JPH05242787A - リレー - Google Patents

リレー

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Publication number
JPH05242787A
JPH05242787A JP4038184A JP3818492A JPH05242787A JP H05242787 A JPH05242787 A JP H05242787A JP 4038184 A JP4038184 A JP 4038184A JP 3818492 A JP3818492 A JP 3818492A JP H05242787 A JPH05242787 A JP H05242787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
contact
contact spring
fixed
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4038184A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tsuji
辻  賢治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4038184A priority Critical patent/JPH05242787A/ja
Publication of JPH05242787A publication Critical patent/JPH05242787A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】接触ばねに負荷がかかった状態で高温中に放置
された場合の成形部材の変形を防止する。 【構成】固定部26にインサートして一体に取り付けら
れた薄板状の接触ばね25を固定接点部に接離させて接
点切換を行う。接触ばね25の固定部26にインサート
された部分に曲げ溝25aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板状の接触ばねを用
いて接点切換を行うリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】リレーとしては図4に示すような接触ば
ねブロック18を用いて接点切換を行うものがある。こ
の接触ばねブロック18は、図4(b)に示す薄板状の
接触ばね25を備え、この接触ばね25を固定接点部に
接離させて接点切換を行う。ここで、図4の接触ばねブ
ロック18では、2枚の接触ばね25を絶縁材製の固定
部26に取り付けた構造となっている。そして、固定部
26は接触ばね25をインサートする形で成形して形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような成形部材に
インサートして一体に取り付けられた薄板状の接触ばね
を固定接点部に接離させて接点切換を行うリレーにおい
て、接触ばね25に負荷がかかった状態で、高温中に放
置しておくと、接触ばね25のインサート部に応力が集
中し、成形部材の熱クリープ(成形部材の変形)を生じ
ることがある。このように成形部材が変形すると、接触
ばね25のばね負荷が変化し、リレーの動作特性が変動
するという問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、接触ばねに負荷がかか
った状態で、高温中に放置しても、成形部材に変形を生
じないリレーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、成形部材にインサートして一体に取り
付けられた薄板状の接触ばねを固定接点部に接離させて
接点切換を行うリレーにおいて、接触ばねの成形部材に
インサートされた部分に曲げ加工を施してある。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように接触ばねの成形部材に
インサートされた部分に曲げ加工を施すことにより、接
触ばねの成形部材にインサートされた部分を曲がりにく
くし、接触ばねに負荷がかかった状態で成形部材の接触
ばねのインサート部に加わる応力を接触ばねでも受け、
この状態で高温中に放置された場合の成形部材の変形を
防止する。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例のリレーのハウジング1は、図3に示すように、
上面が開口する箱状のボディ1aと、このボディ1aの
被嵌されるカバー1bとで構成されている。ボディ1a
の中央部には、継鉄3と電磁石ブロック2とが収納さ
れ、両側部に接点ブロック4が収納される。
【0008】上記継鉄3として上方に開口する略コ字状
のものを2組備え、互いの継鉄3の側片間に間隔をおい
て鉄心5の端部を介装させる形でボディ1a内に収めら
れる。電磁石ブロック2は、鉄心5と、この鉄心5に同
時成形されたコイルボビン6と、このコイルボビン6に
巻装されたコイル7とで構成されている。ここで、コイ
ルボビン6は鉄心5の両端部を露呈させる形で鉄心5に
同時形成してあり、このコイルボビン1の両側部に形成
された鍔部の4箇所にはコイル端子8が植設され、この
コイル端子8にコイル7の端部が接続される。
【0009】接点ブロック4は、固定端子10と、この
固定端子10が取り付けられる金属ベース9と、上記固
定端子10の固定接点部となる上端部10a(以下、こ
の上端部を固定接点部と呼ぶ)をシールドするシールド
板11とで構成されている。固定端子10は中央部に絶
縁体12を固着してあり、この絶縁体12の形成部を金
属ベース9の取付孔9a内に装着して金属ベース9に取
り付けられる。また、金属ベース9には複数本のアース
端子13が取り付けられる。シールド板11は、側方か
ら見て上方に開口するコ字状に形成され、底板部11a
に穿孔された挿通孔11bに金属ベース9の上面から突
設された突条9bを挿入し、この突条9bの先端をかし
めて金属ベース9に固定される。
【0010】上記電磁石ブロック2の上部には接極子ブ
ロック14が取り付けられる。この接極子ブロック14
は、後述する各部材を取り付ける基盤となる絶縁材製の
基体15と、この基体15の両端部に夫々取り付けられ
る一対の接極子16と、この接極子16の間に介装され
る永久磁石17と、基体15の両側部に取り付けられる
接触ばねブロック18と、接極子ブロック14を電磁石
ブロック2上に水平方向で平行移動自在に保持すると共
に、接極子ブロック14に復帰力を付与する平衡ばね1
9とで構成してある。
【0011】基体15は、両端部に接極子16及び永久
磁石17を収める収納穴20が形成され、略T字状に形
成された接極子16は下端を基体15の下方に垂下する
形で取り付けられる。ここで、基体15の両端に取り付
けられる永久磁石17は夫々着磁方向を異ならせてあ
り、これにより基体15の両端に夫々取り付けられる一
対の接極子16の極性が逆になるようにしてある。この
基体15の中央部には2つの円柱状の凸リブ21が形成
され、これら凸リブ21を用いて平衡ばね19に基体1
5が取り付けられる。この中央部の両側は幅広に形成
し、この幅広部分の中央に接触ばねブロック18を取り
付けるための挿通孔22が形成されている。
【0012】平衡ばね19は、ボディ1aの長手方向の
一側壁に形成された挿着溝23内に差し込まれる絶縁材
製の支持部材24に対して取り付けられ、基体15の両
側に位置する側片部19aと、夫々の側片部19aの先
端部間を架橋する架橋部19bとからなり、側片部19
aの基部を支持部材24にかしめ固定して取り付けられ
ている。架橋部19bには基体15の凸リブ21を溶着
して基体15を平衡ばね19に取り付けるための挿通孔
19cを形成してある。
【0013】接触ばねブロック18は、インピーダンス
マッチング(75Ωあるいは50Ω)を図る構造とする
切欠きを有する薄板状の接触ばね25と、この接触ばね
25が2枚取り付けられ下方に開口する略コ字状の絶縁
材製の固定部26とで構成されている。上記固定部26
の上面からは基体15の挿通孔22に挿入される固定突
起26aが突設され、固定突起26aを用いた溶着によ
り接触ばねブロック18が基体15に取り付けられる。
固定部26の側片に夫々取り付けられる接触ばね25の
取付位置はリレーの幅方向において異ならせてある。
【0014】ところで、本実施例の接触ばね25は、図
1(b)に示すように、固定部26内にインサートされ
る部分である中央部から上方に向けて突部25bを形成
し、この突部25bを含む上下の全長において曲げ溝2
5aを形成してある。このように曲げ溝25aを形成す
ると、接触ばね25の曲げ強度を強くできる。図1
(a)が上記接触ばね25を固定部26にインサートし
た状態を示し、接触ばね25は固定部26の側片部から
中央片部にかけてインサートしてある。このようにすれ
ば、接触ばね25の固定部26にインサートされた部分
が曲がりにくく、このため接触ばね25に負荷がかかっ
た状態で固定部26の接触ばね25のインサート部に加
わる応力を接触ばね25でも負担して受けることがで
き、この状態で高温中に放置されても、固定部26が変
形することがない。
【0015】上記接極子ブロック14は、一対の接極子
16を鉄心5と継鉄3との間に介装すると共に、接触ば
ね25を接点ブロック4のシールド板11b内に介装す
る形で電磁石ブロック2上に取り付けられる。ここで、
接点ブロック4の中央の固定接点部10aは、一対の接
触ばね25の間に位置し、両側の固定接点部10aは夫
々の接触ばね25の一側部に位置することになる。
【0016】このリレーにおいて、コイル7に通電を行
うと、鉄心5の両端が異極に磁化され、接極子16で鉄
心5の両端の磁極と異極となった方が吸引される。ここ
で、基体15の両端の一対の接極子16は磁化される極
性を逆にしてあるので、両端の一対の接極子16の内で
リレーの幅方向において同じ側のものが鉄心5に吸着さ
れる。このため、基体15は幅方向において平行移動す
る。なお、鉄心5に接極子16が吸着されると、コイル
7への通電を停止しても、永久磁石17の起磁力で鉄心
5と上記接極子16の吸着状態は保たれ、これにより接
極子ブロック14の可動状態も保たれる。このようにし
て接極子ブロック14が移動すると、夫々の接触ばねブ
ロック18の中央の固定接点部10aと両側のいずれか
の固定接点部10aとの間が短絡される。
【0017】上述した状態で、コイル7への通電方向を
逆にすると、鉄心5の両端が上述の場合と逆の極性で磁
化され、接極子ブロック14がリレーの幅方向における
反対側に平行移動し、これにより中央の固定接点部10
aと他方の固定接点部10aとが短絡される接点切換が
行われる。なお、上述のようにコイル7への通電方向を
逆にする代わりに、2組のコイル7を巻き方向を逆にし
てコイルボビン6に巻装しておき、いずれかのコイル7
に通電を行うようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、成形部材にイン
サートして一体に取り付けられた薄板状の接触ばねを固
定接点部に接離させて接点切換を行うリレーにおいて、
接触ばねの成形部材にインサートされた部分に曲げ加工
を施してあるので、接触ばねの成形部材にインサートさ
れた部分を曲がりにくくでき、このため接触ばねに負荷
がかかった状態で成形部材の接触ばねのインサート部に
加わる応力を接触ばねでも受けることができ、この状態
で高温中に放置された場合にも、成形部材に変形が生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例の接触ばね
ブロックの斜視図及び接触ばねの斜視図である。
【図2】同上の接触ばねブロックを基体に取り付けた状
態を示す断面図である。
【図3】同上を備えるリレーの分解斜視図である。
【図4】(a),(b)は従来の接触ばねブロックの斜
視図及び接触ばねの斜視図である。
【図5】同上の接触ばねブロックを基体に取り付けた状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
25 接触ばね 25a 曲げ溝 26 固定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形部材にインサートして一体に取り付
    けられた薄板状の接触ばねを固定接点部に接離させて接
    点切換を行うリレーにおいて、接触ばねの成形部材にイ
    ンサートされた部分に曲げ加工を施して成ることを特徴
    とするリレー。
JP4038184A 1992-02-25 1992-02-25 リレー Pending JPH05242787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038184A JPH05242787A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038184A JPH05242787A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 リレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05242787A true JPH05242787A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12518296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4038184A Pending JPH05242787A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05242787A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021181876A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16 オムロン株式会社 電磁継電器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021181876A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16 オムロン株式会社 電磁継電器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021105