JP3236401B2 - 光プリンター光源 - Google Patents

光プリンター光源

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JP3236401B2
JP3236401B2 JP8970393A JP8970393A JP3236401B2 JP 3236401 B2 JP3236401 B2 JP 3236401B2 JP 8970393 A JP8970393 A JP 8970393A JP 8970393 A JP8970393 A JP 8970393A JP 3236401 B2 JP3236401 B2 JP 3236401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオードを用い
て感光体への光書込みを行う光プリンター光源に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式による画像形成装置
や光プリンタ等の光源に利用するための発光ダイオード
アレイの研究が進められている。この発光ダイオードア
レイは自己発光型アレイ素子からなっており、画像信号
に応じて発光ダイオードアレイを発光させ、等倍結像素
子で感光体表面に静電潜像を形成し、電子写真方式によ
って印字、印刷を行うものである。図14は、従来の発
光ダイオードを用いた光プリントヘッドの構造を示すも
のである。放熱板を兼ねた基板1上には、セラミックス
等で形成される配線部材2,3,4を貼付けられてお
り、これら配線部材3,4にはそれぞれ画像信号や電源
との接続を行うためのケーブル5,6が接続されてい
る。中央部の長手方向に沿って発光ダイオードを一列に
並べた発光ダイオードアレイチップ71〜7nが配列され
ている。この発光ダイオードアレイチップ71〜7nの両
側には、これらチップを駆動するドライバー回路81
8n,91〜9n が配列されている。これにより、ケーブ
ル5,6より入力される画像信号のシリアルパラレル変
換回路等を内蔵した発光ダイオードドライブ集積回路1
0を構成している。このような構成において、ケーブル
5,6から画像信号を一列分逐次、ドライバー回路81
〜8n,91〜9nに入力し、一列分のデータをシフトし
た後、これを並列に図示しない発光ダイオード駆動端子
に出力することにより、各発光ダイオードが点灯、消灯
し、これにより一列分の画像形成用の輝点が発生する。
【0003】図15は、発光ダイオードアレイ発光部と
ドラム面結像点との関係を示したものである。発光ダイ
オードアレイを構成する各発光ダイオードアレイチップ
1〜7n の発光ダイオード11は、セルフォックレン
ズアレイ等の等倍結像系12によって感光体ドラム13
上に結像される。このように発光ダイオードアレイを用
いた光プリントヘッドは、可動部がなく構成部品の少な
いことから小型化となる。また、自己発光型で消光比が
高く、良好なコントラストが得られ、さらにチップの接
続により長尺化対応が可能となり、これにより発光ダイ
オードの高出力化により高速化にも対応させることがで
きる。
【0004】このような光プリントヘッドに用いられる
発光ダイオードアレイとしては、基板面と平行な面内に
四角形等の発光部を所定方向に多数配列した面発光型発
光ダイオードアレイや、基板面と垂直な端面から所定方
向に多数配列した光出力が得られる端面発光型発光ダイ
オードがある。まず、前者の面発光型発光ダイオードア
レイとしては、例えば、昭和55年度の電子通信学会通
信部門全国大会予稿集1−211頁に開示されているも
のがある。図16は、面発光型発光ダイオードアレイの
基本的な構造を示したものである。発光部14より得ら
れる光出力の強度を発光面内で均一化するために、発光
部14の両端若しくは周囲に電極15が形成されてい
る。このように光出力が取り出される発光部14と電極
15とが同一面上に存在するため、単位素子当たりの要
する幅は、発光部14の幅と電極15の幅、及び素子分
離領域の幅を合計したものとなり、例えば、600dp
i(dot per inch)以上のような高密度に発光部14を
形成することは極めて困難である。次に、後者の端面発
光型発光ダイオードアレイとしては、例えば、特開昭6
0−32373号公報に「横方向光取出し発光ダイオー
ドアレイ構造」なる名称で開示されているものがある。
これは、図17に示すように、基板16上の積層構造内
に複数個の発光部17が形成されており、これらの発光
部17はその基板面と平行な面内にその端面に対して垂
直な方向に形成された分離溝18により電気的かつ空間
的に分離される。このような端面発光型発光ダイオード
アレイでは、光出力が取り出される発光部17と電極1
9とが同一面内に存在せず、単位面積当たりの要する幅
は、発光部17の幅と素子の分離溝18の幅を合計した
ものとなり、例えば600dpi以上のような高密度の
発光部17の形成も原理的に可能である。従って、この
ようなことから、高密度光プリンタ用発光ダイオードア
レイとしては、原理的に端面発光型発光ダイオードアレ
イが適している。
【0005】このように面発光型及び端面発光型の従来
の装置においては、発光ダイオードアレイ内の各発光ダ
イオードの光出力のバラツキに関しては、最近の化合物
半導体の結晶成長技術の進歩により、基板面内において
積層構造の層厚の均一性、膜の電気的或いは光学的特性
の均一性等が良好なものとなり、同一チップ内の発光ダ
イオードアレイの各発光ダイオードの光出力のバラツキ
を〜±5%以内にすることが可能である。しかし、一般
に、高密度光プリンタ用の発光ダイオードアレイとして
用いる場合、原理的には、後者の端面発光型発光ダイオ
ードをアレイ状に配列した端面発光型発光ダイオードア
レイが適しているが、現状では必ずしも適しているとは
言えない。すなわち、図15に示したように、発光ダイ
オード発光部とドラム面結像点との関係において、アレ
イレンズの光軸に端面発光型発光ダイオードアレイ光源
からの出射光の光軸を合わせ込む必要があるが、端面発
光型発光ダイオードからの出射光の光発散角θが面発光
型発光ダイオードよりも小さく扁平で、かつ、指向性を
もった光なので、光発散角θが大きな面発光型発光ダイ
オードをアレイ状に配列して面発光型光プリンタヘッド
を組み立てる場合に比べて光軸を合わせることが難しく
なってしまい、これにより本質的に高密度化に有利であ
るという端面発光型発光ダイオード本来の特徴を活用し
切れていなかった。これにより、端面発光型発光ダイオ
ードの光軸とアレイレンズとの光軸とが一致しない場合
には光出力が弱くなってしまい、また、部分的に端面発
光型発光ダイオードの光軸とアレイレンズとの光軸とが
一致しない場合には光プリンタヘッドとして感光体像面
上で光強度のバラツキが生じ(その値は、〜±50%に
も達する)、印字ドットの大きさや印字濃度に大きな差
が生じてしまうため、高密度の端面発光型発光ダイオー
ドを光プリンタ用光源に用いたとしても必ずしも所望の
光プリンタヘッドを得ることができなかった。一方、前
者の面発光型発光ダイオードを用いても、図16に示し
たように、光出力が取り出される発光部14と電極15
とが同一面上に存在していたことにより、高密度に発光
部14を形成することは困難である。さらに、この場
合、高密度化に不利であったのは、発光部14のサイズ
を小さくすることにより電極サイズも同様に小さくなり
光出力が低下するためであり、このように面発光型発光
ダイオードアレイの光出力の強度を発光領域の大きさ
(言い替えれば、PN接合面の面積)で補っていた点に
あると考えられる。
【0006】このような従来からの問題点を考慮して、
ダブルヘテロ構造の発光ダイオードで発光効率を高くす
るためには、その積層構造中の活性層を薄くして僅かな
電流で高い注入キャリア密度(高い利得)が得られるよ
うにしてやることが重要であり、また、光は屈折率の高
い領域に集まる性質を持っているため、活性層とクラッ
ド層の屈折率差が大きくなるように設定することによ
り、光の活性層での閉じ込め効果が高くなり高い利得を
もつ活性層に光波が閉じ込められ、これにより効果的に
発光するすなわち発光効率が高くなることが知られてい
る。ただし、ダブルヘテロ構造でLEDアレイを作製す
る場合、必ずLED動作をすることが重要であるため、
発光効率を高めるための手立てを講じるのと同時に、全
く相反するレージング(レーザ発振)を抑制させるよう
にする必要がある。すなわち、光増幅作用によってのみ
で発光効率を高めていったのでは光利得によってレージ
ングしてしまうからである。従って、ダブルヘテロ構造
において高発光効率の発光ダイオードアレイを実現する
ためには、レージング抑制を行いつつ高発光効率になる
ように工夫する必要がある。
【0007】そこで、従来において、そのようなレージ
ングを抑制した具体例としては、例えば、特願平03−
182570号公報(出願日は平成3年7月23日)に
「光プリンター光源」なる名称で本出願人により出願さ
れているものがある。これは、ダブルヘテロ構造の端面
発光型発光ダイオードアレイなるものであり、活性層と
クラッド層とのバンドギャップ差を小さくし、活性層を
薄くして有効質量が小さい電子をP型クラッド層へオー
バーフローさせながら動作させることによってレージン
グ抑制を行っている。また、これと同時に、クラッド層
のキャリア濃度を活性層のキャリア濃度よりも高く設定
して活性層内の共振器損失を小さくすることによって発
光効率を高めている。すなわち、活性層の結晶の品質を
高めることが可能なエピタキシャル成長技術によって、
高出力で長寿命の端面発光型ダブルヘテロ構造発光ダイ
オードアレイを実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような端
面発光型ダブルヘテロ構造発光ダイオードアレイを用い
ることによって、面発光型ダブルヘテロ構造発光ダイオ
ードアレイを実現しようとした場合、高出力はおろか極
端に寿命の短い面発光型発光ダイオードアレイになって
しまうことが判明した。以下、その理由について述べ
る。図18は、端面発光型ダブルヘテロ構造発光ダイオ
ードの光取出し側の電極を小さくした構造を示す断面図
であり、図19はその平面図である。この場合、n型G
aAs基板20上には、エピタキシャル成長させた膜厚
0.3μmでキャリア濃度3×1018cm~3のn型Ga
Asバッファー層21と、膜厚1.15μmでキャリア
濃度3×1017cm~3のn型Al0.4 Ga0.6As クラ
ッド層22と、膜厚0.05μmでキャリア濃度1×1
15cm~3のn型Al0.2 Ga0.8As 活性層23と、
膜厚1.15μmでキャリア濃度5×1017cm~3のp
型Al0.4 Ga0.6Asクラッド層24と、膜厚0.2
μmでキャリア濃度5×1018cm~3のp型GaAsキ
ャップ層25とが順次積層されてなるダブルヘテロ構造
が設けられ、p型GaAsキャップ層25の上部にはp
型電極26が設けられ、これと反対側のn型GaAs基
板20の裏面側にはn型電極27が設けられている。さ
らに、p型電極26上にはボンディングパッドを有する
配線28と、絶縁膜SiO2 29とが積層されている。
【0009】このような面発光型ダブルヘテロ構造発光
ダイオードを用いてLEDを動作させた場合、図20
(a)に示すように、発光領域Aは、電極26の直下付
近のみとなる。図20(b)は、その中央部付近のライ
ン上に対応した光強度プロファイル30を示したもので
あり、これにより活性層23に対する注入電流の広がり
が小さくなっていることを意味している。また、前述し
たように、レージング抑制のために活性層23とクラッ
ド層22,24とのバンドギャップ差はあまり大きくで
きないものの、発光効率は大きくしたいがために、クラ
ッド層22,24は最低のレージング抑制を許可するバ
ンドギャップ差をもっている。このため、クラッド層2
2,24の抵抗は高くなって活性層23上のクラッド層
24での電流の広がりが小さくなり、電極26の直下付
近のみが発光領域Aとなるものと考えられる。すなわち
言い替えると、AlGaAs系の材質では、Al組成が
大きくなるにつれて高品質の結晶層を保証しながらキャ
リア濃度を高くすることができなくなっていくため、ク
ラッド層22,24の抵抗が高くなり、これにより活性
層23の上のクラッド層24での電流の広がりが小さく
なり、電極26の直下付近のみが発光領域Aとなってい
ると考えられる。
【0010】このような理由から、単純にダブルヘテロ
構造の面発光型発光ダイオードにしても光出力が高くな
らないことが判明した。また、面発光型ダブルヘテロ構
造発光ダイオードの場合、光を上から取り出すことにな
るために、光取出し側の電極26を大きくして電極26
の直下付近の発光効率を高くしても、光取出し効率の面
からはその電極26によって光をさえぎることになり、
結果的に光出力の低下を招くことになる。一方、寿命に
関して言えば、電極26の直下付近に電流集中が生じて
しまうため、活性層23中(発光領域A)における非発
光再結合中心の増加のために、光出力劣化が著しく寿命
が短いものとなる。従って、このように従来の端面発光
型ダブルヘテロ構造発光ダイオードに面発光型のものを
組み込もうとしても、発光効率や寿命の面で必ずしも高
効率なものとなっているとは言えないのが現状である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、少なくとも、GaAs基板と、GaAsバッファー
層と、AlGaAs系材料からなる発光層をクラッド層
で挟んだダブルへテロ構造部と、AlGaAs電流拡散
層と、第1のGaAsキャップ層と、前記第1のキャッ
プ層よりも低抵抗の第2のGaAsキャップ層が順次積
層する構造と、前記GaAs基板の裏面に接合する電極
と、前記第2のキャップ層に接合する電極を有し、前記
ダブルヘテロ構造の積層面より垂直に光出力が得られる
面発光型発光ダイオードを設けた。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、GaAsバッファー層の直上に、Alx
Ga1-XAs(0≦X≦1)からなるブラック反射鏡を
設けた。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、ブラック反射鏡は、入射波長(発光波
長)に対して吸収がない層により形成した。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明においては、ダブルヘテロ
構造の端面発光型発光ダイオードを基調とした面発光型
発光ダイオードを構成したことによって、高密度の発光
ダイオード光プリンター光源を従来の実装技術を用いて
実現することが可能となり、また、AlGaAs電流拡
散層を設けたことによって、発光領域からの光出力を均
一にすることが可能となり、さらに、キャップ層を複数
層形成することによって、発光ダイオードの寿命を格段
に向上させることが可能となる。
【0015】請求項2,3記載の発明においては、発光
波長に対して吸収しないブラック反射鏡を設けたことに
よって、光出射方向と反対側へ出た光を光出射方向へ反
射させることができ、これにより一段と高出力の面発光
型発光ダイオードアレイを実現することが可能となる。
【0016】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図6
に基づいて説明する。図3及び図4は光プリンター光源
の全体構成を示すものであり、面発光型発光ダイオード
31の素子がドット密度600dpi相当で256個直
線状に配列され、面発光型発光ダイオードアレイ32を
構成している。そこで、面発光型発光ダイオード31の
内部構成を図1及び図2に基づいて述べる。n型GaA
s基板33上には、MOVPE法によりエピタキシャル
成長させた膜厚0.3μmでキャリア濃度3×1018
m~3のn型GaAsバッファー層34と、膜厚0.7μ
mでキャリア濃度3×1017cm~3のn型Al0.4
0.6Asクラッド層35と、発光層としての膜厚0.
15μmでキャリア濃度3×1016cm~3のAl0.2
0.8As活性層36と、膜厚0.5μmでキャリア濃
度5×1017cm~3のp型 Al0.4Ga0.6 Asクラッ
ド層37と、膜厚1.25μmでキャリア濃度2×10
18cm~3のp型 Al0.4Ga0.6 As電流拡散層38
と、膜厚0.05μmでキャリア濃度1×1018cm~3
の第一のp型GaAsキャップ層39と、膜厚0.05
μmでキャリア濃度1×1019cm~3の第二のp型Ga
Asキャップ層40とが順次積層されダブルヘテロ構造
をなしている。また、p型GaAsキャップ層40の上
面にはp型電極41が形成され、この電極41の上部に
は図示しないボンディングパッドを有する配線42と配
線形成用絶縁膜SiO2 43とが積層されている。さら
に、n型GaAs基板33の裏面側にはn型電極44が
設けられている。このように面発光型発光ダイオード3
1は、ダブルヘテロ構造の端面発光型発光ダイオードア
レイを基調として構成されている。また、図2は、図1
の平面図を示すものであり、Aは垂直発光を行う発光領
域Aを示すものである。
【0017】図4に示すように、面発光型発光ダイオー
ド31のコンタクト層たるp型GaAsキャップ層40
の上面からn型GaAs基板33の表面に達する領域に
は、分離溝45が塩素系ガスを用いたドライエッチング
法によって形成されている。この分離溝45によって面
発光型発光ダイオードアレイ32内の各面発光型発光ダ
イオード31が電気的に分離される。また、各面発光型
発光ダイオード31は基板端面に位置して配置されてお
り、積層面Qは基板面に対して平行に形成され、その積
層面Qより垂直方向(矢印方向)に光は出射される。
【0018】p型電極41はAu−Zn/Auからなっ
ており、n型電極44はAu−Ge/Ni/Auからな
っている。p型電極41は、図4に示すように、面発光
型発光ダイオード31の後方に配置された配線用ボンデ
ィングパッド46に電気的に接続されている。これによ
り、ボンディングによるダメージから素子を保護し、発
光効率の劣化を防いでいる。また、配線用ボンディング
パッド46は、図3に示すように、光出射方向に4段に
配列されており、高密度実装が可能となっている。この
配線用ボンディングパッド46は、図示しない、ワイヤ
ボンディングを介してドライバー回路と接続されてい
る。
【0019】上述したような積層構造は、基本的にはダ
ブルヘテロ構造である。p型又はn型のAlGaAsか
らなる活性層36は、エネルギーギャップが上下にある
クラッド層35,37よりも小さくなるようにAlGa
As混晶組成が設定されており、キャリア及び光を活性
層36に閉じ込めることが可能なように設定している。
GaAs基板33の直上にGaAsバッファー層34を
形成したのは、積層する結晶層の品質を向上させるため
である。上側のクラッド層37上にAlGaAsの電流
拡散層38を形成したのは、電極41,44によってさ
えぎられて取り出すことができない電極直下以外へ注入
電流が均一に広がるように考慮し、かつ、活性層36面
内に均一に注入電流が広がるようにするためである。電
流拡散層38のキャリア濃度を2×1018cm~3程度に
設定したのは、活性層36から積層面に対して垂直に出
力する発光波長に対して光学的に透明なクラッド層37
と同一のAlGaAs混晶組成で、かつ、結晶性は多少
犠牲にしても抵抗を低減するためである。AlGaAs
の電流拡散層38を膜厚1〜2μm程度に設けることに
よって、発光部の発光波長に対して吸収係数が十分に小
さい拡散層としての役割を果たしている。電流拡散層3
8の膜厚に関しては、十分な注入電流広がりをさせるた
めに5μm程度以上あることが必要であるが、ここでは
1〜2μm程度に設定した。その理由は、膜厚を厚く形
成すると長時間を要するため、活性層36へクラッド層
35,37などから不純物の拡散があることによって活
性層36のキャリア濃度が高くなった場合、結晶性の低
下を伴い準位の発生によって非発光再結合中心が増加す
ることやキャリアの拡散長が短くなって発光再結合を阻
害する要因になってしまうからである。
【0020】また、本実施例では、キャップ層39,4
0はGaAsの2層から形成した。以下、このように2
層から形成した理由について述べる。従来のAlGaA
s系面発光型ダブルヘテロ構造発光ダイオードの場合に
は、キャップ層に関しては、活性層上のAlGaAsク
ラッド層上にGaAsキャップ層を設けないで直接電極
を設けた構造になっていた。すなわち、AlGaAs発
光層の発光波長よりもバンドギャップが小さいGaAs
層を光出力の取出し方向に設けることは、光吸収によっ
て光の取出し効率を低下させるために発光層からの光出
力の低下を促進してしまうという考え方が優先してい
た。しかしながら、このように考えることによって、A
lGaAsクラッド層の表面で電極が設けられていない
領域が大気によって酸化されやすい状態になっているた
め、素子の寿命が低下する原因にもなっていた。従っ
て、このような理由から2層からなるキャップ層39,
40を設けたものである。第一のキャップ層39は、結
晶性を多少犠牲にしても抵抗を低減させるためにキャリ
ア濃度を高くしたAlGaAsの電流拡散層38との界
面を急峻にし、その電流拡散層38とGaAsのキャッ
プ層39との界面でのリーク電流を抑えるためにそのキ
ャリア濃度を1〜2×1018cm~3程度に設定してい
る。また、第二のキャップ層40は、電流注入のために
メタル電極とのオーミック接触を容易にするために、そ
のキャリア濃度を1〜2×1019cm~3程度に設定して
いる。これらGaAsのキャップ層39,40の膜厚に
関しては、図5に示すように、予め物性の計算によって
求めたAl0.2Ga0.8Asの活性層36からの発光波長
7410Åに対する光吸収の割合と、GaAsのキャッ
プ層39,40の膜厚との関係から、第一のGaAsキ
ャップ層39と第二のGaAsキャップ層40との総膜
厚が1000Å以下、すなわち、光吸収の割合が10%
以下になるように設定する。
【0021】このような構成において、面発光型発光ダ
イオード31を分離溝45により垂直に電気的空間的に
分離してなる面発光型発光ダイオードアレイ32にドラ
イバー回路から駆動電圧を印加し、任意のp型電極41
とn型電極44との間に所定の電流を流すことによっ
て、面発光型発光ダイオードアレイ32内の任意の位置
の面発光型発光ダイオード31の光出射面たる積層面Q
から垂直(図4の矢印方向)に光出力を得ることができ
る。図6(a)(b)は、面発光型発光ダイオード31
の近視野像(N.F.P)を示したものである。図6
(a)に示すように、発光領域A(紙面の垂直方向に発
光する)は、電極41の直下付近のみとなる。図6
(b)は、その中央部付近のライン上に対応した光強度
プロファイル47を示したものであり、活性層36に対
する注入電流の広がりが従来の図20(a)の場合より
も大きくなっている。これにより、発光領域Aからの光
が均一に取り出されていることがわかり、発光の有効性
を実証することができる。また、面発光型発光ダイオー
ド31を256個配列してなる面発光型発光ダイオード
アレイ32は、膜特性の均一性に優れたMOVPE法に
より作製することができ、同一のチップ内においては光
出力のバラツキが±5%以下となる。さらに、積層面よ
り垂直に光出力が得られる面発光型発光ダイオード31
を分離溝45により各層を垂直に電気的空間的に分離し
て面発光型発光ダイオードアレイ32にすることによ
り、面発光型発光ダイオードアレイ32の光出射方向に
面発光型発光ダイオード31の側壁からの不用な光が出
射されるのを防止することができる。
【0022】なお、面発光型発光ダイオードアレイ32
のチップに用いられる材料としては、III−V 族化合物
半導体であるGaAs、AlGaAs、AlGaIn
P、InP、InGaAsP、InGaP、InAl
P、GaAsP、GaAsP、GaN、InAs、In
AsP、InAsSb等、また、II−VI族化合物半導体
であるZnSe、ZnSSe、CdSe、CdSSe、
CdTe、HgCdTe等、さらに、IV−VI族化合物半
導体であるPbSe、PbTe、PbSnSe、PbS
nTe等の材料を用いることができる。また、活性層3
6として、AlGaAs系の材料を用いた場合、GaA
s又はAl組成が0より大きく0.45よりも小さい値
をもつAlGaAsを用い、クラッド層37は活性層3
6よりも禁制帯幅の広いAlGaAsを用いることがで
きる。
【0023】次に、請求項2,3記載の発明の一実施例
を図7〜図11に基づいて説明する。なお、請求項1記
載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。
【0024】ここでは、図7に示すような面発光型発光
ダイオード31において、n型GaAs基板33上にM
OVPE法によりエピタキシャル成長させた膜厚0.3
μmでキャリア濃度3×1018cm~3のn型GaAsバ
ッファー層34の直上に、AlxGa1-XAs(0≦X≦
1)からなるブラック反射鏡48を設けたものである。
具体的には、ブラック反射鏡48は、Al0.4Ga0.6
sの膜厚540Å/AlAsの膜厚610Åの繰返し積
層構造からなる。このブラック反射鏡48は、入射波長
(発光波長)に対して吸収がない層により形成されてい
る。そして、このブラック反射鏡48の上部に、前述し
た実施例のようなダブルヘテロ構造を形成することによ
り面発光型発光ダイオードを作製することができる。図
8は、図7の平面図を示すものであり、図2と同様な発
光領域Aを有する。
【0025】この場合、ブラック反射鏡48は、入射波
長(発光波長)に対して吸収のない層、例えば、Al0.
4Ga0.6As/AlAs系を用いた場合、図9に示すよ
うな反射率のAl0.4Ga0.6As/AlAsのペア数
(N)の依存性を示すことから、理論計算上N=20ペ
ア程度のAl0.4Ga0.6As/AlAsペアを設けるこ
とにより、理論反射率は98%程度になることを表わし
たものである。また、図10は、膜厚540ÅのAl0.
4Ga0.6As/膜厚610ÅのAlAsとの繰返し構造
からなるブラック反射鏡48を、AlGaAs系面発光
型ダブルヘテロ構造発光ダイオードに用いた場合におけ
るそれぞれN=4,10,20ペアのブラック反射鏡4
8の反射率の入射波長依存性の理論計算結果を示してい
る。それぞれのペア数に対して、24%、73%、98
%の反射率が得られることを示している。この場合、各
波形は、台形状に比較的広い波長範囲に対して高い反射
率が得られることから、発光ダイオードのブロードな発
光スペクトルに対して極めて有効な反射鏡になることが
わかる。図10の理論計算上結果は、図11(a)に示
すようにGaAs基板33上のGaAsバッファー層3
4直上に最初にAl0.4 Ga0.6As のX層を形成し、
次にそのX層の上部にAlAsのY層を形成し、その後
X,Y,X,Y…の順に順次積層して形成したブラック
反射鏡48の反射率の入射波長依存性を示すものであ
り、基本的には入射波長に対して屈折率が高い方の層か
ら積層している。一方、図11(b)は、入射波長に対
して屈折率が低い方の層からY,X,Y,X…の順に順
次積層して形成した場合のブラック反射鏡48の構成を
示すものである。この場合、屈折率が高い方の層から積
層した図11(a)に示す構成の方がペア数の増加に対
する反射率の増加は大きいものとなるが、これら両方の
積層方法によりブラック反射鏡48を作製することがで
きる。
【0026】従って、このようにブラック反射鏡48を
設けたことにより、光出射方向と反対側へ出た光を光出
射方向へ反射させて、活性層36からの光出力の光出射
方向への光強度をさらに向上させることができるため、
高出力の面発光型発光ダイオードアレイ31を実現する
ことができる。
【0027】最後に、面発光型発光ダイオードアレイ3
2の基板33上におけるレイアウトの変形例を図12及
び図13に基づいて説明する。前述した図3及び図4の
構成では、面発光型発光ダイオードアレイ32を基板3
3の端部に位置させて配列したが、ここでは、基板33
の中央部付近に位置させて配列したものである。このよ
うに基板中央付近に設けることにより、ボンディングパ
ッド46は基板両側に配置されることになるため、一段
と実装しやすい構成とすることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、少なくとも、G
aAs基板と、GaAsバッファー層と、AlGaAs
系材料からなる発光層をクラッド層で挟んだダブルへテ
ロ構造部と、AlGaAs電流拡散層と、第1のGaA
sキャップ層と、前記第1のキャップ層よりも低抵抗の
第2のGaAsキャップ層が順次積層する構造と、前記
GaAs基板の裏面に接合する電極と、前記第2のキャ
ップ層に接合する電極を有し、前記ダブルヘテロ構造の
積層面より垂直に光出力が得られる面発光型発光ダイオ
ードを設けたので、ダブルヘテロ構造の端面発光型発光
ダイオードを基調とした面発光型発光ダイオードを作製
することによって高密度な発光ダイオード光プリンター
光源を従来の実装技術を用いて実現することができ、ま
た、AlGaAs電流拡散層を設けたことによって発光
領域からの光出力を均一にすることができ、さらに、キ
ャップ層を複数層形成することによって発光ダイオード
の寿命を格段に向上させることができ、これにより、光
プリンターとして用いた場合に高密度、高品質な印字を
実現できる半導体発光装置を提供することができるもの
である。
【0029】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、GaAsバッファー層の直上にAlxGa
1-XAs(0≦X≦1)からなるブラック反射鏡を設け
たので、光出射方向と反対側へ出た光を光出射方向へ反
射させることにより、一段と高出力な面発光型発光ダイ
オードアレイを実現することができるものである。
【0030】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、ブラック反射鏡を入射波長(発光波長)に
対して吸収がない層により形成したので、請求項2記載
の発明よりもさらに一段と高出力な面発光型発光ダイオ
ードアレイを実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例である面発光型
発光ダイオードの積層構造を示す図2のb−b断面図で
ある。
【図2】図1の面発光型発光ダイオードの上部電極側か
らみた平面図である。
【図3】面発光型発光ダイオードアレイの基板面でのレ
イアウトを示す平面図である。
【図4】基板上に形成された面発光型発光ダイオードア
レイの構成を一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図5】キャップ層の膜厚に対する光吸収率の変化の様
子を示す特性図である。
【図6】(a)は図2に対する実際の発光領域の様子を
示す模式図、(b)はその光強度プロファイルの様子を
示す波形図である。
【図7】請求項2,3記載の発明の一実施例である面発
光型発光ダイオードの積層構造を示すc−c断面図であ
る。
【図8】図7の面発光型発光ダイオードの上部電極側か
らみた平面図である。
【図9】ブラック反射鏡のペア数に対する反射率の関係
を示す特性図である。
【図10】ブラック反射鏡の反射率の入射波長依存性を
示す特性図である。
【図11】ブラック反射鏡のペア数の構成を示す模式図
である。
【図12】面発光型発光ダイオードアレイの基板面での
レイアウトの変形例を示す平面図である。
【図13】面発光型発光ダイオードアレイの構成を一部
を切り欠いて示す斜視図である。
【図14】従来の光プリントヘッドを構成する発光部基
板の形状を示す斜視図である。
【図15】発光ダイオード発光部とドラム面結像点との
関係を示す模式図である。
【図16】面発光型発光ダイオードアレイの基本的な構
造を示す平面図である。
【図17】端面発光型発光ダイオードアレイの基本的な
構造を示す斜視図である。
【図18】端面発光型発光ダイオードアレイの積層構造
を示す図19のa−a断面図である。
【図19】図18の端面発光型発光ダイオードアレイの
上部電極側からみた平面図である。
【図20】(a)は図19に対する実際の発光領域の様
子を示す模式図、(b)はその光強度プロファイルの様
子を示す波形図である。
【符号の説明】
31 面発光型発光ダイオード 34 GaAsバッファー層 36 発光層 38 電流拡散層 39,40 GaAsキャップ層 41,44 電極 48 ブラック反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−212479(JP,A) 特開 昭60−253283(JP,A) 特開 平4−328877(JP,A) 特開 平5−3343(JP,A) 特開 昭62−188385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 B41J 2/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、GaAs基板と、GaAs
    バッファー層と、AlGaAs系材料からなる発光層を
    クラッド層で挟んだダブルへテロ構造部と、AlGaA
    s電流拡散層と、第1のGaAsキャップ層と、前記第
    1のキャップ層よりも低抵抗の第2のGaAsキャップ
    層が順次積層する構造と、前記GaAs基板の裏面に接
    合する電極と、前記第2のキャップ層に接合する電極を
    有し、前記ダブルヘテロ構造の積層面より垂直に光出力
    が得られる面発光型発光ダイオードを設けたことを特徴
    とする光プリンター光源。
  2. 【請求項2】 GaAsバッファー層の直上に、Alx
    Ga1-XAs(0≦X≦1)からなるブラック反射鏡を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の光プリンター光
    源。
  3. 【請求項3】 ブラック反射鏡は、入射波長(発光波
    長)に対して吸収がない層により形成したことを特徴と
    する請求項2記載の光プリンター光源。
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