JPH05323961A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
- Publication number
- JPH05323961A JPH05323961A JP4126309A JP12630992A JPH05323961A JP H05323961 A JPH05323961 A JP H05323961A JP 4126309 A JP4126309 A JP 4126309A JP 12630992 A JP12630992 A JP 12630992A JP H05323961 A JPH05323961 A JP H05323961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- musical instrument
- rotation
- electronic musical
- sound
- Prior art date
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アコーディオン型の電子楽器において、操作
子を別に設けなくても、演奏音に奏者の意志を反映させ
て豊かな音楽表現を可能にする。 【構成】 左手用ボデイ10と右手用ボデイ20とを相
対回動可能に連結し、その回動を検出する回動センサを
設けている。そして、奏者がこの電子楽器1を胸前に保
持して、左手で鍵盤11等の左手用演奏操作子を右手で
鍵盤21等の右手用演奏操作子をそれぞれ操作して楽音
を発生させながら、左手用ボデイ10と右手用ボデイ2
0を相対回動させると、回動センサがそれを検出して信
号を発生し、発生する楽音の音高,音色,音量,効果等
を変化させることができる。
子を別に設けなくても、演奏音に奏者の意志を反映させ
て豊かな音楽表現を可能にする。 【構成】 左手用ボデイ10と右手用ボデイ20とを相
対回動可能に連結し、その回動を検出する回動センサを
設けている。そして、奏者がこの電子楽器1を胸前に保
持して、左手で鍵盤11等の左手用演奏操作子を右手で
鍵盤21等の右手用演奏操作子をそれぞれ操作して楽音
を発生させながら、左手用ボデイ10と右手用ボデイ2
0を相対回動させると、回動センサがそれを検出して信
号を発生し、発生する楽音の音高,音色,音量,効果等
を変化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アコーディオンのよ
うに奏者の胸前に保持して、右手と左手で演奏される電
子楽器に関する。
うに奏者の胸前に保持して、右手と左手で演奏される電
子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】このような電子楽器としては、例えば実
開昭56−159392号公報に見られるように、楽器
本体の左右に一対の鍵盤を有し、その各鍵盤の操作に応
じた楽音を電子的に発生する電子アコーディオンがあっ
た。
開昭56−159392号公報に見られるように、楽器
本体の左右に一対の鍵盤を有し、その各鍵盤の操作に応
じた楽音を電子的に発生する電子アコーディオンがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアコーディオン型の電子楽器では、左右の鍵
盤の操作によって発生される楽音に奏者の意志を反映さ
せにくいという問題があった。奏者の意志を反映させる
ためには、エクスプレッションレバー等の他の操作子を
用いて楽音に表情を付ける必要があるが、そうすると操
作子が多くなるばかりか、両手で鍵盤を操作しながら別
の操作子も操作するのは困難であるという問題もあっ
た。
うな従来のアコーディオン型の電子楽器では、左右の鍵
盤の操作によって発生される楽音に奏者の意志を反映さ
せにくいという問題があった。奏者の意志を反映させる
ためには、エクスプレッションレバー等の他の操作子を
用いて楽音に表情を付ける必要があるが、そうすると操
作子が多くなるばかりか、両手で鍵盤を操作しながら別
の操作子も操作するのは困難であるという問題もあっ
た。
【0004】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであり、操作子を別に設けなくても、演奏音に奏者の
意志を反映させて豊かな音楽表現を可能にすることを目
的とする。
のであり、操作子を別に設けなくても、演奏音に奏者の
意志を反映させて豊かな音楽表現を可能にすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、左手用演奏操作子を有する左手用ボデイ
と右手用演奏操作子を有する右手用ボデイとを相対回動
可能に連結してなり、その左手用ボデイと右手用ボデイ
との相対回動を検出して信号を発生する回動センサと、
上記左手用演奏操作子及び右手用演奏操作子の操作に応
じた楽音を発生する楽音発生手段と、上記回動センサに
よって発生する信号に基づき上記楽音発生手段によって
発生する楽音を制御する制御手段とを備えた電子楽器を
提供するものである。
達成するため、左手用演奏操作子を有する左手用ボデイ
と右手用演奏操作子を有する右手用ボデイとを相対回動
可能に連結してなり、その左手用ボデイと右手用ボデイ
との相対回動を検出して信号を発生する回動センサと、
上記左手用演奏操作子及び右手用演奏操作子の操作に応
じた楽音を発生する楽音発生手段と、上記回動センサに
よって発生する信号に基づき上記楽音発生手段によって
発生する楽音を制御する制御手段とを備えた電子楽器を
提供するものである。
【0006】
【作用】この発明による電子楽器は上記の構成により、
奏者がこの電子楽器を胸前に保持して、左手で左手用演
奏操作子を右手で右手用演奏操作子をそれぞれ操作する
ことにより、楽音発生手段によって楽音を発生させて演
奏しながら、左手用ボデイと右手用ボデイを相対回動さ
せると、回動センサがそれを検出して信号(その回動量
及び/又は回動速度等に応じた信号)を発生し、楽音発
生手段によって発生する楽音を制御し、その音高,音
色,音量,効果等を変化させることができる。
奏者がこの電子楽器を胸前に保持して、左手で左手用演
奏操作子を右手で右手用演奏操作子をそれぞれ操作する
ことにより、楽音発生手段によって楽音を発生させて演
奏しながら、左手用ボデイと右手用ボデイを相対回動さ
せると、回動センサがそれを検出して信号(その回動量
及び/又は回動速度等に応じた信号)を発生し、楽音発
生手段によって発生する楽音を制御し、その音高,音
色,音量,効果等を変化させることができる。
【0007】この場合、奏者は両手で演奏操作しながら
でも、相対回動可能に連結されている左手用ボデイと右
手用ボデイを回動させることは容易であり、演奏音に自
分の意志を反映させて豊かな音楽表現をすることができ
る。
でも、相対回動可能に連結されている左手用ボデイと右
手用ボデイを回動させることは容易であり、演奏音に自
分の意志を反映させて豊かな音楽表現をすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である電子
楽器を演奏している状態の正面図であり、図2はその電
子楽器のみの上面図、図3は背面図である。この電子楽
器1は、左手用ボデイ10と右手用ボデイ20とを、両
者の長手方向の一側縁部を軸2によってヒンジ結合して
相対回動可能に連結してなるアコーディオン型の電子楽
器である。
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である電子
楽器を演奏している状態の正面図であり、図2はその電
子楽器のみの上面図、図3は背面図である。この電子楽
器1は、左手用ボデイ10と右手用ボデイ20とを、両
者の長手方向の一側縁部を軸2によってヒンジ結合して
相対回動可能に連結してなるアコーディオン型の電子楽
器である。
【0009】左手用ボデイ10には、左手用演奏操作子
として鍵盤11と2個のパツド12,12と設定操作子
群13とが設けられ、スピーカ14も備えている。右手
用ボデイ20にも同様に、右手用操作子として鍵盤21
と2個のパツド22,22と設定操作子群23とが設け
られ、スピーカ24も備えている。設定操作子群13,
23には、音量,音色,各種効果(残響,ビブラート
等)などを設定する各種の操作子が設けられている。
として鍵盤11と2個のパツド12,12と設定操作子
群13とが設けられ、スピーカ14も備えている。右手
用ボデイ20にも同様に、右手用操作子として鍵盤21
と2個のパツド22,22と設定操作子群23とが設け
られ、スピーカ24も備えている。設定操作子群13,
23には、音量,音色,各種効果(残響,ビブラート
等)などを設定する各種の操作子が設けられている。
【0010】そして、各ボデイ10,20の上面の連結
部寄りと背面の外側寄り下部にそれぞれ吊り環3が設け
られており、そこに一対の吊りバンド4,4を係着し
て、図1に示すように奏者5がその吊りバンド4,4を
肩に掛けてこの電子楽器を胸前に保持し、左右両手で鍵
盤11,21等の各操作子を自由に操作して演奏できる
ようになっている。
部寄りと背面の外側寄り下部にそれぞれ吊り環3が設け
られており、そこに一対の吊りバンド4,4を係着し
て、図1に示すように奏者5がその吊りバンド4,4を
肩に掛けてこの電子楽器を胸前に保持し、左右両手で鍵
盤11,21等の各操作子を自由に操作して演奏できる
ようになっている。
【0011】この左手用ボデイ10と右手用ボデイ20
との連結部には、図3に示すように両ボデイ10と20
の相対回動を検出するための回動センサ6と、両ボデイ
10,20に互いに開く方向(図2に示す矢示A方向)
に回動付勢するための常方向偏倚用バネ(この実施例で
は一対のコイルバネ)7とを設けている。そして、図4
に示す両ボデイ10,20の内側端面10aと20aの
当接によって、その回動が規制される。なお、図2及び
図3におけるCはその回動中心を示す。
との連結部には、図3に示すように両ボデイ10と20
の相対回動を検出するための回動センサ6と、両ボデイ
10,20に互いに開く方向(図2に示す矢示A方向)
に回動付勢するための常方向偏倚用バネ(この実施例で
は一対のコイルバネ)7とを設けている。そして、図4
に示す両ボデイ10,20の内側端面10aと20aの
当接によって、その回動が規制される。なお、図2及び
図3におけるCはその回動中心を示す。
【0012】そこで、奏者5がこの電子楽器1を演奏し
ながら、左右の手を自分の身体に近付けるように力を加
えると、左手用ボデイ10と右手用ボデイ20が常方向
偏倚用バネ7の付勢力に抗して図2に示す矢示B方向に
相対回動し、それを回動センサ6が検出する。その左右
の手の力を弱めると、左手用ボデイ10と右手用ボデイ
20は常方向偏倚用バネ7の付勢力によって矢示A方向
に回動復帰し、その復帰回動も回動センサ6によって検
出される。
ながら、左右の手を自分の身体に近付けるように力を加
えると、左手用ボデイ10と右手用ボデイ20が常方向
偏倚用バネ7の付勢力に抗して図2に示す矢示B方向に
相対回動し、それを回動センサ6が検出する。その左右
の手の力を弱めると、左手用ボデイ10と右手用ボデイ
20は常方向偏倚用バネ7の付勢力によって矢示A方向
に回動復帰し、その復帰回動も回動センサ6によって検
出される。
【0013】回動センサ6は、この実施例では回転式ボ
リュームであり、図4に示すように右手用ボデイ20に
外周部が固定され、その操作軸61が左手用ボデイ10
に固定されている。それによって、左手用ボデイ10と
右手用ボデイ20とが軸2を中心に相対回動すると、回
動センサであるボリューム6の操作軸61が固定部に対
して相対回動して、端子62,63間の抵抗値をその回
動量に応じて変化させる。
リュームであり、図4に示すように右手用ボデイ20に
外周部が固定され、その操作軸61が左手用ボデイ10
に固定されている。それによって、左手用ボデイ10と
右手用ボデイ20とが軸2を中心に相対回動すると、回
動センサであるボリューム6の操作軸61が固定部に対
して相対回動して、端子62,63間の抵抗値をその回
動量に応じて変化させる。
【0014】図5はこの実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。この電子楽器1のボデイ10,20の内部
には、トーンジェネレータ30,押鍵検出回路31,A
/D変換回路32a〜32d(操作子の数に応じて),
D/Aアンプ33等を備えている。
ク図である。この電子楽器1のボデイ10,20の内部
には、トーンジェネレータ30,押鍵検出回路31,A
/D変換回路32a〜32d(操作子の数に応じて),
D/Aアンプ33等を備えている。
【0015】トーンジェネレータ30は、D/Aアンプ
33及びスピーカ14,15と共に楽音発生手段を構成
するものであり、鍵盤用楽音信号発生回路34とパツド
用楽音信号発生回路35、及びそれらによって発生され
る楽音信号を混合してD/Aアンプへ入力させる混合回
路36を有する。
33及びスピーカ14,15と共に楽音発生手段を構成
するものであり、鍵盤用楽音信号発生回路34とパツド
用楽音信号発生回路35、及びそれらによって発生され
る楽音信号を混合してD/Aアンプへ入力させる混合回
路36を有する。
【0016】左右の鍵盤11,21の鍵が操作される
と、押鍵検出回路31がそのキーコード(音高に対応す
る)とダッチデータ(押鍵強さ等)を検出して、そのデ
ータを鍵盤用楽音信号発生回路34に入力させる。ま
た、左右のパツド12,22が手で叩かれると、その内
部の振動センサがその強さに応じた信号を発生し、それ
をA/D変換回路32c,32dによってデジタル信号
に変換してパッド用楽音信号発生回路35に入力させ
る。
と、押鍵検出回路31がそのキーコード(音高に対応す
る)とダッチデータ(押鍵強さ等)を検出して、そのデ
ータを鍵盤用楽音信号発生回路34に入力させる。ま
た、左右のパツド12,22が手で叩かれると、その内
部の振動センサがその強さに応じた信号を発生し、それ
をA/D変換回路32c,32dによってデジタル信号
に変換してパッド用楽音信号発生回路35に入力させ
る。
【0017】回動センサ6による検出信号はA/D変換
回路32aによって、設定操作子群13,23の各操作
子による設定信号はA/D変換回路32bによってそれ
ぞれデジタル信号に変換され、鍵盤用楽音信号発生回路
34及びパッド用楽音信号発生回路35に入力される。
回路32aによって、設定操作子群13,23の各操作
子による設定信号はA/D変換回路32bによってそれ
ぞれデジタル信号に変換され、鍵盤用楽音信号発生回路
34及びパッド用楽音信号発生回路35に入力される。
【0018】それによつて、鍵盤用楽音信号発生回路3
4は、左右の鍵盤11,21の操作によるキーコード及
びタッチデータ、及び設定操作子群13,23の各操作
子によって設定される各種パラメータに基づいて楽音信
号を形成すると共に、設定操作子によって設定された残
響等の効果が付与される。
4は、左右の鍵盤11,21の操作によるキーコード及
びタッチデータ、及び設定操作子群13,23の各操作
子によって設定される各種パラメータに基づいて楽音信
号を形成すると共に、設定操作子によって設定された残
響等の効果が付与される。
【0019】さらに、回動センサ6の出力信号に応じ
て、各種パラメータを制御する。すなわち、鍵盤出力の
キーコードを修正することにより音高制御を、楽音波形
を変調することによって音色制御を、鍵盤出力のタッチ
データを修正することによって音量制御を、効果付与量
(例えば残響時間)を修正することによって効果制御を
それぞれ行なうことができる。
て、各種パラメータを制御する。すなわち、鍵盤出力の
キーコードを修正することにより音高制御を、楽音波形
を変調することによって音色制御を、鍵盤出力のタッチ
データを修正することによって音量制御を、効果付与量
(例えば残響時間)を修正することによって効果制御を
それぞれ行なうことができる。
【0020】パッド用楽音信号発生回路35は、左右の
パッド12,22の打撃に応じた出力、及び設定操作子
群13,23の各操作子によって設定される各種パラメ
ータに基づいて楽音信号(ドラム等の打楽器音の信号)
を形成すると共に、設定操作子によって設定された残響
等の効果が付与される。これも同様に回動センサ6の出
力信号に応じて、各種パラメータを制御し、その音高,
音色,音量,効果を制御することができる。
パッド12,22の打撃に応じた出力、及び設定操作子
群13,23の各操作子によって設定される各種パラメ
ータに基づいて楽音信号(ドラム等の打楽器音の信号)
を形成すると共に、設定操作子によって設定された残響
等の効果が付与される。これも同様に回動センサ6の出
力信号に応じて、各種パラメータを制御し、その音高,
音色,音量,効果を制御することができる。
【0021】このようにして、鍵盤用楽音信号発生回路
34及びパッド用楽音信号発生回路35でそれぞれ発生
した楽音信号を、混合回路36を通して混合してD/A
アンプ33へ入力させ、そこでアナログ信号に変換して
増幅し、スピーカ14,45によって音響に変換して楽
音を発生する。
34及びパッド用楽音信号発生回路35でそれぞれ発生
した楽音信号を、混合回路36を通して混合してD/A
アンプ33へ入力させ、そこでアナログ信号に変換して
増幅し、スピーカ14,45によって音響に変換して楽
音を発生する。
【0022】このように、上述した実施例によれば、奏
者5が電子楽器1を両手で左右の鍵盤11,21やパツ
ド12,22等を操作して演奏しながら、左手用ボデイ
10と右手用ボデイ20を相対回動させることにより、
その回動に応じて発生する楽音の音高,音色,音量等を
変化させて、奏者の意志を反映させることができる。
者5が電子楽器1を両手で左右の鍵盤11,21やパツ
ド12,22等を操作して演奏しながら、左手用ボデイ
10と右手用ボデイ20を相対回動させることにより、
その回動に応じて発生する楽音の音高,音色,音量等を
変化させて、奏者の意志を反映させることができる。
【0023】なお、回動センサ6として回転式ボリュー
ムを使用する例について述べたが、これにかぎらず、ロ
ータリエンコーダ,フォトリフレクタ,フォトインタラ
プタ,あるいは曲げ角度に応じて抵抗値が変化する抵抗
体を用いた曲げセンサ等、種々のセンサを使用すること
ができる。
ムを使用する例について述べたが、これにかぎらず、ロ
ータリエンコーダ,フォトリフレクタ,フォトインタラ
プタ,あるいは曲げ角度に応じて抵抗値が変化する抵抗
体を用いた曲げセンサ等、種々のセンサを使用すること
ができる。
【0024】回動センサ6の出力でトーンジェネレータ
30の各パラメータを制御するようにしたが、これに限
らず、アンプの音量を制御するようにしてもよい。ま
た、回動量と回動速度とを検出してそれぞれ異なるパラ
メータを制御するようにしてもよい。さらに、回動セン
サの出力で楽音を発生するようにしてもよい。例えば、
回動センサの出力が所定値以上の時、楽音を発生するよ
うにしてもよい。
30の各パラメータを制御するようにしたが、これに限
らず、アンプの音量を制御するようにしてもよい。ま
た、回動量と回動速度とを検出してそれぞれ異なるパラ
メータを制御するようにしてもよい。さらに、回動セン
サの出力で楽音を発生するようにしてもよい。例えば、
回動センサの出力が所定値以上の時、楽音を発生するよ
うにしてもよい。
【0025】全体構成においても種々変更することがで
き、例えば鍵盤を左手用ボデイ10と右手用ボデイ20
のどちらか一方にのみを設け、他方には設定操作子の
み、あるいは設定操作子とパツドのみを設けるようにし
てもよい。
き、例えば鍵盤を左手用ボデイ10と右手用ボデイ20
のどちらか一方にのみを設け、他方には設定操作子の
み、あるいは設定操作子とパツドのみを設けるようにし
てもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る電子楽器は、奏者が左右両手で鍵盤等の各演奏操作子
を操作して演奏しながら、その左手用ボデイと右手用ボ
デイを相対回動させ、それによって発生する楽音の音
高,音色,音量,効果等を変化させることができるの
で、演奏音に自分の意志を反映させて豊かな音楽表現を
することができる。そのため、別に操作子を設ける必要
がないばかりか、左手用ボデイと右手用ボデイの相対回
動操作は極めて容易であるから、操作性も大幅に向上す
る。
る電子楽器は、奏者が左右両手で鍵盤等の各演奏操作子
を操作して演奏しながら、その左手用ボデイと右手用ボ
デイを相対回動させ、それによって発生する楽音の音
高,音色,音量,効果等を変化させることができるの
で、演奏音に自分の意志を反映させて豊かな音楽表現を
することができる。そのため、別に操作子を設ける必要
がないばかりか、左手用ボデイと右手用ボデイの相対回
動操作は極めて容易であるから、操作性も大幅に向上す
る。
【図1】この発明の一実施例である電子楽器を演奏して
いる状態の正面図である。
いる状態の正面図である。
【図2】図1に示した電子楽器の上面図である。
【図3】図1に示した電子楽器の背面図である。
【図4】図3のD−D線に沿う回転センサ取付部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図5】同じくその回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1…電子楽器、2…軸、4…吊りバンド、5…奏者、6
…回動センサ(回転式ボリューム)、7…常方向偏倚用
バネ、10…左手用ボデイ、20…右手用ボデイ、1
1,21…鍵盤、12,22…パッド、13,23…設
定操作子群、14,15…スピーカ、30…トーンジェ
ネレータ、31…押鍵検出回路、32a〜32d…A/
D変換回路、33…D/Aアンプ、34…鍵盤用楽音信
号発生回路、35…パッド用楽音信号発生回路
…回動センサ(回転式ボリューム)、7…常方向偏倚用
バネ、10…左手用ボデイ、20…右手用ボデイ、1
1,21…鍵盤、12,22…パッド、13,23…設
定操作子群、14,15…スピーカ、30…トーンジェ
ネレータ、31…押鍵検出回路、32a〜32d…A/
D変換回路、33…D/Aアンプ、34…鍵盤用楽音信
号発生回路、35…パッド用楽音信号発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 左手用演奏操作子を有する左手用ボデイ
と右手用演奏操作子を有する右手用ボデイとを相対回動
可能に連結してなり、 前記左手用ボデイと右手用ボデイとの相対回動を検出し
て信号を発生する回動センサと、 前記左手用演奏操作子及び右手用演奏操作子の操作に応
じた楽音を発生する楽音発生手段と、 前記回動センサによって発生する信号に基づき前記楽音
発生手段によって発生する楽音を制御する制御手段とを
備えていることを特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126309A JPH05323961A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126309A JPH05323961A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 電子楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323961A true JPH05323961A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14932001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4126309A Pending JPH05323961A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05323961A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7425672B2 (en) * | 2004-12-24 | 2008-09-16 | Yamaha Corporation | Exterior structure for keyboard instrument |
CN102956225A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-06 | 无锡商业职业技术学院 | 一种电子手风琴 |
JP1553762S (ja) * | 2016-02-16 | 2016-07-11 | ||
WO2018171235A1 (zh) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | 周海宏 | 一种三维活动连接键盘电子琴 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4126309A patent/JPH05323961A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7425672B2 (en) * | 2004-12-24 | 2008-09-16 | Yamaha Corporation | Exterior structure for keyboard instrument |
CN102956225A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-03-06 | 无锡商业职业技术学院 | 一种电子手风琴 |
JP1553762S (ja) * | 2016-02-16 | 2016-07-11 | ||
WO2018171235A1 (zh) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | 周海宏 | 一种三维活动连接键盘电子琴 |
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