JPH05325762A - 有極形電磁継電器 - Google Patents
有極形電磁継電器Info
- Publication number
- JPH05325762A JPH05325762A JP4168152A JP16815292A JPH05325762A JP H05325762 A JPH05325762 A JP H05325762A JP 4168152 A JP4168152 A JP 4168152A JP 16815292 A JP16815292 A JP 16815292A JP H05325762 A JPH05325762 A JP H05325762A
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- JP
- Japan
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- coil
- yoke
- magnetic
- iron cores
- permanent magnet
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 42
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 17
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、モータの正逆回転やプランジャー
の正逆動作を行う自動車電装部品等の制御に好適な電磁
継電器を提供することにある。 【構成】 本発明は、２組のコイル部と、このコイル部
の励磁により個別に動作する２組の可動鉄心と、磁気回
路を形成するように配置された２個の継鉄と１個の磁極
片および永久磁石を備え、前記２組のそれぞれの可動鉄
心に固着した２組のカードと連動して動作する可動接点
を備えた２組の可動接点ばねと、前記可動接点を挟んで
ベースブロック上に対向して配設した固定接点部とを有
し、前記２組の接点の開離を個別に動作させることを特
徴とする有極形電磁継電器。
の正逆動作を行う自動車電装部品等の制御に好適な電磁
継電器を提供することにある。 【構成】 本発明は、２組のコイル部と、このコイル部
の励磁により個別に動作する２組の可動鉄心と、磁気回
路を形成するように配置された２個の継鉄と１個の磁極
片および永久磁石を備え、前記２組のそれぞれの可動鉄
心に固着した２組のカードと連動して動作する可動接点
を備えた２組の可動接点ばねと、前記可動接点を挟んで
ベースブロック上に対向して配設した固定接点部とを有
し、前記２組の接点の開離を個別に動作させることを特
徴とする有極形電磁継電器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの正逆回転やプ
ランジャーの正逆動作に伴う自動車電装部品等の制御に
好適な電磁継電器に関するものである。
ランジャーの正逆動作に伴う自動車電装部品等の制御に
好適な電磁継電器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車の高級化に伴い各種の自動
車電装部品が開発されているが、これらの自動車電装部
品の基本的な機構は、モータを正逆回転したり、プラン
ジャーを正逆動作させて制御するもので、従来は２個の
電磁継電器を一体化したものがある。また、有極形磁気
回路を使用したものとしては、本願の特許出願人が提案
した特許平３−３２７５１号がある。この有極形磁気回
路を使用した電磁継電器の構造は、図５に示すように永
久磁石１０を１個有し、一部磁気回路を共用化している
ためにコイル部１側が不動作状態でコイル部２側が動作
する場合と、コイル部１側が動作状態でコイル部２側が
動作する場合とでは、図９に示すようにコイル部１側の
磁気回路の磁気抵抗が変化するため、その変化の割合に
応じてコイル部２側に流れる永久磁石の磁束が変化す
る。（Ｒ１ＯＦＦ＜Ｒ１ＯＮ：Ｒ１ＯＦＦとＲ１ＯＮ
は、コイル部１側の磁気回路がそれぞれ不動作状態，動
作状態における磁石から見た磁気抵抗）そのため、コイ
ル部１側またはコイル部２側の状態により、コイル部２
側またはコイル部１側の動作電圧が変化する欠点があっ
た。
車電装部品が開発されているが、これらの自動車電装部
品の基本的な機構は、モータを正逆回転したり、プラン
ジャーを正逆動作させて制御するもので、従来は２個の
電磁継電器を一体化したものがある。また、有極形磁気
回路を使用したものとしては、本願の特許出願人が提案
した特許平３−３２７５１号がある。この有極形磁気回
路を使用した電磁継電器の構造は、図５に示すように永
久磁石１０を１個有し、一部磁気回路を共用化している
ためにコイル部１側が不動作状態でコイル部２側が動作
する場合と、コイル部１側が動作状態でコイル部２側が
動作する場合とでは、図９に示すようにコイル部１側の
磁気回路の磁気抵抗が変化するため、その変化の割合に
応じてコイル部２側に流れる永久磁石の磁束が変化す
る。（Ｒ１ＯＦＦ＜Ｒ１ＯＮ：Ｒ１ＯＦＦとＲ１ＯＮ
は、コイル部１側の磁気回路がそれぞれ不動作状態，動
作状態における磁石から見た磁気抵抗）そのため、コイ
ル部１側またはコイル部２側の状態により、コイル部２
側またはコイル部１側の動作電圧が変化する欠点があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記動作電圧
が変化するという問題を解決するために、図８に示すよ
うに前記コイル部１側およびコイル部２側の磁気回路を
それぞれブリッジ形磁気回路に構成し、コイル部１側お
よびコイル部２側の動作状態にかかわらず磁石から見た
磁気抵抗を等しくすることにより、コイル部１側または
コイル部２側の動作状態が変化しても、もう一方の磁気
回路に影響を与えず、動作電圧が変化しないようにして
小形で経済的な有極形電磁継電器を提供できるようにし
たものである。
が変化するという問題を解決するために、図８に示すよ
うに前記コイル部１側およびコイル部２側の磁気回路を
それぞれブリッジ形磁気回路に構成し、コイル部１側お
よびコイル部２側の動作状態にかかわらず磁石から見た
磁気抵抗を等しくすることにより、コイル部１側または
コイル部２側の動作状態が変化しても、もう一方の磁気
回路に影響を与えず、動作電圧が変化しないようにして
小形で経済的な有極形電磁継電器を提供できるようにし
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の有極形電磁継電
器を実施例に基づいて詳細に説明すると、図１は本発明
の有極形電磁継電器の実施例を示す組立斜視図、図２は
図１の構成を示す分解斜視図である。図中１はベースブ
ロックで２組の接点ばね組，すなわち可動接点ばね２，
２’ブレーク固定接点ばね３，３’およびメーク固定接
点ばね４，４’が植設固定されている。５は第１継鉄で
４個のＬ字形の先端部５ｃを有し、これをベースベロッ
ク１に設けた４個の孔１ａにその下方より貫挿させた
後、ベースベロック１を挟んで上側方向よりベースブロ
ック１に設けられた貫通孔１ｂに１個の永久磁石１０を
嵌挿し、第１継鉄５の上面に接触させる。
器を実施例に基づいて詳細に説明すると、図１は本発明
の有極形電磁継電器の実施例を示す組立斜視図、図２は
図１の構成を示す分解斜視図である。図中１はベースブ
ロックで２組の接点ばね組，すなわち可動接点ばね２，
２’ブレーク固定接点ばね３，３’およびメーク固定接
点ばね４，４’が植設固定されている。５は第１継鉄で
４個のＬ字形の先端部５ｃを有し、これをベースベロッ
ク１に設けた４個の孔１ａにその下方より貫挿させた
後、ベースベロック１を挟んで上側方向よりベースブロ
ック１に設けられた貫通孔１ｂに１個の永久磁石１０を
嵌挿し、第１継鉄５の上面に接触させる。
【０００５】次に、コイル７，７’を巻回したコイル部
６，６’の鍔部の下側に配設した各々２個の突出部６
ａ，６ａ’と、他方の鍔部に圧入された各々２個のコイ
ル端子６ｃをベースブロック１の孔１ｃおよび第１継鉄
５の孔５ｂ，５ｂ’に嵌挿し、該第１継鉄５の底面側に
突出した突出部６ａ，６ａ’の先端をかしめる等により
ベースブロック１にコイル部６，６’および第１継鉄５
を固設する。そして、コイル部６，６’の他方の鍔部の
上側に配設した突出部６ｂ，６ｂ’にカード８，８’の
端部に設けた貫通孔８ｃ，８ｃ’を挿入し、同時にその
片側に設けられたＵ溝８ｂ，８ｂ’に前記可動接点ばね
２，２’を嵌合させ設置する。
６，６’の鍔部の下側に配設した各々２個の突出部６
ａ，６ａ’と、他方の鍔部に圧入された各々２個のコイ
ル端子６ｃをベースブロック１の孔１ｃおよび第１継鉄
５の孔５ｂ，５ｂ’に嵌挿し、該第１継鉄５の底面側に
突出した突出部６ａ，６ａ’の先端をかしめる等により
ベースブロック１にコイル部６，６’および第１継鉄５
を固設する。そして、コイル部６，６’の他方の鍔部の
上側に配設した突出部６ｂ，６ｂ’にカード８，８’の
端部に設けた貫通孔８ｃ，８ｃ’を挿入し、同時にその
片側に設けられたＵ溝８ｂ，８ｂ’に前記可動接点ばね
２，２’を嵌合させ設置する。
【０００６】次に、可動鉄心９，９’をコイル部６，
６’の中心空洞６ｄ，６ｄ’のコイル端子６ｃ側より挿
入貫通し、さらにカード８，８’の孔８ａ，８ａ’を貫
挿して装着する。Ｌ字形の第２継鉄１２の孔１２ａに磁
極片１１の突出部１１ａが貫挿し、該第２継鉄１２のＬ
字形先端部１２ｂをベースブロック１の孔１ｄに圧入
し、磁極片１１の下部を永久磁石１０上に固設する。最
後にベースブロック１の裏面より接着剤を注入してコイ
ル端子および各ばね端子の端子孔を封止することにより
各端子をベースブロック１に固着して、図１に示す本発
明の有極形電磁継電器は組立られる。
６’の中心空洞６ｄ，６ｄ’のコイル端子６ｃ側より挿
入貫通し、さらにカード８，８’の孔８ａ，８ａ’を貫
挿して装着する。Ｌ字形の第２継鉄１２の孔１２ａに磁
極片１１の突出部１１ａが貫挿し、該第２継鉄１２のＬ
字形先端部１２ｂをベースブロック１の孔１ｄに圧入
し、磁極片１１の下部を永久磁石１０上に固設する。最
後にベースブロック１の裏面より接着剤を注入してコイ
ル端子および各ばね端子の端子孔を封止することにより
各端子をベースブロック１に固着して、図１に示す本発
明の有極形電磁継電器は組立られる。
【０００７】図３は本発明の他の実施例を示す組立斜視
図で、前記図１に示す構造において第２継鉄１２の先端
１２ｃをＥ字状に曲げて磁極片１１を省略したものであ
り、その他の部品および構造は図１と同じである。この
ようにすると、第２継鉄１２と磁極片１１とを一体化さ
せて１部品とすることによって部品点数が削減でき、さ
らに２部品の接合による磁気損失を少なくできる。
図で、前記図１に示す構造において第２継鉄１２の先端
１２ｃをＥ字状に曲げて磁極片１１を省略したものであ
り、その他の部品および構造は図１と同じである。この
ようにすると、第２継鉄１２と磁極片１１とを一体化さ
せて１部品とすることによって部品点数が削減でき、さ
らに２部品の接合による磁気損失を少なくできる。
【０００８】図４は本発明の他の実施例の磁気回路を構
成する斜視図で、２組の継鉄と２種類の磁極片で構成し
たものである。
成する斜視図で、２組の継鉄と２種類の磁極片で構成し
たものである。
【０００９】図５は従来の有極形電磁継電器の斜視図
で、図７は図５の構成における磁気回路を示す。
で、図７は図５の構成における磁気回路を示す。
【００１０】次に、本発明を図６に示す磁気回路に基づ
いて、その動作を説明すると、図６の（ａ）〜（ｄ）は
２組のコイル７，７’の励磁，無励磁状態におけるそれ
ぞれの磁気回路と可動鉄心９，９’の動作状態を示す図
で、可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁気抵抗Ｒａ
と、可動鉄心９，９’と第２継鉄１２との磁気抵抗Ｒａ
が略等しく形成されている。図６の（ａ）はコイル７，
７’が両方とも無励磁の状態を示すもので、可動鉄心
９，９’は磁極片１１に吸引された状態となり、永久磁
石１０により実線で示す磁気回路が形成され、永久磁石
１０による磁束が可動鉄心９，９’に均等に流れてい
る。図６の（ｂ）はコイル７’を励磁した状態で、この
励磁により点線で示す磁束が発生し、可動鉄心９’の先
端は磁極片１１と同極となって反発し、第１継鉄５側に
吸引された状態となるが、永久磁石１０による磁束が実
線で示すように無励磁状態の永久磁石１０の磁束（図６
の（ａ））と等しくなる。即ち、可動鉄心９，９’に永
久磁石１０の磁束が均等に流れている。また、コイル７
は無励磁の状態であるため、可動鉄心９は永久磁石１０
の磁束により図６（ａ）の状態を維持し、コイル７’の
励磁を解けば図６（ａ）の状態に復帰する。
いて、その動作を説明すると、図６の（ａ）〜（ｄ）は
２組のコイル７，７’の励磁，無励磁状態におけるそれ
ぞれの磁気回路と可動鉄心９，９’の動作状態を示す図
で、可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁気抵抗Ｒａ
と、可動鉄心９，９’と第２継鉄１２との磁気抵抗Ｒａ
が略等しく形成されている。図６の（ａ）はコイル７，
７’が両方とも無励磁の状態を示すもので、可動鉄心
９，９’は磁極片１１に吸引された状態となり、永久磁
石１０により実線で示す磁気回路が形成され、永久磁石
１０による磁束が可動鉄心９，９’に均等に流れてい
る。図６の（ｂ）はコイル７’を励磁した状態で、この
励磁により点線で示す磁束が発生し、可動鉄心９’の先
端は磁極片１１と同極となって反発し、第１継鉄５側に
吸引された状態となるが、永久磁石１０による磁束が実
線で示すように無励磁状態の永久磁石１０の磁束（図６
の（ａ））と等しくなる。即ち、可動鉄心９，９’に永
久磁石１０の磁束が均等に流れている。また、コイル７
は無励磁の状態であるため、可動鉄心９は永久磁石１０
の磁束により図６（ａ）の状態を維持し、コイル７’の
励磁を解けば図６（ａ）の状態に復帰する。
【００１１】図６（ｃ）はコイル７を励磁した状態を示
すもので、この励磁により点線で示す磁束が発生し、可
動鉄心９の先端は磁極片１１と同極となって反発し、可
動鉄心９は第１継鉄５側に吸引された状態となるが永久
磁石１０による磁束が実線で示すように無励磁状態の永
久磁石１０の磁束（図６の（ａ））と等しくなる。すな
わち、可動鉄心９，９’に永久磁石１０の磁束が均等に
流れる。また、コイル７’は無励磁の状態であるため、
可動鉄心９’は永久磁石１０の磁束により図６（ａ）の
状態を維持し、コイル７の励磁を解けば図６（ａ）の状
態に復帰する。
すもので、この励磁により点線で示す磁束が発生し、可
動鉄心９の先端は磁極片１１と同極となって反発し、可
動鉄心９は第１継鉄５側に吸引された状態となるが永久
磁石１０による磁束が実線で示すように無励磁状態の永
久磁石１０の磁束（図６の（ａ））と等しくなる。すな
わち、可動鉄心９，９’に永久磁石１０の磁束が均等に
流れる。また、コイル７’は無励磁の状態であるため、
可動鉄心９’は永久磁石１０の磁束により図６（ａ）の
状態を維持し、コイル７の励磁を解けば図６（ａ）の状
態に復帰する。
【００１２】図６の（ｄ）はコイル７および７’を同時
に励磁した場合、またはコイル７を励磁している時に更
にコイル７’を励磁した場合、あるいはコイル７を励磁
している時に更にコイル７’を励磁した場合を示し、可
動鉄心９，９’は第１継鉄５側に吸引された状態とな
り、永久磁石１０による磁束が可動鉄心９，９’に均等
に流れる。また、図８に本発明の磁気等価回路を示す
が、可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁気抵抗Ｒａ
１，Ｒａ２と、可動鉄心９，９’と第２継鉄１２との磁
気抵抗Ｒｄ１，Ｒｄ２が略等しく（Ｒａ１≒Ｒａ２≒Ｒ
ｄ１≒Ｒｄ２）形成されている。
に励磁した場合、またはコイル７を励磁している時に更
にコイル７’を励磁した場合、あるいはコイル７を励磁
している時に更にコイル７’を励磁した場合を示し、可
動鉄心９，９’は第１継鉄５側に吸引された状態とな
り、永久磁石１０による磁束が可動鉄心９，９’に均等
に流れる。また、図８に本発明の磁気等価回路を示す
が、可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁気抵抗Ｒａ
１，Ｒａ２と、可動鉄心９，９’と第２継鉄１２との磁
気抵抗Ｒｄ１，Ｒｄ２が略等しく（Ｒａ１≒Ｒａ２≒Ｒ
ｄ１≒Ｒｄ２）形成されている。
【００１３】更に、不動作状態での可動鉄心９，９’と
磁極片１１との磁気抵抗Ｒｃ１ｏｆｆ，Ｒｃ２ｏｆｆ
と、動作状態での可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁
気抵抗Ｒｂ１ｏｎ，Ｒｂ２ｏｎとが略等しく形成されて
おり、不動作状態での可動鉄心９，９’と第１継鉄５と
の磁気抵抗Ｒｂ１ｏｆｆ，Ｒｂ２ｏｆｆと、動作状態で
の可動鉄心９，９’と磁極片１１との磁気抵抗Ｒｃ１ｏ
ｎ，Ｒｃ２ｏｎとが略等しく形成されている。即ち、
（Ｒｃ１ｏｆｆ≒Ｒｃ２ｏｆｆ≒Ｒｂ１ｏｎ≒Ｒｂ２ｏ
ｎ）（Ｒｂ１ｏｆｆ≒Ｒｂ２ｏｆｆ≒Ｒｃ１ｏｎ≒Ｒｃ
２ｏｎ）の関係にある。なお、磁気抵抗の記号は、それ
ぞれＲａ１（第１継鉄〜可動鉄心），Ｒｂ１（第１継鉄
〜可動鉄心），Ｒｃ１（磁極片〜可動鉄心），Ｒｄ１
（第２継鉄〜可動鉄心）の間のものである。
磁極片１１との磁気抵抗Ｒｃ１ｏｆｆ，Ｒｃ２ｏｆｆ
と、動作状態での可動鉄心９，９’と第１継鉄５との磁
気抵抗Ｒｂ１ｏｎ，Ｒｂ２ｏｎとが略等しく形成されて
おり、不動作状態での可動鉄心９，９’と第１継鉄５と
の磁気抵抗Ｒｂ１ｏｆｆ，Ｒｂ２ｏｆｆと、動作状態で
の可動鉄心９，９’と磁極片１１との磁気抵抗Ｒｃ１ｏ
ｎ，Ｒｃ２ｏｎとが略等しく形成されている。即ち、
（Ｒｃ１ｏｆｆ≒Ｒｃ２ｏｆｆ≒Ｒｂ１ｏｎ≒Ｒｂ２ｏ
ｎ）（Ｒｂ１ｏｆｆ≒Ｒｂ２ｏｆｆ≒Ｒｃ１ｏｎ≒Ｒｃ
２ｏｎ）の関係にある。なお、磁気抵抗の記号は、それ
ぞれＲａ１（第１継鉄〜可動鉄心），Ｒｂ１（第１継鉄
〜可動鉄心），Ｒｃ１（磁極片〜可動鉄心），Ｒｄ１
（第２継鉄〜可動鉄心）の間のものである。
【００１４】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、磁石から見た
磁気抵抗を等しくすることにより、コイル部１側または
コイル部２側の動作状態が変化しても、他方の磁気同路
に影響を与えない。即ち、図６（ａ）〜（ｄ）のいづれ
の状態でも、他方の磁気回路に影響を与えないため動作
電圧が変化しない。また、２個のコイルの励磁の有無の
組み合わせがいかなる場合でも、永久磁石による磁束が
左右略一定であり、安定した電圧で動作し、小形で経済
的な有極形電磁継電器を提供することができる。
磁気抵抗を等しくすることにより、コイル部１側または
コイル部２側の動作状態が変化しても、他方の磁気同路
に影響を与えない。即ち、図６（ａ）〜（ｄ）のいづれ
の状態でも、他方の磁気回路に影響を与えないため動作
電圧が変化しない。また、２個のコイルの励磁の有無の
組み合わせがいかなる場合でも、永久磁石による磁束が
左右略一定であり、安定した電圧で動作し、小形で経済
的な有極形電磁継電器を提供することができる。
【００１５】
【図１】本発明の一実施例を示す組立斜視図である。
【図２】図１の分解斜視図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す組立斜視図である。
【図４】図１の磁気回路を構成する斜視図である。
【図５】従来の有極形電磁継電器の分解斜視図である。
【図６】本発明の磁気回路と可動鉄心の動作状態を示
す。
す。
【図７】従来の磁気回路と可動鉄心の動作状態を示す。
【図８】本発明の磁気等価回路を示す。
【図９】従来の磁気等価回路を示す。
【００１６】
１・・・・・・ベースブロック ２，２’・・・可動接点ばね ３，３’・・・ブレーク固定接点ばね ４，４’・・・メーク固定接点ばね ５・・・・・・第１継鉄 ６，６’・・・コイル部 ７，７’・・・コイル ８，８’・・・カード ９，９’・・・可動鉄心 １０・・・・・永久磁石 １１・・・・・磁極片 １２・・・・・第２継鉄
Claims (2)
- 【請求項１】２組のコイル部（６，６’）と、このコイ
ル部の励磁により個別に動作する２組の可動鉄心（９，
９’）と、磁気回路を形成するように配置された２個の
継鉄（５，１２）と、１個の永久磁石（１０）と、前記
２組の可動鉄心に固着した２組のカードと、これと連動
して動作する可動接点（２ａ，２ａ’）を備えた２組の
可動接点ばね（２，２’）と、前記可動接点を挟んでベ
ースブロック（１）上に対向して配設した固定接点ばね
（３，４，３’，４’）とを具備し、前記２組の接点の
開離を個別に動作させることを特徴とする有極形電磁継
電器。 - 【請求項２】前記２組の継鉄の少なくともどちらか一方
を継鉄（１２）と磁極片（１１）の２部品から成ること
を特徴とする請求項１に記載の有極形電磁継電器。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168152A JPH05325762A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 有極形電磁継電器 |
| US08/000,038 US5264812A (en) | 1992-05-19 | 1993-01-04 | Small, economical and stable polarized electromagnetic relay having two groups of electromagnetic relay portions |
| TW082100033A TW230818B (ja) | 1992-05-19 | 1993-01-05 | |
| EP93300116A EP0571064B1 (en) | 1992-05-19 | 1993-01-08 | Polarized electromagnetic relay |
| DE69313721T DE69313721T2 (de) | 1992-05-19 | 1993-01-08 | Polarisiertes elektromagnetisches Relais |
| KR1019930000268A KR970004308B1 (ko) | 1992-05-19 | 1993-01-11 | 2조의 전자계전기부를 갖는 소형, 경제적이고 안정한 유극전자계전기 |
| HK98100052A HK1001600A1 (en) | 1992-05-19 | 1998-01-05 | Polarized electromagnetic relay |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168152A JPH05325762A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 有極形電磁継電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325762A true JPH05325762A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15862787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4168152A Pending JPH05325762A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 有極形電磁継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325762A (ja) |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4168152A patent/JPH05325762A/ja active Pending
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