JPH05327015A - 端面発光型発光ダイオードアレイ - Google Patents

端面発光型発光ダイオードアレイ

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JPH05327015A
JPH05327015A JP12632292A JP12632292A JPH05327015A JP H05327015 A JPH05327015 A JP H05327015A JP 12632292 A JP12632292 A JP 12632292A JP 12632292 A JP12632292 A JP 12632292A JP H05327015 A JPH05327015 A JP H05327015A
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JP
Japan
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light emitting
emitting diode
light
edge
layer
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JP12632292A
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English (en)
Inventor
Shunichi Sato
俊一 佐藤
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高密度で光取出し効率の高い端面発光型発光ダ
イオードアレイを提供する。 【構成】本発明の端面発光型発光ダイオードアレイは、
半導体基板11上にエピタキシャル成長された少なくと
も発光ダイオードの発光層14を含む結晶成長層と、少
なくとも該発光層14を発光させるための電極17,1
8とを含む積層構造より成り、積層端面22より光出力
23が得られる端面発光型発光ダイオード2を、等間隔
に設けた半導体基板11を貫通しない深さの複数の分離
溝24により各層を電気的・空間的に分離して形成し、
かつ端面発光型発光ダイオード2を複数個含むように半
導体基板11を切断して形成した端面発光型発光ダイオ
ードアレイチップ1上の、積層面に平行で、発光ダイオ
ード2の発光層14のアレイ方向に垂直な方向の長さL
とアレイ方向の長さWとの比が、L/W≦1の関係を満
たしていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板上に複数個
の端面発光型発光ダイオードと個別電極とを有する高密
度モノリシックな端面発光型発光ダイオードアレイに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式による画像形成装置
や光プリンタ等の光源等に利用するための発光ダイオー
ドアレイの研究が進められている。このような発光ダイ
オードアレイとしては、基板面と平行な面内に、四角形
等の発光部を所定方向に多数配列した面発光型発光ダイ
オードアレイ(例えば、昭和55年度電子通信学会通信
部門全国大会予稿集1-211)や、基板面に垂直な端面か
ら所定方向に多数配列した光出力が得られる端面発光型
発光ダイオードアレイ(例えば、特開昭60−3237
3号公報)等がある。先ず、前者の面発光型発光ダイオ
ードアレイの基本的な構造を図5に示す。また図5に示
す面発光型発光ダイオードアレイの個別電極の主な構成
例を図6(i),(ii),(iii),(iv)に示す。図5、図6
において、面発光型発光ダイオードアレイは、発光部1
20より得られる光出力の強度を発光面内で均一化する
ために、発光部の周囲等に電極121が形成されてい
る。このように、面発光型発光ダイオードアレイでは、
光出力が取り出される発光部120と電極121とが同
一面上に存在するため、単位素子当たりに要する幅は、
発光部120の幅と電極121の幅、及び素子分離領域
118の幅を合計したものとなり、高密度に発光部を形
成することは困難である。また、面発光型発光ダイオー
ドでは、発光部の面積は光出力に大きく依存する。つま
り、図6の(i),(ii),(iii),(iv)に示すように、発光
領域120の一部を電極121で隠してしまう構造で
は、電極形成精度により光出力のばらつきが大きくな
る。従って、発光出力を均一にすることも困難である。
【0003】次に、後者の端面発光型発光ダイオードア
レイとしては、例えば図7に示すように、基板上の積層
構造内に複数の発光部122が形成されており、これら
の発光部122はその基板面と平行な面内にその端面に
対して垂直な方向に形成された分離溝123により電気
的且つ空間的に分離されている。このような端面発光型
発光ダイオードアレイでは、光出力が取り出される発光
部122と電極124,125とが同一面上に存在せ
ず、単位素子当たりに要する幅は発光部122の幅と素
子分離溝領域の幅を合計したものとなる。このため、高
密度発光ダイオードアレイとしては、面発光型発光ダイ
オードアレイに比べて端面発光型発光ダイオードアレイ
の方が適していると言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】端面発光型発光ダイオ
ードアレイは面発光型発光ダイオードアレイに比べて、
上記のように高密度化に有利であり、光の放射角が小さ
く、また、発光領域像も小さく、コア径の小さな光ファ
イバー等に対して光結合効率が高い、等の多くの特徴を
有しているが、従来の端面発光型発光ダイオードアレイ
では、光出射端面から奥の発光は光出力にあまり寄与せ
ず、光取り出し効率が悪いという問題点があった。ま
た、従来の端面発光型発光ダイオードアレイでは、チッ
プの切り出し時に素子長が決まるので、素子長の再現性
が悪いという問題もある。本発明は上記事情に鑑みてな
されたものであって、上記従来の問題点を解消し、高密
度で、光ファイバーや等倍結像素子等の光学系との光結
合効率が高く、発生した光を有効に利用できる光取り出
し効率の高い、端面発光型発光ダイオードアレイを容易
に再現性良く提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】発光ダイオードにおいて
発光層(発光領域)で発生した光は、結晶内で等方的に
放射される。しかし、発生した光の内、光取り出し面か
ら空気中に取り出される割合、すなわち光取り出し効率
は主に次の3つの因子によって支配される。 結晶と空気との屈折率差による全反射に基づくもの
(結晶外部に放出される光は、入射角が全反射角に対応
する全反射立体角以内のものに限られる)。 全反射立体角以内の光が光取り出し面で反射される
ことに基づくもの(空気中に放出される光量が減少す
る)。 光取り出し面と反対側の裏面に等量放射される光が
裏面で反射されて、光取り出し面から空気中に放出され
る裏面反射に基づくもの。
【0006】一般に、端面発光型発光ダイオードにおい
ては、光出射端面(光取り出し面)に対して裏面は遠い
ので、の因子である裏面反射は小さい。また、光出射
端面(光取り出し面)に対して奥の発光層で発生した光
は、基板と、基板の反対側の表面に設けられたオーミッ
ク電極に邪魔されての因子の全反射立体角以内の光も
制限を受けてしまう。また、光出射端面にほぼ垂直に向
かう発光層を通過する光については、短波長側の成分は
大きな吸収を受ける。上記のようなわけで、端面発光型
発光ダイオードでは、光出射端面(光取り出し面)から
奥の発光は光出力にあまり寄与せず、光出射端面近傍の
発光が主に寄与する。
【0007】本発明者らの実験によれば、端面発光型発
光ダイオードの光出力Pは、図2に示す端面発光型発光
ダイオードの発光層の積層面内の寸法における光出射方
向の長さ、すなわち素子長Lに大きく依存することがわ
かった。ここで、図3には、ダブルヘテロ接合を有した
端面発光型発光ダイオードの素子幅W=一定、注入電流
I=一定、の時、光出射方向の長さ(素子長)Lを変化
させた時の素子長Lと素子幅Wの比”L/W”と光出力
Pの関係を示している。一定注入電流における光出力は
上記の比”L/W”が小さくなるにつれて大きくなり、
L/W=1より小さくなると急激に大きくなっている。
これは、L/W比が小さくなるにつれて光出力に大きく
寄与する光出射端面近傍の発光層における注入電流密度
の上昇によるものである。この結果から、光出射端面
(光取り出し面)から奥で発生した光は光出力にあまり
寄与せず、素子長Lが短い方が光取り出し効率が大きく
なることが明らかとなった。また、L/W比が1より小
さい領域では、特に素子長Lを均一に(L/W比を一定
に)形成することが光出力の均一性に重要であることが
わかった。次に、図4に示すダブルヘテロ接合を有した
端面発光型発光ダイオードの発光層の寸法が600μm
×300μmである素子に対して、一定注入電流時の長
さの違う両端面からの光出力P1,P2を測定した。そ
の結果、600μmの長さの端面からの光出力P2の方
が300μmの長さの端面からの光出力P1に対して、
およそ2倍の光出力が得られた。
【0008】以上のような実験的な検討の結果より、端
面発光型発光ダイオードの場合、発光層の寸法として、
光出射端面側の長さが光出射端面に垂直な方向の端面の
長さより長い方が、光出射端面に垂直な方向の端面の長
さが光出射端面の長さより長い場合よりも、同一素子で
ありながら、同一電流注入時に高い光出力が得られ、逆
の寸法の場合に比べ有効であることがわかった。また、
本発明のようなアレイ型デバイスの場合、素子幅Wは、
ドット密度や、隣接する素子との光学的・電気的分離の
ための分離溝幅等により決定されるものであり、主に図
2のように素子長Lがパラメータと成り得るものであ
る。
【0009】そこで、以上のことより本発明の要旨は、
「半導体基板上にエピタキシャル成長された少なくとも
発光ダイオードの発光層を含む結晶成長層と、少なくと
も該発光層を発光させるための電極とを含む積層構造よ
り成り、積層端面より光出力が得られる端面発光型発光
ダイオードを、等間隔に設けた前記半導体基板を貫通し
ない深さの複数の分離溝により各層を電気的・空間的に
分離して形成し、かつ、前記端面発光型発光ダイオード
を複数個含むように前記半導体基板を切断して形成した
端面発光型発光ダイオードアレイチップ上の、積層面に
平行で、前記発光ダイオードの発光層のアレイ方向に垂
直な方向の長さLと、アレイ方向の長さWとの比を、L
/W≦1とし(請求項1)」、「各端面発光型発光ダイ
オードの光出射端面は、PN接合より深く、かつ前記分
離溝と同じ深さの段部を持ち、発光ダイオードアレイチ
ップの端面より内側に形成したこと(請求項2)」にあ
る。
【0010】
【作用】本発明では、上記のような発光層の寸法で端面
発光型発光ダイオードアレイを形成することにより、光
出射端面から奥の光出力にあまり寄与しない発光領域が
減少し、また、裏面反射による効果も増大するので、光
取り出し効率が向上し、発生した光を有効に利用でき
る。さらに、上記のように光出射端面を形成することに
より、素子長を均一に再現性良く形成することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例を示す図であって、
(a)は端面発光型発光ダイオードアレイの上面図、
(b)は(a)に示す端面発光型発光ダイオードアレイ
のA−A’断面図である。図1の発光ダイオードアレイ
チップ1において、端面発光型発光ダイオードアレイ
は、n型GaAs基板11上に等間隔に設けた分離溝2
4により、各端面発光型発光ダイオード2が一列にドッ
ト密度400dpi(ドット/インチ)相当に形成され
ている。この端面発光型発光ダイオード2の積層構造は
n型GaAs基板11上にMOVPE法によりn型Ga
Asバッファー層12、n型Al0.4Ga0.6As クラ
ッド層13、発光層であるAl0.2Ga0.8As活性層1
4、p型Al0.4Ga0.6Asクラッド層15、p型Ga
Asキャップ層16の複数の層より形成されている。こ
の積層構造は所謂ダブルヘテロ構造を含んでいる。この
積層構造の表面、すなわち、キャップ層16上面から基
板11の表面までアレイ方向に対して直角に該基板11
に達し、貫通しない深さの分離溝24が塩素系ガスを用
いたドライエッチング法によって形成されており、この
分離溝24によって各端面発光型発光ダイオードが電気
的・空間的に分離されている。また、各端面発光型発光
ダイオードの光出射端面22は、分離溝24と同じ深さ
で、基板11面に対して垂直に、且つアレイ方向に平行
に形成されていて、基板11のアレイ方向に平行な辺2
5に近接した位置、すなわち5μm内側に離れて配置さ
れている。さらに、これらの各端面発光型発光ダイオー
ドのキャップ層16上には、それぞれAu−Zn/Au
からなるp側個別電極17が形成され、また基板11の
裏面にはAu−Ge/Ni/Auからなるn側共通電極
18が形成されている。
【0012】ここで、各端面発光型発光ダイオード2の
寸法、つまり発光層であるAl0.2Ga0.8As 活性層
14の寸法は、アレイ方向の長さWが45μm、アレイ
方向に垂直な方向の長さLが35μmに形成されてお
り、L/W比は7/9となっている。また、各端面発光
型発光ダイオード2のp側個別電極17は、各端面発光
型発光ダイオード2の光出射端面22に対して該端面発
光型発光ダイオードの後方に配置された図示しない配線
用ボンディングパットに、Cr/Auの2層構造の配線
20により電気的に接続されている。尚、19は絶縁性
誘電体膜であるSiO2膜、21はコンタクトホール部で
ある。
【0013】さて、上記端面発光型発光ダイオードアレ
イは400dpi相当で形成され、0.6mm×4.0
5mmの寸法のチップ中に64個の端面発光型発光ダイ
オードを形成することができる。このような本発明の実
施例の素子であれば、従来のように発光層の寸法が、ア
レイ方向の長さより、アレイ方向に垂直な方向の長さの
方が長い素子に比べて一定注入電流値において数%から
数倍の高出力が得られるものである。また、このように
して構成された端面発光型発光ダイオードアレイは、光
が取り出される発光部と個別電極が同一面上に存在しな
いので、個別電極形成の精度による光出力のばらつきは
無い。そして、発光層等の成膜には、膜特性の均一性に
優れたMOVPE法により作製され、更に、分離溝形成
には、均一性に優れたドライエッチング法を用いている
ので、同一の発光ダイオードアレイチップ内において
は、光出力のばらつきが±5%以下になっている。ま
た、チップの切り出しによる素子長の変化はないので、
再現性良く同一寸法に形成でき、素子長のばらつきによ
るチップ間での光出力のばらつきを抑えられる。
【0014】尚、この発光ダイオードアレイチップの形
成に用いられる材料としては、III−V族化合物半導体
であるGaAs,AlGaAs,AlGaInP,InP,InG
aAsP,InGaP,InAlP,GaAsP,GaN,InA
s,InAsP,InAsSb等、あるいは、II−VI 族化合
物半導体であるZnSe,ZnS,ZnSSe,CdSe,Cd
SSe,CdTe,HgCdTe等、さらには、IV−VI族化
合物半導体であるPbSe,PbTe,PbSnSe,PbSn
Te 等であり、それぞれの材料の長所を生かして積層構
造に適用することが可能である。また、活性層としてA
lGaAs 系の材料を用いた場合、GaAsまたはAl組成
が0より大きく0.45より小さい値を持つAlGaAs
が用いられ、その場合、図1(b)のクラッド層13及び
15は活性層14より禁制帯幅の広いAlGaAsを用い
れば良い。
【0015】また、発光ダイオードアレイチップ1にお
いては、n型をp型、p型をn型として構成しても良
い。また、発光ダイオードアレイチップ1の各端面発光
型発光ダイオード2を分離する分離溝24は積層構造表
面より基板11に達するように形成されているが、本質
的には、隣接する端面発光型発光ダイオード2の活性層
14間を電気的に分離すれば良いことから、溝の底部が
必ずしも基板11まで達している必要はなく、活性層1
4を通りクラッド層13に達していれば充分機能するも
のである。また、このような分離溝24は、通常、エッ
チング等の方法により形成されるが、基板11面に垂直
な側面を有する幅の狭い分離溝が高精度に形成されるこ
とが望ましく、このような観点から、異方性の高いドラ
イエッチング法等を用いることが望ましい。
【0016】さらに、各端面発光型発光ダイオード2の
寸法、つまり発光層であるAl0.2Ga0.8As活性層1
4の寸法を、アレイ方向の長さW=45μm、アレイ方
向に垂直な方向の長さL=35μmに形成したが、本発
明の趣旨から、アレイ方向の長さWと、アレイ方向に垂
直な方向の長さとの比が、L/W≦1を満たしていれば
良い。また、本実施例では、層構成としてダブルヘテロ
接合で説明したが、シングルヘテロ接合、ホモ接合でも
良く、PN接合が形成されていれば良い。
【0017】また、図1において、各端面発光型発光ダ
イオード2の光出射端面22の位置は、発光ダイオード
アレイチップ1の辺25から5μm内側に離して形成し
たが、チップ切り出し時に素子長が変わるような影響を
受けなければ良く、チップの切り出し精度等により、チ
ップの辺25から光出射端面22までの距離を決めれば
良い。また、各端面発光型発光ダイオード2の光出射端
面22は、分離溝24の形成時に同時に異方性の高いド
ライエッチング法等を用いて形成した方が、容易に、平
滑に、均一性良く、同じ深さに形成できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端面発光型発光ダイオードアレイにおいて、各端面発光
型発光ダイオードの発光層を含む積層面上で、発光層の
アレイ方向に垂直な方向の長さLが、アレイ方向の長さ
Wより短くなるように、L/W≦1を満たすように形成
したので、光出射端面から奥の光出力にあまり寄与しな
い発光領域が減少し、発生した光を有効に利用できるの
で、光取り出し効率が向上し、一定の注入電流値でより
高い光出力を有した高密度端面発光型発光ダイオードア
レイが形成できる。また、光出射端面が、端面発光型発
光ダイオードアレイチップの端面より内側に形成されて
いるので、ダイシング、へき開等のチップの切り出し時
の精度による素子長のばらつきの発生は無く、各端面発
光型発光ダイオードが同一素子長に形成され、光出力の
均一性に優れた端面発光型発光ダイオードアレイチップ
が再現性良く形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図であって、(a)は
端面発光型発光ダイオードアレイの上面図、(b)は
(a)に示す端面発光型発光ダイオードアレイのA−
A’断面図である。
【図2】端面発光型発光ダイオードの概略構成を示す平
面図である。
【図3】図2に示す端面発光型発光ダイオードの素子長
Lと素子幅Wの比L/Wと光出力Pとの関係を示す図で
ある。
【図4】端面発光型発光ダイオードの2方向への光出力
P1,P2を示す図である。
【図5】従来の面発光型発光ダイオードアレイの概略構
成を示す平面図である。
【図6】(i),(ii),(iii),(iv)は面発光型発光ダイ
オードアレイの個別電極の主な構成例を示す図である。
【図7】従来の端面発光型発光ダイオードアレイの概略
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・発光ダイオードアレイチップ 2・・・端面発光型発光ダイオード 11・・・n型GaAs基板 12・・・n型GaAsバッファー層 13・・・n型Al0.4Ga0.6As クラッド層 14・・・発光層であるAl0.2Ga0.8As活性層 15・・・p型Al0.4Ga0.6Asクラッド層 16・・・p型GaAsキャップ層 17・・・p側個別電極 18・・・n側共通電極 19・・・絶縁性誘電体膜 20・・・配線 21・・・コンタクトホール 22・・・光出射端面 23・・・光出力 24・・・分離溝 25・・・基板のアレイ方向に平行な辺(端面)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上にエピタキシャル成長された
    少なくとも発光ダイオードの発光層を含む結晶成長層
    と、少なくとも該発光層を発光させるための電極とを含
    む積層構造より成り、積層端面より光出力が得られる端
    面発光型発光ダイオードを、等間隔に設けた前記半導体
    基板を貫通しない深さの複数の分離溝により各層を電気
    的・空間的に分離して形成し、かつ、前記端面発光型発
    光ダイオードを複数個含むように前記半導体基板を切断
    して形成した端面発光型発光ダイオードアレイチップ上
    の、積層面に平行で、前記発光ダイオードの発光層のア
    レイ方向に垂直な方向の長さLと、アレイ方向の長さW
    との比が、 L/W≦1 の関係を満たしていることを特徴とする端面発光型発光
    ダイオードアレイ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端面発光型発光ダイオード
    アレイにおいて、各端面発光型発光ダイオードの光出射
    端面は、PN接合より深くかつ前記分離溝と同じ深さの
    段部を持ち、発光ダイオードアレイチップの端面より内
    側に形成されていることを特徴とする端面発光型発光ダ
    イオードアレイ。
JP12632292A 1992-05-19 1992-05-19 端面発光型発光ダイオードアレイ Pending JPH05327015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0858155A (ja) * 1994-08-24 1996-03-05 Rohm Co Ltd Ledプリントヘッド、およびledアレイチップ、ならびにそのledアレイチップの製造方法
US6191438B1 (en) 1997-05-30 2001-02-20 Sharp Kabushiki Kaisha Light emitting diode array

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