JPH05205598A - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPH05205598A JPH05205598A JP1403192A JP1403192A JPH05205598A JP H05205598 A JPH05205598 A JP H05205598A JP 1403192 A JP1403192 A JP 1403192A JP 1403192 A JP1403192 A JP 1403192A JP H05205598 A JPH05205598 A JP H05205598A
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- Japan
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- armature
- electromagnetic relay
- plating
- iron core
- permanent magnet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁継電器における磁気回路構成部材の、少
なくとも接極子並びに永久磁石の摺動時の摩擦粉発生を
抑制し電磁継電器の長寿命化を図ることを目的とする。 【構成】 接極子(4)と永久磁石(9)との対向面及
び接極子とコの字形鉄心(6)との対向面に施すめっき
材料を硬質対軟質の異種材料に基づくめっき(401
A、601A、901B)により対向面を形成する。 【効果】 摺動面及び衝突面を硬質対軟質の異種めっき
材料を対向させることにより、摺動及び衝突により発生
する摩擦粉を抑制し、長寿命の電磁継電器が得られる。
なくとも接極子並びに永久磁石の摺動時の摩擦粉発生を
抑制し電磁継電器の長寿命化を図ることを目的とする。 【構成】 接極子(4)と永久磁石(9)との対向面及
び接極子とコの字形鉄心(6)との対向面に施すめっき
材料を硬質対軟質の異種材料に基づくめっき(401
A、601A、901B)により対向面を形成する。 【効果】 摺動面及び衝突面を硬質対軟質の異種めっき
材料を対向させることにより、摺動及び衝突により発生
する摩擦粉を抑制し、長寿命の電磁継電器が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁継電器に関し、特に
磁気回路構成部材のめっき材料に関する。
磁気回路構成部材のめっき材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁継電器の構成につき図4、図
5を参照して説明する。
5を参照して説明する。
【0003】図4は、従来の電磁継電器を表す分解斜視
図である。可動接点1及びヒンジばね部2を備えた可動
接点ばね3が接極子4の両側に配置され、絶縁固定体5
によって一体成形されて可動接点ばねブロック100を
構成する。また、コの字形鉄心6及びコイル端子7を埋
設した絶縁体よりなるコイルスプール8にコイル8aを
巻回し、上記鉄心の内側中央部に設けられた永久磁石挿
入用穴部8bに永久磁石9を固定してコイルブロック体
200を形成する。
図である。可動接点1及びヒンジばね部2を備えた可動
接点ばね3が接極子4の両側に配置され、絶縁固定体5
によって一体成形されて可動接点ばねブロック100を
構成する。また、コの字形鉄心6及びコイル端子7を埋
設した絶縁体よりなるコイルスプール8にコイル8aを
巻回し、上記鉄心の内側中央部に設けられた永久磁石挿
入用穴部8bに永久磁石9を固定してコイルブロック体
200を形成する。
【0004】更に、固定接点11を固着した固定端子1
2、中立端子13及びコイル導出端子14を上側が開口
した箱形の絶縁体15に埋設して絶縁体基台300が形
成される。電磁継電器の組立ては、上記絶縁体基台30
0の内側に上記コイルブロック体200を嵌合、固定し
た後コイル端子7とコイル導出端子14とを溶接等の方
法で結合させる。更に、上記可動接点ばねブロック10
0の装着は、ヒンジばね部2と中立端子13との固着に
よって行われ、最後にカバー16を装着して完了する。
なお、接極子4の下側中央には、図5に示すように可動
接点ばねブロック100を傾動運動するべく支点となる
突起10が備えられ、図4に示す永久磁石9に当接して
いる。
2、中立端子13及びコイル導出端子14を上側が開口
した箱形の絶縁体15に埋設して絶縁体基台300が形
成される。電磁継電器の組立ては、上記絶縁体基台30
0の内側に上記コイルブロック体200を嵌合、固定し
た後コイル端子7とコイル導出端子14とを溶接等の方
法で結合させる。更に、上記可動接点ばねブロック10
0の装着は、ヒンジばね部2と中立端子13との固着に
よって行われ、最後にカバー16を装着して完了する。
なお、接極子4の下側中央には、図5に示すように可動
接点ばねブロック100を傾動運動するべく支点となる
突起10が備えられ、図4に示す永久磁石9に当接して
いる。
【0005】次に、図6を用いて従来の電磁継電器の動
作原理を説明する。図6は従来の自己保持型電磁継電器
における磁気回路の原理図である。コ字型鉄心6の内側
中央部に永久磁石9が配置され、両端の磁極部6a、6
bのそれぞれに傾動運動を行う接極子4の両端部4a、
4bがそれぞれ対向するよう配置されている。コイル8
aの無励磁状態を示す図6(a)において、永久磁石9
より生ずる磁束Φ1によって接極子4が一方の磁極部6
a側に吸引されている。コイル励磁状態を示す図6
(b)においては、励磁により鉄心6に生ずる磁束Φ0
が磁束Φ1を打ち消し、かつ接極子4の他端6aにおけ
る磁束Φ2に加算されるため、鉄心6は支点Fを中心に
傾動して他方(時計回り方向)に反転する。この状態で
はコイル8aの励磁を断っても図6(c)に示すよう
に、磁束Φ2によって接極子4は磁極6a側に吸引状態
となる。さらに、この状態を反転(即ち図6(a))さ
せるにはコイル電流を逆にすればよい。
作原理を説明する。図6は従来の自己保持型電磁継電器
における磁気回路の原理図である。コ字型鉄心6の内側
中央部に永久磁石9が配置され、両端の磁極部6a、6
bのそれぞれに傾動運動を行う接極子4の両端部4a、
4bがそれぞれ対向するよう配置されている。コイル8
aの無励磁状態を示す図6(a)において、永久磁石9
より生ずる磁束Φ1によって接極子4が一方の磁極部6
a側に吸引されている。コイル励磁状態を示す図6
(b)においては、励磁により鉄心6に生ずる磁束Φ0
が磁束Φ1を打ち消し、かつ接極子4の他端6aにおけ
る磁束Φ2に加算されるため、鉄心6は支点Fを中心に
傾動して他方(時計回り方向)に反転する。この状態で
はコイル8aの励磁を断っても図6(c)に示すよう
に、磁束Φ2によって接極子4は磁極6a側に吸引状態
となる。さらに、この状態を反転(即ち図6(a))さ
せるにはコイル電流を逆にすればよい。
【0006】図7は、図6における磁気回路構成部材の
略断面図を表す。磁気回路は、コの字形鉄心6、接極子
4及び永久磁石9の三つの部材で構成されるが、この三
つの部材は全て外側表面をさび止め、欠け防止等の理由
により、一般的にニッケル等の同一めっき材料によりめ
っきされている。即ち、コの字形鉄心6の表面にはAめ
っき601A、接極子の表面にはAめっき401A、永
久磁石9の表面にはAめっき901Aが施されている。
略断面図を表す。磁気回路は、コの字形鉄心6、接極子
4及び永久磁石9の三つの部材で構成されるが、この三
つの部材は全て外側表面をさび止め、欠け防止等の理由
により、一般的にニッケル等の同一めっき材料によりめ
っきされている。即ち、コの字形鉄心6の表面にはAめ
っき601A、接極子の表面にはAめっき401A、永
久磁石9の表面にはAめっき901Aが施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す動作原理に
基づき動作する電磁継電器においては、動作の度にコの
字形鉄心と対向する接極子は衝突し、また永久磁石と対
向する接極子の突起は摺動する。動作回数が増加する
と、このコの字形鉄心と接極子の衝突、及び永久磁石と
接極子との摺動により発生する摩擦粉が増大していき、
ついには電磁継電器の動作障害に至る。
基づき動作する電磁継電器においては、動作の度にコの
字形鉄心と対向する接極子は衝突し、また永久磁石と対
向する接極子の突起は摺動する。動作回数が増加する
と、このコの字形鉄心と接極子の衝突、及び永久磁石と
接極子との摺動により発生する摩擦粉が増大していき、
ついには電磁継電器の動作障害に至る。
【0008】本発明は上記課題を解決し、コの字形鉄心
と接極子の衝突、及び永久磁石との摺動による摩擦粉の
発生を抑制することができる電磁継電器を提供すること
を目的とする。
と接極子の衝突、及び永久磁石との摺動による摩擦粉の
発生を抑制することができる電磁継電器を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、コの字形鉄心とコイル端子とを絶
縁体にて一体成形したコイルスプールにコイルを巻回し
たコイルブロック体と、前記コの字形鉄心の中央部に配
置される永久磁石と、前記コの字形鉄心の両端面に自己
の両端部が対向するよう配置された接極子と、この接極
子の両端部が前記コの字形鉄心の両端部と接触、開離す
る傾動運動を支持するヒンジばね部と、前記接極子の傾
動運動に連動し先端に可動接点を有する可動接点ばねと
を絶縁体で一体成形した可動接点ばねブロックと、前記
可動接点に配設される固定接点を備える固定端子と、前
記ヒンジばね部の一端に接続する中立端子と、前記コイ
ル端子に接続するコイル導出端子とを植設するよう絶縁
体にて一体成形した絶縁体基台とを含み、前記接極子並
びにこの接極子に対向する少なくとも前記永久磁石表面
には互いに異種めっき材料によりめっきが施されてお
り、一方のめっき材料が硬質材料からなり他方のめっき
材料が軟質材料からなる電磁継電器を提供する。 更に
本発明においては、前記接極子表面並びに前記コの字形
鉄心表面に硬質材料からなるめっきが施され、前記永久
磁石表面に軟質材料からなるめっきが施されている電磁
継電器を提供する。
に本発明においては、コの字形鉄心とコイル端子とを絶
縁体にて一体成形したコイルスプールにコイルを巻回し
たコイルブロック体と、前記コの字形鉄心の中央部に配
置される永久磁石と、前記コの字形鉄心の両端面に自己
の両端部が対向するよう配置された接極子と、この接極
子の両端部が前記コの字形鉄心の両端部と接触、開離す
る傾動運動を支持するヒンジばね部と、前記接極子の傾
動運動に連動し先端に可動接点を有する可動接点ばねと
を絶縁体で一体成形した可動接点ばねブロックと、前記
可動接点に配設される固定接点を備える固定端子と、前
記ヒンジばね部の一端に接続する中立端子と、前記コイ
ル端子に接続するコイル導出端子とを植設するよう絶縁
体にて一体成形した絶縁体基台とを含み、前記接極子並
びにこの接極子に対向する少なくとも前記永久磁石表面
には互いに異種めっき材料によりめっきが施されてお
り、一方のめっき材料が硬質材料からなり他方のめっき
材料が軟質材料からなる電磁継電器を提供する。 更に
本発明においては、前記接極子表面並びに前記コの字形
鉄心表面に硬質材料からなるめっきが施され、前記永久
磁石表面に軟質材料からなるめっきが施されている電磁
継電器を提供する。
【0010】更に本発明においては、前記接極子表面に
軟質材料からなるめっきが施され、前記コの字形鉄心表
面並びに前記永久磁石表面に硬質材料からなるめっきが
施されている電磁継電器を提供する。
軟質材料からなるめっきが施され、前記コの字形鉄心表
面並びに前記永久磁石表面に硬質材料からなるめっきが
施されている電磁継電器を提供する。
【0011】更に本発明においては、前記接極子表面に
硬質材料からなるめっきが施され、前記コの字形鉄心表
面並びに永久磁石表面に軟質材料からなるめっきが施さ
れている電磁継電器を提供する。
硬質材料からなるめっきが施され、前記コの字形鉄心表
面並びに永久磁石表面に軟質材料からなるめっきが施さ
れている電磁継電器を提供する。
【0012】更に本発明においては前記軟質めっき材料
がニッケルであり、前記硬質材料がクロムである電磁継
電器を提供する。
がニッケルであり、前記硬質材料がクロムである電磁継
電器を提供する。
【0013】
【作用】電磁継電器の磁気回路構成部材において、接極
子表面とこの接極子に対向する少なくとも永久磁石表面
に施すめっきを互いに異種材料により行い、特に一方を
硬質材料、他方を軟質材料とすることにより、接極子と
永久磁石との摺動時に摩擦粉の発生を抑制するようにし
た。
子表面とこの接極子に対向する少なくとも永久磁石表面
に施すめっきを互いに異種材料により行い、特に一方を
硬質材料、他方を軟質材料とすることにより、接極子と
永久磁石との摺動時に摩擦粉の発生を抑制するようにし
た。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例である電磁
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、永久磁石9の表面に、コの字形
鉄心6の表面及び接極子4の表面のAめっき601A、
401Aとは異なるBめっき901Bを施した点であ
る。Bめっき901Bには、例えば一般的なニッケル等
のAめっき601A、401Aに対して硬質のクロムめ
っき等が選ばれる。一般的に摩擦粉発生量は衝突対向面
及び摺動対向面が同種の材料に基づく対向の場合に増大
する。摩擦粉発生の抑制のためには、硬質対軟質の異種
材料に基づく対向の場合に効果がある。この実施例の場
合、接極子と永久磁石との摺動対向面が、軟質対硬質の
異種めっき材料対向となるため、摺動による摩擦粉の発
生量が抑制され長寿命の電磁継電器となる。
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、永久磁石9の表面に、コの字形
鉄心6の表面及び接極子4の表面のAめっき601A、
401Aとは異なるBめっき901Bを施した点であ
る。Bめっき901Bには、例えば一般的なニッケル等
のAめっき601A、401Aに対して硬質のクロムめ
っき等が選ばれる。一般的に摩擦粉発生量は衝突対向面
及び摺動対向面が同種の材料に基づく対向の場合に増大
する。摩擦粉発生の抑制のためには、硬質対軟質の異種
材料に基づく対向の場合に効果がある。この実施例の場
合、接極子と永久磁石との摺動対向面が、軟質対硬質の
異種めっき材料対向となるため、摺動による摩擦粉の発
生量が抑制され長寿命の電磁継電器となる。
【0016】図2は、本発明の第2の実施例である電磁
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、接極子4の表面にコの字形鉄心
6の表面及び永久磁石9の表面のAめっき601A、9
01Aとは異なるBめっき401Bを施した点である。
接極子4と永久磁石9との摺動対向面に加え、接極子4
とコの字形鉄心9の衝突対向面も硬質対軟質の異種めっ
き材料対向となるため、接極子と鉄心との衝突による摩
擦粉の発生量も抑制され、図1に示す実施例より長寿命
となる。
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、接極子4の表面にコの字形鉄心
6の表面及び永久磁石9の表面のAめっき601A、9
01Aとは異なるBめっき401Bを施した点である。
接極子4と永久磁石9との摺動対向面に加え、接極子4
とコの字形鉄心9の衝突対向面も硬質対軟質の異種めっ
き材料対向となるため、接極子と鉄心との衝突による摩
擦粉の発生量も抑制され、図1に示す実施例より長寿命
となる。
【0017】図3は、本発明の第3の実施例である電磁
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、永久磁石9の表面及びコの字形
鉄心6の表面に、接極子4の表面のAめっき401Aと
は異なるBめっき901B、601Bを施した点であ
り、図2と同等な効果を発揮する。
継電器に用いる磁気回路構成部材を表す略断面図であ
る。図7との相違点は、永久磁石9の表面及びコの字形
鉄心6の表面に、接極子4の表面のAめっき401Aと
は異なるBめっき901B、601Bを施した点であ
り、図2と同等な効果を発揮する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、接極子と
永久磁石の摺動対向面、及び接極子とコの字形鉄心の衝
突対向面に硬質対軟質の異種めっき材料を対向させるこ
とにより、接極子と永久磁石の摺動により発生する摩擦
粉並びに接極子とコの字形鉄心の衝突により発生する摩
擦粉を抑制し、長寿命の電磁継電器を提供することがで
きる。
永久磁石の摺動対向面、及び接極子とコの字形鉄心の衝
突対向面に硬質対軟質の異種めっき材料を対向させるこ
とにより、接極子と永久磁石の摺動により発生する摩擦
粉並びに接極子とコの字形鉄心の衝突により発生する摩
擦粉を抑制し、長寿命の電磁継電器を提供することがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる電磁継電器に用
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる電磁継電器に用
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係わる電磁継電器に用
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
いられる磁気回路構成部材を示す略断面図である。
【図4】従来の電磁継電器を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示された可動接点ばねブロックの斜視図
である。
である。
【図6】図4に示した電磁継電器の動作原理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図7】従来の電磁継電器に用いられる磁気回路構成部
材を示す略断面図である。
材を示す略断面図である。
4…接極子 6…コの字形鉄心 9…永久磁石 401A、601A、901A…Aめっき 401B、601B、901B…Bめっき
Claims (5)
- 【請求項1】 コの字形鉄心とコイル端子とを絶縁体に
て一体成形したコイルスプールにコイルを巻回したコイ
ルブロック体と、前記コの字形鉄心の中央部に配置され
る永久磁石と、前記コの字形鉄心の両端面に自己の両端
部が対向するよう配置された接極子と、この接極子の両
端部が前記コの字形鉄心の両端部と接触、開離する傾動
運動を支持するヒンジばね部と、前記接極子の傾動運動
に連動し先端に可動接点を有する可動接点ばねとを絶縁
体で一体成形した可動接点ばねブロックと、前記可動接
点に配設される固定接点を備える固定端子と、前記ヒン
ジばね部の一端に接続する中立端子と、前記コイル端子
に接続するコイル導出端子とを植設するよう絶縁体にて
一体成形した絶縁体基台とを含み、前記接極子並びにこ
の接極子に対向する少なくとも前記永久磁石表面には互
いに異種めっき材料によりめっきが施されており、一方
のめっき材料は硬質材料からなり他方のめっき材料は軟
質材料からなることを特徴とする電磁継電器。 - 【請求項2】 前記接極子表面並びに前記コの字形鉄心
表面に硬質材料からなるめっきが施され、前記永久磁石
表面に軟質材料からなるめっきが施されていることを特
徴とする請求項1記載の電磁継電器。 - 【請求項3】 前記接極子表面に軟質材料からなるめっ
きが施され、前記コの字形鉄心表面並びに前記永久磁石
表面に硬質材料からなるめっきが施されていることを特
徴とする請求項1記載の電磁継電器。 - 【請求項4】 前記接極子表面に硬質材料からなるめっ
きが施され、前記コの字形鉄心表面並びに永久磁石表面
に軟質材料からなるめっきが施されていることを特徴と
する請求項1記載の電磁継電器。 - 【請求項5】 前記軟質めっき材料がニッケルであり、
前記硬質材料がクロムであることを特徴とする請求項1
記載の電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1403192A JPH05205598A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1403192A JPH05205598A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05205598A true JPH05205598A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11849788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1403192A Pending JPH05205598A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05205598A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5454273A (en) * | 1977-10-08 | 1979-04-28 | Brother Ind Ltd | Armature turning type electromagnet |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP1403192A patent/JPH05205598A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5454273A (en) * | 1977-10-08 | 1979-04-28 | Brother Ind Ltd | Armature turning type electromagnet |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980128 |