JPH05324526A - リモート・コンピューティング・システム - Google Patents

リモート・コンピューティング・システム

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JPH05324526A
JPH05324526A JP4124460A JP12446092A JPH05324526A JP H05324526 A JPH05324526 A JP H05324526A JP 4124460 A JP4124460 A JP 4124460A JP 12446092 A JP12446092 A JP 12446092A JP H05324526 A JPH05324526 A JP H05324526A
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JP
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processing
server
client
request
processing result
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JP4124460A
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Hideaki Ishida
秀昭 石田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】クライアント装置からサーバへ処理依頼後、サ
ーバからのログアウトやクライアント装置の電源断を行
っても処理結果が得られるようにする。 【構成】クライアント装置CLTからサーバ装置SRV
へ依頼した処理の終了後、処理結果をクライアント装置
CLTへ送信できない場合には、処理結果保持手段HL
Dを設けて後から送信する。また、クライアント装置C
LTに、サーバに対して処理結果状況間合せ手段INQ
を設け、サーバ側からの通知を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(Local Area Ne
twork)や通信回線などのネットワークに接続されたワー
クステーションやパーソナルコンピュータなどのクライ
アント装置から、サーバ装置へ処理の依頼を行い、処理
終了後、サーバ装置は処理結果を要求元のクライアント
装置へ返すという処理形態を実現するためのリモート・
コンピューティング・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のワークステーションやパー
ソナルコンピュータを相互に接続して使用するネットワ
ーク利用が普及してきているのに伴い、クライアント・
サーバ・システムが注目されている。クライアント・サ
ーバ・システムの利用形態としては、大部分が、サーバ
装置に接続された大容量ディスク装置や高速・高品質プ
リンタ装置をクライアント側から共同使用する形態であ
るが、サーバ装置の高速CPUや大容量メモリを共同使
用して、クライアント側が要求する処理をサーバ上で高
速に処理するという形態も次第に増えつつある。本発明
は、後者の利用形態に関係している。この利用形態で
は、データベース・アクセスのように、サーバ上の大量
データを扱う場合には、サーバ上でデータ処理を行うこ
とにより、サーバとクライアント間でのデータ転送量を
最小限に抑えることができるため、ネットワーク・トラ
フィック上、有利であるというメリットがある。このた
め、現在、この利用形態をベースとしたアプリケーショ
ン・ソフトウェアが増加しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ク
ライアント側からの要求に基づいて、サーバで処理が行
われている場合、クライアント側では、サーバでの処理
が終了するまで待っている必要が有り、ログアウトなど
により、サーバとの接続が切断された場合や、クライア
ント装置の電源をoffした場合には、サーバから処理
結果が得られないこととなる。今後、クライアント側の
情報機器が、ますます小型軽量化するに伴って携帯性が
増すことが予想される。その結果、わずかの時間を利用
して操作したいという要求が生じ、クライアント側の情
報機器の電源を頻繁にon/offしながら、全体とし
て連続した操作が可能となる環境が望まれることとな
る。現状では、スタンドアローン環境においては、リジ
ューム機能により、装置の電源を操作途中でoffして
も、次に電源onした際には、前回の操作途中の状態か
ら連続した操作が可能になっている。しかし、上記のよ
うなネットワーク環境においては、サーバへ処理を依頼
した後は、処理結果が戻される迄、そのままの状態で待
つ必要が生じ、サーバ接続を切断したり、電源をoff
にすることはできないという問題があった。
【0004】また、サーバ上での処理が持続している間
は、クライアントとサーバの接続を保持しておく必要が
有ることから、通信回線を使用している場合には、サー
バ上での処理時間が長ければ、通信費がかさむという問
題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるリモート・コンピューティング・シス
テムは、クライアント・サーバ・システムにおいて、ク
ライアント側からサーバに対して処理を依頼した後にお
いては、クライアント側の動作状態の如何にかかわら
ず、サーバ上の処理が続行され、処理終了後において
は、クライアントへ送信可能な場合には、処理結果を送
信するか、クライアントへ送信不可の場合には、処理結
果をサーバ側で保持するかによって、確実に処理がなさ
れることを特徴とする。
【0006】上記サーバ装置は、処理結果を保持してい
る場合、または、処理を実行している場合には、クライ
アント側からの任意時点における問い合わせに応じ、処
理結果、または処理状況をクライアント側へ通知するこ
とが必要である。また、処理結果に対するクライアント
側からの積極的な問い合わせが無くとも、サーバが、ク
ライアント側の動作状況を監視し、クライアント側の操
作者が処理に関係する場合には、サーバからクライアン
トへ自動的に通知することも可能である。
【0007】
【作用】クライアント側からサーバへ処理を依頼するこ
とにより、サーバではその依頼を受け付け、処理を開始
する。サーバでの処理終了時点において、クライアント
側での操作が継続されている場合や、処理の依頼者が同
じまたは別のクライアントで操作中の場合のように、サ
ーバがクライアントへ通知可能な場合には、処理結果を
送信し、クライアント側の操作者が処理依頼後、ログア
ウトや電源offなどによりクライアントとサーバが接
続されておらず、サーバからクライアントへの通知が不
可の場合には、サーバ側において、処理結果を保持す
る。
【0008】サーバ側の処理が処理中または、処理完了
後において、クライアント側より処理に対する問い合わ
せがあった場合には、サーバはこれに応じ、まだ処理中
であれば、処理状況を通知し、処理完了後であれば、処
理結果を送信することとなる。
【0009】また、サーバ側において、保持している処
理結果に対する問い合わせがない場合には、クライアン
ト側の動作状態を監視し、処理を依頼した操作者がクラ
イアント側で操作中の場合には、サーバ側から自動的に
処理状況を通知することも可能である。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0011】まず、図1に本発明によるリモート・コン
ピューティング・システムの構成を示す。通信ネットワ
ークとしてのLANまたは通信回線に接続された各クラ
イアント装置CLTにおいて、サーバへ処理を依頼する
手段REQと、サーバに対して、処理状況や処理結果を
問い合わせる手段INQと、サーバから送られて来る処
理結果を受信する手段RCVとからなるクライアント側
処理依頼制御部を設ける。他方、同じく、LANに接続
されたサーバ装置SRVにおいて、クライアントから送
られて来る処理の依頼や処理状況の問い合わせを受け付
ける手段ACPと、処理状況や処理終了後の処理結果を
クライアントへ通知する手段INFと、処理結果を保持
する手段HLDとからなるサーバ側依頼処理制御部を設
ける。
【0012】図2に、本発明によるリモート・コンピュ
ーティング・システムを構成するコンピュータの具体例
のシステム構成を示す。
【0013】本具体例におけるクライアント装置CLT
およびサーバ装置SRVは、各々ワークステーションや
パーソナル・コンピュータなどのデータ処理装置により
構成される。これらのデータ処理装置は、キーボードK
Bやポインティング・デバイスMUSなどを入力機器と
して接続し、データなどの入力を行う入力部1又は11
と、入力されたデータを基に処理を行う処理部2又は1
2と、入力データや演算処理データなどを記憶保持する
内部メモリ3又は13と、磁気ディスク装置MDなどを
接続してデータの記憶を行う外部記憶部4又は14と、
ディスプレイCRTなどへの表示を行う表示部5又は1
5と、プリンタPRTなどを接続してデータなどを印字
出力する出力部6又は16と、LANアダプタLADP
などを経由してLANに接続し、他のコンピュータとの
通信を行う通信制御部7又は17を備える。
【0014】図2の例では、図1に示した処理依頼手段
REQと、処理結果・状況問合せ手段INQと、処理結
果受信手段RCVとからなるクライアント側処理依頼制
御部8を、クライアント装置CLTとして位置付けられ
る上記コンピュータの処理部2に付設して設け、また、
図1の処理依頼・問合せ受付手段ACPと、処理結果・
状況通知手段INFと、処理結果保持手段HLDとから
なるサーバ側依頼処理制御部18を、サーバ装置SRV
として位置付けられる上記コンピュータの処理部12に
付設して設けている。
【0015】図1のクライアント側処理依頼制御部は、
クライアント装置CLTにおいて操作者が何らかのアプ
リケーション・プログラムやコマンドによって、サーバ
に対して処理を依頼しようとした時や、既に依頼した処
理の状況を問い合わせようとした時に起動される。
【0016】サーバに対して処理を依頼しようとした時
においては、クライアント側処理依頼制御部8の処理依
頼手段REQが起動され、依頼処理内容や処理を行う上
で必要な条件やデータなどが通信制御部7を通じてサー
バ装置に送信される。その結果、サーバ装置からは処理
を受け付けた旨が通知され、その後、サーバとの接続を
保ったままであれば、サーバ装置から処理結果が送ら
れ、通信制御部7で受信され、処理部2によりクライア
ント側処理依頼制御部8の処理結果受信手段RCVが起
動され、処理を依頼したアプリケーション・プログラム
やコマンドに処理結果の情報が渡される。
【0017】また、既に依頼した処理の状況を問い合わ
せようとした時や、既に終了しているであろう処理の結
果を得ようとした時においては、クライアント側処理依
頼制御部8の処理結果・状況問合せ手段INQが起動さ
れ、問い合わせ内容が通信制御部7を通じてサーバ装置
に送信される。その結果、サーバ装置から処理状況が通
知され、処理が終了している場合には、更に、サーバ装
置に処理結果を要求することにより、処理結果が送ら
れ、通信制御部7で受信されて、処理部2によりクライ
アント側処理依頼制御部8の処理結果受信手段RCVが
起動され、処理を依頼したアプリケーション・プログラ
ムやコマンドに処理結果の情報が渡される。
【0018】一方、サーバ側依頼処理制御部は、クライ
アント側から処理の依頼や処理に関する問い合わせが送
られて来ると、処理依頼・問合せ受付手段ACPが起動
され、処理が依頼された場合には、該当するプログラム
に情報を渡し、処理が開始される。処理が終了すると処
理結果・状況通知手段INFが起動され、クライアント
側へ送信できる状況にあるか否かチェックを行い、可能
な場合は、処理結果を通信制御部17を経由して送信す
る。送信不可の場合には、処理結果保持手段HLDを起
動し、処理結果をサーバ側で保持することとなる。ま
た、処理状況に関する問い合わせや処理結果の要求の場
合には、処理状況を調査した結果や処理が終了している
場合には、処理結果を処理結果・状況通知手段INFに
より通信制御部17を経由してクライアント側へ送信す
る。
【0019】上記のクライアント側処理依頼制御部8、
及びサーバ側依頼処理制御部18の動作について、図3
から図7のフローチャートを参照して説明する。また、
その際に使用するクライアント装置CLTとサーバ装置
SRV間でやりとりする情報のデータ構造の例を図8に
示す。
【0020】まず、クライアント装置CLTにおいて、
操作者がアプリケーション・プログラムやコマンドの操
作中において、サーバへ処理を依頼する操作を行うと、
処理部2によりクライアント側処理依頼制御部8の処理
依頼手段REQが起動され、図3のフローチャートに示
される処理が実行される。まず、サーバへ依頼するため
のデータを図8の(a)に示すように設定し(S1)、それ
をサーバに対して通信制御部7により送信する(S2)。
その後、サーバから図8の(e)に示すような処理依頼受
付完了通知を待ち(S3)、OKならば受付完了を表示し
(S4)、エラーならばエラーを表示して(S5)、処理2
へ戻り、元のアプリケーション・プログラムかコマンド
へ復帰する。
【0021】その後、サーバ装置SRVで処理が終了す
る迄、クライアント側の状態が保持されているならば、
サーバから図8の(f)に示すような処理結果が送信され
ると、通信制御部7で受信され、処理部2によりクライ
アント側処理依頼制御部8の処理結果受信手段RCVが
起動され、図4のフローチャートに示される処理が実行
される。まず、処理結果を取り出し(S11)、依頼元の
プログラムが動作中か否か判定する(S12)。動作中で
あれば、処理結果をそのプログラムに引渡し(S13)、
図8の(d)に示すような処理結果取出し完了通知を通信
制御部7によりサーバへ送信する(S14)。S12で依
頼元プログラムが動作していない場合には、そのプログ
ラムの起動要求のためのメッセージを表示し(S15)、
起動されるのを待つ(S16)。正常に起動された場合に
は、処理結果をそのプログラムに引渡し(S13)、処理
結果取出し完了通知をサーバへ通信制御部7により送信
する(S14)。S16で正常にプログラムが起動されな
かった場合には、処理結果取出し完了通知をエラーとし
てサーバへ送信する(S17)。
【0022】サーバ装置へ処理依頼後、操作者がログア
ウトしてサーバとの接続が切り離されたり、クライアン
ト装置の電源をoffにした場合には、サーバから処理
結果を送信することはできないため、操作者は後ほど、
処理を依頼した時と同じか別のクライアント装置から、
サーバへ処理結果の取り出し要求を行うこととなる。
【0023】処理を依頼した操作者が、サーバへ依頼処
理の状況を問い合わせをする場合や、上記のように処理
結果の取り出し要求を行う場合には、クライアント側処
理依頼制御部8の処理結果・状況問い合わせ手段INQ
が起動され、図5のフローチャートに示される処理が実
行される。まず、図8の(b)に示すような処理状況問合
せ要求データを設定し(S21)、処理状況問合せ要求デ
ータを通信制御部7によりサーバへ送信し(S22)、処
理状況を待つこととなる(S23)。処理状況が正常に返
された場合には、問い合わせ内容を判定し(S24)、問
い合わせが処理状況のみの場合や処理が完了していない
場合には、処理状況を表示し(S25)、問い合わせが処
理結果の要求で処理が既に完了している場合には、図8
の(c)に示すような処理結果取り出し要求データを設定
し(S27)、サーバに対して通信制御部7により処理結
果取り出し要求を送信する(S28)。その後、サーバか
ら処理結果が送信されると、通信制御部7で受信され、
処理部2によりクライアント側処理依頼制御部8の処理
結果受信手段RCVが起動され、上記で述べたのと同様
に、図4のフローチャートに示される処理が実行され
る。S23で処理状況が正常に返されない場合には、エ
ラーを表示する(S26)。
【0024】次に、サーバ装置SRVにおいて、クライ
アント装置CLTから処理の依頼要求や、依頼処理の状
況の問い合わせや、依頼処理の処理結果取り出し要求が
送られてきた場合には、通信制御部17で受信され、処
理部12により、依頼処理制御部18の処理依頼・問い
合わせ受付手段ACPが起動され、図6のフローチャー
トに示される処理が実行される。まず、要求内容を取り
出し(S31)、要求内容を判定する(S32)。要求内容
が、処理依頼の要求であれば、処理依頼先の該当プログ
ラムが稼働中か否か判定し(S33)、稼働中ならば、図
9に示す処理状況管理情報に処理中として登録し(S3
4)、図8の(d)に示すような処理依頼受付完了通知を
クライアント装置CLTへ通信制御部17により送信し
(S35)、処理依頼内容中のデータをプログラムに引渡
す(S45)。S33でプログラムが稼働していない場合
には、プログラムを起動し(S36)、正常に起動された
ならば、処理依頼内容中のデータをプログラムに引渡し
(S34)、処理依頼受付完了通知をクライアント装置C
LTへ送信する(S35)。正常に起動できなかった場合
には、処理依頼受付完了通知をエラーとしてクライアン
ト装置CLTへ送信する(S37)。S32で要求内容が
処理状況の問い合わせ要求であれば、図9の処理状況管
理情報により処理状況を調査し(S38)、その結果を図
8の(g)に示すような処理状況通知としてクライアント
装置CLTへ送信する(S39)。また、S32で要求内
容が処理結果の取り出し要求であれば、その処理状況を
調査し(S40)、処理が既に完了しているか否か判定し
(S41)、完了しておれば、処理結果を取り出し(S4
2)、処理状況管理情報から削除し(S43)、図8の
(f)に示すような処理結果通知としてクライアント装置
CLTへ送信する(S44)。もし処理が完了していなけ
れば、処理状況通知のみをクライアント装置CLTへ送
信することとなる(S39)。なお、S34で処理状況管
理情報を登録する際、処理の依頼元のユーザIDも登録
するようにしている。これは、処理状況や処理結果に対
する問い合わせがあった場合に問い合わせ元のユーザと
依頼処理との対応をとるために必要である。ユーザID
は、サーバ側のネットワークOSに用意されているアプ
リケーション・インターフェースなどにより、取得可能
である。
【0025】処理の依頼後、プログラムの処理が終了す
ると、サーバ側依頼処理制御部18の処理結果・状況通
知手段INFが起動され、処理結果保持手段HLDの動
作と共に、図7のフローチャートに示される処理が実行
される。まず、図9の処理状況管理情報により依頼元の
ユーザIDを取り出し、そのユーザの操作状態をチェッ
クし(S51)、サーバに対して操作中であるならば、図
8の(f)に示すような処理結果をクライアント装置CL
Tへ通信制御部17により送信し(S52)、受取完了通
知待ちとなる(S53)。正常に受け取られれば、処理結
果を消去し(S54)、図9の処理状況管理情報から削除
する(S55)。S53で、正常に受け取られなければ、
図9に示す処理状況管理情報中の該当する処理の処理状
況を処理完に更新し(S56)、処理結果を格納する(S
57)。また、S51で依頼元のユーザがサーバに対し
て操作をしていない場合には、正常に受け取られなかっ
た場合と同様に、処理結果を格納することとなる。な
お、S51でユーザの操作状態のチェックは、サーバ側
のネットワークOSに用意されているアプリケーション
・インターフェースにより、現在サーバに対してアクセ
スしているユーザを取得することにより、可能である。
【0026】<実施例の変形>ユーザの中には処理依頼
後、処理結果を取り出すのを忘れてしまう可能性も有る
ため、そのユーザがクライアント装置CLTからサーバ
に対して操作を行っているときに、サーバ装置SRVか
ら取り出されないで残っている処理結果が有ることをそ
のユーザに知らせることも可能である。この場合には、
サーバ側依頼処理制御部18において、図10に示すよ
うに、更に、処理依頼元監視手段WACを設けることに
よって達成される。この依頼元監視手段WACは、周期
的に起動されており、図11のフローチャートに示され
る処理が実行される。図9の処理状況管理情報により、
処理結果保持中のユーザIDを取り出し(S61)、その
ユーザが現在サーバへ操作中か否か判定し(S62)、操
作中であれば、そのユーザが操作しているクライアント
装置へ処理結果保持通知を送信し(S63)、操作中でな
ければ何もしない。次に、処理状況管理情報中の全てに
ついてチェックしたか否か判定し(S64)、まだであれ
ば、次のユーザについてチェックし、全て完了であれ
ば、終了する。処理結果保持通知の構成の例を図12に
示す。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、サーバへ処
理依頼中であっても、任意の時点でのサーバへのログイ
ン/ログアウトや、クライアント装置の電源のon/o
ffが可能となるため、サーバでの処理時間を気にする
ことなく、サーバへ処理を依頼することができるため、
操作上の融通性が増すこととなる。特に、ディスクレス
のポータブル情報機器など携行性の良いものを使用する
場合については、短時間しか操作できない状況下におい
ても操作したいという要求が増すと思われる。そのよう
な場合においても、サーバに対して処理を依頼すること
も可能となるため、益々、携行性の特質が生かされた操
作が可能になる。
【0028】また、クライアントからサーバへ通信回線
により、接続して使用する場合には、サーバへ処理依頼
後、通信回線を切断することも可能であるため、処理時
間が長い場合には、通信費の削減も可能となるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモート・コンピューティング・シス
テムを実現するために必要な、クライアント側処理依頼
制御部とサーバ側依頼処理制御部の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明が適用されるコンピュータのシステム構
成を示すブロック図である。
【図3】クライアント側処理依頼制御部の処理依頼処理
の実施例を示すフローチャートである。
【図4】クライアント側処理依頼制御部の処理結果受信
処理の実施例を示すフローチャートである。
【図5】クライアント側処理依頼制御部の処理結果・状
況問合せ処理の実施例を示すフローチャートである。
【図6】サーバ側依頼処理制御部の処理依頼・問合せ受
付処理の実施例を示すフローチャートである。
【図7】サーバ側依頼処理制御部の処理結果・状況通知
処理の実施例を示すフローチャートである。
【図8】本発明を実施する場合に必要な、サーバ装置と
クライアント装置間の受渡し情報のデータ構造の例を示
す図である。
【図9】本発明を実施する場合に必要な、処理状況管理
情報のデータ構造の例を示す図である。
【図10】本発明の変形を実施する場合に必要な、サー
バ側依頼処理制御部の構成を示すブロック図である。処
理の実施例の変形1を示すフローチャートである。
【図11】本発明の変形を実施する場合に必要な、サー
バ側依頼処理制御部の処理依頼元監視処理の実施例を示
すフローチャートである。
【図12】本発明の変形を実施する場合に、サーバ装置
とクライアント装置間で新たに必要となる受渡し情報の
データ構造の例を示す図である。
【符号の説明】 CLT…クライアント装置、REQ…処理依頼手段、I
NQ…処理結果・状況問合せ手段、RCV…処理結果受
信手段、SRV…サーバ装置、ACP…処理依頼・問合
せ受付手段、INF…処理結果・状況通知手段、HLD
…処理結果保持手段、1と11…入力部、2と12…処
理部、3と13…内部メモリ、4と14…外部記憶部、
5と15…表示部、6と16…出力部、7と17…通信
制御部、8…クライアント側処理依頼制御部、18…サ
ーバ側依頼処理制御部、KB…キーボード、MUS…ポ
インティング・デバイス、CRT…ディスプレイ、MD
…外部記憶装置、PRT…プリンタ、LAN…ローカル
・エリア・ネットワーク、LADP…LANアダプタ、
S1〜S64…処理の各ステップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のクライアント装置とサーバ装置が通
    信ネットワークに接続され、クライアント装置からの依
    頼に従って、サーバ装置で処理が行われ、その処理結果
    がクライアント装置に返されるサーバ・クライアント・
    システムにおいて、サーバに対して処理要求を行う手段
    と、それに基づく処理結果を受信する手段を上記クライ
    アント装置に保有し、クライアント装置からの処理要求
    を受け付ける手段と、処理終了後、処理結果をクライア
    ント側へ送信する手段と、クライアント側が処理結果を
    受信できない場合には、サーバ側で処理結果を保持する
    手段とを上記サーバ装置に保有し、クライアントからサ
    ーバに対して処理依頼を行った後は、処理結果を待たず
    にサーバとの接続を切断することもでき、切断した場合
    には、後でサーバとの接続することにより、処理結果を
    得ることを可能としたことを特徴とするリモート・コン
    ピューティング・システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記サーバ装置側で
    は、クライアント側から要求のあった処理に関して、処
    理状況や処理結果に対するクライアント側からの問い合
    わせを受付け、処理状況または処理結果をクライアント
    側へ通知する手段を保有し、クライアント側では、サー
    バに対して処理要求を行った後の任意時点において、サ
    ーバに対して、依頼した処理に関する処理状況または処
    理結果を問い合わせることを可能としたことを特徴とす
    るリモート・コンピューティング・システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記サーバ装置側で
    は、クライアント側から依頼のあった処理についての処
    理状況や処理結果に関する情報を、クライアント側へ通
    知可能な場合には、自動的に通知する手段を保有するこ
    とを特徴とするリモート・コンピューティング・システ
    ム。
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