JPH05324761A - 故障の木解析(fta)図作成装置 - Google Patents

故障の木解析(fta)図作成装置

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JPH05324761A
JPH05324761A JP4155731A JP15573192A JPH05324761A JP H05324761 A JPH05324761 A JP H05324761A JP 4155731 A JP4155731 A JP 4155731A JP 15573192 A JP15573192 A JP 15573192A JP H05324761 A JPH05324761 A JP H05324761A
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JP4155731A
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Haruyoshi Hirano
晴義 平野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、人手によって作成していた故障の木解
析(FTA)図を、制御ロジック図作成CADデータを
基に変換して、従来必要とされていた解析対象のプラン
トあるいは機器の知識及び運転並びに保守についての専
門知識がなくても、容易に作成可能とすることにある。 【構成】 制御ロジック図作成CADデータ、FT図作
成ファイル、FTAファイルと、入出力装置を有する中
央演算機からなる故障の木解析(FTA)図作成装置に
おいて、前記CADデータの中からFT図作成に必要デ
ータを選択し、該選択データに基づいたFT図に変換す
る故障要因(FT)変換手段と、FT図に中間事象を入
力設定する中間事象設定手段と、FT図の基本事象に故
障率データを引き当て、頂上事象の不信頼度を計算する
不信頼度計算手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、故障の木解析(FT
A)図作成装置、特に、制御ロジック図作成CADデー
タに基づく故障の木解析(FTA)図の作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、故障の木解析(FTA)図の作成
は、プラントまたはプラントにおけるそれぞれの系統あ
るいは機器にとって、(1)好ましくない事象を頂上事
象とし、(2)その頂上事象の要因となる事象を中間事
象として、上から下へ逆トーナメント方式に要因を次々
に展開し、(3)これ以上要因を展開できない事象の基
本事象まで展開し、これらを論理記号により関連付け、
更に、基本事象の故障発生確率に基づき、ある時間内に
発生する故障確率を不信頼度とし、頂上現象の不信頼度
の計算を個人の知識に依存し、作成していた。また、特
開平2ー161567号公報には、故障の木(FT)図
を構成する事象などを予めFT図データベースとして記
憶し、このFT図データベースの情報からFT図を作成
することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、故障の木解析
(FTA)は、解析対象のプラントまたはプラントにお
けるシステムあるいは機器にとって好ましくない事象で
ある頂上事象の要因を木の枝を広げるように逆トーナメ
ント方式に上から下へ展開し、これ以上展開できない事
象(基本事象)まで続けるものであるので、従来の故障
の木解析(FTA)には、解析対象のプラントあるいは
機器等について十分な知識並びに運転及び保守に関する
豊富な経験が必要とされ、また、基本事象の故障確率発
生データを基に、頂上事象がある期間内に発生する確率
(不信頼度)を求めることは、煩雑な計算が必要であ
り、誰でもが容易に実施できないことに問題があった。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、制御
ロジック図作成CADデータを基に、故障要因(FT)
図に変換し、頂上事象及び頂上事象の要因である中間事
象並びに基本事象に展開すると共に、頂上事象のある期
間内に発生する故障確率(不信頼度)を算出し、表示す
る故障の木解析(FTA)図作成装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(1)制御
ロジック図作成CADデータのシンボル(論理記号、ラ
ンプ表示、ワイプアウト等)、接点(線の端点、機器の
接続)、線(信号線)、表示文(信号出力条件、計器番
号、スイッチ操作状態、機能スイッチ機能、注記文等)
を出力し、FT図作成に必要なデータを選択し、FT図
に変換する故障要因(FT)図変換手段、(2)FT図
では原因と結果の関係を明確にするため、論理ゲートの
後に中間事象を設けるが、制御ブロック図では論理ゲー
トの後に事象の説明がない場合が多く、そのため中間事
象を入力して原因−結果の前後関係を明確にするための
中間事象設定手段、(3)頂上事象の不信頼度の計算に
必要とされる基本事象の故障率データを基本事象に引き
当て、頂上事象と中間事象の故障確率を計算する不信頼
度計算手段、を具備することによって、達成される。
【0005】
【作用】前記手段によれば、制御ロジック図作成CAD
データの信号出力条件、接点、線、論理記号、表示文字
等のデータをCRTに表示し、その中から故障の木解析
(FTA)図作成に必要な論理記号、接点、線、表示文
字、信号出力、スイッチ操作状態等のシンボルを検索す
る。また、制御ロジック図のシンボルとFT図のシンボ
ルとをコードにより関連付けておくことにより、制御ロ
ジック図をFT図に変換する。そして、FT図の中間事
象欄に入力する用語をFT図作成ファイル中の熟語ファ
イルに格納しておき、このFT図熟語ファイルから中間
事象を選択し、中間事象欄に入力し、設定する。さら
に、頂上事象の不信頼度計算は、基本事象の種類に応じ
て故障率データを予め故障率データファイルに格納して
おき、FT図の基本事象に引き当てて、頂上事象の不信
頼度を計算する。このようにして、故障の木解析(FT
A)図を自動的に作成する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明のハード構成を示す。本装置は、F
TAファイル1、FT図シンボルファイル2、FT図熟
語ファイル3、故障率データファイル4と、データ入力
装置のキーボード5、スタイラスペン6、ディスプレー
(CRT)7、プリンタ8と、これらの処理制御を行う
プログラム(ROM)9を備えた中央演算装置10から
構成され、更に、制御ロジック図作成CADデータの制
御ロジック図データファイル11、制御ロジック図シン
ボルファイル12及び制御ロジック図熟語ファイル13
の各ファイルの出力を可能としている。
【0007】図2〜図6に、本発明装置のフローを示
す。本システムは、キーボード5の操作によりCRT7
に画面表示を行い、対話式にFTA図を作成していくも
のである。まず、図1において、プログラム9がスター
トすると、FTA図の新規作成か否かを選択する(ステ
ップ10)。新規作成を選択すると、制御ロジック図の
図面名、図書番号を指定し(ステップ11)、制御ロジ
ック図データファイル11の中からステップ11で指定
した制御ロジック図のデータを検索し、CRTに表示
(制御ロジック図)する(ステップ12)。次に、制御
ロジック図における最終機器動作状態の事象を任意に選
択し(ステップ13)、最終事象の登録が完了するまで
繰返す。次ぎに、選択した事象について、この事象を制
御ロジック図データファイル12の論理記号により関連
付け、頂上事象を入力する。例えば、図7に示すよう
に、制御ロジック図の中にプラントの運転に大きい影響
を及ぼす2つのポンプA、Bを選出した場合、片方のポ
ンプが何らかの要因で停止した場合を想定し、論理記号
のORゲートで関連付ける。ポンプ1台停止による影響
は、プラント出力が低下することから、頂上事象を「プ
ラント出力低下」とし、キーボード5より頂上事象を設
定する(ステップ14)。前記ステップ13において選
出した制御ロジック図における最終機器動作状態から逆
に制御ロジック図を遡って、信号出力条件やスイッチ操
作状態を検索し、FT図作成に必要な信号発生要因、論
理記号、線等を選択する(ステップ15)。前記ステッ
プ15で選択した制御ロジック図のシンボルをFT図に
変換する(ステップ16)。制御ロジック図の使用シン
ボルとFT図への変換シンボルはコードで対応付けられ
ており、一度に変換する。変換対応例を図8に示す。な
お、データはFTAファイル1に格納する。ステップ1
6において変換したFT図に図書名称、図書番号、シー
トNo.を入力(ステップ17〜18)し、FTAファ
イル1からデータを出力し、表示する(ステップ1
9)。次に、FT図の基本事象、線、論理記号等の配置
などを必要に応じて修正(ステップ20)する。ここ
で、修正フローを図3に示す。まず、シンボル配置の修
正があるか否かを判断し(ステップ201)、修正があ
れば、修正するシンボル図形、配置座標を入力する(ス
テップ202)。修正がなければ、接点の修正があるか
否かを判断し(ステップ203)、修正があれば、修正
する接点図形、配置座標を入力する(ステップ20
4)。以下順次、接点の修正がなければ、線の修正があ
るか否かを判断し(ステップ205)、修正があれば、
修正する線種、視点と終点の配置座標を入力する(ステ
ップ206)。修正がなければ、識別番号の修正がある
か否かを判断し(ステップ207)、修正があれば、修
正する識別番号、配置座標を入力する(ステップ20
8)。各ステップにおいて入力した修正要素はCRT7
に表示する。
【0008】次に、図4において、中間事象をFT図熟
語ファイル3の中から任意に選択し、中間事象欄に引き
当てる(ステップ21)。中間事象のデータ例を図9に
示す。続いて、1シート分修正終了か否か、1図面分修
正終了か否かを判断し、修正が終了していれば、FT図
をFTAファイル1に格納(ステップ22)する。
【0009】全図面の修正が終了したら、次に、頂上事
象の不信頼度の計算に必要な基本事象の故障率を故障率
の種類毎に予め準備しておき、基本事象の計器番号やス
イッチ機能を介して照合・同定し、基準事象に自動的に
引き当てる(ステップ23)。基本事象の故障率データ
例を図10に示す。なお、データはFTAファイル1に
格納する。続いて、ステップ23で引き当てた基本事象
の故障率から、ステップ14において設定した頂上事象
の不信頼度を計算(ステップ24)する。即ち、基本事
象と基本事象を関連付ける論理記号及びこれらを結ぶ線
番により、中間事象の不信頼度を計算する。他の中間事
象の不信頼度を同様に計算し、頂上事象の不信頼度を計
算する。計算結果は、FTAファイル1に格納する。次
に、FT図の図面名称、図番を入力する(ステップ2
5)。続いて、図5において、FT図のシートNo.を
入力し(ステップ26)、FT図を表示する。次に、基
本事象の故障率を必要に応じて表示し(ステップ2
7)、ここで、基本事象の故障率の修正が必要であると
き、修正値と配置座標を入力する。なお、基本事象の故
障率を修正した場合は、再度頂上事象の不信頼度をステ
ップ29において計算し、故障の木解析(FTA)図を
表示する。表示例を図11、図12に示す。図11は、
図7に対応した故障の木解析(FTA)図であり、不信
頼度(0.0095)を表示している。図12は、基本
事象、中間事象及び頂上事象の故障の木解析(FTA)
図を表し、各基本事象毎に故障率、中間事象及び頂上事
象には不信頼度を表示している。FS、PS、LSは図
10に示す表示記号である。ここで、図6において、基
本事象の故障率の表示、基本事象の故障率の修正が必要
でないときは、1シート分修正終了か否か、1図面分修
正終了か否かを判断し、修正が終了していれば、FT図
をFTAファイル1に格納(ステップ30)する。全図
面の修正が終了したら、処理を終了する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、従来、人手によっ
て作成していた故障の木解析(FTA)図を、本発明よ
れば、制御ロジック図作成CADデータを基に、故障の
木解析(FTA)図に変換することが出来、また、基本
事象の種類に応じて故障率データを予め記憶しておき、
FT図の基本事象に引き当てることにより、頂上事象の
不信頼度を計算するので、従来必要とされていた解析対
象のプラントあるいは機器の知識及び運転並びに保守に
ついての専門知識がなくても、容易に作成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すハード構成図
【図2】本発明の実施例を示すフローチァート
【図3】本発明の実施例を示すフローチァート
【図4】本発明の実施例を示すフローチァート
【図5】本発明の実施例を示すフローチァート
【図6】本発明の実施例を示すフローチァート
【図7】制御ロジック図によるFT図
【図8】制御ロジック図のシンボルとFT図シンボルの
変換対応例
【図9】中間事象データ例
【図10】基本事象の故障率データ例
【図11】故障の木解析(FTA)図出力例
【図12】故障の木解析(FTA)図出力例
【符号の説明】
1 FTAファイル 2 FT図シンボルファイル 3 FT図熟語ファイル 4 故障率データファイル4 5 キーボード5 6 スタイラスペン 7 ディスプレー(CRT) 8 プリンタ 9 プログラム(ROM)9 10 中央演算装置 11 ロジック図作成CADデータの制御ロジック図デ
ータファイル 12 ロジック図作成CADデータの制御ロジック図シ
ンボルファイル 13 ロジック図作成CADデータの制御ロジック図熟
語ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ロジック図作成CADデータ、FT
    図作成ファイル、FTAファイルと、入出力装置を有す
    る中央演算機からなる故障の木解析(FTA)図作成装
    置において、前記CADデータの中からFT図作成に必
    要データを選択し、該選択データに基づいたFT図に変
    換する故障要因(FT)変換手段と、FT図に中間事象
    を入力設定する中間事象設定手段と、FT図の基本事象
    に故障率データを引き当て、頂上事象の不信頼度を計算
    する不信頼度計算手段を具備することを特徴とする故障
    の木解析(FTA)図作成装置。
JP4155731A 1992-05-22 1992-05-22 故障の木解析(fta)図作成装置 Pending JPH05324761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4155731A JPH05324761A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 故障の木解析(fta)図作成装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4155731A JPH05324761A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 故障の木解析(fta)図作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05324761A true JPH05324761A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15612225

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JP4155731A Pending JPH05324761A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 故障の木解析(fta)図作成装置

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JP (1) JPH05324761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079601A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Justsystem Corporation 設計支援装置、設計支援方法、ならびに、プログラム
US9588837B2 (en) 2013-09-03 2017-03-07 International Business Machines Corporation Generating a fault tree

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WO2004079601A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Justsystem Corporation 設計支援装置、設計支援方法、ならびに、プログラム
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