施例ではスリット9をランドパタ
ーン8の中央部に設けているが、スリット9の位置は、
溶融半田が出来るだけリード11の立ち上り部壁面に吸
い上げられる割合を小さくするためには、リード11の
立ち上り部に近い側のクリーム半田の塗布量がリード1
1の立ち上り部から遠い側の塗布量より少なくなるよう
にスリット9を集積回路10側に若干近い位置に寄せて
設けておいてもよい。
ーン8の中央部に設けているが、スリット9の位置は、
溶融半田が出来るだけリード11の立ち上り部壁面に吸
い上げられる割合を小さくするためには、リード11の
立ち上り部に近い側のクリーム半田の塗布量がリード1
1の立ち上り部から遠い側の塗布量より少なくなるよう
にスリット9を集積回路10側に若干近い位置に寄せて
設けておいてもよい。
【0019】さらに、スリット9の数は、1本に限定さ
れるものではなく集積回路10を実装させたときに電気
的な接続が阻害されない程度の数であれば、複数のスリ
ットにして形成したものであってもよい。
れるものではなく集積回路10を実装させたときに電気
的な接続が阻害されない程度の数であれば、複数のスリ
ットにして形成したものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の集積回路のランド
パターンによれば、プリント基板に集積回路を実装させ
るランドパターンにおいて、集積回路のリード部分が固
着されるランドパターンの任意の位置に、上記リードの
方向と交差する方向に沿ったスリットが形成された構成
であるから、該スリットによって集積回路を半田付けす
る場合に溶融半田のランドパターン上での濡れ広がりが
分断される為、ランドパターンの表面に半田を多く残存
させて集積回路のリードの立ち上がり部壁面への吸い上
げ現象が防止されて、リードとランドパターンとを十分
な量の半田で確実かつ強固に固着することが可能であ
り、集積回路の電気的接続不良や固着力不足を生じるこ
とがなくなるものである。
パターンによれば、プリント基板に集積回路を実装させ
るランドパターンにおいて、集積回路のリード部分が固
着されるランドパターンの任意の位置に、上記リードの
方向と交差する方向に沿ったスリットが形成された構成
であるから、該スリットによって集積回路を半田付けす
る場合に溶融半田のランドパターン上での濡れ広がりが
分断される為、ランドパターンの表面に半田を多く残存
させて集積回路のリードの立ち上がり部壁面への吸い上
げ現象が防止されて、リードとランドパターンとを十分
な量の半田で確実かつ強固に固着することが可能であ
り、集積回路の電気的接続不良や固着力不足を生じるこ
とがなくなるものである。
【0021】又、集積回路を実装する場合の半田付けの
オープン不良がなくなるので、製品の品質が安定して、
製造歩留りが良くなるとともに、半田付けが強固である
のでコンピューターなどの電子機械製品の耐久性を向上
させることができる。
オープン不良がなくなるので、製品の品質が安定して、
製造歩留りが良くなるとともに、半田付けが強固である
のでコンピューターなどの電子機械製品の耐久性を向上
させることができる。
【0022】また、ランドパターンのスリットは、従来
のランドパターンの形成方法と同じエッチング手法で形
成することができるので、スリット形成が容易でありプ
リント基板の生産性を低下させることなく、高品質で生
産性の良い集積回路の実装を実現させることができるも
のである。
のランドパターンの形成方法と同じエッチング手法で形
成することができるので、スリット形成が容易でありプ
リント基板の生産性を低下させることなく、高品質で生
産性の良い集積回路の実装を実現させることができるも
のである。
【図1】本発明のランドパターンに集積回路を実装させ
た状態の部分拡大断面図、
た状態の部分拡大断面図、
【図2】本発明のランドパターンの平面図、
【図3】従来のランドパターンに集積回路を実装させた
状態の部分拡大断面図、
状態の部分拡大断面図、
【図4】従来のランドパターンの平面図、
7 プリント基板 8 ランドパターン 9 スリット 10 集積回路 11 リード 12 半田 13 ソルダーレジストコート
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板に集積回路を実装させるラ
ンドパターンにおいて、集積回路のリード部分が固着さ
れるランドパターンの任意の位置に、上記リードの方向
と交差する方向に沿ったスリットが形成されていること
を特徴とする集積回路のランドパターン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158712A JPH05327197A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 集積回路のランドパターン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4158712A JPH05327197A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 集積回路のランドパターン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327197A true JPH05327197A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15677712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4158712A Pending JPH05327197A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 集積回路のランドパターン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05327197A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147723A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Sharp Corp | 半導体素子用の電気回路基板 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4158712A patent/JPH05327197A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147723A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Sharp Corp | 半導体素子用の電気回路基板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3945961B2 (ja) | 回路基板 | |
US5400953A (en) | Method of printing a bonding agent | |
US11244892B2 (en) | Solder mask for thermal pad of a printed circuit board to provide reliable solder contact to an integrated circuit | |
JPS60260192A (ja) | 混成集積回路の製造方法 | |
JPH05327197A (ja) | 集積回路のランドパターン | |
JPH0222889A (ja) | クリーム半田の印刷方法 | |
JPS62296495A (ja) | 部品を制御回路上の表面のはんだパツドに取付ける方法 | |
JPS5853890A (ja) | 電子部品のはんだ付け方法 | |
US20240292514A1 (en) | Printed Circuit Board And Method For Soldering A Chip Housing In A Process-Reliable Manner | |
JP2697987B2 (ja) | 接続用端子付き電子部品およびその実装方法 | |
JP3237392B2 (ja) | 電子部品の実装方法 | |
JP2917537B2 (ja) | 表面実装用icパッケージの実装方法 | |
JPH036096A (ja) | 回路基板 | |
JP2001251044A (ja) | 表面実装部品の実装構造及び実装方法 | |
JP3629600B2 (ja) | 電子部品搭載用基板の製造方法 | |
CN117712077A (zh) | 利用引线插入进行引线壁接合的引线框安装 | |
JPH11307923A (ja) | 表面実装基板組立体 | |
JPH0613741A (ja) | 表面実装部品用回路基板 | |
JPH05283587A (ja) | 多リード素子の半田付方法 | |
JPH033292A (ja) | 回路基板及びそれを用いたイメージセンサ | |
JPH04368196A (ja) | プリント基板 | |
JPH0536302Y2 (ja) | ||
JPS635260Y2 (ja) | ||
JPH04154190A (ja) | チップ部品の実装方法 | |
JPH0445995B2 (ja) |