JPH0532616Y2 - - Google Patents

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JPH0532616Y2
JPH0532616Y2 JP1987104620U JP10462087U JPH0532616Y2 JP H0532616 Y2 JPH0532616 Y2 JP H0532616Y2 JP 1987104620 U JP1987104620 U JP 1987104620U JP 10462087 U JP10462087 U JP 10462087U JP H0532616 Y2 JPH0532616 Y2 JP H0532616Y2
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JP
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shoji
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rail
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movable
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JP1987104620U
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハンバーガーストア等の外食店にお
ける食品の出し入れを行うカウンターサツシに関
する。
〔従来の技術〕
ハンバーガーストア等においては、いわゆるド
ライブスルー方式が用いられ、トレイに食品を乗
せた状態でカウンター上を出し入れしている。こ
のカウンター上は開放の場合もあるが、カウンタ
ーサツシが設けられることもある。
後者の場合、従来、出入口の障子は、一般の窓
と同様に、障子下部に戸車を設け、カウンター上
面にレールを障子の移動路全長にわたつて設ける
ことが行なわれているが、食品の出入をトレイを
カウンター上面上を滑らせながら行うことが多い
ため、カウンター上面上に突出するレールが邪魔
になる。
そこで、本考案の主たる目的は、食品の出入口
のカウンター上面上にレールが突出せず、もつて
その出し入れを容易かつ円滑に行うことができる
とともに、障子の走行がガタツキなどがなく安定
するカウンターサツシを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本考案は、カウンターと上方の水平枠との間に
水平枠に吊持した状態でその長手方向に移動自在
に障子を設け、障子の移動路の一部のみの長さを
有するレールをカウンター上面の物の出入りの支
障とならない位置に突設固定し、障子の下框の実
質的に全長に、前記レールをカウンター内外から
レールの両側を弾圧的に挟着するとともに、先端
がカウンター上面と接触する一対の舌片状レール
ガイドを設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案では、障子をカウンター上の水平枠に吊
持状態で走行させるようにし、従来のように、障
子の荷重をレールで受けるものと異らせてある。
しかし、この吊持だけでは、障子はその面方向に
ガタツキ、安定した走行は望めない。さりとて、
カウンター上面上には、障子のレールや案内部材
を設けることは、食品の出入の支障となるので、
実行できない。そこで、障子の走行路における出
入口にはレールを設けない代りに、出入口でない
部分にレールを設け、このレールに障子を案内さ
せるようにしてある。したがつて、出入口にはカ
ウンター上面からの突出部材がないので、食品の
出し入れを円滑に行うことができる。
一方、障子の下框の実質的全長には、レールの
両側を弾圧的に挟着するとともに、先端がカウン
ター上面と接触する一対の舌片状レールガイドを
設けてあるので、障子の全走行過程中、舌片状レ
ールガイドがレールに当接し、障子面と直交する
方向への振れを防止でき、しかもレールガイドは
たとえばプラスチツクやゴム等の材料を用いて特
に舌片形状として、レールに対し弾圧的にその両
側を挟着しているので、小さなガタツキまでも防
止できる。また、前記舌片状レールガイドの先端
は、カウンター上面に接触しているため、障子を
閉めた状態で障子下端とカウンター上面との間の
隙間が遮断され、室外の空気の流入を防止し、室
内にゴミやほこりが侵入するのも同時に防止する
ことができる。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例によつてさらに
詳説する。
第5図〜第7図はカウンター周りの全体を示し
たもので、床1上の腰壁2上のカウンター3と上
壁4との間に水平断面L字状のサツシ部5が形成
され、このサツシ部5と竪壁6とで第6図に示す
ように受付室7が構成されている。サツシ部4に
は、方立8,8が壁2,4間に立設され、方立間
8,8には無目としての水平枠9が設けられてい
る。水平枠9と方立8,8とカウンター3とで囲
まれる部分には、嵌殺し障子11,11および可
動障子10,10が設けられているが、他の部分
はガラス12が嵌め殺し状態で組み付けられてい
る。13は上枠である。
第1図〜第4図には、サツシ部5の詳細が示さ
れているが、本考案は、可動障子10の部分に要
点があるので、その点につき主に説明する。
可動障子10は、上下框21,22および室内
がわからの基準で左右竪框(一方は召合せ框とな
つている)23,24内にガラス25を嵌め込ん
だものである。水平枠9の可動障子10上には、
本体9A、レールカバー9Bおよび無目カバー9
Cにより滑車空間9Dが形成され、本体9Aには
室内側に、レールカバー9Bには室外側にそれぞ
れ突出する滑車受片9a,9bが形成されてい
る。他方で、可動障子10の上部には、これと一
体をなす、吊部材26が、たとえば第1図の紙面
を貫く方向に間隔を置いて2個設けられ、これら
吊部材26,26(一方のみ第1図に示されてい
る)の上部の室内外方向側には、滑車27,27
が軸支されており、これら滑車27,27は滑車
受片9a,9b上に乗つており、これによつて可
動障子10は水平枠9に吊持状態で移動自在とな
つている。
この可動障子10は、第4図にて明らかなよう
に、方立8に戸当り28Aが、他方の可動障子1
0の戸当り受28Cに戸当り28Bが当る位置ま
で、可動障子10のほぼ2倍幅を移動路Lとして
いる。
可動障子10の下框22内には、取付ボツクス
28がビス止めされ、その室内外面には、リツプ
溝部29aを下部に有するレールガイド受29,
29がビス止めされている。レールガイド受2
9,29は、第3図に示されているように、障子
10のほぼ全長にわたつて固定され、それらのレ
ールガイド受29,29のリツプ溝部29a,2
9aには、基部がそれらに取付けられ、次述する
レール30の立上りの根元に向つて斜め下方に延
在するレールガイド31,31がレールガイド受
29,29の全長にわたつて設けられている。
これに対して、レール30は、可動障子10の
移動路の一部、たとえば、第4図に示すように、
固定障子11の召合わせ框の内側において、竪框
23の幅より狭く、可動障子10の全移動過程
中、常にそれに隠れるように、カウンター3の裏
がわからビス32,32により固定されている。
このように構成されたカウンターサツシにおい
ては、レールガイド31,31としては、可撓性
プラスチツクやゴム等の舌片状に形成される。可
動障子10は、滑車27,27を介して水平枠9
の滑車受片9a,9b上に乗つて水平枠9により
吊持された状態で、移動路Lを滑動する。このと
き、レール30は短いけれども、レールガイド3
1,31が可動障子10のほぼ全長にわたつてい
るため、しかもレールガイド31,31がその撓
み復元力によりレール30の室内外面を弾圧的に
押圧しているので、可動障子10は、全移動過程
において、その下部が、ガタツキなく安定し、走
行する。また、レール30は、食品の出し入れ口
には存在しないので、カウンター3の上面に障害
物なく、その出し入れを安全に行い得る。さら
に、前記レールガイド31の先端はカウンター3
の上面に接触しているため、障子を閉めた状態で
障子下端とカウンター上面との間の隙間が遮断さ
れ、室外の空気の流入を防止し、室内にゴミや埃
が侵入するのを防止している。
なお、上記例において、レール30は、竪框2
3の幅より長く、固定障子11の裏側の室内がわ
から見える部分まで延長してもよいが、体裁が悪
くなるので、好ましくは上記例の方がよい。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、食品の出し入れ
を障害が無い状態で安全に行うことができるとと
もに、室内外を遮断し、室内にごみや埃が侵入す
るのを防止でき、かつ障子の走行が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカウンターサツシの第5
図の−線に沿う矢視図、第2図はその要部拡
大図、第3図は要部正面図、第4図は水平断面
図、第5図はカウンターサツシの全体の正面図、
第6図は水平断面図、第7図は縦断面図である。 3……カウンター、5……サツシ部、7……受
付室、8……方立、9……水平枠(無目)、9a,
9b……滑車受片、10……可動障子、11……
固定障子、12……ガラス、21〜24……框、
26……吊部材、27……滑車、29……レール
ガイド受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンターと上方の水平枠との間に水平枠に吊
    持した状態でその長手方向に移動自在に障子を設
    け、障子の移動路の一部のみの長さを有するレー
    ルをカウンター上面の物の出入りの支障とならな
    い位置に突設固定し、障子の下框の実質的に全長
    に、前記レールをカウンター内外からレールの両
    側を弾圧的に挟着するとともに、先端がカウンタ
    ー上面と接触する一対の舌片状レールガイドを設
    けたことを特徴とするカウンターサツシ。
JP1987104620U 1987-07-08 1987-07-08 Expired - Lifetime JPH0532616Y2 (ja)

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JP1987104620U JPH0532616Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JP1987104620U JPH0532616Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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Publication Number Publication Date
JPS6410185U JPS6410185U (ja) 1989-01-19
JPH0532616Y2 true JPH0532616Y2 (ja) 1993-08-20

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ID=31336502

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JP1987104620U Expired - Lifetime JPH0532616Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844766U (ja) * 1981-09-19 1983-03-25 三洋電機株式会社 空気亜鉛電池
JPS62538U (ja) * 1985-06-18 1987-01-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818549Y2 (ja) * 1979-04-04 1983-04-15 和重 当麻 引き戸装置

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JPS6410185U (ja) 1989-01-19

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