JPH05324288A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH05324288A
JPH05324288A JP12342292A JP12342292A JPH05324288A JP H05324288 A JPH05324288 A JP H05324288A JP 12342292 A JP12342292 A JP 12342292A JP 12342292 A JP12342292 A JP 12342292A JP H05324288 A JPH05324288 A JP H05324288A
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JP
Japan
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data
kit
processing
kits
hardware
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Application number
JP12342292A
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English (en)
Inventor
Haruo Koyanagi
晴生 小柳
Kazuyoshi Abe
和義 阿部
Toru Nishiyama
徹 西山
Minoru Nomaru
実 能丸
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/060,122 priority patent/US5404530A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ端末や作業ロボットまたはプロ
グラム等において、そのメーカーやハードウェア上のO
S等にとらわれずに自由にFAやOAのシステムを組む
ことができるいわゆるマルチベンダー環境に適合した情
報処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 実行要素手順のみのアプリケーションキット
1,2を記憶する手段と、該キットをOS7に依存せず
に構築し、流れを記憶、処理するためのライブラリ群よ
りなる手段SKI3と、共有する情報の保存および処理
を管理、実行するための手段BASE4と、該キットや
BASE部をハードウェアやOSから切離し動作させる
ための関数群を供給する手段OSI5と、特定のOS上
でのみ機能する作業手順を記憶した記憶手段を作り変え
ることなく該SKIおよびBASE部上で機能させ、該
キットとの整合性をとる手段API6を有することを特
徴とする情報処理装置により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関し、
特に、工場や事務所内における情報や作業工程等を総合
的に管理、運営するための情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FAやOA等、工場や事務所内における
情報や作業工程等を高度に自動化し、総合的に管理運営
するための装置を構築する上で、コンピュータ端末や作
業ロボット等において、そのメーカーやコンピュータ上
のOS等にとらわれずに自由にFAやOAのシステムを
組むことができるいわゆるマルチベンダー環境がユーザ
ーサイドから求められている。
【0003】従来、このマルチベンダー環境を組む上で
の問題として、異機種間でのプログラムやデータの相互
利用ができない等問題がある。これは、例えば、ある工
場Aにおいて、作業や工程等をコンピュータを用いて管
理し、自動化(オートメーション化)したシステムを作
上げ、これを他の工場B等に移す場合に、そこで用いら
れているコンピュータが同一機種であれば問題はない
が、異種が異なる場合には、その工場Bとして行う作業
等は同一であっても、その工場Bで使用するコンピュー
タに合わせたプログラムを作らねばならない。これに
は、通常、前の工場Aで作成されたものを移植すること
により行われ、この移植は、事実上、まったく別なプロ
グラムを作成するのとほぼ同様の労力やコストが必要と
なる。また、ある作業や処理の追加には、追加したい作
業処理の部分を組み込んだ新たなプログラムが必要であ
り、それは結局、メインルーチンは元のプログラムであ
るにしても、わずかな追加変更であっても、元のプログ
ラムとは異なる新規なプログラムを作成するのと何等変
わることのないものとなり、多くの労力が必要で、ま
た、その様に新たに作ったプログラムは、全体のデバグ
やテストラン等が必要でありさらに多くの労力や時間、
コストが必要となり大きな問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、コン
ピュータ端末や作業ロボットまたはプログラム等におい
て、そのメーカーやハードウェア上のOS等にとらわれ
ずに自由にFAやOAのシステムを組むことができるい
わゆるマルチベンダー環境に適合した情報処理装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、判断処理
や情報の記憶保持の処理を包含せず実行要素手順のみに
よって定義される一つもしくは複数のアプリケーション
キットを記憶する記憶手段と、該キットをハードウェア
やOS(オペレーティングシステム)に依存せずに構築
し、かつ構築されたキットの流れを記憶し、処理するた
めのライブラリ群よりなる手段SKI(ソフトキットイ
ンターフェイス)と、各アプリケーション間で共有する
情報の一時保存および処理を一括管理し、実行するため
の手段BASEと、該キットやBASE部をハードウェ
アやOSから完全に切り離し動作させるための関数群を
供給する手段OSI(オペレーティングシステムインタ
ーフェイス)と、特定のOS上でのみ機能する作業手順
を記憶した記憶手段を作り変えることなく該SKIおよ
びBASE部上で機能させ、該キットとの整合性をとる
手段API(アプリケーションソフトインターフェイ
ス)を有することを特徴とする情報処理装置により達成
される。
【0006】
【作用】本発明の情報処理装置は、上述のような手段に
より、ソフトウェアのソースコードを変更することなく
任意の環境下で所定の機能が実現できる。すなわち、新
規ソフト、既存ソフト共に、ハードウェアやOS、また
は接続デバイスやネットワーク等に依存せず、高度な操
作性をマルチベンダー環境にて実現することができるも
のである。また、任意の処理作業を追加するには、ある
単位作業としての追加部分をソフトキットとして追加す
ることにより行うことができるため、従来のように、ア
プリケーションソフト全体を変更することによる処理の
追加変更と言う作業が不必要となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の情報処理装置における各手段
について説明する。図1は、本発明の情報処理装置を概
念的に表した図面である。
【0008】まず、本発明における判断処理や情報の記
憶保持の処理を包含せず実行要素手順のみによって定義
されるアプリケーションキット1および2(図1中では
2個のキットであるが、2個以上の複数個在ってもよ
い)を記憶する一つもしくは複数の記憶手段は、一つの
機能として処理が閉じている最小単位の処理モジュール
であるキットを記憶しており、該キット1および2は、
SKI3によって提供される関数のみを使用し外部関数
を直接参照することなく動作させることができるもので
ある。本発明の情報処理装置を利用する利用者は、この
キット1および2をその利用したい処理に合わせて適宜
選択して接続する(データフローダイアグラム(DF
D)と称する)ことにより、ある処理または作業を実行
することができる。
【0009】次に、SKI3は上述のキット1および2
を組み合わせることにより構築されて指定された処理手
順に合わせて各キット1および2を接続し、かつ構築さ
れた処理手順を実行するためのライブラリ群を有し、各
ソフトやキット1および2がハードウェアやOSに関係
なく動作させるための手段である。SKI3は、そのた
めに概念的には図2に示すようにソフトキットインター
フェイス(I/F)部31とソフトキットリンク管理部
32に別れている。
【0010】ソフトキットインターフェイス部31で
は、OS、BASEとの標準インターフェイスを制御す
るもので、具体的には、例えば以下のような機能を有す
るものである。 ソフトキットインターフェイス機能例 (1)OSインターフェース ・別項OSI機能をソフトウェアキットに提供する(キ
ットからのコールに応える)。 (2)BASEインターフェース ・ポイントデータのタグ名ライト/リード(R/W)。 ・ポイントダータベース(D/B)のファイルのタグ名
R/W。 ・入出力インターフェース。 ・ポイントD/Bの検索。 ・アラーム。 ・現在時刻リード。 ・テーブルのリード。
【0011】ソフトキットリンク管理部32では、コン
ピュータのノードに関係なくメッセージとデータでシー
ケンシャルにリンクするもので、具体的には、例えば以
下のような機能を有するものである。 ソフトキットリンク管理部機能例 (1)DFDリンク ・DFD形式で設定した条件に従い、各キットを順次結
合、実行する。 (2)リンクデータ作成 ・キット間のリンクデータをタグ名で登録し、それに従
いデータを自動作成する。 (3)ネットワーク管理 ・異なるノードのポイントデータR/Wあるいはキット
とのリンク時のネットワーク制御を行なう。 (4)最適メッセージ選択 ・ノード間あるいはノード内のキット間通信時、メッセ
ージタイプを自動選択する。
【0012】次に、各アプリケーション間で共有する情
報の一時保存および処理を一括管理し、実行するための
手段BASE4部は、SKI3で生成された各キット1
および2のデータを結合し、キット1および2の起動命
令やキット間の同期を制御し、また、キット起動のシー
ケンス管理等を行うキット統合機能、端末8や接続され
ている各種デバイス9の起動実行の管理(デバイスドラ
イバ(D/D))、デバイス上の物理データ(デバイス
内での特定のあるアドレスに保存されているデータ)を
本発明の情報処理装置上の論理データ(タグ名で扱える
データ)への変換および構造化データの管理等を行うデ
バイスデータ管理機能、および端末とのインターフェー
ス、画面表示状態の管理および画面作成ツール(グラフ
ィックユーザーインターフェイス(GUI))を有する
画面操作作成統合機能等を有し、必要により、アラーム
等の時間の管理やユーザ管理等の機能を合せ持つもの
で、事実上この部分により利用者が任意に設定した処理
作業を行う部分である。
【0013】このBASE4部は、概念的には図2に示
すように、物理/論理データ管理部43、情報収集/分
配部44および共通操作型ユーザーインターフェイス部
45に別れている。
【0014】情報収集/分配部44では、接続したでデ
バイスとの通信を行い、デバイスの持つデータの収集あ
るいはアプリケーション(ソフトキット)からのデータ
の分配を行うもので、例えば以下のような機能を有して
いる。 情報収集/分配機能例 (1)対デバイス通信(DCD) ・デバイスに合わせたプロトコルで、複数デバイスとの
データ通信を行なう(デバイスコミュニケーションドラ
イバー)。 (2)DCD起動 ・「デバイス構成テーブル」に登録した「デバイスタイ
プ」より、適合DCDを選択、実行する。 (3)データ収集 ・「ポイントデータテーブル」に登録した収集内容、収
集タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を収集する。収集タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。
【0015】(4)データ分配 ・「ポイントデータテーブル」に登録した分配内容、分
配タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を分配する。分配タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。 (5)デバイスアクセスサービス 1)イベント型収集時、収集データ量を自動的に最適化
する。 2)デバイス接続/切離し時の保護を行なう。 3)DCDの並列起動タイミングを最適化する。 4)データ毎に書き込み保護を行なう。 5)収集、分配データの範囲チェックを行なう。 6)DCDを新規に開発する時の支援ツールを提供す
る。
【0016】物理/論理データ管理部43では、各端末
のアドレス上に展開されている物理データを論理化し、
タグ名付きポイントデータとしてソフトキットで扱える
データに展開する物で、例えば以下のような機能を有し
ている。 物理/論理データ機能例 (1)構造化タグアクセス ・デバイスから収集する物理データの個々にタグ名(ポ
イントデータテーブル)を割付け、個々あるいは構造体
単位でのタグアクセスを行なう。 (2)仮想ポイントデータ管理 ・仮想のポイントデータエリアを生成し、基本演算
(+、−、×、÷、平方根、2乗等)、理論演算(AN
D OR XOR等)を実行し、データを管理する。 (3)ポイントデータベース(PDB)連動 ・ポイントデータを「PDBフォーマットテーブル」に
登録したフォームで、[サイクリック/条件イベント/
変化イベント/要求イベント]のタイミングで、データ
ベースと連動R/W制御を行なう。 (4)ポイントデータベースフォーム変更 ・「PDBフォーマットテーブル」を変更した後、旧フ
ォーマットからの自動変更を行なう。 (5)ポイントデータベース検索 ・フォーマット内データの内容を設定条件により検索し
ファイル化する。 (6)ポイントデータベースアクセス ・ファイル名−構造化タグ指定によりD/Bをアクセス
する。
【0017】共通操作型ユーザーインターフェイス部4
5アプリケーションソフトキットの共通ユーザー(利用
者)としてのターミナル、キーボードおよびディスプレ
イ(画面表示)やプリンタ機器の操作系の制御を行うも
ので、例えば以下のような機能を有している。 共通操作型ユーザーインターフェイス機能例 (1)入出力フォーム作成(GED) ・入出力フォームを、作画するグラフィックエディタ
ー。 (2)データ割付登録(GED設定テーブル) ・GEDで作成した入出力フォームに表示する内容を登
録する。 (3)アプリケーション(ソフトウェアキット)との連
動(UIC) ・GED入出力データを、アプリケーションソフトから
物理デバイス(ターミナル、プリンター)に入出力す
る。排他処理。 (4)テーブル管理(テーブルデータベース) ・システムで使用する全テーブルの管理を行なう。UI
Cによりデータ設定を行なう。 (5)GEDフォーム管理(GED−D/B) ・GEDで作成した入出力フォームの共通管理を行なう
(ノード別フォームの統合管理)。 (6)デバイス固有画面管理 ・GED−D/Bとデバイス固有画面との関連づけ情報
を管理する。 (7)プラットフォームデータ管理部との連動機能 ・プラットフォームのデータ管理機能と連動して、デー
タ受渡しを制御する。
【0018】次に、キット1および2やBASE4部を
ハードウェアやOS7から完全に切り離し動作させるた
めの関数群を供給する手段OSI5は、その機能を極単
純に言い表すと、本装置にの各種手段を実行させるハー
ドウェアの機種により異なるOS7で用いられている関
数やハードウェアに依存するOS7上の処理機能等を、
本装置上で用いられる関数等に変換する役割を担うもの
である。これには、それぞれのハードウェア機器の基本
となるOS7の命令系統(この命令系統がOSが異なる
ことにより、同一の命令が実際にコンピュータを動かす
ための引数や返数等が異なる)を本装置上で用いられる
関数等に変換するために、参照するOSライブラリーを
持つ。すなわち、OSライブラリーは、各OS7の命令
形と、それに対応する本装置上の命令形を対応させるた
めのテーブルである。そして、各端末から入力された実
行命令をうけっとた時点でこのOSライブラリーを参照
して、必要な本装置上の命令形に変換し、また、本装置
上で実行された結果をハードウェアの表示または実行形
に合うように変換して送り返すことにより、その機種に
とらわれることなくソフトキットにより構築した処理作
業を行わしめるものである。
【0019】さらに、このOSI5には、ハードウェア
に依存したOS7の関数を補完する関数機能を持たせて
おくことができる。これは、通常ハードウェアに依存し
たOS7の関数は、そのハードウェアやOS7の特徴と
なる関数や処理命令等が在り、これらはハードウェアの
機種が異なるとある関数や命令があったりなかったりす
るため、利用者にとって機種が変わることによって使い
にくいことになっており、この様な不便さを無くすると
共に、さらに使いやすい関数や命令を付け加えることに
より、より機能的で利用しやすいものとすることができ
る。
【0020】次に、API6は、ある特定のOS上でし
か実行することができないアプリケーションプログラム
の実行命令を、上述のOSライブラリーを参照して、本
装置上の命令に変換する機能を持つものである。
【0021】このAPI6と上述のOSI5の機能によ
り、コンピュータ上のOS7と、アプリケーションプロ
グラムのOS7等を意識すること無く、OS7の異なる
機種でアプリケーションプログラムを実行することが可
能となる。
【0022】上述のOSI5およびAPI6での変換
は、従来行われていたような、あるOS7の実行命令か
らなるプログラムを、本装置上の命令形に移植するした
プログラムを生成させるというようなものではなく、各
端末からの命令やアプリケーションプログラムが実行さ
れたときの命令を、その実行命令のみを特定して、本装
置内で作動させるようにしたものである。これによっ
て、アプリケーション内の一部の命令のみを実行させる
ことも可能となり、上述のキット1および2と一緒にD
FDにより組み合わせて実行することができるようにな
る。
【0023】以下、さらに本発明を具体例を挙げて説明
する。例えば、エンジン加工ラインの生産サポートシス
テムに本発明の情報処理装置を使用して、プログラマブ
ルコントローラ(PLC)より設備情報を取り込み設備
管理行う場合の例を示す。ここで、図3は、この例を説
明するための概念図である。
【0024】情報処理装置に用いるハードウェアとして
は、例えば、DEC VAXやIBM、その他ワークス
テーションやコンピュータ等を用い、このハードウェア
上のOS108に、このOS108を補う本発明のOS
I107を組み込み、さらにOSI107上にBAES
106、SKI105、API113および複数のキッ
ト101,102,103および104を組み込む。こ
のように本発明の各手段を組み込んだ情報処理装置に、
ラインの設備から情報を取り出すPLC110を接続す
る。このPLCにより取り出される情報は、この例で
は、複数の作業機器から、油水量、電流値、振動値、設
備異常、しきい値計測周期等である。
【0025】そこで、情報処理装置に接続された端末か
ら、この例の設備管理に必要なキットを選択し、DFD
により各キットを接続する。この例で必要なキットは、
画像状態監視キット101、傾向履歴管理キット10
2、ポイントリスト表示キット103および画像編集キ
ット104である。選択された各キットは、利用者の指
示により、SKI105のソフトキットリンク部により
リンクされる。
【0026】まず、端末109から必要なデータの種類
を入力し、同時にそのデータの表示の形式を任意のグラ
フィック(表や図形等)の表示として得られるように設
定する。この設定のための入力がされると、入力された
命令は、ハードウェアのOS108に読み込まれ、その
OS108に依存した命令が発生し、この命令をOSI
107が本装置上の命令形に変換する。データベース1
11に表示形式や取り出したいデータの種類等は情報と
して蓄積され、処理の命令は、その処理を行うキットを
作動させるために、起動のタイミング等が設定せれてS
KI105に渡される。これにより、画面上の表示形式
の設定のために、画面編集キットが104が起動され、
実行された処理に従いSKI104のソフトキットI/
F部からBASE106に渡され、BASE106は処
理の実行結果を判断してGUI115を起動することに
よって任意の表示画面を表示する。
【0027】必要なデータおよびそのデータの表示形式
が設定され、設備管理の実行が命令されると、そのため
に必要な処理を行うキットにBASE106より起動が
かけられ、各キットが作動することにより必要なデータ
の収集が行われる。各キットが必要とするデータは、S
KI105のソフトキットI/Fのより統合選択され
て、BASE106にデータ要求として渡され、BAS
E106は、それに従いD/D114を通して、PLC
110より必要なデータを収集する。収集されたデータ
は、BESA106に取り込まれ、BASE106はこ
のデータを分類(タグ名の付与)して、データベース1
12に蓄積する。このデータ収集の時、PLC110か
らのデータは、一旦OS108上の物理データとして、
OS108が規定するアドレス上に展開され、OS10
8上のアドレスに展開された物理データは、OSI10
7によりBASE106が割り振ったタグ名として、O
SI107の論理/物理データ管理部により論理データ
(タグ名付き)に変換されてBASE106に渡される
ものである。
【0028】さらに、この設備管理のための処理が続行
され、収集されたデータにより、必要な分析を行うと、
BASE106はこの分析に必要な処理を行うために、
傾向履歴管理キット102に起動命令を出し、このキッ
ト102への起動命令は、SKI105を通りキット1
02が実行される。キット102の実行により、データ
の分析処理に必要なデータの要求がSKI105からB
ASE106に帰され、BASE106はその要求によ
り、データベース111および112よりデータを取り
出し、また、処理に必要な関数の実行をOSI107を
呼び出して実行する。
【0029】処理した結果は、端末109のCRT10
9a上にキット104および101を実行することによ
り表示される。この結果の表示には、BASE106に
よって起動命令が出させることにより行われる。図4は
この結果のうち、各ライン上の機器の油量をモニタした
ときの画面表示を示したものである。
【0030】次に、上述のエンジン加工ラインの生産サ
ポートシステムに本発明の情報処理装置を使用して、プ
ログラマブルコントローラ(PLC)より設備情報を取
り込み設備管理行う場合の一例として、設備の振動値履
歴管理を例に挙げ、さらに具体的に説明する。ここで、
図5は振動値履歴管理を行うためのフローチャート、図
6は各部での処理を表す構成図である。
【0031】(1)まず、PLC110は、センサーを
通じてI/O処理202により設備の振動値情報(デー
タ)の収集を行いレジスタ201に、例えば図7に示す
ようなフォームによりPLCレジスタ内に割り付けての
データを格納する。
【0032】(2)本発明の装置のBASE106内の
D/D114は、PLC110の通信論理テーブル20
6とOSI107で提供される通信標準関数を用いて通
信処理205を行い、図7のフォームのデータを入手す
る(図5に示すフローチャートS1、以下、単にS(数
字)と記載する)。
【0033】(3)(2)において、本発明の装置に用
いられているハードウェアに固有のOS108の通信関
数に対し、OSI107は、例えば表1に示すような通
信標準関数を準備し、これをOS108の通信関数20
3に変換する処理を行ってPLCと通信する。
【0034】
【表1】
【0035】(4)受信したデータはBASE106
で、図7のフォームのデータを論理化テーブル206
(論理化テーブルの例を表2に示す)で定められたポイ
ント名称で、データ論理化207を行う(S2)。
【0036】
【表2】
【0037】(5)BASE106は、データベース1
12に論理データ蓄積208により、論理データを蓄積
する(S3)。
【0038】(6)BASE106は、SKI105に
対し、振動値データの入手が完了したことをデータ入手
完了通知209により通知する。
【0039】(7)SKI105は、(6)のデータ入
手完了通知209のメッセージをトリガーとして、傾向
履歴管理キット102を起動213する(S4)。
【0040】(8)傾向履歴管理キット102は、必要
とするデータをデータ要求217をして、ポイント名称
で要求する。
【0041】(9)傾向履歴管理キット102からのデ
ータ要求217を受けたSKI105はデータ要求関数
214としてデータの要求をBASE106に渡し、B
ASE106は要求された論理名称のデータをデータ受
渡し210によりデータベース112より引き出しSK
I105へ渡す。SKI105はこのデータをデータ通
知関数215によりキットへ渡す。
【0042】(10)傾向管理キット102は、データ
処理218により時系列的な振動値データを集約し、デ
ータの倍率乗算等の処理を行う(S5)。
【0043】(11)傾向履歴管理キット102は、処
理の結果を結果通知219によりSKI105に送り、
処理の終了を通知する。
【0044】(12)SKI105は、処理結果の出力
先を判断し、画面表示の場合は、画面出力関数216と
して処理結果をBASE106に通知する。
【0045】(13)BASE106は、受け取った処
理結果をデータ蓄積211によりデータベース112に
蓄積すると共に、GUI115により、データベース1
11より画面情報を読み出し、表示画面データ出力21
2としてOSI107へ引き渡す。
【0046】(14)表示画面データ出力は、OSI1
06の画面表示標準関数220を介して、ハードウェア
固有のOS108の画面表示関数221によりCRT1
09に結果を表示222する(S6)。この結果の表示
例を図8に示す。
【0047】本発明の情報処理装置は、上述のようにし
て、行いたい情報の管理や、作業の処理等を利用者が任
意に構成したDFDにより実行することができるもので
ある。
【0048】
【発明の効果】本発明の情報処理装置は、FAやOA等
のシステムにおいて、システムの構築、運用およびメイ
テナンス等を誰もが容易に行うことができるものであ
り、また、使用するハードウェアやそのOSにとらわれ
ずに最適の処理を行うことができるように処理手段を選
択することができ、処理の追加等も追加する処理単位ご
とのキットを作ることによって行うことができるため、
その掛かる労力や時間、コスト等を大きく削減すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報処理装置を説明するための構成
図である。
【図2】 本発明の情報処理装置のSKIおよびよBA
SE部を説明するための構成図である。
【図3】 本発明の情報処理装置を用いた実施例を説明
するための構成図である。
【図4】 本発明の実施例の油水量の結果の表示画面を
示す図面である。
【図5】 本発明の情報処理装置を用いた実施例の振動
値履歴管理を行うためのフローチャートである。
【図6】 本発明の情報処理装置を用いた実施例の振動
値履歴管理の各部での処理を表す構成図である。
【図7】 本発明の情報処理装置を用いた実施例の振動
値履歴管理でのPLCレジスタ内に割り付けたデータの
一例を示す図面である。
【図8】 本発明の情報処理装置を用いた実施例の振動
値履歴管理の処理結果の例を示す図面である。
【符号の説明】
1,2,101,102,103,104…キット、
3,105…SKI、4,106…BASE、5,10
7…OSI、6,113…API、7,108…OS、
8,109…端末、109a…CRT、109b…キー
ボード、9…デバイス、41,114…D/D、42,
115…GUI。
フロントページの続き (72)発明者 能丸 実 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判断処理や情報の記憶保持の処理を包含
    せず実行要素手順のみによって定義される一つもしくは
    複数のアプリケーションキットを記憶する記憶手段と、 該キットをハードウェアやOSに依存せずに構築し、か
    つ構築されたキットの流れを記憶し、処理するためのラ
    イブラリ群よりなる手段SKIと、 各アプリケーション間で共有する情報の一時保存および
    処理を一括管理し、実行するための手段BASEと、 該キットやBASE部をハードウェアやOSから完全に
    切り離し動作させるための関数群を供給する手段OSI
    と、 特定のOS上でのみ機能する作業手順を記憶した記憶手
    段を作り変えることなく該SKIおよびBASE部上で
    機能させ、該キットとの整合性をとる手段APIとを有
    することを特徴とする情報処理装置。
JP12342292A 1992-05-15 1992-05-15 情報処理装置 Pending JPH05324288A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12342292A JPH05324288A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 情報処理装置
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