JPH05323151A - 光結合部のレーザハザート防止構造 - Google Patents

光結合部のレーザハザート防止構造

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JPH05323151A
JPH05323151A JP4131207A JP13120792A JPH05323151A JP H05323151 A JPH05323151 A JP H05323151A JP 4131207 A JP4131207 A JP 4131207A JP 13120792 A JP13120792 A JP 13120792A JP H05323151 A JPH05323151 A JP H05323151A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光結合部のレーザハザート防止構造に関し、
光通信装置に適用して、構成部品点数が少なくて低コス
トのことを目的とする。 【構成】 光源側光ファイバ21の端末に固着され、ふく
ろナット26が係合するフェルール22と、一方の端面がフ
ェルール22の端面に対向し、他方の端部がアダプタ40の
軸心孔44に嵌入する中継フェルール23と、フェルール22
の光軸と中継フェルール23の光軸が一致し、且つ中継フ
ェルール23が光軸方向に摺動移動可能の如くに支持する
手段と、フェルール22の鍔と中継フェルール23の鍔との
間に介在し、アダプタ40に嵌着するまでは、フェルール
22の端面と中継フェルール23の端面間に所望のキャップ
Gを保持する弾性体25とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光結合部のレーザハザ
ート防止構造に関する。光通信装置等において、駆動状
態の発光モジュールの光コネクタ挿入口を不用意に覗
く、或いは光源側光ファイバの端末に装着した光コネク
タを不用意に覗くと、レーザ光が目に入り網膜が損傷す
る。
【0002】このために、光コネクタを挿着するまで
は、光コネクタ挿入口からレーザ光の出射を阻止する手
段を設けることが要求されている。
【0003】
【従来の技術】図4は従来のレーザハザート防止構造の
図であり、図5は他の従来例の構成図である。
【0004】図4において1は、発光素子を内装した発
光モジュールであって、ケースの側壁に光コネクタ挿入
口2を設けている。そして、光コネクタ挿入口2の上部
に揺動自在にシャッタ3を取付けいる。
【0005】このシャッタ3は懸吊状態で、光コネクタ
挿入口2の前面を塞いでいるので、発光素子の出射光が
ケースの外に放出されることがない。なお、光コネクタ
を挿着するには、シャッタ3を指で回動して光コネクタ
挿入口2を開放した後に行うことは勿論のことである。
【0006】図5において、光ファイバ12の入射側を発
光素子11に結合している。光ファイバ12は光カプラ13を
経てその出射側端末に光コネクタ14ー1 を装着してい
る。光カプラ13には、光ファイバ12の出射端方向からの
反射光を、モニタ装置16に伝達する分岐光ファイバ15を
設けている。
【0007】モニタ装置16により光・電変換された電気
信号をコンパレータ17に送り、コンパレータ17の出力
を、スイッチ18に接続している。スイッチ18は、発光素
子11を起動・停止する或いは発光素子の出力を上昇・降
下するスイッチである。
【0008】上述のように構成された装置の光コネクタ
14-1に、他の光コネクタ14-2が嵌合し光結合した状態
で、この光コネクタ部分で前進光量の約0.1%が反射
光量として戻りモニタ装置16に投入される。
【0009】一方、光コネクタ14-1がオープン状態の時
は、光コネクタ部分で前進光量の約3%が反射光量とし
て戻りモニタ装置16に投入される。この反射光量をコン
パレータ17でモニタ装置16の出力と所定に設定したしき
い値(前進光量のい3%〜0.1 %の間の所定の値)とを
比較し、反射光量が所定値以上に大きい時は、光コネク
タ14-1がオープンと判定して発光素子11の出力を低く抑
制するか、或いは発光素子の駆動を停止して、光ファイ
バ14-1からレーザ光が出射しないようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者即ち光
コネクタ挿入口にシャッタを取付けたものは、光通信装
置のように発光モジュールが小型化されたものには、シ
ャッタを取付けるスペースがないので、適用することが
困難であるという問題点があった。
【0011】また、発光モジュールに接続した光ファイ
バの出射口には適用できない。後者即ち反射光をモニタ
するものは、光カプラ,モニタ装置,コンパレータ等を
必要とし構成部品が多くて、コスト高になるという問題
点と、光カプラの特性のばらつき及び光コネクタの特性
のばらつきが大きいと、正常に動作しないという問題点
があった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、光通信装置に適用して、構成部品点数が少な
く、且つ構成部品が特に高性能・高精度を必要としな
い、低コストの光結合部のレーザハザート防止構造を提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、アダプタ40の反
対側に嵌着する他の光コネクタと光結合すべく、ふくろ
ナット26を螺回してアダプタ40に嵌着する、光源側光フ
ァイバ21の端末に装着する光コネクタ20を、下記のよう
にする。
【0014】光源側光ファイバ21の端末に固着され、光
源側光ファイバ21側の外周部にふくろナット26が係合す
るフェルール22と、一方の端面がフェルール22の端面に
対向し、他方の端部がアダプタ40の軸心孔44に嵌入する
中継フェルール23と、フェルール22の光軸と中継フェル
ール23の光軸が一致し、且つ中継フェルール23が光軸方
向に摺動移動可能の如くに支持する手段(圧縮コイルば
ね或いは弾性ある筒状ゴム)と、フェルール22の鍔と中
継フェルール23の鍔との間に介在し、アダプタ40に嵌着
するまでは、フェルール22の端面と中継フェルール23の
端面間に所望のキャップGを保持する弾性体25とを備え
たものとする。
【0015】そして、ふくろナット26をアダプタ40に螺
着することで、弾性体25が縮退してフェルール22と中継
フェルール23の対向する端面が当接するという構成とす
る。或いは図2に例示したように、左右の両側に光コネ
クタを嵌着するアダプタにおいて、ハウジングの軸心孔
54A に嵌入固着するフェルール51と、軸心孔54A の左右
に設けた大径軸心孔54B のそれぞれに、光軸方向の摺動
移動可能に挿入配設され、一方の端面がフェルール51の
端面に対向し、他方の端面に光コネクタのフェルールの
端面が当接する一対の中継フェルール52と、それぞれの
中継フェルール52の鍔部と軸心孔54A の外周のハウジン
グ壁面との間に介在し、光コネクタが嵌着するまでは、
それぞれのフェルール51の端面と中継フェルール52の端
面間に所望のキャップを保持する弾性体55とを備えたも
のとする。
【0016】そして、光コネクタをアダプタに嵌着する
ことで、中継フェルール52が前進して、フェルール51と
中継フェルール52の対向する端面が当接するという構成
とする。
【0017】或いはまた図3に例示したように、光コネ
クタ30と発光モジュール60とを光結合すべく、発光モジ
ュール60側に装着するアダプタ70において、発光モジュ
ール60の発光素子62に対応して、発光モジュール60のケ
ース61に固着するほぼ円筒形のハウジング71と、発光素
子62の出射光を集光すべく、発光素子62側のハウジング
71の底部に固着するレンズ72と、光軸方向に摺動移動可
能にハウジング71の軸心孔に挿入され、出射側端面に光
コネクタ30のフェルールの端面が当接する中継フェルー
ル73と、レンズ72側の側壁と入射側端面との間に介在
し、光コネクタが嵌着するまでは、レンズ72と中継フェ
ルール73の入射側端面との距離を所望に大きく保持する
弾性体75とを備えたものとする。
【0018】そして、光コネクタ30をアダプタ40に嵌着
することで、中継フェルール73が前進し、レンズ72の集
光点と入射側端面とが一致するという構成とする。
【0019】
【作用】請求項1,2,3 の発明によれば、光源側光ファイ
バの端末に装着する光コネクタは、フェルール, 中継フ
ェルール及びフェルールと中継フェルールの間に介在す
る弾性体とを有しており、この光コネクタをアダプタを
嵌着するまでは、弾性体がフェルールと中継フェルール
との光結合を阻止している。
【0020】即ち、光コネクタの中継フェルールからは
レーザ光が出射されていないので、覗いても網膜が損傷
することがない。請求項4の発明によれば、アダプタに
固着したフェルールと、フェルールの両側に装着した中
継フェルールと、それぞれの中継フェルールとフェルー
ルとの間にら介在する弾性体とを有しており、アダプタ
に光コネクタを嵌着するまでは、弾性体がフェルールと
中継フェルールとの光結合を阻止している。
【0021】即ち、アダプタの中継フェルールからはレ
ーザ光が出射されていないので、覗いても網膜が損傷す
ることがない。請求項5の発明によれば、発光モジュー
ルに装着するアダプタには、発光素子の出射光を集光す
るレンズと中継フェルールと、レンズと中継フェルール
との間に介在する弾性体とを有しており、アダプタに光
コネクタを嵌着するまでは、弾性体がレンズと中継フェ
ルールとの光結合を阻止している。
【0022】即ち、アダプタの中継フェルールからはレ
ーザ光が出射されていないので、覗いても網膜が損傷す
ることがない。上述のいずれの発明も光結合するのに欠
くことできない、光コネクタ或いはアダプタに、構造が
簡単で、且つ高性能のことを必要としない、中継フェル
ールと弾性体とを付加したものである。
【0023】従って本発明の光結合部のレーザハザート
防止構造は低コストである。
【0024】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0025】図1は、本発明の実施例の図で、(A) は光
コネクタの断面図、(B) は光コネクタをアダプタに嵌着
した状態の断面図、図2は本発明の他の実施例の断面
図、図3は本発明のさらに他の実施例の断面図である。
【0026】図1において、21は、一端を図示省略した
発光モジュールに接続した光源側光ファイバである。20
は、光源側光ファイバ21の他方の端末に装着する光コネ
クタであって、軸心孔に光源側光ファイバ21の端末が挿
着されてなる鍔付きのフェルール22と、フェルール22と
光結合する鍔付きの中継フェルール23と、アダプタ40の
ねじ部に螺着するふくろナット26と、弾性体25及びスリ
ーブ24とで構成されている。
【0027】中継フェルール23は、その軸心孔に被覆を
剥離した光ファイバを挿着し、その左右の端面を平坦面
或いは球面に研磨等して仕上げたものである。スリーブ
24は、フェルール22の光軸と中継フェルール23の光軸が
一致するように中継フェルール23を支持する筒状, 或い
はスリット付きの筒状である。
【0028】スリーブ24のほぼ半分をフェルール22の出
射側の外周部に嵌めた後に、スリーブ24の他方の半分
に、中継フェルール23を摺動可能に嵌入している。弾性
体25は、圧縮コイルばね又は弾性ある殻厚が薄い円筒状
のゴムである。
【0029】弾性体25をスリーブ24の外周に遊挿するこ
とで、中継フェルール23の鍔とフェルール22の鍔との間
に介在させ、フェルール22の出射側端面と中継フェルー
ル23の入射側端面との間に所望のキャップG(約1mm)
が生じるようにしている。
【0030】また、弾性体25の左右の着座部を、対応す
るフェルールの鍔に接着剤等を用いて固着することで、
中継フェルール23がスリーブ24から脱落するのを阻止し
ている。
【0031】なおふくろナット26は、フェルール22を光
源側光ファイバ21に装着する前に、底部の孔に光源側光
ファイバ21を通すことで、フェルール22の背後側に組み
込んでいる。
【0032】いまシングルモード光ファイバのコア径を
10μm 、フェルール22の端面からの出射角を8°、キャ
ップGを1mmとすると、フェルール22の出射光量の約0.
13%が中継フェルールに伝達れるだけである。
【0033】したがって、光コネクタ20の開口側を覗い
ても、網膜が損傷することがない。前述の光コネクタ20
をアダプタ40に嵌着すると、図1の(B) の如くになり光
コネクタ20のフェルール22と中継フェルール23とが光結
合する。
【0034】詳述すると、中継フェルール23をアダプタ
40の軸心孔44に挿入し、その鍔の端面を軸心孔44の外周
面に当接させて、コネクタ20をアダプタ40に組み込み、
その後ふくろナット26をアダプタ40のねじ部に螺着す
る。
【0035】このことによりふくろナット26がフェルー
ル22の鍔を押圧して、弾性体25の弾力に抗してフェルー
ル22が前進して、フェルール22の出射側端面が中継フェ
ルール23の入射側端面に当接する。
【0036】一方、アダプタ40の他方の側から、他の光
コネクタ30を組み込み、そのフェルール32をアダプタ40
の軸心孔44に差込みふくろナット36を螺着することで、
光コネクタ20の中継フェルール23の出射側端面にフェル
ール32の入射側端面が当接する。
【0037】したがって、光源側光ファイバ21と、光コ
ネクタ30が装着した光ファイバ31とが光結合する。図2
において、50は、一方の側に光コネクタ20を、他方の側
に他の光コネクタ30をそれぞれ嵌着するほぼ円筒状のア
ダプタである。
【0038】アダプタ50は、中央部に軸心孔54A を、そ
の左右に大径軸心孔54B を設けてあり、軸心孔54A にフ
ェルール51を圧入して固着している。フェルール51は、
その軸心孔に被覆を剥離した光ファイバを挿着し、その
左右の端面を平坦面或いは球面に研磨等して仕上げたも
のである。
【0039】52は、フェルール51の外径寸法に等しい小
径円筒部と大径軸心孔54B にしっくりと嵌入する大径円
筒部とからなる段付きの中継フェルールである。中継フ
ェルール52は、その軸心孔に被覆を剥離した光ファイバ
を挿着し、その左右の端面を平坦面或いは球面に研磨等
して仕上げたものである。
【0040】アダプタ50の左右の大径軸心孔54B に、小
径円筒部をそれぞれフェルール51側にして大径円筒部を
挿入することで、フェルール51の両側にそれぞれ中継フ
ェルール52を組み込んでいる。
【0041】また、それぞれの中継フェルール52の段端
面と軸心孔54A の外周のハウジング壁面との間に、弾性
体55( 例えば弾性ある円筒状のゴム) を介在させて、フ
ェルール51の端面と中継フェルール52の端面との間に所
望のキャップG(約1mm)が生じるようにしている。
【0042】なお、弾性体55の左右の着座部を、それぞ
れ接着剤等を用いてハウジング及び中継フェルール52の
段端面に固着することで、中継フェルール52がアダプタ
50から脱落するのを阻止している。
【0043】上述のように構成されたアダプタ50の一方
の大径軸心孔54B に、光コネクタ20のフェルールを挿入
してコネクタ20をアダプタ50に組み込み、その後ふくろ
ナットをアダプタ50のねじ部に螺着している。
【0044】このことにより光コネクタ20のふくろナッ
トがそのフェルールの鍔を押圧して、フェルールの端面
が中継フェルール52の端面に当接し、中継フェルール52
を弾性体55の弾力に抗してフェルール51側に前進させ、
中継フェルール52の端面とフェルール51の端面とが当接
するので、光コネクタ20とフェルール51とが光結合す
る。
【0045】この際、他方の中継フェルール52とフェル
ール51との間に所望のキャップがあるので、フェルール
51と他方の中継フェルール52とは光結合状態ではない。
よって、アダプタ50の他方の開口側を覗いても、網膜が
損傷することがない。
【0046】図3において、60は、ケース側壁に設けた
孔部に発光素子62を装着し、ケースの底板上に発光素子
62の駆動回路を設けた印刷配線板を収容した発光モジュ
ールである。
【0047】70は、光コネクタ30と発光モジュール60と
を光結合するために、発光モジュール60側に装着する、
ほぼ円筒状のハウジング71からなるアダプタである。ハ
ウジング71は一方が開口した軸心孔を有し、この軸心孔
に軸心方向の摺動移動可能に中継フェルール73を挿入し
ている。
【0048】一方、ハウジング71の底板の中心に設けた
孔にレンズ72を圧入して固着している。そして、軸心孔
内で底板と中継フェルール73との間に弾性体(例えば圧
縮コイルばね)75を介在させている。
【0049】なお弾性体75の左右の着座部を、それぞれ
接着剤等を用いて底板及び中継フェルール73の端面に固
着することで、中継フェルール73がアダプタ70から脱落
するのを阻止している。
【0050】レンズ72の光軸と発光素子62の光軸が一致
するように、上述のアダプタ70をケース61に固着してい
る。上述のようにアダプタ70に弾性体75を装着して、レ
ンズ72と中継フェルール73の入射側端面との距離を十分
に大きくしている。
【0051】したがって、発光素子62の出射光はレンズ
72により集光されるが、その集光点は、中継フェルール
73の入射側端面よりレンズ72よりの位置であるので、発
光素子62と中継フェルール73とは光結合していない。
【0052】よって、アダプタ70の開口側を覗いても、
網膜が損傷することがない。上述のアダプタ70に光コネ
クタ30を嵌着すると、中継フェルール73が前進移動して
中継フェルール73と発光素子62とが光結合する。
【0053】詳述すると、光コネクタ30のフェルール32
をアダプタ70の軸心孔に挿入し、ふくろナット36をアダ
プタ70に螺着すると、フェルール32の入射側端面が中継
フェルール73の出射側端面に当接する。
【0054】そして、さらにふくろナット36を螺回する
と中継フェルール73が前進する。そしてフェルール32の
鍔がアダプタ70の端面に当接した時に、中継フェルール
73が所定位置(レンズ72の集光点)まで前進する。
【0055】したがって、光コネクタ30は中継フェルー
ル73を介して発光素子62に光結合する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光コネ
クタをアダプタを嵌着するまでは、弾性体が中継フェル
ールとフェルール又はレンズとの光結合を阻止するよう
にしたしたもので、コネクタを装着前にその出射部を覗
いても網膜が損傷することがない。
【0057】その構造は、光結合するのに欠くことでき
ない従来からある光コネクタ或いはアダプタに、高精度
のことを必要としない中継フェルールと弾性体とを追加
したものである。
【0058】即ち、本発明のレーザハザート防止構造
は、光通信装置に適用して、構成部品点数が少なく、且
つ構造が簡単で低コストであるという実用上優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の図で (A) は光コネクタの断面図 (B) は光コネクタをアダプタに嵌着した状態の断面図
【図2】 本発明の他の実施例の断面図
【図3】 本発明のさらに他の実施例の断面図
【図4】 従来例の図
【図5】 他の従来例の構成図
【符号の説明】
1,60 発光モジュール 2
光コネクタ挿入口 3 シャッタ 11,62
発光素子 12,31 光ファイバ 20,30
光コネクタ 21 光源側光ファイバ 22,32,
51フェルール 23,52,73 中継フェルール 24
スリーブ 25,55,75 弾性体 26,36
ふくろナット 71 ハウジング 40,50,
70 アダプタ 72 レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アダプタ(40)の反対側に嵌着する他の光
    コネクタと光結合すべく、ふくろナット(26)を螺回して
    該アダプタ(40)に嵌着する、光源側光ファイバ(21)の端
    末に装着する光コネクタにおいて、 該光源側光ファイバ(21)の端末に固着され、該光源側光
    ファイバ(21)側の外周部に該ふくろナット(26)が係合す
    るフェルール(22)と、 一方の端面が該フェルール(22)の端面に対向し、他方の
    端部が該アダプタ(40)の軸心孔(44)に嵌入する中継フェ
    ルール(23)と、 該フェルール(22)の光軸と該中継フェルール(23)の光軸
    が一致し、且つ該中継フェルール(23)が光軸方向に摺動
    移動可能の如くに支持する手段と、 該フェルール(22)の鍔と該中継フェルール(23)の鍔との
    間に介在し、該アダプタ(40)に嵌着するまでは、該フェ
    ルール(22)の端面と該中継フェルール(23)の端面間に所
    望のキャップ(G)を保持する弾性体(25)とを備え、 該ふくろナット(26)を該アダプタ40に螺着することで、
    該弾性体(25)が縮退して該フェルール(22)と該中継フェ
    ルール(23)の対向する端面が当接するよう構成されたこ
    とを特徴とする光結合部のレーザハザート防止構造。
  2. 【請求項2】 弾性体が圧縮コイルばねであることを特
    徴とする、請求項1記載の光結合部のレーザハザート防
    止構造。
  3. 【請求項3】 弾性体が弾性ある筒状ゴムであることを
    特徴とする、請求項1記載の光結合部のレーザハザート
    防止構造。
  4. 【請求項4】 左右の両側に光コネクタを嵌着するアダ
    プタにおいて、 ハウジングの軸心孔(54A) に嵌入固着されるフェルール
    (51)と、 該軸心孔(54A) の左右に設けた大径軸心孔(54B) のそれ
    ぞれに、光軸方向の摺動移動可能に挿入配設され、一方
    の端面が該フェルール(51)の端面に対向し、他方の端面
    に光コネクタのフェルールの端面が当接する一対の中継
    フェルール(52)と、 それぞれの該中継フェルール(52)の鍔部と該軸心孔(54
    A) の外周のハウジング壁面との間に介在し、光コネク
    タが嵌着するまでは、それぞれの該フェルール(51)の端
    面と該中継フェルール(52)の端面間に、所望のキャップ
    を保持する弾性体(55)とを備え、 光コネクタを該アダプタに嵌着することで、該中継フェ
    ルール(52)が前進して、該フェルール(51)と該中継フェ
    ルール(52)の対向する端面が当接するよう構成されたこ
    とを特徴とする光結合部のレーザハザート防止構造。
  5. 【請求項5】 光コネクタ(30)と発光モジュール(60)と
    を光結合すべく、該発光モジュール(60)側に装着するア
    ダプタにおいて、 該発光モジュール(60)の発光素子(62)に対応して、該発
    光モジュール(60)のケース(61)に固着するほぼ円筒形の
    ハウジング(71)と、 該発光素子(62)の出射光を集光すべく、該発光素子(62)
    側の該ハウジング(71)の底部に固着するレンズ(72)と、 光軸方向に摺動移動可能に該ハウジング(71)の軸心孔に
    挿入され、出射側端面に該光コネクタ(30)のフェルール
    の端面が当接する中継フェルール(73)と、 該レンズ(72)側の側壁と入射側端面との間に介在し、該
    光コネクタ(30)が嵌着するまでは、該レンズ(72)と該中
    継フェルール(73)の入射側端面との距離を所望に大きく
    保持する弾性体(75)とを備え、 該光コネクタ(30)を該アダプタ(40)に嵌着することで、
    該中継フェルール(73)が前進し、該レンズ(72)の集光点
    と該入射側端面とが一致するよう構成されたことを特徴
    とする光結合部のレーザハザート防止構造。
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