JPH05325681A - 金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法 - Google Patents

金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法

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Publication number
JPH05325681A
JPH05325681A JP11751392A JP11751392A JPH05325681A JP H05325681 A JPH05325681 A JP H05325681A JP 11751392 A JP11751392 A JP 11751392A JP 11751392 A JP11751392 A JP 11751392A JP H05325681 A JPH05325681 A JP H05325681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
cage
supply bobbin
wire
metal wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP11751392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kimura
浩之 木村
Hidemichi Nakasako
秀通 中迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP11751392A priority Critical patent/JPH05325681A/ja
Publication of JPH05325681A publication Critical patent/JPH05325681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属線の撚り合せ機のサプライボビンに巻い
た金属線の残量を確実,誤動作無く検出し,且つメイン
テナンス費用を軽減することを目的とする。 【構成】 サプライボビンとして胴面の表面の反射率が
金属線の反射率より低いボビンを使用し,反射型検出器
からの光をサプライボビンに照射して金属線の残量が減
少して金属線による反射光より減少する状態を検出する
ことを特徴とする検出方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属線を撚り合せる撚
り合せ機(以下撚線機という)のサプライボビンに巻い
た素線(金属線)の残量を検出する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】金属線を撚り合わせるには,図3に示す
ように,中心を撚線が通過するリング状のケージ5の内
部に金属線を巻いたサプライボビン1を撚線の周囲に回
転して撚り合わせる。この際に撚線作業が進行してサプ
ライボビン1に巻いた金属線の残量が少なくなると機械
を停止して新しいボビンを取り替える必要がある。この
ためにサプライボビン1に巻いた線の残量を検出する必
要があり,従来は,図5に示すように,サプライボビン
1の胴面2に金属線より高い反射能の反射板9を貼り付
け,図6に示すように,巻いた金属線13の量が減少する
と金属線の隙間から反射板9が露出するのを反射型検出
器8からの光を照射してその反射光を検知して検出して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来の方
法では,サプライボビン1の胴面2に帯状矩形の反射板
9を貼り付ける方式であるので長期間使用すると反射板
9の表面が汚れたり,反射板9が剥がれたりして誤動作
が起こることが多く,また多数のボビンの全部に反射板
9を貼り付ける必要があるためにその状態を維持するた
めのメインテナンスが困難であるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は撚線とする金
属(素)線の表面は素線を長時間放置しない限り光沢を
有しており,素線の材料毎(例えば銅,アルミニウム,
錫等のメッキ線等)に殆ど同等であることに着目してな
したものである。
【0005】すなわち本発明は金属線を巻き付けるサプ
ライボビンの胴面全体を金属線の反射率より低くなるよ
うに加工または塗装を施し,或いはボビンを反射率の低
い材料,例えばプラスチック製とし,反射型検出器の光
を照射して反射率の変化を検出することによってボビン
の金属線の残量を検出する方法である。その場合にサプ
ライボビンを取り付けたケージの外側の適当な位置に遮
光板を取り付け,アドレスセンサによりサプライボビン
の位置に同期して照射光が照射されるようにする。
【0006】以下具体例を図面を用いて説明する。本発
明では,図1に示すように,サプライボビン1の胴面2
の表面全体に巻く金属線の反射率より低くなるような塗
装,例えば艶消し等,を施したものを用いるか,あるい
は,図2に示すように,サプライボビンの材質として反
射率の低いプラスチック材料を用いるものである。
【0007】すなわち金属線の反射率は長期間放置しな
い限り材料毎に同等であり,胴面の反射率をそれより低
くするのである。反射率が低い場合にはその表面は汚れ
ても反射率が更に低くなるだけであり検出の障害となな
らない。従って反射率の高い反射板を使用する従来法で
は汚れによる誤動作が発生していたが本発明では誤動作
が発生しない。また反射板は貼り付けでないので剥がれ
ることもなく,反射率を保持するためのメインテナンス
の必要がない。
【0008】
【作用】ボビンの金属線の残量を検出するには,金属線
とボビン胴面に光を照射して反射率の差を検出するとよ
いが,本発明のようにボビン胴面全体を金属線の反射率
より低くするとボビン胴面の汚れ(汚れると反射率はさ
らに低くなる)による誤動作が防止できて安定した検出
ができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図3に示す。すなわち中心
軸を撚線15が通るようになっており, その周囲をケージ
5の内部に取り付けられたサプライボビン1が矢印方向
に回転し,金属線が撚り合わせられる。サプライボビン
1は,図1に示すように,胴面3に梨地艶消しに塗装し
たものを用いる。ケージ5の外側の適当な位置に遮光板
6がもうけられている。
【0010】撚線機の外にアドレスセンサ7が固定され
ている。図4に詳細を示すようにコの字型のアドレスセ
ンサ7の両側の壁には発光体10と受光体11が設けられ,
その間を回転するケージ5の遮蔽板6が通過する。一方
アドレスセンサ7と一定の角度の位置に反射型検出器8
が固定されている。
【0011】ケージ5が回転して遮蔽板6がアドレスセ
ンサ7の両側の壁の中に入ると発光体10から受光体11へ
の光路が遮断される。その信号により反射型検出器8の
スイッチをONの状態とする。この時に,図3のよう
に,反射型検出器8からの光12はサプライボビン1に照
射されるようになっている。この場合に従来方法のよう
にサプライボビンの胴面に貼り付けた反射板に照射する
などの同期性を持たせる必要がなく,ボビン胴面のどの
角度位置に照射してもよい。
【0012】サプライボビン1に巻かれている線量が多
いと金属線による反射光を反射型検出器8が検出してケ
ージ5の回転は継続されて撚線が行われる。しかしサプ
ライボビンの金属線の残量が減少してボビンへの照射光
がボビンの胴面に当たるようになると反射光の量が減少
して検出されなくなり撚線機のケージ5の回転が停止す
る。
【0013】
【発明の効果】以上に詳しく説明したように,本発明は
単に金属線の表面の反射率より低い反射率の胴面を有す
るボビンを使用するだけで従来の反射型検出器を使用す
る金属線の残量検出に比し誤動作なく確実に検出するこ
とできる。その上に従来の方法に比し反射板の清掃,貼
り替えなどのメインテナンスの必要がなくなる。すなわ
ち誤動作がないので電力ケーブルの製造等において金属
線を使用する導体製造,ワイヤシールド巻き,平角軟銅
線巻きなどの作業における金属線サプライの残量検出に
用いると非常に効果的であり,また保守点検等の費用を
節減できる有効なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いるサプライボビンの斜視図
【図2】 サプライボビンの他の例の斜視図
【図3】 本発明の撚線機の正面図
【図4】 A部の詳細斜視図
【図5】 従来のサプライボビンの斜視図
【図6】 従来の反射型検出器の使用状態の平面図
【符号の説明】
1 サプライボビン 2 胴面 3 梨地面 4 プラスチック胴面 5 ケージ 6 遮蔽板 7 アドレスセンサ 8 反射型検出器 9 反射板 10 発光体 11 受光体 12 光路 13 金属線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属線撚り合せ機のサプライボビンに巻
    かれた金属線の残量を金属線とボビンの胴面の光の反射
    率の差により検出する方法において,金属線の光沢によ
    る反射率より低い胴面のサプライボビンを使用して金属
    線の残量が減少した時に反射光が金属線の反射より減少
    することにより金属線の残量を検出することを特徴とす
    る金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法
JP11751392A 1992-05-11 1992-05-11 金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法 Pending JPH05325681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11751392A JPH05325681A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP11751392A JPH05325681A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05325681A true JPH05325681A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14713626

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11751392A Pending JPH05325681A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 金属線撚り合せ機のサプライボビン残量検出方法

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JP (1) JPH05325681A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517479A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 テイジン・アラミド・ビー.ブイ. アラミド糸の高速撚り合わせ法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517479A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 テイジン・アラミド・ビー.ブイ. アラミド糸の高速撚り合わせ法

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